JP2001314290A - 棚装置における支柱のカバー装置 - Google Patents

棚装置における支柱のカバー装置

Info

Publication number
JP2001314290A
JP2001314290A JP2001101519A JP2001101519A JP2001314290A JP 2001314290 A JP2001314290 A JP 2001314290A JP 2001101519 A JP2001101519 A JP 2001101519A JP 2001101519 A JP2001101519 A JP 2001101519A JP 2001314290 A JP2001314290 A JP 2001314290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
cover
column
shelf
cover body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001101519A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Matsuda
顯 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
Priority to JP2001101519A priority Critical patent/JP2001314290A/ja
Publication of JP2001314290A publication Critical patent/JP2001314290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】支柱の上端を塞ぐカバーを簡単に取付けできる
ようにする。 【手段】カバー体31には下向きの回動体37が形成さ
れており、回動体37は、支柱4の係止溝孔9に嵌合し
得る爪片38が形成されている。可動片37は傾斜して
おり、カバー体31の挿入孔35に押し込み体32を嵌
め込むと、回動片37がその弾性に抗して係止溝孔9の
方向に回動して、爪片38が係止溝孔9に嵌合する。そ
の結果、カバー体31は抜け不能に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陳列棚、キャビネット
等の棚装置における支柱のカバー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】キャビネ
ットや陳列棚における棚装置は、支柱等の支持部材に上
下方向に一定間隔にて係合溝孔を穿設し、該係合溝孔に
はブラケットの基端から突出する係止鉤爪を落とし込み
係止し、そのブラケットに棚板を載置しているものが一
般的である。
【0003】この棚装置において、ブラケットの浮き上
がり防止手段として実開平5−51126号公報には、
ブラケットの側面に沿設する弾性板製の規制体の後端に
は、前記係合溝穴に上下動不能に嵌合する挿入部を備
え、規制体の前後方向中途部に設けた規制突出部を、ブ
ラケットに穿設した規制凹部に上下動不能及び前後動不
能に嵌め合わせる一方、規制体の前端側には、ブラケッ
トに対して左右方向に移動不能に保持する爪片を設ける
ことが記載されいてる。
【0004】本発明は、このような棚装置において、中
空の支柱の上端を塞ぐカバー装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、棚
装置における中空状支柱の上端を塞ぐカバー装置は、前
記支柱の上端部に横ずれ不能に嵌まる合成樹脂製のカバ
ー体と、このカバー体に形成された上下貫通の挿入穴に
上方から嵌まってこれを塞ぐ押し込み体とから成ってお
り、押し込み体をカバー体の挿入孔に嵌め入れることに
より、カバー体が支柱から抜け不能に保持される。
【0006】請求項2の発明では、請求項1において、
前記支柱には、棚板支持用ブラケットを係止するための
係止溝孔が、当該支柱の上端部まで形成されている一
方、前記カバー体には、前記支柱の上端部に位置した係
合溝孔と対向する爪片を備えた回動片が、当該回動片の
弾性に抗しての変形によって回動すると前記爪片が係止
溝孔に嵌合する状態で下向きに突設されており、前記押
し込み体を挿入孔に嵌め込むと爪片が係止溝孔に嵌まる
状態に回動するように設定されている。
【0007】請求項3の発明では、支柱の上端には横梁
が接続されており、この横梁の端部に前記カバー体が上
方から重なっている。
【0008】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例に基づいて
説明する。
【0009】図1は陳列棚1の概略斜視図であり、この
陳列棚1は、棚装置の浮き上がり防止装置を備えてい
る。図2は棚装置の浮き上がり防止装置各部品の斜視
図、図3はブラケット2及びガラス製の棚板3を装着し
た状態の要部側断面図である。
【0010】陳列装置1は、左右一対の断面矩形筒状の
支柱4と、該各支柱4の下端に設けたキャスタ6付きの
脚体5と、下横梁7及び上横梁8と、前記左右の支柱4
間に装架する複数のブラケット2及び各ブラケット2の
上面に載置する棚板3からなる棚装置とを有する。
【0011】各支柱4の4周面には、上下方向に一定間
隔(P1)にて一定寸法(P2)の縦長の係合溝孔9が
穿設されている(図3参照)。ブラケット2は厚みがt
1の金属板製で側面視略三角形状に形成されており、こ
のブラケット2の基端には、前記係合溝孔9に落とし込
み係止するための下向きの係止鉤爪10が上下に複数
個、後向きに突設されている。
【0012】符号11で示すのはナイロン樹脂等の合成
樹脂製の第1規制体であり、この第1規制体11は、図
2及び図3に示すように、下端に下向き開放溝13を備
えた平板状の基部12と、該基部12から後向きに一体
的に突出する規制爪14とからなっている。
【0013】第1規制体11には、ブラケット2の板厚
t1と同じ寸法の下向き開放溝13が形成されており、
このため、第1規制体11は、ブラケット2において上
側の係止鉤爪10が突出する基端部を上から跨ぐように
構成されている。
【0014】前記基部12には、前記下向き開放溝13
の左右両外側に鋸歯状の抜け止め部15を設けている。
また、基部12は、ブラケット2の基端側において、支
柱4の表面と棚板3の後端面との間に介挿されるように
構成されている。
【0015】符号16では第2規制体を示している。こ
の第2規制体16はナイロン樹脂等の合成樹脂製であ
り、図2及び図3に示すように、前記第1規制体11に
着脱自在に被嵌する垂直片17と、前記棚板3の上面に
当接する略水平状の押え片18とを備えて、側面視略逆
L字状に形成されている。
【0016】また、前記垂直片17に設けた下向き開放
溝19には、前記第1規制体11の基部12における鋸
歯状の上下複数段の抜け止め部15と互いに噛み合って
上方向への抜け止めとなる、同じく鋸歯状の上下複数段
の抜け止め部20が形成されている。
【0017】なお、図4に示すように、ブラケット2の
前端には、棚板3の前端縁に被嵌してこれを保護する断
面コ字状の横長手の縁部材25を配置するものであり、
この縁部材25の切り起こし片26をブラケット2の側
面に当接させて横移動を阻止し、また、図示しない接着
剤等にてブラケット2と縁部材25とを固定して棚板3
の前側の浮き上がりを防止している。
【0018】なお、ブラケット2の前端を後向きコ字状
に切欠いた切り込み部27にて棚板3の前端の浮き上が
りを防止するようにしても良い(図4の二点鎖線参
照)。
【0019】さらに、図3及び図4に示すように、ブラ
ケット2の上面に設けたクリップ28の上面にゴム板等
の緩衝材29にて、ガラス板製の棚板3を保護してい
る。
【0020】この構成によれば、予めブラケット2の上
側の係止鉤爪10が係止した係合溝孔9の上側空間に、
前記規制爪14を支柱4の表面側から挿入させた後、基
部12における下向き開放溝13をブラケット2の基端
側に跨がらせると、係止鉤爪10が係合溝孔9から外れ
不能となり、ブラケット2は上下にガタつかない。
【0021】そして、各ブラケット2の上面に棚板3を
載置すると、該棚板3の後端縁と支柱4の表面との間
に、前記第1規制体11における平板状の基部12が挟
まれて配置される。
【0022】この状態で、棚板3より上方から第2規制
体16の二股状の垂直片17を、支柱4の表面に沿わせ
ながら前記第1規制体11の鋸歯状の抜け止め部15に
向かって差し込むと、該抜け止め部15と、同じく鋸歯
状の抜け止め部20とが互いに噛み合って、第2規制体
16は上方向へ抜け不能となる。
【0023】また、この第2規制体16における押え片
18にて棚板3の上面後部を押しつけているので、棚板
3自体もしくはブラケット2に下方から上向きの外力が
作用しても、棚板3が浮き上がることを防止できる(図
3の二点鎖線参照)。
【0024】また、棚板3の厚さに応じて、前記第1規
制体11における鋸歯状の上下複数段の抜け止め部15
と、第2規制体16における同じく鋸歯状の上下複数段
の抜け止め部20との噛み合い高さを変更することで、
第2規制体16の押し込み量を任意に調節でき、その状
態で棚板3を常時上方向への抜け止めとすることができ
る。
【0025】なお、前記第2規制体16における押え片
18には、棚板3の側縁に当接するストッパー片30を
下向きに一体的に設けて、棚板3が横ずれするのを防止
するように構成しても良い(図2の二点鎖線参照)。
【0026】前記実施例では、第1規制体11における
平板状の基部12の裏面側に、左右一対の抜け止め部1
5を段付き状に形成した(従って、平板部は鍔状に形成
される)が、平板でない基部12に一対の抜け止め部1
5が形成されていても良い。
【0027】浮き上がり防止装置は、陳列棚ばかりでな
く、物品棚、食器棚やキャビネットにおける棚装置にも
適用できることはいうまでもない。これらの場合におい
て、支柱4の代わりに、キャビネット等における側板等
の支持部材(図示せず)に設けた係合溝孔にブラケット
を着脱自在に装着し、このブラケットの基端側と、この
ブラケットに載置する棚板に対しても、前記第1規制体
11及び第2規制体16を適用することができる。
【0028】次に、本発明に係るカバー装置を図5及び
図6に基づいて説明する。これら図5及び図6に示すよ
うに、支柱4の上端開口面4aはカバー装置で塞がれ
る。
【0029】このカバー装置は、合成樹脂製のカバー体
31と押し込み体32とからなり、カバー体31の上板
33のほぼ中央部には、押し込み体32が嵌まる挿入孔
34が穿設されている。挿入孔34の下面側には、ブリ
ッジ部35と下向きに延びるリブ36とが一体的に形成
されている。
【0030】このリブ36の前後縁の凸部36aと対峙
し、且つ、平面視でリブ36の長手方向と直交する前後
一対の回動片37を前記上板33の下面から一体的に突
出させ、この各回動片37の外面には、前記支柱4にお
ける係止溝孔9の上側縁に係止する爪片38が設けられ
ている。また、各回動片37の裏面側には、当接部39
が、前記各凸部36aと対面するように設けられてい
る。
【0031】他方、前記押し込み体32には、前記リブ
36の前後と前後一対の回動片37、37との間の隙間
に挿入できる前後一対の押しリブ40が下向きに延びる
ように設けられている。
【0032】図5から理解できるように、支柱4の上端
間をつなぐ上横梁8の左右両端の下向き鉤41は、支柱
4の上端開口面4aに切欠いた溝42に嵌合する。
【0033】この構成により、支柱4の上端間を上横梁
8にて連結した後、上端開口面4aに、前記カバー体3
1を、そのリブ36及び一対の回動片37が嵌まるよう
に挿入すると、各回動片37における爪片38が内側か
ら各係止溝孔9の上端側に臨む。
【0034】この状態にて、押し込み体32をカバー体
31の挿入孔34に嵌め入れると、押しリブ40の下端
が前記当接部39と凸部36aと間に挿入され、回動片
37を外向きに押出し、爪片38が各係止溝孔9の上端
縁に係止することで、カバー体31が支柱4から外れ不
能となるのである。
【0035】この場合、上横梁8の下向き鉤41はカバ
ー体31の上板33にて押え込まれているから、上横梁
8が不用意に外れることも防止できるのである。なお、
このカバー装置は、前記上横梁8が存在しない状態でも
使用できることは、前述の説明から容易に理解できよ
う。
【0036】
【発明の作用・効果】本発明では、押し込み体をカバー
体の挿入孔に嵌め入れると、カバー体は支柱に外れ不能
に保持される。
【0037】請求項2では、係止溝孔を利用してカバー
体の抜けが阻止される。請求項3では、上横梁はカバー
体で押え込まれているため、上横梁が不用意に外れるこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】陳列棚の斜視図である。
【図2】棚装置の浮き上がり防止装置の各部品の斜視図
である。
【図3】要部側断面図である。
【図4】ブラケットの前端と棚板との装着部を示す斜視
図である。
【図5】カバー装置の斜視図である。
【図6】要部断面図である。
【符号の説明】
2 ブラケット 3 棚板 4 支柱 9 係合溝孔 10 係止鉤爪 11 第1規制体 12 基部 13,19 下向き開放溝 14 規制爪 15,20 抜け止め部 16 第2規制体 17 垂直片 18 押え片 31 カバー体 32 押し込み体 37 回動片 40 押しリブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棚装置における中空状支柱の上端を塞ぐカ
    バー装置であって、 前記支柱の上端部に横ずれ不能に嵌まる合成樹脂製のカ
    バー体と、このカバー体に形成された上下貫通の挿入穴
    に上方から嵌まってこれを塞ぐ押し込み体とから成って
    おり、押し込み体をカバー体の挿入孔に嵌め入れること
    により、カバー体が支柱から抜け不能に保持される、棚
    装置における支柱のカバー装置。
  2. 【請求項2】前記支柱には、棚板支持用ブラケットを係
    止するための係止溝孔が、当該支柱の上端部まで形成さ
    れている一方、 前記カバー体には、前記支柱の上端部に位置した係合溝
    孔と対向する爪片を備えた回動片が、当該回動片の弾性
    に抗しての変形によって回動すると前記爪片が係止溝孔
    に嵌合する状態で下向きに突設されており、前記押し込
    み体を挿入孔に嵌め込むと爪片が係止溝孔に嵌まる状態
    に回動するように設定されている、請求項1に記載した
    棚装置における支柱のカバー装置。
  3. 【請求項3】前記支柱の上端には横梁が接続されてお
    り、この横梁の端部に前記カバー体が上方から重なって
    いる、請求項2に記載した棚装置における支柱のカバー
    装置。
JP2001101519A 2001-03-30 2001-03-30 棚装置における支柱のカバー装置 Pending JP2001314290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101519A JP2001314290A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 棚装置における支柱のカバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101519A JP2001314290A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 棚装置における支柱のカバー装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7339795A Division JPH08266344A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 棚装置の浮き上がり防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001314290A true JP2001314290A (ja) 2001-11-13

Family

ID=18954816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001101519A Pending JP2001314290A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 棚装置における支柱のカバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001314290A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136536A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Roiyaru:Kk 陳列棚
JP2014079270A (ja) * 2012-10-12 2014-05-08 Okamura Corp 物品陳列棚
JPWO2019087896A1 (ja) * 2017-11-06 2020-11-19 本田技研工業株式会社 樹脂成形品、成形装置及び成形方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136536A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Roiyaru:Kk 陳列棚
JP2014079270A (ja) * 2012-10-12 2014-05-08 Okamura Corp 物品陳列棚
JPWO2019087896A1 (ja) * 2017-11-06 2020-11-19 本田技研工業株式会社 樹脂成形品、成形装置及び成形方法
JP7064505B2 (ja) 2017-11-06 2022-05-10 本田技研工業株式会社 樹脂成形品、射出成形装置及び射出成形方法
US11654839B2 (en) 2017-11-06 2023-05-23 Honda Motor Co., Ltd. Resin molded article, molding device, and molding method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003298252A (ja) 電子機器の取付構造
US7980613B2 (en) Rear garnish clip
JP2001314290A (ja) 棚装置における支柱のカバー装置
JPH08266344A (ja) 棚装置の浮き上がり防止装置
JP3107973B2 (ja) 抽斗支持レールへのスライダーの取付け構造
JPH0545254Y2 (ja)
JP2020032111A (ja) 浴室カウンター構造
JPS634444Y2 (ja)
JPH0420260Y2 (ja)
JPH0551126U (ja) ブラケット装置
JP2582350Y2 (ja) 掛け吊り具
JP2790089B2 (ja) ブラケット取付構造
JP3028488U (ja) 防犯ケース
JPS6244669Y2 (ja)
JP2557966Y2 (ja) 家具における棚板の仮止め具
JPH0593257U (ja) 間仕切装置における脚ブラケットの抜止め装置
JPH0454039Y2 (ja)
JP3196544B2 (ja) 連結杆の抜止め連結装置
JP3068100U (ja) 展示物固定具
JP3770279B2 (ja) 液体容器の収容支持具
JPH0352425Y2 (ja)
JP3723440B2 (ja) パック体を着脱可能な電子機器
JPH0736767U (ja) 箱体における天板取付け装置
JPH0956572A (ja) すだれ吊掛具
JPH09290671A (ja) シートクッションシールドの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302