JPH0736767U - 箱体における天板取付け装置 - Google Patents

箱体における天板取付け装置

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JPH0736767U JP1429594U JP1429594U JPH0736767U JP H0736767 U JPH0736767 U JP H0736767U JP 1429594 U JP1429594 U JP 1429594U JP 1429594 U JP1429594 U JP 1429594U JP H0736767 U JPH0736767 U JP H0736767U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱体本体に対して天板を、ボルト等を使用す
ることなく、正しい位置に簡単かつ確実に取付ける。 【構成】 箱体本体8の上面開口部に前部横桟9と後部
横桟10を設け、天板1の前部より垂設した係止爪3
を、前部横桟9における垂下片16の下縁に係止すると
ともに、係止爪3の近くより垂設したガイドピン6を、
前部横桟9に設けたガイド孔14へ挿入し、かつ天板1
の後部より垂設した後向きの係合片2を、後部横桟10
における前片17に係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばキャビネット又は脇机のような引出しを有する箱体における 天板取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の脇机等の箱体における本体と天板との取付けには、例えば実開平2−1 21828号公報に記載されているように、ボルトを、箱体本体の内方より挿入 して天板に螺入し、これによって、天板を脇机本体に止着する方法が採用されて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の取付け作業に際しては、ボルトの締め込み工程以外 に、まず箱体本体から引出しを抜き取る工程が必要であり、更には、箱体本体内 から、上方に向けてボルト締めすることは、作業効率上好ましくないことから、 場合によっては、箱体を逆さに転倒させる工程も必要であった。
【0004】 本考案は、上記のような問題点に着目してなされたもので、必要最小限の作業 工程によって、極めて簡単かつ確実に、天板を箱体本体に取り付けることができ るようにした天板取付け装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の箱体における天板取付け装置は、上面が 開口し、その開口の前部及び後部に横桟を架設してなる箱体本体と、下面の後部 要所に後ろ向きの係合片を、同じく前部要所に係止爪を、かつこの係止爪の近傍 にガイドピンを、それぞれ垂設してなる天板とからなり、天板の前記係合片が、 箱体本体の後部横桟における前片に係合し、前記係止爪が、箱体本体の前部横桟 における垂下片に弾性的に係合し、さらに前記ガイドピンが、箱体本体の前部横 桟に穿設されたガイド孔に係合することにより、天板を、箱体本体に対して位置 決めして取付けるようにしてなることを特徴としている。
【0006】
【作用】
天板の取付けに際しては、まず天板の係合片を箱体本体の後部横桟に係合させ 、次にその係合部を支点として、天板を下方へ旋回させ、最後に、係止爪を箱体 本体の前部横桟に弾性的に係合させるように天板を上方より下方へ押し込む。こ れによって、天板は箱体本体に不動に取り付けられる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 図1〜図3には、合成樹脂により一体的に成形された天板(1)の全体構成が示 されている。
【0008】 天板(8)の下面後部には複数の後ろ向きの係合片(2)が、同じく前部左右には 前向きの係止爪(3)が、同じく左右両側の中央部には規制片(4)が、さらに各係 止爪(3)の後方には、垂直のガイドピン(6)と弾性係止片(5)が、それぞれ一体 的に設けられている。 また、係止孔(3)の直後において天板(1)の上面には、把手部(7)となる凹部 が設けられている。
【0009】 この天板(1)は、図4に概略的に示すように、キャビネット又は脇机等の引出 しを有する箱体本体(8)の上面に取り付けられる。 箱体本体(8)は、上面が開口し、かつその前部及び後部に、横桟(9)(10)が架 設されている。
【0010】 前部横桟(9)は、図4および図5に示すように、側面視おおむねU形断面をな し、その前片(11)の上端には、後縁下側に前記前向きの係止爪(3)が係止しうる 水平片(12)が後向きに連設され、かつ後片(13)の上端には、ガイドピン(6)が突 入しうるガイド孔(14)を有する後向水平片(15)が連設され、後向水平片(15)の後 端には、前記弾性係止片(5)が係止しうる垂下片(16)が連設されている。
【0011】 後部横桟(10)は、側面視倒立L形断面をなし、その前片(17)には、前記係合片 (2)が前方より嵌入して係合しうる切欠き(18)が設けられている。
【0012】 箱体本体(8)の側板(19)の上端には、規制片(4)が摺接することにより天板(2 0)を案内する内向片(20)が設けられている。
【0013】 天板(1)の箱体本体(8)への取付けに際しては、まず天板(1)の係合片(2)を 箱体本体(8)の後部横桟(10)の前片(17)の前面に当接させ、その当接部を支点と して、天板(1)を下方へ旋回させる。この旋回の過程で、係合片(2)は、前片(1 7)に沿って若干滑動した後、切欠き(18)に係合する。 なおこの際天板(1)は、左右の規制片(4)が箱体本体(8)の側板(19)の内向片 (20)に当接することによって、左右方向への移動が抑制される。
【0014】 旋回過程の最終段階で、係止爪(3)は、前部横桟(9)の水平片(12)の後縁下側 に弾性的に係合する。 また、この段階において、弾性係止片(5)並びにガイドピン(6)も、それぞれ 前部横桟(9)の垂下片(16)(14)並びにガイド孔(14)と係合して、箱体本体(8)に 対する天板(1)の取付け位置を付加的に規制し、このようにして、天板(1)は箱 体本体(8)に完全に取り付けられる。
【0015】 天板(1)が箱体本体(8)に取り付けられている状態では、天板(1)に凹部とし て設けられた把手部(7)の裏側の前面が、前部横桟(9)の後面と当接していると 好都合である。なぜなら、箱体本体(8)を手前に引くために把手部(7)に引張り 力を加えると、この力は、天板(1)のほんの僅かな弾性変形に起因して、前部横 桟(9)を介して、箱体本体(8)に直接伝えられるようになるからである。 したがって、比較的大きな引張り力が作用しても、把手部(7)及び天板(1)が 破損したり、不意に外れたりするようなことはない。
【0016】 本体(8)からの天板(1)の取り外しは、例えばドライバーのような適当な工具 を用いて、係止爪(3)及び弾性係止片(5)を後方へ強制的に湾曲させて、それぞ れの係合を解除した後、天板(1)を逆方向へ、即ち上向きに旋回させることによ って簡単に行われる。 この場合、係合片(2)における上向きの係合面は、切欠き(12)の上縁に沿って 若干滑動した後、後部横桟(10)の前片(11)の面に乗り上げることにより、係合片 (2)と切欠き(12)との係合が解除される。
【0017】
【考案の効果】
(a) 箱体本体への天板の取付けに際して、引出しを抜き取ることも、箱体本 体を逆さに転倒させることも不要であるので、極めて簡単かつ確実に、天板を箱 体本体に取り付けることができる。
【0018】 (b) 箱体本体の上面開口における後部横桟および前部横桟に、天板の下面の 後部に設けた後ろ向きの係合片と、同じく前部に設けた係止爪を、それぞれ係合 させるとともに、前記係止爪の近傍より垂設したガイドピンを、箱体本体の前部 横桟に穿設したガイド孔に挿入することにより、天板の位置は正しく保たれ、天 板と箱体本体の前後左右の位置の調整が、簡単かつ確実に行われる。
【0019】 (c) 天板と箱体本体に外力が加わっても、ガイドピンがガイド孔に係合して いるので、天板の位置が箱体本体に対してずれることがない。
【0020】 (d) 請求項2の考案では、天板の下面の左右両側に、規制片を垂設し、この 規制片が、箱体本体の上面開口の両側における内向片に当接するようにしてある ので、天板と箱体本体の左右の位置の調整がより確実に行われ、かつ天板と箱体 本体に側方向の大きな外力が加わっても、天板の位置が側方へずれることはない 。
【0021】 (e) 請求項3の考案のように、箱体本体の後部横桟に設けた切り欠きに、天 板下面の後部より垂設した係合片が嵌入して係合するようにしておくと、天板と 箱体本体の左右の位置調整が前部及び後部でより確実に行え、かつ天板と箱体本 体に側方向外力が加わっても、天板の位置がずれることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の天板の平面図である。
【図2】本考案の天板の側面図である。
【図3】本考案の天板の正面図である。
【図4】本考案の天板と箱体本体の概略的斜視図であ
る。
【図5】同上の天板を箱体本体に取り付ける過程を示す
縦断側面図である。
【図6】同上の規制片と箱体本体との関係を示す部分縦
断正面図である。
【図7】同上の天板を箱体本体に取り付けた状態を示す
縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)天板 (2)係合片 (3)係止爪 (4)規制片 (5)弾性係止片 (6)ガイドピン (7)把手部 (8)本体 (9)前部横桟 (10)後部横桟 (11)前片 (12)水平片 (13)後片 (14)ガイド孔 (15)水平片 (16)垂下片 (17)前片 (18)切欠き (19)側板 (20)内向片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口し、その開口の前部及び後部
    に横桟を架設してなる箱体本体と、下面の後部要所に後
    ろ向きの係合片を、同じく前部要所に係止爪を、かつこ
    の係止爪の近傍にガイドピンを、それぞれ垂設してなる
    天板とからなり、天板の前記係合片が、箱体本体の後部
    横桟における前片に係合し、前記係止爪が、箱体本体の
    前部横桟における垂下片に弾性的に係合し、さらに前記
    ガイドピンが、箱体本体の前部横桟に穿設されたガイド
    孔に係合することにより、天板を、箱体本体に対して位
    置決めして取付けるようにしてなることを特徴とする箱
    体における天板取付け装置。
  2. 【請求項2】 天板の下面の左右両側に規制片を垂設
    し、この規制片が、箱体本体の上面開口の両側における
    内向片に当接するようにしてなる請求項1記載の箱体に
    おける天板取付け装置。
  3. 【請求項3】 箱体の本体の後部横桟に設けた切欠き
    に、天板下面の後部より垂設した係合片が嵌入して係合
    するようにしてなる請求項1または2記載の箱体におけ
    る天板取付け装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165669A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Kokuyo Co Ltd 天板取付構造及び天板付家具
JP2020531381A (ja) * 2017-08-30 2020-11-05 レン,ルハオ 単層プラスチックの複合板
JP2020533140A (ja) * 2017-08-30 2020-11-19 レン,ルハオ 複合構造板

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US11754224B2 (en) 2017-08-30 2023-09-12 New-Tec Integration (Xiamen) Co., Ltd. Single-layer plastic composite board

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