JPS5912969A - メチン系化合物、その製法及びそれを用いる有機高分子材料の着色法 - Google Patents

メチン系化合物、その製法及びそれを用いる有機高分子材料の着色法

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JPS5912969A
JPS5912969A JP57123934A JP12393482A JPS5912969A JP S5912969 A JPS5912969 A JP S5912969A JP 57123934 A JP57123934 A JP 57123934A JP 12393482 A JP12393482 A JP 12393482A JP S5912969 A JPS5912969 A JP S5912969A
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Kiyoteru Kojima
小島 清輝
Hideo Hattori
秀雄 服部
Akira Takeshita
明 竹下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I) 〔式中A、Bはアリーレン基を表わし、R8、R4は水
素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、水酸基またはア
ルカノイルアミノ基、111、几2は置換されていても
よいアルキル基、Yは炭素数2〜10のアルキレン基を
表わす。〕で示されるメチン系化合物、その製法および
それを用いることを特徴とする有機高分子材料の着色方
法に関するものである。
本発明の目的とするところは、有機高分子材料であるポ
リエステルあるいはセルロースアセテートなどの疎水性
繊維材料、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ
塩化ビニル樹脂、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂などの
成形品を極めて鮮明かつ諸堅牢度のすぐれた紫色ないし
緑色に着色する化合物を提供するものである。
一般式(T)において、A、Bのアリーレン基としては
ナフチレン基、好ましくはフェニレン基が李げられ、こ
れら雫アリーレン基はさらに置換基を有してもよく、置
換基としてはたとえば塩素原子、臭素原子、シアノ基、
ニトロ基、ヒドロキシ基、アミノ基、メチル基、エチル
基、メトキシ基、エトキシ基、あるいは−0000Hs
 。
司00C!2L(6、−CLOOO<He 、 −0■
C5I(ts 、 −0000+sH5などのアルコキ
シ(もしくはアリールオキシ)カルボニル基、−0ON
Hp 、−0ONHOHs 、−Co■04H9、−C
ON (CHs )2、−(3ONHOsHs、−CO
N(OHs )OgHr、 。
f、K (!l’ U) カルバモイルM、−0000
Hs 、 −00002Hs、−0COO6IIts、
−oCOC6H6ナトノアルキル(モジくはアリール)
カルボニルオキシ基、−0CI)OCH8,4旬02H
5、−00000gnsなどのアルコキシ(もしくはア
リールオキシ)カルボニルオキシ基などがあげられる。
飾、R4としては、互いに独立して、水素原子、メチル
基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、塩素原子、臭
素原子、ヒドロキシ基、アセチル7ミノ基、プロピオニ
ルアミノ基などがあげられる。
また、 R1,Rgとしては互いに独立して、メチル基
、エチル基、メトキシエチル基1、シアノエチル基、ク
ロルエチル基などがあげられる。
一般式(I)で表わされる化合物は新規であり、一般式
位) 〔式中、R1、R2、R1、R4,Yは前記と同じ意味
を表わす。〕 で示される化合物と、一般式(2) 〔式中人は前記と同じ意味を表わす。〕および一般式(
め (式中、Bは前記と同じ意味を表わす)で示される化合
物を綜合反応させることにより得ることができる。縮合
反応は任意の不活性溶剤中で、80〜180℃、好まし
くは60〜160℃に加熱して行われる。このとき触媒
としてトリエチルアミン、ピペリジン、ピリジン、酢酸
アンモニウム、蟻酸、酢酸、またはオキシ塩化リン、塩
化チオニル等を添加すると反応が促進される。不活性溶
媒としては、メタノール、エタノール、ブタノール、メ
チルセロソルブ、トルエン、キシレン、ジメチルホルム
アミド、N−メチルピロリドン、クロルベンゼン、ニト
ロベンゼン、無水酢酸などが使用される。
本発明の化合物を染料として使用する場合、合成および
半合成繊維等の疎水性繊維、たとえばセルロースアセテ
ート繊維、特にポリエステル繊維を染着性、pH感性(
耐分解性)、耐昇華性および耐光性にすぐれ、かつ再現
性よく鮮明な紫ないし緑色に染色または捺染することが
できる。また、本発明の染料は最近増大しつつあるポリ
エステル11維のファインデニールおよび人工皮革の染
色に対しすぐれた染着性を示す。
更に本発明の染料は、PH@性にすぐれている一方でp
H7を越えてpH9以上になると容易に分解するため、
T10混の染色における綿汚染をアルカリ洗浄により、
容易に除去することができるという利点を有している。
また、捺廊においてはアルカリ防染も可能である。
また、一般式(1)の染料は一種または二種以上を用い
ることができる。特に二種以上を混合使用すると、ビル
ドアツプ性のすぐれた染色物を得ることができる。
本発明の実施に当っては、一般式(I)で示される染料
の一種または二種以上を、適当な分散剤と共に水性媒体
中で微細な粒子に粉砕し、分散化する。分散化した染料
はペースト状で使用するかあるいはスプレー乾燥等によ
って粉末状として用いられる。このようにして得られた
染料組成物を用いて疎水性繊維を水性媒体中愕浸漬して
、加圧8105℃以上、好ま1ツくは110〜140℃
で染色する。
また、0−フェニルフェノールやトリクロルベンゼン等
のキャリヤーの存在下で比較的高温、例えば水の沸騰吠
態で染色することもできる。
また、染料分散液を布に印捺し、150〜280℃、3
0〜60秒間の乾熱処理をするいわゆるサーモゾル染色
も可能である1、一方、捺染の場合は染料分散液を適当
な糊剤と共に練り合せ、これを布に印捺し、スチーミン
グまたはサーモゾル処理17て染色を行う。
マタ、l−りクロロエチレンやパークロロエチレン等の
有機溶剤を染色媒体とした溶剤染色法も可能である。
次に本発明の化合物を合成樹脂の着色剤として使用する
場合について説明する。
本発明において合成樹脂としては、ポリスチレン系、ポ
リエステル系、ポリアクリレート系、ポリオレフィン系
、ポリアクリロニトリル系、ポリ塩化ビニール系、ポリ
アミド系、ポリカーボネート系、ポリアセタール系等の
樹脂、更にアウリロニト?ルースチレン共M合体(A 
J!!脂)、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン
共重合体(AB8樹脂)など゛があげられる。
これら樹脂の着色はたとえば一般式(1)で示されるメ
チン系化合物の所定量を前記合成樹脂に配合し、混練し
、圧縮成型法、射出成型法、カレンダー成型法、押出成
型法等の任意の成型加工法によりフィルム、板、バイブ
などの成型品とすることにより行うことができ、堅牢な
紫色ないし緑色の合成樹脂を得ることができる。
本発明では一般式(I)の化合物に加えて、イソインド
リノン系イエロー、キノリン系イエローキナクリドンレ
ッド等の有機顔料、カーボンブラック、弁柄、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の無機顔料、螢光
増白剤の類、金属石ケン、ワックス類の滑剤等、紫外線
吸収剤の類、酸化安定剤等の公知の着色剤および添加物
などの物質の一種または数値を混合併用物として適当な
割合で添加、使用しても好ましい結果を与える。
本発明の方法によれば合成樹脂よりなるフィルム、板、
バイブなどの成型品に耐光性、耐熱性、耐色移行性等の
諸堅牢度の優れた鮮明な濃度感のある紫色ないし緑色を
与えることができる。
以下、実施例をあげて説明するが、本発明方法はこれら
に限定されるものではない。
なお、実施例中「部」とあるのは「重量部」を表わす。
実施例1 キシレン15部中に、式 で示されるジアルデヒド8.1部、次式[株]で示され
るジシアノ化合物2.8部および酢酸0.2部を仕込み
、180℃で8時間還流加熱する。メタノール、ついで
水で洗浄した後、乾燥する。
式(1)の化合物6.1部を得た。
(1> (λtnax (DMF ) 605 nm )〔染 
色〕 式(1)の染料8部を、ナフタリン−β−スルホン酸の
ホルマリン縮合物4部、リグニンスルホン酸ソーダー8
部および水20部と混合し、ボールミル内で20時間摩
砕して得た分散液をスプレー乾燥して染剤1o部を得る
この様にして得た染剤1部を水a、ooo部内にポリエ
ステルスパン糸100部と共に加え、加圧下′180℃
で60分間染色する。染色後、湯洗し、更に還元洗浄し
、乾燥してカラーバリユーのすぐれた鮮明かつ、堅牢な
青色の染色物が得られtこ。
実施例2 エタノール20部中に、次式 で示されるジアルデヒド8.4部、前記四で示されるジ
シアノ化合物2.8部およびピペリジン0.5部を仕込
み、2時間還流加熱する、冷却後、吸引−過、洗浄し、
乾燥して式(2)の化合物6.2部を得た。
〕 (’A max (DMF ) 620 nm )この
染料を用い、実施例1と同様に染浴を゛調製し染色を行
ったところ、濃度の高い鮮明かつ堅牢な青色の染色物が
得られた。
実施例8 モノクロルベンゼン20部中に、次式 で示されるジアルデヒド4.1部、前記(Nで示される
ジシアノ化合物2.3部およびヒヘリ’9ン0.5部を
仕込み4時間加熱する。冷却後、吸引濾過、洗浄して乾
燥する。式(3)の化合物6.8部を得た。
(λmax(DMF)618nm) [合成樹脂の着色] 細粉状の前記式(8)で示される化合物0.2部と粉末
AJ3S樹脂100部を120℃で加熱、混合した後、
押出機を通してペレットを作成する。ついで、これを用
いて射出成型機で280℃で成型した。光、熱、移行性
に優れた堅牢度を有する鮮明な青色の成型物を得た。
上記において、化合物(8)の着色剤0.2部に更に酸
化チタン0゜5部を加えて用いる他は同様にしてペレッ
トを作成し、成型した。
堅牢で淡い青色の着色成型物が得られた。
実施例4〜10 実施例1における染料の代わりに次表に示す染料を用い
て同様にポリエステル繊維を染色あるいは捺染して右欄
に示す色相の堅牢な染色物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式(1) 〔式中A、Bはアリーレン基を表わし、石、R4は水素
    原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、水酸
    基またはアルカノイルアミノ基、11%R1は置換され
    ていてもよいアルキル基、Yは炭素数2〜10(7)7
    Aキレン基を表わす。〕 で示されるメチン系化合物。 (2)一般式(I[) □〔式中、Rs、R4は水素原子、)・ロゲン原子、ア
    ルキル基、アルコキシ基、水酸基またはアルカノイルア
    ミノ基、R1、R2は置−されていてもよいアルキル基
    、Yは炭素数2〜10のアルキレン基を表わす。〕で示
    される化合物と、一般式(2)および一般式(I/) 〔式中A、Bはアリーレン基を表わす。〕で示される化
    合物とを反応させることを特徴とする一般式CI) 〔式中、”1+ ” * ” + R’ t At B
    + Yハn 記の意味を表わす。〕 で示されるメチン系化合物の製法。 (8)一般式(1) 〔式中A、Bはアリーレン基を表わし、Rs。 R4は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、y ル:
    1 キシ基、 水酸1fsまたはアルカノイルアミノ基
    、Rr、Rtは置換されていてもよいアルキル基、Yは
    炭素数2〜1oのアルキレン基を表わす。〕 で示されるメチン系化合物の1種または21a以上を用
    いることを特徴とする有機高分子材料の着色方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2624714A (en) * 2022-11-28 2024-05-29 Sumitomo Chemical Co Compound

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534288A (en) * 1978-07-28 1980-03-10 Sandoz Ag Dispersion dyestuff

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JPH0366349B2 (ja) 1991-10-17

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