JP2001316492A - ポリビニルアルコールフィルムとその製造法および偏光フィルム - Google Patents
ポリビニルアルコールフィルムとその製造法および偏光フィルムInfo
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Abstract
精細液晶ディスプレイ用偏光フィルムの素材として好適
なポリビニルアルコールフィルムとその製造法および偏
光フィルムを提供する。 【解決手段】 偏光フィルム用ポリビニルアルコールフ
ィルムに含まれる5μm以上の光学的異物の数を100
cm2 当たり500個以下とした。
Description
異物が少なく、高精細液晶ディスプレイ用偏光板の素材
として好適なポリビニルアルコールフィルムとその製造
法および偏光フィルムに関するものである。
は、光のスイッチング機能を有する液晶とともに、液晶
ディスプレイ(LCD)の基本的な構成要素である。こ
のLCDの適用分野も、開発初期の頃の電卓および腕時
計などの小型機器から、近年では、ラップトップパソコ
ン、ワープロ、液晶カラープロジェクター、車載用ナビ
ゲーションシステム、液晶テレビ等の広範囲に広がり、
従来品以上に光学的欠点の少ない偏光板が求められてい
る。
ィルム(以下、これを「PVAフィルム」、これの原料
であるポリビニルアルコール系重合体を「PVA」と略
記することがある)を一軸延伸して染色して得られた偏
光フィルムの両面に、三酢酸セルロース(TAC)膜な
どの保護膜を貼り合わせた構成となっている。
点となる光学的異物は、上記偏光板製造工程でのコンタ
ミ等以外に、原料となるPVAフィルム中の異物(PV
Aフィルム製造工程でのコンタミや、製膜原料中に含ま
れるPVAの未溶解物等)も発生要因の一つである。こ
こで、異物(光学的異物)とは、PVAフィルムの透過
率、屈折率のような光学的特性に影響を与える物をい
う。PVAフィルム中の異物は、PVAフィルムと異な
る物性を有するため、偏光板の作製時に延伸ムラや染色
ムラを引き起こし、前記PVAフィルムからなる偏光板
を液晶ディスプレイ等に組み込んだ場合、画素の輝度低
下や発色異常などの問題を引き起こす場合がある。特に
近年液晶ディスプレイの解像度が上がり、1画素当たり
の面積が減少していることから、PVAフィルム中の異
物に対する対策が求められていた。
伸時の切断開始点になったりするため、製膜原液を濾過
精度が20μm〜50μm程度のフィルターで濾過する
ことが行われていた。しかし、近年の液晶ディスプレイ
の高精細化に対応できる充分なレベルには達していな
い。
る光学的異物が少なくて、高精細液晶ディスプレイ用偏
光板の素材として好適なPVAフィルムとその製造法お
よび偏光フィルムを提供することにある。
め、本発明のPVAフィルムは、5μm以上の光学的異
物が100cm2 当たり500個以下とする。このと
き、10μm以上の光学的異物を100cm2 当たり5
0個以下とし、100μm以上の光学的異物を100c
m2 当たり20個以下とすることが好ましい。また、光
学的異物の量を以上のようにするためには、PVAフィ
ルムの製造時に、製膜原液として濾過精度が10μm以
下のフィルターで濾過したものを用い、さらに、製膜時
のPVAフィルムの乾燥工程において、揮発分率40重
量%以上のPVAフィルムを、クリーン度100000
0以下の気体を用いて乾燥させる。ここで、光学的異物
の大きさは、PVAフィルムの主面と直交する方向から
見た光学的異物の長さ寸法で示される。
する。この発明のPVAフィルムを構成するポリビニル
アルコール系重合体(PVA)としては、ビニルエステ
ル系モノマーを重合して得られたビニルエステル系重合
体をけん化し、ビニルエステル単位をビニルアルコール
単位としたものを用いることができる。該ビニルエステ
ル系モノマーとしては、例えば、ギ酸ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、バレリン酸ビニル、ラウリン
酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、ピバ
リン酸ビニル、バーサティック酸ビニル等を挙げること
ができ、これらのなかでも酢酸ビニルを用いるのが好ま
しい。
に、必要に応じて共重合可能な他のモノマーを、発明の
趣旨を損なわない範囲内(好ましくは15モル%以下、
より好ましくは5モル%以下の割合)で共重合させるこ
ともできる。
重合可能なモノマーとしては、例えば、エチレン、プロ
ピレン、1−ブテン、イソブテン等の炭素数3〜30の
オレフィン類;アクリル酸およびその塩;アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、ア
クリル酸i−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸i−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2
−エチルへキシル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オ
クタデシル等のアクリル酸エステル類;メタクリル酸お
よびその塩;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸i−プロ
ピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸i−ブチ
ル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸2−エチル
へキシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸オクタ
デシル等のメタクリル酸エステル類;アクリルアミド、
N−メチルアクリルアミド、N−エチルアクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジアセトンアク
リルアミド、アクリルアミドプロパンスルホン酸および
その塩、アクリルアミドプロピルジメチルアミンおよび
その塩、N−メチロールアクリルアミドおよびその誘導
体等のアクリルアミド誘導体;メタクリルアミド、N−
メチルメタクリルアミド、N−エチルメタクリルアミ
ド、メタクリルアミドプロパンスルホン酸およびその
塩、メタクリルアミドプロピルジメチルアミンおよびそ
の塩、N−メチロールメタクリルアミドおよびその誘導
体等のメタクリルアミド誘導体;N−ビニルホルムアミ
ド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン等
のN−ビニルアミド類;メチルビニルエーテル、エチル
ビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、i−プ
ロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、i
−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル、
ドデシルビニルエーテル、ステアリルビニルエーテル等
のビニルエーテル類;アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等のニトリル類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、
フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニル
類;酢酸アリル、塩化アリル等のアリル化合物;マレイ
ン酸およびその塩またはそのエステル;イタコン酸およ
びその塩またはそのエステル;ビニルトリメトキシシラ
ン等のビニルシリル化合物;酢酸イソプロペニル等を挙
げることができる。
合度は、フィルムの強度の点からは1000以上が好ま
しく、偏光性能の点からは1500以上がより好まし
く、2000以上がさらに好ましく、3500以上が最
も好ましい。さらに、PVAの重合度の上限は、フィル
ムの製膜性の点から10000以下が好ましい。
6726に準じて測定される。すなわちPVAを再けん
化し、精製した後、30℃の水中で測定した極限粘度
[η](単位:デシリットル/g)から次式により求め
られる。 Po =([η]×103 /8.29)(1/0.62)
ん化度は、偏光フィルムの耐久性の点からは95モル%
以上が好ましく、98モル%以上がより好ましく、99
モル%以上がさらに好ましく、99.9モル%以上が最
も好ましい。また、PVAフィルムの染色性の点からは
99.99モル%以下が好ましい。前記けん化度とは、
けん化によりビニルアルコール単位に変換されうる単位
の中で、実際にビニルアルコール単位にけん化されてい
る単位の割合を示したものである。なお、PVAのけん
化度は、JIS記載の方法により測定を行った。
塑剤として多価アルコールを添加することが好ましい。
多価アルコールとしては、例えばエチレングリコール、
グリセリン、プロピレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコ
ール、トリメチロールプロパン等を挙げることができ、
これらのうち1種または2種以上を使用することができ
る。これらの中でも延伸性の向上効果からエチレングリ
コールまたはグリセリンが好適に使用される。
100重量部に対して1〜30重量部が好ましく、3〜
25重量部がより好ましく、5〜20重量部が最も好ま
しい。1重量部より少ないと、染色性や延伸性が低下す
る場合があり、30重量部より多いと、フィルムが柔軟
になりすぎて取り扱い性が低下する場合がある。
は、界面活性剤を添加することが好ましい。界面活性剤
の種類としては特に限定はないが、アニオン性またはノ
ニオン性の界面活性剤が好ましい。アニオン性界面活性
剤としては、例えば、ラウリン酸カリウムなどのカルボ
ン酸型、オクチルサルフェートなどの硫酸エステル型、
ドデシルベンゼンスルホネートなどのスルホン酸型のア
ニオン性界面活性剤が好適である。ノニオン性界面活性
剤としては、例えば、ポリオキシエチレンオレイルエー
テルなどのアルキルエーテル型、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニルエーテルなどのアルキルフェニルエーテ
ル型、ポリオキシエチレンラウレートなどのアルキルエ
ステル型、ポリオキシエチレンラウリルアミノエーテル
などのアルキルアミン型、ポリオキシエチレンラウリン
酸アミドなどのアルキルアミド型、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンエーテルなどのポリプロピレング
リコールエーテル型、オレイン酸ジエタノールアミドな
どのアルカノールアミド型、ポリオキシアルキレンアリ
ルフェニルエーテルなどのアリルフェニルエーテル型な
どのノニオン性界面活性剤が好適である。これらの界面
活性剤の1種または2種以上の組み合わせで使用するこ
とができる。
0重量部に対して0.01〜1重量部が好ましく、0.
02〜0.5重量部がより好ましく、0.05〜0.3
重量部が最も好ましい。0.01重量部より少ないと、
延伸性向上や染色性向上の効果が現れにくく、1重量部
より多いと、フィルム表面に溶出してブロッキングの原
因になり、取り扱い性が低下する場合がある。
は、例えば、PVAを溶剤に溶解したPVA溶液を使用
して、流延製膜法、湿式製膜法(貧溶媒中への吐出)、
ゲル製膜法(PVA水溶液を一旦冷却ゲル化した後、溶
媒を抽出除去し、PVAフィルムを得る方法)、および
これらの組み合わせによる方法や、含水PVA(有機溶
剤などを含んでいても良い)を溶融して行う溶融押出製
膜法などを採用することができる。これらのなかでも流
延製膜法および溶融押出製膜法が、透明性の高いPVA
フィルムが得られることから好ましい。このPVAフィ
ルムを製造する際に使用されるPVA溶液または含水P
VAの揮発分率は50重量%以上が好ましく、60重量
%以上がより好ましく、70重量%以上が最も好まし
い。揮発分率が50重量%より小さいと、粘度が高くな
るため濾過が困難となる。また、揮発分率が高いほど製
膜原液の粘度が低くなり異物の濾過が容易となるため、
揮発分率は高いほど好ましいが、揮発分率が90重量%
より大きいと粘度が低くなり過ぎて、PVAフィルムの
厚さ均一性が損なわれ易いため好ましくない。
周知の材質、形状のものが好適に使用される。工業的な
実施の点からは、PVA製膜原液は粘度が高くなること
が多いため、金属製フィルターが好ましく、腐食の点か
らはステンレス製が特に好ましい。形状としては、スク
リーンタイプのものが好ましく、ディスクフィルターが
特に好ましい。濾過圧力の低減のためには、多葉式フィ
ルターであることが好ましい。また、前記フィルターの
上流側にプレフィルターを設置することも好ましい。
下であることが重要であり、5μm以下のものがより好
ましく、3μm以下のものがさらに好ましく、特に1μ
m以下のものが最も好ましい。10μmを超えると、濾
過で除去不可能な異物によりフィルム延伸時の切断が発
生したり、偏光フィルムを製造した際の光学的欠点とな
り、液晶ディスプレイに組み込んだときの発光異常が発
生する恐れがある。濾過精度の下限は、通常、濾過圧力
の問題から0.1μmであることが好ましい。ここで、
前記フィルターの濾過精度とは、捕集効率が90%以上
となる粒子径のことである。
乾燥工程において、揮発分率40重量%以上のPVAフ
ィルムを、クリーン度1000000以下の気体により
乾燥することが重要である。すなわち、PVAフィルム
の揮発分率が40重量%以上であると、該PVAフィル
ムに気体中の異物が付着して光学的な欠点となりやすい
ので、クリーン度1000000以下の気体で乾燥する
必要がある。一方、PVAフィルムの揮発分率が40重
量%未満に乾燥されていると、気体中のゴミがPVAフ
ィルムに接触しても付着しにくいため異物となることが
少ない。また、付着した場合にも、偏光フィルムの製造
工程で異物は剥離することが多く、光学的な欠点となり
にくい。
気体のクリーン度は、1000000以下であり、10
0000以下が好ましく、20000以下がより好まし
く、特に10000以下が最も好ましい。クリーン度が
1000000を超えると、気体中のゴミがPVAフィ
ルムに付着して異物となることが多いため、偏光フィル
ムを製造した際に光学的な欠点となり、液晶ディスプレ
イの発光異常が発生する。
0μmが好ましく、30〜100μmがより好ましい。
異物は、5μm(長さ寸法)以上のものが100cm2
当たり500個以下であることが重要である。これによ
れば、前記PVAフィルムから得られる偏光フィルム
を、液晶ディスプレイに偏光板として組み込んだとき、
画素の輝度低下や発色異常などを引き起こすことなく良
好な性能が得られるので、高精細液晶ディスプレイ用素
材として好適となる。なお、5μm以上の光学的異物が
100cm2 当たり500個を超えると、性能が悪化し
て高精細液晶ディスプレイ用素材としては不適となる。
が100cm2 当たり50個以下であり、100μm以
上のものが100cm2 当たり20個以下であることが
好ましい。これによれば、より良好な光学性能が得ら
れ、高精細液晶ディスプレイ用素材としては最適なもの
となる。
造するには、例えばPVAフィルムを染色、一軸延伸、
固定処理、乾燥処理、さらに必要に応じて熱処理を行え
ばよい。各工程の順序は特に限定はなく、また染色と一
軸延伸などの二つの工程を同時に実施しても良い。ま
た、各工程を複数回繰り返しても良い。
伸後のいずれでも可能であるが、PVAは、一軸延伸に
より結晶化度が上がりやすく染色性が低下することがあ
るため、一軸延伸に先立つ任意の工程または一軸延伸工
程中において染色するのが好ましい。
化カリウム;ダイレクトブラック17、19、154;
ダイレクトブラウン 44、106、195、210、
223;ダイレクトレッド 2、23、28、31、3
7、39、79、81、240、242、247;ダイ
レクトブルー 1、15、22、78、90、98、1
51、168、202、236、249、270;ダイ
レクトバイオレット9、12、51、98;ダイレクト
グリーン 1、85;ダイレクトイエロー8、12、4
4、86、87;ダイレクトオレンジ 26、39、1
06、107等の二色性染料などを使用できる。染色
は、通常、PVAフィルムを上記染料を含有する溶液中
に浸漬させることにより行うことができるが、その処理
条件や処理方法は特に制限されるものではない。
延伸は、湿式延伸法または乾熱延伸法を使用でき、温水
中(前記染料を含有する溶液中や後記固定処理浴中でも
よい)または吸水後のフィルムを用いて空気中で行って
もよい。延伸倍率は、4倍以上が好ましく、5倍以上が
最も好ましい。延伸倍率が4倍より小さいと、実用的に
十分な偏光性能や耐久性能が得られにくい。延伸は一段
階で目的の延伸倍率まで行ってもよいが、二段階以上の
多段延伸を行った方がさらにネックインが小さくなり、
光学性能の均一性に効果がある。
ィルムを温水中で延伸(湿式延伸)する場合は30〜9
0℃が、また乾熱延伸する場合は50〜180℃が好適
である。延伸後のPVAフィルムの厚みは、3〜75μ
mが好ましく、10〜50μmがより好ましい。
強固にすることを目的に、固定処理を行う。固定処理に
使用する処理浴には、通常、ホウ酸およびホウ素化合物
が添加される。また、必要に応じて処理浴中にヨウ素化
合物を添加してもよい。
は30〜150℃で行うのが好ましく、50〜150℃
で行うのがより好ましい。
ィルムは、通常、その両面または片面に、光学的に透明
で、かつ機械的強度を有した保護膜を貼り合わせて偏光
板として使用される。保護膜としては、通常、セルロー
スアセテート系フィルム、アクリル系フィルム、ポリエ
ステル系フィルム等が使用される。
フィルムは、5μm×5μm(2次元寸法)以上の大き
さを有する光学的異物が、100cm2 当たり5個以下
であることが好ましく、3個以下であることがより好ま
しく、特に1個以下であることが最も好ましい。5個を
超えると、前記偏光フィルムから偏光板を作製して液晶
ディスプレイに組み込んだ際に、画素の輝度低下や発色
異常などの問題を引き起こす確率が高くなるため好まし
くない。本発明の偏光フィルムは、特に画素サイズが小
さくなることが多い高精細液晶ディスプレイ用途、液晶
プロジェクターやライトバルブ用途、液晶テレビ用途、
プラズマアドレス液晶用途などに好適に用いられる。
するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものでは
ない。なお、実施例中の二色性比の評価、クリーン度の
測定、揮発分率(水分率)の測定、PVAフィルム中の
光学的異物数の測定は、以下の方法により行った。
能を評価する指標として二色性比を使用した。この二色
性比は、日本電子機械工業会規格(EIAJ)LD−2
01−1983に準拠し、分光光度計を用いて、C光
源、2度視野にて測定・計算して得た透過率Ts(%)
と偏光度P(%)を使用して下記の式から求めた。 二色性比=log(Ts/100−Ts/100×P/
100)/log(Ts/100+Ts/100×P/
100)
ーを用いて、乾燥に用いる気体のクリーン度を測定し
た。気体2.83リットル当たりの0.5μm以上の大
きさの塵埃の個数をクリーン度とした。
赤外水分計(IM−3SCV MODEL−1900
(L)、株式会社フジワーク製)を用いて、PVAフィ
ルムの水分率を測定した。
PVAフィルムのサンプルを20×20cmに切り、そ
の中央部10×10cmを顕微鏡で観察して光学的異物
の大きさと数を調べた。光学的異物の大きさは円形以外
の場合、光学的異物を囲む最小限の長方形を仮定してそ
の長辺方向の長さとした。
光フィルムのサンプルを20×20cmに切り、その中
央部10×10cmを顕微鏡で観察した。偏光顕微鏡で
クロスニコル状態の偏光フィルムのサンプルを観察し、
5μm×5μmより大きな光学的異物による異常偏光
(光の漏れなど)状態の数を調べた。
0重量部、グリセリン10重量部、ポリオキシエチレン
ラウリルサルフェート0.1重量部および水を120℃
でタンク溶解し、揮発分率90重量%のPVA溶液を作
製した。このPVA溶液を熱交換機で100℃に冷却
後、1μmのディスクフィルターで濾過した。そして、
95℃の金属ベルトに流延製膜した後、クリーン度25
00の100℃の空気を用いて揮発分率40重量%まで
乾燥し、さらにクリーン度2500の100℃の空気を
用いて揮発分率5重量%まで乾燥し、フィルム幅1.2
mで平均厚さ50μmのPVAフィルムを得た。
を測定した結果、5μm以上の光学的異物が1個、この
うち10μm以上および100μm以上の光学的異物は
0個であった。
定処理、乾燥、熱処理の順に処理して偏光フィルムを作
製した。すなわち、PVAフィルムを110℃で4.5
倍に一軸延伸を行った。この一軸延伸PVAフィルム
を、緊張状態に保ったまま、ヨウ素濃度0.8g/リッ
トル、ヨウ化カリウム濃度40g/リットルの40℃の
水溶液中に1分間浸漬した。次に、ヨウ化カリウム60
g/リットル、ホウ酸60g/リットルの55℃の水溶
液中に5分間浸漬して固定処理を行った。これを20℃
の蒸留水で10秒間水洗した後、定長下、40℃で熱風
乾燥し、さらに100℃で5分間熱処理した。
さは27μmであり、透過率は42.8%、偏光度は9
9.8%、二色性比は45.1であった。この偏光フィ
ルムの100cm2 を偏光顕微鏡で観察したところ、5
μm角以上の大きさの光学的異物は0個であった。
0重量部、グリセリン10重量部、ラウリン酸ジエタノ
ールアミド0.1重量部および水を120℃でタンク溶
解し、揮発分率80重量%のPVA溶液を作製した。こ
のPVA溶液を熱交換機で100℃に冷却後、3μmの
ディスクフィルターで濾過した。そして、95℃の金属
ドラムに流延製膜した後、クリーン度7700の100
℃の空気を用いて揮発分率40重量%まで乾燥し、さら
にクリーン度7700の100℃の空気を用いて揮発分
率5重量%まで乾燥し、フィルム幅1.5mで平均厚さ
50μmのPVAフィルムを得た。
を測定した結果、5μm以上の光学的異物が2個、この
うち10μm以上の光学的異物は1個、100μm以上
の光学的異物は0個であった。
同様にして偏光フィルムを作製したところ、得られた偏
光フィルムの幅方向中心部の厚さは28μmであり、透
過率は43.1%、偏光度は99.7%、二色性比は4
4.3であった。この偏光フィルムの100cm2 を偏
光顕微鏡で観察したところ、5μm角以上の大きさの光
学的異物は0個であった。
0重量部に、グリセリン10重量部とポリオキシエチレ
ンラウリルサルフェート0.1重量部および水を含浸
し、押出機で溶融し、揮発分率70重量%、130℃の
溶融物を作製した。この溶融物を熱交換機で100℃に
冷却後、5μmのディスクフィルターで濾過した。そし
て、95℃の金属ドラムに溶融押出製膜した後、クリー
ン度13200の100℃の空気を用いて揮発分率40
重量%まで乾燥し、さらにクリーン度1280000の
100℃の空気を用いて揮発分率5重量%まで乾燥し、
フィルム幅2.5mで平均厚さ75μmのPVAフィル
ムを得た。
を測定した結果、5μm以上の光学的異物が16個、こ
のうち10μm以上の光学的異物は9個、100μm以
上の光学的異物は2個であった。
様にして偏光フィルムを作製したところ、得られた偏光
フィルムの幅方向中心部の厚さは35μmであり、透過
率は43.0%、偏光度は99.7%、二色性比は4
3.7であった。この偏光フィルムの100cm2 を偏
光顕微鏡で観察したところ、5μm角以上の大きさの光
学的異物は1個であった。
0重量部に、グリセリン10重量部とラウリン酸ジエタ
ノールアミド0.1重量部および水を含浸し、押出機で
溶融し、揮発分率60重量%、130℃の溶融物を作製
した。この溶融物を熱交換機で100℃に冷却後、5μ
mのディスクフィルターで濾過した。そして、95℃の
金属ドラムに溶融押出製膜した後、クリーン度1300
0の100℃の空気を用いて揮発分率40重量%まで乾
燥し、さらにクリーン度1280000の100℃の空
気を用いて揮発分率5重量%まで乾燥し、フィルム幅
2.5mで平均厚さ75μmのPVAフィルムを得た。
を測定した結果、5μm以上の光学的異物が15個、1
0μm以上の光学的異物は10個、100μm以上の光
学的異物は1個であった。
様にして偏光フィルムを作製したところ、得られた偏光
フィルムの幅方向中心部の厚さは35μmであり、透過
率は43.0%、偏光度は99.6%、二色性比は4
1.0であった。この偏光フィルムの100cm2 を偏
光顕微鏡で観察したところ、5μm角以上の大きさの光
学的異物は1個であった。
0重量部に、グリセリン10重量部とポリオキシエチレ
ンラウリルエーテル0.1重量部および水を含浸し、押
出機で溶融し、揮発分率60重量%、130℃の溶融物
を作製した。この溶融物を熱交換機で100℃に冷却
後、20μmのディスクフィルターで濾過した。そし
て、95℃の金属ドラムに溶融押出製膜した後、クリー
ン度2500の100℃の空気を用いて揮発分率40重
量%まで乾燥し、さらにクリーン度2500の100℃
の空気を用いて揮発分率5重量%まで乾燥し、フィルム
幅2.5mで平均厚さ75μmのPVAフィルムを得
た。
を測定した結果、5μm以上の光学的異物が601個、
このうち10μm以上の光学的異物は79個、100μ
m以上の光学的異物は28個であった。
様にして偏光フィルムを作製したところ、得られた偏光
フィルムの幅方向中心部の厚さは35μmであり、透過
率は42.7%、偏光度は99.6%、二色性比は3
9.9であった。この偏光フィルムの100cm2 を偏
光顕微鏡で観察したところ、5μm角以上の大きさの光
学的異物が9個であった。
0重量部、グリセリン10重量部、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル0.1重量部を水に加えて、タンクで
撹拌しながら加熱溶解し、揮発分率90重量%、130
℃の混合溶液を作製した。この溶液を熱交換機で100
℃に冷却後、1μmのディスクフィルターで濾過した。
95℃の金属ベルトに流延製膜した後、クリーン度12
80000の100℃の空気を用いて揮発分率40重量
%まで乾燥し、さらにクリーン度1280000の10
0℃の空気を用いて揮発分率5重量%まで乾燥し、フィ
ルム幅1.5mで平均厚さ50μmのPVAフィルムを
得た。
を測定した結果、5μm以上の光学的異物が1302
個、このうち10μm以上の光学的異物は189個、1
00μm以上の光学的異物は63個であった。
様にして偏光フィルムを作製したところ、得られた偏光
フィルムの幅方向中心部の厚さは27μmであり、透過
率は42.6%、偏光度は99.5%、二色性比は3
7.8であった。この偏光フィルムの100cm2 を偏
光顕微鏡で観察したところ、5μm角以上の大きさの光
学的異物が20個であった。
0重量部、グリセリン10重量部、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル0.1重量部を水に加えてタンクで撹
拌しながら加熱溶解し、揮発分率90重量%、130℃
の混合溶液を作製した。この溶液を熱交換機で100℃
に冷却後、1μmのディスクフィルターで濾過を行っ
た。95℃の金属ベルトに流延製膜した後、クリーン度
13200の100℃の空気を用いて揮発分率60重量
%まで乾燥し、さらにクリーン度1280000の10
0℃の空気を用いて揮発分率5重量%まで乾燥し、フィ
ルム幅1.5mで平均厚さ50μmのPVAフィルムを
得た。
を測定した結果、5μm以上の光学的異物が963個、
このうち10μm以上の光学的異物は164個、100
μm以上の光学的異物は42個であった。
様にして偏光フィルムを作製したところ、得られた偏光
フィルムの幅方向中心部の厚さは27μmであり、透過
率は42.7%、偏光度は99.5%、二色性比は3
8.4であった。この偏光フィルムの100cm2 を偏
光顕微鏡で観察したところ、5μm角以上の大きさの光
学的異物が31個であった。
点となる光学的異物が少なくて、高精細液晶ディスプレ
イ用偏光フィルムの素材として好適なPVAフィルムを
得ることができる。特に本発明のPVAフィルムからな
る偏光フィルムを液晶ディスプレイ等に組み込んだ場
合、画素の輝度低下や発色異常などの問題を引き起こす
ことが少なくなるため、従来の液晶ディスプレイ用に加
え、より高精細が要求される液晶ディスプレイ用途、液
晶プロジェクターやライトバルブ用途などに好適に用い
ることができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 5μm以上の光学的異物が100cm2
当たり500個以下であることを特徴とするポリビニル
アルコールフィルム。 - 【請求項2】 請求項1において、10μm以上の光学
的異物が100cm 2 当たり50個以下であり、100
μm以上の光学的異物が100cm2 当たり20個以下
であるポリビニルアルコールフィルム。 - 【請求項3】 偏光フィルム用である請求項1または2
記載のポリビニルアルコールフィルム。 - 【請求項4】 請求項3記載の偏光フィルム用ポリビニ
ルアルコールフィルムから作製した偏光フィルム。 - 【請求項5】 請求項4において、5μm×5μm以上
の光学的異物が100cm2 当たり5個以下である偏光
フィルム。 - 【請求項6】 製膜原液として濾過精度が10μm以下
のフィルターで濾過したものを用い、かつ、製膜時のポ
リビニルアルコールフィルムの乾燥工程で、揮発分率4
0重量%以上のポリビニルアルコールフィルムを、クリ
ーン度1000000以下の気体を用いて乾燥すること
を特徴とするポリビニルアルコールフィルムの製造法。 - 【請求項7】 偏光フィルム用ポリビニルアルコールフ
ィルムの製造法である請求項6記載のポリビニルアルコ
ールフィルムの製造法。
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