JPH08909Y2 - 箱体における天板取付け装置 - Google Patents

箱体における天板取付け装置

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JPH08909Y2
JPH08909Y2 JP1992037079U JP3707992U JPH08909Y2 JP H08909 Y2 JPH08909 Y2 JP H08909Y2 JP 1992037079 U JP1992037079 U JP 1992037079U JP 3707992 U JP3707992 U JP 3707992U JP H08909 Y2 JPH08909 Y2 JP H08909Y2
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裕 杉原
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばキャビネット又
は脇机のような引出しを有する箱体における天板取付け
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の脇机等の箱体における本体と天板
との取付けには、例えば実開平2−121828号公報
に記載されているように、ボルトを、箱体本体内方よ
り挿入して天板に螺入し、これによって天板を脇机本
体に止着する方法が採用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしこのような従
来の取付け作業に際しては、ボルトの締め込み工程以外
に、まず箱体本体から引出しを抜き取る工程が必要であ
り、更には、箱体本体内から上方に向けてボルト締め
することは作業効率上好ましくないことから、場合に
よっては、脇机を逆さに転倒させる工程も必要であっ
た。
【0004】本考案は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、必要最小限の作業工程によって、極め
て簡単かつ確実に天板を箱体本体に取り付けることが
できるようにした天板取付け装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の箱体における天板取付け装置は、上面が開
口しその開口の前部及び後部に横桟を架設してなる箱
体本体と、下面の後部要所に後ろ向きの係合片を、同じ
く前部要所に係止爪をそれぞれ垂設し、かつ上面に、凹
部として形成した把手部を備える天板とからなり、天板
の前記係合片が箱体本体の後部横桟における前片と係合
し、係止爪が箱体本体の前部横桟における垂下片に弾性
的に係合し、かつ把手部の裏側の前面が、箱体本体の前
部横桟の後面に当接するようにしてなることを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】天板の取付けに際しては、まず天板の係合片
箱体本体の後部横桟に係合させ、次にその係合部を支点
として、天板を下方へ旋回させ、最後に係止を本体
の前部横桟に弾性的に係合させるように天板を上方より
下方へ押し込む。これによって天板は箱体本体に不動
に取り付けられる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説
明する。図1図3には、合成樹脂により一体的に成形
された天板(1)の全体構成が示されている。
【0008】天板(1)の下面後部には複数の後ろ向きの
合片(2)が、同じく前部左右前向きの係止(3)
が、同じく左右両側の中央部規制片(4)が、さらに
各係止爪(3)の後方には、垂直のガイドピン(6)と弾性
係止片(5)が、それぞれ一体的に設けられている。ま
、係止孔(3)の直後において天板(1)の上面には、
手部(7)となる凹部が設けられている。
【0009】この天板(1)は、図4に概略的に示すよう
に、キャビネット又は脇机等の引出しを有する箱体本体
(8)の上面に取り付けられる。箱体本体(8)は、上面が
開口し、かつその前部及び後部に横桟(9)(10)が架設
されている。
【0010】前部横桟(9)は、図4および図5に示すよ
うに、側面視おおむねU形断面をなし、その前片(11)の
上端には、後縁下側に前記前向きの係止爪(3)が係止し
うる水平片(12)が後向きに連設され、かつ後片(13)の上
端には、ガイドピン(6)が突入しうるガイド孔(14)を有
する後向水平片(15)が連設され、後向水平片(15)の後端
には、前記弾性係止片(5)が係止しうる垂下片(16)が連
設されている。
【0011】後部横桟(10)は、側面視倒立L形断面をな
し、その前片(17)には、前記係合片(2)が前方より嵌入
して係合しうる切欠き(18)が設けられている。
【0012】箱体本体(8)の側板(19)の上端には、規制
片(4)が摺接することにより天板(1)を案内する内向片
(20)が設けられている。
【0013】天板(1)の箱体本体(8)への取付けに際し
は、まず天板(1)の係合片(2)を本体(8)の後部横桟
(10)の前片(17)の前面に当接させ、その当接部を支点と
して、天板(1)を下方へ旋回させるこの旋回の過程
で、係合片(2)は、前片(17)に沿って若干滑動した後
切欠き(18)に係合する。なおこの際天板(1)は、左右の
規制片(4)が箱体本体(8)の側板(19)の内向片(20)に
接することによって、左右方向への移動が抑制される。
【0014】旋回過程の最終段階で、係止爪(3)は
部横桟(9)の水平片(12)の後縁下側に弾性的に係合す
る。また、この段階において、弾性係止片(5)並びにガ
イドピン(6)も、それぞれ前部横桟(9)の垂下片(16)(1
4)並びにガイド孔(14)と係合して、箱体本体(8)に対す
る天板(1)の取付け位置を付加的に規制し、このように
して、天板(1)は箱体本体(8)に完全に取り付けられ
る。
【0015】天板(1)が箱体本体(8)に取り付けられて
いる状態では、天板(1)に凹部として設けられた把手部
(7)の裏側の前面が、前部横桟(9)の後面と当接してい
ると好都合である。なぜなら、本体(8)を手前に引くた
めに把手部(7)に引張り力加えると、この力は、天板
(1)のほんの僅かな弾性変形に起因して、前部横桟(9)
を介して、箱体本体(8)に直接伝えられるようになるか
らである。したがって比較的大きな引張り力が作用し
ても、把手部(7)及び天板(1)が破損したり、不意に外
れたりするようなことはない。
【0016】箱体本体(8)からの天板(1)の取り外し
は、例えばドライバーのような適当な工具を用いて、係
(3)及び弾性係止片(5)を後方へ強制的に湾曲させ
それぞれの係合を解除した後天板(1)を逆方向
へ、即ち上向きに旋回させることによって簡単に行われ
る。この場合、係合片(2)における上向きの係合面は、
切欠き(12)の上縁に沿って若干滑動した後、後部横桟(1
0)の前片(11)の前面に乗り上げることにより、合片
(2)と切欠き(12)との係合が解除される。
【0017】
【考案の効果】箱体本体への天板の取付けに際して、引
出しを抜き取ることも、箱体本体を逆さに転倒させる
も不要であるので、極めて簡単かつ確実に天板を箱
体本体に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の天板の平面図である。
【図2】本考案の天板の側面図である。
【図3】本考案の天板の正面図である。
【図4】本考案の天板と箱体本体の概略的斜視図であ
る。
【図5】同上の天板を箱体本体に取り付ける過程を示す
縦断面図である。
【図6】同上の規制片と箱体本体との関係を示す部分
面図である。
【図7】同上の天板を箱体本体に取り付けた状態を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
(1)天板 (2)係合片 (3)係止 (4)規制片 (5)弾性係止片 (6)ガイドピン (7)把手部 (8)箱体本体 (9)前部横桟 (10)後部横桟 (11)前片 (12)水平片 (13)後片 (14)ガイド孔 (15)水平片 (16)垂下片 (17)前片 (18)切欠き (19) 側板(20)内向片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口しその開口の前部及び後部
    に横桟を架設してなる箱体本体と、下面の後部要所に後
    ろ向きの係合片を、同じく前部要所に係止爪をそれぞれ
    垂設し、かつ上面に、凹部として形成した把手部を備え
    る天板とからなり、天板の前記係合片が箱体本体の後部
    横桟における前片と係合し、係止爪が箱体本体の前部横
    桟における垂下片に弾性的に係合し、かつ把手部の裏側
    の前面が、箱体本体の前部横桟の後面に当接するように
    してなることを特徴とする箱体における天板取付け装
    置。
  2. 【請求項2】 係止爪を、把手部の前方に設けてなる
    求項1記載の箱体における天板取付け装置。
JP1992037079U 1992-05-07 1992-05-07 箱体における天板取付け装置 Expired - Fee Related JPH08909Y2 (ja)

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JPH0588349U JPH0588349U (ja) 1993-12-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818757Y2 (ja) * 1977-04-08 1983-04-16 松下電器産業株式会社 流し台等の厨房家具
JPH0631946Y2 (ja) * 1989-03-17 1994-08-24 コクヨ株式会社 ワゴンの天板取付構造

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JPH0588349U (ja) 1993-12-03

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