JPS5815950Y2 - カ−ドケ−スの着脱装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は１例えばジュークボックスの曲名カードを収納
するカードケースの着脱装置に関するもので、カードケ
ースの着脱を容易、確実にすると共に、カードケースの
取付けに際して、カードケースの左右方向の位置決めが
スムーズに行なわれるようにすることなどを目的とする
。

図は本考案の実施例を示すジュークボックス用のカード
ケースの着脱装置であり、第１図はジュークボックス本
体の上枠１と下枠２にカードケース３を取付けた状態を
裏からみたもので、第２図はその側面からみたものであ
る。

この上枠１には、カードケース３の上端を係止するため
の側面り字形などの係止ブラケット４が一体もしくは別
体に設けられ、また、下枠２にはカードケース３０下端
を押上げ係止するための弾性板５をほぼ水平に配置して
設けられる。

カードケース３には、その背面下方に、上記の弾性板５
を馬乗り状態に挾むようにする二股ブラケット６が、カ
ードケース３と僅かに離間して平行に取付けられており
、上記の弾性板５には、この二股状ブラケット６の前方
で、かつ左右に突出する突出部７が一体に形成されてい
る。

今、第１図および第２図に示すように、カードケース３
が取付けられている状態から、このカードケース３を後
方へ開いて水平状態にするか、あるいは取外してしまう
場合には、カードケース３を第２図に示す矢印Ａ方向、
すなわち下方向へ手テ弾性板５０弾性に抗して押下げ、
これによってカードケース３の上端を係止ブラケット４
から外してやり、その後、カードケース３の上方を後方
へ矢印Ｂに示すように開いてやることによって、第３図
に示すように、カードケース３をほぼ水平状態に倒すか
、あるいはジュークボックスから完全に取外すことがで
きる。

上記のカードケース３をほぼ水平状態に倒して停止させ
るためには、第３図で解るように、カードケース３に取
付けられている二股状ブラケット６が弾性板５の左右の
突出部７によって引掛かり。

はぼ水平状態を保持する。

この状態にすることによって１曲名カードの交換作業を
容易に行なうことができるので、極めて便利である。

次にこのカードケース３を取付ける場合は、第２図に示
すように、カードケース３の上端を係止ブラケツ）４に
矢印Ｃ方向より挿入係止させ、その後カードケース３の
下端を矢印り方向へ前進させることによって、その下端
が弾性板５と係止し、上方に押上げられて取付は完了す
る。

この際、カードケース３の下端は、二股状ブラケット６
が弾性板５に馬乗り状態で挾むようにして前進するので
、これにより、ガイドされてカードケース３の左右方向
の位置決めがスムーズに行なわれる。

なお５図の実施例では、ジュークボックス用のカードケ
ース着脱装置について述べたが、これに限られることな
く１種々の着脱装置に応用が可能であり、また１図では
カードケースの中央に二股状ブラケットを一個所設け、
さらに上梓に係止ブラケット、下枠に弾性板をそれぞれ
一個所設けるようにしたものであるが、カードケースな
どの重量や大きさなどの条件によっては１例えば、その
左右へ複数個所設けてやればよい。

本考案は以上のように構成することによって。

カードケースなどの着脱を容易、確実にすることができ
、またカードケースなどの取付けに際して。

は、二股状ブラケットと弾性板によってカードケースの
左右方向の位置決めがスムーズに行なわれ。

さらにカードケースを開いて、はぼ水平状態に停止させ
ることができるので、カードの交換作業が便利になるな
どの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案になるカードケースの着脱装置の実施例
を示す背面図、第２図はその側面図、第３図はカードケ
ースをほぼ水平状態に停止させた状態の要部拡大斜視図
である。 １・・・・・・上枠、２・・・・・・下枠、３・・・・
・・カードケース４・・・・・・係止ブラケット、５・
・・・・・弾性板、６・・・・・・二股状ブラケット、
７・・・・・・突出部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上端を係止ブラケットに係止させ、下端をほぼ水平に配
   置した弾性板によって押上げ係止させるようにしたカー
   ドケースの背面下方に、上記の弾性板を馬乗り状態に挾
   むようにした二股状ブラケットを取付け、さらに、この
   二股状ブラケットの前方で、かつ左右に突出する突出部
   を上記弾性板に一体に形成させたカードケースの着脱装
   置。