JP3659863B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、「基板」と称する)を回転させつつ、その基板に光を照射して熱処理を行うランプアニール等の熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、基板の製造工程においては、種々の熱処理が行われている。基板に対して熱処理を行う熱処理装置としては、例えば、光照射によって基板の急速加熱を行う急速加熱装置(いわゆるランプアニール装置)が用いられている。特に、半導体デバイス等の微細加工に対する要求が厳しくなるにつれ、急速加熱装置による急速加熱プロセス(RTP; Rapid Thermal Process)が重要なものとなってきている。
【0003】
急速加熱装置は一般に、主として赤外線ハロゲンランプを加熱源とし、窒素ガス等の所定のガス雰囲気中にて当該ランプから光照射を行うことによって秒オーダーで基板を所望の温度(〜1200℃)にまで昇温し、数10秒程度基板をその温度に保持した後、ランプからの光照射を停止して基板を急速に冷却するものである。
【0004】
このような急速加熱装置は、基板に作り込まれたトランジスタの接合層における熱による不純物の再拡散防止、薄い酸化膜等の絶縁膜形成等が可能であり、従来の電気炉による長時間高温熱処理では実現が困難であった処理を行うことができる。
【0005】
図9は、従来の熱処理装置におけるランプ配列を示す平面図である。この熱処理装置はいわゆるランプアニール装置であって、19個のランプユニット10からなるランプ群11を備えている。各ランプユニット10はランプ12およびリフレクタ16によって構成されている。同図に示すように、ランプ群11は、1つのランプユニット10の周囲に6つのランプユニット10を相互に隣接して設けるハニカム状配列とされている。そして、ランプ群11は、19個のランプ12によって基板Wの全面を覆うように配置されている。なお、基板Wの径は200mmである。
【0006】
このランプ群11によって基板Wの加熱処理を行うときには、各ランプ12に電力を供給して光を出射させる。各ランプ12から出射された光は直接にまたはリフレクタ16によって反射された後に基板Wに到達し、基板Wを加熱する。このときに、ランプ群11をその最も中心に位置する1個のランプ12からなるセンター領域、最も外側に位置する12個のランプ12からなるエッジ領域、それらの中間に位置する6個のランプ12からなるミドル領域の3つの領域に分割し、各領域ごとに電力供給パターンを変化させるとともに、基板Wを回転させることによって、基板の面内温度均一性を確保するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の熱処理装置においては、上記の領域ごとの電力供給制御や基板Wの回転によっても十分な面内温度均一性を確保することができなかった。その理由について以下に説明する。
【0008】
図10は、1個のランプ12による基板W上の照度分布を示す図である。図中左端の位置(距離0の位置)が基板W上におけるランプ12の鉛直方向直下の位置である。また、図中に符号RPとして示しているのはランプ12の半径である。
【0009】
同図に示すように、ランプ12の直下の位置においては高い照度が得られるものの、その位置からの距離が長くなるにつれて基板W上における照度が徐々に低下する傾向が生じる。つまり、ランプ12からの光はリフレクタ16によって下方へと向かう指向性を有しているため、ランプ12の直下(ランプ12の径の範囲)ではほぼ均一な高い照度が得られるのであるが、ランプ12からの水平方向(基板Wの面と平行な方向)の距離が長くなるにしたがって当該ランプ12からの照度が低下するのである。
【0010】
一方、ランプ群11を構成する19個のランプ12は上述の如くハニカム状に配列されており、見方を変えれば、19個のランプ12が同心円上に配列されているとも言える。従って、従来の熱処理装置においては、基板Wを回転させたとしても、図11に示すような照度分布となるのである。
【0011】
図11は、従来の熱処理装置における基板W上の半径方向の照度分布を示す図である。図11に示すように、上記センター領域、ミドル領域、エッジ領域のそれぞれの下方の基板W上における位置ではある程度の高い照度が得られているものの、各領域の間の下方位置では照度が低下している。これは、各ランプ12からの照度分布が図10のようになることに起因して、センター領域、ミドル領域、エッジ領域のそれぞれの下方では各ランプ12から十分な光量の光が照射されて照度が高くなるのに対して、各領域の間の下方ではいずれの領域に属するランプ12からの光量も少なくなり照度が低くなったものである。なお、光照射時には基板Wが回転されているため、同一領域内においては照度がほぼ均一となり、基板Wの任意の半径方向について図11に示すような照度分布が得られることとなる。
【0012】
基板W上の半径方向の照度分布が図11のような不均一なものとなると、その結果として基板W内における面内温度均一性が損なわれるという問題が生じる。
【0013】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、熱処理時に基板の温度均一性を確保することができる熱処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板を回転させつつ、その基板に光を照射して熱処理を行う熱処理装置であって、それぞれが基板に光を照射する複数のランプが略平面状に配列されるとともに、前記平面に垂直な所定の対称軸を中心としてn回回転対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列されたランプ群と、所定の回転軸を中心として、前記平面と略平行な面内にて基板を回転させる回転手段と、を備え、前記対称軸と前記回転軸とを前記平面と略平行な方向に沿って前記複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらしている。
【0015】
また、請求項2の発明は、基板を回転させつつ、その基板に光を照射して熱処理を行う熱処理装置であって、それぞれが基板に光を照射する複数のランプが所定の対称軸を中心としてn回回転対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列されたランプ群と、前記対称軸と略平行な回転軸を中心として基板を回転させる回転手段と、を備え、前記対称軸と前記回転軸とを前記基板の回転面と略平行な方向に沿って前記複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらしている。
【0016】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る熱処理装置において、前記複数のランプのそれぞれを円筒形状のランプとし、前記ランプ群に前記複数のランプをハニカム状に配列している。
【0017】
また、請求項4の発明は、基板を回転させつつ、その基板に光を照射して熱処理を行う熱処理装置であって、それぞれが基板に光を照射する複数のランプが所定の対称軸を中心として規則性を有するように配列されたランプ群と、前記対称軸と略平行な回転軸を中心として基板を回転させる回転手段と、を備え、前記対称軸と前記回転軸とを前記基板の回転面と略平行な方向に沿って前記複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらしている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
<1.熱処理装置の全体構成>
図1は、本発明に係る熱処理装置の全体構成を示す側面断面図である。図1の熱処理装置は、光照射によって基板Wの急速加熱処理を行ういわゆるランプアニール装置である。この熱処理装置は、大別して上部のランプハウス1と、下部の炉壁2とを備えている。
【0020】
ランプハウス1には、19個のランプ12と19個のリフレクタ6が設けられている。それぞれのリフレクタ6の内側には、その中心軸と同軸にランプ挿入用の穴が開けられており、その穴に1つのランプ12が上方より挿入される。各ランプ12は、必要とされる照射強度およびランプ寿命や製作性の制限から、円筒形状の石英管内にハロゲンガスを封入するとともに、その中心軸近傍に円筒状のフィラメント3を設ける赤外線ハロゲンランプとしている。フィラメント3は、その長手方向を石英管の中心軸に沿わせるようにして配置されている。また、各ランプ12の上部にはフィラメント3に電力を供給するためのフィラメント導出端子4が設けられている。なお、本実施形態において、ランプ12は平面状に配列されているが、その平面配列の形態についてはさらに後述する。
【0021】
リフレクタ6は、楕円球面形状の反射鏡であり、ランプ12から出射された光を下方に向けて(基板Wに向けて)反射するものである。
【0022】
ランプハウス1の上部に設けられたベース板8の下面には、リフレクタ6の上端部が固設されている。各ランプ12は、リフレクタ6の中心軸と同軸となるように取り付けフランジ5を介してベース板8に固定されている。また、ベース板8の内部には複数の水冷経路7が設けられており、ランプ12から伝達される熱を冷却できるように構成されている。
【0023】
炉壁2の内部には基板Wの熱処理を行うための処理室PRが形成されている。また、炉壁2には基板搬入搬出用の炉口21が形成されており、炉口21の外側にはシャッター22が設けられている。シャッター22は図示を省略する開閉機構によって開閉可能とされている。シャッター22が開放されている状態においては、図外の搬送機構によって未処理の基板Wを炉口21から処理室PRに搬入することと、処理済みの基板Wを処理室PRから搬出することができる。一方、シャッター22が閉鎖されている状態(図1の状態)においては、シャッター22および後述のチャンバ窓23によって処理室PRがO−リング(図示省略)を介してシールされることとなり、処理室PRが密閉空間となる。
【0024】
また、炉壁2の内部には基板Wを処理室PRに支持するための支持台24が回転自在に設けられている。支持台24は、透明な石英製の部材であって光を透過することができる。支持台24の下部には磁石25が固設されている。そして、炉壁2の外部下側であって、磁石25と対向する位置には磁石リング26が設けられている。磁石リング26は、モータ27のモータ軸と噛合しており、モータ27の回転に伴って回転する。磁石リング26と磁石25とは、磁力によって相互に引力を作用させており、磁石リング26が回転すると磁石25が固設されている支持台24も回転することとなる。支持台24が回転すると、それに支持されている基板Wも回転軸XWを中心として回転する。すなわち、モータ27は支持台24およびそれに支持される基板Wを回転軸XWを中心として回転させることができる回転手段に相当する。なお、基板Wは、19個のランプ12の配列が形成する平面と平行な面内にて回転されるものであり、回転軸XWは基板Wの中心を垂直に通る中心軸と一致する。
【0025】
炉壁2の内部であって処理室PRの上方にはチャンバ窓23が設けられている。チャンバ窓23は、石英製でランプ12から出射された光を下方に透過することができるとともに、処理室PRをシールする機能を有している。
【0026】
また、炉壁2にはガス導入口28および排気口29が設けられている。ガス導入口28および排気口29はそれぞれ図外のガス供給ラインおよび排気ラインに接続されている。これにより、処理室PR内にガス導入口28から窒素ガス、酸素ガス等のプロセスガスを供給することができるとともに、排気口29から処理室PR内の雰囲気ガスを排気することができる。
【0027】
さらに、炉壁2の底部外側には放射温度計30a、30b、30cが設けられている。既述したように、支持台24は透明であって加熱された基板Wからの赤外光を透過することができる。支持台24を透過した赤外光は、炉壁2の底部に設けられた覗き窓31を通過して各放射温度計30a、30b、30cに到達することとなる。各放射温度計30a、30b、30cは、石英を透過する波長域にて非接触の温度計測を行うことができるものであり、加熱処理中の基板Wの温度を計測する。
【0028】
次に、上記構成を有する図1の熱処理装置における処理手順の概略について述べておく。まず、排気口29から排気を行うとともにガス導入口28から処理室PRに不活性ガス(例えば、窒素ガス)を供給し、処理室PR内を不活性ガスの雰囲気に置換しておく。そして、シャッター22を開放して炉口21から未処理の基板Wを搬入し、支持台24に載置する。次に、シャッター22を閉じて炉口21を閉鎖するとともに、ガス導入口28から所定のプロセスガスを導入し、処理室PR内の基板Wの周辺をそのプロセスガスの雰囲気に置換する。
【0029】
その後、ランプ12への電力供給を開始し、ランプ12からの光照射を行う。ランプ12から出射された光はチャンバ窓23を透過して基板Wに到達し、基板Wを急速に加熱する。ランプ12からの光照射を行うときには、モータ27によって基板Wを回転させている。また、光照射時には基板Wを回転させるとともに、放射温度計30aによって基板Wの中央部、放射温度計30cによって基板Wの端部、放射温度計30bによって基板Wの中央部と端部との中間部の温度をそれぞれ計測し、図外の制御部により各領域の温度計測結果に基づいて19個のランプ12への供給電力量を制御している。より具体的には、熱の放出の大きい基板Wの端縁部に近いほど大きな光量を照射する必要があり、基板Wの端縁部に対応するランプ12に大きな電力を供給し、基板Wの中央部に対応するランプ12へは相対的に小さな電力を供給するようにしている。
【0030】
その後、所定時間が経過し、基板Wの加熱処理が終了すると、ランプ12からの光照射を停止する。そして、ガス導入口28から処理室PRに不活性ガスを供給する。最後に、シャッター22を開けて炉口21を開放し、処理済みの基板Wを装置外に搬出し、一連の熱処理が終了する。
【0031】
<2.ランプの平面配列>
次に、上記熱処理装置における19個のランプ12の平面配列について説明する。図2は、本発明に係る熱処理装置におけるランプの平面配列を示す平面図である。同図に示すように、本発明に係る熱処理装置におけるランプ12の平面配列自体は、従来のハニカム状のランプ配列と同じである(図9参照)。すなわち、1つのランプユニット10(ランプ12とリフレクタ6との結合)の周囲に6つのランプユニット10を相互に隣接して設ける平面配列である。19個のランプ12は図2に示すようなハニカム状に配列されて1つのランプ群11を形成している。なお、本実施形態においては、基板Wの径は200mmであり、最近接のランプ中心間距離を50mmとしている。
【0032】
なお、ランプ群11は、その最も中心に位置する1個のランプ12aからなるセンター領域、最も外側に位置する12個のランプ12cからなるエッジ領域、それらの中間に位置する6個のランプ12bからなるミドル領域の3つの領域に分割することができる。以降において、単にランプとして包括的に表現する場合はランプ12と記載し、上記のいずれかの領域に属するランプとして表現する場合にはランプ12a(12b、12c)と記載する。
【0033】
本発明に係る熱処理装置においては、ランプ12の平面配列自体は従来のハニカム状のランプ配列と同じであるものの、ランプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをランプ群11の配列平面と平行な方向、すなわち基板Wの回転面と平行な方向に沿って距離dだけずらしている。
【0034】
基板Wの回転軸XWとは、モータ27によって基板Wが回転される中心を通りその回転面に垂直な軸である。また、ランプ群11の対称軸XRとは、ランプ群11の対称性の中心となる軸であり、ランプ群11が形成する平面と垂直をなすものである。
【0035】
ここで、ランプ群11の対称性について説明しておく。一般に、幾何学的図形または物体がある軸のまわりの角2π/n(nは2以上の自然数)の回転に関して不変であればn回回転対称性をもつという。図5にn回回転対称性を有する簡易な図形を例示する。
【0036】
図5(a)に示す図形は正方形であり、対称軸X1のまわりの角2π/4(=90°)の回転に関して不変、つまり対称軸X1を中心として2π/4回転させると元の図形に一致する。このような正方形は対称軸X1を中心として4回回転対称性を有する。
【0037】
図5(b)に示す図形は長方形であり、対称軸X2のまわりの角2π/2(=180°)の回転に関して不変、つまり対称軸X2を中心として2π/2回転させると元の図形に一致する。このような長方形は対称軸X2を中心として2回回転対称性を有する。
【0038】
図5(c)に示す図形は正五角形であり、対称軸X3のまわりの角2π/5(=72°)の回転に関して不変、つまり対称軸X3を中心として2π/5回転させると元の図形に一致する。このような正五角形は対称軸X3を中心として5回回転対称性を有する。
【0039】
図5(d)に示す図形は正六角形であり、対称軸X4のまわりの角2π/6(=60°)の回転に関して不変、つまり対称軸X4を中心として2π/6回転させると元の図形に一致する。このような正六角形は対称軸X4を中心として6回回転対称性を有する。なお、図5における対称軸X1〜X4はいずれも図形の平面(紙面)と垂直なものである。
【0040】
図2に戻り、上記の説明および同図から明らかなように、本実施形態のランプ群11は対称軸XRを中心として6回回転対称性を有している。つまり、対称軸XRのまわりの角2π/6(=60°)の回転に関して不変である。そして、本実施形態においては、ランプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをランプ群11の配列平面と平行な方向に沿って距離dだけずらしているのである。なお、ランプ群11の対称軸XRは、基板Wの回転軸XWと平行である。
【0041】
以上のように、対称軸XRと回転軸XWとを所定の距離dだけずらすことにより基板Wの照度分布が変化する。図3は、本実施形態の熱処理装置における基板上の半径方向の照度分布を示す図である。なお、従来の熱処理装置は対称軸XRと回転軸XWとを一致、すなわち距離d=0mmとしたものとして捉えることができる。また、1個のランプ12による基板W上の照度分布については従来と同様の図10に示した通りとなる。
【0042】
図3の照度分布を図11に示した従来の熱処理装置における照度分布と比較すると、ランプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらすことによって基板W上における半径方向の照度分布の変動が小さくなる傾向が認められ、特に距離dが10mm以上のときには半径方向の照度分布の変動が従来よりも大幅に小さくなっている。つまり、基板W上の半径方向における照度分布の均一性が向上している。
【0043】
図4は、図3の距離dごとにその全体平均照度に対する最大照度と最小照度との差の比率を示した図である。すなわち、図3に示すある距離dについての基板W上の半径方向の位置(0mm〜100mm)での全体平均照度に対する、その半径方向の位置のいずれかにおける最大照度と最小照度との差の比率を示した図であり、半径方向における照度分布の変動の大きさを定量的に示すものである。なお、図中左端の距離d=0mmでの値は従来の比率を示している。
【0044】
図4から明らかなように、ランプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらすことによって上記比率が従来(d=0mm)よりも低下している。特に距離dが10mm以上の場合は従来と比較して大幅に比率が低下しており、基板W上の半径方向における照度分布の均一性が顕著に向上していることが分かる。
【0045】
以上のように、ランプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらすことによって照度分布の均一性が向上する理由について以下に述べる。本実施形態の熱処理装置におけるランプ群11(図2)は6回回転対称性を有しており、対称軸XRを中心として規則性を有するように19個のランプ12が配列されたものである。このような規則性を有する配列自体に関しては従来の熱処理装置におけるランプ群11(図9)についても全く同様である。
【0046】
ところが、従来においては、ランプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとが一致していたため(距離d=0mm)、基板Wを回転させたとしても、例えばランプ群11のうちのミドル領域に属するランプ12bの直下を通過する基板W上の部分は常にミドル領域に属するランプ12bの直下を通り続けることになる。換言すれば、規則性を有するように配列されたランプ群11に対して、その規則性を維持するような基板Wの回転が行われていたため、ランプ群11の配列の規則性によって生じる照度分布の山谷の部分が基板Wの回転によって解消されずにそのまま残存することとなっていたのである。その結果、従来においては、基板W上の半径方向における照度分布の変動が大きなものとなっていたのである。
【0047】
これに対して、本実施形態においては、ランプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらしているため、基板Wを回転させたときに、例えばある時点においてランプ群11のうちのミドル領域に属するランプ12bの直下を通過する基板W上の部分が常にミドル領域に属するランプ12bの直下を通り続けることはあり得ない。換言すれば、規則性を有するように配列されたランプ群11に対して、偏心させて基板Wを回転させており、いわばランプ群11の配列の規則性を崩すような基板Wの回転を行っているため、ランプ群11の配列の規則性によって生じる照度分布の山谷の部分が基板Wの回転によって緩和されるのである。その結果、本実施形態においては、基板W上の半径方向における照度分布の変動が小さくなり、均一性が向上することとなったのである。基板W上の半径方向における照度分布の均一性が向上すれば、熱処理時における基板Wの温度均一性を確保することができる。
【0048】
特に、ランプ群11の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらす距離dを複数のランプ12の配列における配列間隔(本実施形態では最近接ランプ中心間距離(50mm))の1/5以上1/2以下(10mm以上25mm以下)とすることにより基板W上の半径方向における照度分布の均一性が向上する。距離dがランプ12の配列間隔の1/5未満の場合は、ずれの量が少ないためランプ群11の配列の規則性によって生じる照度分布の山谷の部分が基板Wの回転によって解消される程度が低い。一方、距離dがランプ12の配列間隔の1/2よりも大きい場合は、ずれの量が大きいため基板Wの端縁部においてランプ群11からの光照射が行われない部分が断続的に生じることとなる。
【0049】
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、ランプ12をハニカム状に配列してランプ群11を形成していたが、ランプ群11におけるランプ配列はハニカム状に限定されるものではなく、以下に示すような形態であっても良い。
【0050】
図6のランプ群41は、円状フィラメント43を有する複数のサークルランプ42を同心円上に配列したものである。このランプ群41は、対称軸XRを中心として実質的にn回回転対称性(nは2以上の任意の自然数をとりうる)を有しているものであると言える。
【0051】
このようなランプ群41であったとしても、ランプ群41の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらせば、上記実施形態において説明したのと同様の理由により、基板W上の半径方向における照度分布の均一性が向上することとなり、熱処理時における基板Wの温度均一性を確保することができる。なお、図6において、サークルランプ42の配列間隔とは、最近接のサークルランプ42の中心線間の距離を意味する(図中の符号l1にて示す距離)。
【0052】
図7のランプ群51は、複数の棒状ランプ52を縦横の格子状に配列したものである。このランプ群51は、対称軸XRを中心として4回回転対称性を有している。このようなランプ群51であったとしても、ランプ群51の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらせば、上記実施形態において説明したのと同様の理由により、基板W上の半径方向における照度分布の均一性が向上することとなり、熱処理時における基板Wの温度均一性を確保することができる。なお、図7において、棒状ランプ52の配列間隔とは、相互に平行に近接する棒状ランプ52の中心線間の距離を意味する(図中の符号l2にて示す距離)。
【0053】
また、図8のランプ群61は、複数のランプ12をハニカム状に配列したものである。ランプ12自体は上記実施形態と同様の円筒状フィラメントを有するランプであり、複数のランプ12をハニカム状に配列している点も上記実施形態と同じである。但し、上記実施形態のランプ群11においては対称軸XRが中央のランプ12を通っていた(図2参照)のに対し、図8のランプ群61においては対称軸XRがランプ12が存在しないランプ間位置を通る点において相違している。
【0054】
図8の場合、ランプ群61は、対称軸XRを中心として3回回転対称性を有している。このようなランプ群61であったとしても、ランプ群61の対称軸XRと基板Wの回転軸XWとをずらせば、上記実施形態において説明したのと同様の理由により、基板W上の半径方向における照度分布の均一性が向上することとなり、熱処理時における基板Wの温度均一性を確保することができる。
【0055】
このように、ある対称軸を中心としてn回回転対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列されたランプ群であれば、上記実施形態に示したランプ群11に限らず種々の配列パターンのランプ群を適用することができる。
【0056】
また、上記実施形態においては、複数のランプ12を平面状に配列してランプ群11を形成していたが、すべてのランプ12を完全に平面状に配列する必要はなく、複数のランプ12に若干の上下方向の位置関係を持たせるようにしても良いことは勿論であり、処理対象の基板Wから見てランプ群がn回回転対称性を有するように配列された配列パターンを有していれば良い。
【0057】
また、上記実施形態においては、基板Wを回転させるようにしていたが、これに代えてランプ群をその対称軸を中心として回転させるようにしても良い。この場合は、ランプ群の対称軸と基板Wの中心軸とをずらせば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、基板Wとランプ群とは相対的に回転される関係にあれば良い。
【0058】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1の発明によれば、n回回転対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列されたランプ群の対称軸と基板の回転軸とをランプ群が配列された平面と略平行な方向に沿って複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらしているため、ランプ群の配列の規則性によって生じる基板上の照度分布の山谷の部分が基板の回転によって緩和されることとなり、その結果、基板上の半径方向における照度分布の均一性が向上することとなり、熱処理時に基板の温度均一性を確保することができる。
【0059】
また、請求項2の発明によれば、n回回転対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列されたランプ群の対称軸と基板の回転軸とを基板の回転面と略平行な方向に沿って複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらしているため、請求項1の発明による効果と同様の効果を得ることができる。
【0060】
また、請求項3の発明によれば、複数のランプのそれぞれが円筒形状のランプであり、ランプ群が複数のランプをハニカム状に配列しているため、円筒状ランプをハニカム状に配列した熱処理装置においても熱処理時に基板の温度均一性を確実に確保することができる。
【0061】
また、請求項4の発明によれば、所定の対称軸を中心として規則性を有するように配列されたランプ群のその対称軸と基板の回転軸とを基板の回転面と略平行な方向に沿って複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらしているため、請求項1の発明による効果と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱処理装置の全体構成を示す側面断面図である。
【図2】図1の熱処理装置におけるランプの平面配列を示す平面図である。
【図3】図1の熱処理装置における基板上の半径方向の照度分布を示す図である。
【図4】図3の距離dごとにその全体照度平均に対する最大照度と最小照度との差の比率を示した図である。
【図5】n回回転対称性を有する図形を例示した図である。
【図6】本発明に係る熱処理装置における他のランプ配列を示す平面図である。
【図7】本発明に係る熱処理装置における他のランプ配列を示す平面図である。
【図8】本発明に係る熱処理装置における他のランプ配列を示す平面図である。
【図9】従来の熱処理装置におけるランプ配列を示す平面図である。
【図10】1個のランプによる基板上の照度分布を示す図である。
【図11】図9の従来の熱処理装置における基板上の半径方向の照度分布を示す図である。
【符号の説明】
11、41、51、61 ランプ群
12 ランプ
27 モータ
42 サークルランプ
52 棒状ランプ
W 基板
XR 対称軸
XW 回転軸

Claims (4)

  1. 基板を回転させつつ、その基板に光を照射して熱処理を行う熱処理装置であって、
    それぞれが基板に光を照射する複数のランプが略平面状に配列されるとともに、前記平面に垂直な所定の対称軸を中心としてn回回転対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列されたランプ群と、
    所定の回転軸を中心として、前記平面と略平行な面内にて基板を回転させる回転手段と、
    を備え、
    前記対称軸と前記回転軸とを前記平面と略平行な方向に沿って前記複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらすことを特徴とする熱処理装置。
  2. 基板を回転させつつ、その基板に光を照射して熱処理を行う熱処理装置であって、
    それぞれが基板に光を照射する複数のランプが所定の対称軸を中心としてn回回転対称性(nは2以上の自然数)を有するように配列されたランプ群と、
    前記対称軸と略平行な回転軸を中心として基板を回転させる回転手段と、
    を備え、
    前記対称軸と前記回転軸とを前記基板の回転面と略平行な方向に沿って前記複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらすことを特徴とする熱処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱処理装置において、
    前記複数のランプのそれぞれは円筒形状のランプであり、
    前記ランプ群は、前記複数のランプをハニカム状に配列していることを特徴とする熱処理装置。
  4. 基板を回転させつつ、その基板に光を照射して熱処理を行う熱処理装置であって、
    それぞれが基板に光を照射する複数のランプが所定の対称軸を中心として規則性を有するように配列されたランプ群と、
    前記対称軸と略平行な回転軸を中心として基板を回転させる回転手段と、
    を備え、
    前記対称軸と前記回転軸とを前記基板の回転面と略平行な方向に沿って前記複数のランプの配列における配列間隔の5分の1以上2分の1以下ずらすことを特徴とする熱処理装置。
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