JP3028488U - 防犯ケース - Google Patents

防犯ケース

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JP3028488U
JP3028488U JP1996002551U JP255196U JP3028488U JP 3028488 U JP3028488 U JP 3028488U JP 1996002551 U JP1996002551 U JP 1996002551U JP 255196 U JP255196 U JP 255196U JP 3028488 U JP3028488 U JP 3028488U
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JP
Japan
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locking
slide
locking pin
fixture
case
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996002551U
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English (en)
Inventor
進 上中
Original Assignee
株式会社オプテック
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Publication date
Application filed by 株式会社オプテック filed Critical 株式会社オプテック
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Abstract

(57)【要約】 [課題] 特殊な鍵を使用して係止ピンを上方向に移動
させて解除するため、係止時には常に下方を向き確実に
係止部に係止ピンを係止固定でき、防犯効果の高い防犯
ケースを提供しようとするものである。[解決手段]
少なくとも前面を開口したケース本体の上部に、先端部
を段差状に形成した解除部を設けた鍵を挿入する挿入口
及び後述するスライド具を挿入するためのスライド溝を
設けると共に、後述する係止ピンを係止する複数の係止
部を形成した固定具を一体に設け、係止部に対応すべく
上方に上下動する複数の係止ピンを設けると共に、側方
にケース本体の少なくとも前面の一部を係止する係止板
を設けたスライド具を固定具に対して着脱自在に設けた
ことを特徴とする防犯ケース。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に音楽用CDを入れる防犯ケースに係るものであり、詳しくは従 来品を改良した防犯ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の防犯ケースとしては図9及び図10に示すように音楽用CDを 入れるための前面を開口Aしたケース本体Bの上部の空胴C内に、後述する係止 ピンを係止する係止部C1を一体に突設すると共に、係止ピンF2を右側水平方 向に傾けるべく鍵Dの2箇所の水平方向に折曲した解除部D1を挿入する挿入口 C2を穿設した固定具Eの空胴C内に、断面L字形の係止板F1の上面内側に係 止ピンF2を設けた係止具Fを着脱自在に設けたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術では、鍵Dを使用して係止ピンF2を何度も右側水平方向に傾けて 解除を行なっていると係止ピンF2が自然と右側に傾き固定されるようになり、 鍵Dを使用しなくても係止板F1の端を摘んで前方に引っ張るだけで係止部C1 から係止ピンF2が容易に外れてしまい防犯ケースとしての役目を果たさなくな る。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、特殊な鍵を使用して係止ピンを上方向に移動させて解 除するため、係止時には常に下方を向き確実に係止部に係止ピンを係止固定でき 、防犯効果の高い防犯ケースを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における防犯ケースは、少なくとも前面を 開口したケース本体の上部に、先端部を段差状に形成した解除部を設けた鍵を挿 入する挿入口及び後述するスライド具を挿入するためのスライド溝を設けると共 に、後述する係止ピンを係止する複数の係止部を形成した固定具を一体に設け、 係止部に対応すべく上方のスライド板に上下動する複数の係止ピンを設けると共 に、側方にケース本体の少なくとも前面の一部を物品を入れた状態で係止する係 止板を設けたスライド具を固定具に対して着脱自在に設けてなるものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 1は、音楽用CDを入れるケース本体で、前面1aを開口してあり、前面1a の下端面側には音楽用CDの落下防止のための爪片1bを形成してある。 2は、ケース本体1の上部右端に一体に設けた固定具で、右側端面2aより左 側に向って上部水平方向にL字形のスライド溝2bを設け、左側端面2cより右 側に向って下部水平方向に鍵を挿入するための挿入口2dを設けると共に、下面 に後述する係止ピンを係止すべく段差状に形成した第1係止部2e1・第2係止 部2e2・第3係止部2e3からなる係止部2eを形成してある。 なお、穴2fは音楽用CDを前面に押し出すためのものである。 3は、係止部2eに対応すべくスライド溝2bに着脱自在に取り付けるL字形 のスライド板3aに周囲を切り欠いた上下動する第1係止ピン3a1・第2係止 ピン3a2・第3係止ピン3a3を設けると共に、スライド板3aの側方2面に ケース本体1の前面1aの一部を音楽用CDを入れた状態で係止する平面L字形 の係止板3bを設けたスライド具である。 4は先端部を段差状に形成した鍵で、挿入口2dより差し込むことにより第1 係止部2e1に係止している第1係止ピン3a1を上方へ移動させ係止解除する 第1解除部4a1・同じく第2係止ピン3a2を解除する第2解除部4a2・同 じく第3係止ピン3a3を解除する解除部4a3を形成した解除部4aを設けた ものである。 なお、摘み片4bをコの字形にしてケース本体1の上面に嵌着するようにして 左右移動可能にしてもよい。
【0007】 つぎに使用例を説明する。 まず、ケース本体1の前面1aより音楽用CDOを下端が爪片1bに係止する ように入れる。 つづいて、固定具2のスライド溝2bに対してスライド具3のスライド板3a を挿入して第1係止ピン3a1を第1係止部2e1に、第2係止ピン3a2を第 2係止部2e2に、第3係止ピン3a3を第3係止ピン2e3にそれぞれ係止さ せ固定具2にスライド具3を係止固定させ、店の陳列棚に配置する。 つまり、スライド具3における係止板3bにて音楽用CDOの上部右隅を係止 すると共に、下端を爪片1bにて係止することによりケース本体1より音楽用C Dを盗もうとしても盗めない。 つぎに、お客様が購入する場合においてはカウンターにて固定具2の挿入口2 dより鍵4を挿入し、第1解除部4a1にて第1係止ピン3a1を上方へ移動さ せ係止解除し、同様に第2解除部4a2にて第2係止ピン3a2を、第3解除部 4a3にて第3係止ピン3a3をそれぞれ係止解除する。 この状態で、スライド具3を右方向にずらせて固定具2より取り外し、ケース 本体1の穴2fより指を入れて音楽用CDOを前面に押し出してお客様に渡す。
【0008】 なお、ケース本体1に防犯システムの一つである共振タグを張り付け、ケース 本体1ごと盗もうとしても店の出口でラジオ波等により検知させることも一考で ある。
【0009】 また、係止ピン及び係止部の数は必要に応じて決定すればよく、ケース本体も 音楽用CDに限定せず他の商品でもよい。 さらに、固定具の取り付け位置もケース本体の上部右端に限定せず、左端でも よい。
【00010】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 1)、特殊な鍵を使用して複数の係止ピンを上方向に移動させて解除するため、 防犯効果が高い。 2)、係止ピンは常に下向きに形成しているため、何度解除しても係止ピンは下 向きであり、従来品のように引っ張られても抜けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケース本体と固定具の正面図。
【図2】本考案のケース本体と固定具の一部横断平面
図。
【図3】本考案のケース本体と固定具の側面図。
【図4】本考案のスライド具の正面図。
【図5】本考案のスライド具の平面図。
【図6】本考案のスライド具の側面図。
【図7】本考案の鍵の平面図。
【図8】本考案の使用状態を示す平面図。
【図9】従来例を示す正面図。
【図10】従来例を示す一部横断底面図。
【符号の説明】
1−−−ケース本体 2−−−固定具 3−−−スライド具 4−−−鍵 O−−−音楽用CD

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前面を開口したケース本体の
    上部に、先端部を段差状に形成した解除部を設けた鍵を
    挿入する挿入口及び後述するスライド具を挿入するため
    のスライド溝を設けると共に、後述する係止ピンを係止
    する複数の係止部を形成した固定具を一体に設け、係止
    部に対応すべく上方のスライド板に上下動する複数の係
    止ピンを設けると共に、側方にケース本体の少なくとも
    前面の一部を物品を入れた状態で係止する係止板を設け
    たスライド具を固定具に対して着脱自在に設けたことを
    特徴とする防犯ケース。
JP1996002551U 1996-02-27 1996-02-27 防犯ケース Expired - Lifetime JP3028488U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3370028B2 (ja) 1999-09-13 2003-01-27 惠一 井村 盗難防止ケース
JP3480228B2 (ja) 1997-03-21 2003-12-15 松下電器産業株式会社 定形物品用盗難防止装置

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JP3480228B2 (ja) 1997-03-21 2003-12-15 松下電器産業株式会社 定形物品用盗難防止装置
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