JPH09330886A - 基板の枚葉式熱処理装置 - Google Patents

基板の枚葉式熱処理装置

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JPH09330886A
JPH09330886A JP8147366A JP14736696A JPH09330886A JP H09330886 A JPH09330886 A JP H09330886A JP 8147366 A JP8147366 A JP 8147366A JP 14736696 A JP14736696 A JP 14736696A JP H09330886 A JPH09330886 A JP H09330886A
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rod
lamp
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▲隆▼俊 千葉
Takashi Ito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の面内温度分布を均一とすることおよび
基板が大口径化しても対応できること。 【解決手段】 棒状両極ランプ1で構成された基板中央
部加熱源14と、単極ランプ2が基板Wの外周に沿って
配置された基板周辺部加熱源13と有する。基板中央部
加熱源14は基板Wの中央部分の加熱を担当し、基板周
辺部加熱源13は基板の周辺部の加熱を担当する。これ
によって熱処理工程において生ずる基板の中央部と周辺
部との温度差を解消する。また、基板周辺部加熱源13
を構成する単極ランプ2の位置を変更することができる
ため、基板周辺部の照射ムラを調整することが可能であ
る。さらに、基板の大口径化についても棒状両極ランプ
1の長さを長くすることなく簡単な設計変更のみで対応
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板をランプ熱
源によって加熱する基板の枚葉式熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体などの基板の製造過程において、
イオン注入後,エッチング後などの工程の途中に種々の
目的で熱処理が行われている。このような熱処理を施す
装置としては、基板を一枚づつ熱処理する枚葉式で、ラ
ンプ熱源を用いた基板熱処理装置が知られている。
【0003】<第1の従来の技術>図17は第1の従来
の基板の枚葉式熱処理装置の斜視図である。まず基板W
の上方に棒状両極ランプ101が複数配置された基板上
面加熱源103を備える。そして基板Wの下方には、同
じく棒状両極ランプ101が複数配置された基板下面加
熱源104を備える。ここで棒状両極ランプ101は、
棒状ランプの両端に電極102を有するものである。そ
して、図に示すように基板上面加熱源103の棒状両極
ランプ101と基板下面加熱源104の棒状両極ランプ
101は互いに直交するように配置されている。このよ
うに配置された棒状両極ランプ101は、近傍に存在す
る2〜4本程度を1つのまとまりとして、同一の電源に
接続されている。
【0004】<第2の従来の技術>図18は第2の従来
の基板の枚葉式熱処理装置の概略図である。基板Wはピ
ン110によって受けられている。またピン110は支
柱108に接続されており、図示しないモーターによっ
てR方向に回転する。基板Wの上方および下方にはそれ
ぞれ単極ランプ105が円状に配置されている。そして
内壁109の壁面には反射板107が取り付けられてい
る。また単極ランプ105からの光を有効的に基板Wに
照射するように反射板106を有している。
【0005】このような枚葉式熱処理装置の単極ランプ
105は基板Wの周辺部に配置されているため、基板W
の中央部よりも周辺部に対して多くの光が照射され、温
度も周辺部の方が高くなることが想定できる。これを防
止するため従来の技術においては、反射板106,10
7の取り付けや反射板106,107自体を工夫する
(たとえば、反射面を曲面にし光を任意の部分に集光す
る)ことにより、中央部に照射される光と周辺部に照射
される光の分布を調整し、さらに基板WをR方向に回転
させることによって、基板Wの面内温度分布をなるべく
均一にするように構成されている。
【0006】<第3の従来の技術>図19および図20
は第3の従来の基板の枚葉式熱処理装置の概略図であ
る。これらは基板Wの側面から加熱することを目的とし
ている。図19の従来例は、基板Wを取り囲むように棒
状両極ランプ101を井桁状に配置している。また、図
20の従来例は、基板Wと垂直な方向に、基板Wを取り
囲むように等間隔で棒状両極ランプ101を配置してい
る。
【0007】通常、基板の熱処理を行う過程において、
定温過程および降温過程では、基板の周辺部の方が中央
部よりも温度が低くなる。したがってこのような場合に
は図19および図20の棒状両極ランプ101の配置は
効果的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来の技術で
は、基板面内の温度分布を棒状両極ランプ101に印加
する電力の配分で調整することになるが、棒状両極ラン
プ101の配列された特定の方向にしか光の照射するエ
ネルギー(光エネルギー)を調整できない。すなわち基
板Wの周辺部の温度を上げようとすると図21に示す斜
線領域に位置する棒状両極ランプの電力を上げ、光エネ
ルギーを上げることになる。この場合は、図21に示す
領域K2と領域K1とを比較すると、照射する光エネル
ギーが領域K1の方が大きくなる。したがって基板Wの
周辺部の温度も領域K1の方が高くなる。このような現
象を避けるためには炉体を大きくしなければならない
が、そのような対策を行っても特定の棒状両極ランプに
負荷が片寄ることは避けられない。さらに、基板Wのサ
イズが大型化(大口径化)する場合を考慮すると、棒状
両極ランプ101の長さを長くする必要があるが、そう
するとランプの応答性が低下するという問題が発生す
る。
【0009】つぎに、第2の従来の技術であるが、基板
Wの上下の周辺部に取り付けられた単極ランプ105か
らの光を反射板106,107によって基板Wの中央部
にも照射するように構成しているため、照射ムラが生じ
やすい。この影響を可能な限り小さくするために、基板
Wを回転させているが、このために装置の大型化は避け
られない状況にある。また、基板Wが大口径化すると、
先述の照射ムラによる基板Wの中央部〜周辺部にかけて
の温度の均一性の維持がさらに難しくなる。
【0010】つぎに、第3の従来の技術であるが、図1
9または図20のように基板Wの外周を取り囲むよう
に、棒状両極ランプを配置しているため、熱処理が完了
した後は基板Wを図の点線部分まで下降させて基板Wを
炉内から取り出すことが必要になる。逆に熱処理を施す
際も、基板Wを炉内の点線部分に挿入し、そこから熱処
理を行う所定の位置まで上昇させることになる。このよ
うな装置は、構造が複雑であり、大型化し、高価とな
る。さらに、基板Wの上下動作に要する時間だけ、効率
が低下する。
【0011】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであって、装置を大型化する必要がなく、基板面内温
度の均一性を良好に維持する基板の枚葉式熱処理装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板をランプ熱源によって加熱する基板の枚葉式熱
処理装置であって、(a) 前記基板の周辺部に対応する位
置に設けられ、前記基板の前記周辺部の加熱を行う基板
周辺部加熱手段と、(b) 前記基板に関して前記基板周辺
部加熱手段と同じ側において前記基板に対向する位置に
設けられ、前記基板の中央部の加熱を行う基板中央部加
熱手段とを備え、前記基板周辺部加熱手段は、前記基板
中央部加熱手段よりも前記基板に近い位置に配置されて
いる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の基板の枚葉式熱処理装置において、前記基板周辺部加
熱手段は、(a-1) 前記基板と略平行な面内において、前
記基板の外形に沿う位置に配列された複数の単極ランプ
を備えている。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の基板の枚葉式熱処理装置において、前記基板中央部加
熱手段は、(b-1) 前記基板と略平行な面内において複数
の第1の棒状両極ランプを略等間隔で配置した第1棒状
ランプ加熱手段と、(b-2) 前記基板と略平行な面内で、
且つ前記第1棒状ランプ加熱手段から前記基板に向かう
方向に僅かに離れた位置に複数の第2の棒状両極ランプ
を略等間隔で配置した第2棒状ランプ加熱手段とを備
え、前記第1の棒状両極ランプと、前記第2の棒状両極
ランプとが略直交するように配置されている。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の基板の枚葉式熱処理装置において、(c) 前記基板周辺
部加熱手段と前記基板中央部加熱手段とに対向する側が
透明体とされるとともに、内部に前記基板を収容するチ
ャンバをさらに備え、前記チャンバの側部に前記基板の
搬出入口が形成されており、前記基板中央部加熱手段
は、(b-1) 前記基板と略平行な面内において、前記搬出
入口に向かう方向に略等間隔で配列した複数の棒状両極
ランプを備えている。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の基板の枚葉式熱処理装置において、前記複数の単極ラ
ンプが進退可能とされている。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の基板の枚葉式熱処理装置において、(c) 前記基板周辺
部加熱手段と前記基板中央部加熱手段とを水冷する水冷
手段をさらに備えている。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の基板の枚葉式熱処理装置において、(c) 前記基板周辺
部加熱手段と前記基板中央部加熱手段とを空冷する空冷
手段をさらに備えている。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の基板の枚葉式熱処理装置において、(c) 前記基板周辺
部加熱手段と前記基板中央部加熱手段との間に配置され
た放射熱拡散板をさらに備えている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の概念を示す基
板の枚葉式熱処理装置の斜視図である。基板Wの上方に
単極ランプ2が複数円状に略等間隔で配置されている。
これは基板Wの周辺部を加熱するための基板周辺部加熱
源13となる。そして、その上方には棒状両極ランプ1
が複数平行に配置された第1棒状ランプ加熱源11と、
同じく棒状両極ランプ1が複数平行に配置された第2棒
状ランプ加熱源12とが構成されている。第1棒状ラン
プ加熱源11を構成する棒状両極ランプ1と第2棒状ラ
ンプ加熱源12を構成する棒状両極ランプ1とは互いに
直交している。これら第1棒状ランプ加熱源11と第2
棒状ランプ加熱源12は、基板Wの中央部を加熱するた
めの基板中央部加熱源14である。
【0021】図2は、図1の基板周辺部加熱源13の構
成を示す平面図である。ここで使用している単極ランプ
2はフィラメントが平面状に配列されており、ランプの
光源は面発光する。図2において各単極ランプ2内に点
線で示す部分はランプの発光面を示す。当該発光面は基
板面に対して最大の光エネルギーが照射されるように基
板面と平行に配置されている。そして2本の単極ランプ
2を1つのまとまりとするゾーン分割を行っており、Z
1〜Z8まで8のゾーンが設けられている。1つのゾー
ンは、単一の電源によって照射する光エネルギーを制御
されている。
【0022】図3は、図1の第1棒状ランプ加熱源11
と第2棒状ランプ加熱源12とで構成される基板中央部
加熱源14の平面図である。図に示すように、棒状ラン
プの両端に電極が付いた棒状両極ランプ1が格子状に配
置されており、4本の棒状両極ランプ1を1つのまとま
りとするゾーン分割を行っている。分割されたゾーンは
図に示すZ9〜Z14である。ここでも基板周辺部加熱
源と同様にゾーン毎に単一の電源によって照射するエネ
ルギーを制御している。
【0023】なお、図2および図3に示したゾーン分割
は一例に過ぎず、必要に応じて分割する数などを変更す
れば良い。
【0024】ここで、図4により棒状両極ランプ1およ
び単極ランプ2が基板を照射する概念を説明する。図4
はこの発明の概念を示す基板の枚葉式熱処理装置の側面
図である。なお、この説明では後述する反射板の影響は
考慮していない。単極ランプ2よりなる基板周辺部加熱
源13は基板Wの周辺部を照射し、棒状両極ランプ1よ
りなる基板中央部加熱源14は基板Wの中央部を照射す
るよう構成されている。単極ランプ2の発光面は基板W
に向けられているため、効率よく基板Wの周辺部を照射
する。なお、ランプから出射される光は任意の方向に照
射されうるが、図4においては同一方向(基板Wの方
向)に照射される光のみについて考察した。
【0025】つぎに、この発明の実施の形態について具
体的に説明する。
【0026】図5は、この発明の実施の形態を示す図で
ある。基板中央部加熱装置20には、棒状両極ランプ1
で構成される基板中央部加熱源14が装着されている。
また基板中央部加熱装置20の内部には、冷却水を通す
ための水路4が蛇行するように形成されており、その水
路4は給水口および排水口に接続されている。そして給
水口に形成された給水パイプ5a,5cから冷却水を供
給し、水路4を通った後排水口に設けられた排水パイプ
5b,5dから冷却水を抜く。冷却水が当該水路4を蛇
行中に基板中央部加熱装置20を冷却することに伴っ
て、基板中央部加熱源14を冷却する効果がある。
【0027】そして円筒状の基板周辺部加熱装置30に
は、単極ランプ2が円状(放射状)に装着されており、
単極ランプ2の上方には円盤状とされた半透明の放射熱
拡散板3が設けられている。また、当該基板周辺部加熱
装置30には、基板中央部加熱装置20と同様に冷却水
用の水路4が形成されており、図示しない給水口および
排水口から冷却水を供給および排水する。当該冷却水
は、基板周辺部加熱装置30および基板周辺部加熱源で
ある単極ランプ2を冷却するものである。
【0028】単極ランプ2の装着の仕方の一例として
は、図6に示す態様が挙げられる。図6は、単極ランプ
2の取り付けの一例を示す図である。この図は、単極ラ
ンプ2の位置を可動することができるように構成されて
いる。略90゜に屈曲したL字型の取付具31をネジ3
2によって基板周辺部加熱装置30に取り付ける。単極
ランプ2にはネジ穴の開いたランプ止め具34が装着さ
れている。
【0029】そして取付具31に開いた長穴Lにネジ3
3を通し、ランプ止め具34のネジ穴にネジ33を回転
挿入することによって、単極ランプ2を固定する。ここ
で長穴Lの長手方向は図6のT方向である。したがって
ネジ33の締付を少し緩めることによって、ランプ止め
具34はT方向および−T方向に自由に移動させること
が可能となる。この際、単極ランプ2とランプ止め具3
4は一体化しているため、単極ランプ2もT方向および
−T方向に(すなわちその放射状配列の中心に向かう側
およびその反対側へ)自由に進退可能である。
【0030】したがって、熱処理の対象となる基板の大
きさまたは外形が変更されても単極ランプ2の位置を移
動させる(進退させる)ことによって、本来の目的であ
る基板周辺部の加熱を実現することが可能である。
【0031】さらに、このような単極ランプ2の位置を
進退させることによって、微妙な基板面内の温度分布調
整も可能となる。図7は、単極ランプの位置による温度
分布調整を示す図である。図7(a)および(b)のグ
ラフは横軸に基板上の位置を示し、基板の中心を0と
し、半径方向の位置を示す。また縦軸は基板上のその点
での温度を示す。図においてrは基板の半径を示す。ま
ず図7(a)のように中心からAの付近では温度が低
く、そこから基板周辺部にかけて温度が高くなっている
場合には、単極ランプを−T方向に移動させることによ
り、基板面内の温度を均一にすることができる。また図
7(b)のように中心からBの付近では温度が高く、そ
こから基板周辺部にかけて温度が低くなっている場合に
は、単極ランプをT方向に移動させることにより、基板
面内の温度を均一にすることができる。
【0032】つぎに図5に示す放射熱拡散板3について
説明する。図8はこの発明の放射熱拡散板3を示す図で
ある。図8に示すように放射熱拡散板3は円状の透明石
英板の中央部分(斜線領域)に拡散部Gが形成されてお
り、また放射熱拡散板3の周辺部には、複数の穴Hが形
成されている。拡散部Gの一例としては、擦りガラスな
どのように表面に微細な凹凸が形成されたものである。
拡散部Gは入射する光を拡散する効果を生ずるものであ
れば良い。そして放射熱拡散板3の周辺部に形成された
複数の穴Hは、強度上、不要な透明石英部分を取り除く
ことで、透明石英部分で生ずる熱吸収を低減し、かつ、
冷却用エアーなどの通気性を向上する目的である。
【0033】図9は、放射熱拡散板3を用いた場合の効
果を示す図である。まず図9(a)のように棒状両極ラ
ンプ1で形成された第1棒状ランプ加熱源11と第2棒
状ランプ加熱源12から成る基板中央部加熱源14が照
射する光を拡散部Gによって拡散し、基板Wに対して照
射ムラを解消する効果を有する。図9(b)は、放射熱
拡散板3が存在しない場合の基板面の温度分布を示す一
例である。図9(b)のように基板面内に温度ムラが生
じている場合は放射熱拡散板3を図9(a)に示す位置
などに設けることによって基板面内に照射される光をよ
り均一に近づけることができ、その結果として図9
(c)に示すように基板面内温度分布を均一にすること
が可能となる。また、放射熱拡散板3は基板中央よりの
照射を周辺部に拡散させることで基板周辺部加熱装置3
0の出力を下げても、基板面内に照射される光を均一に
近づけることができ、そのことは棒状のランプよりも高
価な面発光部を有する単極ランプの劣化を防止し、長寿
命化を可能とした。なお、放射熱拡散板3が存在しなく
ても基板面内温度分布が均一である場合は、放射熱拡散
板3を設ける必要はない。
【0034】再び図5に戻り、基板中央部加熱装置20
および基板周辺部加熱装置30の炉内側の壁面には、ラ
ンプが放射する光エネルギーを反射するための反射板が
取り付けられている。本発明の実施の形態としては炉内
側の壁面に金メッキを施すことによって反射板として、
ランプからの光エネルギーを反射する効果を得ている
が、光エネルギーの反射効果を有するものであれば良い
のでこれに限らない。またこの発明のランプの配置によ
って、反射板は光を集光させる機能を有する必要がな
い。したがって反射板からの反射光による照射ムラも発
生しない。
【0035】そして基板Wは石英窓6によって仕切られ
たチャンバ8内に置かれている。チャンバ8は外部と完
全に遮断されている。そして基板Wは石英ピン7によっ
て保持されている。また基板Wを炉内に搬送するための
搬送口には蓋9が設けられており、チャンバ8内の雰囲
気を保つように構成されている。
【0036】ここで実際に基板に熱処理を施す過程を説
明する。図10は基板に熱処理を施す過程を示す図であ
る。図10(a)は、基板の熱処理を行う際の時間と目
標温度との関係を表す。熱処理過程は昇温過程,保持
(定温)過程,降温過程および冷却過程の4つの過程に
分割できる。図10(b)は、各処理過程における基板
中央部加熱源14(図1参照)と基板周辺部加熱源13
を総合した出力の関係である。基板の面内温度を図10
(a)の目標温度にするために、温度センサにより計測
したデータに基づいて制御された出力が行われる。な
お、温度センサによる温度計測の方法や制御方法につい
ては、本発明の要旨とは関係しないため説明は省略す
る。
【0037】従来の技術でも述べたように一般に基板面
内の温度分布は構造的事由から昇温過程では基板周辺部
の温度が高く、保持および降温過程では基板周辺部の温
度が低くなる特性を有する。したがって一例として、昇
温,保持,降温のそれぞれの過程において図10(c)
のように基板周辺部加熱源と基板中央部加熱源の出力比
を制御すれば良い。同図(c)では保持,降温過程では
基板の中央部より周辺部のほうが出力比を上げて基板周
辺部の温度が中央部よりも温度が低くなることを防止す
ることが可能である。面内温度分布を均一にすることを
目的にその他の出力比を採用しても良い。
【0038】つぎに空冷用カバーについて説明する。図
11はこの発明の空冷用カバーを示す図である。基板中
央部加熱装置および基板周辺部加熱装置を単一のカバー
41で覆われている。そしてカバーの上面中央部には排
気口が設けられており、排気口には排気管44が取り付
けられている。さらにカバーの下面周辺部の複数箇所
(炉に干渉しない位置)には給気口が設けられており、
給気口には給気管45が取り付けられている。
【0039】熱処理過程が冷却過程に入ると、給気管4
5より冷却用エアーが供給される。そして図に示す矢印
の方向にエアーが流れる。そしてエアーは炉内に流れ、
まず基板周辺部加熱装置および石英窓などを冷却し、そ
の後、放射熱拡散板の周辺部に形成された穴を介して基
板中央部加熱装置を冷却する。そして基板中央部加熱装
置を冷却したエアーは排気口から排気管に排出される。
しかし図11のようなカバー41であると矢印P1を流
れるエアーは高温部分を通過しないため、冷却効果を生
じない。このような場合は図12のカバーを用いると効
果的である。
【0040】図12は、図11とは別の本発明の空冷用
カバーを示す図である。図12は基板中央部加熱装置用
カバー42と基板周辺部加熱装置用カバー43とを備
え、基板中央部加熱装置用カバー42と基板周辺部加熱
装置用カバー43との間には間仕切部46が存在するた
め、給気口より流入する冷却用エアーはすべて炉内に流
れ、冷却効率を向上することができる。
【0041】なお、図11および図12に示すカバーは
冷却用エアーの流路を確保し冷却効率を上げることが目
的であったが、得られる効果としては、前記目的以外に
石英窓が破損した際、チャンバ内のプロセスガスなどが
枚葉式熱処理装置の外部に漏れることを防ぐ効果があ
る。
【0042】図12に示す空冷用カバーを使用したとき
のこの発明の基板の枚葉式熱処理装置の外観を図13に
示す。基板中央部加熱装置用カバー42には、支持ダン
パー51とアーム52が取り付けられており、アーム5
2は支点54を中心に回動することが可能である。支持
ダンパー51はアーム52の回転運動によって伸縮す
る。また、アーム52の回動軌道上にストッパー53が
設置されている。これらによって基板中央部加熱装置用
カバー42を図14のように開けることが可能となる。
これによってチャンバ,ランプなどのメンテナンスを効
率的に行うことが可能となる。
【0043】つぎに、この発明の変形例について説明す
る。この発明の実施においてチャンバが図15のような
形状をしている場合を考える。図のX方向については、
チャンバ8の内部構造は中心において線対称の関係にな
る。したがって、構造上不均一な要因が存在しないため
基板Wに照射する光エネルギーはX方向に等しくて良
い。そして図のY方向については、チャンバ8の内部構
造は基板Wの搬出入口10が設けられているため、中心
においても対称にならない。すなわち搬出入口10が構
造上の不均一要因となっているため、光エネルギーはY
方向に調整する必要がある。したがって棒状両極ランプ
1より構成される基板中央部加熱源14は、図15に示
すように配置すれば良い。すなわち不均一要因が存在す
る方向(基板の搬出入方向ないしは搬出入口10に向か
う方向)に複数のランプを略等間隔に配置すれば良い。
そして個々の棒状両極ランプ1の出力を調整すれば不均
一要因は解消する。
【0044】これまで説明したように、基板中央部の加
熱を棒状両極ランプで行い、基板の周辺部の加熱を単極
ランプで行うように構成しておけば、基板のサイズが大
きくなっても柔軟に対応可能である。図16はこの発明
を大口径基板WWに適用した例を示す図である。ここで
大口径基板WWとは、直径300mm程度の基板を指
す。図は、棒状両極ランプ1の長さを従来よりも長くす
ることが必要なく、単極ランプ2の位置を外側に配置す
るように設計すれば良いことを示している。したがっ
て、応答時間を犠牲にする必要がなく、基板が大口径化
しても処理時間は変わらない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、熱処理過程における基板面内温度の不均
一性を調整することができる。すなわち、保持過程およ
び降温過程において一般に基板中央部よりも周辺部の方
が温度が低くなるため、このような際に、基板周辺部加
熱源の出力を上げることによってまたは基板中央部加熱
源の出力を下げることによって基板の面内温度分布を均
一に維持することが可能となる。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、基板の周
辺部の熱源として単極ランプを使用しているため、枚葉
式熱処理装置の大型化を避けることができる。
【0047】請求項3に記載の発明によれば、基板が大
口径化しても簡単な設計変更で対応することが可能であ
り、棒状両極ランプの長さを長くすることなく実現でき
る。したがって基板の大口径化しても処理時間が長くな
ることはない。
【0048】請求項4に記載の発明によれば、棒状両極
ランプを平行に基板の搬出入方向に配置することによっ
て基板中央部加熱源を実現している。基板の搬出入方向
には基板の搬出入口が存在するため構造上の不均一要因
がある。したがってこの不均一要因を打ち消すように棒
状両極ランプを配置しているため、棒状両極ランプを格
子状に配置する必要がなく、コストを削減することがで
きるとともに、装置を小型化できるという効果がある。
【0049】請求項5に記載の発明によれば、基板の周
辺部に照射ムラが生じた場合もしくは基板のサイズが変
更になった場合は、単極ランプの位置を変更することに
よって調整もしくは対応が可能となる。
【0050】請求項6に記載の発明によれば、冷却過程
において冷却効率を上げ、冷却に要する時間を短縮する
効果およびランプの過熱による劣化を防ぐ効果がある。
【0051】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
の発明の効果と同様に、冷却効率を上げ、冷却に要する
時間を短縮するとともに、さらに、石英窓などが破損し
た場合にもチャンバ内のプロセスガスなどが装置外に漏
れ出すことを防ぐことができ、装置の安全面での効果も
大きい。
【0052】請求項8に記載の発明によれば、基板の中
央部に照射ムラが発生することを防止し、基板の面内温
度を均一にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の概念を示す基板の枚葉式熱処理装置
の斜視図である。
【図2】この発明の基板周辺部加熱源の構成を示す平面
図である。
【図3】この発明の第1棒状ランプ加熱源と第2棒状ラ
ンプ加熱源とで構成される基板中央部加熱源の平面図で
ある。
【図4】この発明の概念を示す基板の枚葉式熱処理装置
の側面図である。
【図5】この発明の実施の形態を示す図である。
【図6】この発明の単極ランプの取り付けの一例を示す
図である。
【図7】この発明の単極ランプの位置による温度調整を
示す図である。
【図8】この発明の放射熱拡散板を示す図である。
【図9】この発明の放射熱拡散板を用いた場合の効果を
示す図である。
【図10】この発明の基板に熱処理を施す過程を示す図
である。
【図11】この発明の空冷用カバーを示す図である。
【図12】この発明の空冷用カバーを示す図である。
【図13】この発明の基板の枚葉式熱処理装置の外観を
示す図である。
【図14】基板中央部加熱装置用カバーの開状態を示す
図である。
【図15】基板中央部加熱源の変形例を示す図である。
【図16】この発明を大口径基板に適用した例を示す図
である。
【図17】第1の従来の基板の枚葉式熱処理装置の斜視
図である。
【図18】第2の従来の基板の枚葉式熱処理装置の概略
図である。
【図19】第3の従来の基板の枚葉式熱処理装置の概略
図である。
【図20】第3の従来の基板の枚葉式熱処理装置の概略
図である。
【図21】第1の従来の技術における基板周辺部の加熱
を示す図である。
【符号の説明】
1 棒状両極ランプ 2 単極ランプ 3 放射熱拡散板 4 水路 11 第1棒状ランプ加熱源 12 第2棒状ランプ加熱源 13 基板周辺部加熱源 14 基板中央部加熱源 20 基板中央部加熱装置 30 基板周辺部加熱装置 W 基板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板をランプ熱源によって加熱する基板
    の枚葉式熱処理装置であって、 (a) 前記基板の周辺部に対応する位置に設けられ、前記
    基板の前記周辺部の加熱を行う基板周辺部加熱手段と、 (b) 前記基板に関して前記基板周辺部加熱手段と同じ側
    において前記基板に対向する位置に設けられ、前記基板
    の中央部の加熱を行う基板中央部加熱手段と、を備え、 前記基板周辺部加熱手段は、前記基板中央部加熱手段よ
    りも前記基板に近い位置に配置されていることを特徴と
    する基板の枚葉式熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板の枚葉式熱処理装
    置において、 前記基板周辺部加熱手段は、 (a-1) 前記基板と略平行な面内において、前記基板の外
    形に沿う位置に配列された複数の単極ランプを備えるこ
    とを特徴とする基板の枚葉式熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板の枚葉式熱処理装
    置において、 前記基板中央部加熱手段は、 (b-1) 前記基板と略平行な面内において複数の第1の棒
    状両極ランプを略等間隔で配置した第1棒状ランプ加熱
    手段と、 (b-2) 前記基板と略平行な面内で、且つ前記第1棒状ラ
    ンプ加熱手段から前記基板に向かう方向に僅かに離れた
    位置に複数の第2の棒状両極ランプを略等間隔で配置し
    た第2棒状ランプ加熱手段と、を備え、 前記第1の棒状両極ランプと、前記第2の棒状両極ラン
    プとが略直交するように配置されていることを特徴とす
    る基板の枚葉式熱処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の基板の枚葉式熱処理装
    置において、 (c) 前記基板周辺部加熱手段と前記基板中央部加熱手段
    とに対向する側が透明体とされるとともに、内部に前記
    基板を収容するチャンバをさらに備え、 前記チャンバの側部に前記基板の搬出入口が形成されて
    おり、 前記基板中央部加熱手段は、 (b-1) 前記基板と略平行な面内において、前記搬出入口
    に向かう方向に略等間隔で配列した複数の棒状両極ラン
    プを備えることを特徴とする基板の枚葉式熱処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の基板の枚葉式熱処理装
    置において、 前記複数の単極ランプが進退可能とされていることを特
    徴とする基板の枚葉式熱処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の基板の枚葉式熱処理装
    置において、 (c) 前記基板周辺部加熱手段と前記基板中央部加熱手段
    とを水冷する水冷手段をさらに備えることを特徴とする
    基板の枚葉式熱処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の基板の枚葉式熱処理装
    置において、 (c) 前記基板周辺部加熱手段と前記基板中央部加熱手段
    とを空冷する空冷手段をさらに備えることを特徴とする
    基板の枚葉式熱処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の基板の枚葉式熱処理装
    置において、 (c) 前記基板周辺部加熱手段と前記基板中央部加熱手段
    との間に配置された放射熱拡散板をさらに備えることを
    特徴とする基板の枚葉式熱処理装置。
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