JP2001315385A - 手動走査式インクジェットプリンタ - Google Patents

手動走査式インクジェットプリンタ

Info

Publication number
JP2001315385A
JP2001315385A JP2000142259A JP2000142259A JP2001315385A JP 2001315385 A JP2001315385 A JP 2001315385A JP 2000142259 A JP2000142259 A JP 2000142259A JP 2000142259 A JP2000142259 A JP 2000142259A JP 2001315385 A JP2001315385 A JP 2001315385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line head
unit
ink jet
jet printer
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000142259A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakamura
厚志 中村
Hiroshi Tokunaga
洋 徳永
Masato Ando
真人 安藤
Shinichi Horii
伸一 堀井
Shota Nishi
正太 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000142259A priority Critical patent/JP2001315385A/ja
Publication of JP2001315385A publication Critical patent/JP2001315385A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインヘッドが印画対象物に対向していない
場合には、印画を行なわないようにした、手動走査式イ
ンクジェットプリンタを提供すること。 【解決手段】 インクジェット式ラインヘッド31を駆
動する駆動部33と、上記ラインヘッドを記録媒体の表
面に沿って案内する案内部13と、ラインヘッドの案内
速度を検出する検出部14と、を備えた手動走査式イン
クジェットプリンタ10であって、さらに、上記ライン
ヘッドに対向する印画領域に印画対象物があることを検
出する印画対象物検出センサ21を備えており、この印
画対象物検出センサが印画対象物を検出したときのみ、
駆動部が、ラインヘッドを駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクの液滴を吐
出して文字や画像等を記録するラインプリンタに関し、
特に記録媒体の表面に沿って手動走査することにより印
画を行なう手動走査式インクジェットプリンタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、プリントヘ
ッドに並んで設けた微細なインク吐出部からインク液滴
を吐出して記録媒体である例えば用紙に着弾させ、ドッ
トでなる文字や画像等を記録する方式のプリンタであっ
て、記録媒体に対して非接触であり、記録速度が高速
で、記録コストが安価であり、カラー化が容易であると
共に、騒音が少なく、比較的容易に小型化されるという
特徴があり、近年特に市場規模が成長している。
【0003】このインクジェット方式のプリンタは、簡
便さや汎用性からオフィス環境や一般家庭で使用される
ことが多く、文字品質及び写真画質の両立,コンピュー
タやデジタルカメラ等の広範囲な入力方式への対応等の
観点から、ハードコピー装置としても広く使用されるよ
うになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のイン
クジェット方式のプリンタは、一般に記録媒体である用
紙を給紙ローラにより搬送することにより、用紙上に印
画を行なうようになっていることから、例えば製本され
ている書籍やノート、あるいはサーフボード,テニスラ
ケット,自動車,顔等の任意の対象物に対して印画を行
なうことはできなかった。また、従来のインクジェット
方式のプリンタは、用紙搬送方向(主走査方向)と直角
の副走査方向にヘッドを走査して印画を行なう所謂シリ
アル方式であることから、一方向(主走査方向)の走査
のみによっては印画を行なうことができないという問題
があった。
【0005】これに対して、手動走査式プリンタも開発
され、市販されている。このような手動走査式プリンタ
は、印画すべき対象物に対してラインヘッドを対向さ
せ、主走査方向のみに移動させることにより、対象物の
表面に対して印画を行なうことができる。
【0006】しかしながら、このような手動走査式プリ
ンタにおいては、例えば、熱転写式プリンタヘッドが採
用されており、熱転写式プリンタヘッドは印画対象物の
表面に接触して印画を行なうことから、印画対象物の表
面に凹凸がある場合には、印画品質が低下してしまうと
いう問題があった。これに対して、ヘッドが印画対象物
の表面に接触しない状態印刷する方式として、手動走査
式インクジェットプリンタを構成した場合、プリンタ本
体を持った状態で、誤って印画を開始させると、ライン
ヘッドが空中にインクを吐出してしまうことになり、周
囲をインクで汚してしまったり、インクの飛ぶ方向にあ
る種々のものを汚損するという問題がある。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、印画対象物が
存在しない場合には、印画を行なわないことで、安全に
使用できる、手動走査式インクジェットプリンタを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、インクの液滴を吐出して、記録媒体に記
録するためのラインヘッドと、上記ラインヘッドを駆動
する駆動部と、上記ラインヘッドをその長手方向と交差
する方向に記録媒体の表面に沿って案内する案内部と、
上記案内部によるラインヘッドの案内方向及び案内速度
を検出する検出部とを備えており、上記案内部が記録媒
体の表面に沿ってラインヘッドを案内しながら、検出部
によりラインヘッドの案内方向及び案内速度を検出し
て、この案内速度に対応してラインヘッドを駆動するこ
とにより、記録媒体の表面に印画を行なう手動走査式ラ
インプリンタであって、さらに、上記ラインヘッドに対
向する印画領域に印画対象物があることを検出する印画
対象物検出センサを備えており、この印画対象物検出セ
ンサが印画対象物を検出したときのみ、駆動部がライン
ヘッドを駆動させる構成とした、手動走査式インクジェ
ットプリンタにより達成される。
【0009】請求項1の構成によれば、上記案内部が記
録媒体の表面に沿ってラインヘッドを案内しながら、検
出部によりラインヘッドの案内方向及び案内速度を検出
して、この案内速度に対応してラインヘッドを駆動する
ことにより、記録媒体の表面に印画を行なう。
【0010】ここで、ラインヘッドが印画対象物である
記録媒体の表面に対向していない場合には、印画対象物
検出センサが印画対象物を検出しないので、駆動部はラ
インヘッドを駆動しない。従って、例えばプリンタ本体
を持った状態で、誤って印画を開始させようとしても、
駆動部がラインヘッドを駆動しないので、ラインヘッド
が空中にインクを吐出して、周囲をインクで汚してしま
うことがない。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、さらに、作動に関する表示を行なうための表示部を
備えている。請求項2の構成によれば、表示部によっ
て、例えば、案内部による案内速度や、印画すべき画像
等の各種表示を行なうことができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、上記表示部が、検出部により検出された案内速度に
基づいて、適正な案内速度を表示する。請求項3の構成
によれば、表示部が、そのときの案内速度が速過ぎたり
遅過ぎる場合に、「速い」または「遅い」旨の表示を行
なうことにより、使用者は容易に適正な案内速度を確認
することができる。
【0013】請求項4の発明は、請求項2の構成におい
て、上記表示部が、印画すべき画像を表示する。請求項
4の構成によれば、印画前に、印画すべき画像を表示部
に表示させて、当該画像を確認することができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1の構成におい
て、駆動部が、印画すべき画像に関して、選択された縦
または横の印画方向により、ラインヘッドを駆動する。
請求項5の構成によれば、印画すべき画像を、縦横何れ
の方向にも印画することができるので、同じラインヘッ
ドの幅であっても、縦横を適宜に入れ換えることによ
り、縦長あるいは横長の画像を印画することができる。
【0015】請求項6の発明は、請求項1の構成におい
て、外部入力インタフェースを備えている。請求項6の
構成によれば、外部入力インタフェースを介して、外部
のパーソナルコンピュータやデジタルカメラあるいは画
像記憶メディア等から、画像情報をプリンタ内に入力し
て、この画像情報に基づいて、当該画像の印画を行なう
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術
的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範
囲は、以下の説明において、特に本発明を限定する旨の
記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0017】図1は、本発明の手動走査式インクジェッ
トプリンタの実施形態の全体構成を示す概略斜視図であ
る。この手動走査式インクジェットプリンタ10は、イ
ンクの液滴を吐出する駆動素子として図示しない発熱素
子を有し、所定の幅寸法の記録範囲を有し、例えば、イ
ンクの液滴の数でドットの径の変調を行うPNM(Pu
lse Number Modulation)方式の
変調機能を有するラインヘッドを備えている。
【0018】インクジェットプリンタ10は、図1に示
すように、本体部11と、この本体部11内に装填され
るヘッドカートリッジ部30とを備えている。
【0019】上記本体部11は、図1に示すように、筐
体12と、案内部としての案内ローラ部13と、検出部
としての摩擦ローラ部14と、電源バッテリ15と、記
録メディア接続部16と、外部インタフェース17と、
表示部18と、操作部19と、印画ボタン20と、印画
対象物検出センサ21とを有しており、後述する駆動制
御部40を内蔵している。
【0020】上記筐体12は、縦長のほぼ直方体状に形
成されており、下端付近にヘッドカートリッジ部30が
装填されると共に、下端面に上記案内ローラ部13,摩
擦ローラ部14を備えていると共に、上面に、外部イン
タフェース17,表示部18,操作部19及び印画ボタ
ン20を備えている。
【0021】上記案内ローラ部13は、筐体12の下面
の適宜の複数箇所、図示の場合、四隅及び後縁中央付近
の5箇所に備えられた案内ローラ13a,13b,13
c,13d,13eを有しており、各案内ローラ13a
乃至13eは、その回転軸がラインヘッドの長手方向に
沿って延びるように、全て同じ高さ位置に配設されてい
る。
【0022】上記摩擦ローラ部14は、筐体12の下面
の適宜の箇所、図示の場合、前縁の中央付近に備えられ
た摩擦ローラ14aと、摩擦ローラ14aの回転を検出
する回転検出センサ14bとを有している。摩擦ローラ
14aは、その回転軸がラインヘッドの長手方向に沿っ
て延びるように、案内ローラ13a乃至13eとほぼ同
じ高さ位置に配設されている。上記電源バッテリ15
は、筐体12内にてヘッドカートリッジ部32の上方に
内蔵されており、各部に給電を行なう。
【0023】上記記録メディア接続部16は、筐体12
内にて電源バッテリ15の上方に内蔵されており、例え
ばメモリスティック等の外部記録メディアが接続される
ことにより、外部記録メディア内に記録された画像が入
力されるようになっている。上記外部インタフェース1
7は、パーソナルコンピュータやデジタルカメラ等の外
部機器が接続されることにより、これらの外部機器から
画像が入力されるようになっている。尚、上記記録メデ
ィア接続部16及び外部インタフェース17は、公知の
インタフェース例えば所謂USB規格のインタフェース
が使用されるが、他のインタフェースであってもよい。
【0024】上記表示部18は、液晶表示装置等の画像
表示装置18aと、動作表示LED18bとを備えてお
り、インクジェットプリンタの作動に関する予め定めら
れた種類の情報を表示するようになっている。例えば、
画像表示装置18aは、例えば、印画すべき画像等を画
面により表示するようになっている。また、動作表示L
ED18bは、例えば、印刷の状態を発光,非発光ある
いは点滅等により表示するようになっている。
【0025】上記操作部19は、複数個のスイッチ、図
示の場合3個のスイッチから構成されており、印刷すべ
き画像の選択等の操作を行なうようになっている。
【0026】上記印画ボタン20は、操作することによ
り、ヘッドカートリッジ部30を動作させて印画を行な
わせるものである。
【0027】上記印画対象物検出センサ21は、ヘッド
カートリッジ部30の印画領域に、印画すべき用紙等の
印画対象物があることを検出するものであり、図示の場
合、筐体12の下面の前縁にて両端付近の案内ローラ1
3a,13bの内側にそれぞれ設けられている。この検
出センサ21は、例えば反射式のフォトセンサ等から構
成されており、ヘッドカートリッジ部30のラインヘッ
ドに対向する一定距離内に印画対象物があることを検出
する。
【0028】上記ヘッドカートリッジ部30は、筐体1
2の左右方向(長手方向)にほぼ一杯に延びるラインヘ
ッド31を有している。ラインヘッド31は、図2に示
すように、イエロー,マゼンタ,シアン及びブラックの
4色分のヘッド部32を備えており、全体としてフルカ
ラー用ラインヘッドを構成している。
【0029】図3及び図4は、図2のヘッドカートリッ
ジ部30におけるラインヘッド31の一色分に関するヘ
ッド部の具体的構成を示している。ヘッド部32は、図
3及び図4に示すように、ヘッドフレーム32aを含ん
でおり、ヘッドフレーム32aは後述するインクタンク
32bと一体に構成されていると共に、その表面には、
スリット状の供給路32cが形成されており、各インク
供給孔に、駆動部としてのヘッドチップ33が接着され
ている。ヘッドチップ33は、例えばSi基盤から構成
されており、チップ上にヒータ34,ヒータ駆動のスイ
ッチング回路及びロジック回路(図示せず)を備えてい
る。ヒータ34は、ヘッドチップ33上の片側に配設さ
れており、図4に示すように、インクタンク32bから
のインクが供給路32cを介してヘッドチップ端部から
供給され、ヘッドチップ33内の流路33aを通ってノ
ズル35aに供給されるようになっている。
【0030】ここで、ヘッドフレーム32aは、例えば
樹脂により成形されており、その表面に、上記ヘッドチ
ップ33を覆うように、ノズルプレート35を備えてい
る。このノズルプレート35は、例えばニッケル,ステ
ンレス鋼等から構成されており、ヘッドチップ35の流
路35aにそれぞれ整合するノズル35a(図3及び図
4参照)を備えている。
【0031】さらに、ヘッドチップ33の接続端子(図
示せず)は、フレキシブルプリント基板から成る電気配
線36により、ヘッドフレーム32a及びインクタンク
32bの側面を引き回され、インクタンク32bの一方
の側面に設けられた接続端子(図示せず)126aに接
続されている。これにより、電気配線36を介して上記
ヒータ34に電源バッテリ15からの駆動電圧が印加さ
れると、ヒータ表面に気泡が発生することにより、供給
路32bから流路34aを介して対応するノズル35a
にてインクが吐出されるようになっている。
【0032】上記インクタンク32bは、フィルタ32
d(図3参照)を介して、対応するヘッドチップ34の
供給路34aに連結されている。ここで、フィルタ32
dは、インクタンク32bからのゴミやインク成分の凝
集物等がノズル35a側に混入することを防止するよう
になっている。
【0033】また、上記インクタンク32bは、ヘッド
部32の外筐と、その内側に配設された袋32eと、に
よって二重構造になっている。この袋32eは、例えば
アルミニウムとポリオレフィンのラミネート構造の可撓
性シートから構成されている。さらに、この袋32eと
外筐との間には、図3及び図4に示すように、負圧発生
バネ32fが配設されている。この負圧発生バネ32f
は、例えばステンレス鋼から構成されていて、袋32e
を外側に拡げるように作用する。これにより、インクタ
ンク32b内の袋32eには、負圧発生バネ32fによ
って負圧が作用する。
【0034】ここで、負圧発生バネ32fによる袋32
eの負圧は、ヘッド部32の姿勢あるいは外部からの加
速度によるノズル35aのインク圧力変動によってもノ
ズル35aからのインク漏れが発生しないように、あら
ゆるヘッド姿勢でノズル35aのインク圧の絶対値がノ
ズル35aの毛細管力より小さくなるように、また印画
時にはインク圧がこの負圧及びノズル35aの毛細管力
より小さくなるように、選定されている。
【0035】また、上記ヘッドカートリッジ部30は、
図2に示すように、ラインヘッド31の各ヘッド部32
の下面を覆うようにキャップ37を備えている。このキ
ャップ37は、図示しない駆動機構によってラインヘッ
ド31の下面を開閉可能に支持されており、非印画時及
びクリーニング(空吐出)時には、図2に示すように、
ラインヘッド31の下面に対向して各ヘッド部32のノ
ズル35aを閉鎖しているが、印画時にはラインヘッド
31の下方から退避されるようになっている。
【0036】ここで、インクジェットプリンタ10の本
体部11内には、図5に示す駆動部制御部40が内蔵さ
れている。この駆動制御部40は、例えば、インクジェ
ットプリンタ10の駆動に必要とするコンピュータ等の
駆動回路を組み込んだ制御基板等により構成され、内部
メモリ51等を有している。この駆動制御部40には、
上述した各構成要素、即ち摩擦ローラ部14,記録メデ
ィア接続部16,外部インタフェース17,表示部1
8,操作部19,印画ボタン20,印画対象物検出セン
サ21等が接続され、ヘッドカートリッジ部30の各ヘ
ッド部32を駆動制御するようになっている。さらに、
駆動制御部40内には、内部メモリ38が設けられてお
り、記録メディア接続部16及び外部インタフェース1
7を介して入力される画像データ供給手段43から供給
される印画すべき画像情報を記憶する。そして、この記
憶情報を基にして、後述するように画像展開機能を有す
る画像展開部52、画像処理部53、吐出ラインデータ
部54等を備えている。また、駆動制御部40には、操
作部19のボタン操作に対応して、画像選択等を行う選
別手段55を有している。この走査部19は、後述する
ように、画像入力スイッチ19a、画像選択及び決定ス
イッチ19b、画像の方向選択スイッチ19c等を有し
ている。また、摩擦ローラ部14と光学センサである印
画対象物検出センサ21とで構成する速度検出手段45
からの情報を受けて、ヘッド速度を検出するヘッド速度
検出手段56を備えている。ヘッド速度検出手段56か
らの出力信号は、検出判断部57に送られ、後述するよ
うに、ユーザの走査スピードの適否等を判断して、LE
D表示18bやブザー47を鳴動させるようになってい
る。また、この表示手段としてのLED表示ランプ18
bは、画像入力の状態等必要な動作状態をユーザに知ら
せる機能を有している。さらにまた、後述するように、
検出判断部57は、印画対象物の判断を行う重要な機能
を有している。すなわち、検出判断部57は、印画対象
物検出センサ21からの検出信号を、ヘッド速度検出手
段56を介して受け取り、これに基づいて、後述するよ
うに、印画対象物の検出を行なう。また、操作部19の
うち方向選択スイッチにより、ヘッド方向検出指示46
が行われると、この指令を判定部58にて受けるように
なっている。
【0037】本実施形態によるインクジェットプリンタ
10は、以上のように構成されており、印画を行なう場
合には、以下のように動作する。先ず、インクジェット
プリンタ10の不使用時には、ラインヘッド31の各色
のヘッド部32におけるインクタンク32bの各袋32
eには、それぞれ負圧発生バネ32fによって負圧が作
用するので、袋32e内に収納されたインクは、ライン
ヘッド31のヘッド姿勢が変化したとしても、姿勢変化
によるノズル35aの圧力差によって供給路32cから
ノズル35aを介して外部に漏れるようなことがなく、
また負圧発生バネ32fによる負圧がノズル35aの毛
細管力による圧力より小さく選定されていることによ
り、ノズル35aからインクが内側に引き込まれるよう
なことはない。また、このとき、ラインヘッド31の各
ヘッド部32のノズル35aは、キャップ37により閉
塞されているので、インクが乾燥してしまうようなこと
はない。
【0038】この状態から、印画を行なう場合、図6乃
至図10に示すフローチャートに従って、以下のように
印画が行なわれる。インクジェットプリンタ10による
印画は、概略的には、図6においてステップST1に
て、電源オンされると、先ずイニシャルチェックが行な
われ、続いてステップST2にて、印画待機が行なわ
れ、その後ステップST3にて印画すべき画像の入力が
行なわれ、次にステップST4にて、印画準備が行なわ
れ、最後にステップST5にて、印画が行なわれる。
【0039】上記各ステップST1乃至ステップST4
を以下に詳細に説明する。ステップST1のイニシャル
チェックは、図7のフローチャートに示すようにして行
なわれる。図7において、ステップST11にて、ユー
ザがインクジェットプリンタ10の電源スイッチをオン
にすると、ステップST12にて、インクジェットプリ
ンタ10の駆動制御部40が、システムチェックを行な
う、即ち各センサが初期状態であることを確認し、異常
があると、ステップST13にて、表示部18によりエ
ラー表示を行なう。このエラー表示は、例えば画像表示
装置18aにエラー発生の旨の文字や図柄等を表示し、
あるいは動作表示LED18bを赤色点灯または点滅さ
せることにより行なわれる。
【0040】上記ステップST12にて、システムチェ
ックに異常がない場合には、ステップST14にて、ラ
インヘッド31の各ヘッド部32のヒータ部34の予熱
(プリヒート)を行なった後、ステップST15にて、
ラインヘッドの各ヘッド部32を動作させて、ノズル3
5aからインクをキャップ37の内面に向かって空吐出
させると共に、表示部18に「OK表示」を行なう。こ
のOK表示は、例えば画像表示装置18aにOKの旨の
文字や図柄等を表示し、あるいは動作表示LED18b
を緑色点灯させることにより行なわれる。
【0041】その後、インクジェットプリンタ10は、
ステップST17にて、入力待機状態となり、ステップ
ST18にて、表示部18に「入力待ち」の表示を行な
う。この入力待ち表示は、例えば画像表示装置18aに
入力待ちの旨の文字や図柄等を表示し、あるいは動作表
示LED18bを例えば点滅させることにより行なわれ
る。
【0042】また、ステップST3の画像入力は、図8
のフローチャートに示すようにして行なわれる。図8に
おいて、ステップST21にて、ユーザが操作部19の
うち、画像入力スイッチ19aをオンにすると、ステッ
プST22にて、駆動制御部40は、内部メモリ38の
残り容量のチェックを行ない、残り容量がある場合に
は、ステップST23にて、表示部18にて画像入力指
示の表示を行なう。また、ステップST22にて残り容
量がない場合には、ステップST24にて、表示部18
にてメモリクリア確認の表示を行なう。
【0043】ステップST23で画像入力指示の表示を
見て、ユーザはステップST25にて、記録メディア接
続部16または外部インタフェース17を介して外部の
記録メディアまたは外部機器から画像データの外部入力
を行なう。これを受けて、インクジェットプリンタ10
の駆動制御部40は、ステップST26にて、入力され
た画像データの形式を判別し、ステップST27にて画
像データを図示ないないメモリに読み込むと共に、ステ
ップST28にて、表示部18に「画像読み込み中」の
表示を行なう。そして、ステップST29にて、画像読
み込みが終了したら、駆動制御部40は、表示部18に
「画像読み込み完了」の表示を行なう。
【0044】その後、ユーザは、ステップST31にて
印画すべきプリント画像を選択を行なう。この画像選択
は、ステップST32にて、操作部19のうち選択スイ
ッチ19bを操作することにより行なわれ、駆動制御部
40の選別手段55を介して選別された画像が内部メモ
リ51に入力して保存され、入力結果がランプ18bに
より表示される。次いで、ステップST33にて、駆動
制御部40は、選択された画像をメモリから読みだし
て、ステップST34にて、表示部18の画像表示装置
18aの画面に表示する。
【0045】ここで、ユーザは、画像表示装置18aの
画面を見て、希望の画像でない場合には、再びステップ
ST32に戻って、画像を選択しないで、次の画像を選
択する。そして、希望の画像が表示されたら、ユーザ
は、ステップST35にて、プリント画像を決定する。
この画像決定は、ステップST36にて、操作部19の
決定スイッチをオンすることにより、選別手段55を介
して行なわれる。かくして、内部メモリ51への画像入
力が行なわれる。
【0046】次に、ステップST4の印画準備は、図9
のフローチャートに示すように行なわれる。図9におい
て、ステップST41にて、ユーザは、選択した画像の
プリント方向、即ち縦または横の選択を行なう。このプ
リント方向の選択は、ユーザが操作部19のうち方向選
択スイッチ19cを操作することにより行なわれる。こ
れにより、インクジェットプリンタの駆動制御部40
は、ステップST42にて、画像展開部52及び画像処
理部53に指示して、画像データの方向を変換し、ステ
ップST43にて、変換後の画像を表示部18の画像表
示装置18aの画面上に表示する。
【0047】そして、ユーザは、この画像を見て、ステ
ップST44にて、操作部19の決定スイッチをオンす
ることにより、この画像を選択する。これにより、駆動
制御部40は、ステップST45にて、当該画像データ
を転回して、ステップST46にて画像処理を行なうこ
とにより、プリントデータを作製し、ステップST47
にて、このプリントデータをプリントデータメモリ(内
蔵メモリ)に記憶させると共に、ステップST48に
て、表示部18に「プリント準備完了」の表示を行な
う。
【0048】ステップST5の印画は、図10のフロー
チャートに示すようにして行なわれる。先ずステップS
T51にて、ユーザがインクジェットプリンタ10を印
画対象物上に載置した状態で、印画ボタンを押して、プ
リントスタートスイッチがオンされると、インクジェッ
トプリンタ10の駆動制御部40は、ステップST52
にて、プリント条件をチェックして、ステップST53
にて、印画対象物検出センサ21からの検出信号がヘッ
ド速度検出部56を介して検出判断部57に入力され、
印画対象物の検出を行なう。ここで、印画対象物が検出
されない場合には、この検出判断部57の判断結果に基
づいて、ステップST54にて、表示部18に「印画対
象物エラー」の表示を行なう。
【0049】そして、ステップST53にて、印画対象
物が検出された場合には、ステップST55にて、駆動
検出部は、ヘッドエラーの確認を行ない、エラーが発生
した場合には、ステップST56にて表示部18に「ヘ
ッドエラー」の表示を行なう。その後、ステップST5
5にてヘッドエラーがない場合には、ステップST57
にて、駆動制御部40は、プリントOKであるとして、
ステップST58にて、表示部18の動作表示LED1
8bを点灯させて、プリント開始を表示すると共に、ス
テップST59にて、本体部11内に内蔵されたブザー
(図示せず)を鳴動させて、プリント開始を知らせる。
【0050】また、ステップSTST57にて、プリン
トOKになると、ユーザは、ステップST60にて、イ
ンクジェットプリンタ10の本体部11を持って、印画
対象物上を案内ローラ部13の各案内ローラ13a乃至
13eが転動するように、印画対象物上を操作する。そ
の際、摩擦ローラ部14の摩擦ローラ14aも一緒に転
動する。これにより、駆動制御部40のヘッド速度検出
部56は、ステップST61にて、摩擦ローラ部14の
摩擦ローラ14aの回転速度、即ちラインヘッド31の
移動速度を回転検出センサ14bからの検出信号に基づ
いて演算する。ここで、演算した移動速度が所定の許容
範囲より速い場合には、ステップST62にて、表示部
18に「速い」旨の表示を行ない、また移動速度が所定
の許容範囲より遅い場合には、ステップST63にて、
表示部18に「遅い」旨の表示を行なう。従って、ユー
ザは、表示部18の「速い」または「遅い」という表示
を見て、インクジェットプリンタ10の移動速度を適宜
に調整することができる。
【0051】続いて、駆動制御部40は、ステップST
64にて、プリントデータの転送を行ない、ステップS
T65にて、吐出パルスを発生させる。ここで、上記移
動速度が所定範囲より速い場合及び遅い場合には、駆動
制御部40は、ステップST66にて、演算した移動速
度に基づいて吐出パルスの間隔を変更して、ステップS
T65にて吐出パルスを発生させる。ここで、駆動制御
部40は、ステップST67にて、再び印画対象物の検
出を行ない、印画対象物がない場合には、ステップST
68にて、表示部18に「プリントエラー」の表示を行
なって、印画を中断する。これに対して、ステップST
67にて、印画対象物がある場合には、駆動制御部40
は、ステップST69にて、吐出OKとして、吐出パル
スをラインヘッド31の各ヘッド部32のヒータ34に
出力して、印画を行なうと共に、ステップST70に
て、表示部18に「インク吐出」の表示を行なう。
【0052】そして、ステップST71にて、駆動制御
部40は、プリントデータの転送が終了すると、ステッ
プST72にて、表示部18に「プリント終了」の表示
を行なうと共に、ステップST73にて、ブザーを鳴動
させて、印画終了を知らせる。これにより、ユーザは、
ステップST74に示すように、インクジェットプリン
タ10の移動を停止させ、印画が終了する。
【0053】このような構成のインクジェットプリンタ
10によれば、ヘッドカートリッジ部30のラインヘッ
ド31が印画対象物に対向していることが、印画対象物
検出センサ21により検出されるので、ラインヘッド3
1が印画対象物である用紙等の記録媒体の表面に対向し
ていない場合には、印画対象物検出センサ21が印画対
象物を検出しないので、インクジェットプリンタ10の
駆動制御部40は、印画を行なわず、表示部18にエラ
ー表示を行なう。これにより、例えばインクジェットプ
リンタ10を持った状態で、誤って印画ボタン20を押
したとしても、印画対象物検出センサ21が印画対象物
を検出しないので、駆動制御部40が、ラインヘッド3
1を駆動することはない。従って、不用意にラインヘッ
ド31が空中にインクを吐出して、周囲をインクで汚し
てしまったり、場合によっては人の顔にインクを噴射し
てしまうことがない。また、ラインヘッド31の各ヘッ
ド部32がインクジェットヘッドにより構成されている
ことから、熱転写式プリンタとは異なり、表面に凹凸形
状を備えた印画対象物、例えば例えば製本されている書
籍やノート、あるいはサーフボード,テニスラケット,
自動車,顔等の任意の対象物であっても、確実に印画を
行なうことができる。
【0054】上述した実施形態においては、インクジェ
ットプリンタ10は、4色のヘッド部32を備えたフル
カラーラインヘッドを備えているが、これに限らず、ブ
ラックを除いた3色のフルカラーラインヘッドや、単色
のラインヘッドを備えたインクジェットプリンタにも本
発明を適用できることは明らかである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印画対象物が存在しない場合には、印画を行なわないこ
とで、安全に使用できる、手動走査式インクジェットプ
リンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手動走査式インクジェットプリン
タの一実施形態の構成を示す概略斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタにおけるヘッド
カートリッジ部を示す拡大斜視図である。
【図3】図2のヘッドカートリッジ部の一色分のヘッド
部の部分拡大斜視図である。
【図4】図3のヘッド部の断面図である。
【図5】図1のインクジェットプリンタの全体構成を示
すブロック図である。
【図6】図1のインクジェットプリンタの動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】図6のフローチャートにおけるイニシャルチェ
ックを詳細に示すフローチャートである。
【図8】図6のフローチャートにおける画像入力を詳細
に示すフローチャートである。
【図9】図6のフローチャートにおける印画準備を詳細
に示すフローチャートである。
【図10】図6のフローチャートにおける印画を詳細に
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・手動操作式インクジェットプリンタ、11・
・・本体部、12・・・筐体、13・・・案内ローラ部
(案内部)、14・・・摩擦ローラ部(検出部)、14
b・・・回転検出センサ、15・・・電源バッテリ、1
6・・・記録メディア接続部、17・・・外部インタフ
ェース、18・・・表示部、18a・・・画像表示装
置、18b・・・動作表示LED、19・・・操作部、
20・・・印画ボタン、21・・・印画対象検出セン
サ、30・・・ヘッドカートリッジ部、31・・・ライ
ンヘッド、32・・・ヘッド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 真人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 堀井 伸一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 西 正太 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2C055 AA00 AA03 AA10 AA14 AA16 2C056 EA16 EB07 EB13 EB29 EB35 EC07 EC26 EC37 FA03 FA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクの液滴を吐出して、記録媒体に記
    録するためのラインヘッドと、 上記ラインヘッドを駆動する駆動部と、 上記ラインヘッドをその長手方向と交差する方向に記録
    媒体の表面に沿って案内する案内部と、 上記案内部によるラインヘッドの案内方向及び案内速度
    を検出する検出部とを備えており、 上記案内部が記録媒体の表面に沿ってラインヘッドを案
    内しながら、検出部によりラインヘッドの案内方向及び
    案内速度を検出して、この案内速度に対応してラインヘ
    ッドを駆動することにより、記録媒体の表面に印画を行
    なう手動走査式ラインプリンタであって、 さらに、上記ラインヘッドに対向する印画領域に印画対
    象物があることを検出する印画対象物検出センサを備え
    ており、 この印画対象物検出センサが印画対象物を検出したとき
    のみ、駆動部がラインヘッドを駆動させる構成としたこ
    とを特徴とする、手動走査式インクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 作動に関する表示を行なうための表示部
    を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の手動
    走査式インクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 上記表示部が、検出部により検出された
    案内速度に基づいて、適正な案内速度を表示することを
    特徴とする、請求項2に記載の手動走査式インクジェッ
    トプリンタ。
  4. 【請求項4】 上記表示部が、印画すべき画像を表示す
    ることを特徴とする、請求項2に記載の手動走査式イン
    クジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記駆動部が、印画すべき画像に関し
    て、選択された縦または横の印画方向により、ラインヘ
    ッドを駆動することを特徴とする、請求項1に記載の手
    動走査式インクジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 外部入力インタフェースを備えているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の手動走査式インクジ
    ェットプリンタ。
JP2000142259A 2000-05-09 2000-05-09 手動走査式インクジェットプリンタ Pending JP2001315385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000142259A JP2001315385A (ja) 2000-05-09 2000-05-09 手動走査式インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000142259A JP2001315385A (ja) 2000-05-09 2000-05-09 手動走査式インクジェットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001315385A true JP2001315385A (ja) 2001-11-13

Family

ID=18649264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000142259A Pending JP2001315385A (ja) 2000-05-09 2000-05-09 手動走査式インクジェットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001315385A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005002867A1 (ja) 2003-07-07 2005-01-13 Sony Corporation インクジェット記録方法及びインクジェットプリンター
JP2017013295A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 カシオ計算機株式会社 印刷装置、報知方法及びプログラム
US20170274644A1 (en) * 2016-03-23 2017-09-28 Casio Computer Co., Ltd. Printer, method of printing, and computer-readable storage medium
JP2019048416A (ja) * 2017-09-11 2019-03-28 株式会社リコー 画像記録装置
JP2020040277A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
JP2020040272A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー 携帯型画像形成装置
JP2020040276A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
JP2020040373A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー ハンドヘルド記録装置
WO2020066573A1 (en) 2018-09-28 2020-04-02 Ricoh Company, Ltd. Portable image forming apparatus and portable image forming apparatus body
EP3632688A1 (en) 2018-09-28 2020-04-08 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming apparatus body
US10882333B2 (en) 2018-09-10 2021-01-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming apparatus body
US11006016B2 (en) 2019-03-07 2021-05-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming method, and storage medium
CN113665243A (zh) * 2020-05-15 2021-11-19 精工爱普生株式会社 印刷装置以及印刷装置的控制方法

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005002867A1 (ja) 2003-07-07 2005-01-13 Sony Corporation インクジェット記録方法及びインクジェットプリンター
KR101098714B1 (ko) 2003-07-07 2011-12-23 소니 주식회사 잉크젯 기록 방법 및 잉크젯 프린터
JP2017013295A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 カシオ計算機株式会社 印刷装置、報知方法及びプログラム
US20170274644A1 (en) * 2016-03-23 2017-09-28 Casio Computer Co., Ltd. Printer, method of printing, and computer-readable storage medium
CN107225854A (zh) * 2016-03-23 2017-10-03 卡西欧计算机株式会社 印刷装置、印刷方法以及非易失性的记录介质
CN107225854B (zh) * 2016-03-23 2019-05-14 卡西欧计算机株式会社 印刷装置、印刷方法以及非易失性的记录介质
US10350881B2 (en) 2016-03-23 2019-07-16 Casio Computer Co., Ltd. Printer, method of printing, and computer-readable storage medium
JP2019048416A (ja) * 2017-09-11 2019-03-28 株式会社リコー 画像記録装置
JP2020040276A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
JP2020040272A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー 携帯型画像形成装置
JP2020040277A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
JP2020040373A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー ハンドヘルド記録装置
US10882333B2 (en) 2018-09-10 2021-01-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming apparatus body
JP7125671B2 (ja) 2018-09-10 2022-08-25 株式会社リコー 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
JP7169535B2 (ja) 2018-09-10 2022-11-11 株式会社リコー 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体
WO2020066573A1 (en) 2018-09-28 2020-04-02 Ricoh Company, Ltd. Portable image forming apparatus and portable image forming apparatus body
EP3632688A1 (en) 2018-09-28 2020-04-08 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming apparatus body
US11235591B2 (en) 2018-09-28 2022-02-01 Ricoh Company Ltd. Image forming apparatus and image forming apparatus body
US11006016B2 (en) 2019-03-07 2021-05-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming method, and storage medium
CN113665243A (zh) * 2020-05-15 2021-11-19 精工爱普生株式会社 印刷装置以及印刷装置的控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3413052B2 (ja) インクジェット記録装置及び制御方法
EP1000752B1 (en) Ink jet type printing apparatus, ink cartridge therefor, and method of controlling the printing apparatus
US20090040251A1 (en) Display control method and apparatus for printer
JP2001315385A (ja) 手動走査式インクジェットプリンタ
JP4651102B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラム
US5880753A (en) Temperature compensation apparatus and recording head and apparatus using the same
US6325479B1 (en) Ink jet recording apparatus, electronic apparatus using the same and change control method therefor
JP3359160B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JPH0611562B2 (ja) インクジェット記録装置
US6672703B2 (en) Inkjet printing apparatus and printing system
JP2001191560A (ja) インクジェット記録装置及びプリンタドライバ並びにプリンタドライバを格納した記憶媒体。
JPH09295410A (ja) 画像形成装置及び該装置におけるカートリッジ交換制御方法
JPH1110853A (ja) プリンタ及びこれに用いる印刷媒体
JP2000099214A (ja) 電子機器、プリンタ装置、及び、プリンタ装置の制御方法
JP2003011392A (ja) 印刷装置、印刷装置制御プログラムおよび印刷制御方法
JPH07314859A (ja) 画像記録装置
JP3164027B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP3581700B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JPS62268660A (ja) 記録装置
JP3859059B2 (ja) プリンタ、及び、プリンタにおける紙種違い検出方法
JP2001212986A (ja) インク−被記録媒体一体型のパック、および記録装置
JP3338314B2 (ja) プリンタ
JPH06262769A (ja) インクジェット記録方法およびその装置
JP3347680B2 (ja) 記録装置
JP2000025209A (ja) 記録装置