JP2001298161A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2001298161A
JP2001298161A JP2000110137A JP2000110137A JP2001298161A JP 2001298161 A JP2001298161 A JP 2001298161A JP 2000110137 A JP2000110137 A JP 2000110137A JP 2000110137 A JP2000110137 A JP 2000110137A JP 2001298161 A JP2001298161 A JP 2001298161A
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film
conductive pattern
memory device
forming
semiconductor memory
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JP2000110137A
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Naohiro Tanaka
均洋 田中
Chiharu Isobe
千春 磯辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下部電極および下部電極とプラグ界面の高温
での安定性を確保して安定した動作が確保される不揮発
性半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板11に形成された導電性パタ
ーン21と、下部電極24、強誘電体膜25および上部
電極27を下層より順に積層したもので導電性パターン
21とは絶縁膜22と酸化物結晶配向膜23とを介して
形成されたキャパシタ29とを備えた不揮発性半導体記
憶装置であって、導電性パターン21に通じるもので強
誘電体膜25から絶縁膜22にかけて形成した開口部2
6と、開口部26を通して導電性パターン21と下部電
極24とを接続しかつ上部電極27と同一層の膜からな
るもので上部電極26と電気的に離間された接続パター
ン28とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置およびその製造方法に関し、詳しくは、強誘電体
薄膜を用いた不揮発性半導体記憶装置およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶素子に強誘電体を用いて高集
積不揮発性記憶装置を構成するものに、ダイナミックラ
ンダムアクセスメモリ(DRAM)のキャパシタ部分を
強誘電体薄膜キャパシタに置き換えて構成するもの(1
T1C)がある。強誘電体としては、例えば、SBT
(SrBi2 Ta2 9 )薄膜をMOS部分とキャパシ
タ部分とをつなぐプラグの直上に配置して、1T1Cタ
イプの強誘電体不揮発性記憶装置(スタック型)として
構成し、高集積化の実現を図ろうとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記1
T1Cタイプの強誘電体不揮発性記憶装置においては、
キャパシタに用いる強誘電体膜を下部電極上に作製する
工程において、高温の熱処理を必要とするため、下部電
極および下部電極とプラグ界面の高温での安定性を確保
するために下部電極・バリアメタルの材質に特別の工夫
が必要であり、現在の技術では、十分な特性を有する材
料の開発には至っていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた不揮発性半導体記憶装置およびそ
の製造方法である。
【0005】本発明の第1の不揮発性半導体記憶装置
は、半導体基板に形成された導電性パターンと、下部電
極、強誘電体膜および上部電極を下層より順に積層した
もので前記導電性パターンとは絶縁膜と酸化物結晶配向
膜とを介して形成されたキャパシタとを備えた不揮発性
半導体記憶装置であって、前記導電性パターンに通じる
もので前記キャパシタの強誘電体膜から前記絶縁膜にか
けて形成した開口部と、前記開口部を通して前記導電性
パターンと前記下部電極とを接続するもので、前記キャ
パシタの上部電極と同一層の膜からなり、前記上部電極
と電気的に離間された接続パターンとを備えたものであ
る。
【0006】上記第1の不揮発性半導体記憶装置では、
導電性パターンに通じるものでキャパシタの強誘電体膜
から絶縁膜にかけて形成した開口部を備え、その開口部
を通して導電性パターンと下部電極とを接続するもの
で、キャパシタの上部電極と同一層の膜からなり、上部
電極と電気的に離間された接続パターンとを備えている
ことから、高温の熱処理を必要とする強誘電体膜を形成
した後に上部電極とともに下部電極と導電性パターンと
を接続する接続パターンを形成できる構成となってい
る。そのため、不揮発性半導体記憶装置の安定した動作
を確保することが可能になる。また、酸化物結晶配向膜
が形成されていることにより、開口部を形成したことに
よる実効キャパシタ面積の減少による反転電荷量の減少
が補える。
【0007】本発明の第2の不揮発性半導体記憶装置
は、半導体基板に形成された導電性パターンと、下部電
極、強誘電体膜および上部電極を下層より順に積層した
もので前記導電性パターンとは絶縁膜と酸化物結晶配向
膜とを介して形成されたキャパシタとを備えた不揮発性
半導体記憶装置であって、前記導電性パターンに通じる
もので前記酸化物結晶配向膜から前記絶縁膜にかけて形
成した開口部と、前記開口部を通して前記導電性パター
ンと前記下部電極とを接続するもので、前記キャパシタ
の上部電極と同一層の膜からなり、前記上部電極と電気
的に離間された接続パターンとを備えたものである。
【0008】上記第2の不揮発性半導体記憶装置では、
導電性パターンに通じるもので酸化物結晶配向膜から絶
縁膜にかけて形成した開口部を備え、その開口部を通し
て導電性パターンと下部電極とを接続するもので、キャ
パシタの上部電極と同一層の膜からなり、上部電極と電
気的に離間された接続パターンとを備えていることか
ら、高温の熱処理を必要とする強誘電体膜を形成した後
に上部電極とともに下部電極と導電性パターンとを接続
する接続パターンを形成できる構成となっている。その
ため、不揮発性半導体記憶装置の安定した動作を確保す
ることが可能になる。また、酸化物結晶配向膜が形成さ
れていることにより、開口部を形成したことによる実効
キャパシタ面積の減少による反転電荷量の減少が補え
る。
【0009】本発明の第1の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法は、半導体基板に導電性パターンを形成する工
程と、前記導電性パターンを覆う絶縁膜と酸化物結晶配
向膜とを順次形成する工程と、前記酸化物結晶配向膜上
にキャパシタの下部電極および強誘電体膜を順次形成す
る工程と、前記キャパシタの強誘電体膜から前記絶縁膜
にかけて前記導電性パターンに通じる開口部を形成する
工程と、前記強誘電体膜上および前記開口部内に導電性
膜を形成する工程と、前記導電性膜を、前記導電性パタ
ーンと前記下部電極とを接続する接続パターンと、前記
強誘電体膜上に形成される上部電極とに分離する工程と
を備えている。
【0010】上記第1の不揮発性半導体記憶装置の製造
方法では、キャパシタの強誘電体膜から絶縁膜にかけて
導電性パターンに通じる開口部を形成した後、強誘電体
膜上および開口部内に導電性膜を形成し、次いで、導電
性膜を、導電性パターンと下部電極とを接続する接続パ
ターンと、強誘電体膜上に形成される上部電極とに分離
することから、高温の熱処理を必要とする強誘電体膜を
形成した後に上部電極とともに下部電極と導電性パター
ンとを接続する導電性膜を形成することができる。その
ため、安定した動作が確保された不揮発性半導体記憶装
置を製造することが可能になる。また、酸化物結晶配向
膜を形成することにより、開口部を形成したことによる
実効キャパシタ面積の減少による反転電荷量の減少が補
える。
【0011】本発明の第2の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法は、半導体基板に導電性パターンを形成する工
程と、前記導電性パターンを覆う絶縁膜と酸化物結晶配
向膜とを順次形成する工程と、前記酸化物結晶配向膜上
にキャパシタの下部電極および強誘電体膜を順次形成す
る工程と、前記酸化物結晶配向膜から前記絶縁膜にかけ
て前記導電性パターンに通じる開口部を形成する工程
と、前記強誘電体膜上から前記開口部内にかけて導電性
膜を形成する工程と、前記導電性膜を、前記導電性パタ
ーンと前記下部電極とを接続する接続パターンと、前記
強誘電体膜上に形成される上部電極とに分離する工程と
を備えている。
【0012】上記第2の不揮発性半導体記憶装置の製造
方法では、酸化物結晶配向膜から絶縁膜にかけて導電性
パターンに通じる開口部を形成した後、強誘電体膜上か
ら開口部内にかけて導電性膜を形成し、次いで、導電性
膜を、導電性パターンと下部電極とを接続する接続パタ
ーンと、強誘電体膜上に形成される上部電極とに分離す
ることから、高温の熱処理を必要とする強誘電体膜を形
成した後に上部電極とともに下部電極と導電性パターン
とを接続する導電性膜を形成することができる。そのた
め、安定した動作が確保された不揮発性半導体記憶装置
を製造することが可能になる。また、酸化物結晶配向膜
を形成することにより、開口部を形成したことによる実
効キャパシタ面積の減少による反転電荷量の減少が補え
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の不揮発性半導体記憶装置
に係る第1の実施の形態を、図1の概略構成断面図によ
って説明する。
【0014】図1に示すように、半導体基板(例えばp
型シリコン基板)11上には素子形成領域を分離する素
子分離酸化膜12が形成されている。上記半導体基板1
1の素子形成領域には、例えば厚さが1.5nmの酸化
シリコン膜と例えば厚さが2nmの窒化シリコン膜から
なるゲート絶縁膜13が形成されている。
【0015】上記ゲート絶縁膜13上にはゲート電極1
4が形成されている。さらにゲート電極14の一方側の
半導体基板11にはソース領域15が形成され、他方側
の半導体基板11にはドレイン領域16が形成されてい
る。このように、トランジスタTrが構成されている。
【0016】上記半導体基板11上にはトランジスタT
rを覆う第1の層間絶縁膜17が例えば酸化シリコン膜
を700nmの厚さに堆積して形成されている。この第
1の層間絶縁膜17には、ドレイン領域16に通じるコ
ンタクトホール18およびこのコンタクトホール18に
連続する接続パターン溝19が形成されている。このコ
ンタクトホール18内にはポリシリコンからなるプラグ
20が形成され、接続パターン溝19内にはポリシリコ
ンからなる導電性パターン21が形成されている。な
お、上記導電性パターン21の上面側はシリサイド化さ
れていてもよい。
【0017】上記第1の層間絶縁膜17上には、絶縁膜
(第2の層間絶縁膜)22が例えば酸化シリコン膜を1
00nmの厚さに堆積して形成されている。さらに、絶
縁膜22上には酸化物結晶配向膜23として例えばMg
O(100)配向薄膜が形成されている。なお、酸化物
結晶配向膜23には、MgO(100)配向薄膜の他に
MgO(110)配向薄膜を用いることが可能であり、
さらに、SrRuO3配向薄膜、LaAlO3 配向薄
膜、SrTiO3 配向薄膜等も用いることが可能であ
る。
【0018】上記酸化物結晶配向薄膜23上には、イリ
ジウム薄膜からなる下部電極24、SBT薄膜からなる
強誘電体膜25が積層されている。上記強誘電体膜25
には、PZT薄膜を用いることも可能である。
【0019】上記強誘電体薄膜25から絶縁膜22に
は、導電性パターン21に達する開口部26が形成され
ている。上記強誘電体膜25上には、キャパシタの上部
電極27が例えばイリジウム薄膜で形成されているとと
もに、上記開口部26を通じて導電性パターン21に接
続する接続パターン28が上記上部電極27と同一層で
形成されるイリジウム薄膜で形成されている。このよう
に、下部電極24、強誘電体膜25、上部電極27とで
キャパシタ29が構成されている。
【0020】さらに上記キャパシタ29を覆う状態に、
酸化シリコン膜を例えば200nmの厚さに堆積した第
3の層間絶縁膜31が形成されている。この第3の層間
絶縁膜31には、上部電極27に達する接続孔32が形
成されている。上記第3の層間絶縁膜31上には、接続
孔32を通じて上部電極27に接続する配線33が形成
されている。上記第3の層間絶縁膜31上には配線33
を覆う保護膜34が形成され、その保護膜34にはパッ
ド(図示せず)が形成されている。
【0021】上記電極材料にはイリジウムを用いたが、
白金、イリジウムと白金の複合膜等で形成することも可
能である。
【0022】上記図1によって説明した不揮発性半導体
記憶装置では、導電性パターン21に通じるものでキャ
パシタ29の強誘電体膜25から絶縁膜22にかけて形
成した開口部26を備え、その開口部26を通して導電
性パターン21と下部電極24とを接続するもので、キ
ャパシタ29の上部電極27と同一層の膜からなり、上
部電極27と電気的に離間された接続パターン28とを
備えていることから、高温の熱処理を必要とする強誘電
体膜25を形成した後に上部電極27とともに下部電極
24と導電性パターン21とを接続する接続パターン2
8を形成できる構成となっている。そのため、不揮発性
半導体記憶装置の安定した動作を確保することが可能に
なる。また、酸化物結晶配向膜23が形成されているこ
とにより、開口部を形成したことによる実効キャパシタ
面積の減少による反転電荷量の減少が補える。
【0023】上記図1によって説明した構成において、
下部電極24と接続されているのは、トランジスタTr
部分から延びたプラグ20に接続している導電性パター
ン21であるが、例えば、上記トランジスタTr、プラ
グ20等が形成されておらず、導電性パターン21が配
線として形成されているものであっても、上記説明した
ようなキャパシタ29および接続パターン28の構成と
することができる。
【0024】次に、本発明の不揮発性半導体記憶装置に
係る第2の実施の形態を、図2の概略構成断面図によっ
て説明する。
【0025】図2に示すように、半導体基板(例えばp
型シリコン基板)11上には素子形成領域を分離する素
子分離酸化膜12が形成されている。上記半導体基板1
1の素子形成領域には、例えば厚さが1.5nmの酸化
シリコン膜と例えば厚さが2nmの窒化シリコン膜から
なるゲート絶縁膜13が形成されている。
【0026】上記ゲート絶縁膜13上にはゲート電極1
4が形成されている。さらにゲート電極14の一方側の
半導体基板11にはソース領域15が形成され、他方側
の半導体基板11にはドレイン領域16が形成されてい
る。このように、トランジスタTrが構成されている。
【0027】上記半導体基板11上にはトランジスタT
rを覆う第1の層間絶縁膜17が例えば酸化シリコン膜
を700nmの厚さに堆積して形成されている。この第
1の層間絶縁膜17には、ドレイン領域16に通じるコ
ンタクトホール18およびこのコンタクトホール18に
連続する接続パターン溝19が形成されている。このコ
ンタクトホール18内にはポリシリコンからなるプラグ
20が形成され、接続パターン溝19内にはポリシリコ
ンからなる導電性パターン21が形成されている。な
お、上記導電性パターン21の上面側はシリサイド化さ
れていてもよい。
【0028】上記第1の層間絶縁膜17上には、絶縁膜
(第2の層間絶縁膜)22が例えば酸化シリコン膜を1
00nmの厚さに堆積して形成されている。さらに、絶
縁膜22上には酸化物結晶配向膜23として例えばMg
O(100)配向薄膜が形成されている。なお、酸化物
結晶配向膜23には、MgO(100)配向薄膜の他に
MgO(110)配向薄膜を用いることが可能であり、
さらに、SrRuO3配向薄膜、LaAlO3 配向薄
膜、SrTiO3 配向薄膜等も用いることが可能であ
る。
【0029】上記酸化物結晶配向薄膜23上には、イリ
ジウム薄膜からなる下部電極24、SBT薄膜からなる
強誘電体膜25が積層されている。上記強誘電体膜25
には、PZT薄膜を用いることも可能である。
【0030】上記酸化物結晶配向薄膜23から絶縁膜2
2には、導電性パターン21に達する開口部26が形成
されている。上記強誘電体膜25上には、キャパシタの
上部電極27が例えばイリジウム薄膜で形成されている
とともに、上記開口部26を通じて導電性パターン21
に接続する接続パターン28が上記上部電極27と同一
層で形成されるイリジウム薄膜で形成されている。この
ように、下部電極24、強誘電体膜25、上部電極27
とでキャパシタ29が構成されている。
【0031】さらに上記キャパシタ29、接続パターン
28等を覆う状態に、酸化シリコン膜を例えば200n
mの厚さに堆積した第3の層間絶縁膜31が形成されて
いる。この第3の層間絶縁膜31には、上部電極27に
達する接続孔32が形成されている。上記第3の層間絶
縁膜31上には、接続孔32を通じて上部電極27に接
続する配線33が形成されている。上記第3の層間絶縁
膜31上には配線33を覆う保護膜34が形成され、そ
の保護膜34にはパッド(図示せず)が形成されてい
る。
【0032】上記電極材料にはイリジウムを用いたが、
白金、イリジウムと白金の複合膜等で形成することも可
能である。
【0033】上記図1によって説明した不揮発性半導体
記憶装置では、導電性パターン21に通じるものでキャ
パシタ29の酸化物結晶配向膜23から絶縁膜22にか
けて形成した開口部26を備え、その開口部26を通し
て導電性パターン21と下部電極24とを接続するもの
で、キャパシタ29の上部電極27と同一層の膜からな
り、上部電極27と電気的に離間された接続パターン2
8とを備えていることから、高温の熱処理を必要とする
強誘電体膜25を形成した後に上部電極27とともに下
部電極24と導電性パターン21とを接続する接続パタ
ーン28を形成できる構成となっている。そのため、不
揮発性半導体記憶装置の安定した動作を確保することが
可能になる。また、酸化物結晶配向膜23が形成されて
いることにより、開口部を形成したことによる実効キャ
パシタ面積の減少による反転電荷量の減少が補える。
【0034】上記図2によって説明した構成において、
下部電極24と接続されているのは、トランジスタTr
部分から延びたプラグ20に接続している導電性パター
ン21であるが、例えば、上記トランジスタTr、プラ
グ20等が形成されておらず、導電性パターン21が配
線として形成されているものであっても、上記説明した
ようなキャパシタ29および接続パターン28の構成と
することができる。
【0035】上記第1の実施の形態で説明した不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を、図3〜図5の製造工程断
面図によって説明する。
【0036】図3の(1)に示すように、選択酸化法を
用いて、半導体基板(例えばp型シリコン基板)11上
に素子分離酸化膜12を形成した後、上記半導体基板1
1を800℃に加熱し、窒素ガスで希釈した酸素ガスに
さらすことによって、半導体基板11の露出表面に酸化
シリコン膜を例えば1.5nmの厚さに形成し、さらに
減圧CVD法によって、窒化シリコン膜を例えば2nm
の厚さに形成して、ゲート絶縁膜13とする。
【0037】次にゲート電極薄膜、窒化チタン薄膜を成
膜して電極形成膜を形成する。その後、塗付技術によっ
てフォトレジスト膜(図示せず)を形成した後、リソグ
ラフィー技術(露光、現像、ベーキング等)によって、
フォトレジスト膜をゲート電極パターン形状にパターニ
ングする。次いで、パターニングされたフォトレジスト
膜をエッチングマスクに用いて、上記電極形成膜をエッ
チングして、ゲート電極14を形成する。さらに上記フ
ォトレジスト膜と素子分離酸化膜12をマスクに用いた
イオン注入によって、不純物(例えばヒ素)を半導体基
板11中に導入してソース領域15およびドレイン領域
16を形成する。その後、フォトレジスト膜を除去す
る。
【0038】次に、CVD法によって、上記半導体基板
11上に酸化シリコン膜を例えば700nmの厚さに堆
積して第1の層間絶縁膜17を形成する。この第1の層
間絶縁膜17の成膜時における基板温度は例えば400
℃に設定した。次いで、ドレイン領域16を露出させる
コンタクトホール18およびこのコンタクトホール18
に連続する接続パターン溝19を形成する。さらにコン
タクトホール18内および接続パターン溝19内を埋め
込むようにポリシリコンを堆積した後、例えばCMP
(化学的機械研磨)によって、第1の層間絶縁膜17上
の余剰なポリシリコン膜を除去して、コンタクトホール
18内にプラグ20を形成するとともに接続パターン溝
19内に導電性パターン21を形成する。なお、上記導
電性パターン21の上面側はシリサイド化処理が施され
ていてもよい。
【0039】さらに、CVD法によって、上記第1の層
間絶縁膜17上に、絶縁膜(第2の層間絶縁膜)22を
例えば酸化シリコン膜を100nmの厚さに堆積して形
成する。この絶縁膜22の成膜時における基板温度は例
えば400℃に設定した。
【0040】次に、図3の(2)に示すように、上記半
導体基板11を加熱する、もしくは減圧雰囲気にさらす
ことによって、脱水処理を施した後、例えば電子ビーム
真空蒸着法によって、上記絶縁膜22上に酸化物結晶配
向膜23として例えばMgO(100)配向薄膜を形成
する。この成膜条件の一例としては、成膜真空度を6.
7×10-2Pa、放電電流を50Aに設定して、成膜速
度を0.46nm/minとした。なお、酸化物結晶配
向膜23には、MgO(100)配向薄膜の他にMgO
(110)配向薄膜を用いることが可能であり、さら
に、SrRuO3配向薄膜、LaAlO3 配向薄膜、S
rTiO3 配向薄膜等も用いることが可能である。
【0041】次いで、上記半導体基板11を加熱する、
もしくは減圧雰囲気にさらすことによって、脱水処理を
施した後、スパッタリングによって、上記MgO(10
0)配向薄膜23上に、下部電極24となるイリジウム
薄膜51を形成する。この成膜条件の一例としては、基
板温度を例えば25℃〜600℃の所定温度に設定し、
アルゴンまたはアルゴンと酸素との混合ガスを用いたス
パッタリングによる成膜を行う。成膜後の膜は、窒素雰
囲気中で400℃〜700℃の所定温度で1時間の熱処
理を行い、配向性を有するイリジウム薄膜51を形成す
る。
【0042】次に、例えばMOCVD法によって、上記
イリジウム薄膜51上に、SBT薄膜もしくはSBT前
駆体薄膜を成膜する。成膜後、SBT薄膜もしくはSB
T前駆体薄膜に熱処理を施し、結晶性、配向性に優れた
SBT薄膜からなる強誘電体膜25を形成する。この強
誘電体膜25には、PZT薄膜を用いることも可能であ
る。
【0043】その後、塗付技術によって強誘電体膜25
上にフォトレジスト膜を形成した後、リソグラフィー技
術(露光、現像、ベーキング等)によって、フォトレジ
スト膜に開口パターンをパターニングする。次いで、パ
ターニングされたフォトレジスト膜をエッチングマスク
に用いて、上記強誘電体薄膜25から絶縁膜22までを
ドライエッチングして、導電性パターン21に達する開
口部26を形成する。その後、上記フォトレジスト膜を
除去する。
【0044】次いで、例えば500℃〜600℃の所定
温度の低酸素雰囲気中で1時間の熱処理を行って、SB
T結晶のエッチング損傷を回復させる回復処理を行う。
【0045】次に、図4の(3)に示すように、例えば
スパッタリングによって、上記導電性パターン21に接
続するように上記開口部26内および上記強誘電体膜2
5上にイリジウム薄膜52を形成する。このときの基板
温度は一例として400℃〜600℃の所定温度に設定
する。その後、必要に応じて、550℃〜700℃の所
定温度の窒素雰囲気中で1時間の熱処理を行い、イリジ
ウム薄膜の結晶性を改善する。
【0046】次に、塗付技術によって、イリジウム薄膜
52上にフォトレジスト膜53を形成した後、リソグラ
フィー技術(露光、現像、ベーキング等)によって、フ
ォトレジスト膜53をキャパシタパターン形状にパター
ニングする。次いで、パターニングされたフォトレジス
ト膜53をエッチングマスクに用いて、上記イリジウム
薄膜52からイリジウム薄膜51までをエッチングす
る。その後、フォトレジスト膜53を除去する。なお、
上記フォトレジスト膜の代わりにハードマスクを用いて
もよい。なお、図面(3)ではエッチング前の状態を示
している。
【0047】次に、図4の(4)に示すように、塗付技
術によって、上記イリジウム薄膜52上を覆うフォトレ
ジスト膜54を形成した後、リソグラフィー技術(露
光、現像、ベーキング等)によって、フォトレジスト膜
54に、上記イリジウム薄膜52をキャパシタの上部電
極と接続パターンとに分離するための溝パターン55を
形成する。
【0048】次いで図5の(5)に示すように、パター
ニングされたフォトレジスト膜54〔前記図4の(4)
参照〕をエッチングマスクに用いて、上記イリジウム薄
膜52をエッチングして、電気的に分離されたキャパシ
タの上部電極27と接続パターン28とを形成する。そ
の後、フォトレジスト膜52〔前記図4の(4)参照〕
を除去する。このようにして、下部電極24、強誘電体
膜25、上部電極27とからなるキャパシタ29が完成
する。
【0049】次に、CVD法によって、上記キャパシタ
29を覆う状態に、酸化シリコン膜を例えば200nm
の厚さに堆積して第3の層間絶縁膜31を形成する。こ
の第3の層間絶縁膜31の成膜時における基板温度は例
えば400℃に設定した。
【0050】その後、塗付技術によって、第3の層間絶
縁膜31上にフォトレジスト膜56を形成した後、リソ
グラフィー技術(露光、現像、ベーキング等)によっ
て、フォトレジスト膜56にキャパシタの上部電極27
に達する接続孔を形成するための開口パターン57を形
成する。
【0051】次に、図5の(6)に示すように、パター
ニングされたフォトレジスト膜56前記図5の(5)参
照〕をエッチングマスクに用いて、上記第3の層間絶縁
膜31をドライエッチングして、上部電極27に達する
接続孔32を形成する。その後、上記フォトレジスト膜
56を除去する。次いで、上記接続孔32を埋め込む状
態に第3の層間絶縁膜31上に、配線金属膜を堆積した
後、上記配線金属膜をパターニングして、接続孔32を
埋め込む配線金属膜からなる配線33を形成する。
【0052】次に、第3の層間絶縁膜31上に配線33
を覆う保護膜34を、例えば窒化シリコン膜を含む絶縁
膜で形成する。その後、図示はしないが、フォトレジス
トを塗付し、リソグラフィー技術(露光、現像、ベーキ
ング等)によって、配線取り出しパッド形状のフォトレ
ジストパターンを形成する。次いで、このフォトレジス
トパターンをマスクに用いて、上記保護膜34をドライ
エッチングしてパッド(図示せず)を形成する。
【0053】上記製造工程では、電極材料にイリジウム
を用いたが、白金、イリジウムと白金の複合膜等で形成
することも可能である。また、電極材料の成膜方法とし
ては、スパッタリングの他に、CVD法、蒸着法等を用
いることも可能である。特に、上部電極薄膜の結晶にお
いては、成膜された薄膜に適切な導電性を確保すること
ができれば、カバリッジ性の観点からCVD法によって
成膜することが望ましい。
【0054】また、下部電極と接続されているのは、ト
ランジスタ部分から延びたプラグであるが、ここで説明
した製造プロセスは、金属配線部分につながるプラグに
対しても適用できる。
【0055】上記製造方法によって形成された不揮発性
半導体記憶装置において、強誘電体膜25にSBTを用
いた場合を例にとると、本発明の工程を採用することに
より、実効キャパシタ面積は、キャパシタに割り振られ
た面積の約1/3〜1/2に減少する。そこで、上記説
明したように、下部電極24の下地層に酸化物結晶配向
膜23として、例えば、酸化マグネシウム(MgO)
(100)優先配向薄膜を用いることにより、配向した
イリジウムからなる下部電極24を作製し、この下部電
極24を用いることにより、a−軸もしくはb−軸に近
い方位に配向した結晶の割合が格段に増したSBTから
なる強誘電体膜25を得る。SBT結晶は、а−軸もし
くはb−軸方向に自発分極の方向があり、a−軸もしく
はb−軸方向の配向度を上げることにより、実効キャパ
シタ面積の減少による反転電荷量の減少を補うことがで
きる。
【0056】また、強誘電体膜25にPZTを用いた場
合を例にとると、本発明の工程を採用することにより、
実効キャパシタ面積は、同様に、キャパシタに割り振ら
れた面積の約1/3〜1/2に減少する。そこで、上記
説明したように、下部電極24の下地層に酸化物結晶配
向膜23として、例えば、酸化マグネシウム(MgO)
(100)優先配向薄膜を用いることにより、配向した
イリジウムからなる下部電極24を作製し、この下部電
極24を用いることにより、c−軸方向に近い方位に配
向したPZT薄膜を得る。PZT結晶は、c−軸方向に
自発分極があり、c−軸方向の配向度を上げることによ
り、実効キャパシタ面積の減少による反転電荷量の減少
を補うことができる。
【0057】したがって、上記二つの技術を組み合わせ
ることにより、下部電極・プラグ界面の熱安定性の問題
を解決し、しかも、従来のスタック型と遜色のない不揮
発性記憶装置として動作する素子の構成が可能になる。
【0058】また、上記図2によって説明した不揮発性
半導体記憶装置を製造するには、図3〜図5によって説
明した製造方法において、開口部26を酸化物結晶配向
膜23と絶縁膜22とに形成して、上記接続パターン2
8を形成すればよい。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の第1、第
2の不揮発性半導体記憶装置によれば、導電性パターン
に通じる開口部を備え、さらに開口部を通して導電性パ
ターンと下部電極とを接続するもので、キャパシタの上
部電極と同一層の膜からなり、上部電極と電気的に離間
された接続パターンを備えているので、下部電極と導電
性パターンとが直接接触する構成とはなっていない。そ
のため、高温の熱処理を必要とする強誘電体膜を形成し
た後に上部電極とともに下部電極と導電性パターンとを
接続する接続パターンを形成できる構成となっている。
また、プラグと下部電極との界面に用いるバリアメタル
として特殊な材料を用いる必要がない。よって、不揮発
性半導体記憶装置の安定した動作を確保することが可能
になる。また、酸化物結晶配向膜が形成されていること
により、強誘電体膜は自発分極方向もしくは自発分極方
向に近い方向に結晶配向した状態に形成されるので、開
口部を形成したことによる実効キャパシタ面積の減少に
よる反転電荷量の減少が補える。
【0060】本発明の第1、第2の不揮発性半導体記憶
装置の製造方法によれば、導電性パターンに通じる開口
部を形成した後、強誘電体膜上から開口部内にかけて導
電性膜を形成し、次いで、導電性膜を、導電性パターン
と下部電極とを接続する接続パターンと、強誘電体膜上
に形成される上部電極とに分離することから、下部電極
と導電性パターンとが直接接触する構成を採らずに、高
温の熱処理を必要とする強誘電体膜を形成した後に上部
電極とともに下部電極と導電性パターンとを接続する導
電性膜を形成することができる。また、プラグと下部電
極との界面に用いるバリアメタルとして特殊な材料を用
いる必要がない。よって、安定した動作が確保された不
揮発性半導体記憶装置を製造することが可能になる。ま
た、酸化物結晶配向膜を形成することにより、強誘電体
膜を自発分極方向もしくは自発分極方向に近い方向に結
晶配向した状態に形成することができるので、開口部を
形成したことによる実効キャパシタ面積の減少による反
転電荷量の減少を補うことができる。よって、下部電極
とプラグとの界面の熱安定性の問題を回避し、従来のス
タック型と遜色のない不揮発性記憶装置として動作する
素子の構成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不揮発性半導体記憶装置に係る第1の
実施の形態を示す概略構成断面図である。
【図2】本発明の不揮発性半導体記憶装置に係る第2の
実施の形態を示す概略構成断面図である。
【図3】第1の実施の形態で説明した不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す製造工程断面図である。
【図4】第1の実施の形態で説明した不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す製造工程断面図である。
【図5】第1の実施の形態で説明した不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す製造工程断面図である。
【符号の説明】
11…半導体基板、21…導電性パターン―、22…絶
縁膜、23…酸化物結晶配向膜、24…下部電極、25
…強誘電体膜、26…開口部、28…接続パターン、2
7…上部電極、29…キャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 AD21 AD49 FR02 GA11 JA04 JA15 JA17 JA38 JA40 JA43 MA01 MA06 MA15 MA17 PR21 PR22 PR33 PR40

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成された導電性パターン
    と、 下部電極、強誘電体膜および上部電極を下層より順に積
    層したもので前記導電性パターンとは絶縁膜と酸化物結
    晶配向膜とを介して形成されたキャパシタとを備えた不
    揮発性半導体記憶装置であって、 前記導電性パターンに通じるもので前記キャパシタの強
    誘電体膜から前記絶縁膜にかけて形成した開口部と、 前記開口部を通して前記導電性パターンと前記下部電極
    とを接続するもので、前記キャパシタの上部電極と同一
    層の膜からなり、前記上部電極と電気的に離間された接
    続パターンとを備えたことを特徴とする不揮発性半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記導電性パターンは前記半導体基板に
    形成したトランジスタに接続されていることを特徴とす
    る請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記導電性パターンは配線からなること
    を特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板に形成された導電性パターン
    と、 下部電極、強誘電体膜および上部電極を下層より順に積
    層したもので前記導電性パターンとは絶縁膜と酸化物結
    晶配向膜とを介して形成されたキャパシタとを備えた不
    揮発性半導体記憶装置であって、 前記導電性パターンに通じるもので前記酸化物結晶配向
    膜から前記絶縁膜にかけて形成した開口部と、 前記開口部を通して前記導電性パターンと前記下部電極
    とを接続するもので、前記キャパシタの上部電極と同一
    層の膜からなり、前記上部電極と電気的に離間された接
    続パターンとを備えたことを特徴とする不揮発性半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記導電性パターンは前記半導体基板に
    形成したトランジスタに接続されていることを特徴とす
    る請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性パターンは配線からなること
    を特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板に導電性パターンを形成する
    工程と、 前記導電性パターンを覆う絶縁膜と酸化物結晶配向膜と
    を順次形成する工程と、 前記酸化物結晶配向膜上にキャパシタの下部電極および
    強誘電体膜を順次形成する工程と、 前記キャパシタの強誘電体膜から前記絶縁膜にかけて前
    記導電性パターンに通じる開口部を形成する工程と、 前記強誘電体膜上から前記開口部内にかけて導電性膜を
    形成する工程と、 前記導電性膜を、前記導電性パターンと前記下部電極と
    を接続する接続パターンと、前記強誘電体膜上に形成さ
    れる上部電極とに分離する工程とを備えたことを特徴と
    する不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記導電性パターンは前記半導体基板に
    形成したトランジスタに接続されるように形成すること
    を特徴とする請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 前記導電性パターンは配線からなること
    を特徴とする請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板に導電性パターンを形成す
    る工程と、前記導電性パターンを覆う絶縁膜と酸化物結
    晶配向膜とを順次形成する工程と、 前記酸化物結晶配向膜上にキャパシタの下部電極および
    強誘電体膜を順次形成する工程と、 前記酸化物結晶配向膜から前記絶縁膜にかけて前記導電
    性パターンに通じる開口部を形成する工程と、 前記強誘電体膜上および前記開口部内に導電性膜を形成
    する工程と、 前記導電性膜を、前記導電性パターンと前記下部電極と
    を接続する接続パターンと、前記強誘電体膜上に形成さ
    れる上部電極とに分離する工程とを備えたことを特徴と
    する不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記導電性パターンは前記半導体基板
    に形成したトランジスタに接続されるように形成するこ
    とを特徴とする請求項10記載の不揮発性半導体記憶装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記導電性パターンは配線からなるこ
    とを特徴とする請求項10記載の不揮発性半導体記憶装
    置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080009A (ja) * 2002-06-21 2004-03-11 Samsung Electronics Co Ltd 半導体メモリ素子及びその製造方法
KR100453470B1 (ko) * 2000-09-20 2004-10-20 가부시끼가이샤 도시바 반도체 기억 장치 및 그 제조 방법
US7271010B2 (en) 2003-01-06 2007-09-18 Sony Corporation Nonvolatile magnetic memory device and manufacturing method thereof
JP2009004795A (ja) * 2003-11-03 2009-01-08 Infineon Technologies Ag 強誘電体コンデンサ装置におけるコンタクトプラグの酸化防止装置

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