JPH0545254Y2 - - Google Patents

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JPH0545254Y2
JPH0545254Y2 JP1989116316U JP11631689U JPH0545254Y2 JP H0545254 Y2 JPH0545254 Y2 JP H0545254Y2 JP 1989116316 U JP1989116316 U JP 1989116316U JP 11631689 U JP11631689 U JP 11631689U JP H0545254 Y2 JPH0545254 Y2 JP H0545254Y2
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rail
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【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はレールに対する抽斗等の取付装置に関
するものである。
《従来の技術と問題点》 従来の上記装置は、移動レールの後端上面に前
方が開口する係合突起を、前端上面に係合孔を形
成し、抽斗の後端を係合突起に前方より差し込
み、抽斗前端に下方に突出して形成された下向き
係合突片を前記係合孔に上方より係合せしめて、
レール上に抽斗を載置するか、又、抽斗とレール
の一部をネジ止めするかして取りつけていた。
この為、前者の場合、輸送、及び運搬時の載置
方向(キヤビネツト等が逆さになつた時)によつ
て、抽斗とレールが外れ、抽斗が上部の抽斗と衝
突し損傷したり、あるいは、再度取り付け直した
りしなければならなかつた。
又、後者の場合、抽斗が外れる事はないもの
の、その取り付けに時間を要していた。
《本考案の目的と構成》 本考案は、簡単な構造で、安価に製作でき、レ
ールに対する抽斗の取り付けが容易で、逆さにし
ても外れる事のない抽斗の取付装置を提供する事
を目的とし、その構成は、移動レールの後端側部
に上り止め突片が形成され、前端部下側に係合用
切り欠きが形成される一方、抽斗側部に外方に突
出し、移動レールに載置される載置突部が形成さ
れ、抽斗後部に上り止め突片に係合する係止部が
形成され、抽斗側部の前端部に、載置突部の下方
に位置して、前記係合用切り欠きに係合する係合
突片が形成されているものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、符号1は固定側本体10に取
り付けられる断面略C字形の固定レールを示し、
符号2は固定レールに摺動自在に嵌挿される断面
略C字形の下中間レールを示し、符号3は下中間
レール2と固定レール1間に配設された固定ボー
ルリテーナーを示し、符号4は抽斗8が取りつけ
られる断面略C字形の移動レールを示し、符号5
は移動レール4に摺動自在に嵌挿される上中間レ
ールを示し、符号6は上中間レール5と移動レー
ル4間に配設された移動側ボールリテーナーを示
し、符号7は下中間レール2と上中間レール5を
連結する連結材を示している。
固定レール1は、帯状金属板からなる基板11
と、基板11の上下端部を内向き円弧状に折り曲
げて形成された、内面長手方向にボール案内面を
有する上下折曲縁12,12より断面略C字形に
形成されている。
そして、基板11の後端は下中間レール2側に
折り曲げられて、下中間レール後端ストツパー1
11が形成され、基板11の前端中間部は固定側
ボールリテーナー3側に折り曲げられて固定側リ
テーナー前端ストツパー112が形成されてい
る。
符号113は、固定側本体10の後端部に形成
された係合取付孔(図示せず)に前方より差し込
まれる係合爪を示し、符号114は固定側本体1
0の前端部に形成された係合孔(図示せず)に係
合する位置決め突起を示し、符号115は固定側
本体10の前端部に形成された取付螺合(図示せ
ず)に、固定レール1をネジ止めする為の連結孔
を示し、符号116は固定レール1に対する移動
レール4のとび出し防止前突起を示している。
下中間レール2は帯状金属板からなる基板21
と、基板21の上下端部を外向き円弧状に折り曲
げて形成された外面長手方向にボール案内面を有
する上下折曲縁22,22より、断面略C字形に
形成されている。
そして、基板21の後端は、固定側ボールリテ
ーナー3側に折り曲げられて固定側リテーナー後
端ストツパー211が形成されている。
固定側ボールリテーナー3は、前記固定レール
1と、下中間レール2との間に配設可能な大きさ
で、かつ、両レール1,2の半分程度の長さを有
する基板31と、上下両折曲片32,32から形
成されている。
そして、基板31は中央部がコ字状に折り曲げ
られて、下中間レール2側に突出し、前後端部に
緩衝材33,33が取りつけられている。
一方、上下両折曲片32,32の長手方向には
所定間隔を有してボール34・・・が上下両側に
突出した状態で回転自在に保持されている。
移動レール4は、固定レール1と同様、基板4
1、上下折曲縁42,42よりなる断面略C字形
で、固定レール1に対向して配設されている。
そして、基板41の前端には下中間レール後端
ストツパー111と同様の移動側レール前端スト
ツパー411が形成され、基板41の後端には固
定側リテーナー前端ストツパー112と同様の移
動側レール後端ストツパー412が形成され、基
板41の後端部には、抽斗8側に突出する上り止
め突片413が形成され、下折曲縁42の前端部
には抽斗8の係合用切り欠き420が形成されて
いる。
符号414は、移動側ボールリテーナー6の前
端に当接するストツパー突起を示し、符号421
はとび出し防止前突起116に対応して形成され
たとび出し防止後突起を示している。
上中間レール5は、下中間レール2と同様、基
板51、上下折曲縁52,52よりなる、断面略
C字形で、下中間レール2と上下に位置をずらせ
た背中合わせに配設されている。
そして、基板51の前端には、下中間レール2
の固定側リテーナー後端ストツパーに対応して移
動側レールストツパー512が形成されている。
移動側ボールリテーナー6は、固定側ボールリ
テーナー同様、前記移動側レール4と上中間レー
ル5との間に配設可能な大きさで、かつ、両レー
ル4,5の半分程度の長さで基板61と上下両折
曲片62,62からなり、基板61は中央部をコ
字状に折り曲げて上中間レール5側に突出せし
め、前後端部に緩衝材63,63が取りつけられ
ている。
そして、上下両折曲片62,62の長手方向に
は所定間隔を有してボール64・・・が上下両側
に突出した状態で、回転自在に保持されている。
連結材7は、上中間レール5の基板51の外面
と連結される上連結突片721と、下中間レール
2の基板21の外面と連結される下連結突片72
と、上下連結突片71,72の中間に位置する水
平片73より形成され、水平片73の前後方向中
央部にローラー取付孔731が形成され、ローラ
ー取付孔731に臨んで、ゴムローラー9の端面
が固定側レール1の上折曲縁12上面と、移動側
レール4の下折曲縁42の下面に当接して上下連
結突片71,72に回動自在に保持されている。
抽斗8は、抽斗側部81の所定高さに、移動側
レール4上に載置される載置突部82を有し、該
載置突部82の下面には下方が開口する、移動側
レール4の厚みよりやや大なる大きさの取付溝8
3が形成されている。
そして、取付溝83のやや下方の抽斗側部81
の後端部には、移動側レール4の上り止め突片4
13に対応して後端が開口する係止部84が形成
され、抽斗側部81の前端部には、移動側レール
4の係合用切り欠き420に対応して外方に突出
する抽斗固定用突起85が形成されている。
そして、抽斗8は前面部を持ち上げた状態で載
置突部82の下面に形成された取付溝83の後部
を、移動レール4の上折曲縁42の後部に外嵌せ
しめて抽斗8を後方に移動し、係止部84を上り
止め突片413と係合せしめる。
次に移動レール4を最も引き出した状態で、抽
斗8の前部を下方に移動せしめ、左右の移動レー
ル4,4間を押し広げて、抽斗固定用突起85を
下方に移動し、取付溝83を移動側レール4の上
折曲縁に外嵌せしめると同時に、抽斗固定用突起
85を、下折曲縁42の係合用切り欠き420に
係合せしめて、抽斗8を移動レールに取りつけ
る。
そして、移動レール4の移動側レール前端スト
ツパー411が上中間レール5の移動側レールス
トツパー512に当接し、上中間レール5と連結
材7を介して連結された下中間レール2の固定側
リテーナー後端ストツパー211が固定側レール
1の下中間レール後端ストツパー111に当接し
た状態、すなわち抽斗8が固定側本体10の後端
部に最も収納された状態で、ゴムローラー9は、
固定レール1のとび出し防止前突起116の後方
にのり上げ、移動レール4のとび出し防止後突起
421はゴムローラー9の後方に位置し、移動レ
ール4の不測のとび出しが防止される。
この状態から抽斗が引き出されると、ゴムロー
ラー9は、移動レール4の下折曲縁42と固定レ
ール1の上折曲縁12の外面に当接しているの
で、移動レール4の前方移動にともなつてとび出
し防止前突起116をのり上げ、同時に、とび出
し防止後突起421はゴムローラー9をのりこし
て移動する。
そして、連結材7にて連結された上中間レール
5と下中間レール2、及び移動側ボールリテーナ
ー6、固定側ボールリテーナー3は、移動レール
4の移動距離に対し、2分の1の距離だけ移動
し、やがて、移動レール4の移動側レール後端ス
トツパー412が移動側ボールリテーナー6の後
端に当接し、移動側ボールリテーナー6の前端
は、上中間レール5の移動側レールストツパー5
12に当接し、上中間レール5と連結された下中
間レール2の固定側リテーナー後端ストツパー2
11は、固定側ボールリテーナー3の後端に当接
し、固定側ボールリテーナー3の前端は、固定レ
ール1の固定側リテーナー前端ストツパー112
に当接し、移動レール4は停止する。
そして、抽斗8は最も引き出された状態とな
る。
一方、抽斗8を移動レール4から取り外す時
は、上記の状態より、下折曲縁42の前端部下面
に指先を引つ掛け、移動レール4を無理やり外方
に開いて、抽斗固定用突起85を係合用切り欠き
420より逸脱せしめた状態となし、この状態を
維持しながら移動レール4のみを後方に押しや
り、上り止め突片413を係止部84から外す。
また、他方の移動レール4も同様にして抽斗8
との係合状態を外した後、抽斗8を持ち上げて移
動レール4より取り外す。
尚、実施例では、上り止め突片413を移動レ
ール4の基板41の後端部に抽斗8側に突出せし
めて、係止部84を抽斗側部81の後端部に後端
を開口せしめて形成しているが、従来の様に、上
折曲縁41の一部を上方に持ち上げて、載置突部
82の後端を係止する様にしてもよい。
《効果》 本考案は以上の如く、抽斗側部に移動側レール
に載置される載置突部が形成されているので、移
動側レールに抽斗を取りつける場合、移動側レー
ルに抽斗を載置した状態で取付作業を行う事が出
来、多大な労力を必要とせず、作業が容易であ
る。
また、移動側レールの後端部に上り止め突片が
形成され、抽斗後部に係止部をもうけて、上り止
め突片と係止部を係合せしめているので、抽斗後
部が不測に浮き上がる事がない。
さらに、移動側レールの下折曲縁に係合用切り
欠きを形成し、載置突部の下方に抽斗固定用突起
を形成して、係合用切り欠きに抽斗固定用突起を
係合せしめているので、載置突部と抽斗固定用突
起で移動レールを挟持する形となり、抽斗が上下
にガタつく事なく、又、固定用突起は係合用切り
欠きに係合するので、抽斗は移動用レールに対
し、前後にずれる事もない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は本
考案の要部分解斜視図、第2図は本考案の要部縦
断面図である。 1……固定レール、10……固定側本体、11
……基板、12,12……上下折曲縁、2……下
中間レール、4……移動レール、41……基板、
413……上り止め突片、42,42……上下折
曲縁、420……係合用切り欠き、5……上中間
レール、8……抽斗、81……抽斗側部、82…
…載置突部、84……係止部、85……抽斗固定
用突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定側本体に連結される断面略C字形の固定レ
    ールと、固定レールに摺動自在な断画略C字形の
    下中間レールと、下中間レールの上方に位置して
    連結板にて下中間レールと連結された断面略C字
    形の上中間レールと、上中間レールに摺動自在に
    外挿された断面略C字形の移動レールと、該移動
    レールにとりつけられる抽斗よりなり、前記移動
    レールの後端部に上り止め突片が形成され、移動
    レールの下折曲縁の前端部に係合用切り欠きが形
    成される一方、抽斗側部に外方に突出し、移動レ
    ールに載置される載置突部が形成され、抽斗後部
    に上り止め突片に係合する係止部が形成され、抽
    斗側部の前端部に、載置突部の下方に位置して、
    前記係合用切り欠きに係合する抽斗固定用突起が
    形成されている事を特徴とする抽斗の取付装置。
JP1989116316U 1989-10-02 1989-10-02 Expired - Lifetime JPH0545254Y2 (ja)

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JP5406244B2 (ja) * 2011-06-20 2014-02-05 株式会社システックキョーワ 振動感知ロック装置及び被係止装置
TWI645807B (zh) 2017-12-28 2019-01-01 川湖科技股份有限公司 滑軌總成

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