JP3631417B2 - 学習机 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に学習机の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、机本体と、机本体の天板下方に出入自在な移動キャビネットからなる学習机は、机本体の設置場所、使用者の利き腕に応じた使い勝手等より、移動キャビネットは天板下方の左右いずれか側に収納して使用されるか、或いは机本体とは分離した位置で使用されていた。
一方、キャビネットを天板下面に固定した学習机は、固定されたキャビネットと左右いずれかの側脚間に棚板を配設して収納量を確保しているが、キャビネットを移動可能とすると、キャビネットと側脚間に棚板を配設出来ないので収納量が減少する事になり、これを防止するのに左右側脚の後部間全幅に渡って棚板を配設すると、棚板の奥行き分、移動キャビネットの奥行き寸法を小さくする必要があり、全体として収納量の確保が図れないと云う問題があった。
【0003】
この問題を解決する為、机本体の左右の側脚間の中間に、両側脚と平行する中仕切板を設け、この中仕切板の側面と前記側脚の内面間に可動の棚板を掛け渡し、前記中仕切り板と前記側板の一方との間の棚板を脱着させて、前記移動キャビネットを入れるようにした学習机が提案されている。(特開平第9−149820号)
しかしながら、上記学習机によると、中仕切り板は左右側脚間の中間に形成されているので、移動キャビネットを左右いずれか側に収納しても、左右側脚間の半分のスペースしか、収納個所として利用出来ないと云う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、移動キャビネットを机本体の左右いずれか側にも収納可能で、しかも移動キャビネットの奥行き寸法を縮めることなく左右側脚間全幅を収納個所として使用でき、安定よく棚板を支持する事が出来る学習デスクを提供する事を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明が第1の手段として構成したところは、天板の左右端部下面に配設された左右の側脚と、左右側脚の後端部間に配設された背板と、左右の側脚の後部間に着脱自在に配設された棚板より構成された前面が開口する机本体と、机本体の開口より、天板下方に出入自在とした移動キャビネットよりなる学習机において、前記棚板を左右方向に反転使用可能で、かつ、奥行き寸法を移動キャビネットの幅寸法に対応して左右いずれか側を小さく形成する事により、前記移動キャビネットを、左右の側脚のいずれかに沿って、天板下方に収納可能としたものである。
【0006】
次に、本発明が第2の手段として構成したところは、棚板の後端部側が、机本体の背板に対し、浮き上がり防止状態に支持されているものである。
【0007】
【発明の実施例】
以下、実施例を図面に基づいて詳述する。
図1は、学習机の斜視図を示している。
学習机10は、机本体1と、机本体1の天板11の下方に出入自在な移動キャビネット2より構成されている。
そして、机本体1は、天板11の左右端部下面に配設された左右側脚12、12と、左右側脚12、12の後端部間に配設された背板3と、背板3の前面で、左右の側脚間に配設された棚板5、5より構成されている。
符号13、13は天板下面に配設された上部引出しを示している。
そして、左右側脚12、12の内面後端部には、前後方向に2列で上下方向に所定間隔を有して、棚板5を支持する支持部材6・・・が取り付けられる支持孔14・・・が形成され、背板3の前面には、前記支持孔14・・・の高さ位置に対応して左右方向に所定間隔を有する嵌入支持孔31・・・が形成されている。
嵌入支持孔31は、実施例では左右の側脚12、12間の中間部と、左右の側脚12、12から同一寸法内側によった3個所に形成されている。
一方、移動キビネット2は、下面4角に設けられた自在キャスター21・・・によって移動自在で、上下方向に複数個の引出し22・・・がもうけられ、後面下方の左右端部に、移動キャビネット2が机本体1に収納された状態で、下側の棚板5の前端面に当接するゴム製の緩衝部材23.23が後方に突出して取り付けられている。
【0008】
棚板5は、図2に示すように、右側端部の前側に、移動キャビネト2の左右幅に相当し、所定の奥行き寸法を有する切り欠き部51が形成され、表裏両面共使用可能に加工された、左右方向に一体に連続する広面部52と狭面部53より構成されている。
そして、左右の脚部12、12の内面に取り付けられる前記支持部材6・・・に載置される載置凹部54・・・が広面部52の側脚12側端部の前後方向に所定間隔を有して2個所づつ表裏両面に形成され、狭面部53の側脚12側端部の前端部には、前記載置凹部54が表裏両面に 1個所づつ形成されている。
又、棚板5の後端面に、前記背板3の嵌入支持孔31・・・に嵌入する、嵌入支持孔31よりやや小さめ目の嵌合突起55・・・が後方に突出して形成されている。
【0009】
支持部材6は、前記支持孔14に嵌合する嵌合突部61と、棚板5が支持部材に載置された状態で、棚板5の左右端面と側脚12の内面間に位置し、両者の直接の接触を回避してそれぞれの損傷を防止すると共に、支持部材が不測に脱落すするのを防止する緩衝部62と、前記棚板5の載置凹部54内に位置して、棚板5を支持する支持突部63より一体に構成されている。
【0010】
本発明は、上記の如く構成され、棚板5は図5の仮想線に示すように、所望の支持孔14に支持部材6・・・を取り付けた状態で、支持部材6の取り付け位置に対応する嵌入支持孔31・・・に、棚板5の嵌合突起55・・・を前方斜め上方より嵌入した後、下方に移動させ載置凹部54・・・を支持突部63・・・に載置せしめる。この状態で、嵌合突起55の上端面は嵌入支持孔31の上端面に当接し棚板5の後端側の浮き上がりは防止される。
すなわち、広面部52と狭面部53の連続個所で、広面部52の前端部側に物品が収納(載置)されても、棚板5が浮き上がって落下することはない。
そして、図1では移動キャビネット2は机本体の右側に出入自在となるよう棚板5・・・が配設されているが、左側で出入自在に使用する場合は、前記とは逆に、棚板5の前端部をやや持ち上げて前方に引出し、嵌合突起55・・・を嵌入支持孔31・・・より抜き出した後、棚板5を左右方向で反転させて、前記した要領で再び棚板5を取り付ける。
又、棚板5の一枚は、実施例のように最下段に取り付けることにより、移動キャビネット2を机本体1内に収納した時、緩衝部材23が狭面部53の前面に当接して移動キャビネット2の移動ストッパーとして機能する。
【0011】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、棚板を左右方向に反転使用可能で、かつ、奥行き寸法を移動キャビネットの幅寸法に対応して左右いずれか側を小さく形成する事により、移動キャビネットを机本体の左右いずれか側にも収納可能で、しかも移動キャビネットの奥行き寸法を縮めることなく左右側脚間全幅を収納個所として使用できる。
請求項2に記載の発明によれば、棚板の後端部側が、机本体の背板に対し、浮き上がり防止状態に支持されているので、広面部と狭面部の連続個所で、広面部の前端部側に物品が収納(載置)されても、棚板が浮き上がって落下することがなく、安定よく棚板を支持する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の学習机の斜視図である。
【図2】棚板の斜視図である。
【図3】支持部材の斜視図である。
【図4】本発明の要部断面図である。
【図5】棚板と背板の関係を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 机本体
10 学習机
11 天板
12 側脚
2 移動キャビネット
3 背板
5 棚板
Claims (2)
- 天板の左右端部下面に配設された左右の側脚と、左右側脚の後端部間に配設された背板と、左右の側脚の後部間に着脱自在に配設された棚板より構成された前面が開口する机本体と、机本体の開口より、天板下方に出入自在とした移動キャビネットよりなる学習机において、前記棚板を左右方向に反転使用可能で、かつ、奥行き寸法を移動キャビネットの幅寸法に対応して左右いずれか側を小さく形成する事により、前記移動キャビネットを、左右の側脚のいずれかに沿って、天板下方に収納可能とした事を特徴とする学習机。
- 前記棚板の後端部側が、前記背板に対し、浮き上がり防止状態に支持されている事を特徴とする請求項1に記載の学習机。
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