JP2001298620A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001298620A JP2000180327A JP2000180327A JP2001298620A JP 2001298620 A JP2001298620 A JP 2001298620A JP 2000180327 A JP2000180327 A JP 2000180327A JP 2000180327 A JP2000180327 A JP 2000180327A JP 2001298620 A JP2001298620 A JP 2001298620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多値画像データを簡単な構成でかつ無用なス
ムージング処理によるエラーが発生することなくスムー
ジング処理する。 【解決手段】 2値化処理部1は多値画像データを閾値
データ1aと比較して画素毎に2値化し、テンプレート
・マッチング処理部2は注目画素を含む画素データ群の
2値化データとスムージング処理対象のテンプレート・
データ3aと比較し、スムージング処理部4はテンプレ
ート・マッチング処理部2の比較結果に基づいて2値化
データをスムージング・データ4aに基づいてスムージ
ング処理を行う。データセレクタ5は「画像毎のスムー
ジング禁止」と「画素毎のスムージング禁止」がレジス
タ6に設定されている場合には多値の入力画像データを
選択し、「画像毎のスムージング禁止」、「画素毎のス
ムージング禁止」が設定されてない場合にはスムージン
グ処理部4のスムージング処理画像を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値エンジンを有
するプリンタ装置、ファクシミリ装置、光ファイリング
装置、電子ソーティング装置等においてジャギーを除去
するスムージング処理を行う画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、FAX機能付きデジタル複写機等
の画像出力装置として、多値のエンジン部と多値構成可
能なフレームメモリ部を持ち、オプションによって1b
it/dot、2bit/dot、8bit/dotの
画像出力を行うことができるように構成されたものが知
られている。
【0003】図7は1つの従来例を示す2値画像スムー
ジング処理回路のブロック図である。図7において、2
値画像スムージング処理回路は、ラインバッファ10
0、テンプレートマッチング処理部200、スムージン
グ処理部300および分割・平滑化処理部400から構
成されている。ラインバッファ100は入力となる2値
画像の複数ライン分を格納するためのメモリであり、注
目画素を中心画素とするn(dot)×m(line)
の画素データ群をテンプレート・マッチング処理部20
0へ転送する。テンプレート・マッチング処理部200
は、これらの画素デ―タ群をあらかじめ蓄えられたスム
ージング対象のテンプレート・データと比較し、その比
較結果をスムージング処理部300へ転送する。スムー
ジング処理部300はその比較結果に基づいて、スムー
ジング処理対象のテンプレートと一致する注目画素をj
(dot)×k(dot)の拡大スムージング画素へ変
換し、続く分割・平滑化処理部400はスムージング処
理部300により変換されたj(dot)×k(do
t)の拡大スムージング画素に対して、拡大率に応じて
分割・平滑化処理を旋すことにより、多値スムージング
処理されたデータに変換する。
【0004】また、入力される2値画像データに対し
て、絵柄部など階調表現が必要な領域に関しては、ディ
ザ処理や誤差拡散処理などの階調処理を施したデータを
画像データ出力として、最終的に印刷処理を行うプリン
タエンジンへ送られるのが一般的である。一方、文字部
においては、認識率の向上を図る意味からもシャープで
ある必要があるため、階調処理を行わずにプリンタエン
ジンに画像データが出力される。これらの処理は、コン
トローラ内部でラスターイメージ展開処理する際に施さ
れる。
【0005】図7は2値画像の多値スムージング処理回
路であるが、多値画像に対応するためには例えば図8に
示すように多値画像を複数ライン分格納するためのライ
ンバッファ部101と多値のテンプレート・マッチング
処理部201とを用意し、多値画像に対する多値スムー
ジング処理を実現する方法が知られている。
【0006】しかしながら、このような構成では、ライ
ンバッファ部101およびテンプレート・マッチング処
理部201の容量が、多値のビツト数分増大する欠点が
ある。そこで、以下の点に注目して、多値画像の多値ス
ムージング処理を実現する他の従来例として図9に示す
回路600が知られている。ここで、多値画像といって
も、ジャギーが目立つ位置は濃度値がフル(8ビットの
場合「255」)で印字されているので、この他の従来
例では図9に示すように、図7に示す構成に対して、入
力された多値画像が濃度値フルであるかどうかを判定す
るための判定ブロック110がラインバッファ100の
前段に設けられ、分割・平滑化処理部400の後段に入
力画像データと分割・平滑化処理部400の出力データ
のいずれかを選択するセレクタ500が設けられてい
る。
【0007】判定ブロック110では、例えば図10
(a)に示すように「フル濃度画素」、「50%濃度画
素」、「0濃度画素」により構成される多値画像に対し
て、図10(b)のように「フル濃度画素」だけを真値
=1として、ラインバッファ100へ渡す。テンプレー
ト・マッチング処理部200ではその画素だけにテンプ
レートマッチング処理し、処理された画素はスムージン
グ処理部300、分割・平滑処理部400で2値用多値
スムージング処理が施される。セレクタ500では、こ
の変換画素のみを選択する。一方、判定ブロックで
「1」とされなかった「50%濃度画素」、「0濃度画
素」などはそのままセレクタ500により選択される。
【0008】なお、これらのスムージング処理に関して
は、例えば特開平9−130628号公報や特開平9−
102870号公報に記載の発明などが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記他の従
来例では、多値画像であっても文字、線画像にはギザギ
ザが存在するので、1bit/dotの2値画像に対し
てのみ多値スムージング処理を施しても、多値画像のス
ムージング処理は行われないことになる。そのため、結
局、前記文字画像や線画像にはギザギザが残ったままに
なるという問題がある。
【0010】一方、多値のカラー画像を出力する場合に
は、例えばイメージ(写真など)部および文字部が混在
した画像を出力する場合が多い。また、1枚の画像全体
に対して同一のスムージング処理を施すと、イメージ部
に対してもテンプレート・データと一致するデータ配列
があった場合は、文字部と同じ処理がされることにな
り、イメージ部の階調を損なうだけでなく原データに無
い疑似輪郭を生じさせることもある。データによって
は、黒文字のみにスムージングを掛けたい場合や、色に
よってスムージング処理の強さを変更したい場合もあ
る。
【0011】本発明は前記従来例の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その第1の目的は多値画像データを簡単な
構成でかつ無用なスムージング処理によるエラーが発生
することなくスムージング処理することができる画像形
成装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、スムージン
グ処理を施すことによる階調不良の発生を防止すること
ができる画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、入力された多値画像データを閾値デ
ータと比較して2値化する2値化手段と、前記2値化手
段により2値化された、注目画素を含む画素データ群の
2値化データをスムージング処理対象のテンプレート・
データと比較してスムージング処理の対象か否かを判定
する比較手段と、前記2値化されたデータをスムージン
グ・データに基づいてスムージング処理するスムージン
グ処理手段と、前記比較手段の判定結果に基づき、スム
ージング処理されたデータあるいは入力された多値画像
データのいずれかを選択する選択手段とを有する画像形
成装置において、画像出力毎にスムージング処理を施す
か否かを設定する第1の設定手段と、画素毎にスムージ
ング処理を施すか否かを設定する第2の設定手段とを設
けたことを特徴とする。
【0014】第2の手段は、入力された2値画像データ
を変換データに基づいて(画素毎に)2値から多値へ変
換する多値化手段と、注目画素を含む画像データ群の2
値画像データをスムージング処理対象のテンプレート・
データと比較してスムージング処理の対象か否かを判定
する比較手段と、入力された2値画像データをスムージ
ング・データに基づいてスムージング処理するスムージ
ング処理手段と、前記比較手段の判定結果に基づき、ス
ムージング処理されたデータあるいは2値から多値へ変
換されたデータのいずれかを選択する選択手段とを有す
る画像形成装置において、画像出力毎にスムージング処
理を施すか否かを設定する第1の設定手段と、画素毎に
スムージング処理を施すか否かを設定する第2の設定手
段とを設けことを特徴とする。
【0015】第3の手段は、入力された多値画像データ
を閾値データと比較して(画素毎に)2値化する2値化
手段と、入力された2値画像データを変換データに基づ
いて画素毎に2値から多値へ変換する多値化手段と、前
記2値化手段により2値化された、注目画素を含む画素
データ群の2値化データをスムージング処理対象のテン
プレート・データと比較してスムージング処理の対象か
否かを判定する比較手段と、前記2値化されたデータを
スムージング・データに基づいてスムージング処理する
スムージング処理手段と、前記比較手段の判定結果に基
づき、スムージング処理されたデータあるいは多値画像
データのいずれかを選択する選択手段とを備えた画像形
成装置において、画像出力毎にスムージング処理を施す
か否かを設定する第1の設定手段と、画素毎にスムージ
ング処理を施すか否かを設定する第2の設定手段とを設
けたことを特徴とする。
【0016】第4の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて、前記第2の設定手段による画素毎のスムージング
処理は、前記第1の設定手段により画像出力毎にスムー
ジング処理を施すことが設定されている場合にのみ禁止
できるようにしたことを特徴とする。
【0017】第5の手段は、第1または第3の手段にお
いて、前記2値化手段の閾値データをそれぞれ外部から
設定できるようにしたことを特徴とする。
【0018】第6の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて、前記比較手段のテンプレート・データを外部から
設定できるようにしたことを特徴とする。
【0019】第7の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて、前記スムージング処理手段のスムージング・デー
タを外部から設定できるようにしたことを特徴とする。
【0020】第8の手段は、第1または第3の手段にお
いて、前記入力される多値画像データがカラー画像デー
タの場合、前記第1の設定手段はカラー画像データの色
毎にスムージング処理を施すか否かを設定できるように
したことを特徴とする。
【0021】第9の手段は、第2または第3の手段にお
いて、前記入力される2値画像データはカラー画像デー
タであって、前記第1の設定手段はカラー画像データの
色毎にスムージング処理を施すか否かを設定できるよう
にしたことを特徴とする。
【0022】第10の手段は、第8または第9の手段に
おいて、前記第2の設定手段による画素毎のスムージン
グ処理は、前記第1の設定手段によりカラー画像データ
の色毎にスムージング処理を施すことが設定されている
場合にのみ禁止できるようにしたことを特徴とする。
【0023】第11、第12、および第13の手段は、
第8ないし第10の手段において、前記カラー画像デー
タの色毎にそれぞれ前記2値化手段の閾値データ、前記
比較手段のテンプレート・データ、および前記スムージ
ング処理手段のスムージング・データを設定できるよう
にしたことを特徴とする。
【0024】第14の手段は、第13の手段において、
前記スムージング・データを設定する手段は、色毎にテ
ーブルを有し、各色毎にテーブルを切り替えてスムージ
ング・データを設定することができるようにしたことを
特徴とする。
【0025】第15の手段は、第1ないし第3の手段に
おいて、前記スムージング処理手段によってスムージン
グ処理された画像データに対してγ変換データに基づい
てγ変換するγ変換手段をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0026】第16の手段は、第15の手段において、
前記γ変換データを外部から設定できるようにしたこと
を特徴する。
【0027】第17の手段は、第16の手段において、
前記γ変換データを設定する手段は色毎にγ変換データ
を設定することを特徴とする。
【0028】第18の手段は、第1または第3の手段に
おいて、前記閾値データ、テンプレート・データ、およ
びスムージング・データを格納するレジスタを備えてい
ることを特徴とする。
【0029】第19の手段は、第2または第3の手段に
おいて、前記変換データ、テンプレート・データ、およ
びスムージング・データを格納するレジスタを備えてい
ることを特徴とする。
【0030】第20の手段は、第18または第19の手
段において、前記第1の設定手段の設定データを前記レ
ジスタに格納したことを特徴とする。
【0031】第21の手段は、第20の手段において、
前記第2の設定手段の設定データをレジスタに格納した
ことを特徴とする。
【0032】第22の手段は、第1、2、3および20
の手段において、前記第1の設定手段の設定を外部から
行うことができるようにしたことを特徴とする。
【0033】第23の手段は、第1、2、3および21
の手段において、前記第2の設定手段の設定を外部から
行うことができるようにしたことを特徴とする。
【0034】第24の手段は、第1ないし第3の手段に
おいて、第2の設定手段によるスムージング処理後の出
力に対する画素毎にスムージング処理を施すか否かの設
定は、ディザ処理等が行われたか否かに応じて行うこと
ができるようにしたことを特徴とする。
【0035】これらの手段によれば、第1の設定手段に
よって、画像データの文字部(キャラクタデータ)入力
や絵柄部(イメージデータ)入力に応じて選択を行い、
スムージング処理後の出力を選択する設定により、ま
た、第2の設定手段によって、1枚の画像出力内でも画
素毎に、絵柄部領域か文字部領域かによりスムージング
処理後の出力を選択する設定により、絵柄の画像出力の
場合にスムージング処理が施されることを防止し、絵柄
部での階調不良の発生を防止できる。その際、入力画像
が多値画像データであれば、第1または第3の手段で、
2値画像データであれば第2または第3の手段で前記処
理が実行できる。
【0036】また、画像データの画像出力(ページ)毎
のスムージング処理後の出力を選択するか否かの第1の
設定手段の設定を外部から変更することが可能となり、
画像データの画素毎のスムージング処理後の出力を選択
するか否かの第2の設定手段の設定も外部から変更でき
る。また、閾値データ、変換データ、テンプレート・デ
ータ、スムージング・データを格納するレジスタを備
え、このレジスタに第1の設定手段の機能を持たせるよ
うに構成すると、変換データ、テンプレート・データ、
スムージング・データと共に第1の設定手段の設定を格
納して、スムージング処理後の出力を選択する制御用の
信号線を設けることなくスムージング処理後の選択を実
行することができる。
【0037】また、第1の設定手段によりスムージング
処理後の出力を選択する設定のときに限り、第2の設定
手段による入力される画像データの画素毎のスムージン
グ処理後の出力を選択するか否かが設定でき、第2の設
定手段により、入力される画像データのディザ処理が行
われたか否かによりスムージング処理後の出力を選択す
るか否かを設定できるので、これにより、1枚の画像出
力内でも、入力される画像データに施されたディザ処理
に応じて、スムージング処理後の出力を選択して絵柄部
領域ではスムージング処理後の出力を選択せず階調不良
を回避すると共に、文字部領域ではスムージング処理後
の出力を選択することにより、ジャギーの無い高品質の
出力画像を得ることができる。
【0038】また、多値変換手段を設けることにより、
所望の濃度やプリンタエンジンの状況などに応じて、2
値から多値への変換データの設定を変更することによ
り、出力する画像濃度を変更して最適な画像出力濃度の
設定が可能となる。
【0039】さらに、画像データの種類によってテンプ
レート・データを切り替えることにより、スムージング
処理の対象文字の抽出レベルを変更でき、入力画像に対
して最適な文字抽出レベルが設定できる。そこで、画像
データの種類によってスムージング・データを切り替え
れば、スムージング処理の対象画素に対する最適な補間
データを設定することができる。
【0040】なお、以下の実施形態において、2値化手
段は2値化処理部1に、比較手段はテンプレート・マッ
チング処理部3に、スムージング処理手段はスムージン
グ処理部4に、選択手段はデータセレクタ5にそれぞれ
対応する。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の実施形態にお
いて同一の機能を奏する各部には同一の参照符号を付
し、重複する説明は適宜省略する。
【0042】<第1の実施形態>図1は本発明の第1の
実施形態に係る画像形成装置のエンジン部のスムージン
グ処理に関係する部分の構成を示すブロック図、図2は
その変形例を示すブロック図である。
【0043】図1に示す実施形態では、スムージング処
理に関係する部分は2値化手段1、ラインバッファ2、
テンプレートマッチング処理部3、スムージング処理部
4、データセレクタ部5およびレジスタ6から構成され
ている。この構成では、画像毎及び画素毎にスムージン
グを施す(許可=ON)か否か(禁止=OFF)を示す
データが画像データ入力前に予め内部のレジスタ6に設
定される。データセレクタ5は「画像毎のスムージング
禁止(OFF)」と「画素毎のスムージング禁止(OF
F)」がレジスタ6に設定されている場合には多値の入
力画像データ7を選択し、他の場合にはスムージング処
理部4のスムージング処理画像データ8を選択するよう
に構成されている。
【0044】また、図2に示す変形例では、画像データ
とともに画素毎にスムージングを施すか否かを示す設定
データが図示しない第2の設定手段からデータセレクタ
5に入力される。そして、データセレクタ5は画像デー
タとともに入力されるこの設定データに応じて、図1の
実施形態と同じように選択処理を行う。
【0045】図1に示す構成は,1面あるいは、1つの
色に亘ってスムージングのON/OFFを設定する場合
のように、比較的遅いスムージング切り替えを行う場合
に有利である。その理由は、専用のスムージングON/
OFF信号線を必要とせず、この信号線は閾値データ1
aのテーブル生成等に使うレジスタ6に対するアドレス
・データ線と共用できるからである。これに対し、図2
に示す構成は、ドットレートでスムージングON/OF
Fを切り換えることができるというメリットはあるが、
専用のスムージングON/OFF信号線を必要とする。
【0046】図1、図2に示す構成では、第1の設定手
段としてあるページ(画像)にはスムージング処理を施
すようにレジスタ6に設定しておき、第2の設定手段と
して画素毎のスムージング処理を禁止するように設定し
ておくことにより、専用の第2の設定信号を持たない安
価なコントローラにも対応することができる。また、2
値化処理部1の閾値データ1a、テンプレート・マッチ
ング処理部3のテンプレート・データ3a、スムージン
グ処理部4のスムージング・データ4aは、固定値にせ
ず、書き換え可能なテーブルで構成する。なお、図1に
示す例では、第2の設定手段としてレジスタ6にスムー
ジング処理を禁止することが設定されている。したがっ
て、この図1の例では、第1および第2の設定手段には
レジスタ6が対応する。なお、第1および第2の設定手
段からの出力(設定)信号を図ではそれぞれ符号10
a,10bで示す。
【0047】図1、図2を参照して本発明の実施形態に
ついて説明する。通常、カラー画像は、Yellow、Magend
a、Cyan、Blackの4プレーンで構成されているので、多
値用多値スムージング処理はこれらの各色毎に施せばよ
い。また、スムージング(ジャギー補正)の対象となる
のは,主に高い濃度レベルのデータであるため、文字・
線分を抽出するために多値(例えば8bit)の入力画
像データ7が2値化処理部1で2値化される。このと
き、多値画像データは外部から設定可能な閾値データ1
aと比較され、閾値よりも大きい画素データが抽出され
る。
【0048】ここで2値化されたデータはラインバッフ
ァ2に蓄えられ、次いでテンプレート・マッチング処理
部3で注目画素の周囲のn(dot)×m(line)
の画素データ群がスムージングの対象か否かが判定され
る。テンプレート・マッチング処理部3の判定結果9は
スムージング処理部4(及びデータセレクタ5)に送ら
れ、スムージング処理部4では、スムージング対象とな
った画素データがスムージング・データ4aに基づい
て、補間・修正された多値のデータに置き換えられてデ
ータ・セレクタ5に送られる。
【0049】データ・セレクタ5には、この補間・修正
された多値データ8と画像データの元データ7が入力さ
れ、「画像毎のスムージング禁止」と「画素毎のスムー
ジング禁止」が設定されていない場合であって、テンプ
レート・マッチング処理部3により注目画素がスムージ
ング対象と判定された場合に、データ・セレクタ5から
は、スムージング処理された多値画素データ8が選択的
に出力される。また、テンプレート・マッチング処理部
3で注目画素がスムージング対象外と判定された場合、
データ・セレクタ5からは元の多値画素データ7が選択
的に出力され、このようにして、注目画素がスムージン
グ対象か否かで、多値画像データが選択的に出力され
る。
【0050】なお、プリンタエンジンのγ特性や、入力
される多値画像データの種類によっては、スムージング
対象となる画素の抽出レベルを自動的に、あるいはユー
ザが変更することによって、より滑らかな(低ジャギー
の)画像出力を得ることができる場合がある。例えば白
黒プリンタの場合、特にFAXの場合、閾値データ1a
を変更して文字部の抽出レベルを変えることによって、
より良い画像出力(文字画像)を得ることができる場合
がある。
【0051】また、カラー画像データの場合、黒データ
に対しては閾値データ1aを低くして黒文字の抽出をし
やすくするのに対して、他の色は閾値データを高く(例
えば8bitの多値画像データの入力に対して閾値デー
タをFF(H)のように)することによって、スムージ
ング処理によるイメージ画像へのエラーを低減して色化
けなどを低減することができる。
【0052】さらに、前記のように閾値データを色毎に
変えても、エラーを完全になくすことができないが、カ
ラー画像データの場合、スムージング対象として注目し
ているのは文字であって、他のイメージの領域にはスム
ージング処理を施したくない場合が多い。また、この場
合には文字色は黒である場合が多いことから、黒の画像
データが入力されるときのみスムージング処理部4の結
果を有効としてデータ・セレクタ5により選択し、その
他の色の画像データ入力時には、常にデータ・セレクタ
5の選択出力を入力画像データに設定することにより、
イメージ画像に対するスムージングエラーによる画像の
不具合を低減することもできる。
【0053】また、イメージデータなどのように、入力
された多値画像データに対してディザ処理や面積階調処
理が施されている場合がある。この場合には、テンプレ
ートマッチング処理部3のテンプレート・データ3aを
通常の画像データ入力(ディザ処理や面積階調処理が施
されていない場合)の場合と切り替えることにより、階
調処理されたデータに対してもスムージング対象の抽出
を最適化することができる。カラー画像の場合は、色毎
に階調処理を変えている場合が多いので、前記テンプレ
ート・データ3aとして色毎に最適化されたデータを使
えばよい。その際、テンプレートデータ3aと同時にス
ムージング・データ4aを最適化することにより、より
検出度が高く、滑らかな文字出力を実現することができ
る。
【0054】図1に示す構成では,色信号をレジスタ6
に入力し、色によってスムージングの是非、すなわちO
N/OFFを切り替えることができる。これに対し、図
2に示す構成では、色切り替え時より早い周期でスムー
ジングのON/OFFを実現することができる。図2の
例では、第1の設定手段で画像毎のスムージング処理を
設定した場合、画像データレートで入力可能なように、
スムージング禁止(OFF)の信号入力(第2の設定手
段)を独立させている。このように構成すると、例えば
黒データ入力時でも、文字データ画像の領域では「スム
ージングON」、イメージデータ画像の領域では第2の
設定手段で「スムージング禁止(OFF)」を設定する
ことができ、画像のイメージ部のスムージングエラーを
防止することができる。なお、図2の例では、第2の設
定手段は外部(例えばコントローラ)からの入力によっ
て設定されるが、図1の例のようにレジスタ6に設定し
ておき、図3に示すようにアンドゲート23を設け、第
2の設定手段の設定信号(スムージング禁止信号)と外
部(例えばコントローラ)からの設定信号のアンドをと
って、コントローラからスムージング禁止信号が入力さ
れたとき、レジスタ6から第2の設定手段の設定信号が
有効になるようにしてが画素毎のスムージングを禁止す
ることもできる。また、レジスタ6における第1の設定
手段の設定も外部(例えばコントローラ)から変更する
ことができる。
【0055】テーブルとして参照されるスムージング・
データ4aは、1つのテーブルを使って色毎にデータを
書き換えるようにすることができる。この場合、テーブ
ルのサイズは小さくて済むが、色切り替えの間にテーブ
ルのデータを書き換える必要があり、高速出力プリンタ
には向かない。これに対し、Y,M,C,K各色別にテ
ーブルを設け、色信号に応じて切り替えるようにするこ
ともできる。この場合、テーブルのサイズは大きくなる
が、色切り替えの短時間の間にテーブルを書き換える必
要がなくなるので、作像速度に制約を与えることはな
い。色毎にテーブルを切り替えるメリットは、他のテー
ブルにおいても同様である。なお、テーブル書き換えを
装置の電源投入後の立ち上げ時にコントローラからの指
令により行うようにすれば、実質的な待ち時間はなくな
る。
【0056】この実施形態では、スムージング処理部4
でスムージング処理された画像データがデータ・セレク
タ5にそのまま入力されるようになっている。しかし、
色補正を考えて図4に示すようにスムージング処理部4
の後段に前述のプリンタエンジンのγ特性を補正するた
めのγテーブル22を設け、スムージング処理した画像
データにγ補正をかけてデータ・セレクタ5に入力する
するように構成することもできる。この場合、γテーブ
ル22は固定されたものではなく、入力される画像の色
や画像データの特性、さらにはプリンタエンジンの特性
に応じてレジスタ6から書き換えることができるように
しておく。これによってさらに精度のよい補正が可能に
なる。
【0057】<第2の実施形態>次いで、図面を参照し
て本発明の第2の実施形態について説明する。
【0058】図5は本実施形態における画像形成装置の
エンジン部のスムージング処理を行う部分の構成を示す
ブロック図である。図5に示す実施形態では、スムージ
ング処理を行う部分は2値多値変換部11、ラインバッ
ファ2、テンプレートマッチング処理部3、スムージン
グ処理部4、データセレクタ部5およびレジスタ6から
構成されている。この構成では、入力される2値の画像
データを印刷出力する多値階調の出力可能なプリントエ
ンジンに合わせ、変換データに応じた多値の画像データ
に変換する2値多値変換部11で中間調データの補間を
行い多値データの作成を行う。
【0059】この2値多値変換部11で多値化される画
像データは、2値データの場合“0”あるいは“1”の
1ビットデータであるが、例えば、8ビット出力可能
(1ドット256階調多値出力可能)なプリンタエンジ
ンに出力する場合、“00”から“FF”までの8ビッ
トデータに変換する必要がある。入力の“1”をプリン
タエンジンの出力濃度に応じて、あるいは、ユーザの希
望する濃度に応じて“FF”あるいは“F0”などに変
換する。その際、2値多値変換部11に備えられている
2値から多値への変換データ11aに応じて2値多値変
換が行われる。なお、このような2値多値変換は例えば
特開平8−223229号公報に開示されているよう
に、信号処理の分野では一般に行われている技術である
ので、ここでは詳細についての説明は省略する。また、
2値の画像データにはカラー画像データも含まれるの
で、特に説明しないが、入力される画像データが2値の
カラー画像データの場合にも色毎の格段の処理が行われ
る。
【0060】入力された2値画像データは、このように
2値多値変換部11に入力され、同時にラインバッファ
2に入力される。ラインバッファ2では、注目画素の周
囲のn(dot)×m(line)からなるデータ群を
切り出し、この切り出されたデータ群がテンプレート・
マッチング処理部3でテンプレート・データ3aと比較
され、スムージング処理の対象となるか否かが判定され
る。テンプレート・マッチング処理部3の判定結果はス
ムージング処理部4(およびデータセレクタ5)に送ら
れ、スムージング処理部4では、スムージング処理の対
象となった画素をスムージング・データ4aに基づいて
補間・修正し、スムージング処理された多値データが作
成される。
【0061】データセレクタ5はラインバッファ2に記
憶された部分がスムージング処理の対象であるかどうか
というテンプレート・マッチング処理部3の判定結果に
よって、スムージング処理を施した多値データあるいは
スムージング処理を施していない多値データの何れかを
選択する。このように注目画素がスムージング処理の対
象か否かにより、多値の画像データの何れかが選択され
てプリンタエンジンへ送られる。
【0062】一方、スムージング処理を画像データに施
した出力を選択するか否かはレジスタ6内に設定された
第1の設定手段により設定される。この第1の設定手段
からデータセレクタ5に入力される信号10aによって
画像データに対するテンプレート・マッチング処理部3
の判定結果から選択手段5において選択されるスムージ
ング処理を施した多値データの出力か、2値多値変換部
11からの多値データの出力が切り換えられる。この第
1の設定手段により画像データ毎にスムージング処理後
の出力を選択するか否かを設定することで、1画面毎に
スムージング処理後の出力のON/OFFを行うことが
できる。
【0063】また、この実施形態では、前記の変換デー
タ11a、テンプレート・データ3a、スムージング・
データ4aを格納するレジスタ6により、画像形成装置
のコントローラから各データの設定内容の変更や設定等
を可能としている。これにより、所望の濃度やプリント
エンジンの状況に応じて2値多値変換を行う変換データ
11aの変更により最適な画像出力濃度を設定でき、ま
た、テンプレート・データ3aの変更によりスムージン
グ処理の対象となる文字の抽出レベルを変更し、最適な
抽出レベルを設定でき、また、スムージング・データ4
aの変更によりスムージング処理の対象画素に最適な補
間データの設定を最適な状態とすることができる。
【0064】なお、この実施形態では、変換データ、テ
ンプレート・データ、スムージング・データをレジスタ
6に格納するように構成しているが、前記の各データを
用いる2値多値変換部11、テンプレート・マッチング
処理部3、スムージング処理部4に格納するようにして
も良い。
【0065】この実施形態では、レジスタ6に設定を格
納する第1の設定手段を設けることにより、画像データ
に適した変換データ11a、テンプレート・データ3
a、スムージング・データ4a等の設定変更に併せてス
ムージング処理後の出力を選択する設定も併せて行うこ
とができる。さらに、画像形成装置の各設定の変換デー
タ11a、テンプレート・データ3a、スムージング・
データ4a等の変更を行う際に用いるアドレス/データ
バスと共用することができると共に、画像形成装置に専
用のスムージング処理のON/OFF制御用の信号線を
設けることなくスムージング処理を選択して実行するこ
とができる。なお、各設定のデータと同様に、第1の設
定手段における設定を前記レジスタ6でなくデータセレ
クタ5に格納して、入力される1画面毎に応じた設定を
行うこともできる。
【0066】第2の設定手段は入力される画像データの
画素毎にスムージング処理を施すか否かを設定し、この
設定によってスムージング処理が施された多値データを
出力するか否かをセレクタにより選択する。この第2の
設定手段からの出力信号(オン/オフ信号)を10bで
示す。これによって、1画面内に文字部と絵柄部とが混
在するような場合であってもスムージング処理を必要と
する文字部の領域のみに処理を施した出力をすることが
できる。この第2の設定手段によるスムージング処理後
の出力に対する画素毎にスムージング処理を施すか否か
の設定は、例えば、絵柄部を有する画像データに対して
ディザ処理等が行われたか否かに応じて行われる。つま
り、このような場合には、ディザ処理等により濃度値の
変更がされていない、スムージング処理を必要とする文
字部にのみに処理を施した画像データを出力する。
【0067】この第2の実施形態では、前記第2の設定
手段の設定を第1の設定手段がスムージング処理後の出
力を選択する設定の時に限り、第2の設定手段の設定を
有効とすることで、必要とするスムージング処理を細か
く設定できる。例えば、絵柄部と文字部との混在するよ
うな画像データにおいても、適切なスムージング処理を
行うことができ、さらに、絵柄部の画像データに対して
処理を施すことがなく、階調不良の発生を防ぐことがで
きる。また、このような構成とすることで、第2の設定
手段のような制御信号を持っていない安価のコントロー
ラにおいても対応するスムージング処理を行う画像形成
装置を実現することができる。
【0068】このような構成のスムージング処理を行う
画像形成装置として、複数色の作像システムを備え、複
数色の各画像を転写紙に順次重ねることによりカラー画
像を得るカラーのプリンタエンジンを有する画像形成装
置に拡張して考えると、通常、カラーの画像形成装置
は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4プレー
ンのフレームメモリを持っている。スムージング処理と
しては、これらの各色毎に施せば良く、図5に示す色信
号によりこれを切り換えることで同様の処理によって行
うことができる。
【0069】これによって、カラーの画像データによっ
て黒色の文字のみにスムージングを掛けたい場合や、こ
れ以外に各色によって選択的にスムージング処理の強さ
を変更したい場合にも対応できる。また、画像データの
色、あるいは、画像データの特性(絵柄のデータである
か、文字のデータであるか等)に応じて、適宜スムージ
ング処理を適用する対象か否かの判定に用いるテンプレ
ート・データや、スムージング処理として画素に対する
補間データを設定するスムージング・データの変更を行
うことができる。
【0070】また、カラーの画像データにおける特定の
色あるいは特定の領域に対して、画素毎にスムージング
処理後の出力をON/OFFをすることにより、前述し
たようなスムージング処理を施したくない部分(絵柄
部)にスムージング処理がかかり、階調不良を生じるな
どの不具合を生じさせることなく、スムージング処理を
必要とする部分に対して適用して、最適化することがで
きる。
【0071】なお、図4に示した第1の実施形態の変形
例では、スムージング処理部4の後段にγテーブル22
を設け、γ補正を行うようになっているが、この第2の
実施形態においても同様にγテーブルを設け、第1の実
施形態と同様の処理を行うようにすることができる。
【0072】<第3の実施形態>第1の実施形態は、画
像データが多値データの場合に多値画像に対して2値画
像にスムージング処理を施すかどうかを選択して絵柄や
写真画像と文字画像が混在した画像に対して絵柄や写真
画像に悪影響を及ぼすことなく文字画像に対してスムー
ジング処理が行えるようにしている。これに対し、第2
の実施形態は、画像データが2値データの場合に、入力
される2値の画像データを印刷出力する多値階調の出力
可能なプリントエンジンに合わせ、変換データに応じた
多値の画像データに変換して、言い換えれば中間調デー
タの補間を行って多値データを作成するとともに、2値
データ(文字画像)に多値のスムージング処理を行うよ
うにしている。
【0073】そこで、第3の実施形態は、画像データと
して2値データが入力されても多値データが入力されて
もいずれの場合でも適用できるようにした。この構成を
図6に示す。図6は、第3の実施形態に係る画像形成装
置のエンジン部のスムージング処理に関係する部分の構
成を示すブロック図である。同図において、画像データ
は2値化処理手段1に入力されるとともに、多値変換手
段21にも入力される。多値変換部21では、入力され
た画像データ2値(1bit)の場合には、第2の実施
形態における2値多値変換手段11と同様に2値データ
を多値データ(例えば8bit)に変換する。この変換
は、レジスタ6によって設定される変換データ21aに
基づいて行われる。また、画像データとして多値データ
が入力されたときには、そのままスルーでデータセレク
タ5側に画像データを送る。その他、特に説明しない各
部は前述の第1の実施形態および第2の実施形態と同等
に構成されている。
【0074】このように構成すると、画像データとして
多値データが入力された場合には、第1の実施形態と同
様の動作を行い、2値データが入力された場合には第2
の実施形態と同様の動作を行う。これによって、画像デ
ータがカラー画像データを含む2値データであっても多
値データであっても第1および第2の実施形態と同様に
イメージ画像に対するスムージング処理によるエラーを
未然に防止することができ、文字画像のスムージング処
理は確実に行える。その他、特に説明しない各部および
各部の動作は第1および第2の実施形態と同様なので、
重複する説明は省略する。
【0075】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、多値入力画像データを閾値データと比較して2値
化してテンプレートマッチングするようにしたので、テ
ンプレートマッチングで比較するための所定の領域の画
像データのデータ量を低減することができる。また、画
像出力毎にスムージング処理を施すか否かを設定する第
1の設定手段と、画素毎にスムージング処理を施すか否
かを設定する第2の設定手段とを備えているので、第1
の設定手段によって、入力された画像データの文字部
(キャラクタデータ)に対してはスムージングON、絵
柄部(イメージデータ)に対してはスムージングOFF
と言うようにスムージング処理の設定が可能となり、ま
た、第2の設定手段によって、1枚の画像出力内でも画
素毎に、絵柄部領域か文字部領域かによりスムージング
処理後の出力のON/OFF設定が可能となり、絵柄部
の画像出力の場合にスムージング処理が施されてエラー
となることを未然に防止することができる。
【0076】請求項2記載の発明によれば、入力される
画像データが2値の場合においても、多値エンジンで処
理するに際し、請求項1記載の発明と同様の効果を奏す
る。
【0077】請求項3記載の発明によれば、入力される
データが2値であっても多値であっても、入力された画
像データに応じて多値エンジンで処理するに際し、請求
項1記載の発明と同様の効果を奏する。
【0078】請求項4記載の発明によれば、第2の設定
手段は第1の設定手段により画像出力毎のスムージング
処理の設定がONになっている場合のみ、画素毎のスム
ージング処理を禁止できるようにしたので、1枚の画像
出力内でも、イメージ領域か文字領域かでスムージング
ON/OFFの設定が可能となり、イメージ部でのエラ
ーを防止することができる。
【0079】請求項5記載の発明によれば、2値化手段
の閾値データを外部から設定できるので、画像のデータ
の種類によって閾値データを切り替えることによって、
文字の抽出レベルを変更することができ、入力画像に対
して最適な文字抽出レベルを設定することができる。
【0080】請求項6記載の発明によれば、比較手段の
テンプレート・データを外部から設定できるので、画像
のデータの種類によってテンプレートデータを切り替え
ることによって、スムージング対象の文字の抽出レベル
を変更することができ、入力画像に対して最適な文字抽
出レベルを設定することができる。
【0081】請求項7記載の発明によれば、スムージン
グ処理手段のスムージング・データを外部から設定でき
るので、画像のデータの種類によってスムージングデー
タを切り替えることによって、スムージング対象の画素
に対する最適な補間データを設定することができる。
【0082】請求項8および9記載の発明によれば、第
1の設定手段によりカラー画像データの色毎にスムージ
ング ON/OFFの設定が可能なので、エッジ部の色
変化やイメージ部でのエラーなどを防止することができ
る。
【0083】請求項10記載の発明によれば、第2の設
定手段は第1の設定手段によりカラー画像データの色毎
にスムージング処理を施すことが設定されている場合に
のみ、画素毎にスムージング処理を施すことを禁止でき
るので、色毎に1枚の画像出力内でも、イメージ領域か
文字領域かでスムージングON/OFFの設定が可能と
なり、イメージ部でのエラーを防止することができる。
【0084】請求項11記載の発明によれば、カラー画
像データの色毎に2値化手段の閾値データを設定できる
ので、色に応じて閾値データを切り替えることによっ
て、色文字の抽出レベルを変更することが可能となり、
入力画像に対して最適な文字抽出レベルを設定すること
ができる。
【0085】請求項12記載の発明によれば、カラー画
像データの色毎に比較手段のテンプレート・データを設
定できるので、色に応じてテンプレートデータを切り替
えることによって、スムージング対象の色文字の抽出レ
ベルを変更することができ、入力画像に対して最適な文
字抽出レベルを設定することができる。
【0086】請求項13記載の発明によれば、カラー画
像データの色毎にスムージング処理手段のスムージング
・データを設定できるので、色に応じてスムージングデ
ータを切り替えることによって、スムージング対象の画
素に対する最適な補間データを色毎に設定でき、黒デー
タのみ太めになるようデータ補間するなどの処理が可能
となる。
【0087】請求項14記載の発明によれば、スムージ
ング・データは各色毎にテーブルを切り替えて設定され
るので、テーブル自体は小さくてすみ、特性に応じて異
なるテーブルに書き換えることができ、より小規模で精
度の高い処理が可能になる。
【0088】請求項15記載の発明によれば、スムージ
ング処理手段によってスムージング処理された画像デー
タに対してγ変換することができるので、精度の高い補
正が可能になる。
【0089】請求項16記載の発明によれば、γ変換す
る変換データを設定することができるので、入力される
画像の色や画像データの特性に応じてγ変換データを変
更することによりさらに精度のよい補正が可能になる。
【0090】請求項17記載の発明によれば、色毎にγ
変換データを設定するので、作像速度に制約を与えるこ
とはなく、効率のよい処理が可能になる。
【0091】請求項18記載の発明によれば、閾値デー
タ、テンプレート・データ、およびスムージング・デー
タを格納するレジスタを備えているので、このレジスタ
から前記各データの設定が容易に行え、入力される多値
画像データに対応した最適な画像処理が可能になる。
【0092】請求項19記載の発明によれば、変換デー
タ、テンプレート・データ、およびスムージング・デー
タを格納するレジスタを備えているので、このレジスタ
から前記各データの設定が容易に行え、入力される2値
画像データに対応した最適な画像処理が可能になる。
【0093】請求項20記載の発明によれば、前記レジ
スタに第1の設定手段の設定データが格納されているの
で、レジスタから画像出力毎のスムージング処理の設定
が行える。
【0094】請求項21記載の発明によれば、前記レジ
スタに第2の設定手段の設定データが格納されているの
で、レジスタから画素毎のスムージング処理の設定が行
える。
【0095】請求項22記載の発明によれば、第1の設
定手段の設定を外部から行う手段を備えているので、外
部から画像出力(ページ)毎のスムージング処理のON
/OFFの切り替えが容易に行え、画像データに対応し
た処理が外部からの設定で可能となる。
【0096】請求項23記載の発明によれば、前記第2
の設定手段の設定を外部から行うことができるので、外
部から画素毎のスムージング処理の切り替えが容易に行
え、画像データに対応した処理が外部からの設定で可能
となる。
【0097】請求項24記載の発明によれば、第2の設
定手段によるスムージング処理後の出力に対する画素毎
にスムージング処理を施すか否かの設定は、ディザ処理
等が行われたか否かに応じて行われるので、ディザ処理
等により濃度値の変更がされていない、スムージング処
理を必要とする文字部にのみに処理を施すことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の
スムージング処理に関する部分を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の変形例を示すブロック図である。
【図3】図1の他の変形例を示すブロック図である。
【図4】図1のさらに他の変形例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の
スムージング処理に関する部分を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置の
スムージング処理に関する部分を示すブロック図であ
る。
【図7】従来の2値画像スムージング処理回路を示すブ
ロック図である。
【図8】従来の多値画像スムージング処理回路を示すブ
ロック図である。
【図9】他の従来の多値画像スムージング処理回路を示
すブロック図である。
【図10】図9の判定ブロックの処理を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 2値化処理部 1a 閾値データ 2 ラインバッファ 3 テンプレート・マッチング処理部 3a テンプレート・データ 4 スムージング処理部 4a スムージング・データ 5 データセレクタ 6 レジスタ 10a,10b 設定信号 11 2値多値変換部 11a 変換データ 21 多値変換部 21a 変換データ 22 γテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 5/00 200 B41J 3/00 B 5/20 3/12 G H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/407 101E 1/403 103A 1/46 103C 1/46 Z Fターム(参考) 2C062 AA24 2C262 AA24 AA27 AB13 BA10 BB03 BC01 DA11 EA03 EA07 EA08 5B057 AA11 BA30 CA01 CA06 CA08 CA12 CA16 CB01 CB06 CB08 CB12 CB16 CC01 CE05 CE12 CE13 CE17 5C077 LL05 LL19 MP06 MP08 PP03 PP15 PP27 PP28 PP55 PQ08 PQ20 RR02 RR07 SS05 TT02 5C079 LA02 LA12 LA14 LA31 LA34 LC04 MA04 MA19 NA02 NA05 NA13 PA00 PA01 PA03

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された多値画像データを閾値データ
    と比較して2値化する2値化手段と、 前記2値化手段により2値化された、注目画素を含む画
    素データ群の2値化データをスムージング処理対象のテ
    ンプレート・データと比較してスムージング処理の対象
    か否かを判定する比較手段と、 前記2値化されたデータをスムージング・データに基づ
    いてスムージング処理するスムージング処理手段と、 前記比較手段の判定結果に基づき、スムージング処理さ
    れたデータあるいは入力された多値画像データのいずれ
    かを選択する選択手段と、 を有する画像形成装置において、 画像出力毎にスムージング処理を施すか否かを設定する
    第1の設定手段と、 画素毎にスムージング処理を施すか否かを設定する第2
    の設定手段と、を備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 入力された2値画像データを変換データ
    に基づいて2値から多値へ変換する多値化手段と、 注目画素を含む画像データ群の2値画像データをスムー
    ジング処理対象のテンプレート・データと比較してスム
    ージング処理の対象か否かを判定する比較手段と、 入力された2値画像データをスムージング・データに基
    づいてスムージング処理するスムージング処理手段と、 前記比較手段の判定結果に基づき、スムージング処理さ
    れたデータあるいは2値から多値へ変換されたデータの
    いずれかを選択する選択手段と、を有する画像形成装置
    において、 画像出力毎にスムージング処理を施すか否かを設定する
    第1の設定手段と、 画素毎にスムージング処理を施すか否かを設定する第2
    の設定手段と、を備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 入力された多値画像データを閾値データ
    と比較して画素毎に2値化する2値化手段と、 入力された2値画像データを変換データに基づいて2値
    から多値へ変換する多値化手段と、 前記2値化手段により2値化された、注目画素を含む画
    素データ群の2値化データをスムージング処理対象のテ
    ンプレート・データと比較してスムージング処理の対象
    か否かを判定する比較手段と、 前記2値化されたデータをスムージング・データに基づ
    いてスムージング処理するスムージング処理手段と、 前記比較手段の判定結果に基づき、スムージング処理さ
    れたデータあるいは多値画像データのいずれかを選択す
    る選択手段と、を備えた画像形成装置において、 画像出力毎にスムージング処理を施すか否かを設定する
    第1の設定手段と、 画素毎にスムージング処理を施すか否かを設定する第2
    の設定手段と、を備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の設定手段により画像出力毎に
    スムージング処理を施すことが設定されている場合の
    み、前記第2の設定手段は画素毎のスムージング処理を
    禁止できることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記2値化手段の閾値データを外部から
    設定する手段を備えていることを特徴とする請求項1ま
    たは3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記比較手段のテンプレート・データを
    外部から設定する手段を備えていることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記スムージング処理手段のスムージン
    グ・データを外部から設定する手段を備えていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記入力される多値画像データはカラー
    画像データであって、前記第1の設定手段はカラー画像
    データの色毎にスムージング処理を施すか否かを設定す
    ることを特徴とする請求項1または3記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記入力される2値画像データはカラー
    画像データであって、前記第1の設定手段はカラー画像
    データの色毎にスムージング処理を施すか否かを設定す
    ることを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第1の設定手段によりカラー画像
    データの色毎にスムージング処理を施すことが設定され
    ている場合にのみ、前記第2の設定手段は画素毎にスム
    ージング処理を施すことを禁止できることを特徴とする
    請求項8または9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記カラー画像データの色毎に前記2
    値化手段の閾値データを設定する手段を備えていること
    を特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記カラー画像データの色毎に前記比
    較手段のテンプレート・データを設定する手段を備えて
    いることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記カラー画像データの色毎に前記ス
    ムージング処理手段のスムージング・データを設定する
    手段を備えていることを特徴とする請求項8ないし10
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記スムージング・データを設定する
    手段は、色毎にテーブルを有し、各色毎にテーブルを切
    り替えてスムージング・データを設定することを特徴と
    する請求項13記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記スムージング処理手段によってス
    ムージング処理された画像データに対してγ変換データ
    に基づいてγ変換するγ変換手段をさらに備えているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記γ変換データを設定する手段を備
    えていることを特徴とする請求項15記載の画像形成装
    置。
  17. 【請求項17】 前記γ変換データを設定する手段は色
    毎にγ変換データを設定することを特徴とする請求項1
    6記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記閾値データ、テンプレート・デー
    タ、およびスムージング・データを格納するレジスタを
    備えていることを特徴とする請求項1または3記載の画
    像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記変換データ、テンプレート・デー
    タ、およびスムージング・データを格納するレジスタを
    備えていることを特徴とする請求項2または3記載の画
    像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記レジスタに前記第1の設定手段の
    設定データが格納されていることを特徴とする請求項1
    8または19記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記レジスタに前記第2の設定手段の
    設定データが格納されていることを特徴とする請求項2
    0記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記第1の設定手段の設定が外部から
    行われることを特徴とする請求項1、2、3および20
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記第2の設定手段の設定が外部から
    行われることを特徴とする請求項1、2、3および21
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 第2の設定手段によるスムージング処
    理後の出力に対する画素毎にスムージング処理を施すか
    否かの設定は、ディザ処理等が行われたか否かに応じて
    行われることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
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