JPH0444126Y2 - - Google Patents

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JPH0444126Y2
JPH0444126Y2 JP1987036591U JP3659187U JPH0444126Y2 JP H0444126 Y2 JPH0444126 Y2 JP H0444126Y2 JP 1987036591 U JP1987036591 U JP 1987036591U JP 3659187 U JP3659187 U JP 3659187U JP H0444126 Y2 JPH0444126 Y2 JP H0444126Y2
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JP
Japan
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drawer
roller
rollers
rail
fixed
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JP1987036591U
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JPS63144048U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、引出しを円滑に出し入れすることが
でき、スチール製の机等に使用して効果的な引出
し支持装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図及び第7図は、従来の引出し支持装置の
一例を示すもので、第6図に示す51は、机や袖
箱(図示省略)の左右両側板内面に、前後方向に
向けて固着される固定レールで、対向面開口する
チヤンネル状をなし、その前端(第6図左端)内
側には固定ローラ52が、その上縁を固定レール
51の上部水平片51aの下面より若干下位とし
て枢設されている。
第7図に示す53は、引出し(図示省略)の左
右外側面に前後方向に向けて固着される走行レー
ルで、上記固定レール51とほぼ等長の下向アン
グル状をなし、その上部水平片53aの後端に切
設した切欠部54からは、中央片53bの後端外
側に枢設した、上記固定レール51の上下幅より
やや小径の走行ローラ55の上縁が若干突出し、
かつ上部水平片53aにおける走行ローラ55の
前方には、下方に湾曲する複数のストツパ56が
形成されている。
上記固定レール51の上部水平片51aと固定
ローラ52の間に、走行レール53の上部水平片
53aを挿入して、両レール51,53を相互嵌
合することにより、走行レール53は、両ローラ
52,55をもつて、固定レール51に前後走行
自在に取付けられている。
ストツパ56は、引出しを引き出した時、固定
ローラ52に係合して、引出しの脱落を防止する
ためのものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の支持装置においては、左右の固定レール
51を、個別に机等に取り付ける必要があるた
め、引出しに対する相対位置を精度よく取り付け
ることが困難であり、引出しの出し入れが不円滑
になることがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、机の引出し直上の天板等の下面前部
に固着された、引出しの横幅より若干大寸の横幅
を有する取付板の左右両端より、枢支板を垂設す
るとともに、各枢支板の内側前後に、ローラを枢
設してなる支持金具と、外向チヤンネル状をな
し、引出しの左右両外側面に前後方向を向いて固
着されるとともに、上記ローラに転動自在に嵌合
され、かつ上部水平片の後端にローラ挿入用切欠
が、下部水平片の前後両端にローラ係止用切欠
が、また中央片の後端にローラのためのストツパ
が設けられているレールとをもつて構成すること
により、上述の問題点の解決を図つたものであ
る。
〔作用〕
机に固着した支持金具の前後左右4個のローラ
が、引出しのレールを支持して前後に走行させ、
かつレールの前後両端のローラ係止用切欠が、押
し入れた引出しが振動等により飛び出さないよう
に、また引き出した引出しが振動等により後退し
ないように、引出しを係止し、ストツパが、引出
しの前方への脱落を防止する。
引出しは、押し入れられた状態では後下りとな
り、引き出した状態では前下りとなるようにすれ
ば、引出しの出し入れがより円滑になる。
後方のローラを上下に移動しうるようにすれ
ば、レールとローラ間の余裕が僅少でも、やはり
引出しを押し入れると後下りとなり、引き出すと
前下りとなつて、引出しの出し入れがより円滑に
なる。
〔実施例〕
第1図ないし第5図は、本考案の一実施例を示
すもので、机1の天板2の下面前部(第4図と第
5図の左部)には、横幅が、天板2の直下に位置
する引出し3の横幅より若干長寸の支持金具4に
おける取付板5が止着されている。
取付板5の左右両端には、下方を向く枢支板6
が固着され、各枢支板6の内側前後には、引出し
3の前後長の半分以下の間隔を隔てて、ローラ
7,7が枢着されている。
引出し3の左右外側面には、外向チヤンネル状
をなすとともに、前後方向を向き、かつ後端が引
出し3より後方に突出するレール8が固着され、
レール8は、前後のローラ7に、若干の上下の余
裕をもつて嵌合している。
レール8の上部水平片8aの後端(第1図右
端)には、ローラ7が通過しうるローラ挿入用切
欠9が切設され、同じく下部水平片8bの前後両
端には、ローラ7の下部へ嵌入しうるローラ係止
用切欠10が切設され、また中央片8cの後端に
は、外側方を向くストツパ11が曲設されてい
る。
各レール8に、支持金具4の両端前後のローラ
7を嵌合することにより、引出し3は、机1の天
板2に前後走行自在に支持され、引出し3の前限
と後限の各位置においては、ローラ7がローラ係
止用切欠10に係合して、引出し3は机1に係止
される。
上述のように、各レール8とローラ7の上下間
に若干の余裕があり、かつ前後のローラ7,7の
間隔を、引出し3の前後長の半分以下に定めてあ
るので、第4図に示すように、引出し3を押し入
れる際に、引出し3の重心が後方のローラ7より
後方となれば、引出し3は後下りとなつて、軽快
に後限まで押し入れられ、前方のローラ7が、レ
ール3の前方のローラ係止用切欠10に係合する
ので、机1が振動しても、引出し3が飛び出すこ
とはない。
また、第5図に示すように、引出し3を引き出
す際に、引出し3の重心が前方のローラ7より前
方となれば、引出し3が前下りとなつて、軽快に
前限まで引き出されて、後方のローラ7が、レー
ル3の後方のローラ係止用切欠10に係合するの
で、みだりに引出し3が後退することはない。
なお、第2図に示すように、後方のローラ7
を、上下に移動しうるように、縦長孔12をもつ
て枢支板6に枢支すれば、レール8とローラ7間
の余裕が僅少であつても、上述のように、引出し
3が出し入れの際に傾斜して、軽快に走行し、前
限あるいは後限において、机1に確実に係止され
る。
上述の実施例は、本考案を天板1の直下の引出
し3に適用した場合のものであるが、たとえば袖
箱中段の引出しの場合には、その直上の引出しと
の境板、もしくは袖箱の左右両側板に、上記支持
金具4を設ければよい。
〔考案の効果〕
(a) 引出しを支持して前後に走行させる前後左右
4個のローラを、1個の支持金具に枢設した
後、支持金具を天板等に取り付けるようになつ
ているので、各ローラを天板等に、容易に位置
を精度よく取り付けることができ、引出しの出
し入れが不円滑になることはない。
(b) 支持金具は、前後長が従来の固定レールより
著しく短かいので、狭い机の内部への取り付け
が容易である。
(c) レールの上部水平片の後端にローラ挿入用切
欠を、下部水平片の前後両端にローラ係止用切
欠を、かつ中央片(垂直片)の後端にローラの
ストツパを一体的に形成してあるので、レール
部材としては一つでありながら、ローラへの嵌
合及び脱落防止、さらに引き出し状態および押
し込み状態での係止機能が発揮される。
(d) あらかじめ引出しにレールを固着してある状
態でも、容易にレールをローラに嵌合すること
ができる。
なお、引出しを押し入れる際には、その後限近
くで後下りとなり、引き出す際には、前限近くで
前下りとなるようにすれば、引出しの走行がより
円滑になり、かつ前限と後限において、より確実
に机に係止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の分解斜視図、第2図
は、支持金具の側面図、第3図は、本考案を適用
した机の要部縦断正面図、第4図は、引出しを押
し入れた時の第3図A−A線断面図、第5図は、
引出しを引き出した時の第3図A−A線断面図、
第6図は、従来の装置の固定レールの正面図、第
7図は、同じく走行レールの正面図である。 1……机、2……天板、3……引出し、4……
支持金具、5……取付板、6……枢支板、7……
ローラ、8……レール、8a……上部水平片、8
b……下部水平片、8c……中央片、9……ロー
ラ挿入用切欠、10……ローラ係止用切欠、11
……ストツパ、12……縦長孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 机の引出し直上の天板等の下面前部に固着さ
    れた、引出しの横幅より若干大寸の横幅を有す
    る取付板の左右両端より、枢支板を垂設すると
    ともに、各枢支板の内側前後に、ローラを枢設
    してなる支持金具と、外向チヤンネル状をな
    し、引出しの左右両外側面に前後方向を向いて
    固着されるとともに、上記ローラに転動自在に
    嵌合され、かつ上部水平片の後端にローラ挿入
    用切欠が、下部水平片の前後両端にローラ係止
    用切欠が、また中央片の後端にローラのための
    ストツパが設けられているレールとよりなる引
    出し支持装置。 (2) 前後両ローラの間隔と取付位置と直径を、引
    出しが押し入れられた状態では後下りとなり、
    引き出した状態では前下りとなるように定めて
    なる、実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の
    引出し支持装置。 (3) 後方のローラを、上下に移動しうるように、
    縦長孔をもつて枢支板に枢設してなる、実用新
    案登録請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載の
    引出し支持装置。
JP1987036591U 1987-03-14 1987-03-14 Expired JPH0444126Y2 (ja)

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JP1987036591U JPH0444126Y2 (ja) 1987-03-14 1987-03-14

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JP1987036591U JPH0444126Y2 (ja) 1987-03-14 1987-03-14

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JPS63144048U JPS63144048U (ja) 1988-09-22
JPH0444126Y2 true JPH0444126Y2 (ja) 1992-10-19

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ID=30847137

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234943A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Hafele Japan:Kk キャビネット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840907Y2 (ja) * 1979-02-09 1983-09-14 サンウエーブ工業株式会社 器体設置用スライドレ−ルを備えた家具

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JP2011234943A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Hafele Japan:Kk キャビネット

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Publication number Publication date
JPS63144048U (ja) 1988-09-22

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