JP2001292082A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2001292082A
JP2001292082A JP2000106579A JP2000106579A JP2001292082A JP 2001292082 A JP2001292082 A JP 2001292082A JP 2000106579 A JP2000106579 A JP 2000106579A JP 2000106579 A JP2000106579 A JP 2000106579A JP 2001292082 A JP2001292082 A JP 2001292082A
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outdoor
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Yutaka Seki
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 P−MP通信を行う基地局においても、基地
局無線装置を冗長構成化することにより、通信の信頼性
を高めることができるようにする。 【解決手段】 基地局100のセクタ1については、屋
外装置120を第1の系に対応する120a−1と第2
の系に対応する120a−2とに2重化すると共に、屋
内装置110内に、第1の系と第2の系にそれぞれ対応
して2重化構成されたODU I/F111a−1と1
11a−2とを設ける。屋内装置110の監視制御部1
13は、屋外装置120a−1と120a−2、ODU
I/F111a−1と111a−2からの状態通知に
基づき第1の系と第2の系の運用状態を自律的に判断
し、該判断結果に基づき前記各系の切り換え制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局と複数の加
入者無線局間でポイント・ツウ・マルチポイントの無線
通信を行う無線通信システムに係わり、詳しくは、基地
局と加入者無線局間が現用系と予備系とに冗長構成化さ
れる場合の系切換制御の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムの一形態として、2つ
の無線局を無線回線を介して対向配置し、ポイント・ツ
ウ・ポイント(P−P)の無線通信を行うものが知られ
ている。また、この種の無線対向システムでは、通信の
耐障害性を高めるべく、対向する無線回線を冗長化し、
現用系と予備系とに切り換え運用するものがある。
【0003】図6は、この種の従来システムの冗長化構
成を示す概念図である。このシステムでは、第1の無線
局600と第2の無線局700の無線装置の双方を、そ
れぞれ、601と602、701と702とに2重化
し、正常時には、例えば、第1の無線局側無線装置60
1と第2の無線局側無線装置701を現用系としてP−
P通信を行っている。
【0004】上記通信中、第1の無線局600の制御部
603と第2の無線局700の制御部703では、それ
ぞれ無線装置601と無線装置701の動作状態を監視
し、例えば、無線装置601に異常が発生した場合は、
制御部603により無線装置602を現用系とすべく切
換スイッチ604を切換制御し、また、無線装置701
に異常が発生した場合は、制御部703により無線装置
702を現用系とすべく切換スイッチ704を切換制御
することにより通信の維持を図っている。
【0005】このP−P通信を基本とする無線対向シス
テムの系切換制御方式においては、お互いに対向の無線
装置からの状態通知により自装置の状態判断が容易であ
り、冗長化構成時の系切換制御を、自装置から得られる
情報のみならず、他装置からの状態通知と合わせてシス
テム的に行うことができる。
【0006】一方、この種の無線対向システムの他の例
としては、1つの基地局に対して複数の加入者無線局を
対向配置し、基地局と各加入者無線局間でポイント・ツ
ウ・マルチポイント(P−MP)通信を行うものもあ
る。
【0007】このP−MP通信を基本とした無線対向シ
ステムでは、基地局側の無線装置と通信する加入者無線
局側の無線装置が複数存在するため、加入者無線局の無
線装置から基地局の無線装置に対して上述したP−Pシ
ステムでのような状態通知が行えない。このため、対向
無線区間を現用系と予備系とに冗長構成化することが困
難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のP
−MP通信システムでは、基地局側の無線装置におい
て、各加入者無線局側の無線装置からの自局の状態通知
を受けることができず、自装置にて得られる情報のみか
ら自装置の状態を判断する以外にないため、基地局無線
装置を冗長構成化できず、通信の信頼性が損なわれると
いう問題点があった。
【0009】本発明は上記問題点を除去し、P−MP通
信を行う基地局においても、基地局無線装置を冗長構成
化することにより、通信の信頼性を高めることができる
無線通信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、屋内無線装置及び屋外無線
装置から成る基地局と、複数の加入者無線局との間でポ
イント・ツウ・マルチポイントによる無線通信を行う無
線通信システムにおいて、第1の系と第2の系に対応し
て2重化構成された屋外無線装置と、前記第1の系と第
2の系の屋外無線装置にそれぞれ対応して前記屋内無線
装置内に2重化構成された屋外無線装置インターフェー
ス手段と、前記屋内無線装置内に設けられ、前記屋外無
線装置及び前記屋外無線装置インターフェース手段から
の状態通知に基づき前記第1の系と前記第2の系の運用
状態を自律的に判断し、該判断結果に基づき前記各系の
切り換え制御を行う監視制御手段とを具備することを特
徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記監視制御手段は、前記状態通知に
基づき障害の発生を認識する認識手段と、障害が発生し
た系の状態通知情報を保持する保持手段とを具備し、障
害の発生した系が復旧されない限りは系の切り換え制御
を禁止することを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、2重化構成された屋外無線装置は、少
なくともPLLロック外れを検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段の検出結果を前記状態通知として前記
監視制御手段に送出する送出手段とを具備することを特
徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の発明において、前記監視制御手段は、前記認識手段の
認識結果に基づき、前記第1の系と前記第2の系の両方
がPLLロック外れとなったかどうかを判定する手段を
更に具備し、前記両方の系がPLLロック外れでない限
り、PLLロック外れでない片方の系を運用可能に切り
換え制御することを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、2重化構成された屋外無線装置及び屋
外無線装置インターフェース手段を、前記基地局が管轄
するセルの各セクタ毎に設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係わる無線通信システム
の全体構成を示す図である。図1において、セルA、セ
ルBは、それぞれ、本システムのサービスエリア全体の
内の1サービスエリアである。
【0017】セルA内には、1つの基地局100Aと複
数の加入者無線局200−1,200−2,200−
3,200−4が配置されている。
【0018】基地局100Aと各加入者無線局200−
1、200−2、200−3、200−4間には、それ
ぞれ、上り回線(加入者無線局200から基地局100
方向)と下り回線(基地局100から加入者無線局20
0方向)が設定され、これら両回線を利用して、基地局
100Aと各加入者無線局200−1、200−2、2
00−3、200−4間のP−MP通信が行われる。
【0019】同様に、セルB内には、1つの基地局10
0Bと複数の加入者無線局200−11,200−1
2,200−13,200−14が配置され、基地局1
00Bと各加入者無線局200−11,200−12,
200−13,200−14間で、それぞれ、上り回線
と下り回線を利用したP−MP通信が行われる。
【0020】セルA,セルB内を仕切る点線は、それぞ
れ、当該セルA,セルBに設定されるセクタの境界線を
示している。本システムでは、セルA,セルBが、それ
ぞれ、セクタ1〜セクタ4の4つのセクタに区切られ、
各セクタ毎に、上り回線と下り回線の使用周波数が配置
されている。
【0021】また、本システムでは、基地局100A、
100Bが、通信回線300を介してATM(非同期転
送モード)伝送方式の通信網内のATMスイッチ400
に接続されている。更に、このATMスイッチ400に
は、該ATMスイッチ400の交換機能を利用して各セ
ルA,B内の基地局100及び加入者無線局200とデ
ータ伝送を行うことにより、当該各セルA,Bの動作の
管理及び制御を行うネットワーク管理装置(ネットワー
ク・マネージメント・システム:NMS)500が接続
されている。
【0022】なお、図1ではセルA及びセルBのみしか
開示していないが、実際には、これらセルA,セルBに
加えて当該各セルと同じ態様(1つの基地局100と複
数の加入者無線局200が設置される)から成る複数の
セルが存在し、これら全セルによって上述したサービス
提供可能エリア全体がカバーされるようになっている。
また、各セルの各セクタ内に配置される加入者無線局2
00も図示するように1つではなく、複数存在する。
【0023】このように、本発明に係わる無線通信シス
テムは、加入者通信サービスを提供するエリア全体を複
数のセルに分割すると共に、各セル毎に1つの基地局1
00と複数の加入者無線局200を配置し、各セル毎
に、基地局100と対向する各加入者無線局200間で
P−MP通信を行う構成を基本としている。
【0024】この基本構成を備えたうえで、本システム
では、各セル内の基地局100において無線装置が冗長
構成化されている。図1においては、セルAの基地局1
00AとセルBの基地局100Bとが、共に、各セクタ
毎にそれぞれ現用系と予備系として切換可能な2台の屋
外装置を有し、これら各屋外装置のアンテナが突出して
いる様子が示されている。
【0025】次に、この基地局100の無線装置の冗長
化構成の詳細について述べる。図2は、図1におけるシ
ステムの基地局100及び加入者無線局200の要部の
詳細構成を示す図である。
【0026】図2において、基地局100は、屋内装置
(IDU)110と屋外装置(ODU)120とから構
成される。
【0027】また、屋内装置110は、屋外装置120
とのインターフェース機能を持つ屋外装置インターフェ
ース部(ODU I/F:ODU Interface Unit)111、
ODU I/F111とATMスイッチ400との間の
インターフェース機能を持つAIU(Air Interface Un
it)112、ODU I/F111を介して屋内装置1
10及び屋外装置120の動作状態を監視し、この監視
結果に基づき、現用系及び予備系の系切換制御を行う監
視制御部113を備えて構成される。
【0028】この基地局100では、上述した無線装置
の冗長化構成に関して、屋外装置120を各セクタ1、
2、3、4毎に、それぞれ、(120a−1,120a
−2)、(120b−1,120b−2)、(120c
−1,120c−2)、(120d−1,120d−
2)の2台1組ずつ設けると共に、屋内装置110に
は、ODU I/F111を当該各セクタ1、2、3、
4毎に、それぞれ、(111a−1,111a−2)、
(111b−1,111b−2)、(111c−1,1
11c−2)、(111d−1,111d−2)から成
る2重化構成としている。
【0029】一方、加入者無線局200は、上記各セク
タ1、2、3、4毎に配置され、それぞれ、該当するセ
クタの基地局100の屋外装置120と対向して無線通
信を行う屋外装置210と、該屋外装置210と宅内に
設けられる加入者端末設備230間のインターフェース
機能を持つ屋内装置220とから構成される。
【0030】基地局100の屋外装置120と加入者無
線局200の屋外装置210間の無線区間は、例えば、
26GHz帯のTDMA(時分割多重接続)−FDD
(周波数分割運用)方式により運用される。
【0031】次に、基地局100における上記冗長化構
成に対する系切換制御の概略について述べる。
【0032】図3は、本発明に係わる基地局100(図
2参照)の冗長化構成に対する系切換制御の動作概念図
である。特に、図3は、基地局100が配置されるセル
内の1セクタ(例えば、図2におけるセクタ1)におけ
る系切換制御を前提とした場合の動作概念図である。
【0033】図3において、基地局100のセクタ1に
対応した無線装置の冗長構成として2台の屋外装置OD
U1及びODU2(例えば、図2における120a−1
及び120a−2に相当)が設けられると共に、該基地
局100のIDU110内のODU I/F111内に
は上記ODU1及びODU2にそれぞれ対応するIDU
−I/F1及びIDU−I/F2(例えば、図2におけ
るODU I/F111a−1及び111a−2に相
当)が設けられる。
【0034】ここで、IDU−I/F1及びIDU−I
/F2の両者には、後で図4を参照して詳述する構成要
素のうちの、送信ハイブリット61と、スプリッタ62
及び63と、切換スイッチ64と、受信処理部65が備
わっている。
【0035】係る構成において、システム立ち上げ当
初、監視制御部113にて切換スイッチ64を例えば図
示する側に切り換え制御すると共に、スプリッタ62、
63を介して、ODU1に対しては送信可、ODU2に
対しては送信停止の旨の制御信号を出力する。この場
合、ODU1側が現用系として立ち上がり、ODU2の
送信は停止しているため、該ODU1とAIU112間
では同図に実線で示される経路(RTX1とRRX1)
での送受信動作が可能となる。
【0036】この現用系による通信の実行中、監視制御
部113は、ODU−I/F1及び2から送られてくる
動作状況情報に基づき動作状況を把握する。本発明で
は、ODU−I/F1及び2から送られてくる動作状況
情報は、後述するように、当該ODU−I/F1及び2
内で検出された自基地局内の動作状況に関するものと、
ODU1内で検出され、ODU−I/F1及び2を中継
して送られてくるODU1の動作状況に関するものとの
2種類がある。
【0037】これにより、監視制御部113は、ODU
−I/F1及び2から送られてくる動作状況情報に基づ
き自基地局内及びODU1の動作状態を監視できる。
【0038】この監視動作において、自基地局内及びO
DU1の動作状態に異常が発生したことが認識される
と、監視制御部113は切換スイッチ64を図示するの
とは反対の側に切り換え制御すると共に、スプリッタ6
2、63を介して、ODU1に対しては送信停止、OD
U2に対しては送信開始の制御信号を出力する。この切
り換え制御の後、これまで予備系であったODU2側が
新たに現用系として送信開始され、ODU1側の送信が
停止されるため、該ODU2とAIU1120間では同
図に点線で示される経路(RTX2とRRX2)での送
受信動作が可能となる。
【0039】上記系切換制御により、現用系での障害発
生時にも、予備系を新たに現用系として立ち上げる通信
を中断させずに済む。
【0040】その後、障害の発生した現用系の復旧作業
を行い、該復旧作業が完了した後、当該現用系を予備系
として待機させる。そして、この状態で、現在、現用系
として運用されている予備系に障害が発生した場合に
は、上述した手順で切換スイッチ64を切換制御するこ
とで、待機している現用系を本来の現用系として運用す
べく系切換制御を行う。
【0041】なお、本発明において、監視制御部113
は、現用系に障害が発生することで予備系に切り換えら
れた後、この一度障害が発生した系の障害情報を保持
し、障害の発生した系が復旧されない限りは、その後の
系切り換えを行わないように制御する。また、監視制御
部113は、現用及び予備の両系のODU1とODU2
がPLL(フェーズ・ロック・ループ)のロック外れの
障害に陥った場合でない限りは、ロック外れの発生して
いない片方の系を運用させるべく切換制御する。
【0042】次に、監視制御部113による系切換制御
に係わる障害情報の収集動作について図4及び図5を参
照してより詳しく述べる。
【0043】ここで、図4は本発明に係わる基地局10
0のODU I/F(図3におけるODU I/F1及
び2)の詳細構成を示す図であり、図5は同ODU(図
3におけるODU1)の詳細構成を示す図である。
【0044】図4において、ODU I/Fは、AIU
112から端子T1を介して取り込んだ送信信号を2つ
の系に分岐して送出する送信ハイブリット61、送信ハ
イブリット61の2つの系のうちの一方の系からの出力
信号を取り込んで端子T4へと出力すると共に、端子T
4からの入力信号を取り込んで後述する切換スイッチ6
4に出力するスプリッタ62、送信ハイブリット61の
2つの系のうちのもう一方の系の出力信号を取り込んで
端子T5へと出力すると共に、端子T5からの入力信号
を取り込んで後述する切換スイッチ64に出力するスプ
リッタ63、スプリッタ62からの出力信号とスプリッ
タ63からの出力信号を選択的に切り換えて出力する切
換スイッチ64、切換スイッチ64の出力信号を取り込
んで信号処理し、端子T2を介してAIU112に送出
する受信処理部65、監視制御部113から端子T6を
介して与えられる切換信号により切換スイッチ64の切
換制御を行う切換回路66、IDU内の各部の異常を監
視する異常監視部67、端子T7から与えられる電源電
圧をスプリッタ62やスプリッタ63、あるいはIDU
内各部に供給する電源供給部68を具備して構成され
る。
【0045】このODU I/Fは、端子T1と端子T
2とによりAIU112(図2参照)に接続される。ま
た、端子T4により、図3に示すODU1に接続され、
端子T5により、ODU1と同一の構成から成るODU
2に接続される。また、端子T6により屋内装置110
内の監視制御部113(図2参照)に接続される。端子
T7は電源入力端子である。
【0046】図5において、ODU1は、端子T1と後
述する送信部72、受信部75、電源変換部79、監視
制御部80間で各種の信号(送信信号、受信信号、警報
信号、電源電圧等)の振り分けを行うスプリッタ71、
スプリッタ71からの送信IF信号に増幅、周波数変換
(アップコンバージョン)等の処理を施して送信スイッ
チ721を介して出力する送信部72、送信部72から
の出力信号をアンテナ74に送り、アンテナ74からの
信号を受信部73に送るアンテナ共用器73、アンテナ
共用器73からの信号を電波として送出すると共に、電
波を受信し電気信号に変換してアンテナ共用器73に送
るアンテナ74、アンテナ共用器73からの信号に周波
数変換(ダウンコンバージョン)等の処理を施し受信I
F信号として出力する受信部75、送信部72及び受信
部75に上記周波数変換用のローカル信号を供給するロ
ーカル発生部76、ローカル発生部76でのPLLロッ
ク外れ異常を検出して警報を発する異常監視部77、ア
ンテナ共用器73の出力に基づき送信出力異常を検出し
て警報を発する異常監視部78、ODU I/Fよりス
プリッタ71を介して与えられる電源電圧を所定電圧に
変換してODU内各部に供給する電源変換部79、異常
監視部77及び78からの警報に基づきスプリッタ7
1、端子T11を介してODU I/Fに異常発生を通
知する制御を行う監視制御部80を具備して構成され
る。
【0047】このODU1は、端子T11により、図4
に示したODU I/Fの端子T4に接続される。OD
U2も、ODU1と同様に構成され、ODU1の端子1
1相当の端子により、図4に示したODU I/Fの端
子T5に接続される。ODU1とODU2は、それぞ
れ、現用系/予備系とに切り換え得る冗長構成のうちの
1つである。
【0048】ここで、ODU1を現用系、ODU2を予
備系とした場合の通信動作及び障害時系切換動作につい
て説明する。
【0049】ODU1を現用系として用いる場合、監視
制御部113から所定の切換信号を切換回路66に送出
し、切換スイッチ64を図4に示す状態に切り換える。
そして、スプリッタ62を介してODU1に対して送信
開始の制御信号を、スプリッタ63を介してODU2に
対して送信停止の制御信号を出力する。この状態で、O
DU1を現用系とした通信が可能になる。
【0050】この通信に際し、AIU112は、ODU
I/FとATMスイッチ400間でのデータの受け渡
しの処理を行う。すなわち、AIU112は、図4に示
すように復調部、変調部により構成され、例えば、AT
Mスイッチ400からのデータ(末端話者の音声データ
等)を取り込み、変調部により中間周波数帯に変調し、
該変調信号(送信信号)をODU I/F(図4参照)
の端子T1に送出する。
【0051】また、AIU112は、ODU I/Fの
端子T2から出力される中間周波数帯の受信信号を復調
部に取り込んでベースバンド信号に復調し、ベースバン
ド信号であるデータ信号をATMスイッチ400に送出
する。
【0052】AIU112からの送信信号は、端子T1
を介してODU I/F(図4参照)内の送信ハイブリ
ット61に取り込まれる。送信ハイブリット61は、該
送信信号をハイブリット回路611により現用系ルート
(図の上方向)と予備系ルート(図の下方向)に分岐さ
れる。そして、中間周波数信号(IF)に変換して現用
系側のスプリッタ62とスプリッタ63に入力させる。
【0053】スプリッタ62は、後述するスプリッタ6
3、ODU1内のスプリッタ71と同様、各入力端子よ
り入力する各種の信号(送信信号、受信信号、警報信
号、電源電圧等)をそれぞれ分離して対応する各出力端
子に出力する機能回路である。
【0054】この機能により、スプリッタ62は、送信
ハイブリット61から入力する送信信号を端子T4に出
力する。同様に、スプリッタ63は端子T5に出力す
る。
【0055】続いて、図5に示すODU1では、ODU
I/Fの端子T4に出力された送信信号を端子T11
を介してスプリッタ71に入力する。スプリッタ71
は、この端子T11からの入力信号を送信IFとして送
信部72に入力する。
【0056】送信部72は、スプリッタ71からの入力
信号を増幅し、次いでこの信号を、送信ミキサにて、ロ
ーカル発生部76から与えられるローカル信号にミキシ
ングしてIFから所定の送信周波数に変換し(アップコ
ンバージョン)、更に該信号を増幅してアンテナ共用器
73に出力する。
【0057】アンテナ共用器73では、送信部72から
の信号をアンテナ74に出力する。アンテナ74は、ア
ンテナ共用器73から出力された信号を電波として対向
する加入者無線局200に送信する。ここで、ODU2
は、送信停止の制御が行われているため、送信は行われ
ない。
【0058】また、対向する加入者無線局200から送
信された電波はODU1内のアンテナ74により受信さ
れ、電気信号に変換されてアンテナ共用器73に入力さ
れる。アンテナ共用器73は、アンテナ74からの入力
信号(受信信号)を受信部75に振り分け出力する。
【0059】受信部75は、アンテナ共用器73からの
出力信号を、受信ミキサにて、ローカル発生部76から
与えられるローカル信号にミキシングしてIF信号に変
換し(ダウンコンバージョン)、更に該IF信号を増幅
し、受信IFとしてスプリッタ71に出力する。スプリ
ッタ71は、受信部75からの受信IF信号を端子T1
1に出力する。
【0060】続いて、ODU I/F(図4参照)で
は、ODU1の端子T11に出力された受信IF信号を
端子T4を介してスプリッタ62に入力する。スプリッ
タ62は、この端子T4からの入力信号をスイッチ64
側に出力する。
【0061】ここで、スイッチ64は、図4に示す状態
に切り換えられている。これにより、スプリッタ62か
らの出力信号は、該切換スイッチ64を介して受信処理
部65に入力する。受信処理部65は、切換スイッチ6
4を介して入力する受信IF信号をベースバンド信号に
変換して端子T2に出力する。
【0062】次いで、AIU112(図2参照)は、O
DU I/Fの端子T2に出力された信号を復調部に取
り込んで復調した後、ベースバンド処理部で元のデータ
を復元し、該データを通信処理部を介してATMスイッ
チ400に送出する。
【0063】上記通信動作中、ODU I/F(図4参
照)では、電源入力端子T7より電源電圧を取り込み、
電源供給部68を介して、自I/F内の各部に所要電圧
電源を供給している。
【0064】また、ODU I/Fは、スプリッタ62
またはスプリッタ63を介して、ODU1及びODU2
に対しても電源供給を行っている。すなわち、電源供給
部68は、電源入力端子T7からの電源電圧の一部をス
プリッタ62及びスプリッタ63の電源入力端子にそれ
ぞれ入力する。
【0065】スプリッタ62では、この電源入力端子か
ら入力された電源電圧を、上述した送信信号伝送用と同
じ信号線を通じて端子T4に出力する。
【0066】続いて、ODU1(図5参照)では、OD
U I/Fの端子T4に出力された電源信号を端子T1
1を介してスプリッタ71に入力する。スプリッタ71
は、この端子T11から入力する電源電圧を電源変換部
79に振り分け出力する。電源変換部79は、スプリッ
タ71からの電源電圧に基づき各部の動作に必要な電源
電圧を生成し、それぞれ、該当する回路部に供給する。
【0067】同様に、ODU2に対しても、ODU I
/Fからスプリッタ63を介して電源供給が行われる。
【0068】また、上記通信動作中、ODU I/F及
びODU1では、それぞれ、自装置の動作状態を監視
し、その結果を、監視制御部113に通知する処理を行
う。
【0069】例えば、ODU I/F(図4参照)で
は、上記通信動作中、異常監視部67が、自I/F内の
各監視対象から入力する動作状態信号を監視しており、
この動作状態信号を基に動作異常が検出された場合、そ
の旨を示す異常警報信号を端子T6を介して監視制御部
113(図4には図示せず)に送出する。
【0070】このODU I/F内の異常監視部67の
監視機能の一例としては、例えば、電源供給部68に入
力される電源電圧を監視し、電源が切断された場合に、
電源切断警報を通知する機能が考えられる。
【0071】一方、ODU1(図5参照)において、異
常監視部77は、ローカル発生部76におけるPLLロ
ック外れを監視し、ロック外れを検出すると、その旨を
示すロック外れ警報信号(図5に丸Aで示す信号)を監
視制御部80に送出する。
【0072】また、異常監視部78は、アンテナ共用器
73からの出力信号を監視し、送信出力が過出力若しく
は低出力となったことを検出すると、それぞれ、過出力
警報信号(図5に丸Bで示す信号)若しくは低出力警報
信号(同、丸Cで示す信号)を監視制御部80に送出す
る。
【0073】監視制御部80では、異常監視部77と異
常監視部78からの上記各警報信号を所定の方法(ON
/OFFキーイング)で変調してスプリッタ71に出力
する。スプリッタ71は、この監視制御部80からの各
警報信号を端子T11に出力する。
【0074】この端子T11に出力された警報信号は、
ODU I/F(図4参照)において、端子T4を介し
てスプリッタ62に取り込まれる。スプリッタ62で
は、ODU1から送られてくる上記各警報信号を他の信
号と分離してALM端子に出力する。ALM端子に出力
された警報信号は、端子T6を介して監視制御部113
(図4には図示せず)に送られる。
【0075】一方、監視制御部113は、ODU I/
Fの異常監視部67、ODU1の異常監視部77及び7
8から送られてくる警報信号を基に現用系の動作状態を
監視し、現用系の動作異常が認識されると、ODU I
/Fに対して予備系に切り換えるための切換信号を送出
すると共に、スプリッタ62を介してODU1に対して
は送信停止の制御信号を、スプリッタ63を介してOD
U2に対しては送信開始の制御信号を出力する。
【0076】ODU I/F(図4参照)において、上
記切換信号は端子T6を介して切換回路66に入力され
る。切換回路66は、この切換信号に基づき、切換スイ
ッチ64を図示する側とは反対の側に切り換える。
【0077】この切換スイッチ64の切り換え完了後、
それまで現用系として動作していたODU1が通信不能
の状態となり(ODU1に関するスイッチ64を通じた
受信系路が絶たれると共に、送信が停止される。)、代
わって、それまで待機状態となっていた予備系のODU
2が通信可能な状態となる(ODU2に関するスイッチ
64を通じた受信系路が確立されると共に、送信が開始
される。)。
【0078】すなわち、この切換スイッチ64の切り換
え完了後の通信において、ODUI/F(図4参照)で
は、AIU112からの送信信号が、端子T1より送信
ハイブリット61に取り込まれ、ハイブリット回路61
1により分岐され、中間周波数信号(IF)に変換され
てスプリッタ63に入力される。スプリッタ63は、送
信ハイブリット61から入力する送信信号を端子T5に
出力する。
【0079】続いて、ODU2(構成は図5のODU1
に同じ)では、ODU I/Fの端子T5に出力された
送信信号が端子T11を介してスプリッタ71に取り込
まれ、送信IFとして送信部72へ出力される。
【0080】送信部72は、スプリッタ71からの入力
信号を増幅、IFから所定送信周波数へのアップコンバ
ージョン等の処理を施した後、アンテナ共用器73、ア
ンテナ74を介して対向する加入者無線局200に送信
する。
【0081】また、対向する加入者無線局200からの
送信信号はアンテナ74により受信され、アンテナ共用
器73を介して受信部75に入力する。受信部75は、
この受信信号をIF信号へのダウンコンバージョン処理
及びその増幅処理を行った後、受信IFとしてスプリッ
タ71に出力する。スプリッタ71は、この受信IF信
号を端子T11に出力する。
【0082】続いて、ODU I/F(図4参照)で
は、ODU2の端子T11に出力された受信IF信号を
端子T5を介してスプリッタ63に取り込む。スプリッ
タ63は、この端子TT5からの入力信号を他の信号と
分離してスイッチ64に出力する。
【0083】ここで、スイッチ64は、図4の示す状態
とは反対の状態に切り換えられている。これにより、ス
プリッタ63からの出力信号は、該切換スイッチ64を
介して受信処理部65に入力する。受信処理部65は、
切換スイッチ64を介して入力する受信IF信号をベー
スバンド信号に変換し、端子T2を介してAIU112
へと出力する。
【0084】ODU1の障害発生により、新たに現用系
とされたODU2による上述の如くの経路での通信実行
中、監視制御部113は、ODU1が対象の場合と同様
に、新たに現用系とされたODU2の動作状態の監視を
続ける。
【0085】この間に、該ODU2におけるPLLロッ
ク外れ、過出力あるいは低出力等の動作異常を認識する
と、ODU I/Fの切換回路66に切換信号を送出し
て切換スイッチ64を再び図4に示す状態に切り換え、
ODU1を現用系とし、かつODU2を予備系とする状
態に復帰させる。
【0086】なお、この場合、つまり、ODU2を現用
系から本来の予備系に切り換えようとした場合、監視制
御部113は、それ以前に障害に陥ったODU1におい
て障害が復旧しない限りは、当該切り換えは行わないよ
うに制御する。
【0087】また、監視制御部113は、例えば、現用
系及び予備系の両方の系で障害発生した場合であって
も、これら両系のODU1、ODU2がPLLロック外
れの障害でない限り、PLLロック外れで無い片側の系
のODUを運用させるべく制御する。
【0088】これにより、例えば、上述の如く、ODU
1が障害に陥り、ODU2を現用系として運用している
時、ODU1の障害が復旧する前にODU2の障害発生
した場合においても、該ODU2の障害の種別がPLL
ロック外れでなく、過出力あるいは低出力の異常である
場合には、そのままODU2を現用系として運用させる
べく制御する。
【0089】なお、上記以外のケースとして、例えばO
DU1を現用系として運用している場合に、監視制御部
113と当該現用系ODU1とのインターフェース機能
部分で通信異常が発生した場合、監視制御部113から
ODU1が制御不能となるため、保守者による対応が必
要となる。
【0090】この場合の対応としては、保守者が、OD
U I/FからODU1への電源を落とす操作を行う方
法が考えられる。この操作により、ODU I/Fでは
障害監視部67にて電源断が検出され電源断警報が監視
制御部113に送られる。監視制御部113は、この電
源断警報に基づき自律的に系の切り換えを行い、これま
で待機していた予備系のODU2を現用系として立ち上
げることができる。
【0091】なお、上記実施形態では、監視制御部11
3の機能として、ODU I/F及びODUから各種警
報情報等を収集する機能についてのみ述べたが、他に、
当該収集した情報や該収集した情報に基づく警報情報等
を表示する機能を持たせても良い。
【0092】また、監視制御部113は、上述した如く
系の切り換え制御を行った後、当該切り換え制御が制御
対象のODUに対して正確に反映されているどうかを確
認する機能が付加されたものであっても良い。この機能
は、例えば、監視制御部113より制御対象のODUに
所定の問い合わせ信号を送り、該問い合わせ信号に対す
る応答信号を制御対象のODUから送出してもらう構成
により実現できる。
【0093】この他、本発明は上記実施形態に限られる
ものではなく、種々の変形若しくは応用が可能なもので
ある。
【0094】例えば、上記実施例の説明では、現用系か
ら予備系に切り換えられた後、現用系の障害が回復した
としてもそのままとしているが、現用系の障害が回復し
た時には、切り戻しするものであっても良い。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポイント・ツウ・マルチポイントによる無線通信を行う
無線通信システムにおいて、基地局の屋外無線装置を第
1の系と第2の系に対応して2重化構成にすると共に、
基地局の屋内無線装置内に、第1の系と第2の系の屋外
無線装置にそれぞれ対応して2重化構成された屋外無線
装置インターフェース手段を設け、屋外無線装置及び屋
外無線装置インターフェース手段からの状態通知に基づ
き第1の系と第2の系の運用状態を自律的に判断し、該
判断結果に基づき前記各系の切り換え制御を行うように
したため、基地局は、対向する複数の加入者無線局との
間の通信中、2重化構成の屋外装置を介して収集した障
害情報等を基に自装置の状態を判断して系切り換え制御
を実施でき、通信の信頼性を大幅に高めることができ
る。
【0096】また、本発明によれば、障害が発生した系
の状態通知情報を保持し、障害の発生した系が復旧され
ない限りは系の切り換え制御を禁止するようにしたた
め、現在運用されている系に通信継続しても差し支えな
い軽度の障害が発生した場合に、未だに復旧されていな
い系に切り換えられて通信不能に陥ることを防止でき
る。
【0097】また、本発明によれば、現用及び予備の両
方の系がPLLロック外れでない限り、PLLロック外
れでない片方の系を運用可能に切り換え制御するように
したため、片方の系がPLLロック外れに陥らない限
り、該系にたとえ送信出力低下等の障害発生していたと
しても当該系を用いた最低限の通信を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる無線通信システムの全体構成を
示す図。
【図2】図1におけるシステムの基地局及び加入者無線
局の要部詳細構成を示す図。
【図3】本発明に係わる基地局の現用系/予備系切換制
御の動作概念図。
【図4】本発明に係わる基地局のODU I/Fの詳細
構成を示す図。
【図5】本発明に係わる基地局のODUの詳細構成を示
す図。
【図6】従来のP−P通信システムの冗長化構成を示す
概念図。
【符号の説明】
100,100A,100B 基地局 110 屋内装置(IDU) 111,111a-1,111a-2,111b-1,111
b-2,111c-1,111c-2,111d-1,111d
-2 屋外装置インターフェース部(ODUI/F) 61 送信ハイブリット 611 ハイブリット回路 62,63 スプリッタ 64 切換スイッチ 65 受信処理部 66 切換回路 67 異常監視部 68 電源供給部 112 AIU(Air Interface Unit) 113 監視制御部 120,120a-1,120a-2,120b-1,120
b-2,120c-1,120c-2,120d-1,120d
-2 屋外装置(ODU) 71 スプリッタ 72 送信部 721 送信スイッチ 73 アンテナ共用器 74 アンテナ 75 受信部 76 ローカル発生部 77,78 異常監視部 79 電源変換部 80 監視制御部 200,200−1,200−2,200−3,200
−4,200−11,200−12,200−13,2
00−14 加入者無線局 210 屋外装置(ODU) 220 屋内装置(IDU) 230 加入者端末設備 300 通信回線 400 ATM(非同期交換モード)スイッチ 500 ネットワーク管理装置(NMS)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内無線装置及び屋外無線装置から成る
    基地局と、複数の加入者無線局との間でポイント・ツウ
    ・マルチポイントによる無線通信を行う無線通信システ
    ムにおいて、 第1の系と第2の系に対応して2重化構成された屋外無
    線装置と、 前記第1の系と第2の系の屋外無線装置にそれぞれ対応
    して前記屋内無線装置内に2重化構成された屋外無線装
    置インターフェース手段と、 前記屋内無線装置内に設けられ、前記屋外無線装置及び
    前記屋外無線装置インターフェース手段からの状態通知
    に基づき前記第1の系と前記第2の系の運用状態を自律
    的に判断し、該判断結果に基づき前記各系の切り換え制
    御を行う監視制御手段とを具備することを特徴とする無
    線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記監視制御手段は、前記状態通知に基
    づき障害の発生を認識する認識手段と、障害が発生した
    系の状態通知情報を保持する保持手段とを具備し、障害
    の発生した系が復旧されない限りは系の切り換え制御を
    禁止することを特徴とする請求項1記載の無線通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 2重化構成された屋外無線装置は、少な
    くともPLLロック外れを検出する障害検出手段と、前
    記障害検出手段の検出結果を前記状態通知として前記監
    視制御手段に送出する送出手段とを具備することを特徴
    とする請求項2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記監視制御手段は、前記認識手段の認
    識結果に基づき、前記第1の系と前記第2の系の両方が
    PLLロック外れとなったかどうかを判定する手段を更
    に具備し、前記両方の系がPLLロック外れでない限
    り、PLLロック外れでない片方の系を運用可能に切り
    換え制御することを特徴とする請求項3記載の無線通信
    システム。
  5. 【請求項5】 2重化構成された屋外無線装置及び屋外
    無線装置インターフェース手段を、前記基地局が管轄す
    るセルの各セクタ毎に設けたことを特徴とする請求項1
    記載の無線通信システム。
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