JP2001288345A - ポリブチレンテレフタレート共重合体組成物の製造方法及びそれより得られるポリブチレンテレフタレート共重合体組成物 - Google Patents

ポリブチレンテレフタレート共重合体組成物の製造方法及びそれより得られるポリブチレンテレフタレート共重合体組成物

Info

Publication number
JP2001288345A
JP2001288345A JP2000101978A JP2000101978A JP2001288345A JP 2001288345 A JP2001288345 A JP 2001288345A JP 2000101978 A JP2000101978 A JP 2000101978A JP 2000101978 A JP2000101978 A JP 2000101978A JP 2001288345 A JP2001288345 A JP 2001288345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polybutylene terephthalate
copolymer composition
amount
terephthalate copolymer
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000101978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3740940B2 (ja
Inventor
Minoru Kishishita
稔 岸下
Toshiyuki Hamano
俊之 濱野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2000101978A priority Critical patent/JP3740940B2/ja
Publication of JP2001288345A publication Critical patent/JP2001288345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3740940B2 publication Critical patent/JP3740940B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重合反応を阻害することなく重合でき、成型
品にした際のブリードアウトが起こらず、耐熱老化性に
優れたPBT共重合体組成物の製造方法及び組成物を提
供する。 【解決手段】 1,4ーBGを主成分とし、特定の数平
均分子量のPTMGを共重合成分とするグリコール成分
とジメチルテレフタル酸を主成分とする二官能性カルボ
ン酸の低級アルキルエステル成分とを、重合触媒として
チタン化合物とマグネシウム化合物、またチオエーテル
系及びヒンダードフェノール系酸化防止剤とを存在させ
て反応させるにあたり、数平均分子量650〜2000
のPTMGの量(A)が3重量%以上7重量%以下であ
り、チオエーテル系酸化防止剤の量(B)及びヒンダー
ドフェノール系酸化防止剤の量(C)がそれぞれ0.0
1重量%以上0.5重量%以下であり、かつ、これらが
特定の関係を満たすよう反応させる方法及び組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チオエーテル系酸
化防止剤とヒンダードフェノール系酸化防止剤とを反応
段階から存在させて反応を行うポリテトラメチレンエー
テルグリコールを共重合したポリブチレンテレフタレー
ト共重合組成物の製造方法及びそれより得られるポリブ
チレンテレフタレート共重合体組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリブチレンテレフタレート(以下、
「PBT」という。)は機械物性、電気特性及び耐熱性
等の物性バランスの優れた樹脂であり、コネクター、コ
イルボビン等の電気・電子部品およびディストリビュー
ターキャップ等の自動車部品として広く使用されてい
る。
【0003】その中でも、電気部品類やコネクター類の
ヒンジ部が薄肉である成型用途には、より良流動性の樹
脂が要求されていた。そのため、このような成型品の薄
肉部やヒンジ部にも割れや欠けが発生せず、低温条件下
での使用でも破損しない耐衝撃性と流動性に優れた樹脂
として、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(以
下、「PTMG」という。)を共重合したPBT共重合
体が知られていた。
【0004】しかしながら、PTMGを共重合したPB
T共重合体のPTMG成分は酸化劣化しやすいという問
題があり、それを防止するために酸化防止剤を添加して
使用することが必要であった。従来から、酸化防止剤を
配合するには、コンパウンドによる方法が採用されてい
る。しかしながら、コンパウンドによる方法では、工程
が増えることに加え、コンパウンド時の押出機中での熱
劣化のために機械的強度、特にIzod衝撃強度が低下
すると言う問題、また、成形品の使用中に成形品の表面
に酸化防止剤がブリードアウトするという問題があっ
た。加えて、酸化防止効果を充分に発揮させるために
は、多量の酸化防止剤を添加する必要があり、コスト的
にも高くなるという問題もあった。
【0005】他方、特開平7ー53697号公報には、
ホモPBTに酸化防止剤を重合時に添加する方法が開示
されている。しかしながら、プラントでの製造スケール
での実施の場合、重合反応中に酸化防止剤が存在してい
ると、酸化防止剤の影響で重合反応が阻害され、重合性
が悪化して、実質的に高重合度化が困難な傾向があり、
PTMGを共重合したPBTでは、ホモPBTに比べて
反応総末端基数が少ないために、より反応阻害傾向は大
きいという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
問題点に鑑み、重合時に酸化防止剤を存在下させて反応
しても重合反応が阻害されることがなく、また、重合後
の後工程で添加剤のコンパウンド工程を行う必要がな
く、酸化防止剤の使用量もコンパウンド添加の使用量よ
り少量でも優れた耐熱老化性を有し、また成形板表面へ
のブリードアウトが起こらず、コンパウンド時の熱劣化
から生じる機械的強度の低下、特にIzod衝撃強度が
低下させることもない、結晶性で機械的物性においても
優れたポリブチレンテレフタレート共重合体組成物の製
造方法及びそれより得られるポリブチレンテレフタレー
ト共重合体組成物を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、1,4ーブタ
ンジオールを主成分とし、数平均分子量650〜200
0のポリテトラメチレンエーテルグリコールを共重合成
分とするグリコール成分とジメチルテレフタル酸を主成
分とする二官能性カルボン酸の低級アルキルエステル成
分とを、重合触媒としてチタン化合物とマグネシウム化
合物とを存在させ、かつ、チオエーテル系酸化防止剤と
ヒンダードフェノール系酸化防止剤とを存在させて反応
させるにあたり、数平均分子量650〜2000のポリ
テトラメチレンエーテルグリコールの量(A)が3重量
%以上7重量%以下であり、チオエーテル系酸化防止剤
の量(B)及びヒンダードフェノール系酸化防止剤の量
(C)がそれぞれ0.01重量%以上0.5重量%以下
であり、かつ、A、B及びCの関係が式1を満たすよう
に存在させ、反応させることを特徴とするポリブチレン
テレフタレート共重合体組成物の製造方法に関する。
【0008】
【数2】 9<A/(B+C)< 20 ・・・(式1)
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき詳細に説明す
る。本発明のポリブチレンテレフタレート共重合体組成
物を構成するグリコール成分としては、1,4ーブタン
ジオールを主成分とし、数平均分子量650〜2000
のポリテトラメチレンエーテルグリコールを共重合成分
とし、また二官能性カルボン酸の低級アルキルエステル
成分としては、ジメチルテレフタル酸を主成分とする。
数平均分子量650〜2000のポリテトラメチレンエ
ーテルグリコールの量は3重量%以上7重量%以下で使
用する必要がある。この範囲で用いるとホモポリブチレ
ンテレフタレートと比較しても結晶性が劣らず、耐衝撃
性及び流動性に優れている。
【0010】ジメチルテレフタル酸以外の二官能性カル
ボン酸の低級アルキルエステル成分としては、イソフタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン
酸等の芳香族のジカルボン酸の低級アルキルエステル、
アジピン酸、セバシン酸、コハク酸、シュウ酸等の脂肪
族ジカルボン酸の低級アルキルエステルが挙げられる。
これらは1種、または2種以上を混合してもよく、目的
により任意に選ぶことができる。又、少量のトリメリッ
ト酸のような三官能性以上のカルボン酸またはカルボン
酸無水物を少量使用してもよい。
【0011】本発明の製造方法に用いられる重合触媒と
してはチタン化合物とマグネシウム化合物である。チタ
ン化合物としては、テトラアルキルチタネートが好まし
く、具体的には、テトラ−n−プロピルチタネート、テ
トライソプロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタ
ネート、テトラ−t−ブチルチタネート、テトラフェニ
ルチタネート、テトラシクロヘキシルチタネート及びテ
トラベンジルチタネート、またははこれらの混合チタネ
ートが挙げられる。これらのうち特にテトラ−n−プロ
ピルチタネート、テトライソプロピルチタネート及びテ
トラ−n−ブチルチタネートが好ましい。これらのチタ
ン化合物は2種以上を併用して用いてもよい。 チタン
化合物の使用量は出来るだけ少ない方が良い。しかしな
がら重合性の点から金属のチタンの量として、生成する
ポリエステル樹脂に対して30〜200ppm、好まし
くは、40〜130ppm、特に好ましくは50〜11
0ppmの範囲で使用するのがよい。
【0012】次に、マグネシウム化合物としては、酢酸
マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウ
ム、酸化マグネシウム、マグネシウムアルコキサイド及
び燐酸水素マグネシウム等が挙げられ、この内酢酸マグ
ネシウムおよび水酸化マグネシウムが好ましく、重合速
度や1,4−ブタンジオールへの溶解性(異物生成)等
の点で酢酸マグネシウムが特に好ましい。
【0013】マグネシウムの使用量は、金属としてのチ
タンに対してマグネシウムが0.5〜2.0モルの範囲
で使用される。この範囲で使用することにより重合時に
酸化防止剤を添加しても重合速度を低下することなく製
造することができる。この比が0.5未満であると、重
合速度の向上は小さくなる傾向があり、一方2.0を超
える場合は、重合速度が低下する傾向がある。好ましく
は、0.7〜1.8、より好ましくは0.85〜1.7
である。
【0014】本発明の製造方法には、チオエーテル系酸
化防止剤とヒンダードフェノール系酸化防止剤を存在さ
せて反応させる。チオエーテル系酸化防止剤としては、
分子構造にチオエーテル結合を有するものであればよ
く、例えばジラウリルチオジプロピオネート、ジステア
リルチオジプロピオネート及び3−ドデシルチオプロピ
オン酸等が挙げられる。この内、ペンタエリスリトール
テトラキス(β−ラウリルチオプロピオネート)が特に
好ましい。
【0015】ヒンダードフェノール系酸化防止剤として
は、例えば2,4,6−トリ−第3ブチルフェノール及
び1,3,5−トリス−メチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロオキシ−ベンジ
ル)ベンゼンなどが挙げられる。この内、テトラキス
〔メチレン−3(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロオ
キシ−フェニル)プロピオネート〕メタンが特に好まし
い。
【0016】チオエーテル系酸化防止剤及びヒンダード
フェノール系酸化防止剤の使用量は、それぞれ0.01
重量%以上0.5重量%以下であり、かつ、ポリブチレ
ンテレフタレート共重合体組成物中のポリテトラメチレ
ンエーテルグリコールの量(A)とチオエーテル系酸化
防止剤の量(B)及びヒンダードフェノール系酸化防止
剤の量(C)との関係が式1を満たす必要がある。
【0017】
【数3】 9<A/(B+C)< 20 ・・・(式1) 両方の酸化防止剤の使用量が0.01重量%未満である
と、酸化防止剤としての効果が不十分であり、0.5重
量%を超えるとコスト的に好ましくない。また、式1の
関係式を満たさないと、耐熱老化性に劣り、機械強度も
低下するので好ましくない。
【0018】本発明の製造方法は、1,4ーブタンジオ
ールを主成分とし、数平均分子量650〜2000のポ
リテトラメチレンエーテルグリコールを共重合成分とす
るグリコール成分とジメチルテレフタル酸を主成分とす
る二官能性カルボン酸の低級アルキルエステル成分と
を、重合触媒としてチタン化合物とマグネシウム化合物
とを存在させ、かつ、チオエーテル系酸化防止剤とヒン
ダードフェノール系酸化防止剤とを存在させてエステル
交換反応工程とそれに続く重縮合反応工程を経由して製
造させる。製造条件は、従来より公知の条件が採用され
る。
【0019】具体的には、例えば、エステル交換反応時
のアルキレングリコール成分と二官能性カルボン酸の低
級アルキルエステル成分との原料モル比を2.0以下、
好ましくは1.0〜1.6の範囲で反応を行う。また、
エステル交換反応温度は、120〜245℃未満、好ま
しくは140〜240℃で、2〜4時間で行うことがで
きる。次いで行う重縮合反応は、通常、0.399Kp
a以下の減圧下で210〜245℃未満で行う。好まし
くは、230〜243.5℃、更に好ましくは230〜
240℃以下である。重縮合反応時間は、2〜5時間で
行うことができる。重縮合反応温度は、245℃未満で
あると、重合度が増大する重合後期における撹拌による
シェア発熱による樹脂の劣化を防止する上で好ましい。
重縮合反応温度が245℃以上であると、添加した酸化
防止剤が分解や揮散を起こしたり、また、添加量が多く
ても酸化防止能力が劣ってしまう傾向がある。また、末
端ビニル基が大幅に上昇し、そのため、更に重合度を高
めたり、低ガス化や、低オリゴマー化のために固相重合
を行う際に、固相重合速度が低く、生産性が低下してし
まうこともある。
【0020】重合触媒としてのチタン化合物の添加時期
は、エステル交換の開始時、エステル交換中、エステル
交換後及び重縮合反応時等に添加すればよい。この内、
エステル交換開始時と重縮合反応前に分割して添加する
のが好ましい。この際のチタン化合物の添加方法は、従
来公知の方法が採用できる。具体的には、そのまま直接
添加する、又は原料に使用する1,4ーブタンジオール
または適当な溶媒に希釈して添加することができる。
【0021】また、マグネシウム化合物の添加時期は、
エステル交換の開始時、エステル交換中、エステル交換
後及び重縮合反応時等のうちいずれかで添加する。この
内、エステル交換終了時及び重合開始前に添加するのが
重合活性及び色調等の点で好ましい。この際のマグネシ
ウム化合物の添加方法は、従来公知の方法が採用でき
る。具体的には、そのまま直接添加する、又は原料に使
用する1,4ーブタンジオールまたは適当な溶媒に分散
させて、スラリーとしてまたは溶解して添加することが
できる。
【0022】次に、2種の酸化防止剤の添加時期は、エ
ステル交換反応時または重縮合反応直前に添加する。好
ましくは、重縮合反応直前に添加するのが好ましい。こ
れらの酸化防止剤の添加方法は、特に限定されず、粉体
またはペレット等の固体状態で添加する方法、融点以上
に加熱して融液として添加する方法及び1,4ーブタン
ジオール等の適当な溶媒に分散させスラリーとして添加
する方法等通常の方法が採用される。
【0023】本発明の製造方法には、前記の重合触媒及
び2種の酸化防止剤のほかに、他の添加剤を少量存在さ
せて反応を行っても良い。他の添加剤としては離型剤と
してのマイクロクリスタリンワックス等の炭化水素化合
物、核剤としてのタルク、カオリン等のケイ酸塩化合
物、靱性改良剤としてのコアシェル型ゴム、充填剤・補
強剤としての炭カル、ガラス繊維等が挙げられる。
【0024】本発明の製造方法により得られるポリブチ
レンテレフタレート共重合体組成物は、引き続き従来公
知の方法に従って固相重合して最終製品とすることもで
きる。具体的な固相重合の条件は、通常、減圧下180
〜220℃の温度で、3〜20時間程度で行うことがで
きる。本発明の製造方法により得られるポリブチレンテ
レフタレート共重合体組成物は、耐熱老化性の色調変化
△Eが7未満であることが好ましい。色調変化△Eと
は、得られるポリブチレンテレフタレート共重合体組成
物の色調のL0値、a0値およびb0値と、該ポリブチレ
ンテレフタレート共重合体組成物を150℃で、200
時間加熱した後の色調のL値、a値およびb値の値から
式2より求めた値である。
【0025】
【数4】 △E=((L−L02+(a−a02+(b−b020.5 ・・・(式2) △Eが7未満であると、熱によるペレットの色味的にも
良好であり、また例えば、自動車等のエンジン周りに使
用される部品やコネクター類の薄肉部やヒンジ部を有す
る成形品などの劣化による割れや欠けが発生し難いので
好ましい。他方、△Eが7以上であると色味的にも茶色
味が強く成形に使用する際に不向きであり、また、例え
ば、自動車等のエンジン周りに使用される部品やコネク
ター類の薄肉部やヒンジ部を有する成形品は、劣化によ
る割れや欠けが発生し易くなり好ましくない。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これら
の実施例に限定されるものではない。なお、実施例及び
比較例における各測定方法を次に示す。 〈極限粘度(η)〉実施例及び比較例により得られた共
重合体組成物をフェノールと1,1,2,2−テトラク
ロロエタンとを重量比1対1の割合で混合した混合溶液
に、1g/dlの濃度に溶解し、ウベローデ粘度計を使
用して、30℃の温度で測定した。また、溶媒のみの落
下秒数を測定し、式3より極限粘度(η)を求めた。
【0027】
【数5】 (η)=((1+4KHηsp0.5ー1)/2KHC ・・・(式3) ηsp:η/η0ー1 η:溶液の落下秒数 η0:溶媒の落下秒数 C:溶質濃度(g/dl) KH:ハギンズ定数(0.33を使用) 〈耐熱老化性(色調変化△E)〉実施例及び比較例によ
り得られた共重合体組成物チップの色調を日本電色工業
(株)製の「測色色差計」にてL値、a値及びb値を測
定し、その測定値をそれぞれ、L0、a0及びb0とし
た。
【0028】また、該チップをオーブン中で150℃に
加熱し、200時間空気乾燥したチップの色調L値、a
値及びb値を測定し、その測定値をそれぞれ、L、a及
びbとした。これらの値から式2より△Eを求めた。
【0029】
【数6】 △E=((L−L02+(a−a02+(b−b020.5 ・・・(式2) 〈ブリードアウト性〉実施例及び比較例により得られた
共重合体組成物を射出成形法により150mm×150
mm×3mmの平板を成形した。この平板を、ギヤーオ
ーブン中で150℃に加熱し、200時間空気乾燥した
平板の表面にブリードアウトした成分をd化クロロホル
ムに溶解し、反応中に添加した2種の酸化防止剤の有無
1H−NMRで確認した。
【0030】〈Izod衝撃強度〉1/2インチ厚みの
ノッチ付き試験片を使用して、ASTM D256に準
拠して測定した。 〈曲げ弾性率〉1/4インチ厚みの試験片を支点間距離
100mm、またロードセルの速度を3mm/minと
して、ASTM D790で準拠して測定した。
【0031】実施例1 ジメチルテレフタレート100重量部に1.2倍モルの
1,4−ブタンジオールを添加しテトラブチルチタネー
トを33ppm(チタン金属としてポリマー量に対し
て)を加え、150〜215℃で3時間エステル交換反
応を行った。エステル交換反応中に最終的に得られるブ
チレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポリ
エステルに対して、数平均分子量が1000のPTMG
を5重量%添加し、エステル交換反応終了15分前に、
酢酸マグネシウム・四水塩48ppm(マグネシウム金
属としてポリマー量に対して)を1,4−ブタンジオー
ルに溶解して添加し、さらに最終的に得られるポリマー
量に対して、ヒンダードフェノール系酸化防止剤〔チバ
・ガイギー(株)製、Irganox1010:テトラ
キス〔メチレン−3(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒド
ロオキシ−フェニル)プロピオネート〕メタン〕を0.
06重量%、チオエーテル系酸化防止剤〔シプロ化成
(株)製、Seenox412S:(ペンタエリスリト
ール−テトラキス(β−ラウリルチオプロピオネー
ト))〕を0.2重量%及び離型剤マイクロクリスタリ
ンワックス〔日本精蝋(株)製、HNP−0190〕を
0.3重量%となるように加え、引き続き、テトラブチ
ルチタネートを25ppm(チタン金属としてポリマー
量に対して)を添加し、重縮合反応を行った。
【0032】重縮合反応は常圧から0.399Kpaま
で85分かけて徐々に減圧し、240℃まで昇温し、そ
の温度のまま、0.399Kpaで3時間21分重縮合
反応し、その後ペレット化してポリブチレンテレフタレ
ート共重合体組成物を製造した。得られたポリブチレン
テレフタレート共重合体組成物の極限粘度は、0.84
7であった。
【0033】次に、該ポリブチレンテレフタレート共重
合体組成物ペレットを200℃、減圧下(0.133K
pa以下)で固相重合を行って、極限粘度1.04のポ
リブチレンテレフタレート共重合体組成物を得た。得ら
れたポリブチレンテレフタレート共重合体組成物のIz
od衝撃強度、耐熱老化性(色調変化△E)、ブリード
アウト性および曲げ弾性率を表1に示す。
【0034】実施例2 実施例1において、ヒンダードフェノール系酸化防止剤
〔チバ・ガイギー(株)製、Irganox1010〕
の添加量を0.12重量%に代え、重縮合反応時間を3
時間24分に代えた他は、実施例1と同様な方法で反応
を行ない、極限粘度、0.853のポリブチレンテレフ
タレート共重合体組成物ペレットを得た。 次に、該ペ
レットを実施例1と同様な方法で固相重合を行い、極限
粘度1.04のポリブチレンテレフタレート共重合体組
成物を得た。得られたポリブチレンテレフタレート共重
合体組成物のIzod衝撃強度、耐熱老化性(色調変化
△E)、ブリードアウト性および曲げ弾性率を表1に示
す。
【0035】実施例3 実施例1において、ヒンダードフェノール系酸化防止剤
〔チバ・ガイギー(株)製、Irganox1010〕
の添加量を0.2重量%に代え、重縮合反応時間を3時
間24分に代えた他は、実施例1と同様な方法で反応を
行ない、極限粘度、0.843のポリブチレンテレフタ
レート共重合体組成物ペレットを得た。
【0036】次に、該ペレットを実施例1と同様な方法
で固相重合を行い、極限粘度1.04のポリブチレンテ
レフタレート共重合体組成物を得た。得られたポリブチ
レンテレフタレート共重合体組成物のIzod衝撃強
度、耐熱老化性(色調変化△E)、ブリードアウト性お
よび曲げ弾性率を表1に示す。 比較例1 実施例1において、エステル交換反応に入る前に添加す
るテトラブチルチタネートの量を58ppm(チタン金
属としてポリマー量に対して)に代え、エステル交換反
応終了15分前に添加するマグネシウムに代え次亜リン
酸ナトリウム2水和物を100ppm(化合物としてポ
リマー量に対して)を添加し、また、重縮合反応に入る
前に添加するテトラブチルチタネートの量を35ppm
(チタン金属としてポリマー量に対して)に代え、更に
重縮合反応温度を245℃、重縮合反応時間を3時間1
4分に代えた他は、実施例1と同様な方法で反応を行な
い、極限粘度、0.618のポリブチレンテレフタレー
ト共重合体組成物ペレットを得た。
【0037】次に、該ペレットを実施例1と同様な方法
で固相重合を行い、極限粘度1.04のポリブチレンテ
レフタレート共重合体組成物を得た。得られたポリブチ
レンテレフタレート共重合体組成物の耐熱老化性(色調
変化△E)及びブリードアウト性を表1に示す。 比較例2 実施例1において、エステル交換反応に入る前に添加す
るテトラブチルチタネートの量を58ppm(チタン金
属としてポリマー量に対して)に代え、重縮合反応に入
る前に添加するテトラブチルチタネートの量を35pp
m(チタン金属としてポリマー量に対して)に代え、ま
た、チオエーテル系酸化防止剤(シプロ化成(株)製、
Seenox412S)を添加しないこと、更に、重縮
合反応温度を238℃、重縮合反応時間を3時間25分
に代えた他は、実施例1と同様な方法で反応を行ない、
極限粘度、0.844のポリブチレンテレフタレート共
重合体組成物ペレットを得た。
【0038】次に、該ペレットを実施例1と同様な方法
で固相重合を行い、極限粘度1.04のポリブチレンテ
レフタレート共重合体組成物を得た。得られたポリブチ
レンテレフタレート共重合体組成物の耐熱老化性(色調
変化△E)及びブリードアウト性を表1に示す。 比較例3 実施例1において、ヒンダードフェノール系酸化防止剤
〔チバ・ガイギー(株)製、Irganox1010〕
の添加量を0.12重量%に代え、チオエーテル系酸化
防止剤(シプロ化成(株)製、Seenox412S)
の添加量を0.1重量%に代え、また、重縮合反応時間
を3時間25分に代えた他は、実施例1と同様な方法で
反応を行ない、極限粘度、0.844のポリブチレンテ
レフタレート共重合体組成物ペレットを得た。
【0039】次に、該ペレットを実施例1と同様な方法
で固相重合を行い、極限粘度1.04のポリブチレンテ
レフタレート共重合体組成物を得た。得られたポリブチ
レンテレフタレート共重合体組成物の耐熱老化性(色調
変化△E)及びブリードアウト性を表1に示す。 比較例4 実施例1において、数平均分子量が1000のPTMG
を7重量%に代え、ヒンダードフェノール系酸化防止剤
〔チバ・ガイギー(株)製、Irganox1010)
を0.42重量%、またチオエーテル系酸化防止剤〔シ
プロ化成(株)製、Seenox412S)を0.42
重量%に代え、更に、重縮合反応時間を3時間35分に
代えた他は、実施例1と同様な方法で反応を行ない、極
限粘度、0.829のポリブチレンテレフタレート共重
合体組成物ペレットを得た。
【0040】次に、該ペレットを実施例1と同様な方法
で固相重合を行い、極限粘度1.04のポリブチレンテ
レフタレート共重合体組成物を得た。得られたポリブチ
レンテレフタレート共重合体組成物の耐熱老化性(色調
変化△E)及びブリードアウト性を表1に示す。 比較例5 実施例1において、ヒンダードフェノール系酸化防止
剤、チオエーテル系酸化防止剤及び離型剤マイクロクリ
スタリンワックスを添加せず、また、重縮合反応時間を
3時間26分に代えた他は、実施例1と同様な方法で反
応を行ない、極限粘度、0.859のポリブチレンテレ
フタレート共重合体ペレットを得た。次に、該ペレット
を実施例1と同様な方法で固相重合を行い、極限粘度
1.04のポリブチレンテレフタレート共重合体を得
た。
【0041】得られたポリブチレンテレフタレート共重
合体に対して、ヒンダードフェノール系酸化防止剤〔チ
バ・ガイギー(株)製,Irganox1010〕を
0.3重量%、チオエーテル系酸化防止剤〔Seeno
x412S〕を0.3重量%及び離型剤マイクロクリス
タリンワックス〔HNP−0190〕を0.3重量%添
加して二軸混練機で混練して、コンパウンド品のペレッ
トを得た。得られたペレットのIzod衝撃強度、耐熱
老化性(色調変化△E)、ブリードアウト性および曲げ
弾性率を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】 表1より、実施例により得られた共重合体組成物は、耐
熱老化性(色調変化△E)が優れていることが分かる。
また、比較例1の製造方法によると耐熱老化性(色調変
化△E)も劣っている上に、重縮合反応温度が高くても
重合性が悪いことが分かる。更に比較例5の2種の酸化
防止剤をコンパウンドしたものは、酸化防止剤の量が多
いにもかかわらず、耐熱老化性(色調変化△E)が劣
り、ブリードアウトも起こり、更に混練の熱劣化により
Izod衝撃強度が低下することが分かる。
【0044】
【発明の効果】本発明の製造方法によると、後工程を行
うことなく、酸化防止剤が存在しても重合性を悪化させ
ることなく、ポリブチレンテレフタレート共重合体組成
物を製造することができる。また、得られたポリブチレ
ンテレフタレート共重合体組成物は、ホモポリブチレン
テレフタレートに比較しても結晶性が劣らず耐衝撃性、
流動性、耐熱老化性(色調変化△E)が7未満と優れて
おり、更に、酸化防止剤のブリードアウトがない優れた
共重合体組成物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/36 C08K 5/36 Fターム(参考) 4J002 CF071 CF101 EJ047 EV066 FD010 FD076 FD077 FD160 GQ00 4J029 AA03 AB05 AB07 AC02 AE01 BA05 BF25 CB06A HA01 HB03A JA091 JA121 JA261 JB131 JB171 JB193 JC353 JD06 JE182 JF131 JF321 KB02 KB04 KB05 KB24 KB25 KD01 KD07 KE02 KE05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1,4ーブタンジオールを主成分とし、
    数平均分子量650〜2000のポリテトラメチレンエ
    ーテルグリコールを共重合成分とするグリコール成分と
    ジメチルテレフタル酸を主成分とする二官能性カルボン
    酸の低級アルキルエステル成分とを、重合触媒としてチ
    タン化合物とマグネシウム化合物とを存在させ、かつ、
    チオエーテル系酸化防止剤とヒンダードフェノール系酸
    化防止剤とを存在させて反応させるにあたり、数平均分
    子量650〜2000のポリテトラメチレンエーテルグ
    リコールの量(A)が3重量%以上7重量%以下であ
    り、チオエーテル系酸化防止剤の量(B)及びヒンダー
    ドフェノール系酸化防止剤の量(C)がそれぞれ0.0
    1重量%以上0.5重量%以下であり、かつ、A、B及
    びCの関係が式1を満たすように存在させ、反応させる
    ことを特徴とするポリブチレンテレフタレート共重合体
    組成物の製造方法。 【数1】 9<A/(B+C)< 20 ・・・(式1)
  2. 【請求項2】 重合触媒としてチタン化合物とマグネシ
    ウム化合物との割合がチタン化合物のチタンに対しマグ
    ネシウムとして0.5〜2.0モル倍で存在させること
    を特徴とする請求項1記載のポリブチレンテレフタレー
    ト共重合体組成物の製造方法。
  3. 【請求項3】 245℃未満で反応すること特徴とする
    請求項1または2記載のポリブチレンテレフタレート共
    重合体組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または3のいずれかに記載の製
    造方法により得られる共重合体組成物であり、耐熱老化
    性△Eが7未満であることを特徴とするポリブチレンテ
    レフタレート共重合体組成物。
JP2000101978A 2000-04-04 2000-04-04 ポリブチレンテレフタレート共重合体組成物の製造方法及びそれより得られるポリブチレンテレフタレート共重合体組成物 Expired - Fee Related JP3740940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000101978A JP3740940B2 (ja) 2000-04-04 2000-04-04 ポリブチレンテレフタレート共重合体組成物の製造方法及びそれより得られるポリブチレンテレフタレート共重合体組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000101978A JP3740940B2 (ja) 2000-04-04 2000-04-04 ポリブチレンテレフタレート共重合体組成物の製造方法及びそれより得られるポリブチレンテレフタレート共重合体組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001288345A true JP2001288345A (ja) 2001-10-16
JP3740940B2 JP3740940B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=18615931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000101978A Expired - Fee Related JP3740940B2 (ja) 2000-04-04 2000-04-04 ポリブチレンテレフタレート共重合体組成物の製造方法及びそれより得られるポリブチレンテレフタレート共重合体組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3740940B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316179A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Mitsubishi Chemicals Corp ポリエーテルエステルブロック共重合体の製造方法
JP2007091978A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Mitsubishi Chemicals Corp 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
JP2007119738A (ja) * 2005-09-30 2007-05-17 Mitsubishi Chemicals Corp ポリブチレンテレフタレートの製造方法
JP2007161840A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Mitsubishi Chemicals Corp ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物およびその樹脂成形体並びに積層体
JP2007169401A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Mitsubishi Chemicals Corp ポリエステル樹脂組成物およびポリエステル樹脂構造体
JP2007169366A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Mitsubishi Chemicals Corp 強化ポリエステル樹脂組成物およびポリエステル樹脂構造体
JP2007176971A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および樹脂成形品
JP2007176969A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および樹脂成形品
JP2007176970A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および樹脂成形品
JP2007284533A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Mitsubishi Engineering Plastics Corp リサイクル特性に優れたポリブチレンテレフタレート樹脂組成物
JP2007291277A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Mitsubishi Engineering Plastics Corp ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物およびこれを成形してなる樹脂成形体
JP2010013554A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Teijin Fibers Ltd 熱可塑性ポリエステル組成物およびその製造方法
JP2013049758A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Mitsubishi Chemicals Corp 良流動性ポリエステル樹脂
KR101819726B1 (ko) 2015-12-28 2018-01-19 주식회사 휴비스 접착력과 통기성이 우수한 장섬유형 열접착 시트

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316179A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Mitsubishi Chemicals Corp ポリエーテルエステルブロック共重合体の製造方法
JP4682690B2 (ja) * 2005-05-13 2011-05-11 三菱化学株式会社 ポリエーテルエステルブロック共重合体の製造方法
JP4544228B2 (ja) * 2005-09-30 2010-09-15 三菱化学株式会社 ポリブチレンテレフタレートの製造方法
JP2007091978A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Mitsubishi Chemicals Corp 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
JP2007119738A (ja) * 2005-09-30 2007-05-17 Mitsubishi Chemicals Corp ポリブチレンテレフタレートの製造方法
JP2007161840A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Mitsubishi Chemicals Corp ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物およびその樹脂成形体並びに積層体
JP2007169366A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Mitsubishi Chemicals Corp 強化ポリエステル樹脂組成物およびポリエステル樹脂構造体
JP2007169401A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Mitsubishi Chemicals Corp ポリエステル樹脂組成物およびポリエステル樹脂構造体
JP2007176970A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および樹脂成形品
JP2007176969A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および樹脂成形品
JP2007176971A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Mitsubishi Chemicals Corp 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および樹脂成形品
JP2007284533A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Mitsubishi Engineering Plastics Corp リサイクル特性に優れたポリブチレンテレフタレート樹脂組成物
JP2007291277A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Mitsubishi Engineering Plastics Corp ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物およびこれを成形してなる樹脂成形体
JP2010013554A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Teijin Fibers Ltd 熱可塑性ポリエステル組成物およびその製造方法
JP2013049758A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Mitsubishi Chemicals Corp 良流動性ポリエステル樹脂
KR101819726B1 (ko) 2015-12-28 2018-01-19 주식회사 휴비스 접착력과 통기성이 우수한 장섬유형 열접착 시트

Also Published As

Publication number Publication date
JP3740940B2 (ja) 2006-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1213090A (en) Molding composition comprising polybutylene and terephthalate and segmented thermoplastic copolyester elastomer
JP2001288345A (ja) ポリブチレンテレフタレート共重合体組成物の製造方法及びそれより得られるポリブチレンテレフタレート共重合体組成物
WO2006057228A1 (ja) 難燃性ポリエステル及びその製造方法
TW201400523A (zh) 聚酯樹脂及其製備方法
TW201713707A (zh) 聚酯樹脂
KR101409431B1 (ko) 투명성이 우수한 폴리에스터 중합체 및 이의 제조방법
TW201406816A (zh) 聚酯樹脂的製備方法
WO2018072747A1 (zh) 聚酯组合物及其制备方法
KR20010083551A (ko) 폴리부틸렌테레프탈레이트 수지의 제조방법
KR20090090695A (ko) 락트산 공중합체 및 그 제조방법
TW201422663A (zh) 生物可降解脂族/芳族聚酯共聚物的連續製備方法
CN108026257B (zh) 末端改性聚对苯二甲酸丁二醇酯树脂、包含其的热塑性树脂组合物、以及成型品
WO2014178271A1 (ja) ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物及び成形体
JPS59129253A (ja) 難燃性ポリエステル樹脂組成物
JP3674934B2 (ja) 弾性ポリエステル及びその製造方法
WO2023280172A1 (zh) 末端改性聚酯树脂、其组合物、成型品和制备方法
KR102190327B1 (ko) 폴리에테르에스테르 공중합체의 제조 방법
JP3365436B2 (ja) ポリエステルの製造方法
CN116515094B (zh) 一种阻燃可降解聚酯及可降解共聚阻燃剂的制备方法
JP4279953B2 (ja) ポリエステルブロック共重合体組成物
WO2018072748A1 (zh) 聚酯组合物及其制备方法
JP3618429B2 (ja) 熱可塑性重合体組成物
KR100599250B1 (ko) 초음파를 이용하여 향상된 충격강도를 가지는 생분해성블렌드 수지 조성물의 제조방법
JP2020158675A (ja) ポリブチレンテレフタレート共重合体の製造方法
JP4188145B2 (ja) ポリブチレンテレフタレート系樹脂の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051031

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees