JP2001303467A - 擬似モノフィラメント - Google Patents
擬似モノフィラメントInfo
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Abstract
び耐水性に優れた高強力擬似モノフィラメントを提供す
ることにある。 【解決手段】 0.1g/10分以上のメルトインデッ
クスを有する合成樹脂で被覆されている高強力繊維フィ
ラメントまたはその撚り糸もしくはその組み糸からなる
擬似モノフィラメント。
Description
ントにおけるコアおよび被覆樹脂、さらには被覆剤をコ
アに被覆させる方法に関する。
ロンのような脂肪族ポリアミドなどの合成繊維や、ザイ
ル麻またはマニラ麻のような天然繊維が用いられていた
が、近年これらに代わって、アラミド繊維や超高分子量
ポリエチレン繊維など高強力繊維と呼ばれるものが盛ん
に用いられている。しかし、これら高強力繊維は、耐磨
耗性が低いものが多く、高い摩耗作用がかかる用途にお
いては、高強力繊維からなるフィラメントまたは撚り糸
等は急速に擦り減って破片を生じるか又はフィブリル化
を起こす等の問題があった。また耐紫外線劣化性等を含
む耐候性に劣る場合も多い。さらに、吸水性が大きく吸
水により引張り強度が低下するため、耐水性も低いもの
も多い。このような高強力繊維のなかには、低加荷重で
破断するものもあり、そのような繊維は釣糸やロープな
どの高い破断荷重が要求される用途には使用が困難であ
るという問題点もあった。
耗性、耐候性および耐水性に優れた高強力擬似モノフィ
ラメントを提供することにある。
を達成すべく鋭意検討した結果、コアに高強力繊維を用
い、これを合成樹脂で被覆することにより製造した擬似
モノフィラメントが耐磨耗性、耐候性および耐水性に優
れているという知見を得た。また、該被覆を0.1g/
10分以上のメルトインデックスを有する合成樹脂によ
り被覆、特にパイプ式押出し被覆することにより、コア
の高強力繊維の引張り強度を損なわずに被覆することが
できることを知見した。このように製造された擬似モノ
フィラメントは、強度保持率が約80%程度もあるとい
う思いがけない知見をも得た。本発明者らは、更に検討
を重ねて本発明を完成した。
0分以上のメルトインデックスを有する合成樹脂で被覆
されている高強力繊維フィラメントまたはその撚り糸も
しくはその組み糸からなる擬似モノフィラメント、
(2)合成樹脂がパイプ式押出し方式で高強力繊維フィ
ラメントまたはその撚り糸もしくはその組み糸に被覆さ
れている前記(1)に記載の擬似モノフィラメント、
(3)強度保持率が70%以上であることを特徴とする
前記(1)または(2)に記載の擬似モノフィラメン
ト、および(4)高強力繊維が超高分子量ポリエチレン
繊維またはガラス繊維である前記(1)〜(3)に記載
の擬似モノフィラメント、に関する。
は、超高分子量ポリエチレン繊維、アラミド繊維、ヘテ
ロ環高性能繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ガラス繊
維、炭素繊維または金属繊維、その他ポリアクリロニト
リル繊維、ポリエチレンテレフタラートもしくはポリア
セタール繊維などが挙げられる。
0万以上、好ましくは100万以上のポリエチレンをい
う。
の重合体である場合のほか、エチレンと炭素数3個以上
のα−オレフィンとの共重合体であってもよい。炭素数
が3個以上のα−オレフィンとしては、例えばプロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペン
テン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテンまた
は1−デセン等が挙げられ、これらを1種または2種以
上用いてもよい。超高分子量ポリエチレンが、エチレン
と炭素数3個以上のα−オレフィンとの共重合体である
場合、α−オレフィンコモノマーは、炭素数1000個あた
り平均0.1〜20個、好ましくは平均0.5〜10個
である。共重合体中におけるα−オレフィンコモノマー
の含有量が前記の範囲にあることにより、α−オレフィ
ン成分が分子間絡み合い構造を形成し、高強度などのす
ぐれた機械的性質を示す繊維が得られるからである。
それに準ずる方法によって製造することができる。例え
ば、特開平55−5228、特開平55−107506
または特開平59−130313に記載された方法を用
いてよい。具体的には、例えば、以下のように製造する
ことができる。エチレンを、周期律表第IVb,Vb,VI
b,VIII族の遷移金属化合物および周期律表第I〜III
族の金属水素化物または有機金属よりなる触媒の存在下
に、例えば有機溶媒中でスラリー重合することにより超
高分子量エチレン系重合体を得ることができる。また、
該方法以外の公知のまたはそれに準ずる方法によって製
造してもよい。
例えば、稀釈剤を配合し、または常温固体のワックス類
を混合して、これら混合物を溶融成形し、ついで延伸す
ることによって、超高分子量エチレン繊維を得る。
合体に対する溶剤、または超高分子量エチレン系重合体
に対して分散性を有する各種ワックス状物として公知の
ものがいずれも便宜に使用される。
上、さらに好ましくは融点+約20℃程度以上の沸点を
有する溶剤が好適である。かかる溶剤としては、具体的
にはn−ノナン、n−デカン、n−ウンデカン、n−ド
デカン、n−テトラデカン、n−オクタデカン、流動パ
ラフィン、もしくは灯油等の脂肪族炭化水素系溶媒;キ
シレン、ナフタリン、テトラリン、ブチルベンゼン、p
−シメン、シクロヘキシルベンゼン、ジエチルベンゼ
ン、ベンチルベンゼン、ドデシルベンゼン、ビシクロヘ
キシル、デカリン、メチルナフタリン、エチルナフタリ
ン等の芳香族炭化水素系溶媒もしくはその水素化誘導
体;1,1,2,2 −テトラクロロエタン、ペンタクロロエタ
ン、ヘキサクロロエタン、1,2,3−トリクロロプロパ
ン、ジクロロベンゼン、1,2,4 −トリクロロベンゼン、
もしくはブロモベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒;
またはパラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセ
スオイル、もしくは芳香族系プロセスオイル等の鉱油が
挙げられる。
水素化合物あるいはその誘導体等が使用される。
合物としては、飽和脂肪族炭化水素化合物を主体とする
もので、通常分子量が2000以下、好ましくは100
0以下、さらに好ましくは800以下のパラフィン系ワ
ックスと呼ばれるものが好適である。これら脂肪族炭化
水素化合物としては、具体的には(a)ドコサン、トリ
コサン、テトラコサン、もしくはトリアコンタン等の炭
素数22以上のn−アルカンまたはこれらを主成分とし
た低級n−アルカンとの混合物、(b)石油から分離精
製された所謂パラフィンワックス、(c)エチレンある
いはエチレンと他のα−オレフィンとを共重合して得ら
れる低分子量重合体である中・低圧法ポリエチレンワッ
クスあるいは高圧法ポリエチレンワックス、(d)エチ
レン共重合ワックス、中・低圧法ポリエチレンあるいは
高圧法ポリエチレン等のポリエチレンを熱減成等により
分子量を低下させたワックス、または(e)(a)〜
(d)のワックスの酸化物あるいはマレイン酸変性等の
酸化ワックス等が挙げられる。
合物誘導体としては、例えば、(a)炭素数8以上、好
ましくは炭素数12〜50、または(b)分子量130
〜2000、好ましくは分子量200〜800の脂肪
酸、脂肪族アルコール、脂肪酸アミド、脂肪酸エステ
ル、脂肪族メルカプタン、脂肪族アルデヒド、または脂
肪族ケトン等を挙げることができる。これら化合物の脂
肪族炭化水素基(アルキル基、アルケニル基)の末端も
しくは内部に1個またはそれ以上、好ましくは1または
2個、特に好ましくは1個のカルボキシル基、水酸基、
カルバモイル基、エステル基、メルカプト基またはカル
ボニル基等の官能基を有するのが好ましい。具体的に
は、例えば、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などの脂肪
酸;例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコー
ル、セチルアルコール、ステアリルアルコールなどの脂
肪族アルコール;例えば、カプリンアミド、ラウリンア
ミド、パルミチンアミド、ステアリルアミドなどの脂肪
酸アミド;例えば、ステアリル酢酸エステル等脂肪酸エ
ステル等が挙げられる。
比率は、これらの種類によっても相違するが、溶融混練
や延伸の都合により、通常3:97〜80:20、特に
15:85〜60:40の重量比で用いるのが好まし
い。
行われるのが好ましく、一般に約150〜300℃程
度、特に約170〜270℃程度の温度で行うのが好ま
しい。より具体的には、混合はヘンシェルミキサーもし
くはV型ブレンダー等による乾式ブレンドで行ってもよ
いし、単軸もしくは多軸押出機を用いる溶融混合で行っ
てもよい。
われる。例えば、上記混合した原料を紡糸口金を通して
溶融押出することにより、延伸用フィラメントが得られ
る。この際、紡糸口金より押出された溶融物にドラフ
ト、すなわち溶融状態での引き伸しを加えることもでき
る。溶融樹脂のダイ・オリフィス内での押出速度VOと
冷却固化した未延伸物の巻き取り速度Vとの比、つまり
ドラフト比=V/VOは、混合物の温度および超高分子
量エチレン系重合体の分子量等により変化するが、通常
は3程度以上、好ましくは6程度以上とすることができ
る。
エチレン系重合体の未延伸成形体を延伸処理する。延伸
操作は、一段あるいは二段以上の多段で行うことができ
る。延伸倍率は、所望とする分子配向およびこれに伴な
う融解温度向上の効果にも依存するが、通常5〜80
倍、特に10〜50倍の延伸倍率となるように延伸操作
を行うことが好ましい。延伸処理は二段以上の多段延伸
が好ましい。二段以上の多段延伸は、一段目では、約8
0〜120℃程度の比較的低い温度で押出成形体中の稀
釈剤を抽出しながら延伸操作を行い、二段目以降では、
約120〜160℃程度の温度であって、かつ、一段目
の延伸温度よりも高い温度で成形体の延伸操作を続行す
るのが好ましい。
アルカリタイプと含アルカリタイプに大別されるが、前
者はホウ素とフッ素系の融剤が配合されているため電気
的及び機械的特性が優れており、電気関係の分野で使用
される関係でEガラスと称され、また後者は耐薬品性が
高く化学的用途に用いられるためCガラスと称されてい
る。いずれも本発明で使用できる。なお、Cガラスはア
ルカリ含有率が高いため、アルカリ含量を下げると同時
にチタンと亜鉛系の融剤を用いたECRガラスが開発さ
れ、Cガラスを代替して汎用されている。従って、EC
Rガラスも本発明で使用できる。又さらにAガラス、L
ガラス、Sガラス、YM31−Aガラス等も本発明にお
いて使用できる。
繊維は、B2O3及びF2を含まず、式SiO2−Ti
O2−Al2O3−RO(RはCa、Mg等の2価金
属)又は式SiO2−Al2O3−RO(Rは前記と同
意義)で示される組成を有するガラスである。特にSi
O2−Al2O3−CaO及びMgOからなるガラス繊
維、その中でも、フッ素、サルフェート又はチタニウム
を含まず、デルタT値が少なくとも約52℃、特に約6
6℃以上のガラス繊維が好ましい。
ホウ素を含まず、約59.0〜62.0重量%のSiO
2、約20.0〜24.0重量%のCaO、約12.0
〜15.0重量%のAl2O3、約1.0〜4.0重量
%のMgO、約0.0〜0.5重量%のF2、約0.1
〜2.0重量%のNa2O、約0.0〜0.9重量%の
TiO2、約0.0〜0.5重量%のFe2O3、約
0.0〜2.0重量%のK2O及び約0.0〜0.5重
量%のSO3からなるガラス繊維であり、その中でもさ
らに、(1)約1149℃〜1371℃の形成温度(fo
rming temperature)での粘度が約1000ポイズで、
(2)約38℃を越え上記形成温度以下の液化温度(li
quidus temperature)を有するガラス繊維組成物が高
性能で最も好ましい。その他のPCT出願WO96/3
9362に記載のガラス繊維がいずれも好都合に用いら
れる。
で製造できる。例えば、原料としてケイ石のほか石灰
石、アルミナ、ホウ酸、炭酸マグネシウム、ホタル石また
はソーダ灰などを用いることができる。これらを微粉砕
して所望の割合で混合し、これをるつぼがまに入れて約
1200〜1800℃程度の温度で約1昼夜溶融して、
ガラス生地を作る。これを直接紡糸炉に、またはマーブ
ルという形態を経て紡糸炉に投入して約800〜150
0℃で再溶融する。耐熱度の高い材質で作られたノズル
から溶融したガラスフィラメントを垂下させ集束する。
これを所望により、例えばポリフェノール樹脂、ポリエ
ステル樹脂等の集束剤で処理した後、ボビンに巻き取
る。
り強度が高い繊維とされていたナイロンなどの脂肪族ポ
リアミド系繊維に芳香環を導入した芳香族ポリアミド系
繊維が好ましい。アラミド繊維としては、例えば、式;
ニレンテレフタルアミド等が挙げられる。アラミド繊維
は、公知又はそれに準ずる方法で製造できる。例えば、
上記の式等で表されるポリマーを化学合成し、液晶紡糸
により紡糸してもよいし、乾湿式紡糸により紡糸した後
超延伸して製造してもよい。
記アラミド繊維の弾性率を高めるために、アラミド繊維
のアミド結合の部分に改良を加えたものであり、ヘテロ
環高性能繊維としては、例えば、式;
ェニレンベンゾビスチアゾール(PBZT)、または
式;
ェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)等が挙げら
れる。ヘテロ環高性能繊維は、公知又はそれに準ずる方
法で製造できる。例えば、上記の式等で表されるポリマ
ーを化学合成し、これを適当な溶剤に溶解し、例えば乾
式紡糸により紡糸し、延伸して繊維とすることができ
る。溶剤としては、ポリマーの種類によって適宜当業界
で用いられている公知の溶剤を用いてよいが、例えばメ
チルスルホン酸などの異方性溶液、ジメチルアセトアミ
ド−LiClなどの等方性溶液、フェノール、またはポ
リアミド酸等が挙げられる。
は、ポリエチレンテレフタラート(PET)のメチレン
基を芳香族基に置き換えられたものが好ましい。全芳香
族ポリエステル繊維としては、例えば、式;
シ安息香酸の自己縮合ポリエステル、式;
とハイドロキノンからなるポリエステル、または、式;
の和を表す。)で表されるp−ヒドロキシ安息香酸と6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸からなるポリエステルな
どが挙げられる。化学式6であらわされるポリエステル
は、XとYの割合を変えることにより繊維の性能を変え
ることができる。全芳香族ポリエステル繊維は、公知又
はそれに準ずる方法で製造できる。例えば、上記の式等
で表されるポリマーを化学合成し、これを適当な溶剤に
溶解し、例えば、溶液液晶紡糸により紡糸して製造する
ことができる。
ニトリル(PAN)系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、レ
ーヨン炭素繊維等の高性能炭素繊維(HPCF)を用い
ることができるが、引張り強度が強いことがからPAN
系炭素繊維が好適である。PAN系炭素繊維は、公知又
はそれに準ずる方法で製造できる。例えば、アクリロニ
トリルを公知又はそれに準ずる方法で重合してポリアク
リロニトリルを製造し、これを紡糸してアクリル繊維と
する。これを空気中で熱処理する耐炎化工程を行い、耐
炎化繊維を得る。つぎに、不活性ガス中約1000〜1
800℃程度で焼成し炭素化繊維を得る。さらに約20
00〜3000℃で焼成することにより黒鉛繊維を得る
こともできる。
られる繊維である。金属としては、Fe合金、Cu合
金、Mn−Ni合金、NI−Cr合金、Al、Au、ま
たはAg等が用いられる。金属繊維は、公知又はそれに
準ずる方法で製造できる。例えば、線引き加工法、溶融
紡糸法、または切削法によって製造できる。
を高める等の理由から、紫外線吸収剤、光安定剤、また
は耐電性剤などの公知の添加物を加えることができる。
上述のようにして得られた高強力繊維をそのまま用いて
コアとしてもよい。また、モノフィラメントを単に引き
揃えてマルチフィラメントとしたものをコアとしてもよ
いし、それに撚りをかけたものもしくはそれを編んだも
のをコアとしてもよい。撚りをかける場合、単に引き揃
えて片撚りを掛けてもよい。その場合の撚りは約50〜
500回/メートル程度が好ましい。また下撚りを掛け
てから、上撚りを掛けてもよい。さらに、撚りを掛ける
とき、他の繊維、例えば金属繊維と混合して使用するこ
とができる。これの利点として、比重の小さい高強力繊
維の比重を種々変更できること等が挙げられる。マルチ
フィラメントを編んだものは、編組機によって容易に製
造することができる。
り糸もしくはその組み糸の繊度は、公知の繊度であれ
ば、所望のものを用いてよい。また、引張り強度は、約
15g/d以上、好ましくは約20g/d以上が好まし
い。上限値は、好ましくは約35g/dである。ここ
で、引張り強度は、例えば、JIS L 1013「化
学フィラメント糸試験方法」に従った方法にて、引張試
験機、例えば、東洋精機製作所株式会社製ストログラフ
R引張試験機で容易に測定できる。
り糸もしくはその組み糸を被覆する前に、これを予熱処
理することが好ましい。予熱には約50〜100℃程度
が好ましく、より好ましくは約70〜80℃程度であ
る。この時予熱温度が高すぎると、高強力繊維が熱劣化
により引張り強度が低下し、予熱温度が低すぎると被覆
樹脂との接着が低下する。
またはその撚り糸もしくはその組み糸と被覆樹脂との密
着性を向上させるために、予め該フィラメントまたはそ
の撚り糸もしくはその組み糸の表面をコロナ処理、プラ
ズマ処理、グラフト変性処理、または火炎処理等を行う
ことができる。
に、高強力繊維からなるフィラメントまたはその撚り糸
もしくはその組み糸をプライマー剤によるプライマー処
理してもよい。プライマー剤は、コアの高強力繊維と被
覆に用いる合成樹脂との関係により、公知のプライマー
剤から適宜選択することができる。
剤が好適である。中でもアイオノマーベースの水性ディ
スパージョン型接着剤は、特に接着性と加工性において
優れている。このような水性接着剤としては、ケミパー
ル(三井化学株式会社製)やアクアテックス(中央理化
工業株式会社製)などが挙げられる。この場合、プライ
マー処理は高強力繊維を浸漬処理後約150〜160℃
に加熱乾燥することによって高強力繊維に接着剤層を好
便に設けることができる。高強力繊維に対するポリオレ
フィン系接着剤の適用割合は、接着剤のベ−ス樹脂の種
類によって異なるが、約5〜20重量%程度、好ましく
は約5〜15重量%程度である。
本発明の高強力繊維フィラメントまたはその撚り糸もし
くはその組み糸に密着できるものであり、メルトインデ
ックスが0.1g/10分以上のものでればどのような
ものでもよいが、屋外での長期使用に耐え、こすれ、曲
げ疲労性等の耐久特性が優れたものが好ましい。このよ
うな特性を満たす合成樹脂としては、例えば、ポリオレ
フィン系樹脂もしくはその変性物、アクリル系樹脂もし
くはその共重合変性物、ポリウレタン樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂またはエ
ポキシ樹脂等が挙げられる。
メルトインデックスを有する合成樹脂を用いる。上限値
は、30g/10分以下が好ましい。より好ましくは、
メルトインデックスが、1g/10分〜10g/10分
である。ここで、樹脂のメルトインデックスは、例え
ば、JIS K 7210「熱可塑性プラスチックの流
れ試験方法」に従った方法にて、メルトインデクサ、例
えば、宝工業株式会社製 L−202で容易に測定でき
る。上記メルトインデックスを有する被覆樹脂を用いれ
ば、コアの高強力繊維の引張り強度を損なわずに被覆す
ることができる。すなわち、本発明に係る擬似モノフィ
ラメントの好ましい態様としては、強度保持率が70%
以上、好ましくは80%以上である。ここで、強度保持
率とは、被覆する前の高強力繊維の引張り強度に対し
て、合成樹脂で被覆した擬似モノフィラメントがどの程
度の引張り強度を維持しているかを示す値である。すな
わち、強度保持率は次式で表される。強度保持率(%)
={(擬似モノフィラメントの引張り強度)/(被覆す
る前の高強力繊維の引張り強度)}×100ここで、引
張り強度は、例えば、JIS L 1013「化学フィ
ラメント糸試験方法」に従った方法にて、引張試験機、
例えば、東洋精機製作所株式会社製ストログラフR引張
試験機で容易に測定できる。
わない範囲において自体公知の各種の配合剤を添加して
おくことができる。その配合剤としては、例えば、着色
剤、安定剤、可塑剤、滑剤、または充填剤などが挙げら
れる。
たは有機染料が知られているが、好適なものとしては、
酸化チタン、カドミウム化合物、カーボンブラック、ア
ゾ化合物、シアニン染料、または多環顔料などが挙げら
れる。着色剤の配合量は、樹脂100重量部に対して、
通常約0.1〜5重量部程度、好ましくは約0.3〜2
重量部程度である。
は、公知又はそれに準ずる方法を用いてよいが、とくに
着色剤を可塑剤等と混練してペースト状にしたものを樹
脂中に配合する方法、および着色剤と樹脂を高濃度混練
したマスターバッチを樹脂中に配合する方法等が好まし
い。
によって様々な範囲のものとすることができるが、通常
約0.01〜0.5mm程度が適切である。
ラメントまたはその撚り糸もしくはその組み糸をコアと
して上記被覆樹脂を被覆するには、加圧押出し被覆など
公知の方法を用いてよいが、好ましくはパイプ式押出し
被覆を用いる。以下に、パイプ式押出し被覆について、
図面を用いて説明する。
融された被覆樹脂7が、予熱された高強力繊維からなる
フィラメントまたはその撚り糸もしくはその組み糸1に
被覆される。クロスヘッド導入部には減圧装置8が設置
されており、ニップルホルダー9内を減圧し高強力繊維
からなるフィラメントまたはその撚り糸もしくはその組
み糸1と被覆樹脂7が密着状態になる構造となってい
る。 ニップルホルダー9に取付けられたパイプニップ
ル10とダイス11の設定により、被覆された合成樹脂
層の厚みを調節することができる。クロスヘッド6によ
り被覆成形された擬似モノフィラメント12は、冷却水
槽13により冷却される。この時クロスヘッド6の出口
から冷却水槽13までの距離、すなわちエアギャップ1
4は、約3〜5cm程度が好ましい。あまり広すぎると
被覆樹脂7の熱影響により高強力繊維フィラメントまた
はその撚り糸もしくはその組み糸1の引張り強度が低下
し、あまり狭すぎると高強力繊維フィラメントまたはそ
の撚り糸もしくはその組み糸1と被覆樹脂7の接着性能
が得られない。引取の速度は、好ましくは約100m/
min〜600m/min程度、より好ましくは約20
0m/min〜400m/min程度である。引取の速
度が遅すぎると、高強力繊維からなるフィラメントまた
はその撚り糸もしくはその組み糸1がクロスヘッド6の
温度により熱劣化するからである。また、速すぎると高
強力フィラメントまたはその撚り糸もしくはその組み糸
1と、被覆樹脂7との溶着に至らず接着性能は得られな
い。
適な用途の一例を示すと、釣糸、マグロ漁のはえなわ、
凧糸、“雑草除去(weedeater)”糸、テニスラケット
のガット、または手術用縫合糸などが挙げられる。
のコアの高強力繊維として、超高分子量ポリエチレン繊
維からなるポリエチレンマルチフィラメントヤーン(東
洋紡株式会社製、商品名ダイニーマ)を使用した。かか
る繊度は400dのものを用いた。JIS L 101
3「化学フィラメント糸試験方法」に従った方法にて、
ストログラフR引張試験機(東洋精機製作所株式会社
製)で測定して30.0g/dの引張り強度を有してい
た。また、被覆樹脂として高密度ポリエチレン(出光H
D 210JZ;出光石油化学株式会社製)を用いた。
該樹脂は、JIS K 7210「熱可塑性プラスチッ
クの流れ試験方法」に従った方法で測定して、5.1g
/10分のメルトインデックスを有していた。図1に示
すように、ポリエチレンマルチフィラメントヤーン1
(以下PEラインと呼ぶ)のリール2を繰り出し装置3
に乗せて、PEライン1が連続して繰り出しができるよ
うにした。PEライン1は、予熱装置4を通して加熱
後、押出成形機5のクロスヘッド6へと導入した。この
時の予熱温度を70〜80℃に保たった。図2に示すよ
うに、クロスヘッド6では、押出成形機5により200
℃で溶融された被覆樹脂7を、加熱されたPEライン1
上に被覆させた。クロスヘッド導入部には減圧装置8が
設置されており、ニップルホルダー9内を減圧しPEラ
イン1と被覆樹脂7が密着状態になる構造となってい
る。 ニップルホルダー9に取付けられたパイプニップ
ル10とダイス11の設定は、PEライン1の繊度と被
覆厚(0.01cm)にあわせて設定した。クロスヘッ
ド6により被覆成形された擬似モノフィラメント12
は、冷却水槽13により冷却させた。この時クロスヘッ
ド6の出口から冷却水槽13までの距離、すなわちエア
ギャップ14は、6.5cmとした。冷却水槽13で冷
却された擬似モノフィラメント12は、引取装置15に
より引き取った。この時の速度は200m/minであ
った。次に、巻取装置16により巻き取りリール17に
巻き取った。
メントは、JIS L 1013「化学フィラメント糸
試験方法」に従った方法にて、ストログラフR引張試験
機(東洋精機製作所株式会社製)で測定して28.5g
/dの引張り強度を有していた。強度保持率は、被覆す
る前のポリエチレンマルチフィラメントヤーンの引張り
強度は30.0g/dであったので、強度保持率は95
%であった。
ることにより、非常に引張り強度の強い擬似モノフィラ
メントを提供するとともに、これを被覆することによ
り、耐磨耗性、耐候性または耐水性も優れた擬似モノフ
ィラメントを提供できる。さらに、本発明にかかる被覆
によれば、コアの高強力繊維の引張り強度を損なわずに
被覆することができる。
略示側面図を示す。
略示側面図を示す。
糸もしくはその組み糸 2 リール 3 繰り出し装置 4 予熱装置 5 押出成形機 6 クロスヘッド 7 被覆樹脂 8 減圧装置 9 ニップルホルダー 10 パイプニップル 11 ダイス 12 擬似モノフィラメント 13 冷却水槽 14 エアギャップ 15 引取装置 16 巻取装置 17 巻き取りリール
Claims (4)
- 【請求項1】 0.1g/10分以上のメルトインデッ
クスを有する合成樹脂で被覆されている高強力繊維フィ
ラメントまたはその撚り糸もしくはその組み糸からなる
擬似モノフィラメント。 - 【請求項2】 合成樹脂がパイプ式押出し方式で高強力
繊維フィラメントまたはその撚り糸もしくはその組み糸
に被覆されている請求項1に記載の擬似モノフィラメン
ト。 - 【請求項3】 強度保持率が70%以上であることを特
徴とする請求項1または2に記載の擬似モノフィラメン
ト。 - 【請求項4】 高強力繊維が超高分子量ポリエチレン繊
維またはガラス繊維である請求項1〜3に記載の擬似モ
ノフィラメント。
Priority Applications (1)
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