JP2001288274A - プラスチックのバルク染色方法 - Google Patents

プラスチックのバルク染色方法

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JP2001288274A
JP2001288274A JP2001050173A JP2001050173A JP2001288274A JP 2001288274 A JP2001288274 A JP 2001288274A JP 2001050173 A JP2001050173 A JP 2001050173A JP 2001050173 A JP2001050173 A JP 2001050173A JP 2001288274 A JP2001288274 A JP 2001288274A
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Josef-Walter Stawitz
ヨゼフ−バルター・シユタビツツ
Stephan Dipl Chem Dr Michaelis
シユテフアン・ミヒヤエリス
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックのバルク染色方法を提供するこ
と。 【解決手段】 式(I) 【化1】 [式中、Yは置換されたおよび置換されていないアリー
レンおよびアルキレンよりなる群から選択される2価の
基であり、ここでアルキレン基は、所望により、例えば
OまたはSの如きヘテロ原子により中断されていてもよ
く、R1およびR1′は、互いに独立して、電子−求引性
基、好ましくはシアノまたはアルコキシカルボニル、特
にC1−C4−アルコキシカルボニルであり、R2
2′、R3およびR3′は、互いに独立して、水素、ア
ルキル、特にC1−C4−アルキル、CF3またはハロゲ
ン、好ましくはFもしくはClであり、R4およびR4
は、互いに独立して、置換されていないかもしくは置換
されたアルキル、好ましくはC1−C6−アルキル、また
はC7−C12−アラルキル、好ましくはベンジルであ
る]の染料を使用することを特徴とするプラスチックの
バルク染色方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は式(I)
【0002】
【化3】
【0003】[式中、Yは置換されたおよび置換されて
いないアリーレンおよびアルキレンよりなる群から選択
される2価の基であり、ここでアルキレン基は、所望に
より、例えばOまたはSの如きヘテロ原子により中断さ
れていてもよく、R1およびR1′は、互いに独立して、
電子−求引性基、好ましくはシアノまたはアルコキシカ
ルボニル、特にC1−C4−アルコキシカルボニルであ
り、R2、R2′、R3およびR3′は、互いに独立して、
水素、アルキル、特にC1−C4−アルキル、CF3また
はハロゲン、好ましくはFもしくはClであり、R4
よびR4′は、互いに独立して、置換されていないかも
しくは置換されたアルキル、好ましくはC1−C6−アル
キル、またはC7−C12−アラルキル、好ましくはベン
ジルである]の染料を使用することを特徴とするプラス
チックのバルク染色方法に関する。
【0004】1つの好ましい態様では、Yは置換されて
いないかもしくは置換されたフェニレン、または置換さ
れていないかもしくは置換されたC1−C6−アルキレン
を表し、そして特に好ましい基Yの例は、1,3−フェ
ニレン、1,4−フェニレンまたはメチル−置換された
1,3−もしくは1,4−フェニレン、−CH2−CH
2−、−CH2CH2CH2−、−(CH2)4−、−CH2
H(CH3)−、−CH2CH2−O−CH2CH2−および
−CH2CH2−S−CH2CH2−である。
【0005】アルキレン基、特に−CH2−CH2−、−
(CH2)3−、−(CH2)4−、および−CH2CH2−O−
CH2CH2−が非常に特に好ましい。
【0006】好ましい基R1およびR1′の例は、−C
N、−CO2CH3、−CO2CH2CH 3、−CO2(C
2)2CH3および−CO2(CH2)3CH3である。
【0007】好ましい基R2、R2′、R3およびR3′の
例は、水素、メチル、エチル、Cl、F、CF3、メト
キシおよびエトキシである。
【0008】好ましい基R4およびR4′の例は、C
3、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチルまたはtert−ブチ
ルである。
【0009】1つの好ましい態様では、本発明に従う使
用において式(I)中でR1=R1′、R2=R2′、R3
=R3′およびR4=R4′である。
【0010】式(Ia)
【0011】
【化4】
【0012】[式中、Yは置換されていないかもしくは
置換されたフェニレン、特に1,3−もしくは1,4−フ
ェニレン、または置換されていないかもしくは置換され
たC2−C6−アルキレン、特にエチレン、プロピレンも
しくはブチレンであり、R1はCN、CO2CH3、CO2
CH2CH3またはCO2(CH2)3CH3であり、R2は水
素、CH3またはCH2CH3であり、そしてR4はC
3、CH2CH3、n−プロピルまたはn−ブチルであ
る]の染料を使用することが特に好ましい。
【0013】置換基対R1/R1′、R2/R2′、R3
3′および/またはR4/R4′の少なくとも1つが同
一でない(例えば、R1≠R1′)式(I)の染料の使用
も同様に好ましい。式(I)のこれらの非対称性染料も
本発明により提供される。
【0014】本出願の目的のためには、バルク染色は、
特に、式(I)の染料を溶融プラスチック材料中に、例
えば押し出し機の助けにより導入するか、または染料を
プラスチックを製造するための出発材料に、例えば単量
体に重合前に直接加える方法である。
【0015】概略加工温度はここでは100〜380℃
である。
【0016】本発明に従い使用される染料の一部は既知
であり(例えばCH−516 628、JP−A 02
292 371)、そして他のものは文献から既知であ
る方法と同様にして製造することができる。製造の一例
はフィルスマイヤーのホルミル化反応およびその後の反
応性メチレン化合物、好ましくはマロノニトリルとの縮
合である。
【0017】好ましい製造は、置換されたアニリンとジ
ハロゲノアルキレンの縮合(式1)
【0018】
【化5】
【0019】[式中、nは2〜6であり、そしてXはハ
ロゲン、特にBrまたはClを表し、そして他の置換基
は上記定義の通りである]、或いは置換されたアニリン
と、例えば溶媒中でまたは塊状での、塩基の存在下で
の、N−(ハロゲノアルキル)アニリンとの縮合(式
2)、およびその後のフィルスマイヤーのホルミル化反
応(好ましくはPOCl3およびジメチルホルムアミド
と反応させ、引き続き加水分解することによる)、その
後の反応性メチレン化合物、好ましくはマロノニトリル
との縮合である。
【0020】適する熱プラスチックの挙げうる例は、セ
ルロースエステル類、例えば硝酸セルロース、酢酸セル
ロース、三酢酸セルロース、アセト酪酸セルロースおよ
びプロピオン酸セルロース、セルロースエーテル類、例
えばメチルセルロース、エチルセルロースおよびベンジ
ルセルロース、線状飽和ポリエステル樹脂、アニリン樹
脂、ポリカーボネート類、ポリスチレン、ポリビニルカ
ルバゾール、ポリ塩化ビニル、特に可塑化されていない
PVC、ポリメタクリル酸エステル類、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリアクリロニトリル、ポリオキシメチレン類、
線状ポリウレタン類、並びに共重合体、例えば塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、並びに特にスチレン共重合
体、例えばスチレン−アクリロニトリル共重合体(SA
N)、スチレン−ブタジエン共重合体(SB)およびス
チレン−α−メチルスチレン共重合体(SMS)および
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(A
BS)である。
【0021】上記の高分子量化合物は個別にまたは混合
物中に、プラスチック材料または溶融物として存在する
ことができ、所望に応じ、それらを紡糸して繊維を与え
ることができる。
【0022】新規な方法はポリスチレンのバルク染色の
ために、そして特にポリ(メタ)アクリル酸エステル類、
そして好ましくはポリメタクリル酸メチル、SAN、S
MS、ABS、またはポリテレフタル酸エチレンもしく
はポリテレフタル酸ブチレンのバルク染色のために特に
適する。
【0023】染色しようとするプラスチックを粉末、チ
ップまたはペレットの形態にしそして染料と密に混合す
ることが簡便である。これを達成する1つの方法はプラ
スチック粒子を微細に分割された乾燥粉末状染料でコー
テイングすることによるか、または粒子を染料の有機溶
媒中溶液もしくは分散液で処理しそして次に溶媒を除去
することによる。
【0024】本発明の方法は、また、式(I)の種々の
染料の混合物並びに/または式(I)の染料と他の染料
とのおよび/もしくは無機もしくは有機顔料との混合物
を使用することもできる。
【0025】式(I)の染料は、本発明に従い使用され
る場合には、好ましくはそれらの固体形態、特に粉末状
または顆粒状である。
【0026】これらの固体染料調製物は、各場合とも染
料調製物を基準として、少なくとも95重量%の、好ま
しくは少なくとも98重量%の、特に99重量%より多
い式(I)の染料および所望に応じて5重量%までの有
機結合剤を含んでなる。
【0027】これらの染料調製物も本発明により提供さ
れる。
【0028】使用可能な結合剤の例は、エチレンオキシ
ド−プロピレンオキシドブロック共重合体、好ましくは
4000〜16,000g/モルのモル質量(molar mas
s)を有するものである。
【0029】染色のために使用される場合には、染料調
製物は特に好ましくは粉末の形態、特に粉砕されそして
ふるいにかけられた乾燥粉末の形態であり、そうでなけ
ればペレット、例えばEP−A−488 933に従い
製造できるものの形態である。
【0030】染料対プラスチックの比は、所望する色強
度により、広い範囲内で変えることができる。染色しよ
うとするプラスチックの量を基準として、0.005〜
5重量%、好ましくは0.01〜2重量%の染料を使用
することが一般的に推奨できる。
【0031】重合体中に不溶性である顔料、例えば二酸
化チタンを加えることにより対応する高品質の不透明な
着色物を得ることができる。
【0032】使用できる二酸化チタンの量の例は、重合
体の量を基準として、0.01〜10重量%、好ましく
は0.1〜5重量%である。
【0033】処理された重合体粒子は既知の方法により
押し出し機中で溶融されそして押し出されて例えばフィ
ルムもしくは繊維の如き製品を与えるか、またはキャス
トしてシートを与える。
【0034】プラスチックを式(I)の染料で染色する
1つの方法は、このタイプの染料を、所望に応じて、マ
スターバッチの形態で、ロールミル、混合装置または粉
砕装置を用いてこれらの基質と混合することである。染
色された材料を次にそれ自体は既知である方法、例えば
カレンダー成形、圧縮成形、押し出し、スプレッド成
形、キャスティングまたは射出成形によりその所望する
最終形態にする。
【0035】軟質成形品を製造するためまたはその脆性
を減ずるために、可塑剤として知られているものを高分
子量化合物中に成形前に導入することがしばしば望まし
い。使用できる可塑剤の例は、燐酸、フタル酸またはセ
バシン酸のエステル類である。本発明の方法では、可塑
剤は重合体中への染料の導入前または後に導入すること
ができる。異なる色調を得るために、所望する量の充填
剤および/または他の着色成分、例えば白色顔料、カラ
ー顔料または黒色顔料を式(I)の化合物と共に高分子
量有機物質に加えることもさらに可能である。
【0036】生ずる緑がかったないし赤みがかった黄色
の着色物は良好な耐光性および良好な耐候性を有する。
本発明の染料はまた熱プラスチック中でも非常に熱堅牢
性である。
【0037】
【実施例】実施例1 0.1gの式
【0038】
【化6】
【0039】の染料および2gの二酸化チタン(バイエ
ルチタン(Bayertitan)TMR−FK−2)、並びに100
gのペレット化されたポリスチレンをローラーベッド上
の密封した容器の中で2時間混合する。生じた混合物を
約230℃において押し出して幅2cmの押し出し物と
しそして再ペレット化する。ペレットを230〜240
℃において射出成形する。これが高い耐光性および高い
輝度を有する赤みがかった黄色に着色された成形品を与
える。実施例2 0.02gの式(A)の染料および100gのペレット
化されたポリスチレンをローラーベッド上の密封した容
器の中で2時間混合する。生じた混合物を次に230〜
240℃において、スクリュー付きの射出成形機を用い
て、射出成形して、成形品を与える。黄色に着色された
透明な成形品は高い光堅牢性を有する。実施例3 式(I)の染料が式(B)
【0040】
【化7】
【0041】の染料により置換されそして工程が他の点
では実施例1に記載されている通りである場合には、高
い光堅牢性を有する黄色に着色された成形品が得られ
る。実施例4 0.035gの式(B)の染料および100gのペレッ
ト化されたポリスチレンを混合しそして工程が他の点で
は実施例2に記載されている通りである場合には、高い
光堅牢性を有する黄色に着色された透明な成形品が得ら
れる。実施例5 0.03gの式(A)の染料を99.97gのメタクリル
酸メチルの中に溶解させる。0.01gの過酸化ジベン
ゾイルの添加後に、溶液を120℃に加熱しそして重合
が開始した。30分後に、重合し始めたメタクリル酸メ
チルを2枚のガラス板の間に入れ、そして重合が80℃
において10時間で完了した。これが黄色に着色された
透明なポリメタクリル酸メチルシートを与える。実施例6 0.02gの式(B)の染料および100gのポリメタ
クリル酸メチルを乾燥混合しそして二軸スクリュー押し
出し機中で240℃で均質化する。押し出し物として放
出された材料をペレット化する。それを次に加圧成形に
より成形する。これが非常に良好な光堅牢性および気候
堅牢性を有する透明な黄色に着色されたプラスチックを
与える。実施例7 100gの市販のポリカーボネートをペレットの形態で
0.01gの式(A)の固体と乾燥混合する。生じたペ
レットを二軸スクリュー押し出し機中で350℃におい
て均質化する。これが良好な光堅牢性を有する透明な黄
色の着色を与える。染色されたポリカーボネートが押し
出し物として放出されそしてペレット化される。ペレッ
トは一般的な熱可塑性加工方法により加工することがで
きる。実施例8 0.04gの式(B)の固体を100gのスチレン−ア
クリロニトリル共重合体と乾燥混合しそして二軸スクリ
ュー押し出し機中で190℃において均質化しそしてペ
レット化し、そして次に一般的な方法で加圧成形により
成形することができる。これが良好な光堅牢性を有する
透明な着色されたプラスチックを与える。1%の二酸化
チタンを操作中に加える場合には、不透明な着色が得ら
れる。実施例9 実施例1において式(A)の染料が式
【0042】
【化8】
【0043】の染料により置換されそして工程が他の点
では実施例1に記載されている通りである場合には、良
好な光堅牢性を有する黄色に着色された成形品が得られ
る。実施例10〜15 以下の染料を実施例1〜9中の式A、BおよびCの染料
の代わりに、同様な物質と共に、使用することができ
る:
【0044】
【化9】
【0045】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。 1.式(I)
【0046】
【化10】
【0047】[式中、Yは置換されたおよび置換されて
いないアリーレンおよびアルキレンよりなる群から選択
される2価の基であり、ここでアルキレン基は、所望に
より、例えばOまたはSの如きヘテロ原子により中断さ
れていてもよく、R1およびR1′は、互いに独立して、
電子−求引性基、好ましくはシアノまたはアルコキシカ
ルボニル、特にC1−C4−アルコキシカルボニルであ
り、R2、R2′、R3およびR3′は、互いに独立して、
水素、アルキル、特にC1−C4−アルキル、CF3また
はハロゲン、好ましくはFもしくはClであり、R4
よびR4′は、互いに独立して、置換されていないかも
しくは置換されたアルキル、好ましくはC1−C6−アル
キル、またはC7−C12−アラルキル、好ましくはベン
ジルである]の染料を使用することを特徴とするプラス
チックのバルク染色方法。 2.Yが置換されていないかもしくは置換されたフェニ
レン、特に1,3−フェニレン、1,4−フェニレンまた
はメチル−置換された1,3−もしくは1,4−フェニレ
ン、或いは置換されていないかもしくは置換されたC2
−C6−アルキレン、特に、−CH2−CH2−、−CH2
CH2CH2−、−(CH2)4−、−CH2CH(CH3)−、
−CH2CH2OCH2CH2−または−CH2CH2−S−
CH2CH 2−を表すことを特徴とする上記1の方法。 3.R1およびR1′が、互いに独立して、CN、CO2
CH3、CO2CH2CH3、−CO2(CH2)2CH3または
CO2(CH2)3CH3であることを特徴とする上記1の方
法。 4.基R2、R2′、R3およびR3′が、互いに独立し
て、水素、メチル、エチル、Cl、FまたはCF3であ
ることを特徴とする上記1の方法。 5.基R4およびR4′がCH3、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−
ブチルまたはtert−ブチルであることを特徴とする
上記1の方法。 6.R1=R1′、R2=R2′、R3=R3′およびR4
4′であることを特徴とする上記1の方法。 7.式(Ia)
【0048】
【化11】
【0049】[式中、Yは置換されていないかもしくは
置換されたフェニレン、特に1,3−もしくは1,4−フ
ェニレン、または置換されていないかもしくは置換され
たC2−C6−アルキレン、特にエチレン、プロピレンも
しくはブチレンであり、R1はCN、CO2CH3、CO2
CH2CH3またはCO2(CH2)3CH3であり、R2は水
素、CH3またはCH2CH3であり、そしてR4はC
3、CH2CH3、n−プロピルまたはn−ブチルであ
る]の染料を使用することを特徴とする上記1の方法。 8.置換基対R1/R1′、R2/R2′、R3/R3′およ
び/またはR4/R4′の少なくとも1つが同一でない式
(I)の染料を使用することを特徴とする上記1の方
法。 9.以下の群:
【0050】
【化12】
【0051】から選択される少なくとも1種の染料を使
用することを特徴とする上記1の方法。 10.式
【0052】
【化13】
【0053】[式中、Yは置換されたおよび置換されて
いないアリーレンおよびアルキレンよりなる群から選択
される2価の基であり、ここでアルキレン基は、所望に
より、例えばOまたはSの如きヘテロ原子により中断さ
れていてもよく、R1およびR1′は、互いに独立して、
電子−求引性基、好ましくはシアノまたはアルコキシカ
ルボニル、特にC1−C4−アルコキシカルボニルであ
り、R2、R2′、R3およびR3′は、互いに独立して水
素、アルキル、特にC1−C4−アルキル、CF3または
ハロゲン、好ましくはFもしくはClであり、R4およ
びR4′は、互いに独立して、置換されていないかもし
くは置換されたアルキル、好ましくはC1−C6−アルキ
ル、またはC7−C12−アラルキル、好ましくはベンジ
ルであり、そしてここで置換基対R1/R1′、R2
2′、R3/R3′および/またはR4/R4′の少なく
とも1つが同一でない]の化合物。 11.少なくとも95重量%の上記1の式(I)の染料
を含んでなる固体染料調製物。 12.置換されたアニリンをジハロゲノアルキレンと反
応させるか
【0054】
【化14】
【0055】[式中、nは2〜6であり、Xはハロゲ
ン、特にBrまたはClであり、そして他の置換基は上
記定義の通りである]、或いは置換されたアニリンを、
例えば溶媒中でまたは塊状で塩基の存在下で、N−(ハ
ロゲノアルキル)アニリンと反応させ(式2)、引き続
きフィルスマイヤーのホルミル化反応(好ましくはPO
Cl3およびジメチルホルムアミドと反応させ、引き続
き加水分解することによる)を行い、引き続き反応性メ
チレン化合物、好ましくはマロノニトリルと縮合させる
ことを特徴とする上記10の染料の製造方法。 13.少なくとも1種の上記10の染料で染色されたプ
ラスチック。 14.少なくとも1種の上記1の式(I)の染料で染色
された、スチレン−アクリロニトリル共重合体(SA
N)およびアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共
重合体(ABS)よりなる群からの共重合体。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09B 67/20 C09B 67/20 F D01F 1/06 D01F 1/06 D06P 3/00 D06P 3/00 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、Yは置換されたおよび置換されていないアリー
    レンおよびアルキレンよりなる群から選択される2価の
    基であり、ここでアルキレン基は、所望により、例えば
    OまたはSの如きヘテロ原子により中断されていてもよ
    く、R1およびR1′は、互いに独立して、電子−求引性
    基、好ましくはシアノまたはアルコキシカルボニル、特
    にC1−C4−アルコキシカルボニルであり、R2
    2′、R3およびR3′は、互いに独立して、水素、ア
    ルキル、特にC1−C4−アルキル、CF3またはハロゲ
    ン、好ましくはFもしくはClであり、R4およびR4
    は、互いに独立して、置換されていないかもしくは置換
    されたアルキル、好ましくはC1−C6−アルキル、また
    はC7−C12−アラルキル、好ましくはベンジルであ
    る]の染料を使用することを特徴とするプラスチックの
    バルク染色方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも95重量%の請求項1に記載
    の式(I)の染料を含んでなる固体染料調製物。
  3. 【請求項3】 置換されたアニリンをジハロゲノアルキ
    レンと反応させるか 【化2】 [式中、nは2〜6であり、Xはハロゲン、特にBrま
    たはClであり、そして他の置換基は前記定義の通りで
    ある]、或いは置換されたアニリンを、例えば溶媒中で
    または塊状で塩基の存在下で、N−(ハロゲノアルキル)
    アニリンと反応させ(式2)、引き続きフィルスマイヤ
    ーのホルミル化反応(好ましくはPOCl3およびジメ
    チルホルムアミドと反応させ、引き続き加水分解するこ
    とによる)を行い、引き続き反応性メチレン化合物、好
    ましくはマロノニトリルと縮合させることを特徴とする
    請求項1に記載の染料の製造方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1種の請求項1に記載の染料
    で染色されたプラスチック。
  5. 【請求項5】 少なくとも1種の請求項1に記載の式
    (I)の染料で染色された、スチレン−アクリロニトリ
    ル共重合体(SAN)およびアクリロニトリル−ブタジ
    エン−スチレン共重合体(ABS)よりなる群からの共
    重合体。
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