JP2649503B2 - タンス等の引出し構造 - Google Patents

タンス等の引出し構造

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JP2649503B2
JP2649503B2 JP7149351A JP14935195A JP2649503B2 JP 2649503 B2 JP2649503 B2 JP 2649503B2 JP 7149351 A JP7149351 A JP 7149351A JP 14935195 A JP14935195 A JP 14935195A JP 2649503 B2 JP2649503 B2 JP 2649503B2
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忠士 木村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部棚板と下部棚板と
の間に引出しが収納されたタンスや机等の引出し構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タンスや机等は、上部棚板と下部
棚板の間に引出しが挿入されて保持されている。下部棚
板の上面とこれに接する引出し側板の底面は、引出しを
スムーズに引き出せるように滑らかな平面に形成され、
互いに滑りやすいようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな引出しはスムーズに引き出せる反面、タンスや引出
しが僅かに傾いただけでも、意図に反して飛び出す危険
性を有している。特にタンス等は大きな地震などの発生
により引出しが飛び出し重心位置が急激に前方へ移動し
て倒れやすくなり、人が下敷きになりかねないという問
題点があった。また、机等においては、引出しを幼児で
も容易に引き出せることから、幼児がナイフや薬といっ
た危険なものを簡単に手にすることができ、思わぬ事故
が発生しかねないという問題点があった。本発明は、上
記問題に鑑みなされたもので、タンスや机等の引出しが
不用意に飛び出したり、容易に引き出されるのを防止す
るタンス等の引出し構造を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、左
右の側板と、該側板の間に設けられた上部棚板と、前記
側板の間に設けられた下部棚板と、前記上部棚板と前記
下部棚板との間に収納される引出しとからなるタンス等
の引出し構造において、前記下部棚板の前部上面に係止
凸部を設けると共に、前記引出しの前部底面に前記係止
凸部に嵌合する嵌合凹部を設け、前記引出しの側板の上
面と前記上部棚板の底面との間隙が前記嵌合凹部の高さ
より大きく形成されるようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るタンスの引出し構造を示す一
部破断部分斜視図、図2は本発明に係る引出しの斜視
図、図3は本発明に係る引出しを引出す手順を示す側面
部分断面図、図4は本発明に係るタンスの斜視図、図5
は本発明に係るタンス等の引出し構造の他の実施例を示
す部分斜視図である。
【0006】図1に示すように、本実施例の引出し1は
タンス本体2内に収納されている。タンス本体2は両側
の側板22に挟持された下部棚板21a及び上部棚板2
1bが設けられ、引出し1は下部棚板21a及び上部棚
板21bとの間に挿入されて保持されている。下部棚板
21aの前縁部上面には、引出し1の滑り出しを制御す
る係止凸部となる係止板23aが前縁に沿って設けら
れ、後述する引出し1の嵌合凹部12a及び13aに嵌
合するようにされている。
【0007】図2に示すように、引出し1は前板11と
右側板12と左側板13と後板14と底板15により構
成されている。右側板12と左側板13のそれぞれの底
部前縁には、タンス本体2の係止板23aと係合する嵌
合凹部12a及び13aが設けられている。底板15は
嵌合凹部12a及び13aの上辺より上の位置に取り付
けられている。
【0008】図1に示すように、前板11の前面には略
楕円形の把手11aが彫り込んで設けられ、その上部は
指先を掛けることができるように上方に僅かに彫り込ま
れている。また、右側板12と左側板13のそれぞれの
上面とその上部に位置する上部棚板21bの底面との間
隔は、それぞれの嵌合凹部12a(図示せず)及び13
aの高さより大きくなるように設けられている〔図3
(a)及び(b)参照〕。
【0009】次に、本実施例の作用について説明する。
図3(a)に示すように、引出し1がタンス本体2の奥
まで収納された状態でこれを引き出そうとしても、係止
板23aに嵌合凹部12a(図示せず)、13aが嵌合
しているため引き出すことはできない。引出し1を引き
出すためには、図3(b)に示すように、先ず把手11
aの上部に指を掛け、引出し1の前方を持ち上げる。こ
れにより係止板23aと嵌合凹部12a、13aとの嵌
合が解除され、引出し1は前方へ移動可能になる。図3
(c)に示すように、把手11aを手前に引き、右側板
12及び左側板13の底面が係止板23aの上面を摺動
するようにして、引出し1は引き出される。
【0010】図4に示すように、引出し1を収納した状
態でタンス本体2が僅かに傾いても、引出し1は前方に
飛び出すことがなく、重心位置の急激な変化により倒れ
ることは防止される。
【0011】また、引出し1を引き出すためには、その
前部を持ち上げて引き出すという二段階の操作を必要と
するため、この操作に不慣れな幼児では容易に開けるこ
とができない。
【0012】尚、上記実施例では、棚板21が水平に配
置された一枚の板であったがこれに限られたものではな
く、図5に示すように、左右の側板の内側に棚板に替わ
る2本のレール24a、24bを水平に対抗して設け、
その前縁上面に係止凸部25a、25bをそれぞれ設け
るようにしたものでもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明では以上のように構成したので、
タンス等が僅かに傾いた時にその引出しが不用意に飛び
出すことを防止できるという優れた効果がある。また、
幼児では本発明の引出し構造を用いた机等の引出しを容
易に引き出すことができないため、刃物や薬などいった
ものによる不慮の事故を防止することができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタンスの引出し構造を示す一部破
断部分斜視図である。
【図2】本発明に係る引出しの斜視図である。
【図3】本発明に係る引出しを引出す手順を示す部分側
面断面図である。
【図4】本発明に係るタンスの斜視図である。
【図5】本発明に係るタンス等の引出し構造の他の実施
例を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 引出し 11 前板 11a 把手 12 右側板 12a 嵌合凹部 13 左側板 13a 嵌合凹部 14 後板 15 底板 2 タンス本体 21a 下部棚板 21b 上部棚板 22 側板 23a 係止板 24a レール 24b レール 25a 係止凸部 25b 係止凸部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側板と、該側板の間に設けられた
    上部棚板と、前記側板の間に設けられた下部棚板と、前
    記上部棚板と前記下部棚板との間に収納される引出しと
    からなるタンス等の引出し構造において、前記下部棚板
    の前部上面に係止凸部を設けると共に、前記引出しの前
    部底面に前記係止凸部に嵌合する嵌合凹部を設け、前記
    引出しの側板の上面と前記上部棚板の底面との間隙が前
    記嵌合凹部の高さより大きく形成されたことを特徴とす
    るタンス等の引出し構造。
JP7149351A 1995-05-12 1995-05-12 タンス等の引出し構造 Expired - Lifetime JP2649503B2 (ja)

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CN100452489C (zh) * 2004-11-05 2009-01-14 松栢电池厂有限公司 干电池负极体及其制造方法和使用该负极体的锌锰干电池

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