JP3770279B2 - 液体容器の収容支持具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば病院のように、壁面に沿って手摺りを設けている廊下とか、浴室とか、洗面所に、洗剤とか消毒材を収容した液体容器を保持させて置く場合などに用いられるようにした液体容器の収容支持具に関し、収容支持具を支持主体と緊締部材とに分けて構成することにより、簡単に、かつ、強固に取り付けられるようにしたことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の液体容器の収容支持具には、例えば特開平7−187194号公報がある。
【0003】
上記従来の収容支持具は、壁面に沿って垂下する支持具の下部の両側縁を楔形に形成し、この側縁を壁と手摺りとの間に上から押し入れ、圧接部分に生ずる摩擦抵抗により支持具を固定するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、手摺りと壁面との間に嵌め込むようにした支持装置は、器体が一体であって、押し込みにより所望位置に取り付けられるので、構造が簡単で、取り付けも容易である利点があるが、横とか下からの衝撃とか、器体に手を触れた時の振動等で圧接部分が弛み易く、固定構造に技術的な問題がある。
そのために、この種の収容支持具をそれ程複雑化することなく、簡単に、かつ、強固に固定できるようにすることが解決すべき課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、背面を壁面に沿う取付け面に形成し、正面側に液体容器の収容部を設け、収容部の底部に、壁面と直交する前後方向に左右2条のスリットを設け、収容部の裏面に、スリットの長さ方向に沿って多段に形成され、かつ、壁面と接近する方向に逆止作用を有する鋸歯状のラック部を設けた支持主体と、支持主体とは別体に断面L字形に形成されて、上記収容部の裏面に沿う平面部と、上記取付け面と略平行する垂下部とを一体に具えた緊締部材とを備え、支持主体の前記収容部の裏側から前記スリットに緊締部材の平面部上に設けた左右2条の逆止爪片を嵌合させて、支持主体の正面に対して緊締部材を前後方向に摺動自在に、かつ、抜脱不能に組み合わせ、支持主体を壁面に沿わせるとともに緊締部材の垂下部を壁面と手摺りとの間に嵌合し、該緊締部材の垂下部を手摺りの内側面に圧接させつつ該平面部の上面に設けた逆止爪を前記ラック部に後退不能に掛止させることにより、液体容器を収容する支持主体を手摺り上に固定するようにした液体容器の収容支持具を提供するものである。
【0006】
本発明収容支持具は、支持主体の収容部の底部に、前記スリットと平行にガイド溝を設け、前記緊締部材の平面部上に上記ガイド溝に嵌合する突条を設けることにより、支持主体に対する緊締部材の組み合わせがより容易にスムーズにできるようになる。
本発明は以上のようにして前記の課題を解決したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面について説明する。
本発明収容支持具は、それぞれ樹脂成形体よりなる支持主体1と、断面L字形の緊締部材2とからなる。
【0008】
支持主体1は、背面を壁面Wに沿わせる取付け面3に形成し、正面側に、液体容器4を収容するための収容部5を設け、収容部5の底部に、壁面Wと直交する前後方向に左右2条のスリット6を設け、収容部5の裏面に、スリット6の長さ方向に沿って多段に形成され、かつ、壁面Wと接近する方向に逆止作用を有する鋸歯状のラック部7を設けている。
【0009】
緊締部材2は、上記収容部5の裏面に沿う平面部8と、上記取付け面3と略平行する垂下部9とを一体に具え、平面部8に、収容部5の裏側から前記スリット6に嵌合する左右2条の逆止爪片10と、逆止爪片10の間に前記ラック部7と係合する逆止爪11を横に設けている。
【0010】
【実施例】
支持主体1と緊締部材2は、支持主体1の収容部5の裏面に緊締部材2の平面部8を沿わせ、左右2条の逆止爪片10をスリット6にそれぞれ嵌合することにより、図3に示されるように、両逆止爪片10の内側面を2条のスリット6の内側面にそれぞれ掛止させて、スリット6の長さの範囲で互いに前後方向に摺動を自在にし、かつ、上下方向の抜脱を不能にして組み合わされる。
なお、両部材1,2を嵌合する場合に、支持主体1の収容部5の底面に設けたガイド溝12と緊締部材2の平面部8上に設けた突条13を嵌め込みのガイドとすることにより、よりスムーズな嵌合操作ができる。
【0011】
そして図2に示すように、支持主体1の背面すなわち取付け面3を壁面Wに沿わせ、壁面Wと手摺りRとの間に緊締部材2の垂下部9を嵌合し、支持主体1と共に緊締部材2の平面部8の裏面を手摺りR上に支承させつつ、緊締部材2のみを手前側に引き寄せ、垂下部9を手摺りRの内側面rに圧接させた位置でラック部7に逆止爪11を掛止させると、壁面Wと手摺りRとの間の間隔に合わせた液体容器の収容支持具の取り付けができる。
【0012】
手摺りR上の支持主体1は、壁面Wとの間で突っ張り状態の元で逆止されるラック部7と逆止爪11との掛止により前後方向の移動を阻止される。また、緊締部材2の緊締により上下と左右方向に移動することなく壁面に沿って強固に固定されるが、より取付けを強固にする必要がある場合は、図示のように、支持主体1の取付け面3の下部に孔14を設けてくぎ止めしてもよい。
なお、図1中、Tは収容部5の縁に着脱自在に掛止されるトレーである。
【0013】
【発明の効果】
前記のように構成し、上記のように用いられるようにした本発明によれば、取り付けが簡単にでき、かつ、緊締部材の緊締により支持主体が強固に保持されるので、横や下からの衝撃とか、液体容器の使用に基づく振動に長期間耐えて、安定性に富む液体容器の収容支持具の使用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を示す分解斜視図
【図2】図2は実施例の使用状態を示す一部切欠縦断側面図
【図3】図3は実施例の一部切欠縦断正面図である。
【符号の説明】
W 壁面
R 手摺り
r 手摺りの内側面
1 支持主体
2 緊締部材
3 取付け面
4 液体容器
5 収容部
6 スリット
7 ラック部
8 平面部
9 垂下部
10 逆止爪片
11 逆止爪
12 ガイド溝
13 突条
14 孔

Claims (2)

  1. 背面を壁面に沿う取付け面に形成し、正面側に液体容器の収容部を設け、収容部の底部に、壁面と直交する方向に左右2条のスリットを設け、収容部の裏面に、スリットの長さ方向に沿って多段に形成され、かつ、壁面と接近する方向に逆止作用を有する鋸歯状のラック部を設けた支持主体と、支持主体とは別体に断面L字形に形成されて、上記収容部の裏面に沿う平面部と、上記取付け面と略平行する垂下部とを一体に具えた緊締部材とを備え、支持主体の前記収容部の裏側から前記スリットに緊締部材の平面部上に設けた左右2条の逆止爪片を嵌合させて、支持主体の正面に対して緊締部材を前後方向に摺動自在に、かつ、抜脱不能に組み合わせ、支持主体を壁面に沿わせるとともに緊締部材の垂下部を壁面と手摺りとの間に嵌合し、該緊締部材の垂下部を手摺りの内側面に圧接させつつ該平面部の上面に設けた逆止爪を前記ラック部に後退不能に掛止させることにより、液体容器を収容する支持主体を手摺り上に固定するようにした液体容器の収容支持具。
  2. 前記支持主体の収容部の底部に、前記スリットと平行にガイド溝を設け、前記緊締部材の平面部上に上記ガイド溝に嵌合する突条を設けたことを特徴とする請求項1の液体容器の収容支持具。
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