JP2001291677A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JP2001291677A JP2000104604A JP2000104604A JP2001291677A JP 2001291677 A JP2001291677 A JP 2001291677A JP 2000104604 A JP2000104604 A JP 2000104604A JP 2000104604 A JP2000104604 A JP 2000104604A JP 2001291677 A JP2001291677 A JP 2001291677A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱処理時に基板の温度均一性を確保すること
ができる熱処理装置を提供する。 【解決手段】 19個のランプ12がハニカム状に平面
配列されてランプ群11を形成している。ランプ群11
は対称軸XRを中心として6回回転対称性を有してい
る。一方、基板Wは回転軸XWを中心として、ランプ群
11が形成する平面と平行な面内にて回転される。ラン
プ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらす
ことにより、ランプ群11の配列の規則性によって生じ
る基板W上の照度分布の山谷の部分が基板Wの回転によ
って緩和される。その結果、基板W上の半径方向におけ
る照度分布の変動が小さくなり、均一性が向上する。基
板W上の半径方向における照度分布の均一性が向上すれ
ば、熱処理時における基板Wの温度均一性を確保するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、「基板」と称する)を回転さ
せつつ、その基板に光を照射して熱処理を行うランプア
ニール等の熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、基板の製造工程においては、
種々の熱処理が行われている。基板に対して熱処理を行
う熱処理装置としては、例えば、光照射によって基板の
急速加熱を行う急速加熱装置(いわゆるランプアニール
装置)が用いられている。特に、半導体デバイス等の微
細加工に対する要求が厳しくなるにつれ、急速加熱装置
による急速加熱プロセス(RTP; Rapid Thermal Proces
s)が重要なものとなってきている。
【0003】急速加熱装置は一般に、主として赤外線ハ
ロゲンランプを加熱源とし、窒素ガス等の所定のガス雰
囲気中にて当該ランプから光照射を行うことによって秒
オーダーで基板を所望の温度(〜1200℃)にまで昇
温し、数10秒程度基板をその温度に保持した後、ラン
プからの光照射を停止して基板を急速に冷却するもので
ある。
【0004】このような急速加熱装置は、基板に作り込
まれたトランジスタの接合層における熱による不純物の
再拡散防止、薄い酸化膜等の絶縁膜形成等が可能であ
り、従来の電気炉による長時間高温熱処理では実現が困
難であった処理を行うことができる。
【0005】図9は、従来の熱処理装置におけるランプ
配列を示す平面図である。この熱処理装置はいわゆるラ
ンプアニール装置であって、19個のランプユニット1
0からなるランプ群11を備えている。各ランプユニッ
ト10はランプ12およびリフレクタ16によって構成
されている。同図に示すように、ランプ群11は、1つ
のランプユニット10の周囲に6つのランプユニット1
0を相互に隣接して設けるハニカム状配列とされてい
る。そして、ランプ群11は、19個のランプ12によ
って基板Wの全面を覆うように配置されている。なお、
基板Wの径は200mmである。
【0006】このランプ群11によって基板Wの加熱処
理を行うときには、各ランプ12に電力を供給して光を
出射させる。各ランプ12から出射された光は直接にま
たはリフレクタ16によって反射された後に基板Wに到
達し、基板Wを加熱する。このときに、ランプ群11を
その最も中心に位置する1個のランプ12からなるセン
ター領域、最も外側に位置する12個のランプ12から
なるエッジ領域、それらの中間に位置する6個のランプ
12からなるミドル領域の3つの領域に分割し、各領域
ごとに電力供給パターンを変化させるとともに、基板W
を回転させることによって、基板の面内温度均一性を確
保するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱処理装置においては、上記の領域ごとの電力供給制御
や基板Wの回転によっても十分な面内温度均一性を確保
することができなかった。その理由について以下に説明
する。
【0008】図10は、1個のランプ12による基板W
上の照度分布を示す図である。図中左端の位置(距離0
の位置)が基板W上におけるランプ12の鉛直方向直下
の位置である。また、図中に符号RPとして示している
のはランプ12の半径である。
【0009】同図に示すように、ランプ12の直下の位
置においては高い照度が得られるものの、その位置から
の距離が長くなるにつれて基板W上における照度が徐々
に低下する傾向が生じる。つまり、ランプ12からの光
はリフレクタ16によって下方へと向かう指向性を有し
ているため、ランプ12の直下(ランプ12の径の範
囲)ではほぼ均一な高い照度が得られるのであるが、ラ
ンプ12からの水平方向(基板Wの面と平行な方向)の
距離が長くなるにしたがって当該ランプ12からの照度
が低下するのである。
【0010】一方、ランプ群11を構成する19個のラ
ンプ12は上述の如くハニカム状に配列されており、見
方を変えれば、19個のランプ12が同心円上に配列さ
れているとも言える。従って、従来の熱処理装置におい
ては、基板Wを回転させたとしても、図11に示すよう
な照度分布となるのである。
【0011】図11は、従来の熱処理装置における基板
W上の半径方向の照度分布を示す図である。図11に示
すように、上記センター領域、ミドル領域、エッジ領域
のそれぞれの下方の基板W上における位置ではある程度
の高い照度が得られているものの、各領域の間の下方位
置では照度が低下している。これは、各ランプ12から
の照度分布が図10のようになることに起因して、セン
ター領域、ミドル領域、エッジ領域のそれぞれの下方で
は各ランプ12から十分な光量の光が照射されて照度が
高くなるのに対して、各領域の間の下方ではいずれの領
域に属するランプ12からの光量も少なくなり照度が低
くなったものである。なお、光照射時には基板Wが回転
されているため、同一領域内においては照度がほぼ均一
となり、基板Wの任意の半径方向について図11に示す
ような照度分布が得られることとなる。
【0012】基板W上の半径方向の照度分布が図11の
ような不均一なものとなると、その結果として基板W内
における面内温度均一性が損なわれるという問題が生じ
る。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、熱処理時に基板の温度均一性を確保することが
できる熱処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板を回転させつつ、その基板
に光を照射して熱処理を行う熱処理装置であって、それ
ぞれが基板に光を照射する複数のランプが略平面状に配
列されるとともに、前記平面に垂直な所定の対称軸を中
心としてn回回転対称性(nは2以上の自然数)を有す
るように配列されたランプ群と、所定の回転軸を中心と
して、前記平面と略平行な面内にて基板を回転させる回
転手段と、を備え、前記対称軸と前記回転軸とを前記平
面と略平行な方向に沿ってずらしている。
【0015】また、請求項2の発明は、基板を回転させ
つつ、その基板に光を照射して熱処理を行う熱処理装置
であって、それぞれが基板に光を照射する複数のランプ
が所定の対称軸を中心としてn回回転対称性(nは2以
上の自然数)を有するように配列されたランプ群と、前
記対称軸と略平行な回転軸を中心として基板を回転させ
る回転手段と、を備え、前記対称軸と前記回転軸とを前
記基板の回転面と略平行な方向に沿ってずらしている。
【0016】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係る熱処理装置において、前記対称軸
と前記回転軸とを前記複数のランプの配列における配列
間隔の5分の1以上2分の1以下ずらしている。
【0017】また、請求項4の発明は、基板を回転させ
つつ、その基板に光を照射して熱処理を行う熱処理装置
であって、それぞれが基板に光を照射する複数のランプ
が所定の対称軸を中心として規則性を有するように配列
されたランプ群と、前記対称軸と略平行な回転軸を中心
として基板を回転させる回転手段と、を備え、前記対称
軸と前記回転軸とを前記基板の回転面と略平行な方向に
沿ってずらしている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0019】<1.熱処理装置の全体構成>図1は、本
発明に係る熱処理装置の全体構成を示す側面断面図であ
る。図1の熱処理装置は、光照射によって基板Wの急速
加熱処理を行ういわゆるランプアニール装置である。こ
の熱処理装置は、大別して上部のランプハウス1と、下
部の炉壁2とを備えている。
【0020】ランプハウス1には、19個のランプ12
と19個のリフレクタ6が設けられている。それぞれの
リフレクタ6の内側には、その中心軸と同軸にランプ挿
入用の穴が開けられており、その穴に1つのランプ12
が上方より挿入される。各ランプ12は、必要とされる
照射強度およびランプ寿命や製作性の制限から、円筒形
状の石英管内にハロゲンガスを封入するとともに、その
中心軸近傍に円筒状のフィラメント3を設ける赤外線ハ
ロゲンランプとしている。フィラメント3は、その長手
方向を石英管の中心軸に沿わせるようにして配置されて
いる。また、各ランプ12の上部にはフィラメント3に
電力を供給するためのフィラメント導出端子4が設けら
れている。なお、本実施形態において、ランプ12は平
面状に配列されているが、その平面配列の形態について
はさらに後述する。
【0021】リフレクタ6は、楕円球面形状の反射鏡で
あり、ランプ12から出射された光を下方に向けて(基
板Wに向けて)反射するものである。
【0022】ランプハウス1の上部に設けられたベース
板8の下面には、リフレクタ6の上端部が固設されてい
る。各ランプ12は、リフレクタ6の中心軸と同軸とな
るように取り付けフランジ5を介してベース板8に固定
されている。また、ベース板8の内部には複数の水冷経
路7が設けられており、ランプ12から伝達される熱を
冷却できるように構成されている。
【0023】炉壁2の内部には基板Wの熱処理を行うた
めの処理室PRが形成されている。また、炉壁2には基
板搬入搬出用の炉口21が形成されており、炉口21の
外側にはシャッター22が設けられている。シャッター
22は図示を省略する開閉機構によって開閉可能とされ
ている。シャッター22が開放されている状態において
は、図外の搬送機構によって未処理の基板Wを炉口21
から処理室PRに搬入することと、処理済みの基板Wを
処理室PRから搬出することができる。一方、シャッタ
ー22が閉鎖されている状態(図1の状態)において
は、シャッター22および後述のチャンバ窓23によっ
て処理室PRがO−リング(図示省略)を介してシール
されることとなり、処理室PRが密閉空間となる。
【0024】また、炉壁2の内部には基板Wを処理室P
Rに支持するための支持台24が回転自在に設けられて
いる。支持台24は、透明な石英製の部材であって光を
透過することができる。支持台24の下部には磁石25
が固設されている。そして、炉壁2の外部下側であっ
て、磁石25と対向する位置には磁石リング26が設け
られている。磁石リング26は、モータ27のモータ軸
と噛合しており、モータ27の回転に伴って回転する。
磁石リング26と磁石25とは、磁力によって相互に引
力を作用させており、磁石リング26が回転すると磁石
25が固設されている支持台24も回転することとな
る。支持台24が回転すると、それに支持されている基
板Wも回転軸XWを中心として回転する。すなわち、モ
ータ27は支持台24およびそれに支持される基板Wを
回転軸XWを中心として回転させることができる回転手
段に相当する。なお、基板Wは、19個のランプ12の
配列が形成する平面と平行な面内にて回転されるもので
あり、回転軸XWは基板Wの中心を垂直に通る中心軸と
一致する。
【0025】炉壁2の内部であって処理室PRの上方に
はチャンバ窓23が設けられている。チャンバ窓23
は、石英製でランプ12から出射された光を下方に透過
することができるとともに、処理室PRをシールする機
能を有している。
【0026】また、炉壁2にはガス導入口28および排
気口29が設けられている。ガス導入口28および排気
口29はそれぞれ図外のガス供給ラインおよび排気ライ
ンに接続されている。これにより、処理室PR内にガス
導入口28から窒素ガス、酸素ガス等のプロセスガスを
供給することができるとともに、排気口29から処理室
PR内の雰囲気ガスを排気することができる。
【0027】さらに、炉壁2の底部外側には放射温度計
30a、30b、30cが設けられている。既述したよ
うに、支持台24は透明であって加熱された基板Wから
の赤外光を透過することができる。支持台24を透過し
た赤外光は、炉壁2の底部に設けられた覗き窓31を通
過して各放射温度計30a、30b、30cに到達する
こととなる。各放射温度計30a、30b、30cは、
石英を透過する波長域にて非接触の温度計測を行うこと
ができるものであり、加熱処理中の基板Wの温度を計測
する。
【0028】次に、上記構成を有する図1の熱処理装置
における処理手順の概略について述べておく。まず、排
気口29から排気を行うとともにガス導入口28から処
理室PRに不活性ガス(例えば、窒素ガス)を供給し、
処理室PR内を不活性ガスの雰囲気に置換しておく。そ
して、シャッター22を開放して炉口21から未処理の
基板Wを搬入し、支持台24に載置する。次に、シャッ
ター22を閉じて炉口21を閉鎖するとともに、ガス導
入口28から所定のプロセスガスを導入し、処理室PR
内の基板Wの周辺をそのプロセスガスの雰囲気に置換す
る。
【0029】その後、ランプ12への電力供給を開始
し、ランプ12からの光照射を行う。ランプ12から出
射された光はチャンバ窓23を透過して基板Wに到達
し、基板Wを急速に加熱する。ランプ12からの光照射
を行うときには、モータ27によって基板Wを回転させ
ている。また、光照射時には基板Wを回転させるととも
に、放射温度計30aによって基板Wの中央部、放射温
度計30cによって基板Wの端部、放射温度計30bに
よって基板Wの中央部と端部との中間部の温度をそれぞ
れ計測し、図外の制御部により各領域の温度計測結果に
基づいて19個のランプ12への供給電力量を制御して
いる。より具体的には、熱の放出の大きい基板Wの端縁
部に近いほど大きな光量を照射する必要があり、基板W
の端縁部に対応するランプ12に大きな電力を供給し、
基板Wの中央部に対応するランプ12へは相対的に小さ
な電力を供給するようにしている。
【0030】その後、所定時間が経過し、基板Wの加熱
処理が終了すると、ランプ12からの光照射を停止す
る。そして、ガス導入口28から処理室PRに不活性ガ
スを供給する。最後に、シャッター22を開けて炉口2
1を開放し、処理済みの基板Wを装置外に搬出し、一連
の熱処理が終了する。
【0031】<2.ランプの平面配列>次に、上記熱処
理装置における19個のランプ12の平面配列について
説明する。図2は、本発明に係る熱処理装置におけるラ
ンプの平面配列を示す平面図である。同図に示すよう
に、本発明に係る熱処理装置におけるランプ12の平面
配列自体は、従来のハニカム状のランプ配列と同じであ
る(図9参照)。すなわち、1つのランプユニット10
(ランプ12とリフレクタ6との結合)の周囲に6つの
ランプユニット10を相互に隣接して設ける平面配列で
ある。19個のランプ12は図2に示すようなハニカム
状に配列されて1つのランプ群11を形成している。な
お、本実施形態においては、基板Wの径は200mmで
あり、最近接のランプ中心間距離を50mmとしてい
る。
【0032】なお、ランプ群11は、その最も中心に位
置する1個のランプ12aからなるセンター領域、最も
外側に位置する12個のランプ12cからなるエッジ領
域、それらの中間に位置する6個のランプ12bからな
るミドル領域の3つの領域に分割することができる。以
降において、単にランプとして包括的に表現する場合は
ランプ12と記載し、上記のいずれかの領域に属するラ
ンプとして表現する場合にはランプ12a(12b、1
2c)と記載する。
【0033】本発明に係る熱処理装置においては、ラン
プ12の平面配列自体は従来のハニカム状のランプ配列
と同じであるものの、ランプ群11の対称軸XRと基板
Wの回転軸XWとをランプ群11の配列平面と平行な方
向、すなわち基板Wの回転面と平行な方向に沿って距離
dだけずらしている。
【0034】基板Wの回転軸XWとは、モータ27によ
って基板Wが回転される中心を通りその回転面に垂直な
軸である。また、ランプ群11の対称軸XRとは、ラン
プ群11の対称性の中心となる軸であり、ランプ群11
が形成する平面と垂直をなすものである。
【0035】ここで、ランプ群11の対称性について説
明しておく。一般に、幾何学的図形または物体がある軸
のまわりの角2π/n(nは2以上の自然数)の回転に
関して不変であればn回回転対称性をもつという。図5
にn回回転対称性を有する簡易な図形を例示する。
【0036】図5(a)に示す図形は正方形であり、対
称軸X1のまわりの角2π/4(=90°)の回転に関
して不変、つまり対称軸X1を中心として2π/4回転
させると元の図形に一致する。このような正方形は対称
軸X1を中心として4回回転対称性を有する。
【0037】図5(b)に示す図形は長方形であり、対
称軸X2のまわりの角2π/2(=180°)の回転に
関して不変、つまり対称軸X2を中心として2π/2回
転させると元の図形に一致する。このような長方形は対
称軸X2を中心として2回回転対称性を有する。
【0038】図5(c)に示す図形は正五角形であり、
対称軸X3のまわりの角2π/5(=72°)の回転に
関して不変、つまり対称軸X3を中心として2π/5回
転させると元の図形に一致する。このような正五角形は
対称軸X3を中心として5回回転対称性を有する。
【0039】図5(d)に示す図形は正六角形であり、
対称軸X4のまわりの角2π/6(=60°)の回転に
関して不変、つまり対称軸X4を中心として2π/6回
転させると元の図形に一致する。このような正六角形は
対称軸X4を中心として6回回転対称性を有する。な
お、図5における対称軸X1〜X4はいずれも図形の平
面(紙面)と垂直なものである。
【0040】図2に戻り、上記の説明および同図から明
らかなように、本実施形態のランプ群11は対称軸XR
を中心として6回回転対称性を有している。つまり、対
称軸XRのまわりの角2π/6(=60°)の回転に関
して不変である。そして、本実施形態においては、ラン
プ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをランプ
群11の配列平面と平行な方向に沿って距離dだけずら
しているのである。なお、ランプ群11の対称軸XR
は、基板Wの回転軸XWと平行である。
【0041】以上のように、対称軸XRと回転軸XWと
を所定の距離dだけずらすことにより基板Wの照度分布
が変化する。図3は、本実施形態の熱処理装置における
基板上の半径方向の照度分布を示す図である。なお、従
来の熱処理装置は対称軸XRと回転軸XWとを一致、す
なわち距離d=0mmとしたものとして捉えることがで
きる。また、1個のランプ12による基板W上の照度分
布については従来と同様の図10に示した通りとなる。
【0042】図3の照度分布を図11に示した従来の熱
処理装置における照度分布と比較すると、ランプ群11
の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらすことによ
って基板W上における半径方向の照度分布の変動が小さ
くなる傾向が認められ、特に距離dが10mm以上のと
きには半径方向の照度分布の変動が従来よりも大幅に小
さくなっている。つまり、基板W上の半径方向における
照度分布の均一性が向上している。
【0043】図4は、図3の距離dごとにその全体平均
照度に対する最大照度と最小照度との差の比率を示した
図である。すなわち、図3に示すある距離dについての
基板W上の半径方向の位置(0mm〜100mm)での
全体平均照度に対する、その半径方向の位置のいずれか
における最大照度と最小照度との差の比率を示した図で
あり、半径方向における照度分布の変動の大きさを定量
的に示すものである。なお、図中左端の距離d=0mm
での値は従来の比率を示している。
【0044】図4から明らかなように、ランプ群11の
対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらすことによっ
て上記比率が従来(d=0mm)よりも低下している。
特に距離dが10mm以上の場合は従来と比較して大幅
に比率が低下しており、基板W上の半径方向における照
度分布の均一性が顕著に向上しているいることが分か
る。
【0045】以上のように、ランプ群11の対称軸XR
と基板Wの回転軸XWとをずらすことによって照度分布
の均一性が向上する理由について以下に述べる。本実施
形態の熱処理装置におけるランプ群11(図2)は6回
回転対称性を有しており、対称軸XRを中心として規則
性を有するように19個のランプ12が配列されたもの
である。このような規則性を有する配列自体に関しては
従来の熱処理装置におけるランプ群11(図9)につい
ても全く同様である。
【0046】ところが、従来においては、ランプ群11
の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとが一致していたた
め(距離d=0mm)、基板Wを回転させたとしても、
例えばランプ群11のうちのミドル領域に属するランプ
12bの直下を通過する基板W上の部分は常にミドル領
域に属するランプ12bの直下を通り続けることにな
る。換言すれば、規則性を有するように配列されたラン
プ群11に対して、その規則性を維持するような基板W
の回転が行われていたため、ランプ群11の配列の規則
性によって生じる照度分布の山谷の部分が基板Wの回転
によって解消されずにそのまま残存することとなってい
たのである。その結果、従来においては、基板W上の半
径方向における照度分布の変動が大きなものとなってい
たのである。
【0047】これに対して、本実施形態においては、ラ
ンプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずら
しているため、基板Wを回転させたときに、例えばある
時点においてランプ群11のうちのミドル領域に属する
ランプ12bの直下を通過する基板W上の部分が常にミ
ドル領域に属するランプ12bの直下を通り続けること
はあり得ない。換言すれば、規則性を有するように配列
されたランプ群11に対して、偏心させて基板Wを回転
させており、いわばランプ群11の配列の規則性を崩す
ような基板Wの回転を行っているため、ランプ群11の
配列の規則性によって生じる照度分布の山谷の部分が基
板Wの回転によって緩和されるのである。その結果、本
実施形態においては、基板W上の半径方向における照度
分布の変動が小さくなり、均一性が向上することとなっ
たのである。基板W上の半径方向における照度分布の均
一性が向上すれば、熱処理時における基板Wの温度均一
性を確保することができる。
【0048】特に、ランプ群11の対称軸XRと基板W
の回転軸XWとをずらす距離dを複数のランプ12の配
列における配列間隔(本実施形態では最近接ランプ中心
間距離(50mm))の1/5以上1/2以下(10m
m以上25mm以下)とすることにより基板W上の半径
方向における照度分布の均一性が向上する。距離dがラ
ンプ12の配列間隔の1/5未満の場合は、ずれの量が
少ないためランプ群11の配列の規則性によって生じる
照度分布の山谷の部分が基板Wの回転によって解消され
る程度が低い。一方、距離dがランプ12の配列間隔の
1/2よりも大きい場合は、ずれの量が大きいため基板
Wの端縁部においてランプ群11からの光照射が行われ
ない部分が断続的に生じることとなる。
【0049】<3.変形例>以上、本発明の実施の形態
について説明したが、この発明は上記の例に限定される
ものではない。例えば、上記実施形態においては、ラン
プ12をハニカム状に配列してランプ群11を形成して
いたが、ランプ群11におけるランプ配列はハニカム状
に限定されるものではなく、以下に示すような形態であ
っても良い。
【0050】図6のランプ群41は、円状フィラメント
43を有する複数のサークルランプ42を同心円上に配
列したものである。このランプ群41は、対称軸XRを
中心として実質的にn回回転対称性(nは2以上の任意
の自然数をとりうる)を有しているものであると言え
る。
【0051】このようなランプ群41であったとして
も、ランプ群41の対称軸XRと基板Wの回転軸XWと
をずらせば、上記実施形態において説明したのと同様の
理由により、基板W上の半径方向における照度分布の均
一性が向上することとなり、熱処理時における基板Wの
温度均一性を確保することができる。なお、図6におい
て、サークルランプ42の配列間隔とは、最近接のサー
クルランプ42の中心線間の距離を意味する(図中の符
号l1にて示す距離)。
【0052】図7のランプ群51は、複数の棒状ランプ
52を縦横の格子状に配列したものである。このランプ
群51は、対称軸XRを中心として4回回転対称性を有
している。このようなランプ群51であったとしても、
ランプ群51の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをず
らせば、上記実施形態において説明したのと同様の理由
により、基板W上の半径方向における照度分布の均一性
が向上することとなり、熱処理時における基板Wの温度
均一性を確保することができる。なお、図7において、
棒状ランプ52の配列間隔とは、相互に平行に近接する
棒状ランプ52の中心線間の距離を意味する(図中の符
号l2にて示す距離)。
【0053】また、図8のランプ群61は、複数のラン
プ12をハニカム状に配列したものである。ランプ12
自体は上記実施形態と同様の円筒状フィラメントを有す
るランプであり、複数のランプ12をハニカム状に配列
している点も上記実施形態と同じである。但し、上記実
施形態のランプ群11においては対称軸XRが中央のラ
ンプ12を通っていた(図2参照)のに対し、図8のラ
ンプ群61においては対称軸XRがランプ12が存在し
ないランプ間位置を通る点において相違している。
【0054】図8の場合、ランプ群61は、対称軸XR
を中心として3回回転対称性を有している。このような
ランプ群61であったとしても、ランプ群61の対称軸
XRと基板Wの回転軸XWとをずらせば、上記実施形態
において説明したのと同様の理由により、基板W上の半
径方向における照度分布の均一性が向上することとな
り、熱処理時における基板Wの温度均一性を確保するこ
とができる。
【0055】このように、ある対称軸を中心としてn回
回転対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列
されたランプ群であれば、上記実施形態に示したランプ
群11に限らず種々の配列パターンのランプ群を適用す
ることができる。
【0056】また、上記実施形態においては、複数のラ
ンプ12を平面状に配列してランプ群11を形成してい
たが、すべてのランプ12を完全に平面状に配列する必
要はなく、複数のランプ12に若干の上下方向の位置関
係を持たせるようにしても良いことは勿論であり、処理
対象の基板Wから見てランプ群がn回回転対称性を有す
るように配列された配列パターンを有していれば良い。
【0057】また、上記実施形態においては、基板Wを
回転させるようにしていたが、これに代えてランプ群を
その対称軸を中心として回転させるようにしても良い。
この場合は、ランプ群の対称軸と基板Wの中心軸とをず
らせば、上記実施形態と同様の効果を得ることができ
る。すなわち、基板Wとランプ群とは相対的に回転され
る関係にあれば良い。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、n回回転対称性(nは2以上の自然数)を有
するように配列されたランプ群の対称軸と基板の回転軸
とをランプ群が配列された平面と略平行な方向に沿って
ずらしているため、ランプ群の配列の規則性によって生
じる基板上の照度分布の山谷の部分が基板の回転によっ
て緩和されることとなり、その結果、基板上の半径方向
における照度分布の均一性が向上することとなり、熱処
理時に基板の温度均一性を確保することができる。
【0059】また、請求項2の発明によれば、n回回転
対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列され
たランプ群の対称軸と基板の回転軸とを基板の回転面と
略平行な方向に沿ってずらしているため、請求項1の発
明による効果と同様の効果を得ることができる。
【0060】また、請求項3の発明によれば、対称軸と
回転軸とを複数のランプの配列における配列間隔の5分
の1以上2分の1以下ずらしているため、基板上の半径
方向における照度分布の均一性が顕著に向上することと
なり、熱処理時に基板の温度均一性を確実に確保するこ
とができる。
【0061】また、請求項4の発明によれば、所定の対
称軸を中心として規則性を有するように配列されたラン
プ群のその対称軸と基板の回転軸とを基板の回転面と略
平行な方向に沿ってずらしているため、請求項1の発明
による効果と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱処理装置の全体構成を示す側面
断面図である。
【図2】図1の熱処理装置におけるランプの平面配列を
示す平面図である。
【図3】図1の熱処理装置における基板上の半径方向の
照度分布を示す図である。
【図4】図3の距離dごとにその全体照度平均に対する
最大照度と最小照度との差の比率を示した図である。
【図5】n回回転対称性を有する図形を例示した図であ
る。
【図6】本発明に係る熱処理装置における他のランプ配
列を示す平面図である。
【図7】本発明に係る熱処理装置における他のランプ配
列を示す平面図である。
【図8】本発明に係る熱処理装置における他のランプ配
列を示す平面図である。
【図9】従来の熱処理装置におけるランプ配列を示す平
面図である。
【図10】1個のランプによる基板上の照度分布を示す
図である。
【図11】図9の従来の熱処理装置における基板上の半
径方向の照度分布を示す図である。
【符号の説明】
11、41、51、61 ランプ群 12 ランプ 27 モータ 42 サークルランプ 52 棒状ランプ W 基板 XR 対称軸 XW 回転軸
フロントページの続き (72)発明者 西原 英夫 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 伊藤 禎朗 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 5F045 AB32 AC11 AF01 AF07 DP04 DP28 EC03 EJ06 EJ09 EK12 EK21 EM09 EM10 GB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を回転させつつ、その基板に光を照
    射して熱処理を行う熱処理装置であって、 それぞれが基板に光を照射する複数のランプが略平面状
    に配列されるとともに、前記平面に垂直な所定の対称軸
    を中心としてn回回転対称性(nは2以上の自然数)を
    有するように配列されたランプ群と、 所定の回転軸を中心として、前記平面と略平行な面内に
    て基板を回転させる回転手段と、を備え、 前記対称軸と前記回転軸とを前記平面と略平行な方向に
    沿ってずらすことを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 基板を回転させつつ、その基板に光を照
    射して熱処理を行う熱処理装置であって、 それぞれが基板に光を照射する複数のランプが所定の対
    称軸を中心としてn回回転対称性(nは2以上の自然
    数)を有するように配列されたランプ群と、 前記対称軸と略平行な回転軸を中心として基板を回転さ
    せる回転手段と、を備え、 前記対称軸と前記回転軸とを前記基板の回転面と略平行
    な方向に沿ってずらすことを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の熱処理
    装置において、 前記対称軸と前記回転軸とを前記複数のランプの配列に
    おける配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらすこと
    を特徴とする熱処理装置。
  4. 【請求項4】 基板を回転させつつ、その基板に光を照
    射して熱処理を行う熱処理装置であって、 それぞれが基板に光を照射する複数のランプが所定の対
    称軸を中心として規則性を有するように配列されたラン
    プ群と、 前記対称軸と略平行な回転軸を中心として基板を回転さ
    せる回転手段と、を備え、 前記対称軸と前記回転軸とを前記基板の回転面と略平行
    な方向に沿ってずらすことを特徴とする熱処理装置。
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