JP2001302523A - Ldl酸化抑制飲食品及び医薬品 - Google Patents
Ldl酸化抑制飲食品及び医薬品Info
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Abstract
デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカス O
LL 1162株(FERM P-17836)及び/又はストレプ
トコッカス・サーモフィラス、該乳酸菌含有物、その処
理物の少なくともひとつを含有してなるLDL酸化抑制
飲食品または医薬品。 【効果】該乳酸菌を用いて製造した発酵乳等飲食品また
は医薬品は、生体内LDL酸化抑制能にすぐれ、動脈硬
化症等の予防、保健、又は治療の効果が期待できる。
Description
ポタンパク質(以下、LDLという。)の酸化を防止す
る作用を有する飲食品及び医薬品に関する。即ち、本飲
食品又は医薬品を摂取することによって動脈硬化症との
因果関係が深いと考えられているLDLの酸化が抑制さ
れ、動脈硬化症の予防効果が期待される。
の血管表皮細胞下に酸化されたLDLが泡沫化されるこ
とが主要因であると考えられている。そのため、動脈硬
化症の発症の予防として、LDLの酸化を抑制する飲食
品又は医薬品を摂取することが重要と考えられる。
ンE等のラジカル消去剤、カタラーゼ、ペルオキシダー
ゼ等の酵素剤が知られているが、直接的に生体内でLD
Lの酸化を抑制するのは脂溶性であるビタミンEのみで
ある。しかし、ビタミンEの過剰摂取は副作用の問題等
が指摘され、生体内酸化防止に関しては特定の抗酸化剤
に頼るのではなく、飲食品又は医薬品として多種多様な
抗酸化成分を摂取することが望まれている。
は、乳酸菌の菌体が有効成分である抗酸化剤、即ち乳酸
桿菌の菌体及び/または菌体親水性溶媒抽出物を有効成
分とする生体内過酸化脂質抑制剤(特開平4−2640
34)、ストレプトコッカス・ラクチス・リスターの菌
体消化物から成る乳酸菌調製物(特開平3−4768)
が報告されているが、LDLの酸化を抑制する作用につ
いては動物実験での作用のみが知られている(97年度
日本農芸化学会大会要旨集)。
化症の予防の面から、生体内でのLDLの酸化を抑制す
ることが希求されている現状に鑑み、安全性、経口摂取
等の面から再度乳酸菌に着目し、乳酸菌を用いるLDL
の酸化抑制システムを新たに開発することとした。すな
わち、本発明が解決しようとする課題は、生体内のLD
L酸化抑制を目的に、既にLDL酸化抑制能を有するこ
とが知られているいラクトバチルス・デルブルッキー・
サブスピーシーズ・ブルガリカスの菌株の中からさらに
LDL酸化抑制能の高い菌株を選定すること、さらにそ
の他の乳酸菌種の中ならLDL酸化抑制能の高い菌株を
選定すること、該乳酸菌を用いて安価で日常的な摂取が
可能な飲食品及び医薬品を新たに提供することにある。
を解決するためになされたものであって、発明者らは、
まず、動物実験でLDLの酸化抑制効果が知られている
ラクトバチルス・デルブルッキー・サブスピーシーズ・
ブルガリカスの発酵乳について、その抗酸化活性を試験
管レベルで調べた。LDLの酸化抑制に関しては、ビタ
ミンEのように脂溶性物質が特に効果的であると考え、
菌体除去した発酵液(乳清)からエーテル抽出した脂溶
性画分の抗酸化作用を試験管レベルで調べた。
ピーシーズ・ブルガリカスの数菌株を試験した結果、そ
の抗酸化作用は菌株による差が大きいこと、供試菌株の
中では、ラクトバチルス・デルブルッキー・サブスピー
シーズ・ブルガリカス OLL 1162株(FERM P-1783
6)が最も強い抗酸化活性を有していることを見出した。
ついで、ラクトバチルス・デルブルッキー・サブスピー
シーズ・ブルガリカス OLL 1162株(FERM P-1783
6)の発酵乳の乳清のエーテル抽出物について、ヒトのL
DLに対する抗酸化作用を試験管レベルで調べ、その強
い抗酸化作用を確認した。さらに、1162株(FERM P-
17836)の発酵乳を用いて経口投与による動物実験を行い
LDLの酸化抑制効果を確認し、本発明を完成するに至
った。
高いラクトバチルス・デルブルッキー・サブスピーシー
ズ・ブルガリカス OLL 1162株(FERM P-1783
6)、該乳酸菌含有物、その処理物の少なくともひとつ
を含有してなるLDL酸化抑制飲食品又は医薬品に関す
るものである。
クトバチルス・デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブ
ルガリカスと共にヨーグルトのスターターとして知られ
るストレプトコッカス・サーモフィラスを用いて発酵さ
せた発酵乳についても、ラクトバチルス・デルブルッキ
ー・サブスピーシーズ・ブルガリカスと同様にLDLに
対する抗酸化作用を試験管レベルで調べた。その結果、
これまでにLDLの酸化抑制作用が知られていなかった
ストレプトコッカス・サーモフィラスの発酵乳について
も、そのエーテル抽出物にLDL酸化抑制作用を見出
し、ついに本発明を完成するに至った。
抑制能の高いストレプトコッカス・サーモフィラス、該
乳酸菌含有物、その処理物の少なくともひとつを含有し
てなるLDL酸化抑制飲食品又は医薬品に関するものあ
る。
の高いラクトバチルス・デルブルッキー・サブスピーシ
ーズ・ブルガリカス OLL 1162株(FERM P-1783
6)及びLDL酸化抑制能の高いストレプトコッカス・
サーモフィラス、該乳酸菌含有物、その処理物の少なく
ともひとつを含有してなるLDL酸化抑制飲食品又は医
薬品に関するものである。
酸菌培養物(菌体、培養上清物、培地成分を含む);乳
酸菌培養物から固形分を除去した乳酸菌培養液;乳酸菌
飲料、酸乳、ヨーグルト等乳酸菌発酵した乳酸菌発酵
乳;等が挙げられる
発酵乳の濃縮物、ペースト化物、乾燥物(噴霧乾燥物、
凍結乾燥物、真空乾燥物、ドラム乾燥物等)、液状物、
希釈物等が挙げられる。また、高度の処理物として、乳
培地で発酵した発酵乳の乳清のエーテル抽出画分が挙げ
られる。
処理物の少なくともひとつを有効成分として含有してな
るものであって健康食品としても有用である。本発明に
係る医薬品は、乳酸菌、含有物、処理物の少なくともひ
とつを有効成分として含有してなるものである。
いが、使用目的(予防、保健、又は治療)に応じて適宜
定めればよくよく、通常、0.001〜10%の範囲が
適当である。しかしながら、長期間に亘って保健上ない
し健康維持の目的で摂取する場合には、上記範囲よりも
多量に使用しても一向にさしつかえない。
り、他の食品ないし食品成分と併用したりして適宜に常
法に従って使用できる。有効成分を用いる本発明に係る
飲食品は、固体状(粉末、顆粒状その他)、ペースト
状、液状ないし懸濁状のいずれでもよく、例えば、甘味
料、酸味料、ビタミン剤その他ドリンク剤製造に常用さ
れる各種成分を用いて、健康ドリンクに製品化すること
ができる。
・デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカス
OLL 1162株(FERM P-17836)及びストレプトコッ
カス・サーモフィラス OLS 3059株(FERM P-154
87)のヨーグルト(プレーンヨーグルト、デザートヨー
グルト、ドリンクヨーグルト、フローズンヨーグルト)
を中心とした発酵乳、乳酸菌飲料、粉末食品、顆粒状食
品、ペースト状食品等として摂取することが好適であ
る。
いが、使用目的(予防、保健、又は治療)、患者の年
齢、投与方法,等に応じて適宜定めればよく、通常、
0.001〜10%の範囲が適当である。しかしなが
ら、長期間に亘って保健上ないし健康維持の目的で摂取
する場合には、上記範囲よりも少量であってもよいし、
また本有効成分は、安全性について問題がないので、上
記範囲よりも多量に使用しても一向にさしつかえない。
現にマウスを用いた10日間の急性毒性試験の結果、5
000mg/kg/日の経口投与でも死亡例は認められ
なかった。
り、賦形剤等と混合使用することができる。本有効成分
を用いる本発明に係る医薬品は、固体状(粉末、顆粒状
その他)、ペースト状、液状ないし懸濁状のいずれでも
よい。
態で投与される。その投与形態としては例えば錠剤、カ
プセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤等による経口投与
をあげることができる。これらの各種製剤は、常法に従
って主薬に賦形剤、結合剤、崩壊剤、潤沢剤、矯味剤、
懸濁剤、コーティング剤などの医薬の製剤技術分野にお
いて通常使用しうる既知の補助剤を用いて製剤化するこ
とができる。その使用量は症状、年齢、体重、投与方法
および剤形等により異なるが、通常は、成人に対して、
1日当たり、経口投与の場合には1〜1000g程度投
与すればよい。
硬化剤、LDL酸化抑制剤として乳酸菌製剤(散剤、顆
粒剤、錠剤、カプセル剤、シロップ剤等)単独で投与す
ることが可能であるが、ビタミンE、ビタミンC等の過
酸化脂質抑制剤、抗酸化剤、その他の薬剤とともに投与
してもよい。
ピージーズ・ブルガリカス数菌株を用いて、既知のラク
トバチルス・デルブルッキー・サブスピージーズ・ブル
ガリカス2038株に比して、発酵乳中の乳清のエーテ
ル抽出物の抗酸化活性の強い菌株を選択した。
ルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカスを接種
して37℃で24時間培養した。培養後、培養液を遠心
分離して得られた乳清40mlからエーテル40mlを
用いてエーテル抽出を2回行い、エーテル抽出物を濃縮
した後、50%メタノール溶液4mlとして試験試料と
した。試験菌株としては9株のラクトバチルス・デルブ
ルッキー・サブスピーシーズを用いた。
g/mlとして試験に用いた。抗酸化試験は、赤血球膜
溶液0.85mlと試験試料0.1mlを混合後、24
mMのt−ブチルヒドロペルオキシド0.05mlを添
加し、37℃で30分間保温した。保温後、トリクロロ
酢酸(2M)−塩酸(1.7M)溶液1mlと0.67
%チオバルビツール酸(TBA)溶液2mlを添加して
沸騰水中で15分間反応させた。反応後、吸光度(A5
35)を測定し、TBARS値として示した。
サブスピーシーズ・ブルガリカスの抗酸化作用の測定結
果 各ラクトバチルス・デルブルッキー・サブスピーシーズ
・ブルガリカスの菌株の抗酸化作用を図1に示す。A5
35で示したTBARS値は図1に示すように菌株によ
る差が大きかった。即ち、同じラクトバチルス・デルブ
ルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカスの菌株でも
菌株による抗酸化作用の差が大きいことが示された。特
に本発明に係るラクトバチルス・デルブルッキー・サブ
スピーシーズ・ブルガリカス OLL 1162株(FERM
P-17836)は、既知のラクトバチルス・デルブルッキー・
サブスピーシーズ・ブルガリカス2038株の2.5倍
以上の強い抗酸化活性を有していた。
ピーシーズ・ブルガリカス OLL1162株(FERM P-1
7836)及びストレプトコッカス・サーモフィラス OLS
3059株(FERM P-154876)の発酵乳の乳清のエーテル
抽出物によるLDLの酸化抑制試験をした。
ルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカス OL
L 1162株(FERM P-17836)、もしくはストレプト・
コッカス・サーモフィラス OLS 3059株(FERM P-
15487)を接種して37℃で24時間培養した。培養後、
培養液を遠心分離して得られた上清40mlからエーテ
ル40mlを用いてエーテル抽出を2回行い、エーテル
抽出物を濃縮した後、50%メタノール溶液4mlとし
て試験試料とした。
分離法によってLDLを調製した。調製したLDLはSe
phadex G-25でゲル濾過して脱EDTA処理し、Lowry法
で蛋白質濃度を測定した。その後、リン酸緩衝液(10
mM、pH7.4)を添加して蛋白質濃度0.5mg/
mlのLDL溶液として試験に用いた。
測定 調製したLDL溶液6ml、0.02mg/ml硫酸銅
溶液6ml、50mMリン酸緩衝液(pH7.4)6m
l、蒸留水3.6ml、試験試料2.4mlを混合した
後、10分毎に酸化によって生じる共役ジエンの吸収波
長A234値を測定した。
結果 測定結果を図1に示す。図1に示すように脱脂粉乳培地
に比べると、ラクトバチルス・デルブルッキー・サブス
ピーシーズ・ブルガリカス OLL 1162株(FERM P-
17836)とストレプト・コッカス・サーモフィラス OL
S 3059株(FERM P-15487)の発酵物のエーテル抽出
物はA234の値の上昇が遅れて開始する。即ち、これ
ら発酵乳の乳清のエーテル抽出物はLDLの酸化で生じ
る共役ジエンの生成を遅らせた。このことから、ラクト
バチルス・デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガ
リカスとストレプト・コッカス・サーモフィラスのLD
Lに対する直接的な抗酸化作用が認められた。
ピーシーズ・ブルガリカス OLL1162株(FERM P-1
7836)より調製した発酵乳をラットに投与しLDL抗酸
化作用を測定した。
ットの血中LDLが酸化される。そこで、ラットの飼料
中に酸化油とラクトバチルス・デルブルッキー・サブス
ピーシーズ・ブルガリカス OLS 1162株(FERM P-
17836)の発酵物を混ぜて投与することで、酸化油による
LDLの酸化に対する発酵物の効果を調べた。
ルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカス OL
L 1162株(FERM P-17836)を接種して37℃で24
時間培養した。培養後、得られた発酵乳は凍結乾燥によ
って乾燥し、粉末化(発酵粉末)してラットの飼料調製
に用いた。酸化油は大豆油を60℃で9日間保温して酸
化油(POV:91)を作成した。ラットの飼料はAI
N93Gを基準にして作成した。新鮮大豆油もしくは酸
化油は飼料に13%添加し、1162株の発酵粉末もし
くはスキムミルクは飼料に10%添加して作成した。即
ち、新鮮油−脱脂粉乳、酸化油−脱脂粉乳、新鮮油−発
酵粉末、酸化油−発酵粉末の4種類の飼料を調製した。
与終了後、ラットから採血してLDLを超遠心分離法で
調製した。LDLはTBA法でA535を測定してマロ
ンジアルデヒド量に換算したTBARS値を求めるとと
もに、Lowry法で蛋白質濃度を測定し、蛋白質1mgあた
りのTBARS値をLDLの酸化度として示した。
ットに比べて、酸化油−ラクトバチルス・デルブルッキ
ー・サブスピーシーズ・ブルガリカス OLL1162
株(FERM P-17836)発酵粉末を摂取したラットのLDLの
酸化度が低下した。即ち、酸化油を摂取することによっ
てLDLが酸化されるが、その酸化は発酵粉末を摂取す
ることによって抑制されることが確かめられた。
ピーシーズ・ブルガリカス OLL1162株(FERM P-1
7836)とストレプト・コッカス・サーモフィラス OLS
3059株(FERM P-15487)を用いてプレーンヨーグル
トの調製を行った。すなわち、ラクトバチルス・デルブ
ルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカス OLL1
162株、ストレプト・コッカス・サーモフィラス O
LS 3059株をそれぞれ10%脱脂粉乳培地に1%
宛て接種し、37℃で15時間培養してバルクスタータ
ーを調製した。95℃で5分間加熱処理したヨーグルト
ミックス(SNF:9.5%、FAT:3.0%)に、ラクト
バチルス・デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガ
リカス OLL 1162株及びとストレプト・コッカス
・サーモフィラス OLS 3059株のスターターを各
1%接種して、43℃で4時間発酵させ、ついで冷却し
製品化した。
菌した後、ホモゲナイズし、冷却した。これにスタータ
ーとしてラクトバチルス・デルブルッキー・サブスピー
シーズ・ブルガリカス OLL 1162株(FERM P-1783
6)の純培養物を2〜5%加え、37〜40℃で16時間
発酵させ、乳酸含量2%の酸乳(脱脂乳培地における培
養物)を得た。ついで、生じたカードを砕きながら、5
℃に冷却し、これを酸乳とした。別に、しょ糖15%の
ほかに適量の酸味料、香料、色素を含有する糖液を調合
し、ホモゲナイズし、70〜80℃で20〜30分間殺
菌した後、5℃に冷却し、糖液とした。このようにして
得た酸乳35に対して糖液65の割合で混合して酸乳飲
料を得た。
OLS 3059株(FERM P-15487)を10%脱脂粉乳培
地に1%接種し、37℃で15時間培養した培養物を凍
結乾燥した。この凍結乾燥物にビタミンC40gまたは
ビタミンCとクエン酸の等量混合物40g、グラニュー
糖100g、コーンスターチと乳糖の等量混合物60g
を加えて十分に混合した。混合物を袋に詰め、1袋1.
5gのステック状栄養健康食品を150袋製造した。
ピーシーズ・ブルガリカス OLL1162株(FERM P-1
7836)を10%脱脂粉乳培地に1%接種し、37℃、1
8時間静置培養を行った。培養終了後、7,000rpm、
15分間遠心分離を行い、菌体を除いた上清を得た。こ
の上清にグルタミン酸ソーダ1%(重量)を添加しpH
7に調整後、固形分40%に濃縮しついで凍結乾燥を行
った。得られた凍結乾燥物を60メッシュのフルイで粉
体化し、凍結乾燥菌末を得た。第13改正日本薬局方解
説書製剤総則「散剤」の規定に準拠し、この凍結乾燥菌
末1gにラクトース(日局)40g、バレイショデンプ
ン(日局)60gを加えて均一に混合し、散剤を製造し
た。
た。(1)ストレプト・コッカス・サーモフィラス O
LS 3059株(FERM P-15487)の脱脂粉乳培地におけ
る培養物の凍結乾燥物50g、(2)ラクトース90
g、(3)コースターチ29g、(4)ステアリン酸マ
グネシウム1g。先ず、(1)、(2)、(3)(但し
17g)を混合し、(3)(但し7g)から調製したペ
ーストとともに顆粒化した。得られた顆粒に(3)(但
し5g)と(4)を加えてよく混合し、この混合物を圧
縮錠剤機により圧縮して、1錠あたり有効成分を40m
g含有する錠剤100個を製造した。
バチルス・デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガ
リカス OLL 1162株(FERM P-17836)を接種して3
7℃で24時間培養した。培養後、培養液を遠心分離し
て得られた乳清400mlを40mlに濃縮し、これに
エーテル40mlを用いてエーテル抽出を2回行い、エ
ーテル抽出物4.5gを得た。エーテル抽出物4.5g
を大豆油10gに溶解した後、脱脂粉乳10%(重
量)、グルタミン酸ソーダ1%(重量)を含む分散媒3
00gと混合し、pH7に調整後、凍結乾燥を行った。
得られた凍結乾燥物を60メッシュのフルイで粉体化
し、凍結乾燥菌末を得た。第13改正日本薬局方解説書
製剤総則「散剤」の規定に準拠し、この凍結乾燥菌末1
gにラクトース(日局)40g、バレイショデンプン
(日局)60gを加えて均一に混合し、散剤を製造し
た。
制、さらに動脈硬化症の予防、治療を副作用を伴うこと
なく効率的に実施できる。本発明に係る組成物は、安全
性には全く問題がなく乳製品その他の各種飲食品または
医薬品の形態に自由に調製することができるので、健常
者はもとより、老齢者、病弱者、病後の人等も長期間に
亘って摂取することができる。
スピーシーズ・ブルガリカスで発酵した発酵乳の乳清の
エーテル抽出物が有する抗酸化活性の強さを示す。
シーズ・ブルガリカス OLL1162株(FERM P-1783
6)とストレプトコッカス・サーモフィラス OLS 30
59株(FERM P-15487)の発酵乳の乳清のエーテル抽出物
のLDL酸化抑制作用の強さを示す。
シーズ・ブルガリカスOLL1162株(FERM P-17836)
の発酵乳のラットへの投与によるLDL酸化抑制作用を
示す。
Claims (10)
- 【請求項1】LDL酸化抑制能の高いラクトバチルス・
デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカス O
LL 1162株(FERM P-17836)及び/又はストレプ
トコッカス・サーモフィラス、該乳酸菌含有物、その処
理物の少なくともひとつを含有してなること、を特徴と
するLDL酸化抑制飲食品。 - 【請求項2】ストレプトコッカス・サーモフィラスが、
ストレプトコッカス・サーモフィラス OLS 3059
株(FERM P-15487)であること、を特徴とする請求項1に
記載の飲食品 - 【請求項3】乳酸菌含有物が、乳酸菌懸濁液、乳酸菌培
養物、乳酸菌培養液、乳酸菌発酵乳から選ばれた少なく
ともひとつであること、を特徴とする請求項1又は2に
記載の飲食品。 - 【請求項4】処理物が、濃縮物、ペースト化物、乾燥物
(噴霧乾燥物、凍結乾燥物、真空乾燥物、ドラム乾燥物
から選ばれる少なくともひとつ)、液状物、希釈物から
選ばれる少なくともひとつであること、を特徴とする請
求項1〜3に記載の飲食品。 - 【請求項5】処理物が、該乳酸菌株を乳培地で発酵した
発酵乳の乳清のエーテル抽出画分であること、を特徴と
する請求項1〜3に記載の飲食品。 - 【請求項6】LDL酸化抑制能の高いラクトバチルス・
デルブルッキー・サブスピーシーズ・ブルガリカス O
LL 1162株(FERM P-17836)及び/又はストレプ
トコッカス・サーモフィラス、該乳酸菌含有物、その処
理物の少なくともひとつを含有してなること、を特徴と
するLDL酸化抑制医薬品。 - 【請求項7】ストレプトコッカス・サーモフィラスが、
ストレプトコッカス・サーモフィラス OLS 3059
株(FERM P-15487)であること、を特徴とする請求項6に
記載の医薬品 - 【請求項8】乳酸菌含有物が、乳酸菌懸濁液、乳酸菌培
養物、乳酸菌培養液、乳酸菌発酵乳から選ばれた少なく
ともひとつであること、を特徴とする請求項6又は7に
記載の医薬品。 - 【請求項9】処理物が、濃縮物、ペースト化物、乾燥物
(噴霧乾燥物、凍結乾燥物、真空乾燥物、ドラム乾燥物
から選ばれる少なくともひとつ)、液状物、希釈物から
選ばれる少なくともひとつであること、特徴とする請求
項6〜8に記載の医薬品。 - 【請求項10】処理物が、該乳酸菌株を乳培地で発酵し
た発酵乳の乳清のエーテル抽出画分であること、を特徴
とする請求項6〜8に記載の医薬品。
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