JP4311209B2 - 棚及び天板付き家具 - Google Patents

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Description

本発明は、天板付き家具の天板下方に取り付けられる棚、及びこのような棚を取り付け可能な天板付き家具に関する。
従来、天板付き家具の下方に設けられ、物品を収納可能な棚としては、天板の下方に中仕切板を設けるとともに、天板を支持する脚体としての機能をも有する側板と前記中仕切り板との間に棚板を掛け渡す態様のものが広く知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開平9−149820号公報
ところで、このような構成により棚を天板下方に取り付ける場合、天板を支持する脚体に前記側板としての機能を備えさせるために、前記脚体に棚板を取り付けるための棚板取り付け部を設ける必要がある。すなわち、この脚体は前記側板としての機能を備えない他方の脚体と異なる構造を有し、製造コストの上昇を引き起こし得る。また、棚板の高さ位置を変更可能に構成する場合、前記棚板取り付け部を高さ方向に互いに離間させて複数設け、あるいは棚板の高さ位置を変更するための棚板高さ変更機構を側板に設ける必要があり、使用していない棚板取り付け部や前記棚板高さ変更機構により天板下方の外観が損なわれる不具合が起こり得る。加えて、例えば天板下方に引出しを幅方向に並列して3個設ける場合の中央の引出しに対応する位置に棚を設ける等、幅方向端部以外の位置に棚を設ける要望があるが、天板を支持する脚体に前記側板としての機能を備えさせる特許文献1記載の構成では、このような要望には対応できない。
以上に述べた不具合を解消する方法として、天板を補強する手段として広く用いられていて、天板の下面に幅方向に沿って延伸し奥行き方向に離間させて複数設けられている横架材等の補強部を介して、棚を取り付ける方法が考えられている。しかし、このような補強部間の奥行き方向距離は、天板のサイズによって種々に異なり、種々の補強部間の奥行き方向距離のうち1種類の前記距離を有する天板付き家具のみに取付可能な棚を前記距離の種類だけ用意する方法では、それぞれの種類の棚を別々に設計する必要があることから、設計及び製造コストがかさむ不具合が新たに生じ得る。
本発明は、以上に述べた課題を解決すべく構成するものである。
すなわち本発明に係る棚は、天板の下面に幅方向に沿って延伸するとともに天板の下面から垂下する起立面を有する補強部を奥行き方向に離間させて複数設け、異なる2つの補強部の互いに対向する起立面又は互いに背向する起立面のそれぞれに対をなす被係合部を形成している天板付き家具に取り付けられるものであって、棚板の側端部を支持する側板と、前記被係合部にそれぞれ係合可能な対をなす係合部を有し、これら係合部を互いに相寄る方向又は互いに離間する方向に相対移動させそれぞれ対応する被係合部に係合させることにより前記側板を棚板とともに前記天板付き家具に取り付け可能であることを特徴とする。
このようなものであれば、互いに相寄る方向又は互いに離間する方向に対をなす係合部を相対移動させそれぞれ対応する被係合部に係合させることにより、前記側板を棚板とともに前記天板付き家具の天板に取り付けるようにしているので、補強部間の距離が異なる種々の天板に取り付けることができる。さらに、天板付き家具の天板を支持する脚体に棚板を支持する機能を備えさせる必要がなくなるので、左右の脚体の構造の共通化による設計コスト及び製造コストの削減、棚板の高さ位置を変更可能に構成した場合における天板下空間の見栄えの向上、及び天板付き家具の幅方向端部以外の位置に棚を設ける構成の実現等を図ることもできる。
簡単な構成によりこのような棚を実現するための態様の一例として、前記対をなす係合部を、前記側板の上端部に設けているものが挙げられる。このようなものであれば、側板の上端間に前記係合部を取り付けるための特別な部材を設けることなく天板付き家具に取り付けることができるからである。
最小限の設計変更によりこのような棚を実現するための構成としては、前記被係合部として対をなす取付孔を有する前記天板付き家具に取り付けられるものであって、前記対をなす係合部が、それぞれ互いに相寄る方向又は互いに離間する方向に延伸する突起であるものが挙げられる。補強部に取付孔を設けるだけの最小限の設計変更により、前記係合部として突起を有する棚を取り付けることができるからである。
特に、上下方向へのがたつきを有効に防ぐことができるようにするための構成として、前記対をなす係合部の少なくとも一方の下方に、該係合部と同方向に突出し前記補強部の下面と当接する当接部を備えているものが挙げられる。このような構成であれば、係合部と当接部とにより補強部を挟むことができるからである。
さらに、前段で述べた棚を、先に一方の係合部と対応する被係合部たる取付孔とを係合させてから、側板を回転させて側板の上辺が天板の下面に平行に沿う状態にし、その後他方の係合部を奥行き方向に移動させて対応する被係合部たる取付孔とを係合させて取り付ける方法により取り付け可能にする構成として、前記対をなす係合部の一方が前記側板に固定されているとともに、前記対をなす係合部の他方が奥行き方向に移動可能であり、前記当接部を前記奥行き方向に移動可能な係合部の下方にのみ設けているものが挙げられる。このようなものであれば、取付作業の際に前記当接部が補強部と干渉することはないからである。
また、このような棚を引出しレール間等の限られた空間を利用して確実に天板付き家具に取り付けるようにするための態様として、金属板により形成され、基部と、この基部から上方に突出する突部とを備える取付板を2枚1組で側板に設け、前記対をなす係合部を、前記突部の突出端近傍からさらに互いに相寄る方向又は互いに離間する方向に突出させてそれぞれ形成しているものであって、組をなす取付板の基部を幅方向に重合させているものが挙げられる。このようなものであれば、取付板を金属板により形成することで取付部が占有する幅寸法を小さくできるとともに、取付板の基部を幅方向に重合させることにより幅方向からの外力に対する強度を確保できるからである。
棚をより安定して天板付き家具に取り付けることができる構成の一例として、幕板を有する天板付き家具に用いられるものであって、前記側板の後面の下端部に前記幕板に設けた位置決め部と係合可能な位置決め爪を備えているものが挙げられる。
特に、前記係合部を対応する被係合部にそれぞれ係合させる操作の際に無理なく前記位置決め部と前記位置決め爪とを係合させることができるようにする構成として、前記位置決め爪が上方に突出し、前記位置決め部が前記位置決め爪を下方から挿入可能な形状を有するものが挙げられる。
側板の下端部間に棚板を架設した場合において、棚板の浮き上がりを防止するための構成として、前記側板の内面の前下端部に棚板止め突起を内方に突出させて設けているものが挙げられる。
特に、側板の下端部間に棚板を架設した際に、床面と前記棚板との距離が小さく係止ピンを取り付ける操作が困難な場合において、前段の構成により係止ピンを設置した場合と同様の棚板の浮き上がり防止効果を得るとともに、係止ピンの紛失を防ぐことができる効果を得ることができる構成として、前段の構成を採用するとともに、前記棚板と、天板の幅方向に離間させて1対に設けられ前記棚板の両端部をそれぞれ支持する棚板受け具とを係止ピンにより互いに固定可能にしているものであって、前記側板の下端近傍に係止ピンを保持可能な係止ピン保持部を設けているものが挙げられる。
天板下空間の見栄えの向上、左右の脚体の共通化、及び種々の高さ寸法を有する物品を収納することへの対応を同時に図ることができる構成として、前記棚板の高さ位置を変更可能に構成しているものが挙げられる。このようなものであれば、前記棚板の高さ位置を変更することにより種々の高さ寸法を有する物品を収納することができる。
以上に述べた構成の棚を取り付け可能な天板付き家具として好適な態様として、天板の下面に幅方向に沿って延伸するとともに天板の下面から垂下する起立面を有し互いに奥行き方向に離間する補強部を複数有するとともに、異なる2つの補強部の互いに対向する起立面又は互いに背向する起立面に対をなして形成される被係合部を有し、これら対をなす被係合部を介して前記棚を取り付け可能であることを特徴とする天板付き家具が挙げられる。このようなものであれば、天板を補強する手段として広く用いられている補強部を活用し、この補強部に設けた前記被係合部を介して棚を取り付けることができる。
特に、最小限の設計変更によりこのような棚を取り付けることができる構成として、異なる補強部の対向する面又は背向する面に、前記被係合部たる取付孔をそれぞれ設けているものが挙げられる。このようなものであれば、前記係合部として突起を有する棚を前記被係合部たる取付孔に前記突起を係合させることにより取り付けることができるからである。
天板の下方に設けられる引出しと側板とが干渉することなく棚を取り付けることができるようにするための構成としては、天板の下方に案内レールを介して奥行き方向にスライド可能な引出しを設けているものであって、前記案内レール間ないし前記案内レールと天板を支持する脚体との間の空間に前記被係合部を形成しているものが挙げられる。
特に、天板下空間の両側端部に収納用ワゴンを収納可能な天板付き家具ないし両袖の天板付き家具の幅方向中央部に棚を取り付けることができるようにするための構成として、前記引出しを幅方向に3つ以上並列して設けているものであって、前記被係合部を前記案内レール間に形成しているものが挙げられる。
本発明に係る棚は、対をなす係合部を互いに相寄る方向又は互いに離間する方向に相対移動させることによりこれら係合部をそれぞれ対応する被係合部に係合させて天板に取り付けるようにしているので、補強部間の距離が異なる種々の天板に取り付けることができる。したがって、設計及び部品の共通化を促進でき、コストの低減を図ることができる。さらに、天板付き家具の天板を支持する脚体に棚板を支持する機能を備えさせる必要がなくなるので、左右の脚体の構造の共通化による設計コスト及び製造コストの削減、棚板の高さ位置を変更可能に構成した場合における天板下空間の見栄えの向上、及び天板付き家具の幅方向端部以外の位置に棚を設ける構成の実現等を図ることもできる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係る棚Tは、図1に正面図、図2に平面図、図3に図1におけるa−a断面図、図4に図1におけるb−b断面図をそれぞれ示すように、天板付き家具Dに取り付けて使用するものである。なお、以下の記載では、この天板付き家具Dを利用する者に向かう方向を前方とする。
前記棚Tは、前記図1〜4及び斜視図である図5に示すように、棚板3と、棚板3の両側縁を支持する棚板受け具2と、この棚板受け具2を高さ位置を変更可能に取り付けるよう構成され天板D1の幅方向に離間して1対設けられた側板1とを有する。すなわち、側板1に棚板受け具2を介して棚板3の両側縁を支持させてなるものである。
側板1は、本実施形態では板金加工により形成され、上縁部、下縁部、前縁部、及び後縁部を内方に折り返して形成している側板本体10と、金属板により形成され側板本体10の上端部に固定して設けた第1取付板13と、金属板により形成されこの第1取付板13に対して奥行き方向に相対移動可能に取り付けた第2取付板14とを備えている。さらに、第1取付板13には第1係合部11、第2取付板14には第2係合部12をそれぞれ設け、これらを介して天板付き家具Dに取り付け可能にしている。そして、前記側板本体10の幅方向中央部には、前後で1対をなして前記棚板受け具2に前後1対に設けられる係合爪と係合する棚板受け孔1xを高さ方向に離間させて複数対設けている。
棚板受け具2は、本実施形態では板金加工により形成され、図6に示すように、長手方向に沿う一方の端縁の前後両端部には上述したように前記棚板受け孔1xと係合する係合爪21を上方に屈曲させて設けているとともに、前記端縁の幅方向中央部には側板1に当接する当接板部22を下方に屈曲させて設けている。そして、他方の端縁を上方に屈曲させて棚板3の側縁部と係合する起立壁23を設けていて、この起立壁23の長手方向中央部には係止ピン挿通孔2xを形成している。なお、前記図6の(a)にこの棚板受け具2の側面図、同図の(b)にこの棚板受け具2の正面図、同図の(c)にこの棚板受け具2の平面図をそれぞれ示している。
棚板3は、本実施形態では板金加工により形成され、前後左右の端縁部を下方に折り返して形成している。そして、この棚板3の左右両側面の長手方向中央部には、この棚板を前記棚板受け具2を介して前記側板1間に掛け渡した状態で前記棚板受け具2の前記係止ピン挿通孔2xと重合する位置に図示しない係止ピン挿通孔を形成している。
一方、前記天板付き家具Dは、前記図1〜図4に示すように、天板D1の両側端を脚体D2により支持しているとともに、この天板付き家具Dの後端部には、背面を構成する幕板D4が設けられている。
天板D1の下面にはこの天板D1を補強すべく補強部たる横架材D3が奥行き方向に離間させて複数設けてある。この横架材D3は、本実施形態では上方に開口するチャネル状をなし、この開口を天板D1により閉塞してなるとともに、天板D1から垂下し前方を向く前起立面D3aと、天板D1から垂下し後方を向く後起立面D3bとを有する。この横架材D3は、本実施形態では前端部、後端部、及び奥行き方向中央部に設けている。そして、後述するように、天板D1の後端部に設けた横架材D3の前起立面D3aには前記第1係合部11と係合可能な第1取付孔D3xを、天板D1の奥行き方向中央部に設けた横架材D3の後起立面D3bには前記第2係合部12と係合可能な第2取付孔D3yを、奥行き方向に離間して対にしてそれぞれ形成し、前記第1係合部11と前記第1取付孔D3xとを係合させるとともに前記第2係合部12と前記第2取付孔D3yとを係合させて棚Tを取り付け可能にしている。
そして、天板D1の下方には、案内レールD51を介して引出しD5を奥行き方向にスライド移動可能に設けている。この引出しD5は、本実施形態では幅方向にそれぞれ隣接させて3個設けている。
しかして本実施形態では、前記図1〜図5、図3の要部を拡大した図である図7、及び天板D1の要部の図2におけるx−x断面とy−y断面をそれぞれ示した図である図8に示すように、前記横架材D3が天板の下面から垂下する起立面を有し、異なる2つの横架材D3の互いに対向する起立面、すなわち前方に位置する横架材D3の後起立面D3b及び後方に位置する横架材D3の前起立面D3aのそれぞれに対をなす被係合部を形成しているとともに、前記被係合部にそれぞれ係合可能な対をなす第1係合部11及び第2係合部12を有し、これら第1係合部11及び第2係合部12を互いに離間する方向に相対移動させそれぞれ対応する被係合部に係合させることにより前記側板1を棚板3とともに前記天板付き家具Dに取り付け可能な構成を有する。なお、前記図8の(a)には天板D1の要部のx−x断面、同図の(b)には同y−y断面をそれぞれ示している。
具体的には、前記第1取付板13から前記第1係合部11を後方に突出させて形成しているとともに、前記第2取付板14から前記第2係合部12を前方に突出させて形成している。すなわち、上述したように前記第2取付板14は前記第1取付板13に対して奥行き方向に移動可能であるので前記第2係合部12もまた前記第1係合部11に対して奥行き方向に移動可能である。加えて、前記第2係合部12の下方には、当接部15を同じく第2取付板14から前方に突出させて形成している。
具体的には、前記第1取付板13は、下半部に位置し側板1の上端部に溶接して固定してなる固定部131と、固定部131の上方かつ側板本体10の上端より上方に位置し略矩形状をなす基部132と、この基部132からさらに上方に突出する突部133と、突部133の突出端近傍から上述したように後方に突出させて形成してなる前記第1係合部11とを備えている。
前記第2取付板14は、略矩形状をなす基部141と、基部141の前端部から上方に突出させて設けた突部142と、この突部142から前方に突出させて設けた第2係合部12と、この第2係合部12の下方において同じく突部から前方に突出させて設けた当接部15とを備えている。前記基部141は、本実施形態ではその一部が前記第1取付板13の基部132の一部と幅方向に重合している。
そして、前記第1取付板13と前記第2取付板14との間には、前記第1取付板13に対する奥行き方向位置を変更可能に前記第2取付板14を取り付ける位置決め部が設けられている。この位置決め部は、具体的には前記第1取付板13に設けられた長孔13xと、前記第2取付板14に設けられた雌ねじ孔14xと、前記長孔13xを通過し前記雌ねじ孔14xにねじ止めされる係止ねじvとからなり、前記係止ねじvが前記長孔13xを通過し前記雌ねじ孔14xに仮止めされた状態で前記第2取付板14を奥行き方向にスライド移動可能に案内する機能を有する。なお、前記長孔13xに替えて、前記係止ねじvを通過させることが可能なねじ挿通孔を奥行き方向に離間させて複数設けたものを採用してもよい。
一方、横架材D3には、これら第1係合部11及び第2係合部12と係合可能な被係合部たる第1取付孔D3x及び第2取付孔D3yを形成している。具体的には、天板D1の後端部に設けた横架材D3の前起立面D3aには前記第1係合部11と係合可能な第1取付孔D3xを、天板D1の奥行き方向中央部に設けた横架材D3の後起立面D3bには前記第2係合部12と係合可能な第2取付孔D3yを、奥行き方向に離間して対にして形成している。これら第1取付孔D3x及び第2取付孔D3yは、本実施形態では図8に示すような互いに隣接する引出しを案内する案内レールD51間の空間に2対ずつ、及び前記案内レールD51と脚体D2との間の空間に臨む部位に1対ずつ設けられていて、引出しD5をまたいで棚板Tを取り付けるようにしている。
また、側板1の後面の下端部には上方に突出する位置決め爪16を設けているとともに、幕板D4の底面にはこの位置決め爪16と係合可能な位置決め部たる位置決め孔D4aを設けている。
加えて、側板1に棚板受け具2を高さ位置変更可能に取り付けるようにしているとともに、棚板3の浮き上がりを防ぐべく棚板受け具2と棚板3とを棚板固定具たる係止ピンPにより固定するようにしている。棚板3を側板1の下端部間に掛け渡す場合には、棚板3下方の空間に手を入れて棚板受け具2と棚板3とを係止ピンPにより固定する操作は行いにくいので、棚板3の浮き上がりを防ぐべく側板1の前下端部に棚板止め突起17を形成しているとともに、使用しない係止ピンPは側板1の下端近傍に形成した係止ピン仮固定部に取り付けるようにしている。
そして、天板付き家具Dの天板D1下方の棚Tを設けない部分には、図示しないワゴンを収納することができる。
以下にこのように構成した棚Tを天板付き家具Dに取り付ける手順を示す。
まず、前記位置決め爪16を前記位置決め孔D4aに下方から挿入して係合させる。次いで、側板1を回転させて側板1の上辺が天板D1の下面に平行に沿う状態にし、第1係合部11を第1取付孔D3xに係合させる。そして、第2係合部12を前方に移動させて第2取付孔D3yとを係合させるとともに、当接部15を横架材D3の下面に当接させる。このようにして両側の側板1を取り付けた後、両側の側板1の所望の高さ位置に棚板受け具2を取り付け、両側の棚板受け具2に側縁部を支持させるようにして棚板3を取り付ける。そして、最下段以外の位置に棚板3を取り付けた場合には、棚板受け具2と棚板3とを係止ピンPを介して互いに固定する。一方、最下段に棚板3を取り付けた場合には、使用しない係止ピンPを側板1の下端近傍に形成した係止ピン仮固定部1xに取り付ける。
本実施形態に係る棚T及び天板付き家具Tは、以上に述べたように構成し、以下に述べるような効果を実現している。
天板付き家具Dの天板D1に、その後端部に設けた横架材D3の前起立面D3aに形成した被係合部たる第1取付孔D3x、及び前記天板D1の奥行き方向中央部に設けた横架材D3の後起立面D3bに前記第1取付孔D3xと対にして形成した被係合部たる第2取付孔D3yを設けるとともに、前記第1取付孔D3xに係合可能な第1係合部11と前記第2取付孔D3yに係合可能な第2係合部12との対を有し、これら第1係合部11及び第2係合部12を互いに離間する方向に相対移動させ、前記第1取付孔D3x及び前記第2取付孔D3yにそれぞれ係合させることにより前記側板1を棚板3とともに前記天板付き家具Dに取り付け可能にしているので、棚Tを横架材D3間の距離が異なる種々の天板D1に取り付けることができる。
前記第1係合部11及び第2係合部12を、前記側板1の上端部に設けているので、側板1の上端間に前記第1係合部11及び第2係合部12を取り付けるための特別な部材を設けることなく天板付き家具Dに取り付けることができ、簡単な構成によりこのような棚Tを実現することができる。
前記第1係合部11及び第2係合部12が、それぞれ相反する方向に延伸する突起であるので、横架材D3に取付孔D3cを設けるだけの最小限の設計変更により、このような棚T及びこのような棚Tを取り付け可能な天板付き家具Dを実現している。
前記第2係合部12の下方に、第2係合部12と同方向に突出し前記横架材D3の下面と当接する当接部15を備えているので、第2係合部12と当接部15とにより横架材D3を挟み、側板1の上下方向へのがたつきを有効に防ぐことができる。また、前記第1係合部11が前記側板1に固定されているとともに、前記第2係合部12が奥行き方向に移動可能であるので、取付作業の際に前記当接部15が横架材D3と干渉することがなく、上述したような棚Tの取り付け方法を実現でき、棚Tの取付作業を無理なく行うことができる。
金属板により形成され、側板本体10の上端より上方に位置する基部132と、この基部132から上方に突出する突部133とを備える第1取付板13、及び金属板により形成され、側板の上端より上方に位置する基部141と、この基部141から上方に突出する突部142とを備える第2取付板14を2枚1組で側板1に設け、第1係合部11を第1取付板13の突部133から、第2係合部12を第2取付板14の突部142からそれぞれ突出させて形成しているとともに、第1取付板13の基部132と第2取付板14の基部141とを幅方向に重合させているので、第1係合部11及び第2係合部12が占有する幅寸法を小さくできるとともに、第1取付板13の基部132と第2取付板14の基部141とを幅方向に重合させることにより幅方向からの外力に対する強度を確保でき、案内レールD51間及び案内レールD51と脚体D2の間の限られた空間を利用して棚Tを確実に天板付き家具Dに取り付けることができる。
前記側板1の後面の下端部に前記幕板D4に設けた位置決め孔D4aと係合可能な位置決め爪16を備えているので、棚Tをより安定して天板付き家具Dに取り付けることができる。
特に、前記位置決め爪16が上方に突出し、前記位置決め孔D4aが前記位置決め爪16を下方から挿入可能な形状を有するので、前記第1係合部11及び第2係合部12を対応する取付孔D3cにそれぞれ係合させる操作の際に無理なく前記位置決め孔D4aと前記位置決め爪16とを係合させることができる。
前記側板1の内面の前下端部に棚板止め突起17を内方に突出させて設けているので、最下段の棚板受け孔1xを利用して側板1の下端部間に棚板3を架設した場合において、前記棚板止め突起17により棚板3の浮き上がりを防止することができる。
さらに、前記棚板3と、前記棚板受け2とを係止ピンPにより互いに固定可能にしているとともに、前記側板1の下端近傍に係止ピンPを固定可能な係止ピン仮固定部1xを設けているので、側板1の下端部間に棚板3を架設した際に、前段の構成により係止ピンPを設置した場合と同様の棚板3の浮き上がり防止効果を得るとともに、係止ピンPを係止ピン仮固定部1xに固定して係止ピンPの紛失を防ぐことができる。
前記棚板3の高さ位置を変更可能に構成しているので、前記棚板3の高さ位置を変更することにより種々の高さ寸法を有する物品を収納することができ、天板下空間の見栄えの向上、左右の脚体D2の共通化、及び種々の高さ寸法を有する物品を収納することへの対応を同時に図ることができる。
一方、天板付き家具Dの側においては、天板D1の下面に幅方向に沿って延伸するとともに天板D1の下面から垂下する前起立面D3a及び後起立面D3bを有し互いに奥行き方向に離間する横架材D3を複数有するとともに、異なる2つの横架材D3の互いに対向する起立面D3a、D3bに対をなして形成される被係合部たる取付孔D3cを有し、これら対をなす取付孔D3cを介して前記棚Tを取り付け可能であるので、天板D1を補強する手段として広く用いられている横架材D3を活用し、この横架材D3に設けた前記取付孔D3cを介して棚を取り付けることができる。
天板D1の下方に案内レールD51を介して奥行き方向にスライド可能な引出しD5を設けているとともに、前記案内レール間D51ないし前記案内レールD51と脚体D2との間の空間に前記取付孔D3cを形成しているので、前記引出しD5と干渉することなく棚Tを取り付けることができる。
特に、前記取付孔D3cを前記案内レールD51間に形成していることにより、前記引出しD5を幅方向に3つ並列して設けている天板付き家具Dの幅方向中央部に棚Tを取り付けるとともに、この天板付き家具Dの天板D1下方の空間の左右両側にワゴンを収納する構成を実現することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られない。
例えば、対をなす係合部を相寄る方向に移動させて被係合部に係合可能な構成を採用してもよい。
また、被係合部として横架材に有底の取付凹部を形成するとともに、前記取付凹部に係合可能な突起を係合部として形成する態様や、被係合部として横架材に突条を形成するとともに、前記突条に係合可能な凹部を係合部として形成する態様を採用してもよい。
さらに、上述した実施形態では、横架材の下面に当接する当接部15を第2係合部12の下方にのみ設けているが、このような当接部を第1係合部11の下方にも設けるようにしてもよく、逆に当接部を省略してもかまわない。
一方、天板付き家具の幕板と棚の側板との係合の態様は、上述した実施形態に限らず、位置決め爪及びこの位置決め爪と係合可能な位置決め部を高さ方向中間部にも設けるようにしてもよく、高さ方向中間部にのみ設けるようにしてもよい。また、天板付き家具の幕板は省略してもよい。
加えて、棚板に直接取付爪を設けて側板の棚板受け孔に係合させる構成を採用する等の方法により、上述した実施形態における棚板受けを省略してもよい。
また、天板付き家具の補強部として、天板の下方に設けた横架材だけでなく、前端縁又は後端縁を折り返して形成したものを利用してもよい。一例としては図9に側断面図を示すように、板金加工により構成される天板D10に、上述した実施形態に係る横架材D3と同様の構成を有し奥行き方向中間部に配設され、前起立面D103a及び後起立面D103bを有する横架材D103の他に、前端縁を折り返して形成し後方を向く後起立面D101bを有する前補強部D101や、後端縁を折り返して形成し前方を向く前起立面D102aを有する後補強部D102を設けてもよい。このような天板D10には、前記横架材D103の前起立面D103a及び前記後起立面D103bに、上述した実施形態における第1係合部11及び第2係合部12にそれぞれ係合可能な被係合部たる第1取付孔D103x及び第2取付孔D103yを設けるとともに、前記後補強部D102の前起立面D102aに前記第1係合部11に係合可能な被係合部たる第3取付孔D102x、前記前補強部D101の後起立面D101bに前記第2係合部12に係合可能な被係合部たる第4取付孔D101yを設けるとよい。この場合、第3取付孔D102xは前記後補強部D102の前起立面D102aと対向する後起立面D103bに設けた第2取付孔D103yと、また、第4取付孔D101yは前記前補強部D101の後起立面D101bと対向する前起立面D103aに設けた第1取付孔D103xとそれぞれ対にし、それぞれ奥行き方向に離間させて設けるとよい。
そして、天板付き家具の引出しは、必ずしも設けなくてもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る棚を取り付けた天板付き家具を示す正面図。 同実施形態に係る棚を取り付けた天板付き家具を示す側面図。 図1におけるa−a断面図。 図1におけるb−b断面図。 同実施形態に係る棚を示す斜視図。 同実施形態に係る棚板受け具を示す図。 図3の要部を拡大して示した図。 同実施形態に係る天板の要部の図2におけるx−x断面とy−y断面をそれぞれ示した図。 本発明の他の実施形態に係る天板の側面図。
符号の説明
T…棚
1…側板
11…第1係合部(係合部)
12…第2係合部(係合部)
15…当接部
16…位置決め爪
17…棚板止め突起
2…棚板受け具
3…棚板
D…天板付き家具
D1…天板
D2…脚体
D3…横架材(補強部)
D3a…前起立面(起立面)
D3b…後起立面(起立面)
D3x…第1取付孔(被係合部)
D3y…第2取付孔(被係合部)
D4…幕板
D4a…位置決め孔(位置決め部)
D5…引出し
D51…案内レール
D101…前補強部(補強部)
D102…後補強部(補強部)
D103…横架材(補強部)
D102a、D103a…前起立面(起立面)
D101b、D103b…後起立面(起立面)
D103x…第1取付孔(被係合部)
D103y…第2取付孔(被係合部)
D102x…第3取付孔(被係合部)
D101y…第4取付孔(被係合部)

Claims (15)

  1. 天板の下面に幅方向に沿って延伸するとともに天板の下面から垂下する起立面を有する補強部を奥行き方向に離間させて複数設け、異なる2つの補強部の互いに対向する起立面又は互いに背向する起立面のそれぞれに対をなす被係合部を形成している天板付き家具に取り付けられるものであって、棚板の側端部を支持する側板と、前記被係合部にそれぞれ係合可能な対をなす係合部を有し、これら係合部を互いに相寄る方向又は互いに離間する方向に相対移動させそれぞれ対応する被係合部に係合させることにより前記側板を棚板とともに前記天板付き家具に取り付け可能であることを特徴とする棚。
  2. 前記対をなす係合部を、前記側板の上端部に設けていることを特徴とする請求項1記載の棚。
  3. 前記被係合部として対をなす取付孔を有する前記天板付き家具に取り付けられるものであって、前記対をなす係合部が、それぞれ互いに相寄る方向又は互いに離間する方向に延伸する突起であることを特徴とする請求項1又は2記載の棚。
  4. 前記対をなす係合部の少なくとも一方の下方に、該係合部と同方向に突出し前記補強部の下面と当接する当接部を備えていることを特徴とする請求項3記載の棚。
  5. 前記対をなす係合部の一方が前記側板に固定されているとともに、前記対をなす係合部の他方が奥行き方向に移動可能であり、前記当接部を前記奥行き方向に移動可能な係合部の下方にのみ設けていることを特徴とする請求項4記載の棚。
  6. 金属板により形成され、基部と、この基部から上方に突出する突部とを備える取付板を2枚1組で側板に設け、前記対をなす係合部を、前記突部の突出端近傍からさらに互いに相寄る方向又は互いに離間する方向に突出させてそれぞれ形成しているものであって、組をなす取付板の基部を幅方向に重合させていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の棚。
  7. 幕板を有する天板付き家具に用いられるものであって、前記側板の後面の下端部に前記幕板に設けた位置決め部と係合可能な位置決め爪を備えていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の棚。
  8. 前記位置決め爪が上方に突出し、前記位置決め部が前記位置決め爪を下方から挿入可能な形状を有することを特徴とする請求項7記載の棚。
  9. 前記側板の内面の前下端部に棚板止め突起を内方に突出させて設けていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の棚。
  10. 前記棚板と、天板の幅方向に離間させて1対に設けられ前記棚板の両端部をそれぞれ支持する棚板受け具とを係止ピンにより互いに固定可能にしているものであって、前記側板の下端近傍に係止ピンを保持可能な係止ピン保持部を設けていることを特徴とする請求項9記載の棚。
  11. 前記棚板の高さ位置を変更可能に構成していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の棚。
  12. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の棚を取り付け可能なものであって、天板の下面に幅方向に沿って延伸するとともに天板の下面から垂下する起立面を有し互いに奥行き方向に離間する補強部を複数有するとともに、異なる2つの補強部の互いに対向する起立面又は互いに背向する起立面に対をなして形成される被係合部を有し、これら対をなす被係合部を介して前記棚を取り付け可能であることを特徴とする天板付き家具。
  13. 異なる補強部の対向する面又は背向する面に、前記被係合部たる取付孔をそれぞれ設けていることを特徴とする請求項12記載の天板付き家具。
  14. 天板の下方に案内レールを介して奥行き方向にスライド可能な引出しを設けているものであって、前記案内レール間ないし前記案内レールと天板を支持する脚体との間の空間に前記被係合部を形成していることを特徴とする請求項12又は13記載の天板付き家具。
  15. 前記引出しを幅方向に3つ以上並列して設けているものであって、前記被係合部を前記案内レール間に形成していることを特徴とする請求項14記載の天板付き家具。
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