JP2001304063A - 内燃機関のフューエルポンプ取付構造 - Google Patents
内燃機関のフューエルポンプ取付構造Info
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- JP2001304063A JP2001304063A JP2000128042A JP2000128042A JP2001304063A JP 2001304063 A JP2001304063 A JP 2001304063A JP 2000128042 A JP2000128042 A JP 2000128042A JP 2000128042 A JP2000128042 A JP 2000128042A JP 2001304063 A JP2001304063 A JP 2001304063A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、フューエルポンプ取付部と冷却水
出口ケース部とを有するフューエルポンプケースによっ
て、締付剛性を高めることを可能とし、振動や騒音を低
減し得るとともに、部品点数を少なくでき、組付工数の
削減に貢献し得ることを目的としている。 【構成】 このため、シリンダブロックとこのシリンダ
ブロック上面に配置したシリンダヘッドとを有する内燃
機関において、シリンダヘッドのチエン駆動側である一
端面と対峙するシリンダヘッドの他端面部位に設けたフ
ューエルポンプケース取付面及び冷却水出口と、シリン
ダヘッドの他端面に取り付けられるとともにフューエル
ポンプ取付部と冷却水出口ケース部とを有するフューエ
ルポンプケースと、このフューエルポンプケースに取り
付けられるフューエルポンプとを有する構成としてい
る。
出口ケース部とを有するフューエルポンプケースによっ
て、締付剛性を高めることを可能とし、振動や騒音を低
減し得るとともに、部品点数を少なくでき、組付工数の
削減に貢献し得ることを目的としている。 【構成】 このため、シリンダブロックとこのシリンダ
ブロック上面に配置したシリンダヘッドとを有する内燃
機関において、シリンダヘッドのチエン駆動側である一
端面と対峙するシリンダヘッドの他端面部位に設けたフ
ューエルポンプケース取付面及び冷却水出口と、シリン
ダヘッドの他端面に取り付けられるとともにフューエル
ポンプ取付部と冷却水出口ケース部とを有するフューエ
ルポンプケースと、このフューエルポンプケースに取り
付けられるフューエルポンプとを有する構成としてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関のフュー
エルポンプ取付構造に係り、特にフューエルポンプ取付
部と冷却水出口ケース部とを有するフューエルポンプケ
ースによって、締付剛性を高めることを可能とし、振動
や騒音を低減し得るとともに、部品点数を少なくでき、
組付工数の削減に貢献し得る内燃機関のフューエルポン
プ取付構造に関するものである。
エルポンプ取付構造に係り、特にフューエルポンプ取付
部と冷却水出口ケース部とを有するフューエルポンプケ
ースによって、締付剛性を高めることを可能とし、振動
や騒音を低減し得るとともに、部品点数を少なくでき、
組付工数の削減に貢献し得る内燃機関のフューエルポン
プ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関、例えば直噴式内燃機関におい
ては、高圧燃料を噴射するフューエルポンプが設けられ
ている。このフューエルポンプは、フューエルポンプケ
ースによってシリンダヘッドに取り付けられている。
ては、高圧燃料を噴射するフューエルポンプが設けられ
ている。このフューエルポンプは、フューエルポンプケ
ースによってシリンダヘッドに取り付けられている。
【0003】前記内燃機関のフューエルポンプ取付構造
としては、特開平10−131860号公報に開示され
るものがある。この公報に開示される内燃機関用燃料供
給装置は、燃料が供給される燃料室が形成され、燃料室
より外側又は燃焼室の一部を形成するように一端が固定
され、他端が可動するように設けられて燃料が外部に漏
洩しないように密閉するベローズを有し、ベローズの伸
縮に伴い燃料の吸入及び吐出を行う燃料圧送手段と、少
なくともベローズの外面の一部に流体を塗布又は浸して
共振を防止する共振防止手段とを備え、ベローズを有す
る燃料圧送手段のベローズの外部においてダンパ作用を
付与することで、ベローズの共振を抑制している。
としては、特開平10−131860号公報に開示され
るものがある。この公報に開示される内燃機関用燃料供
給装置は、燃料が供給される燃料室が形成され、燃料室
より外側又は燃焼室の一部を形成するように一端が固定
され、他端が可動するように設けられて燃料が外部に漏
洩しないように密閉するベローズを有し、ベローズの伸
縮に伴い燃料の吸入及び吐出を行う燃料圧送手段と、少
なくともベローズの外面の一部に流体を塗布又は浸して
共振を防止する共振防止手段とを備え、ベローズを有す
る燃料圧送手段のベローズの外部においてダンパ作用を
付与することで、ベローズの共振を抑制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の内燃
機関のフューエルポンプ取付構造においては、フューエ
ルポンプケースによってシリンダヘッドにフューエルポ
ンプを取り付けているが、フューエルポンプケースはフ
ューエルポンプを支持する役割のみを有していた。
機関のフューエルポンプ取付構造においては、フューエ
ルポンプケースによってシリンダヘッドにフューエルポ
ンプを取り付けているが、フューエルポンプケースはフ
ューエルポンプを支持する役割のみを有していた。
【0005】この結果、前記フューエルポンプの取付位
置近傍に別体の冷却水出口ケースを取り付ける際には、
十分な組付スペースを確保することができず、組付性が
悪いとともに、部品点数も多く、コストが大となって経
済的に不利であり、しかも振動や騒音の低減効果を期待
することもできないという不都合がある。
置近傍に別体の冷却水出口ケースを取り付ける際には、
十分な組付スペースを確保することができず、組付性が
悪いとともに、部品点数も多く、コストが大となって経
済的に不利であり、しかも振動や騒音の低減効果を期待
することもできないという不都合がある。
【0006】また、前記フューエルポンプケースは重量
が大であるとともに、高い剛性を確保する必要があると
いう不都合がある。
が大であるとともに、高い剛性を確保する必要があると
いう不都合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、シリンダブロックとこのシ
リンダブロック上面に配置したシリンダヘッドとを有す
る内燃機関において、前記シリンダヘッドのチエン駆動
側である一端面と対峙するシリンダヘッドの他端面部位
に設けたフューエルポンプケース取付面及び冷却水出口
と、前記シリンダヘッドの他端面に取り付けられるとと
もにフューエルポンプ取付部と冷却水出口ケース部とを
有するフューエルポンプケースと、このフューエルポン
プケースに取り付けられるフューエルポンプとを有する
構成としたことを特徴とする。
述不都合を除去するために、シリンダブロックとこのシ
リンダブロック上面に配置したシリンダヘッドとを有す
る内燃機関において、前記シリンダヘッドのチエン駆動
側である一端面と対峙するシリンダヘッドの他端面部位
に設けたフューエルポンプケース取付面及び冷却水出口
と、前記シリンダヘッドの他端面に取り付けられるとと
もにフューエルポンプ取付部と冷却水出口ケース部とを
有するフューエルポンプケースと、このフューエルポン
プケースに取り付けられるフューエルポンプとを有する
構成としたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
シリンダヘッドにフューエルポンプを取り付ける際に
は、シリンダヘッドの他端面部位にフューエルポンプ取
付部と冷却水出口ケース部とを有するフューエルポンプ
ケースを取り付けるとともに、このフューエルポンプケ
ースにフューエルポンプを取り付け、フューエルポンプ
取付部と冷却水出口ケース部とを有するフューエルポン
プケースによって、ケース肉厚を大としたり、複雑な形
状とする必要がなく、フューエルポンプケースをシリン
ダヘッドに取り付けるための締付剛性を高め、振動や騒
音を低減するとともに、部品点数を少なくでき、組付工
数の削減に貢献している。
シリンダヘッドにフューエルポンプを取り付ける際に
は、シリンダヘッドの他端面部位にフューエルポンプ取
付部と冷却水出口ケース部とを有するフューエルポンプ
ケースを取り付けるとともに、このフューエルポンプケ
ースにフューエルポンプを取り付け、フューエルポンプ
取付部と冷却水出口ケース部とを有するフューエルポン
プケースによって、ケース肉厚を大としたり、複雑な形
状とする必要がなく、フューエルポンプケースをシリン
ダヘッドに取り付けるための締付剛性を高め、振動や騒
音を低減するとともに、部品点数を少なくでき、組付工
数の削減に貢献している。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0010】図1〜図15はこの発明の実施例を示すも
のである。図1及び図2において、2は図示しない内燃
機関のシリンダヘッドである。
のである。図1及び図2において、2は図示しない内燃
機関のシリンダヘッドである。
【0011】このシリンダヘッド2は、図示しないシリ
ンダブロックの上面に載置すべく、接合面4を有してい
る。
ンダブロックの上面に載置すべく、接合面4を有してい
る。
【0012】そして、シリンダヘッド2の前端面である
一端面2aをチエン駆動側とするとともに、この一端面
2aと対峙するシリンダヘッドの後端面である他端面2
b部位にフューエルポンプケース取付面6及び冷却水出
口8を設ける。
一端面2aをチエン駆動側とするとともに、この一端面
2aと対峙するシリンダヘッドの後端面である他端面2
b部位にフューエルポンプケース取付面6及び冷却水出
口8を設ける。
【0013】また、前記シリンダヘッド2は、例えばツ
インカム式、且つ4気筒の内燃機関(図示せず)を構成
し、各気筒に一方側から夫々連絡する2本の第1、第2
吸気通路10a−1、10a−2、10b−1、10b
−2、10c−1、10c−2、10d−1、10d−
2と、各気筒に他方側から夫々連絡する1本の排気ポー
ト12a、12b、12c、12dとを有している。
インカム式、且つ4気筒の内燃機関(図示せず)を構成
し、各気筒に一方側から夫々連絡する2本の第1、第2
吸気通路10a−1、10a−2、10b−1、10b
−2、10c−1、10c−2、10d−1、10d−
2と、各気筒に他方側から夫々連絡する1本の排気ポー
ト12a、12b、12c、12dとを有している。
【0014】このとき、図1及び図2に示す如く、前記
シリンダヘッド2の他端面2bに取り付けられるフュー
エルポンプケース14を設けるとともに、このフューエ
ルポンプケース14にフューエルポンプ取付部16と冷
却水出口ケース部18とを設ける。
シリンダヘッド2の他端面2bに取り付けられるフュー
エルポンプケース14を設けるとともに、このフューエ
ルポンプケース14にフューエルポンプ取付部16と冷
却水出口ケース部18とを設ける。
【0015】また、このフューエルポンプケース14に
フューエルポンプ20を取り付ける。
フューエルポンプ20を取り付ける。
【0016】詳述すれば、前記フューエルポンプケース
14は、シリンダヘッド2の他端面2bの排気ポート1
2a、12b、12c、12d側のカムシャフトジャー
ナル22に取り付けられるとともに、図1に示す如く、
このカムシャフトジャーナル22に前記フューエルポン
プケース14が取り付けられた際に、図1及び図2、図
9に示す如く、フューエルポンプ取付面部24を他方、
つまり第1、第2吸気通路10a−1、10a−2、1
0b−1、10b−2、10c−1、10c−2、10
d−1、10d−2側の図示しないカムシャフト側に指
向させて設ける。
14は、シリンダヘッド2の他端面2bの排気ポート1
2a、12b、12c、12d側のカムシャフトジャー
ナル22に取り付けられるとともに、図1に示す如く、
このカムシャフトジャーナル22に前記フューエルポン
プケース14が取り付けられた際に、図1及び図2、図
9に示す如く、フューエルポンプ取付面部24を他方、
つまり第1、第2吸気通路10a−1、10a−2、1
0b−1、10b−2、10c−1、10c−2、10
d−1、10d−2側の図示しないカムシャフト側に指
向させて設ける。
【0017】そしてこのとき、フューエルポンプ取付面
部24は、図2に示す如く、図示しないシリンダブロッ
ク側にも指向する。
部24は、図2に示す如く、図示しないシリンダブロッ
ク側にも指向する。
【0018】前記フューエルポンプケース14には、図
9及び図12に示す如く、フューエルポンプ取付部16
と冷却水出口ケース部18とが一体的に設けられてお
り、フューエルポンプ取付部16と冷却水出口ケース部
18との周囲に、図示しないカムキャップに取り付ける
ための第1、第2取付孔部26−1、26−2及び前記
シリンダヘッド2に取り付けるための第1〜第4取付孔
部28−1、28−2、28−3、28−4を形成す
る。
9及び図12に示す如く、フューエルポンプ取付部16
と冷却水出口ケース部18とが一体的に設けられてお
り、フューエルポンプ取付部16と冷却水出口ケース部
18との周囲に、図示しないカムキャップに取り付ける
ための第1、第2取付孔部26−1、26−2及び前記
シリンダヘッド2に取り付けるための第1〜第4取付孔
部28−1、28−2、28−3、28−4を形成す
る。
【0019】また、前記フューエルポンプケース14の
フューエルポンプ取付面部24には、このフューエルポ
ンプ取付面部24にフューエルポンプ20を固定するた
めの4個の第1〜第4固定用孔部30−1、30−2、
30−3、30−4を形成する。
フューエルポンプ取付面部24には、このフューエルポ
ンプ取付面部24にフューエルポンプ20を固定するた
めの4個の第1〜第4固定用孔部30−1、30−2、
30−3、30−4を形成する。
【0020】なお、前記フューエルポンプケース14の
冷却水出口ケース部18からの冷却水は、図示しないホ
ース、パイプ等を介して、ラジエータ(図示せず)へと
導かれるものである。
冷却水出口ケース部18からの冷却水は、図示しないホ
ース、パイプ等を介して、ラジエータ(図示せず)へと
導かれるものである。
【0021】符号32はインジェクタ取付孔部である。
【0022】次に作用を説明する。
【0023】前記シリンダヘッド2にフューエルポンプ
20を取り付ける際には、シリンダヘッド2の他端面2
bの排気ポート12a、12b、12c、12d側のカ
ムシャフトジャーナル22に、図示しないカムキャップ
に取り付けるための第1、第2取付孔部26−1、26
−2及び前記シリンダヘッド2に取り付けるための第1
〜第4取付孔部28−1、28−2、28−3、28−
4を利用して、フューエルポンプケース14を取り付け
る。
20を取り付ける際には、シリンダヘッド2の他端面2
bの排気ポート12a、12b、12c、12d側のカ
ムシャフトジャーナル22に、図示しないカムキャップ
に取り付けるための第1、第2取付孔部26−1、26
−2及び前記シリンダヘッド2に取り付けるための第1
〜第4取付孔部28−1、28−2、28−3、28−
4を利用して、フューエルポンプケース14を取り付け
る。
【0024】このとき、フューエルポンプケース14の
フューエルポンプ取付面部24を他方、つまり第1、第
2吸気通路10a−1、10a−2、10b−1、10
b−2、10c−1、10c−2、10d−1、10d
−2側の図示しないカムシャフト側に指向させるととも
に、図示しないシリンダブロック側にも指向させる。
フューエルポンプ取付面部24を他方、つまり第1、第
2吸気通路10a−1、10a−2、10b−1、10
b−2、10c−1、10c−2、10d−1、10d
−2側の図示しないカムシャフト側に指向させるととも
に、図示しないシリンダブロック側にも指向させる。
【0025】そして、前記フューエルポンプケース14
のフューエルポンプ取付面部24に、第1〜第4固定用
孔部30−1、30−2、30−3、30−4を利用し
て、フューエルポンプ20を固定する。
のフューエルポンプ取付面部24に、第1〜第4固定用
孔部30−1、30−2、30−3、30−4を利用し
て、フューエルポンプ20を固定する。
【0026】これにより、前記フューエルポンプ取付部
16と冷却水出口ケース部18とを一体的に設けたフュ
ーエルポンプケース14によって、ケース肉厚を大とし
たり、複雑な形状とする必要がなく、フューエルポンプ
ケース14をシリンダヘッド2に取り付けるための締付
剛性を高めることが可能となり、振動や騒音を低減し得
るとともに、部品点数を少なくでき、組付工数の削減に
貢献し得て、組付性を向上させることができ、実用上有
利である。
16と冷却水出口ケース部18とを一体的に設けたフュ
ーエルポンプケース14によって、ケース肉厚を大とし
たり、複雑な形状とする必要がなく、フューエルポンプ
ケース14をシリンダヘッド2に取り付けるための締付
剛性を高めることが可能となり、振動や騒音を低減し得
るとともに、部品点数を少なくでき、組付工数の削減に
貢献し得て、組付性を向上させることができ、実用上有
利である。
【0027】また、前記カムシャフトジャーナル22に
フューエルポンプケース14が取り付けられた際に、フ
ューエルポンプ取付面部24を他方、つまり第1、第2
吸気通路10a−1、10a−2、10b−1、10b
−2、10c−1、10c−2、10d−1、10d−
2側の図示しないカムシャフト側に指向させて設けたこ
とにより、フューエルポンプ取付面部24がシリンダヘ
ッド2の中心側に指向することとなり、フューエルポン
プケース14にフューエルポンプ20を固定しても、シ
リンダヘッド2の幅方向において、フューエルポンプ2
0がシリンダヘッド2から出っ張る惧れがなく、内燃機
関のコンパクト化に寄与し得る。
フューエルポンプケース14が取り付けられた際に、フ
ューエルポンプ取付面部24を他方、つまり第1、第2
吸気通路10a−1、10a−2、10b−1、10b
−2、10c−1、10c−2、10d−1、10d−
2側の図示しないカムシャフト側に指向させて設けたこ
とにより、フューエルポンプ取付面部24がシリンダヘ
ッド2の中心側に指向することとなり、フューエルポン
プケース14にフューエルポンプ20を固定しても、シ
リンダヘッド2の幅方向において、フューエルポンプ2
0がシリンダヘッド2から出っ張る惧れがなく、内燃機
関のコンパクト化に寄与し得る。
【0028】更に、前記フューエルポンプ取付面部24
をシリンダブロック側に指向させたことにより、フュー
エルポンプ取付面部24が下方に傾斜することとなり、
たとえ大型の高圧ポンプを取り付けても、大型の高圧ポ
ンプがシリンダヘッド2の上方に大きくはみ出ることが
なく、他部品との干渉する可能性も低く、コンパクトな
内燃機関の製作にも貢献できるものである。
をシリンダブロック側に指向させたことにより、フュー
エルポンプ取付面部24が下方に傾斜することとなり、
たとえ大型の高圧ポンプを取り付けても、大型の高圧ポ
ンプがシリンダヘッド2の上方に大きくはみ出ることが
なく、他部品との干渉する可能性も低く、コンパクトな
内燃機関の製作にも貢献できるものである。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によ
れば、シリンダブロックとこのシリンダブロック上面に
配置したシリンダヘッドとを有する内燃機関において、
シリンダヘッドのチエン駆動側である一端面と対峙する
シリンダヘッドの他端面部位に設けたフューエルポンプ
ケース取付面及び冷却水出口と、シリンダヘッドの他端
面に取り付けられるとともにフューエルポンプ取付部と
冷却水出口ケース部とを有するフューエルポンプケース
と、フューエルポンプケースに取り付けられるフューエ
ルポンプとを有する構成としたので、フューエルポンプ
取付部と冷却水出口ケース部とを有するフューエルポン
プケースによって、ケース肉厚を大としたり、複雑な形
状とする必要がなく、フューエルポンプケースをシリン
ダヘッドに取り付けるための締付剛性を高めることが可
能となり、振動や騒音を低減し得るとともに、部品点数
を少なくでき、組付工数の削減に貢献し得て、組付性を
向上させることができ、実用上有利である。
れば、シリンダブロックとこのシリンダブロック上面に
配置したシリンダヘッドとを有する内燃機関において、
シリンダヘッドのチエン駆動側である一端面と対峙する
シリンダヘッドの他端面部位に設けたフューエルポンプ
ケース取付面及び冷却水出口と、シリンダヘッドの他端
面に取り付けられるとともにフューエルポンプ取付部と
冷却水出口ケース部とを有するフューエルポンプケース
と、フューエルポンプケースに取り付けられるフューエ
ルポンプとを有する構成としたので、フューエルポンプ
取付部と冷却水出口ケース部とを有するフューエルポン
プケースによって、ケース肉厚を大としたり、複雑な形
状とする必要がなく、フューエルポンプケースをシリン
ダヘッドに取り付けるための締付剛性を高めることが可
能となり、振動や騒音を低減し得るとともに、部品点数
を少なくでき、組付工数の削減に貢献し得て、組付性を
向上させることができ、実用上有利である。
【図1】この発明の実施例を示すシリンダヘッドにフュ
ーエルポンプを取り付けた状態の平面図である。
ーエルポンプを取り付けた状態の平面図である。
【図2】シリンダヘッドにフューエルポンプを取り付け
た状態の右側面図である。
た状態の右側面図である。
【図3】シリンダヘッドの正面図である。
【図4】シリンダヘッドの平面図である。
【図5】シリンダヘッドの右側面図である。
【図6】シリンダヘッドの左側面図である。
【図7】シリンダヘッドの背面図である。
【図8】図7の8−8線による断面図である。
【図9】フューエルポンプケースの正面図である。
【図10】フューエルポンプケースの平面図である。
【図11】フューエルポンプケースの左側面図である。
【図12】フューエルポンプケースの背面図である。
【図13】図9の13−13線による断面図である。
【図14】図9の14−14線による断面図である。
【図15】図9の矢視15部分からの図である。
2 シリンダヘッド 2a 一端面 2b 他端面 4 接合面 6 フューエルポンプケース取付面 8 冷却水出口 10a−1、10b−1、10c−1、10d−1 第
1吸気通路 10a−2、10b−2、10c−2、10d−2 第
2吸気通路 12a、12b、12c、12d 排気ポート 14 フューエルポンプケース 16 フューエルポンプ取付部 18 冷却水出口ケース部 20 フューエルポンプ 22 カムシャフトジャーナル 24 フューエルポンプ取付面部 26−1、26−2 第1、第2取付孔部 28−1、28−2、28−3、28−4 第1〜第4
取付孔部 30−1、30−2、30−3、30−4 第1〜第4
固定用孔部
1吸気通路 10a−2、10b−2、10c−2、10d−2 第
2吸気通路 12a、12b、12c、12d 排気ポート 14 フューエルポンプケース 16 フューエルポンプ取付部 18 冷却水出口ケース部 20 フューエルポンプ 22 カムシャフトジャーナル 24 フューエルポンプ取付面部 26−1、26−2 第1、第2取付孔部 28−1、28−2、28−3、28−4 第1〜第4
取付孔部 30−1、30−2、30−3、30−4 第1〜第4
固定用孔部
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダブロックとこのシリンダブロッ
ク上面に配置したシリンダヘッドとを有する内燃機関に
おいて、前記シリンダヘッドのチエン駆動側である一端
面と対峙するシリンダヘッドの他端面部位に設けたフュ
ーエルポンプケース取付面及び冷却水出口と、前記シリ
ンダヘッドの他端面に取り付けられるとともにフューエ
ルポンプ取付部と冷却水出口ケース部とを有するフュー
エルポンプケースと、このフューエルポンプケースに取
り付けられるフューエルポンプとを有する構成としたこ
とを特徴とする内燃機関のフューエルポンプ取付構造。 - 【請求項2】 前記内燃機関は、ツインカム式内燃機関
であるとともに、一方のカムシャフトジャーナルに固定
されたフューエルポンプケースのフューエルポンプ取付
面部を他方のカムシャフト側に指向させた請求項1に記
載の内燃機関のフューエルポンプ取付構造。 - 【請求項3】 前記フューエルポンプケースのフューエ
ルポンプ取付面部は、シリンダブロック側に指向する請
求項2に記載の内燃機関のフューエルポンプ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000128042A JP2001304063A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 内燃機関のフューエルポンプ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000128042A JP2001304063A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 内燃機関のフューエルポンプ取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001304063A true JP2001304063A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18637543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000128042A Pending JP2001304063A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 内燃機関のフューエルポンプ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001304063A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1344927A2 (en) | 2002-03-11 | 2003-09-17 | Aichi Kikai Kogyo Kabushiki Kaisha | Cylinder head |
-
2000
- 2000-04-27 JP JP2000128042A patent/JP2001304063A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1344927A2 (en) | 2002-03-11 | 2003-09-17 | Aichi Kikai Kogyo Kabushiki Kaisha | Cylinder head |
EP1344927A3 (en) * | 2002-03-11 | 2003-12-10 | Aichi Kikai Kogyo Kabushiki Kaisha | Cylinder head |
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