JP2001320016A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001320016A
JP2001320016A JP2000138091A JP2000138091A JP2001320016A JP 2001320016 A JP2001320016 A JP 2001320016A JP 2000138091 A JP2000138091 A JP 2000138091A JP 2000138091 A JP2000138091 A JP 2000138091A JP 2001320016 A JP2001320016 A JP 2001320016A
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polysilicon layer
semiconductor device
contact hole
resistive
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Shingo Ishihara
新吾 石原
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない素子領域で複数の異なった抵抗値を実
現するようにして、半導体装置の集積度を高めると共
に、製造コストの低減を図る。 【解決手段】 半導体基板1上に、抵抗ポリシリコン層
3aと3bの間にシリコン酸化膜4を絶縁膜として積層
し、さらにエッチングコントロール層としてのシリコン
窒化膜5を積層した複数の抵抗ポリシリコン層を形成す
る。そのエッチングコントロール層を利用してコンタク
トの深さを変える。 【効果】 この構成によって、少ない素子領域でも複数
の異なった抵抗値を持った抵抗ポリシリコン層を実現す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置とその
製造方法に関し、特に、ポリシリコン抵抗を有する半導
体装置とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ回路やバイポーラ集積回路など
の半導体集積回路では半導体装置内に複数の抵抗素子が
必要となる。抵抗素子の形成手段としてはいくつかの方
法が知られているが、ポリシリコン抵抗を用いるのが最
も一般的である。
【0003】図6は、従来の抵抗ポリシリコン層を有す
る半導体装置の断面図である。同図に示すように、半導
体基板41上に、シリコン酸化膜(SiO2)42を下
地として形成し、その上に抵抗ポリシリコン層43を堆
積し、フォトリソグラフィ法およびドライエッチング法
を用いて、抵抗ポリシリコン層43を複数の抵抗素子用
島領域に分離した後、その上に層間絶縁膜46を堆積す
る。その後、層間絶縁膜を選択的にエッチング除去して
抵抗ポリシリコン層43に到達するコンタクトホール4
7を開け、コンタクトホール内部を含む全面にタングス
テン膜をCVD法により成長させ、エッチバックにより
不要なタングステンを除去して、タングステン・プラグ
48を形成する。最後に、抵抗素子を引き出すための配
線49を層間絶縁膜46上に形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多くの半導体装置で
は、複数の抵抗値を持つ抵抗素子が必要であり、それに
はシート抵抗の膜を形成することが望ましいが、上述し
た従来の抵抗ポリシリコン層の場合、抵抗ポリシリコン
層の層構造が1層のため、得られるシート抵抗値は1種
類のみである。従って、従来構造で、複数の抵抗値を得
ようとする場合、抵抗素子のサイズを変えたり、イオン
注入を行って部分的にシート抵抗を変える等の必要があ
った。しかしながら、前者による場合、様々なサイズの
抵抗素子を形成することが必要となり集積度が低下して
コストアップを招く。また、後者による場合、フォトリ
ソグラフィ工程とイオン注入工程が別途必要となり工程
数の増加により製造コストが上昇する。本発明の課題
は、上述した従来技術の問題点を解決することであっ
て、その目的は、大幅な工程数の増加を招くことなく複
数の抵抗値の抵抗素子をより少ない消費面積にて形成し
うるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、半導体基板上に抵抗ポリシリコン
層が形成された半導体装置において、前記抵抗ポリシリ
コン層を多層構造にして、コンタクトの深さを変えて複
数の抵抗値を得ることを特徴とする半導体装置、が提供
される。
【0006】また、上記の目的を達成するため、本発明
によれば、(1)下地絶縁層上に、第1ポリシリコン
層、絶縁膜、第2ポリシリコン層およびエッチングコン
トロール層を順次堆積して積層膜を形成する工程と、
(2)前記積層膜を選択的にエッチングして島状に分離
した複数の島状積層膜を形成する工程と、(3)前記積
層膜の前記エッチングコントロール層のみをエッチング
して、第2ポリシリコン層の一部を露出させる工程と、
(4)全面に層間絶縁膜を堆積し表面を平坦化した後、
前記第1または第2ポリシリコン層に到達するコンタク
トホールを開設する工程と、(5)前記コンタクトホー
ルを介して前記第1または第2ポリシリコン層に接続さ
れた配線層を前記層間絶縁膜上に形成する工程と、を有
する半導体装置の製造方法、が提供される。
【0007】[作用]本発明の半導体装置においては、
抵抗ポリシリコン層を絶縁膜を挟んで形成された多層構
造にして、各層を任意に接続できるようしているため、
素子面積を増加させることなく異なる抵抗値の抵抗素子
を実現することができ、集積度を高めることができる。
また、絶縁膜を挟んだ抵抗ポリシリコン層をO2 リーク
を用いることにより一度の堆積工程により形成すること
ができ、さらに一部領域にエッチングコントロール層を
形成することにより一度のエッチング工程により異なる
深さのコンタクトホールを形成することが出来るので、
上記の効果を大幅な工程数の増加を招くことなく実現す
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態を示す断面図である。図1に示すように、半導体基板
1上に下地層としてのシリコン酸化膜2が形成されてお
り、その上には島領域に分離された第1抵抗ポリシリコ
ン層3aと第2抵抗ポリシリコン層3bとが絶縁膜とし
てのシリコン酸化膜4を挟んで形成されている。さら
に、各島領域の第2抵抗ポリシリコン層上には、エッチ
ングコントロール層としてのシリコン窒化膜5が形成さ
れ、その上全体が層間絶縁膜6によって覆われている。
層間絶縁膜の所望の位置には、所望の抵抗ポリシリコン
層に到達する深さにコンタクトホール7が開けられてお
り、該コンタクトホール7内には抵抗素子を引き出すた
めのタングステン・プラグ8が形成されている。そし
て、層間絶縁膜6上には、タングステン・プラグ8の上
端部に接続された配線9が形成されている。このような
構造において、第2抵抗ポリシリコン層3bにコンタク
トを形成した場合(浅いコンタクト)、高抵抗が得ら
れ、第1抵抗ポリシリコン層3aにコンタクトを形成し
た場合(深いコンタクト)、前記第1と第2の抵抗ポリ
シリコン層の並列接続となり、低い抵抗値が得られる。
このような異なる深さのコンタクトホールは、コンタク
トホールをシリコン窒化膜5(エッチングコントロール
層)の存在する領域に形成するか否かによって選択する
ことができる。すなわち、シリコン窒化膜が存在する領
域に形成したコンタクトホールは浅く形成され、第2抵
抗ポリシリコン層3b上に開口することになり、シリコ
ン窒化膜が存在しない領域に形成したコンタクトホール
は深く形成されて、第1抵抗ポリシリコン層3a上に開
口することになる。望ましくは、第1、第2抵抗ポリシ
リコン層のシート抵抗は、層厚を異ならせることによ
り、あるいはドーピングする不純物濃度を異ならせるこ
とにより、異なった値に設定される。この場合に、第1
抵抗ポリシリコン層のシート抵抗を第2抵抗ポリシリコ
ン層より低くすることがより好ましい。第1、第2抵抗
ポリシリコン層への不純物ドーピングは、イオン注入法
により若しくはポリシリコン堆積中に不純物添加用ガス
を用いて実現することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図2(a)〜(c)および図3
(d)〜(f)は、本発明の第1の実施例の半導体装置
の製造方法を示す工程順の断面図である。まず、常圧C
VD法により、半導体基板11上に下地層としてのシリ
コン酸化膜12を0.25〜0.30μm堆積する。続
いて、低圧CVD法により第1抵抗ポリシリコン層13
aを堆積し、その途中において、O2 リーク法と呼ばれ
る方法により、酸素を導入して0.04μm程度のシリ
コン酸化膜14を堆積し、さらに続けてその上に第2抵
抗ポリシリコン層13bを堆積する。この時、前記第1
抵抗ポリシリコン層13a、シリコン酸化膜14、第2
抵抗ポリシリコン層13bの全体の膜厚は約0.25μ
mにする。
【0010】次に、多層化されたポリシリコンの層抵抗
値を制御するため、イオン注入によりリンまたはボロン
等の不純物を上層と下層のポリシリコン層各々に個別に
導入する。その時の条件として、上層ポリシリコン層へ
の注入は30keV、下層ポリシリコンへの注入は10
0keVでイオン注入を行い、各ポリシリコン層の層抵
抗値をコントロールする。最後にシリコン窒化膜15を
約0.8μm堆積して積層膜を形成する[図2
(a)]。次に、前記積層膜を前記抵抗ポリシリコン層
が、所望の抵抗値となるようなサイズにレジストマスク
(図示せず)によりマスキングし、ドライエッチングに
よりシリコン酸化膜12が露出するまでエッチングし
て、積層膜を島状に加工する[図2(b)]。
【0011】次に、全体を液温160度の燐酸溶液に3
00分間浸し、等方性のウェットエッチングを行うと、
前記シリコン窒化膜15は適度な膜厚で、しかもテーパ
のついた形にエッチングされ、第2抵抗ポリシリコン層
13bの表面の一部が露出するようになる[図2
(c)]。次に、全面に層間絶縁膜16を堆積させ、表
面をCMP法により削って平坦化した後、直径約0.4
8μmのコンタクトホール17をプラズマエッチングに
より開ける。この時、前記層間絶縁膜16よりもシリコ
ン窒化膜15の方がエッチング速度の遅くなる条件を用
いてコンタクト開口を行うと、シリコン窒化膜15上に
開けられるコンタクトホール17aは浅く、第2の抵抗
ポリシリコン層13b上に開口し、第2の抵抗ポリシリ
コン層13bが露出している部分では深いコンタクトホ
ール17bが形成され、シリコン酸化膜14を貫通して
第1の抵抗ポリシリコン層13a上に開口する。[図3
(d)]。次に、前記コンタクトホール17aおよび1
7b内を含む全面に、CVD法によりタングステン膜1
8aを成長させる[図3(e)]。続いて、エッチバッ
クにより不要なタングステンを除去してコンタクトホー
ル内にタングステン・プラグ18を形成した後、アルミ
と銅の合金材を、スパッタリング法により成長させ、こ
れをパターニングして配線19を形成する[図3
(f)]。
【0012】抵抗ポリシリコン層13aと13b間のシ
リコン酸化膜14を形成する別の方法として、CVDを
個別に実施する方法がある。その製造法としては、まず
CVD法により第1の抵抗ポリシリコン層13aを堆積
し、次にCVD法にて0.04μm程度のシリコン酸化
膜14を堆積する。更にその上に第2抵抗ポリシリコン
層13bを堆積すると、図2(a)に示すような抵抗ポ
リシリコン層と、シリコン酸化膜の多層構造を形成する
ことができる。ここで、シリコン酸化膜の代りにシリコ
ン窒化膜でも同様に多層構造を形成することもできる。
【0013】図4は、本発明の第2の実施例を説明する
ための半導体装置の断面図である。図4において、図
2、図3の部分と共通する部分には下1桁が共通する参
照番号が付せられているので、重複する説明は省略す
る。本実施例においては、図4に示すように、第1の抵
抗ポリシリコン層23aと、第2の抵抗ポリシリコン層
23bに挟まれるシリコン酸化膜24の位置を、上方に
移動させ、第1の抵抗ポリシリコン層23aの膜厚を第
2の抵抗ポリシリコン層23bより厚く形成している。
このように、抵抗ポリシリコン層を異なる膜厚に形成し
両ポリシリコン層に同程度の濃度に不純物をドーピング
することにより、あるいは下層のポリシリコン層に高濃
度に不純物をドーピングすることにより、抵抗ポリシリ
コン層のそれぞれのシート抵抗を所望の値に制御するこ
とが出来る。
【0014】図5は、本発明の第3の実施例を説明する
ための半導体装置の断面図である。図5において、図
2、図3の部分と共通する部分には下1桁が共通する参
照番号が付せられているので、重複する説明は省略す
る。本実施例において、積層膜をつくる工程は、図2
(a)に示される第1の実施例の場合と同様の方法によ
り行われる。まず、積層膜に対して選択的にエッチング
を行って、積層膜を島状に分離する。次に、シリコン窒
化膜35と第2抵抗ポリシリコン層33bを選択的にエ
ッチングしてシリコン酸化膜34の一部を露出させた
後、窒化シリコン膜35に対してホット燐酸液により等
方性エッチングを行って、第2抵抗ポリシリコン層33
bの一部表面を露出させる。その後、全面に層間絶縁膜
36を形成し、コンタクトホールを開ける。このとき、
シリコン窒化膜35を貫通するコンタクトホール37a
は第2抵抗ポリシリコン層33bにまでしか到達しない
が、シリコン窒化膜35の存在しない領域に形成される
コンタクトホール37bはシリコン酸化膜34を貫通し
て第1抵抗ポリシリコン層33aにまで到達する。次
に、各コンタクトホール内にタングステン・プラグ38
を形成した後、層間絶縁膜36上に配線39a〜39c
を形成する。
【0015】このように構成することにより、配線39
a−39b間は第2抵抗ポリシリコン層33bの抵抗
(Ra)、配線39a−39c間は第1抵抗ポリシリコ
ン層33aの抵抗(Rb)、配線39b−39c間は第
1と第2の抵抗ポリシリコン層の直列の抵抗値(Rc
a+Rb)となる。さらに、配線39b−39c間をシ
ョートすれば、配線39a−39b間の合成抵抗はR
a-c=Ra・Rb/(Ra+R b)つまりRaとRb の並列抵
抗となる。このように、本実施例によれば、フォトリソ
グラフィ工程が1工程増えるものの、消費面積を大幅に
増加することなく4種類の抵抗値を実現することができ
る。
【0016】以上好ましい実施の形態、実施例について
説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜の変
更が可能なものである。例えば、前記抵抗ポリシリコン
層の層構造が2層の場合を説明したが、2層に限らず3
層で実現してもよい。また、タングステン・プラグの下
層にTiN等のバリア層を形成することができ、またプ
ラグ材料をタングステン以外のものにしてもよい。さら
に、タングステン・プラグを使用することなく、配線層
を直接抵抗ポリシリコン層に接続するようにしてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、絶縁膜
を挟んで抵抗ポリシリコン層を多層に重ね、適切なポリ
シリコン層に到達するコンタクトホールを開設して複数
種の抵抗値の抵抗を得るようにしたものであるので、消
費面積の増大を招くことなく、複数種の抵抗値を実現す
ることができ、集積度を向上させることができる。さら
に、エッチングコントロール層の形成領域をフォトリソ
グラフィ工程を使用することなく設定することができ、
かつこれによりコンタクトホールの深さを異ならせるこ
とができるので、上記の効果を工数の大幅な増加を招く
ことなく実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための半導体装
置の断面図。
【図2】本発明の第1の実施例の製造方法を示す工程順
の断面図(その1)。
【図3】本発明の第1の実施例の製造方法を示す工程順
の断面図(その2)。
【図4】本発明の第2の実施例を説明するための半導体
装置の断面図。
【図5】本発明の第3の実施例を説明するための半導体
装置の断面図。
【図6】従来例の半導体装置の断面図。
【符号の説明】
1、11、21、31、41 半導体基板 2、12、22、32、42 シリコン酸化膜(下地) 3a、13a、23a、33a 第1抵抗ポリシリコン
層 4、14、24、34 シリコン酸化膜(酸化絶縁膜) 3b、13b、23b、33b 第2抵抗ポリシリコン
層 5、15、25、35 シリコン窒化膜 6、16、26、36、46 層間絶縁膜 7、17a、17b、37a、37b、47 コンタク
トホール 8、18、28、38、48 タングステン・プラグ 18a タングステン膜 9、19、29、39a、39b、39c、49 配線 43 抵抗ポリシリコン層

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地絶縁層上に、絶縁膜を介して複数層
    の抵抗ポリシリコン層が形成されてなる島状多層抵抗層
    を複数個備え、前記島状多層抵抗層上を覆う層間絶縁膜
    が形成されている半導体装置であって、前記層間絶縁膜
    を貫通するコンタクトホールが何れかの層の前記抵抗ポ
    リシリコン層に到達するように開設され該コンタクトホ
    ールに形成された導電体を介して前記抵抗ポリシリコン
    層が前記層間絶縁膜上に引き出されていることを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記島状多層抵抗層の最上層の抵抗ポリ
    シリコン層上に該最上層の抵抗ポリシリコン層よりも平
    面形状が小さい、コンタクトホールのエッチング速度を
    制御するためのエッチングコントロール層が形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記エッチングコントロール層が、窒化
    シリコンによって構成されていることを特徴とする請求
    項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記エッチングコントロール層を貫通す
    るコンタクトホールと前記エッチングコントロール層が
    形成されていない領域に開設されたコンタクトホールと
    で、到達する抵抗ポリシリコン層の層が異なっているこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも一つの島状多層抵抗層におい
    ては、最上層の抵抗ポリシリコン層の一部が除去されて
    いることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の半
    導体装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも一つの島状多層抵抗層におい
    ては最上層の抵抗ポリシリコン層の一部が除去されてお
    り、前記最上層の抵抗ポリシリコン層の一部が除去され
    ている島状多層抵抗層においては、最上層の抵抗ポリシ
    リコン層が除去された領域を通過するコンタクトホール
    と、前記エッチングコントロール層を貫通するコンタク
    トホールと、前記エッチングコントロール層が形成され
    ていない領域で前記最上層の抵抗ポリシリコン層を貫通
    するコンタクトホールと、が開設されていることをこと
    を特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 前記抵抗ポリシリコン層のシート抵抗が
    層毎に異なっていることを特徴とする請求項1〜6の何
    れかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 各層の抵抗ポリシリコン層のシート抵抗
    値を、ポリシリコン層の層厚を異ならせることによって
    異ならせていることを特徴とする請求項7記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 各層の抵抗ポリシリコン層のシート抵抗
    値を、ポリシリコン層の不純物濃度を異ならせることに
    よって異ならせていることを特徴とする請求項7記載の
    半導体装置。
  10. 【請求項10】 (1)下地絶縁層上に、第1ポリシリ
    コン層、絶縁膜、第2ポリシリコン層およびエッチング
    コントロール層を順次堆積して積層膜を形成する工程
    と、 (2)前記積層膜を選択的にエッチングして島状に分離
    した複数の島状積層膜を形成する工程と、 (3)前記積層膜の前記エッチングコントロール層のみ
    をエッチングして、第2ポリシリコン層の表面の一部を
    露出させる工程と、 (4)全面に層間絶縁膜を堆積し表面を平坦化した後、
    前記第1または第2ポリシリコン層に到達するコンタク
    トホールを開設する工程と、 (5)前記コンタクトホールを介して前記第1または第
    2ポリシリコン層に接続された配線層を前記層間絶縁膜
    上に形成する工程と、を有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第(1)の工程にて形成される前
    記絶縁膜がシリコン酸化膜であって、該シリコン酸化膜
    を、前記第(1)の工程中、前記第1ポリシリコン層と
    第2ポリシリコン層を形成する途中において酸素を導入
    して形成することを特徴とする請求項10記載の半導体
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第(1)の工程において、第1、
    第2ポリシリコン層の堆積中に同時に不純物のドーピン
    グを行うことを特徴とする請求項10記載の半導体装置
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第(1)の工程において、前記第
    2ポリシリコン層の堆積後前記エッチングコントロール
    層の堆積に先立って、前記第1、第2ポリシリコン層に
    対する不純物イオン注入を行うことを特徴とする請求項
    10記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1、第2ポリシリコン層のシー
    ト抵抗を異ならせるために、それぞれのポリシリコン層
    に対する不純物の添加濃度が異なることを特徴とする請
    求項12または13記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第(4)の工程後前記第(5)の
    工程に先立って、前記コンタクトホール内にタングステ
    ンプラグを形成する工程が付加されることを特徴とする
    請求項10〜14の何れかに記載の半導体装置の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 前記第(4)の工程において、前記エ
    ッチングコントロール層を貫通するコンタクトホールと
    前記エッチングコントロール層が形成されていない領域
    を貫通するコンタクトホールとが形成され、前者は第2
    ポリシリコン層にまで到達し後者は第1ポリシリコン層
    にまで到達することを特徴とする請求項10〜15の何
    れかに記載の半導体装置の製造方法。
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