JP3531146B2 - エンジンの補機の取付構造 - Google Patents

エンジンの補機の取付構造

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JP3531146B2
JP3531146B2 JP2001266572A JP2001266572A JP3531146B2 JP 3531146 B2 JP3531146 B2 JP 3531146B2 JP 2001266572 A JP2001266572 A JP 2001266572A JP 2001266572 A JP2001266572 A JP 2001266572A JP 3531146 B2 JP3531146 B2 JP 3531146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの補機の
取付構造に関し、特に、エンジンの重量を重くすること
無く補機の取付部の剛性を高めることができるエンジン
の補機の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエンジンには、エンジンの性能を
維持、向上させるための各種の補機類が設けられてお
り、その補機の用途に応じてエンジンブロックの適宜の
位置に取り付けられている。例えば、その補機の駆動に
回転駆動力が必要な場合には、エンジンのタイミングベ
ルト側に取り付けて、タイミングベルトや、その他の補
機駆動用のベルトに巻掛けて駆動力を得るようにしてい
る。また、回転駆動力が必要で無く制御を目的とする補
機の場合には、それぞれの機能に応じ、制御対象に近い
位置等を選んで取り付けられている。例えば、吸気側へ
の排気ガスの還流量を調節するEGRバルブや、特開平
2000−240743号公報に見るような可変バルブ
タイミング機構を駆動するための油圧を切り換えるスプ
ールバルブ等は、エンジン上部のシリンダヘッドの一側
面に取り付けられている。
【0003】ところで、エンジンに各種の補機を取り付
ける場合、エンジンの振動に起因する起振力による取付
締結部付近の破損や、補機の機能損傷が起こらないよう
にするため、必要十分な剛性を確保した取付状態とする
必要がある。特に、シリンダヘッドに油圧を送り込むた
めの補機の場合には、取り付け面から油圧が漏れないよ
うに、良好なシール性を確保する必要があることから、
取り付け部の剛性が特に必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シリンダヘッ
ドの吸気側に補機を取り付ける場合には、剛性を確保す
るために、過剰な肉厚の取り付け部を形成させると、エ
ンジン重量が増加するという問題がある。
【0005】また、シリンダヘッドの排気側に補機を取
り付けるような場合には、補機がシリンダヘッドから過
剰な熱を受けないように、有る程度シリンダヘッドから
離れるように取り付け部を突出させる必要があるが、こ
のような取付構造でも、エンジン重量が増加し、燃費等
の悪化を招くという問題がある。
【0006】そこで、本発明では、前記した問題を解決
し、エンジン重量を極力増加させることなく、高い剛性
でエンジンの補機を取り付けることができるエンジンの
補機の取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ため、請求項1記載の発明では、燃焼室に連通する吸気
ポートを備えたエンジンのシリンダヘッドにおいて、前
記吸気ポートが開口するシリンダヘッドの吸気側に可変
バルブタイミング機構を駆動するための油圧を切り換え
るスプールバルブが取り付けられるスプールバルブ取付
部を、エンジン内部を冷却する冷却水が流通する冷却水
パイプが取り付けられる冷却水パイプ取付部と連結して
備え、前記スプールバルブ取付部に前記スプールバルブ
を取り付けたことを特徴とする。
【0008】このようなエンジンの補機の取付構造によ
れば、スプールバルブ取付部が冷却水パイプ取付部に連
結されることにより、スプールバルブ取付部と冷却水パ
イプ取付部が相互に補強されるので、スプールバルブ
付部の剛性を高めることができる。また、冷却水パイプ
取付部に近接してスプールバルブを取り付けることにな
るので、そのスプールバルブ取付部周囲の過剰な温度の
上昇を抑制できる。そのため、スプールバルブ取付部を
シリンダヘッドから突出させる必要が無く、エンジン全
体のコンパクト化を図ることができる。
【0009】また、請求項2記載の発明では、前記吸気
ポートに連通するインテークマニホールドを取り付ける
インテークマニホールド取付部を前記スプールバルブ
付部と同一平面内に備え、前記スプールバルブ取付部
を、前記インテークマニホールド取付部と連結して備え
たことを特徴とする。
【0010】このようなエンジンの補機の取付構造によ
れば、スプールバルブの取付面とインテークマニホール
ドの取付面とが同一平面内に形成されるので、両取付面
を同時に機械加工して仕上げることが可能であり、製造
コストを抑えることができる。また、スプールバルブ
付部とインテークマニホールド取付部が相互に補強され
るので、スプールバルブ取付部の剛性をより高めること
ができる。
【0011】請求項3記載の発明では、燃料噴射装置を
取り付ける燃料噴射装置取付部を前記スプールバルブ
付部と連結して備える構造とした。
【0012】このようなエンジンの補機の取付構造によ
れば、剛性の高い燃料噴射装置取付部にスプールバルブ
取付部が連結されることから、スプールバルブ取付部は
燃料噴射装置に支えられ、剛性が高くなるので、エンジ
ンの振動等によっても破損や機能低下を招くことがな
い。また、既にシリンダヘッドに備えられていた燃料噴
射装置取付部と連結することで、新たな補強部材が不要
であり、エンジン重量の増加を抑えることができる。さ
らに、燃料噴射装置取付部を冷却水パイプ取付部と近づ
けて配置することで、特別なリブを設けることによる大
型化や重量増加をすることなく締結剛性を向上してい
る。
【0013】さらに、請求項4記載の発明では、請求項
1から請求項3の発明において、前記吸気ポートは、上
流側が前記スプールバルブ取付部から離れるように湾曲
していることを特徴とする。
【0014】このようなエンジンの補機の取付構造によ
れば、燃料噴射装置取付部やインテークマニホールド取
付部の方へ、スプールバルブ取付部をより近づけること
ができるので、スプールバルブ取付部をエンジンの出力
軸方向外方へ突出させることなく、エンジン全体の大き
さを大きくせずにスプールバルブ取付部をシリンダヘッ
ドに設けることができる。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て適宜図面を参照しながら説明する。参照する図面にお
いて、図1は、本発明の実施の形態に係るエンジンのシ
リンダヘッド及びエンジンの補機を示す斜視図であり、
図2は、エンジンを構成するブロックの分解斜視図、図
3は同シリンダヘッドの吸気側の側面図、図4は、同シ
リンダヘッドの平面図である。また、図5は、シリンダ
ヘッド内のバルブ、点火プラグ、燃料噴射装置の配置を
示した斜視図である。
【0017】エンジン1は、直列4気筒のガソリンエン
ジンであり、図2に示すように、エンジン1を構成する
ブロックとして、ピストン(図示せず)が往復運動する
シリンダ3bを有するシリンダブロック3と、シリンダ
ブロック3の上面に固定され、燃焼室、吸排気系及びバ
ルブ系(後述する)が取り付けられるシリンダヘッド2
と、シリンダブロック3の下側に固定され、クランクシ
ャフトを支持するクランクケース4と、クランクケース
4の下側に固定され、エンジンオイルが貯留されるオイ
ルパン5と、シリンダヘッド2の上面をカバーするヘッ
ドカバー6とを含んで構成されている。
【0018】図2において、シリンダブロック3とクラ
ンクケース4の右手前側のクランクジャーナル部3a,
4aから延出するエンジン1の出力軸(図示せず)に
は、動力を駆動輪へ減速して伝達する動力伝達装置が取
り付けられ、反対側の左奥には、エンジン1の動力を利
用して回転駆動される発電機等の補機類が取り付けられ
ている(図示せず)。
【0019】本発明は、これらのエンジン1の構造のう
ち、シリンダヘッド2への補機8(図1参照)の取付構
造に関するものであるので、以下、シリンダヘッド2を
中心に説明する。
【0020】図2に示すように、シリンダヘッド2は、
下面に形成された凹部からなる燃焼室21(図4,5参
照)を各シリンダ3bに対応して備え、各燃焼室21に
空気を導入する吸気ポート22が、燃焼室21からシリ
ンダヘッド2の一側面へ開口するように連通している
(図4参照)。また、燃焼後の排気ガスを導出する排気
ポート23が、燃焼室21から、シリンダヘッド2の他
側面へ開口するように連通している(図4,5参照)。
また、各燃焼室21には、それぞれ点火プラグ33(図
1,5参照)が2つずつ配置されている。
【0021】図5に示すように、吸気ポート22は、各
燃焼室21から、各1本の管として延出して形成されて
いる。これは、エンジン1が、各燃焼室21に吸気バル
ブ31が1つ、排気バルブ32が1つ備えられた2バル
ブの型式であるためである。吸気バルブ31が開閉する
燃焼室21の吸気開口部35は、燃焼室21の上面の吸
気側の半円部21aのうち、シリンダ中心から一方(図
4では、動力伝達装置が取り付けられる右側)にオフセ
ットしており、同じ吸気側の半円部21a内で他方側に
1つの点火プラグ33が配置されている。
【0022】各吸気ポート22には、エンジン1の運転
状態に応じて燃料を噴射する燃料噴射装置34が、吸気
開口部35に向けて燃料を噴射するように斜めに配置さ
れている。そのため、シリンダヘッド2の吸気側の側面
には、燃焼室21に向いた管状の燃料噴射装置取付部3
4aが斜めに突出して形成されている(図1参照)。
【0023】また、吸気ポート22は、燃焼室21の上
部に開いた吸気開口部35からシリンダヘッド2の側面
に向けて延びるようにクランクシャフト軸方向から見て
湾曲しているとともに、図4に示す平面視においても、
燃料噴射装置取付部34aから離れるように、燃焼室2
1の中心部側(タイミングチェーン側)へ向けて湾曲し
ている。
【0024】吸気ポート22の上流側は、シリンダヘッ
ド2の吸気側の側面に開口している。この開口部に、図
示しないエアクリーナから新しい空気を導入して、各吸
気ポート22へ空気を分配するインテークマニホールド
が取り付けられる。図1において、吸気ポート22の入
口付近を構成する管の部分がインテークマニホールド取
付部24に相当し、吸気ポート22が開口した垂直な側
面がインテークマニホールド取付面24aに相当する。
【0025】排気ポート23は、吸気ポート22と同
様、各燃焼室21から各一本の管として延出して形成さ
れている。燃焼室21の排気開口部36は、燃焼室21
の上面の排気側の半円部21bにおいて、吸気開口部3
5とは逆の方(図4における左側のタイミングチェーン
側)へオフセットしており、同じ排気側の半円部21b
内で他方側に1つの点火プラグ33が配置されている。
【0026】点火プラグ33は、前記したように、各燃
焼室21に吸気側と排気側とで各1つ、計2つずつ取り
付けられるが、点火プラグ33の先端は、燃焼室21ま
で届かなければならないことから、点火プラグ挿入口3
3aは、燃料噴射装置取付部34aに比較すると、シリ
ンダヘッド2の上方から見て奥まった位置になってい
る。そのため、燃料噴射装置取付部34aは、点火プラ
グ挿入口33aに比べて、外部に突出した位置になって
いる。
【0027】このようなシリンダヘッド2において、図
1に示すように、スプールバルブである補機8を取り付
ける補機取付部28(スプールバルブ取付部)が、シリ
ンダヘッドの一側面、すなわち吸気側の側面の動力伝達
装置側に設けられている。そして、補機取付部28は、
前記燃料噴射装置取付部34aと一部の肉が重なるよう
に連結されている。また、補機8を取り付ける補機取付
面28aが、前記インテークマニホールド取付面24a
と同一面となっており、補機取付部28とインテークマ
ニホールド取付部24とが連結されている。さらに、補
機取付部28は、補機取付面28aの一部においてイン
テークマニホールド取付面24aと連結リブ29により
連結されている。また、補機取付部28の下部には、エ
ンジン1内を冷却する冷却水が通流される冷却水パイプ
が取り付けられる冷却水パイプ取付部27が連結されて
いる。
【0028】そして、補機取付面28aには、補機8
3本のボルト81により締結されている。また、補機取
付面28aには、補機8を締結する3つのネジ穴である
第1締結部82a、第2締結部82b、第3締結部82
cが設けられている。第1締結部82aは燃料噴射装置
取付部34aと連結され、第2締結部82bは、冷却水
パイプ取付部27と連結され、第3締結部82cは、連
結リブ28bを介して冷却水パイプ取付部27と連結さ
れていることで、補機取付部28の剛性を向上してい
る。また、第1、第2締結部を剛性の高い燃料噴射装置
取付部34aと冷却水パイプ取付部27と近づけて配置
することで、特別なリブを設けることによる大型化や重
量増加をすることなく締結剛性を向上している。
【0029】このように、補機取付部28は、燃料噴射
装置取付部34aと連結されていることから、燃料噴射
装置取付部34aに支えられ、剛性が高くなるので、エ
ンジン1の振動等によっても破損や機能低下を招くこと
がない。また、既にシリンダヘッド2に備えられていた
燃料噴射装置取付部34aと連結することで、新たな補
強部材が不要であり、エンジン重量の増加を抑えること
ができる。
【0030】また、前記したように、吸気ポート22が
燃料噴射装置取付部34aから離れるように湾曲してい
ることから、補機取付部28との関係では、吸気ポート
22は、その上流が補機取付部28から離れるように湾
曲している。従って、湾曲して吸気ポート22の開口部
が補機取付部28から離れる方向へずれた分だけ、補機
取付部28を燃料噴射装置取付部34aと近づけること
ができ、燃料噴射装置取付部34aと補機取付部28と
を容易に連結させることが可能になっている。
【0031】さらに、補機取付部28は、冷却パイプ
取付部27とも連結されていることから、より剛性が高
められ、重量の増加無くして、補機8の機能を発揮する
ことができる。
【0032】また、インテークマニホールド取付面24
aと補機取付面28aとは、互いに同一平面内に形成さ
れていることから、これらの取付面の仕上げ時には、同
時に機械加工で仕上げることができる。そして、インテ
ークマニホールド取付面24aと補機取付面28aと
は、連結リブ29により連結されていることから、より
補機取付部28の剛性を高めることを実現している。ま
た、連結リブ29も、補機取付面と同一平面上に設ける
ことでより剛性を向上している。
【0033】また、本実施の形態では、補機8を取り付
ける補機取付部28を動力伝達装置側に設けたことか
ら、反対側に設けられた発電機等の補機類によるスペー
スの制限をされること無く、動力伝達装置側のスペース
を有効活用することができる。
【0034】本実施の形態で取り上げた補機8としての
スプールバルブは、可変バルブタイミング機構を駆動す
るための油圧を切り換えるのに使用される。そのため、
補機取付面28aは、油圧をシールするために高い剛性
が必要とされる。この点、本実施の形態では、補機取付
面28a(補機取付部28)の剛性を高くできることに
より、可変バルブタイミング機構を駆動するための油圧
も確保できることから、可変バルブタイミング機構の応
答性を良くすることも可能である。また、補機取付部2
8は、吸気側に設けることで過剰な熱を受けないことか
らオイルの劣化を抑制でき、油圧を安定させて、スプー
ルバルブの制御の精度を向上することができる。
【0035】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は前記実施の形態には限定されない。例
えば、シリンダヘッド2に組み付けられるバルブ、点火
プラグ33の数は特に限定されるものではなく、各燃焼
室21に、4バルブ、5バルブが組み付けられてもよい
し、点火プラグ33も各燃焼室21に一つであっても構
わない。
【0036】また、補機取付部28と燃料噴射装置取付
部34a、冷却水パイプ取付部27、インテークマニホ
ールド取付部24との連結は、肉を一部重ねるような形
で連結しても良いが、リブで連結するようにしても構わ
ない。
【0037】さらに、本実施の形態では、ガソリンエン
ジンを例示したが、ディーゼルエンジン等の他の形式の
エンジンに適用しても良い。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば次の
ような顕著な効果を奏する。
【0039】請求項1記載の発明によれば、補機取付部
は、冷却水パイプ取付部に連結されて補強されるので、
剛性が高いエンジンの補機の取付構造とすることができ
る。また、冷却水パイプ取付部に近接してスプールバル
を取り付けることになるので、そのスプールバルブ
付部周囲の過剰な温度の上昇を抑制できる。そのため、
スプールバルブ取付部をシリンダヘッドから突出させる
必要が無く、エンジン全体のコンパクト化を図ることが
できる。
【0040】また、請求項2記載の発明によれば、スプ
ールバルブの取付面とインテークマニホールドの取付面
とが同一平面内に形成されるので、両取付面を同時に機
械加工して仕上げることが可能であり、製造コストを抑
えることができる。また、スプールバルブ取付部とイン
テークマニホールド取付部が相互に補強されるので、
プールバルブ取付部の剛性をより高めることができる。
【0041】さらに、請求項3記載の発明によれば、剛
性の高い燃料噴射装置取付部にスプールバルブ取付部が
連結されることから、スプールバルブ取付部は燃料噴射
装置に支えられ、剛性が高くなるので、エンジンの振動
等によっても破損や機能低下を招くことがない。また、
既にシリンダヘッドに備えられていた燃料噴射装置取付
部と連結することで、新たな補強部材が不要であり、エ
ンジン重量の増加を抑えることができる。さらに、燃料
噴射装置取付部を冷却水パイプ取付部と近づけて配置す
ることで、特別なリブを設けることによる大型化や重量
増加をすることなく締結剛性を向上している。
【0042】また、請求項4記載の発明によれば、吸気
ポートの上流側がスプールバルブ取付部から離れるよう
に湾曲しているので、スプールバルブ取付部をエンジン
の中心部の方へ寄せることができ、エンジン全体の小型
化を図ることができるとともに、燃料噴射装置取付部又
はインテークマニホールド取付部とより十分に連結させ
ることができ、重量を増加させること無く、剛性が高い
エンジンの補機の取付構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダヘッドの斜視図である。
【図2】エンジンのブロックの分解斜視図である。
【図3】シリンダヘッドの吸気側の側面図である。
【図4】シリンダヘッドの平面図である。
【図5】シリンダヘッド内のバルブ、点火プラグ、燃料
噴射装置の配置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 シリンダヘッド 8 補機 22 吸気ポート 23 排気ポート 24 インテークマニホールド取付部 24a インテークマニホールド取付面 34 燃料噴射装置 34a 燃焼噴射装置取付部 28 補機取付部 28a 補機取付面 27 冷却水パイプ取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−148443(JP,A) 特開2001−227407(JP,A) 特開 平11−50855(JP,A) 特開2001−90545(JP,A) 実開 平6−8735(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 67/00 F02B 67/06 F02F 1/24 F02F 1/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室に連通する吸気ポートを備えたエ
    ンジンのシリンダヘッドにおいて、前記吸気ポートが開
    口するシリンダヘッドの吸気側に可変バルブタイミング
    機構を駆動するための油圧を切り換えるスプールバルブ
    が取り付けられるスプールバルブ取付部を、エンジン内
    部を冷却する冷却水が流通する冷却水パイプが取り付け
    られる冷却水パイプ取付部と連結して備え、前記スプー
    ルバルブ取付部に前記スプールバルブを取り付けたこと
    を特徴とするエンジンの補機の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記吸気ポートに連通するインテークマ
    ニホールドを取り付けるインテークマニホールド取付部
    を前記スプールバルブ取付部と同一平面内に備え、前記
    スプールバルブ取付部を、前記インテークマニホールド
    取付部と連結して備えたことを特徴とする請求項1に記
    載のエンジンの補機の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記吸気ポートに燃料を噴射する燃料噴
    射装置を取り付ける燃料噴射装置取付部を前記スプール
    バルブ取付部と連結して備えたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のエンジンの補機の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記吸気ポートは、上流側が前記スプー
    ルバルブ取付部から離れるように湾曲していることを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の
    エンジンの補機の取付構造。
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