JPH06262769A - インクジェット記録方法およびその装置 - Google Patents

インクジェット記録方法およびその装置

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JPH06262769A
JPH06262769A JP5222593A JP5222593A JPH06262769A JP H06262769 A JPH06262769 A JP H06262769A JP 5222593 A JP5222593 A JP 5222593A JP 5222593 A JP5222593 A JP 5222593A JP H06262769 A JPH06262769 A JP H06262769A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク残量の低下を使用者に知らしめ、記録
可能枚数を増やすことができるインクジェット記録装置
を提供する。 【構成】 インク残量センサー501を用いてインクカ
ートリッジ内のインク残量低下を検知した後、記録ヘッ
ドによる単位時間当りのインク消費量を低下させ、記録
ヘッドにより記録される記録画像の濃度を低下させるこ
とにより、インク残量の低下を使用者に知らしめるとと
もに、記録可能枚数を増やす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙などの記録媒体に向
かって、微小インク液滴を噴射させ、文字や画像を記録
するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙などの記録媒体に文字や画像を
記録する装置として、インクを含んだインクリボンを記
録媒体に向かって押しつけて記録を行う、インパクト方
式の記録技術が有る。このような記録装置に於ては、記
録枚数を重ねるとインクリボンに保有しているインク量
が低下し、記録画像の濃度が低下することによって、使
用者にインクリボンに寿命を知らせる。
【0003】一方、インクジェット記録装置に於ては、
他の記録装置に比べ、 (1)高速記録が可能 (2)カラー化が容易 (3)普通紙に記録が可能 (4)騒音が小さい (5)記録品位が良い といった多くの利点を有している。
【0004】このようなインクジェット記録装置に於て
は、一般的に記録を行うための記録ヘッドと、該記録ヘ
ッドにインクを供給するためにインクを貯蔵し交換可能
なインクカートリッジとによって、構成されている。
【0005】前記インクジェット記録装置に於ても、記
録枚数を重ねるとインクカートリッジ中のインクの残量
が低下し、やがて不足し記録が出来なくなる。そのた
め、一般にはインクカートリッジ中のインク残量を随時
監視し、ある一定量以下になるとインクの残量が少ない
ことを使用者に伝えるべく、ランプ点灯やメッセージを
表示することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインクジェット記録装置は、インクカートリ
ッジ中のインク残量を監視し、インク残量がある一定量
以下になり使用者にインクカートリッジ交換または、イ
ンクカートリッジの買い置きを促しても、記録可能なイ
ンク残量のしきい値以下になると、突然記録不能にな
り、記録途中のデータを損失してしまうという問題があ
る。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、インク残量の低下を使用者に知らしめた後、記録可
能枚数を増やし、かつ、記録中のデータ損失を極力避け
ることができるインクジェット記録装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、インクを吐出する記録ヘッドを用いて記録媒体に
対して記録を行うインクジェット記録装置であって、前
記記録ヘッドに連通するインク貯留部内のインク残量低
下を検知するためのインク残量検知手段からのインク残
量低下検知信号に基づき、前記記録ヘッドによる単位時
間当りのインク消費量を低下させる駆動制御手段を備え
ることを特徴とする。
【0009】また、本発明により、インクを吐出する記
録ヘッドを用いて記録媒体に対して画像形成を行うイン
クジェット記録装置であって、前記記録ヘッドに連通す
るインク貯留部内のインク残量低下を検知するためのイ
ンク残量検知手段からのインク残量低下検知信号に基づ
き、前記記録ヘッドにより記録される記録画像の濃度を
低下させる画像濃度低下手段を備えることを特徴とする
インクジェット記録装置が提供される。
【0010】また、本発明により、インクを吐出する記
録ヘッドを用いて記録媒体に対して画像形成を行うイン
クジェット記録方法であって、前記記録ヘッドに連通す
るインク貯留部内のインク残量低下を検知し、前記記録
ヘッドによる単位時間当りのインク消費量を低下させる
ことを特徴とするインクジェット記録方法が提供され
る。
【0011】また、本発明により、インクを吐出する記
録ヘッドを用いて記録媒体に対して画像形成を行うイン
クジェット記録方法であって、前記記録ヘッドに連通す
るインク貯留部内のインク残量低下を検知し、前記記録
ヘッドにより記録される記録画像の濃度を低下させるこ
とを特徴とするインクジェット記録方法が提供される。
【0012】
【作用】前記構成によれば、インク貯留部中のインク残
量が低下しても、記録枚数を増やすことが出来るととも
に、記録データを損失する前に使用者に確実にインク残
量の低下を知らしめることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のインクジェッ
ト記録装置に係る実施例について詳細に説明する。
【0014】(第1の実施例)図2は、本発明に係るイ
ンクジェット記録装置の斜視図である。
【0015】キャリッジ1はインクジェットヘッド2と
カートリッジガイド3を搭載し、ガイド軸4及びガイド
軸5に沿って走行可能である。
【0016】記録紙6は給紙ローラ7によって本体装置
内に送り込まれ、紙送りローラ8とピンチローラ(不図
示)、紙押え板9によってはさまれ、インクジェットヘ
ッド2の前面へと搬送され記録が行われる。
【0017】インクカートリッジは、イエロー、マゼン
タ、シアンの3色を収納したカラーインクカートリッジ
10と黒インクカートリッジ11の2種類でそれぞれ別
々にカートリッジガイド3に挿入され、インクジェット
ヘッド2と接続される。
【0018】図1は、本実施例に使用するインクジェッ
ト記録ヘッドの構造を説明するための模式図である。
【0019】各ノズル106には、それぞれに対応した
発熱体104(ヒータ)が設けられており、ヘッド駆動
回路によりヒータ104に所定のエネルギーが印加され
ることにより、インク中に膜沸騰による状態変化、すな
わち発泡現象が生じ、吐出口102からインク液滴が吐
出される。
【0020】なお、ヒータ104はシリコン基板101
の上に半導体製造プロセスと同様の手法で形成される。
103は各ノズル106を構成するノズル隔壁であり、
105は各ノズル106にインクを供給するための共通
液室であり、107は天板である。
【0021】図3を用いて駆動パルスの詳細を説明す
る。ヘッド駆動回路に記録タイミング信号(a)と、記
録濃度に対応した記録データが入力される。記録タイミ
ング信号(a)により、(b)でまず電圧V1で幅T1
の矩形波の第1のパルス(プリパルス)がヒータ104
に印加される。この時ノズル106内のヒータ104付
近ではインク液滴の噴射に寄与する発泡は起こらない、
すなわち、インクの噴射は起こらない。第1のパルスは
ノズル106内のインクを加熱し、特にインクの粘度を
下げる役割をする。続いて、電圧が0でT2時間経過
後、電圧V2で幅T3の矩形状の第2のパルスがヒータ
104に印加される。ここで、第1のパルスと第2のパ
ルスの電圧は等しい、すなわちV1=V2である。また
第1のパルスの幅より第2のパルスの幅は長い、すなわ
ちT1<T3である。第2のパルスは、印加した電気エ
ネルギーがノズル106内で発泡を起こさせ、インクが
吐出口102から噴射するのに十分である電圧と幅であ
る。
【0022】図4(a)は、プリパルスT1のパルス幅
と噴射インク体積Vdの特性をプロットしたグラフであ
る。図1において、T1のパルス幅に応じてインク噴射
体積が変化することが解る。本実施例に於ては、この特
性を利用し、インクカートリッジ内のインク残量がある
一定量以下になり、残量が少なくなった時点から、プリ
パルスT1のパルス幅を通常のパルス幅より小さくし、
インク噴射体積を少なくする。
【0023】図4(b)は、噴射インク体積Vdと記録
画像の光学的反射濃度(OD値)の特性をプロットした
グラフである。
【0024】図4(a)及び(b)のグラフにより、プ
リパルスT1のパルス幅の変化に応じて、記録画像の濃
度が変化することが解る。
【0025】図5は、本実施例に於けるインクジェット
記録装置の電気的な構成を示すブロック図である。
【0026】図5に於て、記録装置全体を制御するメイ
ンコントローラ500は、処理手順を実行するマイクロ
プロセッサ形態のCPU、処理手順を示すプログラムを
格納したプログラムROM等から構成され、ホストコン
ピュータ520、インク残量センサー501、モーター
ドライバ503D、モータードライバ502D、記録画
像データを管理するドライバコントローラ510と接続
されている。5Cはシアンインクを吐出する記録ヘッ
ド、5Mはマゼンタインクを吐出する記録ヘッド、5Y
はイエローインクを吐出する記録ヘッド、5Kはブラッ
クインクを吐出する記録ヘッドである。メインコントロ
ーラ500により制御されて、モータードライバ502
Dはキャリッジ1を駆動するキャリッジモーター502
を駆動し、モータードライバ503Dは記録媒体を搬送
するフィードモーター503を駆動する。
【0027】ここでインク残量センサー501がインク
量の減少を検知すると、メインコントローラ500は、
インク残量が第1のしきい値以下となったことを判断し
てドライバコントローラ510を駆動制御し、記録画像
データを一時的に保管する駆動データメモリ510M内
のデータに基づき、図3(c)に示すようにプリパルス
T1のパルス巾を通常より短くした駆動パルスを記録ヘ
ッドに駆動信号及び記録データを転送するヘッド駆動回
路512を介して記録ヘッド5C、5M、5Y、5Kに
与える。
【0028】これにより記録画像の濃度は通常よりも低
下することになる。また、メインコントローラ500
が、インク残量センサー501からの検知信号に基づ
き、インク残量が第1のしきい値よりもさらに少ない第
2のしきい値以下となったことを判断すると、図3
(d)に示すように、プリパルスT1のパルス巾をさら
に短くした駆動パルスが前記記録ヘッドに出力されるよ
う駆動制御する。これにより記録画像の濃度はさらに低
下することになる。尚、インク残量センサー501によ
るインク残量検知方法としては、インク貯留部内におけ
るインク残量の低下を、2つの電極間にインクを介して
流れる電流の大きさにより検知する方法、インク貯留部
と記録ヘッドを結ぶインク流路の圧力変動により検知す
る方法、あるいは記録ドット数をカウントして使用イン
ク量を推定する方法、インク液面の変動を発光素子と受
光素子を組み合わせて先の透過状態により検知する方法
等、種々の公知の検知方法を適用することができる。
【0029】以上のように、インク残量の低下に伴い、
ヒータ104に印加する駆動パルスのパルス幅を制御す
ることによって、記録画像の濃度を低下させ、使用者に
インクの残量が少なくなったことを知らせることが出来
る。
【0030】(第2の実施例)第2の実施例において、
インクジェット記録装置の基本構成は第1の実施例と同
様であるため、説明を省略する。
【0031】図6(a)は、ヒータ駆動電圧Vhと噴射
インク体積Vdの特性をプロットしたグラフである。図
6(a)により、ヒータ駆動電圧Vhに応じてインク噴
射体積が変化することが解る。本実施例においては、こ
の特性を利用し、インクカートリッジ内のインク残量が
ある一定量以下になり、残量が少なくなった時点から、
ヘッド駆動電圧Vhを通常のヘッド駆動電圧Vhより小
さくし、インク噴射体積を少なくする。
【0032】図6(b)は、インク噴射体積Vdと記録
画像の光学的反射濃度(OD値)の特性をプロットした
グラフである。
【0033】図6(a)及び(b)のグラフにより、ヘ
ッド駆動電圧Vhの変化に応じて、記録画像の濃度が変
化することが解る。
【0034】図7は、本実施例に於けるインクジェット
記録装置の電気的な構成を示すブロック図である。イン
ク残量センサー501からの検知信号を受けて、メイン
コントローラ500はヘッド駆動電源504から記録ヘ
ッド5C、5M、5Y、5Kに与えられるヘッド駆動電
圧Vhを制御し、インク残量が所定のしきい値以下とな
ったときにヘッド駆動電圧Vhの大きさを通常よりも小
さくして記録画像濃度を低下させる。
【0035】以上のように、ヒータ104に印加するヘ
ッド駆動電圧Vhを制御することによって、記録画像の
濃度を低下させ、使用者にインクの残量が少なくなった
ことを知らせることが出来る。
【0036】(第3の実施例)第3の実施例において、
インクジェット記録装置の基本構成は第1の実施例と同
様であるため、説明を省略する。
【0037】また、本実施例に示すインクジェット記録
装置に於ては、安定な記録画像を得るために、記録ヘッ
ドに記録ヘッドの温度を検知するための温度検知手段と
低温時に記録ヘッドをある一定温度に保つための加熱手
段を備えている。
【0038】図8(a)は、インクジェット記録ヘッド
の制御温度と噴射インク体積Vdの特性をプロットした
グラフである。図において、記録ヘッドの制御温度に応
じてインク噴射体積が変化することが解る。本実施例に
於ては、この特性を利用し、インクカートリッジ内のイ
ンク残量がある一定量以下になり、残量が少なくなった
時点から、記録ヘッドの制御温度を通常の記録ヘッドの
制御温度より低くし、インク噴射体積を少なくする。
【0039】図8(b)は、インク噴射体積Vdと記録
画像の光学的反射濃度(OD値)の特性をプロットした
グラフである。
【0040】図8(a)及び(b)のグラフにより、記
録ヘッドの制御温度の変化に応じて、記録画像の濃度が
変化することが解る。
【0041】図9は、本実施例に於けるインクジェット
記録装置の電気的な構成を示すブロック図である。本実
施例に於て、各記録ヘッドには不図示の温度検知手段と
加熱手段が備えられ、インク残量センサー501からの
検知信号を受けて、メインコントローラ500はヘッド
温度制御回路904を駆動制御し、記録ヘッドが備える
温度検知手段が検知した温度検知信号に基づき、記録ヘ
ッドに設けられた加熱手段をコントロールして、インク
残量が所定のしきい値以下となったときに記録ヘッドの
制御温度を通常の制御温度より低くして記録画像濃度を
低下させる。
【0042】以上のように、インクジェット記録ヘッド
の制御温度を制御することによって、記録画像の濃度を
低下させ、使用者にインクの残量が少なくなったことを
知らせることが出来る。
【0043】(第4の実施例)第4の実施例において、
インクジェット記録装置の基本構成は第1の実施例と同
様であるため、説明を省略する。
【0044】一般に、ホストコンピュータから記録デー
タを受け取って、記録媒体に記録するプリンターには、
その目的に応じて、記録方法による印字モードが用意さ
れている。その一つの印字モードにドラフト印字モード
がある。
【0045】図10にドラフト印字モードの一例を示
す。図10においては、アルファベットのAと言う文字
で説明する。図10(a)は通常の印字モード時の記録
データの構成であり、(b)は記録すべき画素データを
1画素おきに記録せず、記録画素数を約半分に間引いて
いる。これにより、記録スピードを2倍近くにすること
が出来るモードである。また、この時記録画素が半分に
なるため、インクジェット記録装置に於ては、インクの
消費量も約半分になる。しかし、記録画像の濃度が低下
するため、使用者が必要に応じてスイッチ等を操作し
て、ドラフト印字モードを選択している。
【0046】本実施例では、前記ドラフト印字モードを
利用し、インクジェット記録装置に於て、インクカート
リッジ中のインク残量がある一定値以下になると、自動
的にドラフト印字モード、または、記録画素数を自動的
に少なくするモードに移行する手段を設ける。
【0047】図11は、本実施例に於けるインクジェッ
ト記録装置の電気的な構成を示すブロック図である。図
11に於て、513はメインコントローラの指示によっ
て、記録データを加工/変換するデータ変換回路であ
る。メインコントローラ500がインク残量センサー5
01からの検知信号を受けて、インク残量が所定のしき
い値以下となったことを判断すると、データ変換回路5
13を駆動制御して、ヘッド駆動回路512を介して記
録ヘッドを上記のドラフト印字モードまたは記録画素数
を自動的に少なくするモードで駆動し、記録画像濃度を
低下させる。
【0048】以上のように、インクジェット記録装置に
於て、記録データの記録画素数を低下させることによっ
て、記録画像の濃度を低下させ、使用者にインクの残量
が少なくなったことを知らせることが出来る。
【0049】(他の実施例)前記実施例は、それぞれ排
他的に独立して実施されるだけでなく、例えば、インク
の残量によって第1の実施例を実施した後、さらにイン
ク残量が低下すると第4の実施例を実施する等、複数の
実施例を組み合わせて実施することも可能である。
【0050】また、前記実施例に於ては、インク中に生
じる膜沸騰を利用したインクジェット記録技術を例にし
て説明したが、他のピエゾ方式等のインクジェット記録
技術に適用することができる。
【0051】尚、上述の各実施例において、インク残量
検知センサーは各色毎、あるいはインクカートリッジ毎
に設けることができる。そしてインク残量低下を検知し
た後、記録濃度を低下させる場合としては、カラー記録
用ヘッドを使用する場合、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色すべてについて低下させる場合、特
定の色のみ低下させる場合、インク残量が低下した色イ
ンクのみ低下させる場合がある。
【0052】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0053】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特にオンデマンド型の場合には、液体(インク)が
保持されているシートや液路に対応して配置されている
電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを
発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせ
て、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(イ
ンク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡
の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)
を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆
動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収
縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)
の吐出が達成でき、より好ましい。
【0054】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、さらに優れた記録を行うことができる。
【0055】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。
【0056】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0057】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
【0058】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0059】また、記録ヘッドに対しての回復手段、予
備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層
安定できるので好ましいものである。これらを具体的に
挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、ク
リーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体
あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備
吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効
である。
【0060】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0061】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0062】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合、インクは特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0063】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、上述のようなワードプロセッサやコンピュ
ータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または
別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複
写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置
の形態を採るものであっても良い。
【0064】図12は本発明のインクジェット記録装置
をワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファク
シミリ装置、複写装置としての機能を有する情報処理装
置に適用した場合の概略構成を示すブロック図である。
図中、1201は装置全体の制御を行う制御部で、マイ
クロプロセッサ等のCPUや各種I/Oポートを備え、
各部に制御信号やデータ信号等を出力したり、各部より
の制御信号やデータ信号を入力して制御を行っている。
1202はディスプレイ部で、この表示画面には各種メ
ニューや文書情報及びイメージリーダ1207で読み取
ったイメージデータ等が表示される。1203はディス
プレイ部1202上に設けられた透明な感圧式のタッチ
パネルで、指等によりその表面を押圧することにより、
ディスプレイ部1202上での項目入力や座標位置入力
等を行うことができる。
【0065】1204はFM(Frequency M
odulation)音源部で、音楽エディタ等で作成
された音楽情報をメモリ部1210や外部記憶装置12
12にデジタルデータとして記憶しておき、それらメモ
リ等から読み出してFM変調を行うものである。FM音
源部1204からの電気信号はスピーカ部1205によ
り可聴音に変換される。プリンタ部1206はワードプ
ロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装
置、複写装置の出力端末として、本発明に係る記録装置
が適用されたものである。
【0066】1207は原稿データを光電的に読み取っ
て入力するイメージリーダ部で、原稿の搬送経路途中に
設けられており、ファクシミリ原稿や複写原稿の他、各
種原稿の読み取りを行う。1208はイメージリーダ部
や1207で読み取った原稿データのファクシミリ送信
や、送られてきたファクシミリ信号を受信して復号する
ファクシミリ送受信部であり、外部とのインターフェー
ス機能を有する。1209は通常の電話機能や留守番電
話機能等の各種電話機能を有する電話部である。121
0はシステムプログラムやマネージャプログラム及びそ
の他のアプリケーションプログラム等や文字フォント及
び辞書等を記憶するROMや、外部記憶装置1212か
らロードされたアプリケーションプログラムや文字情報
を記憶するためのRAM、さらにはビデオRAM等を含
むメモリ部である。
【0067】1211は文書情報や各種コマンド等を入
力するキーボード部である。1212はフロッピィディ
スクやハードディスク等を記憶媒体とする外部記憶装置
で、この外部記憶装置1212には文字情報や音楽ある
いは音声情報、ユーザのアプリケーションプログラム等
が格納される。
【0068】図13は図12に示す情報処理装置の外観
図である。図中、1301は液晶等を利用したフラット
パネルディスプレイで、各種メニューや図形情報及び文
書情報等を表示する。このディスプレイ1301上には
タッチパネルが設置されており、このタッチパネルの表
面を指等で押圧することにより座標入力や項目指定入力
を行うことができる。1302は装置が電話機として機
能するときに使用されるハンドセットである。
【0069】キーボード1303は本体と脱着可能にコ
ードを介して接続されており、各種文字情報や各種デー
タ入力を行うことができる。また、このキーボード13
03には各種機能キー1304等が設けられている。1
305はフロッピィディスクの挿入口である。
【0070】1307はイメージリーダ部1207で読
み取られる原稿を載置する用紙載置部で、読み取られた
原稿は装置後部より排出される。またファクシミリ受信
等に於ては、インクジェットプリンタ1307により記
録される。
【0071】尚、上記ディスプレイ1301はCRTで
もよいが、強誘電性液晶を利用した液晶ディスプレイ等
のフラットパネルが望ましい。小型、薄型化に加え軽量
化が図れるからである。上記情報処理装置をパーソナル
コンピュータやワードプロセッサとして機能する場合、
図12においてキーボード部1211から入力された各
種情報が制御部1201により所定のプログラムに従っ
て処理され、プリンタ部1206に画像として出力され
る。ファクシミリ装置の受信機として機能する場合、通
信回線を介してファクシミリ送受信部1208から入力
したファクシミリ情報が制御部1201により所定のプ
ログラムに従って受信処理され、プリンタ部1206に
受信画像として出力される。
【0072】また、複写装置として機能する場合、イメ
ージリーダ部1207によって原稿を読み取り、読み取
られた原稿データが制御部1201を介してプリンタ部
1206に複写画像として出力される。尚、ファクシミ
リ装置の送信機として機能する場合、イメージリーダ部
1207によって読み取られた原稿データは、制御部1
201により所定のプログラムに従って送信処理された
後、ファクシミリ送受信部1208を介して通信回線に
送信される。尚、上述した情報処理装置は図14に示す
ようにインクジェットプリンタを本体に内蔵した一体型
としてもよく、この場合はよりポータブル性を高めるこ
とが可能となる。同図において、図13と同一機能を有
する部分には、対応する符号を付した。
【0073】以上説明した多機能型情報処理装置に本発
明の記録装置を適用することによって、高品位の記録画
像を得ることができるため、上記情報処理装置の機能を
さらに向上させることが可能となる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればイ
ンクジェット記録装置に於て、インク貯留部内のインク
残量を監視し、ある一定量以下になると記録ヘッドに印
加するエネルギーを制御する、記録ヘッドの制御温度を
制御する、あるいは記録データの記録画素数を減じる等
により、記録画像の濃度を低下させ、使用者にインク残
量が少ないことを確実に知らせることが出来る。また、
インクの消費量を低下させるため、インク貯留部内のイ
ンク残量が低下した後の記録量を増やすことが出来る。
さらに、昨今、パーソナルコンピュータの著しい普及に
より、記録装置に於ても、コンパクトで安価な記録装置
が要求されているが、本発明によれば、従来のインクジ
ェット記録装置に必要であったインク残量低下を使用者
に知らせるためのランプやメッセージを表示する為の表
示器を設ける必要がなく、使用者に確実にインク残量低
下を知らせることが出来るため、記録装置を安価に提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録ヘッドの構造を示す模式図
である。
【図2】本発明に係るインクジェット記録装置の斜視図
である。
【図3】インクジェット記録ヘッドの駆動パルスを示す
タイミングチャートである。
【図4】記録ヘッド駆動プリパルスT1と噴射インク体
積の特性のグラフ、及び、噴射インク体積と記録媒体に
形成される記録画像の濃度の特性を示すグラフである。
【図5】第1の実施例のインクジェット記録装置の電気
的な構成を示すブロック図である。
【図6】記録ヘッド駆動電圧Vhと噴射インク体積の特
性のグラフ、及び、噴射インク体積と記録媒体に形成さ
れる記録画像の濃度の特性を示すグラフである。
【図7】第2の実施例のインクジェット記録装置の電気
的な構成を示すブロック図である。
【図8】記録ヘッドの制御温度と噴射インク体積の特性
のグラフ、及び、噴射インク体積と記録媒体に形成され
る記録画像の濃度の特性を示すグラフである。
【図9】第3の実施例のインクジェット記録装置の電気
的な構成を示すブロック図である。
【図10】ドラフト印字モードを説明するための図であ
る。
【図11】第4の実施例のインクジェット記録装置の電
気的な構成を示すブロック図である。
【図12】本発明のインクジェット記録装置を情報処理
装置に適用した場合の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図13】情報処理装置の外観図である。
【図14】情報処理装置の他の例を示す外観図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 印字ヘッド 3 カートリッジガイド 4 ガイド軸A 5 ガイド軸B 5C シアン記録ヘッド 5M マゼンタ記録ヘッド 5Y イエロー記録ヘッド 5K ブラック記録ヘッド 6 記録用紙 7 給紙ローラ 8 紙送りローラ 9 紙押さえ板 10 カラーカートリッジ 11 ブラックカートリッジ 101 シリコン基板 102 インク吐出口 103 ノズル隔壁 104 発熱体(ヒータ) 105 共通液室 106 ノズル 107 天板 500 記録装置全体を制御するメインコントローラ 501 インク残量を検知するためのセンサー 502 記録ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するた
めのキャリッジモーター 502D キャリッジモーターを駆動するモータードラ
イバー 503 記録媒体を搬送するフィードモーター 503D フィードモーターを駆動するモータードライ
バー 504 ヘッド駆動電圧をメインコントローラの指示に
よって制御するヘッド駆動電源 510 記録画像データを管理するドライバーコントロ
ーラ 510M 記録画像データを一時的に保管するデータメ
モリ 512 記録ヘッドに駆動信号及び記録データを転送す
るヘッド駆動回路 513 メインコントローラの指示によって、記録デー
タを加工/変換するデータ変換回路 904 ヘッド温度を監視し、メインコントローラの指
示する制御温度に記録ヘッドの温度を制御するヘッド温
度制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/125 9012−2C B41J 3/04 103 X 9012−2C 104 K

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する記録ヘッドを用いて記
    録媒体に対して記録を行うインクジェット記録装置であ
    って、 前記記録ヘッドに連通するインク貯留部内のインク残量
    低下を検知するためのインク残量検知手段からのインク
    残量低下検知信号に基づき、前記記録ヘッドによる単位
    時間当りのインク消費量を低下させる駆動制御手段を備
    えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御手段は、前記記録ヘッドに
    印加する駆動パルスのパルス幅を制御することを特徴と
    する請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動制御手段は、前記記録ヘッドに
    印加する駆動パルスの駆動パルス電圧を制御することを
    特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動制御手段は、前記記録ヘッドの
    温度を制御することを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動制御手段は、記録データを加工
    して、前記記録ヘッドにより記録する画素数を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装
    置。
  6. 【請求項6】 インクを吐出する記録ヘッドを用いて記
    録媒体に対して画像形成を行うインクジェット記録装置
    であって、 前記記録ヘッドに連通するインク貯留部内のインク残量
    低下を検知するためのインク残量検知手段からのインク
    残量低下検知信号に基づき、前記記録ヘッドにより記録
    される記録画像の濃度を低下させる画像濃度低下手段を
    備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えているインクジェット記録ヘッドである請求項1
    乃至6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドは、前記熱エネルギー変
    換体によって印加される熱エネルギーによりインクに状
    態変化を生起させ、該状態変化に基づいて吐出口よりイ
    ンクを吐出させるものである請求項7記載のインクジェ
    ット記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置と原稿画像読み取り手段を備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8のいずれかに記載のイ
    ンクジェット記録装置と画像情報の送信及び/または受
    信手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 原稿画像読み取り手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至8のいずれかに記載のイ
    ンクジェット記録装置と記録信号入力手段を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 記録信号入力手段がキーボードである
    ことを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 インクを吐出する記録ヘッドを用いて
    記録媒体に対して画像形成を行うインクジェット記録方
    法であって、 前記記録ヘッドに連通するインク貯留部内のインク残量
    低下を検知し、 前記記録ヘッドによる単位時間当りのインク消費量を低
    下させることを特徴とするインクジェット記録方法。
  15. 【請求項15】 インクを吐出する記録ヘッドを用いて
    記録媒体に対して画像形成を行うインクジェット記録方
    法であって、 前記記録ヘッドに連通するインク貯留部内のインク残量
    低下を検知し、 前記記録ヘッドにより記録される記録画像の濃度を低下
    させることを特徴とするインクジェット記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100477700B1 (ko) * 2003-01-15 2005-03-18 삼성전자주식회사 잉크잔량에 의한 인자농도 제어 방법
WO2014018034A1 (en) * 2012-07-26 2014-01-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Techniques pertaining to driving ink level consumption
US9221267B2 (en) 2014-03-28 2015-12-29 Funai Electric Co., Ltd. Printer, terminal device, and method for obtaining information
JP2019188745A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置

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