JP3019736U - 収納棚 - Google Patents

収納棚

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JP3019736U
JP3019736U JP1995007771U JP777195U JP3019736U JP 3019736 U JP3019736 U JP 3019736U JP 1995007771 U JP1995007771 U JP 1995007771U JP 777195 U JP777195 U JP 777195U JP 3019736 U JP3019736 U JP 3019736U
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JP
Japan
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box
rail
moving
moving box
fitted
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JP1995007771U
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English (en)
Inventor
孝一 石川
Original Assignee
株式会社丸伸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後側収納部と、その前側を左右動する移動箱
とのなす間隙の大きさを容易に加減でき、しかも低コス
トで製作することができる収納棚を提供すること。 【構成】 前面が開口した箱体1の後部に、棚体2を取
付けた後側収納部3を形成し、箱体における天板13の
前部に左右方向の前側レール14と後側レール15を併
設し、底板16の前部に左右方向の前部レール17と後
部レール18を併設し、天板の前側レール又は後側レー
ルに移動箱7の上面に設けた左右の支持部材10を嵌め
替え自在に嵌合し、底板の前部レール17と後部レール
18に移動箱7の下面に設けた左右の車輪12を嵌め替
え自在に嵌合してなり、その嵌め替えにより、後側収納
部と移動箱との間隙を大小に加減するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、後側収納部の前側に左右方向に移動する移動箱を設けた書籍,オー ディオラック等の収納棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、箱体内に、後側収納部を形成すると共に、その前側に移動箱を嵌 合し、この移動箱の上面及び下面に、前後に移動可能の可動板を設け、下側の可 動板に設けた左右の車輪と、上側の可動板に設けた左右の支持部材とを、それぞ れ移動箱の底板と天板とに対設した左右方向のレールにそれぞれ嵌合し、上下の 可動板を移動箱に対し前後に移動して、車輪と支持部材との位置を前後に変更す ことにより、移動箱を前寄り又は後ろ寄りに移動させる書棚(実公昭62−11 471号)を開示した。
【0003】 また、後側収納部から前方へ突出した天板と地板との間に移動箱を嵌合し、こ の移動箱の下面に設けた左右の車輪と、移動箱の上面に設けた左右の支持部材と を、天板と地板に設けた左右方向のレールに嵌合してなる書棚において、移動箱 の上下両面の左右に、前後方向へ間隔的に取付け孔を形成し、この取付け孔に左 右の車輪と左右の支持部材とを選択的に取付けることにより、移動箱を前後に移 動させる書棚(実公昭63−29528号公報)を開示した。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前者の書棚は、上下の可動板が勝手に移動しないように、これを移動箱の上面 及び下面に固定する手段が必要であり、そのため移動箱を前後に移動しようとす るときは、その固定手段を解除しなければならない不便があり、また構造が複雑 なため、コスト高となる欠点があった。
【0005】 後者の書棚にあっては、移動箱を前後に移動しようとする場合、一旦移動箱を 天板と底板との間から離脱し、車輪と支持部材とを別の取付け孔に嵌め替えなけ ればならない不便があった。
【0006】 本考案の目的は、このような従来の書棚の欠点を解消し、移動箱の前後への移 動が容易にできて、しかも低コストで製作することができる収納棚を提供するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の収納棚は、上記の目的を達成するために、前面が開口した箱体の後部 に、棚体を取付けた後側収納部を形成し、箱体の前部に横巾の小さな移動箱を左 右方向へ移動自在に嵌合してなる書棚において、箱体における天板と底板との前 部に、左右方向の前側レールと後側レールとを併設し、天板の前側レール又は後 側レールに、移動箱の上面に設けた左右の支持部材を嵌め替え自在に嵌合し、底 板の前側レール又は後側レールに、移動箱の下面に設けた左右の車輪を嵌め替え 自在に嵌合したものである。
【0008】 上記収納棚において、左右の支持部材を移動箱上に昇降自在に取付けるのが好 ましい。
【0009】 上記移動箱における外側面の下部であって、車輪の取付け箇所に相当する位置 に、緩衝用の突起を取付けるのが好ましい。
【0010】
【作用】
移動箱の上面に設けた左右の支持部材と、下面に設けた左右の車輪とを箱体の 各後側レールに嵌合すれば、図2に実線で示すように移動箱は箱体に対し後ろ寄 りに設置されて後側収納部との間隙は僅かとなり、支持部材と車輪とを各前側レ ールに嵌合すれば、図2に鎖線で示すように移動箱は箱体に対し前寄りに設置さ れて後側収納部との間隙は大きくなる。
【0011】 このように移動箱を前寄りに設置して後側収納部との間隙を大きくするときは 、後部収納部に所定の大きさ以上の書籍やレコード盤等を収納することができる のである。
【0012】 請求項2のように、支持部材を移動箱上に昇降自在に取付ける構成にするとき は、この支持部材を下降することにより、箱体へ移動箱を嵌合、或いは移動箱を 離脱する場合に、この支持部材が邪魔にならないので、その嵌脱が容易となり、 また箱体の天板と移動箱の上面との間隔を狭くすることができるため、外観が良 好となる。
【0013】 更に請求項3のように、移動箱における外側面の下部であって、車輪の取付け 箇所に相当する位置に、緩衝用の突起を取付けるときは、移動箱同士,或いは移 動箱と箱体との衝突音を緩和すると共に、車輪の位置を容易に確認することがで きる。またこの突起の突出量をやや大きくするときは、移動箱が箱体に衝突する 際、或いは移動箱同士が衝突する際に間隙を生ずるため、指を挟むのを防止する ことができるのである。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す収納棚の斜視図であり、前面が開口した箱体 1の後部に間隔の調節が可能な棚板2を取付けた後側収納部3を形成している。 上記棚板2の間隔調節は、従来公知の方法であり、図2に示すように、箱体1及 び中央部の仕切り板4に間隔的に穿設したダボ孔5への棚受け用ダボ6の差替え により行う。
【0015】 箱体1の前部には、箱体1より巾が小さな移動箱7を左右に移動可能に嵌合し ている。この移動箱7は、前記後側収納部3の場合と同様に間隔の調節が可能な 棚板8を内設している。また移動箱7の上板9には左右一対の支持部材10を、 移動箱7の下板11には左右一対の車輪12を設け、左右の支持部材10は、そ の上端を図2に示すように箱体1の天板13の下面に併設した左右方向の前側レ ール14と後側レール15の何れかに嵌合し、左右の車輪12は、箱体1の底板 16上に併設した左右方向の前側レール17と後側レール18の何れかに嵌合し ている。
【0016】 上記左右の支持部材10は、図3に示すように下部にネジ部19を形成し、該 ネジ部19を、移動箱7の上板9を貫通した左右のネジ孔20に螺合させること により、上板9に昇降自在に取付けている。なお図7は、支持部材10を移動箱 7の上板9に適宜の方法により固定した場合を示すものであり、上端には前側レ ール14又は後側レール15内を転動するローラ21を設けている。
【0017】 また左右の車輪12は、図4に示すように下端が開口した支持枠22に軸支し たものであり、移動箱7の下板11に形成した受け孔23に嵌着している。
【0018】 図5及び図6に示すように、移動箱7の外側下部にはゴム,プラスチック等の 緩衝用突起24を取付けている。その取付け位置は、車輪12の中心線xを含む 垂直面と移動箱7の外側面との交差線y上である。
【0019】 なお上記実施例では、箱体1の天板13と底板16とに前側レール14,17 と後側レール15,18を併設したが、それぞれ3本以上のレールを併設して移 動箱7の前後への移動量を小さく調節し、後側収納部3とのなす間隙が細かく加 減されるようにすることもある。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、移動箱の下面に設けた左右の車輪と、上面に設けた左右の支 持部材とを前側レールに嵌合すれば、移動箱は箱体に対し前寄りに設置されて後 側収納部との間に大きな間隙を生ずるため、例えばB5版の書籍を収納できる後 部収納部を、A4版の書籍を収納できる大きさに替えることができ、その操作は 極めて容易である。また本考案は、複数のレールを併設する構成であるから、構 造が簡単であり、低コストで製作することができる。
【0021】 請求項2のように、支持部材を移動箱の上面に昇降自在に取付けるときは、移 動箱を箱体に嵌合した状態のまま、前寄り又は後ろ寄りに移し替えることができ るので、その操作は極めて容易である。
【0022】 更に請求項3のように、移動箱における外側面の下部であって、車輪の取付け 箇所に相当する位置に、緩衝用の突起を取付けるときは、移動箱同士,或いは移 動箱と箱体との衝突音を緩和することができる。しかもこの突起を目安として車 輪をレールに確実に嵌合することができる。そのため車輪がレールに嵌合してい ないにもかかわらず、この移動箱を移動して底板の表面に車輪による擦り傷を形 成することを防止することができる。また突起の大きさにより、操作時に指を挟 むことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上実施例の縦断面図である。
【図3】同上実施例における支持部材とレールとの関係
を示す縦断面図である。
【図4】同上実施例における車輪とレールとの関係を示
す縦断面図である。
【図5】同上実施例における移動箱の突起と車輪との関
係を示す横断面図である。
【図6】図5における縦断面図である。
【図7】本考案の別の実施例における支持部材とレール
との関係を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 箱 体 3 後側収納部 7 移動箱 10 支持部材 12 車 輪 13 箱体の天板 14 天板の前側レール 15 天板の後側レール 16 箱体の底板 17 底板の前側レール 18 底板の後側レール 19 ネジ部 20 ネジ孔 24 突 起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口した箱体の後部に、棚体を取
    付けた後側収納部を形成し、箱体の前部に横巾の小さな
    移動箱を左右方向へ移動自在に嵌合してなる書棚におい
    て、箱体における天板と底板との前部に、左右方向の前
    側レールと後側レールとを併設し、天板の前側レール又
    は後側レールに、移動箱の上面に設けた左右の支持部材
    を嵌め替え自在に嵌合し、底板の前側レール又は後側レ
    ールに、移動箱の下面に設けた左右の車輪を嵌め替え自
    在に嵌合したことを特徴とする収納棚。
  2. 【請求項2】 左右の支持部材を移動箱上に昇降自在に
    取付けた請求項1に記載の収納棚。
  3. 【請求項3】 移動箱における外側面の下部であって、
    車輪の取付け箇所に相当する位置に、緩衝用の突起を取
    付けた請求項1または2に記載の収納棚。
JP1995007771U 1995-06-22 1995-06-22 収納棚 Expired - Lifetime JP3019736U (ja)

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JP1995007771U JP3019736U (ja) 1995-06-22 1995-06-22 収納棚

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Family

ID=43155139

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147868A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Takaaki Matsumoto 本棚

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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