JP2001311448A - 減衰力調整式油圧緩衝器 - Google Patents

減衰力調整式油圧緩衝器

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JP2001311448A
JP2001311448A JP2000131318A JP2000131318A JP2001311448A JP 2001311448 A JP2001311448 A JP 2001311448A JP 2000131318 A JP2000131318 A JP 2000131318A JP 2000131318 A JP2000131318 A JP 2000131318A JP 2001311448 A JP2001311448 A JP 2001311448A
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damping force
valve
suction
coil
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Hiroshi Sakai
博史 酒井
Takashi Nezu
隆 根津
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジャの本体側を小径に、吸
引側を大径にして、ソレノイド型駆動手段の吸引力を増
大した減衰力調整式油圧緩衝器を提供する。 【解決手段】 プランジャ59は、本体部59a
が小径に形成されて、この本体部59aが磁性材よりな
る第1固定鉄心101に摺動案内させるようにしたこと
と、第2固定鉄心104側の吸引部59bの直径を本体
部59aよりも大きく設定(D2>D1)し、吸引部5
9bの下端面Aと第2固定鉄心104の上端面Bとの面
積を大きくしたことから、本体部59aにおいて磁束密
度を低下させることなく、吸引部59bの吸引力を大き
くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
懸架装置に装着される減衰力調整式油圧緩衝器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両の懸架装置に装着される
油圧緩衝器には、路面状況、走行状況等に応じて乗り心
地や操縦安定性を向上させるために減衰力を適宜調整で
きるようにした減衰力調整式油圧緩衝器がある。
【0003】減衰力調整式油圧緩衝器は、例えば、特開
平5−149364号公報に示されるように、油液を封
入したシリンダ内に中空のピストンロッドを連結したピ
ストンを摺動可能に嵌装してシリンダ内を2室に画成
し、ピストン部にシリンダ内の2室を連通させる主油液
通路及びバイパス通路を設け、主油液通路にはオリフィ
ス及びディスクバルブからなる減衰力発生機構を設け、
バイパス通路にはその通路面積を調整する減衰力調整弁
を設けた構成となっている。
【0004】そして、ピストンロッド内に設けられた比
例ソレノイド駆動手段を構成するプランジャの変位によ
って減衰力調整弁を駆動し、減衰力調整弁によってバイ
パス通路を開いてシリンダ内の2室間の油液の流通抵抗
を小さくすることにより減衰力を小さくし、また、バイ
パス通路を閉じて2室間の流通抵抗を大きくすることに
より減衰力を大きくする。このように、減衰力調整弁の
開閉により減衰力を適宜調整することができる。
【0005】この従来技術における減衰力調整式油圧緩
衝器の比例ソレノイド駆動手段は、プランジャの本体部
が大径に形成されて、この本体部に略直角の段差で接続
されて本体部よりも小径の吸引部が設けられ、この吸引
部が固定鉄心に一体的に形成された筒状の突起内に出入
りするようになっており、そして、コイルに通電するこ
とにより、固定鉄心、プランジャ等の磁性材料よりなる
部材に磁路が形成されて、固定鉄心に対してプランジャ
が吸引される。
【0006】ここで、固定鉄心の筒状の突起は、テーパ
形状に形成されており、コントローラによってコイルへ
の通電電流の大きさを調整することでプランジャが固定
鉄心に対して吸引され、プランジャが固定鉄心に近づく
につれて磁束を径方向のテーパ形状の突起に逃がすこと
で、電流の大きさに略比例した吸引力が得られるように
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来技術によると、比例ソレノイド駆動手段がピストン
ロッド内の小さなスペースに設けられていることや、固
定鉄心に形成されたテーパ形状の筒状の突起内にプラン
ジャの吸引部を出入りさせることから、吸引部は本体部
に対して小径になっており、図3に示す吸引力特性図の
「従来」の特性のように、特に、コイルへの通電を徐々
に大きくしていくと、小径の吸引部等で磁気飽和を起こ
してコントロールゾーン後半(プランジャが固定鉄心に
近づいた位置)において吸引力が不足する(吸引力の大
小は吸引部と固定鉄心の対向する面積の大きさに依存す
る)。
【0008】このため、コイルへの通電を一定の割合で
増加させても、減衰力特性がリニアに変化しない変位領
域ができてしまい、この変位領域でのみ、コントローラ
からの通電電流を大きくしたり、また、プランジャの吸
引方向に助勢する助勢ばね等を設けて対策を施すことが
考えられるが、前者の場合は、消費電流が大きくなるば
かりか制御が複雑となりコントローラやコイルへの負担
が大きく、後者の場合は、助勢ばねが必要な分、コスト
高やそれに伴う生産性の悪化等、種々の問題があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、所定の小さなスペースにおいてもプランジャ
の吸引力を増大でき、また、構造が簡単なソレノイド型
駆動手段を備えた減衰力調整式油圧緩衝器を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、油液が封入されたシリンダ
と、該シリンダ内に摺動自在に設けられ前記シリンダ内
を上下2室に画成するピストンと、前記上下2室間を連
通させる油液通路と、該油液通路に設けられ前記ピスト
ンの摺動によって前記油液通路に生じる油液の流動を制
御して減衰力を調整する減衰力調整機構と、該減衰力調
整機構を駆動するソレノイド型駆動手段と、該ソレノイ
ド型駆動手段を収容するケースとからなり、前記ソレノ
イド型駆動手段は、前記ケース内に設けられたコイル
と、該コイル内の一端側に設けられ前記コイルへの通電
により磁路を形成する筒部材と、該筒部材内に摺動案内
されるプランジャと、前記コイル内の他端側に設けられ
前記コイルへの通電により磁路を形成して前記プランジ
ャを吸引する吸引部材と、から構成した減衰力調整式油
圧緩衝器において、前記プランジャは、前記筒部材内に
摺動案内される小径の本体部と、前記吸引部材に対向す
る対向面を有する大径の吸引部とを備え、前記吸引部材
の前記吸引部に対向する対向面に、前記プランジャの吸
引部が出入りする筒状の突起を設けたことを特徴とす
る。
【0011】このように構成したことにより、プランジ
ャの本体部を小径とし、この本体部を、磁路を形成する
筒部材に摺動案内させたので、磁束密度が大きくとれ、
また、吸引部を本体部よりも大径部とし、吸引部とこれ
に対向する磁路を形成する吸引部材との対向面を大きく
することができて、結果、プランジャの吸引力を増大さ
せることができ、また、吸引部材の吸引部に対向する対
向面に設けた吸引部が出入りする筒状の突起が、プラン
ジャからの磁束を径方向から吸収するので、電流の大き
さに比例した吸引力が得られて、コイルへの通電電流の
大きさに比例した減衰力特性の変化を確実に得ることが
できる。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記プランジャは、前記プランジャの本体部
から吸引部に向かい、徐々に大径になるよう傾斜して構
成したことを特徴とする。
【0013】このように構成したことにより、プランジ
ャの本体部および吸引部間における磁束の流れを滑らか
にすることができ、吸引部の最外周部分にも確実に磁束
を行き渡らすことができるので、より吸引力を増大させ
ることができ、ひいては、消費電流を下げてコイル等の
発熱を抑え、安定した減衰力特性の変化を得ることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0015】本発明の一実施形態について、図1乃至図
3を参照して説明する。
【0016】図1及び図2に示すように、本発明の減衰
力調整式油圧緩衝器1、シリンダ2の外側に外筒(図示
せず)を設けた二重筒構造となっており、シリンダ2と
外筒との間にリザーバ(図示せず)が形成されている。
シリンダ2内には、ピストン3が摺動可能に嵌装されて
おり、このピストン3によってシリンダ2内がシリンダ
上室2aとシリンダ下室2bとの2室に画成されてい
る。ピストン3には、略円筒状のピストンボルト4が挿
通されてナット5によって固定されている。ピストンボ
ルト4の基端部に形成された大径部4aには、ピストン
ロッド6の一端部に固定されたソレノイドケース7(ケ
ース)が螺着され、ピストンロッド6の他端側は、シリ
ンダ上室2aを通り、シリンダ2及び外筒の上端部に装
着されたロッドガイド及びオイルシール(いずれも図示
せず)に挿通されて、シリンダ2の外部へ延出されてい
る。シリンダ2の下端部には、シリンダ下室2bとリザ
ーバとを区画するべースバルブ(図示せず)が設けられ
ている。
【0017】ピストン3には、シリンダ上下室2a、2
b間を連通させるための伸び側油路13及び縮み側油路
14が設けられている。ピストン3とナット5との間に
は、伸び側油路13の油液の流動を制御する伸び側減衰
力発生機構15が設けられている。ピストン3とピスト
ンボルト4の大径部4aとの間には、縮み側油路14の
油液の流動を制御する縮み側減衰力発生機構16が設け
られている。ベースバルブには、シリンダ下室2bとリ
ザーバとを連通させる油路(図示せず)が設けられ、こ
の油路にはリザーバ側からシリンダ下室2b側への油液
の流通のみを許容する逆止弁(図示せず)と、シリンダ
下室2b側の油液の圧力が所定圧力に達したとき開弁し
て油液をリザーバ側へ流すディスクバルブ(図示せず)
とが設けられている。そして、シリンダ2内には油液が
封入されており、リザーバ内には油液及び所定圧力のガ
スが封入されている。
【0018】伸び側減衰力発生機構15について説明す
る。ピストン3のシリンダ下室2b側の端面に、環状の
弁座21が突設され、弁座21に主ディスクバルブ22
(パイロット型減衰弁)が着座されている。ピストンボ
ルト4には、ピストン3とナット5との間に環状の固定
部材23が取付けられており、固定部材23の外周に可
動リング24が摺動可能に嵌合されている。可動リング
24は、固定部材23とナット7との間にクランプされ
たディスク状の板ばね26によって、主ディスクバルブ
22に当接されて、主ディスクバルブ22と固定部材2
3との間に、その内圧を主ディスクバルブ22の閉弁方
向に作用させる背圧室22Aが形成されている。背圧室
22Aは、主ディスクバルブ22に設けられた固定オリ
フィス27によって伸び側油路13に連通されている。
また、背圧室22Aは、ピストンボルト4の側壁に設け
られた油路28、29によって、ピストンボルト4の内
部に設けられた伸び側圧力制御弁30を介して、固定部
材23の反対側に連通され、板ばね26に設けられた油
路32及び板ばね26に積層された逆止弁31(ディス
クバルブ)を介してシリンダ下室2bに連通されてい
る。
【0019】縮み側減衰力発生機構16について説明す
る。ピストン3のシリンダ上室2a側の端面に、環状の
弁座33が突設され、弁座33に主ディスクバルブ34
(パイロット型減衰弁)が着座されている。ピストンボ
ルト4には、その大径部4aとピストン3との間に環状
の固定部材35が取付けられており、固定部材35の外
周に可動リング36が摺動可能に嵌合されている。可動
リング36は、固定部材35と大径部4aとの間にクラ
ンプされたディスク状の板ばね38によって、主ディス
クバルブ34に当接されて、主ディスクバルブ34と固
定部材35との間に、その内圧を主ディスクバルブ34
の閉弁方向に作用させる背圧室39が形成されている。
背圧室39は、主ディスクバルブ34に設けられた固定
オリフィス40によって縮み側油路14に連通されてい
る。また、背圧室39は、ピストンボルト4の側壁に設
けられた油路41、42によって、ピストンボルト4の
内部に設けられた縮み側圧力制御弁43を介して、固定
部材35の反対側に連通され、板ばね38に設けられた
油路45及び板ばね38に積層された逆止弁44(ディ
スクバルブ)を介してシリンダ上室2aに連通されてい
る。
【0020】伸び側及び縮み側圧力制御弁30、43
(減衰力調整機構)について説明する。ピストンボルト
4内には、中央部に油路28、41が開口する小径ボア
46が形成され、その両側に油路29、42がそれぞれ
開口する大径ボア47、48が形成され、小径ボア46
と大径ボア47、48とのそれぞれの間の段部によって
環状の弁座49、50が形成されている。ピストンボル
ト4の小径ボア46内には、円筒状のスライダ51が摺
動可能に嵌装されており、スライダ51の両端部に形成
された小径部と小径ボア46との間に、それぞれ油路2
8、41に連通する環状の弁室52、53が形成されて
いる。スライダ51の両端部には、それぞれ、弁座4
9、50に離着座する副バルブ部材54、55が、スラ
イダ51に圧入されて取付けられている。
【0021】ソレノイドケース7内には、比例ソレノイ
ド58(ソレノイド型駆動手段)が設けられており、比
例ソレノイド58は、略断面コ字形状の樹脂よりなるボ
ビン100と、ボビン100に巻回されたコイル73と
を備えている。
【0022】このコイル73の径方向内部には、コイル
73の軸方向略中間部分まで延びて固定され、油液中に
浸って設けられたプランジャ59の小径の本体部59a
をフッ素樹脂製の軸受け102を介して摺動自在に案内
する磁性材よりなる第1固定鉄心101(筒部材)が設
けられている。
【0023】プランジャ59には作動ロッド60が圧入
固定され、この作動ロッド60は、下端がピストンボル
ト4の大径部4aに、また、上端がコイル73の径方向
内部で、かつ、軸方向略中間部分まで延びて固定され、
上端にプランジャ59の大径の吸引部59bが出入り可
能な筒状の突起104aを備えると共に、吸引部59b
の下端面A(対向面)と対向する上端面B(対向面)を
備えた第2固定鉄心104(吸引部材)に、フッ素樹脂
製の軸受け103を介して摺動自在に案内されている。
【0024】第2固定鉄心104に形成された筒状の突
起104aは、プランジャ59からの磁束を径方向から
受けて、コイル73の電流の大きさに略比例した吸引力
を得られるようにしている。
【0025】なお、筒状の突起104aは、適用する製
品の特性等に合わせて、周回り方向全周に亘る環状の突
起でも、また、周回り方向に部分的(3箇所、4箇所
等)に設けた突起でも、さらに、周回り方向全周に亘る
環状の突起の一部を切欠いた突起でも良い。
【0026】プランジャ59の吸引部59b(直径D
2)は本体部59a(直径D1)から徐々に大径となる
よう傾斜して設けられ(D2>D1)、その外径は環状
のテーパ面59cとなっている。
【0027】プランジャ59及び第2固定鉄心104に
は、コイル73への通電時におけるプランジャ59の急
激な移動を緩和するためのダンピングオリフィス59
d、104bがそれぞれ穿設されている。
【0028】コイル73にはリード線74が接続して設
けられ、リード線74は、ボビン100の上端を介し
て、ピストンロッド6の中空部を通り外部に延びてい
る。そして、リード線74に接続されたコネクタ74a
が図示しないコントローラに接続されるようになってい
る。
【0029】作動ロッド60の先端部は、スライダ51
の一端部に取付けられた副バルブ部材55に当接されて
いる。ピストンボルト4の大径ボア47には、その先端
部を閉塞する調整プラグ61及びロックナット62が螺
着されており、スライダ51の他端部に取付けられた副
バルブ部材54と調整プラグ61との間には、プランジ
ャ59の吸引力に抗して作用する圧縮ばね63が介装さ
れている。副バルブ部材54、55には、スライダ51
の両側に形成された油室65、66間を連通させて、ス
ライダ51の両端部に作用する圧力をバランスさせるた
めの油路67、68が設けられている。
【0030】ピストンボルト4の油室52、53内の小
径ボア46には、油室52、53内の部位にそれぞれ段
部69、70が設けられて、油室52、53内におい
て、スライダ51の段部71、72の受圧面積(スライ
ダ51に閉弁方向の推力を発生させる受圧面積)よりも
副バルブ部材54、55の受圧面積(スライダ51に開
弁方向の推力を発生させる受圧面積)の方が大きくなっ
ている。
【0031】コイル73の無通電状態では、スライダ5
1は、圧縮ばね63によって、副バルブ部材54は弁座
49に対して着座し、副バルブ部材55は弁座50から
離座する位置に保持されるが、コイル73に通電するこ
とにより、比例ソレノイド58によって、通電電流の大
きさに応じた吸引力でプランジャ59が圧縮ばね63に
抗して図中下方に移動し、副バルブ部材54を開弁方向
に、副バルブ部材55を閉弁方向に選択的に付勢するよ
うになっている。
【0032】なお、圧縮ばね63の初期荷重の設定は、
調整プラグ61及びロックナット62によって調整する
ことができる。
【0033】以上のように構成した本実施形態の作用に
ついて次に説明する。
【0034】ピストンロッド6の伸び行程時には、ピス
トン3の移動にともない、シリンダ上室2a側の油液が
加圧され、伸び側減衰力発生機構15の主ディスクバル
ブ22の開弁前(ピストン速度の低速域)においては、
伸び側油路13、主ディスクバルブ22の固定オリフィ
ス27、背圧室22A、油路28、伸び側圧力制御弁3
0、油路29、油路32及び逆止弁31を通ってシリン
ダ下室2b側へ流れる。そして、シリンダ上室2a側の
圧力が主ディスクバルブ22の開弁圧力に達すると(ピ
ストン速度の高速域)、主ディスクバルブ22が開いて
伸び側油路13からシリンダ下室2bへ油液が直接流れ
る。なお、ピストンロッド6がシリンダ2から退出した
分の油液がリザーバからべースバルブの油路の逆止弁を
開いてシリンダ下室2bへ流れる。
【0035】これにより、主ディスクバルブ22の開弁
前(ピストン速度の低速域)においては、固定オリフィ
ス27及び伸び側圧力制御弁30によって減衰力が発生
する。伸び側圧力制御弁30では、油室52内におい
て、スライダ51の段部71の受圧面積に対して副バル
ブ部材54の受圧面積の方が大きいので、これらの軸方
向の受圧面積差によって、スライダ51に副バルブ部材
54の開弁方向の推力が生じる。これに対して、圧縮ば
ね63によってスライダ51を副バルブ部材54の閉弁
方向に付勢するが、コイル73への通電電流に応じて副
バルブ部材54の開弁圧力を調整することができ、これ
により、主ディスクバルブ22の開弁前(ピストン速度
の低速域)における減衰力をピストン速度にかかわらず
直接制御することができる。
【0036】そして、副バルブ部材54の開弁圧力を調
整することにより、その圧力に応じて上流側の背圧室2
2Aの圧力が調整され、背圧室22Aの圧力は、主ディ
スクバルブ22のパイロット圧力としてその閉弁方向に
作用するので、副バルブ部材54の開弁圧力と共に主デ
ィスクバルブ22の開弁圧力を同様に調整することがで
き、ピストン速度の高速域の減衰力を同時に調整するこ
とができる。
【0037】また、ピストンロッド6の縮み行程時に
は、ピストン3の移動にともない、ベースバルブの逆止
弁が閉じて、シリンダ下室2b側の油液が加圧され、縮
み側減衰力発生機構16の主ディスクバルブ34の開弁
前(ピストン速度の低速域)においては、縮み側油路1
4、主ディスクバルブ34の固定オリフィス40、背圧
室39、油路41、縮み側圧力制御弁43、油路42、
油路45及び逆止弁44を通ってシリンダ上室2a側へ
流れる。そして、シリンダ下室2b側の圧力が主ディス
クバルブ34の開弁圧力に達すると(ピストン速度の高
速域)、主ディスクバルブ34が開いて縮み側油路14
からシリンダ上室2aへ油液が直接流れる。なお、ピス
トンロッド6がシリンダ2内へ侵入した分の油液がシリ
ンダ下室2bからべースバルブの油路のディスクバルブ
を開いてリザーバへ流れる。
【0038】これにより、主ディスクバルブ34の開弁
前(ピストン速度の低速域)においては、固定オリフィ
ス40及び縮み側圧力制御弁43によって減衰力が発生
する。縮み側圧力制御弁43では、油室53内におい
て、スライダ51の段部72の受圧面積に対して副バル
ブ部材55の受圧面積の方が大きいので、その受圧面積
差によって、スライダ51に副バルブ部材55の開弁方
向の推力が生じる。これに対して、比例ソレノイド58
によってスライダ51を副バルブ部材55の閉弁方向に
付勢して、コイル73への通電電流に応じて副バルブ部
材55の開弁圧力を調整することにより、主ディスクバ
ルブ34の開弁前(ピストン速度の低速域)における減
衰力をピストン速度にかかわらず直接制御することがで
きる。
【0039】そして、副バルブ部材55の開弁圧力を調
整することにより、その圧力に応じて上流側の背圧室3
9の圧力が調整され、背圧室39の圧力は、主ディスク
バルブ34のパイロット圧力としてその閉弁方向に作用
するので、副バルブ部材55の開弁圧力と共に主ディス
クバルブ34の開弁圧力を同様に調整することができ、
ピストン速度の高速域の減衰力を同時に調整することが
できる。
【0040】このようにして、ピストン速度の低速域か
ら高速域にわたって減衰力を調整することができ、その
調整範囲を広くすることができる。伸び側及び縮み側圧
力制御弁30、43によって、ピストン速度の低速域に
おいてもバルブ特性による適度な減衰力を得ることがで
きるので、ピストン速度の低速域における減衰力の不足
及び高速域における減衰力の過度の上昇を防止すること
ができる。また、副バルブ部材54、55は、従来から
使用されているポペット弁等に比して、そのリフト量に
対する開口面積が大きいため、スライダ51の移動量が
小さくて済むので(通常0.5mm程度)応答性に優れ
る。
【0041】油室52、53内におけるスライダ51の
段部71、72と副バルブ部材54、55との受圧面積
差によってスライダ51に生じる推力と、比例ソレノイ
ド58の推力とのバランスによって減衰力を制御してい
るので、受圧面積差を小さくすることにより、比例ソレ
ノイド58の負荷を軽減することができ、小型軽量化を
図ることができる。
【0042】スライダ51は、比例ソレノイド58のコ
イル73への通電電流によって、副バルブ部材54、5
5を共に開弁させる位置(伸び側及び縮み側共にソフ
ト)、いずれか一方を閉弁させ他方を開弁させる位置
(伸び側ソフトかつ縮み側ハード、または、伸び側ハー
ドかつ縮み側ソフト)をとることができるので、いわゆ
るスカイフック理論に基づくセミアクティブサスペンシ
ョン制御に適した伸び側縮み側反転特性を得ることがで
きる。
【0043】プランジャ59は、本体部59aが小径に
形成されて、この本体部59aが磁性材よりなる第1固
定鉄心101に摺動案内されていることと、第2固定鉄
心104側の吸引部59bの直径を本体部59aよりも
大きく設定(D2>D1)し、吸引部59bの下端面A
と第2固定鉄心104の上端面Bとの面積を大きくして
いることから、本体部59aにおいて磁束密度を低下さ
せることなく、また、吸引部59bの吸引力を大きくで
きるので、図3に示す吸引力特性図の「本発明」の特性
に示すように、従来技術で述べた本体部に対して吸引部
が小径のもの等に比して、コイルへの通電を徐々に大き
くしても磁気飽和を起こし難く、コントロールゾーン後
半(プランジャ59が第2固定鉄心104に近づいた位
置)において吸引力を増大させることができる。
【0044】また、プランジャ59の本体部59aと吸
引部59bとの間に設けたテーパ面59cは、このテー
パ面59cに沿った磁路を形成させて吸引部59bの最
外周部分にも滑らかに磁束を行き渡らせ、強い吸引力が
得られるようにすることと(吸引力増大)、通常の吸引
方向とは逆方向(図中上方)に、第1固定鉄心101に
対してプランジャ59が吸引されるのを抑える役割を果
たしている。
【0045】例えば、テーパ面59cを設けずに略直角
の段差で本体部59aと吸引部59bとを接続したよう
な場合には、磁束が大径の吸引部59bの最外周部分に
行き難くなり、吸引力が弱まる(同じ吸引部の径でもテ
ーパ面を備えたものに比して吸引力が弱い)ことに加
え、第1固定鉄心101側に磁束が逃げ易くなり、通常
の吸引方向とは逆方向にプランジャ59が吸引され易く
なってしまう。
【0046】したがって、上記実施の形態では、段付の
プランジャ59の形状を、本体部59aと吸引部59b
との間にテーパ面59cを設けた構造として、より吸引
力を増大させるようにしている。
【0047】このように、プランジャ59を段付プラン
ジャとし、吸引力を増大させるようにしたから、図3に
示すように、プランジャ変位のコントロールゾーン略全
域において安定した同じ大きさの吸引力が得られるの
で、コイル73への通電電流に比例した減衰力特性の変
化を確実に得ることができ、また、低消費電流でプラン
ジャを円滑に可動できるので、コントローラやコイルへ
の負担を小さくして発熱を抑えて、常に安定した減衰力
制御が可能となる。さらに、吸引方向に対して助勢する
助勢ばねが不要であるから構造を簡略化でき、ひいては
コスト削減や生産性の効率を向上させることができる。
【0048】なお、上記実施形態では、ピストン及びピ
ストンロッド部分にソレノイド型駆動手段等を内蔵した
減衰力調整式油圧緩衝器を示したが、別段これに限ら
ず、本発明は、ピストンの上下室をシリンダ外部のバイ
パス通路にて連通させ、このバイパス通路にソレノイド
型駆動手段等を設けたタイプの減衰力調整式油圧緩衝器
にも適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の減衰力
調整式油圧緩衝器によれば、プランジャは、筒部材内に
摺動案内される小径の本体部と、吸引部材に対向する対
向面を有する大径の吸引部とを備え、吸引部材の吸引部
に対向する対向面に、プランジャの吸引部が出入りする
筒状の突起を設けたので、プランジャの本体部を小径と
し、この本体部を、磁路を形成する筒部材に摺動案内さ
せたので、磁束密度が大きくとれ、また、吸引部を本体
部よりも大径部とし、吸引部とこれに対向する磁路を形
成する吸引部材との対向面を大きくすることができて、
結果、プランジャの吸引力を増大させることができ、ま
た、吸引部材の吸引部に対向する対向面に設けた吸引部
が出入りする筒状の突起が、プランジャからの磁束を径
方向から吸収するので、電流の大きさに比例した吸引力
が得られて、コイルへの通電電流の大きさに比例した減
衰力特性の変化を確実に得ることができる。
【0050】請求項2の減衰力調整式油圧緩衝器によれ
ば、請求項1の発明において、プランジャは、プランジ
ャの本体部から吸引部に向かい、徐々に大径になるよう
傾斜して構成したことにより、プランジャの本体部およ
び吸引部間における磁束の流れを滑らかにすることがで
き、吸引部の最外周部分にも確実に磁束を行き渡らすこ
とができるので、より吸引力を増大させることができ、
ひいては、消費電流を下げてコイル等の発熱を抑え、安
定した減衰力特性の変化を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の減衰力調整式油圧緩衝
器のピストン部分を拡大して示す縦断面図である。
【図2】 図1の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図3】 従来技術と本発明の一実施形態との吸引力を
比較して示す吸引力特性図である。
【符号の説明】
1 減衰力調整式油圧緩衝器 2 シリンダ 3 ピストン 4 ピストンボルト 6 ピストンロッド 7 コイルケース(ケース) 58 比例ソレノイド(ソレノイド型駆動手段) 59 プランジャ 59a 本体部(小径) 59b 吸引部(大径) 59c テーパ面 73 コイル 101 第1固定鉄心(筒部材) 104 第2固定鉄心(吸引部材) 104a 筒状の突起
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Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油液が封入されたシリンダと、該シリンダ
    内に摺動自在に設けられ前記シリンダ内を上下2室に画
    成するピストンと、前記上下2室間を連通させる油液通
    路と、該油液通路に設けられ前記ピストンの摺動によっ
    て前記油液通路に生じる油液の流動を制御して減衰力を
    調整する減衰力調整機構と、該減衰力調整機構を駆動す
    るソレノイド型駆動手段と、該ソレノイド型駆動手段を
    収容するケースとからなり、前記ソレノイド型駆動手段
    は、前記ケース内に設けられたコイルと、該コイル内の
    一端側に設けられ前記コイルへの通電により磁路を形成
    する筒部材と、該筒部材内に摺動案内されるプランジャ
    と、前記コイル内の他端側に設けられ前記コイルへの通
    電により磁路を形成して前記プランジャを吸引する吸引
    部材と、から構成した減衰力調整式油圧緩衝器におい
    て、 前記プランジャは、前記筒部材内に摺動案内される小径
    の本体部と、前記吸引部材に対向する対向面を有する大
    径の吸引部とを備え、前記吸引部材の前記吸引部に対向
    する対向面に、前記プランジャの吸引部が出入りする筒
    状の突起を設けたことを特徴とする減衰力調整式油圧緩
    衝器。
  2. 【請求項2】前記プランジャは、前記プランジャの本体
    部から吸引部に向かい、徐々に大径になるよう傾斜して
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の減衰力調整
    式油圧緩衝器。
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