JP2001302018A - 用紙残量検知方法、給紙ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents
用紙残量検知方法、給紙ユニットおよび画像形成装置Info
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Abstract
あっても給紙トレイ内の昇降台に載置されている用紙の
残量を正しく検知することができる用紙残量検知方法お
よび給紙ユニットを提供する。 【解決手段】 上昇手段14により昇降台12の上昇を
行うべきタイミングにおいて、この上昇に先だって、昇
降台12に載置されている用紙2の上面2aが上限位置
にあるか否かを上限位置検知手段16により検知すると
ともに、昇降台12が下限位置にあるか否かを下限位置
検知手段17により検知する。昇降台12に載置されて
いる用紙2の上面2aが上限位置にあるか否かの検知結
果だけでなく、上昇前の昇降台12が下限位置にあるか
否かの検知結果にも基づいて、更に、必要に応じて上昇
時間計測手段15により計測された上昇時間または記憶
手段18に記憶されている用紙残量にも基づいて、昇降
台12に載置されている用紙2の残量を新たに求める。
Description
降台に載置されている用紙の残量を検知する用紙残量検
知方法、この用紙残量検知方法を採用した給紙ユニッ
ト、および、この給紙ユニットを含む画像形成装置に関
するものである。
に載置された用紙を給紙する給紙ユニットと、この給紙
ユニットより給紙された用紙に画像を形成する画像形成
ユニットとを備えている。この画像形成装置において給
紙ユニットから画像形成ユニットへ用紙を給紙していく
に従って、給紙ユニットの昇降台に載置されている用紙
の残量が減少していき、昇降台に載置されている用紙の
上面位置が次第に低くなっていき、やがては給紙ができ
なくなる。そこで、給紙ユニットは、昇降台を上昇させ
る上昇手段を有しており、昇降台に載置されている用紙
の上面位置が低くなって給紙ができなくなる前に、昇降
台に載置されている用紙の上面が上限位置に到達するま
で上昇手段により昇降台を上昇させる。
レイ内の昇降台に載置されている用紙の残量を検知する
ことが行われている。具体的には、給紙トレイが引き出
されることにより昇降台を下限位置まで下降させ、その
後に給紙トレイが挿入されると、昇降台に載置されてい
る用紙の上面が上限位置に到達するまで上昇手段により
昇降台を上昇(以下ではこの際の上昇を「初期上昇」と
いう。)させるとともに、この初期上昇に要した時間を
計測する。初期上昇に要した時間が短いほど、給紙トレ
イ内の昇降台に載置されている用紙の残量は多い。そこ
で、この計測により得られた時間に基づいて、給紙トレ
イ内の昇降台に載置されている用紙の残量を検知し、こ
の用紙残量を記憶手段に記憶する(例えば特開平10−
181944号公報を参照)。
り、昇降台に載置されている用紙の上面位置が次第に低
くなっていくときに、適時に、昇降台に載置されている
用紙の上面が上限位置に到達するまで上昇手段により昇
降台を上昇(以下ではこの際の上昇を「適時上昇」とい
う。)させるとともに、この適時上昇に要した時間を計
測する。適時上昇に要した時間は、前の初期上昇または
適時上昇の後における用紙残量の減少量を表す。そこ
で、既に記憶手段に記憶されている用紙残量から、この
計測により得られた時間に基づいて得られる用紙減少量
を差し引くことで、給紙トレイ内の昇降台に載置されて
いる用紙の残量を新たに求めて、この新たに求められた
用紙残量を記憶手段に更新記憶する。
従来の用紙残量検知方法では、昇降台に載置されている
用紙の残量を誤って検知する場合があることを、本願発
明者は見出した。
イが引き出されて、下限位置まで下降した昇降台に用紙
が殆ど満杯になるまで補給され、その後に給紙トレイが
挿入されると、昇降台の初期上昇が行われるまでもな
く、昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置に達
している場合がある。この場合、昇降台に載置されてい
る用紙の残量が略100%であると判断されるべきであ
るが、昇降台の初期上昇が行われないことから、既に記
憶手段に記憶されている用紙残量(すなわち、ユーザに
より用紙が補給される前の残量)のままであると誤って
判断される。
により昇降台の初期上昇または適時上昇の途中に給紙ユ
ニットの電源がオフとなって、その後に電源がオンにな
った際に昇降台の初期上昇が行われる場合がある。この
場合、昇降台に載置されている用紙の残量は、既に記憶
手段に記憶されている用紙残量より幾らか少ない量であ
ると判断されるべきであるが、昇降台の初期上昇が短時
間だけ行われることから、昇降台に載置されている用紙
の残量が100%に近い量であると誤って判断される。
れたものであり、従来であれば誤検知してしまうような
上記の場合であっても給紙トレイ内の昇降台に載置され
ている用紙の残量を正しく検知することができる用紙残
量検知方法、ならびに、この用紙残量検知方法を採用し
た給紙ユニットおよび画像形成装置を提供することを目
的とする。
知方法は、給紙トレイが引き出されることにより給紙ト
レイ内の昇降台を下限位置まで下降させる下降手段と、
昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置に到達す
るまで昇降台を上昇させる上昇手段と、昇降台に載置さ
れている用紙の残量を逐次に更新記憶する不揮発性の記
憶手段とを有し、昇降台に載置された用紙を給紙する装
置において、昇降台に載置されている用紙の残量を検知
する方法である。
は、昇降台の上昇を行うべきタイミングにおいて、(1)
この上昇に先だって、昇降台に載置されている用紙の上
面が上限位置にあるか否かを検知するとともに、昇降台
が下限位置にあるか否かを検知して、(2) 昇降台に載置
されている用紙の上面が上限位置にあり且つ昇降台が下
限位置にあると検知されたときには、昇降台に載置され
ている用紙の残量が略100%であるとして求め、(3)
昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にあり且
つ昇降台が下限位置にないと検知されたときには、昇降
台に載置されている用紙の残量が記憶手段に記憶されて
いる用紙残量のままであると判断し、(4)昇降台に載置
されている用紙の上面が上限位置になく且つ昇降台が下
限位置にあると検知されたときには、上昇手段により昇
降台を上昇させるとともに、この上昇に要した時間を計
測して、この上昇時間に基づいて、昇降台に載置されて
いる用紙の残量を新たに求め、(5) 昇降台に載置されて
いる用紙の上面が上限位置になく且つ昇降台が下限位置
にないと検知されたときには、上昇手段により昇降台を
上昇させるとともに、この上昇に要した時間を計測し
て、この上昇時間と記憶手段に記憶されている用紙残量
とに基づいて、昇降台に載置されている用紙の残量を新
たに求める、ことを特徴とする。
トレイ内の昇降台に載置された用紙を給紙する給紙ユニ
ットであって、(1) 給紙トレイが引き出されることによ
り昇降台を下限位置まで下降させる下降手段と、(2) 昇
降台に載置されている用紙の上面が上限位置に到達する
まで昇降台を上昇させる上昇手段と、(3) 上昇手段が昇
降台を上昇させるのに要した時間を計測する上昇時間計
測手段と、(4) 昇降台に載置されている用紙の上面が上
限位置にあるか否かを検知する上限位置検知手段と、
(5) 昇降台が下限位置にあるか否かを検知する下限位置
検知手段と、(6)昇降台の上昇を行うべきタイミングに
おいて、この上昇に先だって上限位置検知手段および下
限位置検知手段それぞれにより検知された結果を獲得し
て、この獲得した結果に基づいて、昇降台に載置されて
いる用紙の残量を検知する用紙残量演算手段と、(7) 昇
降台に載置されている用紙の残量を逐次に更新記憶する
不揮発性の記憶手段と、を備えることを特徴とする。
量演算手段は、昇降台の上昇を行うべきタイミングにお
いて、(1) この上昇に先だって上限位置検知手段および
下限位置検知手段それぞれにより検知された結果を獲得
して、(2) 昇降台に載置されている用紙の上面が上限位
置にあり且つ昇降台が下限位置にあると検知されたとき
には、昇降台に載置されている用紙の残量が略100%
であるとして求め、(3) 昇降台に載置されている用紙の
上面が上限位置にあり且つ昇降台が下限位置にないと検
知されたときには、昇降台に載置されている用紙の残量
が記憶手段に記憶されている用紙残量のままであると判
断し、(4) 昇降台に載置されている用紙の上面が上限位
置になく且つ昇降台が下限位置にあると検知されたとき
には、上昇手段により昇降台を上昇させるとともに、上
昇時間計測手段によりこの上昇に要した時間を計測させ
て、この上昇時間に基づいて、昇降台に載置されている
用紙の残量を新たに求め、(5) 昇降台に載置されている
用紙の上面が上限位置になく且つ昇降台が下限位置にな
いと検知されたときには、上昇手段により昇降台を上昇
させるとともに、上昇時間計測手段によりこの上昇に要
した時間を計測させて、この上昇時間と記憶手段に記憶
されている用紙残量とに基づいて、昇降台に載置されて
いる用紙の残量を新たに求める、ことを特徴とする。
の本発明に係る給紙ユニットと、この給紙ユニットより
給紙された用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、
を備えることを特徴とする。また、画像形成装置は、原
稿上の画像を読み取る画像読取ユニットを更に備えて、
画像形成ユニットにおいて、給紙ユニットより給紙され
た用紙に、画像読取ユニットにより読み取られた画像を
形成してもよい。
ミングにおいて、この上昇に先だって、昇降台に載置さ
れている用紙の上面が上限位置にあるか否かを検知する
とともに、昇降台が下限位置にあるか否かを検知する。
そして、昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置
にあるか否かの検知結果だけでなく、上昇前の昇降台が
下限位置にあるか否かの検知結果にも基づいて、更に、
必要に応じて上昇時間または記憶されている用紙残量に
も基づいて、昇降台に載置されている用紙の残量を新た
に求める。したがって、従来であれば誤検知してしまう
ような場合であっても、本発明によれば、給紙トレイ内
の昇降台に載置されている用紙の残量を正しく検知する
ことができる。
否かの検知は、これを直接的に検知するセンサを設ける
ことにより行ってもよいし、給紙トレイが給紙ユニット
本体から引き出された履歴の有無を検知することにより
行ってもよい。また、本願の明細書および図面におい
て、「用紙」とは、普通紙に限らず、その他の特殊紙や
OHPシートをも含む概念である。
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
のブロック図である。この画像形成装置1は、給紙ユニ
ット10、画像形成ユニット20および画像読取ユニッ
ト30を備えており、複写機を構成している。すなわ
ち、原稿に描かれた画像が画像読取ユニット30により
読み取られて、画像読取ユニット30から画像形成ユニ
ット20へ当該画像データが送られる。一方、給紙ユニ
ット10により給紙された用紙が画像形成ユニット20
へ送られる。そして、画像形成ユニット20において、
画像読取ユニット30より送られてきた画像データに基
づいて、給紙ユニット10より送られてきた用紙上に画
像が形成される。このようにして、画像読取ユニット3
0により読み取られた原稿上の画像は、給紙ユニット1
0より送られてきた用紙上に複写される。
降台12、下降手段13、上昇手段14、上昇時間計測
手段15、上限位置検知手段16、下限位置検知手段1
7、記憶手段18およびCPU(用紙残量演算手段)1
9を備えている。
に対して引き出すこと及び挿入することが可能であり、
その内部に昇降台12を有している。昇降台12は、給
紙トレイ11内にあって昇降可能であり、給紙すべき用
紙2を載置し得る。下降手段13は、給紙トレイ11が
引き出されたときに昇降台12を下限位置まで下降させ
るものである。この下降手段13による昇降台12の下
降は、駆動モータ等が用いられることなく、自重により
機械的になされるので、給紙ユニット10の電源がオフ
となっている期間であっても、給紙トレイ11が引き出
されると、昇降台12は下限位置まで下降する。
いる用紙2の上面2aが上限位置に到達するまで昇降台
12を上昇させるものである。この上昇手段13による
昇降台12の上昇は、駆動モータによりなされる。ま
た、この上昇手段13による昇降台12の上昇は、引き
出されていた給紙トレイ11が挿入されたときになされ
る初期上昇と、昇降台12に載置されている用紙2の上
面2aの位置が次第に低くなっていくときに適時になさ
れる適時上昇とが含まれる。
昇降台12を初期上昇または適時上昇させるのに要した
時間を計測するものである。上限位置検知手段16は、
昇降台12に載置されている用紙2の上面2aが上限位
置にあるか否かを検知する。下限位置検知手段17は、
昇降台12が下限位置にあるか否かを検知する。記憶手
段18は、昇降台12に載置されている用紙2の残量が
新たに求められる度に、この用紙残量を逐次に更新記憶
するものであって、不揮発性のものであり、例えば、E
EPROM(Electrically Erasable Programmable Rea
d Only Memory)、フラッシュメモリおよび磁気ディス
ク等が好適に用いられる。
は、昇降台12に載置されている用紙2の残量を演算に
より求める用紙残量演算手段として作用するものであ
る。このCPU19は、上昇時間計測手段15により計
測された昇降台12の上昇時間、上限位置検知手段16
による検知結果、下限位置検知手段17による検知結
果、および、記憶手段18に記憶されている過去の用紙
2の残量に基づいて、現在の用紙2の残量を演算する。
また、このCPU19は、給紙ユニット10の全体の動
作を制御するものであり、例えば、上昇手段13による
昇降台12の上昇を制御し、上昇時間計測手段15によ
る時間計測を制御し、また、演算により求めた現在の用
紙2の残量を記憶手段18に更新記憶させる。
0の下降手段13および上昇手段14それぞれを模式的
に説明する図である。この図では、給紙トレイ11は左
方に引き出される。同図(a)は、給紙トレイ11が給
紙ユニット10本体から引き出されている状態を示す。
同図(b)は、給紙トレイ11が給紙ユニット10本体
に挿入された直後であって初期上昇前の状態を示す。ま
た、同図(c)は、昇降台12に載置されている用紙2
の上面2aが上限位置に達している状態を示す。各図に
は、給紙トレイ11および昇降台12の他に、下降手段
13または上昇手段14を構成する要素として、駆動モ
ータ101、第1ギア102、第2ギア103、凸状部
材104、凹状部材105、ワイヤ106およびローラ
107が示されている。
御されて回転する。第1ギア102および第2ギア10
3は、駆動モータ101の回転を凸状部材104に伝達
する。第2ギア103は、一方向(昇降台12を上昇さ
せる方向)のみに回転可能である。凸状部材104は、
第2ギア103に固定されていて回転可能である。凹状
部材105は、給紙トレイ11との相対的位置関係が固
定されていて回転可能である。給紙トレイ11が挿入さ
れている状態(図2(b),(c))では、凹状部材1
05は、凸状部材104と嵌合し、凸状部材104とと
もに回転し得る。また、給紙トレイ11が引き出されて
いる状態(図2(a))では、凹状部材105と凸状部
材104との嵌合が外れる。ワイヤ106は、給紙トレ
イ11の側壁の上方に設けられたローラ107を跨い
で、一端が昇降台12に固定され、他端が凹状部材10
5に固定されており、凹状部材105の回転に従って、
凹状部材105の周囲に券回され、或いは、この券回が
解かれる。
する。すなわち、図2(a)に示すように、給紙トレイ
11が給紙ユニット10本体から引き出されると、凹状
部材105と凸状部材104との嵌合が外れる。そし
て、昇降台12は自重により下限位置まで下降する。こ
のように、下降手段13による昇降台12の下降は、駆
動モータ101等が用いられることなく、自重により機
械的になされるので、給紙ユニット10の電源がオフと
なっている期間であっても、給紙トレイ11が引き出さ
れると、昇降台12は下限位置まで下降する。
する。すなわち、図2(b)に示すように、引き出され
た状態にあった給紙トレイ11が給紙ユニット10本体
に挿入されると、凹状部材105と凸状部材104とは
嵌合する。そして、駆動モータ101が回転することに
より、その回転が第1ギア102、第2ギア103、凸
状部材104および凹状部材105に伝達されて、凹状
部材105が回転する。凹状部材105が回転すると、
ワイヤ106が凹状部材105に券回されていき、その
結果、昇降台12の初期上昇が行われる。図2(c)に
示すように、昇降台12に載置されている用紙2の上面
2aが上限位置に達したことが上限位置検知手段16に
より検知されると、駆動モータ101の回転は停止す
る。昇降台12の適時上昇も同様に行われる。なお、第
2ギア103が一方向のみに回転可能であって、凹状部
材105と凸状部材104とが嵌合しているので、駆動
モータ101の回転が停止しても、昇降台12が下降す
ることはない。
0の上限位置検知手段16および下限位置検知手段17
それぞれの1例を模式的に説明する図である。この図で
は、給紙トレイ11は手前に引き出される。同図(a)
は、昇降台12が下限位置にあって、上限位置検知手段
16が検知動作を行っていない状態を示す。同図(b)
は、昇降台12が下限位置にあって、上限位置検知手段
16が検知動作を行っている状態を示す。また、同図
(c)は、昇降台12に載置された用紙2の上面2aが
上限位置または給紙可能位置にある状態を示す。各図に
は、給紙トレイ11および昇降台12の他に、1対のフ
ィードロール111および112、ナジャーロール11
3、アクチュエータ114、トレイレベルセンサ11
5、ナジャーソレノイド116、ならびに、トレイリフ
トセンサ117が示されている。上限位置検知手段16
は、アクチュエータ114、トレイレベルセンサ115
およびナジャーソレノイド116を含む。また、下限位
置検知手段17はトレイリフトセンサ117を含む。
ならびにナジャーロール113は、給紙トレイ11の上
部に設けられており、用紙2のうち最も上にあるものを
フィードするものである。フィードロール111、ナジ
ャーロール113およびアクチュエータ114それぞれ
は、相互の相対的位置関係が固定されている。そして、
ナジャーロール113およびアクチュエータ114それ
ぞれは、フィードロール111の回転中心軸を中心にし
て移動可能となっている。
よび受光素子からなる光学センサである。このトレイレ
ベルセンサ115は、発光素子から出力された光を受光
素子が受光していることで、発光素子と受光素子との間
にアクチュエータ114がない旨を検知する(図3
(b))。一方、このトレイレベルセンサ115は、発
光素子から出力された光を受光素子が受光していないこ
とで、発光素子と受光素子との間にアクチュエータ11
4がある旨を検知する(図3(a),(c))。
いるときには、アクチュエータ114を引き寄せる(図
3(b),(c))。一方、ナジャーソレノイド116
は、通電されていないときには、トレイレベルセンサ1
15の発光素子と受光素子との間にアクチュエータ11
4を戻す(図3(a))。トレイリフトセンサ117
は、給紙トレイ11の底面内側に設けられており、昇降
台12が下限位置にあるか否かを検知する。
され動作する。すなわち、図3(a)に示すように、ナ
ジャーソレノイド116が通電されていないときには、
トレイレベルセンサ115は、発光素子と受光素子との
間にアクチュエータ114がある旨を一応は検知するこ
とができるものの、この場合には、この検知結果が正し
いとは限らない。しかし、図3(b)に示すように、5
0%程度の量の用紙2が載置されている昇降台12が下
限位置にあり、ナジャーソレノイド116が通電されて
いるときには、トレイレベルセンサ115は、発光素子
と受光素子との間にアクチュエータ114がない旨を検
知して、これにより、用紙2の上面2aが上限位置に達
していないことを検知することができる。一方、図3
(c)に示すように、昇降台12に載置されている50
%程度の量の用紙2の上面2aが上限位置にあり、ナジ
ャーソレノイド116が通電されているときには、トレ
イレベルセンサ115は、発光素子と受光素子との間に
アクチュエータ114がある旨を検知して、これによ
り、用紙2の上面2aが上限位置に達していることを検
知することができる。
され動作する。すなわち、図3(a),(b)に示すよ
うに、昇降台12が下限位置にあるときには、昇降台1
2の底面がトレイリフトセンサ117を押下している状
態にあるので、トレイリフトセンサ117は、その旨を
検知することができる。一方、図3(c)に示すよう
に、昇降台12に載置されている50%程度の量の用紙
2の上面2aが上限位置にあって、昇降台12が下限位
置にないときには、昇降台12の底面がトレイリフトセ
ンサ117を押下していない状態にあるので、トレイリ
フトセンサ117は、その旨を検知することができる。
0の下限位置検知手段17の他の例を模式的に説明する
図である。この図では、給紙トレイ11は左方に引き出
される。同図(a)は、給紙トレイ11が給紙ユニット
10本体から引き出されている状態を示す。同図(b)
は、給紙トレイ11が給紙ユニット10本体に挿入され
た直後であって初期上昇前の状態を示す。また、同図
(c)は、昇降台12に載置されている用紙2の上面2
aが上限位置に達している状態を示す。各図には、給紙
トレイ11および昇降台12の他に、下限位置検知手段
17を構成する要素として、駆動モータ101、ドライ
ブギア121、ラック122およびトレイ挿入検知セン
サ123が示されている。
同一のものであり、昇降台12を上昇させるとともに、
ドライブギア121を回転させる。ドライブギア121
は、駆動モータ101により駆動されて回転して、ラッ
ク122を挿入方向(図で右方向)に移動させる。一
方、ドライブギア121は、引出方向(図で左方向)に
は自由に回転し得る。ラック122は、給紙トレイ11
の下方にあって、給紙トレイ11が引き出されるのと同
時に引き出され、ドライブギア121により駆動されて
挿入される。
および受光素子からなる光学センサである。このトレイ
挿入検知センサ123は、発光素子から出力された光を
受光素子が受光していることで、発光素子と受光素子と
の間にラック122が挿入されていない旨を検知する
(図4(a),(b))。一方、このトレイ挿入検知セ
ンサ123は、発光素子から出力された光を受光素子が
受光していないことで、発光素子と受光素子との間にラ
ック122が挿入されている旨を検知する(図4
(c))。
のように構成され動作する。すなわち、図4(a)に示
すように、給紙トレイ11が給紙ユニット10本体から
引き出されると、昇降台12が下限位置まで下降すると
ともに、ラック122が引き出される。図4(b)に示
すように、引き出された状態にあった給紙トレイ11が
給紙ユニット10本体に挿入されても、その挿入直後
は、ラック122は引き出されたままの状態にある。ラ
ック122が引き出されて昇降台12が下限位置にある
ときには、トレイ挿入検知センサ123は、発光素子と
受光素子との間にラック122が挿入されていない旨を
検知することで、昇降台12が下限位置にあることを検
知する。そして、駆動モータ101が回転することによ
り、昇降台12の初期上昇が行われるとともに、ドライ
ブギア121が回転してラック122が挿入されてい
く。ラック122が挿入されると、トレイ挿入検知セン
サ123は、発光素子と受光素子との間にラック122
が挿入されている旨を検知することで、昇降台12が初
期上昇を行ったことを検知する。このようにトレイ挿入
検知センサ123の検知結果に基づいて、給紙トレイ1
1が給紙ユニット10本体から引き出された履歴の有
無、すなわち、昇降台12が下限位置まで下降していた
か否かを検知することができる。
(特に給紙ユニット10)の動作について説明するとと
もに、本実施形態に係る用紙残量検知方法について説明
する。図5は、本実施形態に係る給紙ユニット10の動
作および本実施形態に係る用紙残量検知方法を説明する
フローチャートである。以下に説明する動作は、昇降台
12の初期上昇または適時上昇を行うべきタイミングに
おいて、この上昇に先だって開始される。
2の上面2aが上限位置にあるか否かを上限位置検出手
段16が検知して、この検知結果をCPU19が獲得す
る(ステップS1)。具体的には、図3(b),(c)
に示すように、ナジャーソレノイド116に通電し、ナ
ジャーソレノイド116の方にアクチュエータ114を
引き寄せて、これらの挙動時間を考慮して200m秒後
にトレイレベルセンサ115による検知結果をCPU1
9が獲得する。
を下限位置検出手段17が検知して、この検知結果をC
PU19が獲得する(ステップS2)。具体的には、図
3(a)〜(c)に示すように、トレイリフトセンサ1
17による検知結果をCPU19が獲得する。或いは、
図4(a)〜(c)に示すように、トレイ挿入検知セン
サ123による検知結果をCPU19が獲得する。
されている用紙2の上面2aが上限位置にあるか否かを
判断する(ステップS3)。もし、昇降台12に載置さ
れている用紙2の上面2aが上限位置にあれば、更に、
CPU19は、昇降台12が下限位置にあるか否かを判
断する(ステップS4)。
2の上面2aが上限位置にあり、且つ、昇降台12が下
限位置にあると検知されたときには、CPU19は、昇
降台12に載置されている用紙の残量PZが略100%
であると判断して、この用紙残量PZを記憶手段18に
更新記憶させる(ステップS5)。一方、昇降台12に
載置されている用紙2の上面2aが上限位置にあり、且
つ、昇降台12が下限位置にないと検知されたときに
は、CPU19は、給紙トレイ11が引き出された履歴
が無いと判断して、昇降台12に載置されている用紙2
の残量PZが記憶手段18に記憶されている用紙残量P0
のままであると判断する(ステップS6)。ステップS
5またはS6の後、ナジャーソレノイド116への通電
を停止する。なお、これらの場合のように昇降台12に
載置されている用紙2の上面2aが上限位置にあるとい
うことは、前回の昇降台12の上昇の後に給紙トレイ1
1が引き出された履歴が無いことを意味し、或いは、給
紙トレイ11が引き出された履歴の有無に拘わらす昇降
台12に用紙2が満杯であることを意味する。
2aが上限位置にないとステップS3で判断された場合
には、CPU19は、上昇手段14に指示して、載置さ
れている用紙2の上面2aが上限位置に到達するまで昇
降台12を上昇させるとともに、上昇時間計測手段15
に指示して、この上昇に要した時間を計測させて、この
計測された上昇時間TLを獲得する(ステップS7)。
具体的には、CPU19は、駆動モータ101の回転を
開始させるとともに、上昇時間計測手段15に計時動作
を開始させて、昇降台12に載置されている用紙2の上
面2aが上限位置に到達した旨を上限位置検知手段16
が検知すると、駆動モータ101の回転を停止させると
ともに、上昇時間計測手段15に計時動作を終了させ、
ナジャーソレノイド116への通電を停止する。そし
て、CPU19は、上昇時間計測手段15により計測さ
れた上昇時間TLを獲得する。
2が下限位置にあったか否かを判断する(ステップS
8)。上昇前の昇降台12が下限位置にあった場合に
は、CPU19は、上昇手段14が昇降台12を上昇さ
せる際に上昇時間計測手段15により計測された上昇時
間TLに基づいて、昇降台12に載置されている用紙2
の残量PZ(%)を求めて、この求めた用紙残量PZを記
憶手段18に更新記憶させる(ステップS9)。具体的
には、昇降台12に載置されている用紙2の残量P
Zは、 PZ=100×(T0−TL)/T0 …(1) なる演算式で求められる。ここで、T0は、昇降台12
に用紙2が全く載置されていないときに昇降台12が下
限位置から上限位置まで上昇するのに要する時間であ
る。なお、この場合のように、上昇前に昇降台12に載
置されている用紙2の上面2aが上限位置になく、上昇
前に昇降台12が下限位置にあったということは、前回
の昇降台12の上昇の後に給紙トレイ11が引き出され
た履歴があることを意味する。
かった場合には、CPU19は、上昇手段14が昇降台
12を上昇させる際に上昇時間計測手段15により計測
された上昇時間TLと、記憶手段18に記憶されている
用紙残量P0(%)とに基づいて、昇降台12に載置さ
れている用紙の残量PZ(%)を求めて、この求めた用
紙残量PZを記憶手段18に更新記憶させる(ステップ
S10)。具体的には、昇降台12に載置されている用
紙2の残量PZは、 PZ=P0−100×TL/T0 …(2) なる演算式で求められる。なお、この場合のように、上
昇前に昇降台12に載置されている用紙2の上面2aが
上限位置になく、上昇前に昇降台12が下限位置になか
ったということは、ユーザの操作により或いは電源故障
により前回の昇降台12の初期上昇または適時上昇の途
中に給紙ユニット10の電源がオフとなっていたことを
意味する。
検知方法、給紙ユニット10または画像形成装置1によ
れば、昇降台12の初期上昇または適時上昇を行うべき
タイミングにおいて、この上昇に先だって、昇降台12
に載置されている用紙2の上面2aが上限位置にあるか
否かを上限位置検知手段16が検知するとともに、昇降
台12が下限位置にあるか否かを下限位置検知手段17
が検知する。そして、CPU19は、これらの検知の結
果に基づいて、昇降台12に載置されている用紙2の残
量を以下のようにして求めて、記憶手段18は、新たに
求められた用紙残量PZを更新記憶する。
紙2の上面2aが上限位置にあり且つ昇降台12が下限
位置にあると検知されたときには、CPU19は、昇降
台12に載置されている用紙2の残量PZが略100%
であると判断する。昇降台12に載置されている用紙2
の上面2aが上限位置にあり且つ昇降台12が下限位置
にないと検知されたときには、CPU19は、昇降台1
2に載置されている用紙2の残量PZが記憶手段18に
記憶されている用紙残量P0のままであると判断する。
2aが上限位置になく且つ昇降台12が下限位置にある
と検知されたときには、CPU19は、上昇手段14に
より昇降台12を上昇させるとともに、上昇時間計測手
段15により上昇時間TLを計測させる。そして、CP
U19は、上昇時間計測手段15により計測された上昇
時間TLに基づいて、昇降台12に載置されている用紙
2の残量PZを新たに求める。
の上面2aが上限位置になく且つ昇降台12が下限位置
にないと検知されたときには、CPU19は、上昇手段
14により昇降台12を上昇させるとともに、上昇時間
計測手段15により上昇時間TLを計測させる。そし
て、CPU19は、上昇時間計測手段15により計測さ
れた上昇時間TLと、記憶手段18に記憶されている用
紙残量P0とに基づいて、昇降台12に載置されている
用紙2の残量PZを新たに求める。
に載置されている用紙2の上面2aが上限位置にあるか
否かの検知結果だけでなく、上昇前の昇降台12が下限
位置にあるか否かの検知結果にも基づいて、昇降台12
に載置されている用紙2の残量を求める。したがって、
従来であれば誤検知してしまうような場合であっても、
本実施形態によれば、給紙トレイ11内の昇降台12に
載置されている用紙2の残量を正しく検知することがで
きる。
降台12が下限位置まで下降し、この昇降台12に用紙
2が殆ど満杯になるまで補給されて、昇降台12の初期
上昇が行われない場合であっても、昇降台12に載置さ
れている用紙2の残量は、従来のように既に記憶手段1
8に記憶されている用紙残量(すなわち、ユーザにより
用紙が補給される前の残量)のままであると誤って判断
されることはなく、本実施形態では略100%であると
正しく判断される。
ット10の電源がオフとなって、その後に電源がオンに
なった際に昇降台12の短時間の初期上昇が行われる場
合であっても、昇降台12に載置されている用紙2の残
量は、従来のように100%に近い量であると誤って判
断されることはなく、本実施形態では既に記憶手段18
に記憶されている用紙残量より幾らか少ない量であると
正しく判断される。
よれば、昇降台の上昇を行うべきタイミングにおいて、
この上昇に先だって、昇降台に載置されている用紙の上
面が上限位置にあるか否かを検知するとともに、昇降台
が下限位置にあるか否かを検知する。そして、昇降台に
載置されている用紙の上面が上限位置にあり且つ昇降台
が下限位置にあると検知されたときには、昇降台に載置
されている用紙の残量が略100%であるとして求め
る。昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にあ
り且つ昇降台が下限位置にないと検知されたときには、
昇降台に載置されている用紙の残量が記憶手段に記憶さ
れている用紙残量のままであると判断する。昇降台に載
置されている用紙の上面が上限位置になく且つ昇降台が
下限位置にあると検知されたときには、上昇手段により
昇降台を上昇させるとともに、この上昇に要した時間を
計測して、この上昇時間に基づいて、昇降台に載置され
ている用紙の残量を新たに求める。また、昇降台に載置
されている用紙の上面が上限位置になく且つ昇降台が下
限位置にないと検知されたときには、上昇手段により昇
降台を上昇させるとともに、この上昇に要した時間を計
測して、この上昇時間と記憶手段に記憶されている用紙
残量とに基づいて、昇降台に載置されている用紙の残量
を新たに求める。
うべきタイミングにおいて、この上昇に先だって、昇降
台に載置されている用紙の上面が上限位置にあるか否か
を検知するとともに、昇降台が下限位置にあるか否かを
検知する。そして、昇降台に載置されている用紙の上面
が上限位置にあるか否かの検知結果だけでなく、上昇前
の昇降台が下限位置にあるか否かの検知結果にも基づい
て、更に、必要に応じて上昇時間または記憶されている
用紙残量にも基づいて、昇降台に載置されている用紙の
残量を新たに求める。したがって、従来であれば誤検知
してしまうような場合であっても、本発明によれば、給
紙トレイ内の昇降台に載置されている用紙の残量を正し
く検知することができる。
である。
13および上昇手段14それぞれを模式的に説明する図
である。
検知手段16および下限位置検知手段17それぞれの1
例を模式的に説明する図である。
検知手段17の他の例を模式的に説明する図である。
び本実施形態に係る用紙残量検知方法を説明するフロー
チャートである。
レイ、12…昇降台、13…下降手段、14…上昇手
段、15…上昇時間計測手段、16…上限位置検知手
段、17…下限位置検知手段、18…記憶手段、19…
CPU(用紙残量演算手段)、20…画像形成ユニッ
ト、30…画像読取ユニット。
Claims (4)
- 【請求項1】 給紙トレイが引き出されることにより前
記給紙トレイ内の昇降台を下限位置まで下降させる下降
手段と、前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限
位置に到達するまで前記昇降台を上昇させる上昇手段
と、前記昇降台に載置されている用紙の残量を逐次に更
新記憶する不揮発性の記憶手段とを有し、前記昇降台に
載置された用紙を給紙する装置において、前記昇降台に
載置されている用紙の残量を検知する用紙残量検知方法
であって、 前記昇降台の上昇を行うべきタイミングにおいて、この
上昇に先だって、前記昇降台に載置されている用紙の上
面が上限位置にあるか否かを検知するとともに、前記昇
降台が下限位置にあるか否かを検知して、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にあ
り且つ前記昇降台が下限位置にあると検知されたときに
は、前記昇降台に載置されている用紙の残量が略100
%であるとして求め、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にあ
り且つ前記昇降台が下限位置にないと検知されたときに
は、前記昇降台に載置されている用紙の残量が前記記憶
手段に記憶されている用紙残量のままであると判断し、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にな
く且つ前記昇降台が下限位置にあると検知されたときに
は、前記上昇手段により前記昇降台を上昇させるととも
に、この上昇に要した時間を計測して、この上昇時間に
基づいて、前記昇降台に載置されている用紙の残量を新
たに求め、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にな
く且つ前記昇降台が下限位置にないと検知されたときに
は、前記上昇手段により前記昇降台を上昇させるととも
に、この上昇に要した時間を計測して、この上昇時間と
前記記憶手段に記憶されている用紙残量とに基づいて、
前記昇降台に載置されている用紙の残量を新たに求め
る、 ことを特徴とする用紙残量検知方法。 - 【請求項2】 給紙トレイ内の昇降台に載置された用紙
を給紙する給紙ユニットであって、 前記給紙トレイが引き出されることにより前記昇降台を
下限位置まで下降させる下降手段と、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置に到
達するまで前記昇降台を上昇させる上昇手段と、 前記上昇手段が前記昇降台を上昇させるのに要した時間
を計測する上昇時間計測手段と、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にあ
るか否かを検知する上限位置検知手段と、 前記昇降台が下限位置にあるか否かを検知する下限位置
検知手段と、 前記昇降台の上昇を行うべきタイミングにおいて、この
上昇に先だって前記上限位置検知手段および前記下限位
置検知手段それぞれにより検知された結果を獲得して、
この獲得した結果に基づいて、前記昇降台に載置されて
いる用紙の残量を検知する用紙残量演算手段と、 前記昇降台に載置されている用紙の残量を逐次に更新記
憶する不揮発性の記憶手段と、 を備えることを特徴とする給紙ユニット。 - 【請求項3】 前記用紙残量演算手段は、 前記昇降台の上昇を行うべきタイミングにおいて、この
上昇に先だって前記上限位置検知手段および前記下限位
置検知手段それぞれにより検知された結果を獲得して、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にあ
り且つ前記昇降台が下限位置にあると検知されたときに
は、前記昇降台に載置されている用紙の残量が略100
%であるとして求め、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にあ
り且つ前記昇降台が下限位置にないと検知されたときに
は、前記昇降台に載置されている用紙の残量が前記記憶
手段に記憶されている用紙残量のままであると判断し、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にな
く且つ前記昇降台が下限位置にあると検知されたときに
は、前記上昇手段により前記昇降台を上昇させるととも
に、前記上昇時間計測手段によりこの上昇に要した時間
を計測させて、この上昇時間に基づいて、前記昇降台に
載置されている用紙の残量を新たに求め、 前記昇降台に載置されている用紙の上面が上限位置にな
く且つ前記昇降台が下限位置にないと検知されたときに
は、前記上昇手段により前記昇降台を上昇させるととも
に、前記上昇時間計測手段によりこの上昇に要した時間
を計測させて、この上昇時間と前記記憶手段に記憶され
ている用紙残量とに基づいて、前記昇降台に載置されて
いる用紙の残量を新たに求める、 ことを特徴とする請求項2記載の給紙ユニット。 - 【請求項4】 請求項2記載の給紙ユニットと、この給
紙ユニットより給紙された用紙に画像を形成する画像形
成ユニットと、を備えることを特徴とする画像形成装
置。
Priority Applications (1)
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JP2000113729A JP3823682B2 (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | 用紙残量検知方法、給紙ユニットおよび画像形成装置 |
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Publications (2)
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- 2000-04-14 JP JP2000113729A patent/JP3823682B2/ja not_active Expired - Fee Related
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