JP2001288240A - 蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォーム及びその製造方法 - Google Patents

蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォーム及びその製造方法

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英也 木下
Noriyuki Yamaguchi
憲幸 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低反発性ポリウレタンフォームに蓄熱性を付
与することにより寝具類用途とした場合の蒸れを防止す
ることができ、また、精密OA機器等の吸音材、制振
材、衝撃吸収用梱包材用途における調温機能を付与した
蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォームを提供する。 【解決手段】 シェル内に潜熱蓄熱剤が内包されたマイ
クロカプセルを、軟質低反発性ポリウレタンフォームに
配合する。潜熱蓄熱剤として0〜110℃に相転移点を
有するものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枕、敷布団、座布
団等の寝具類用途や精密OA機器等の吸音材、制振材、
衝撃吸収用梱包材として用いるのに好適な蓄熱性軟質低
反発性ポリウレタンフォームに係り、特に、低反発性ポ
リウレタンフォームに蓄熱性を付与してその機能性を高
めた蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォームとその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、枕、敷布団、座布団等の寝具類用
途に軟質低反発性ポリウレタンフォームが適用されてい
る。軟質低反発性ポリウレタンフォームは、その低反発
弾性により、加えられた荷重に柔軟に追従することで体
圧を均一に分散させて吸収し、人体に対して局部的な負
荷がかかることが防止されるため、寝具類として快適な
使用感を得ることができる。また、軟質低反発性ポリウ
レタンフォームは、精密OA機器等の衝撃吸収用梱包材
としての用途も考えられている。即ち、軟質低反発性ポ
リウレタンフォームは、緩やかな荷重が加わった場合
は、その変形に柔軟に追随するが、衝撃的に荷重が加わ
った場合は、弾性的な応答をするため、寝具等として人
体等の体圧が緩やかに加えられた場合には柔軟に追随す
るが、強打、衝撃等短時間に強い力が加わった場合に
は、弾性的に応答し、容易に変形破壊することなく内部
を保護することから、優れた衝撃吸収能を示す。軟質低
反発性ポリウレタンフォームはまた、その優れた吸音
性、振動減衰性により、精密OA機器等の吸音材、制振
材としての用途もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな軟質低反発性ポリウレタンフォームは、一般的に通
気性が悪く、寝具用途として使用した場合「蒸れ」を感
じる場合がある。また、精密OA機器等の吸音材、制振
材、衝撃吸収用梱包材として用いた場合、内部の保護効
果の面で、外気温の変化に対して温度を一定に保つ調温
機能が要求される場合があるが、軟質低反発性ポリウレ
タンフォームには、ある程度の断熱性はあるものの、こ
のような調温機能を得ることはできない。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決し、軟質
低反発性ポリウレタンフォームに蓄熱性を付与すること
により寝具類用途とした場合の蒸れを防止することがで
き、また、精密OA機器等の吸音材、制振材、衝撃吸収
用梱包材用途における調温機能を付与した蓄熱性軟質低
反発性ポリウレタンフォームを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蓄熱性軟質低反
発性ポリウレタンフォームは、蓄熱性粒子を配合してな
ることを特徴とする。
【0006】かかる蓄熱性粒子は、比較的吸熱容量が大
きくこの蓄熱性粒子を軟質低反発性ポリウレタンフォー
ムに分散させることにより軟質で吸熱容量の比較的大き
な蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォームが得られ
る。
【0007】この蓄熱性粒子としては、シェル内に潜熱
蓄熱剤を内包したマイクロカプセルが好適である。この
潜熱蓄熱剤は、通常、液体−固体の相変化を利用して吸
熱作用又は放熱作用を発揮するものであり、吸熱容量が
大きい。そして、0〜110℃にて相変化する素材の潜
熱蓄熱剤を用いると、寝具や精密OA機器等の吸音材、
制振材、衝撃吸収用梱包材として好適な蓄熱性軟質低反
発性ポリウレタンフォームが得られる。
【0008】この蓄熱性粒子の分散量は25〜80重量
%であることが好ましく、また、この蓄熱性粒子の粒径
は1〜500μmであることが好ましい。
【0009】また、蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフ
ォームの反発弾性は20%以下であることが好ましく、
このような蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォーム
は、ポリオール成分100重量部中に3官能以上の低分
子量ポリオールを30〜100重量部、特に30〜60
重量%含有するウレタンフォーム原料により製造するこ
とができる。
【0010】なお、本発明において、反発弾性とは、J
IS K6400によって測定される反発弾性率であ
る。
【0011】本発明の蓄熱性軟質低反発性ポリウレタン
フォームは、本発明の蓄熱性軟質低反発性ポリウレタン
フォームの製造方法に従って、ポリオール成分、イソシ
アネート成分、発泡剤、触媒等のウレタンフォーム原料
と蓄熱性粒子とを混合することにより製造される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0013】まず、本発明の蓄熱性軟質低反発性ポリウ
レタンフォームに用いられる蓄熱性粒子について説明す
る。
【0014】この蓄熱性粒子は、上記の通り、シェル内
に潜熱蓄熱剤を内包したマイクロカプセルが好適であ
る。
【0015】潜熱蓄熱剤としては、蓄熱性軟質低反発性
ポリウレタンフォームの用途に応じて適当な融点を有す
るものを選択すればよい。例えば、パラフィン系炭化水
素、天然ワックス、石油ワックス、ポリエチレングリコ
ール、無機化合物の水和物等を使用することができる。
【0016】本発明の蓄熱性軟質低反発性ポリウレタン
フォームを寝具類用途として用いる場合には、体温より
も若干低い温度例えば10〜35℃の範囲内、特に約2
8℃付近に固体−液体の相転移温度を有するように材料
を選択する。また、精密OA機器等の吸音材、制振材、
衝撃吸収用梱包材用途としてもこの程度の常温に固体−
液体の相転移温度を有する材料が好適であるが、目的に
応じて0〜110℃の幅広い範囲で固体−液体の相転移
温度を有する材料を選択使用することができる。この材
料としては、例えばヘキサデカン(融点18℃)、オク
タデカン(融点25℃)、ノナデカン(融点32℃)、
テトラコラン(融点51℃)、オクタコサン(融点61
℃)などが挙げられる。
【0017】上記シェルの材料としては、その耐熱温度
が上記潜熱型蓄熱剤の融点に比べて十分に高い、例えば
30℃以上、好ましくは50℃以上の材質であって、蓄
熱性軟質低反発性ポリウレタンフォームの用途に応じた
強度を有する材質を適宜選択すればよい。例えば、メラ
ミン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられ
る。このうち特に好ましい材質は、ポリオキシメチレン
ウレアである。
【0018】マイクロカプセルの好ましい外径は1〜5
00μmであり、より好ましくは5〜100μmであ
る。また、内包される潜熱蓄熱剤の量は、潜熱効果の点
からは多いほうが好ましいが、多過ぎると潜熱蓄熱剤の
体積変化によりマイクロカプセルが破損する恐れがあ
る。このため、マイクロカプセル全体の重量に対する潜
熱蓄熱剤の量は、30〜90重量%とすることが好まし
く、60〜80重量%とすることがより好ましい。
【0019】マイクロカプセルの製造方法としては、界
面重合法、in−situ重合法、コアセルベート法等
の従来公知の製造方法から、潜熱蓄熱剤及びシェルの材
質等に応じて適切な方法を選択すればよい。
【0020】上記マイクロカプセルは、蓄熱性軟質低反
発性ポリウレタンフォームの全体重量に対して25〜8
0重量%含有されることが好ましく、30〜60重量%
であることがより好ましい。マイクロカプセルの含有量
が25重量%未満では蓄熱効果が不十分となる場合があ
る。マイクロカプセルの含有量が80重量%を超える
と、蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォームの引張
り、引裂き強度が低下するため好ましくない。
【0021】このようなマイクロカプセルを分散させる
低反発性ポリウレタンフォームは、ポリオール成分、イ
ソシアネート成分、発泡剤、触媒等のウレタンフォーム
原料にマイクロカプセルを添加して反応させて製造する
ことができ、その製造方法には特に制限はなく、ワンシ
ョット法、プレポリマー法等、各種の方法を採用するこ
とができるが、本発明の蓄熱性軟質低反発性ポリウレタ
ンフォームの製造に当っては、ウレタン反応が生起する
前に十分にマイクロカプセルをウレタンフォーム原料中
に均一分散させるために、マイクロカプセルとポリオー
ル成分とを予め混合するのが好ましい。
【0022】このようにして製造される本発明の蓄熱性
軟質低反発性ポリウレタンフォームは、その反発弾性が
20%以下、特に15%以下、とりわけ10%以下であ
ることが好ましい。
【0023】このような低反発弾性の蓄熱性軟質低反発
性ポリウレタンフォームを製造するためのウレタンフォ
ーム原料としては、特にポリオール成分100重量部中
に、架橋剤としての3官能以上の低分子量ポリオールを
30〜100重量部、特に30〜50重量部含有するこ
とが好ましい。
【0024】この3官能以上の架橋剤としては、グリセ
リン、トリメチロールプロパン等の3価アルコール及び
ペンタエリスリトール等の4価アルコールなどを、単独
又は併用して使用することができる。また、これらのエ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド付加物等を用
いることもできる。この3官能以上の架橋剤の分子量は
500〜1500程度のものが好ましい。
【0025】ウレタンフォーム原料としての上記架橋剤
以外のポリオールとしては、分子量が1000〜500
0程度のポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオ
ール等を使用することができる。また、ポリイソシアネ
ートとしては、トルエンジイソシアネート(TDI)又
はピュア、クルードタイプを問わずジフェニルメタンジ
イソシアネート(MDI)或いは変性MDI、キシリレ
ンジイソシアネート(XDI)、イソホロンジイソシア
ネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HMDI)これらのイソシアネート類のプレポリマー
タイプ、カルボジイミド変性タイプ等が主に用いられ
る。更に、クルードMDIとTDIとの混合物等を使用
することもできる。なお、イソシアネートインデックス
は80〜120、特に80〜100程度に設定すること
が好ましい。
【0026】また、触媒としては、主としてスタナスオ
クトエート等の金属触媒を用いるが、これにアミン系触
媒を併用してもよい。触媒の配合量は、ポリオール成分
100重量部に対して0.1〜5.0重量部とするのが
好ましく、特にスズ系触媒0〜1重量部とアミン系触媒
0.1〜4.0重量部とを用いるのが好ましい。
【0027】また、発泡剤としては、通常水が用いら
れ、その配合量はポリオール成分100重量部に対して
0.5〜5.0重量部とするのが好ましい。
【0028】なお、ウレタンフォーム原料としては、上
記の各種成分の他、整泡剤や、必要に応じて各種の添加
剤等を配合することができる。そのような添加剤等とし
ては、難燃剤、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等、
通常、ウレタンフォームの製造に使用されるものが挙げ
られる。これら添加剤等の配合量は、得られる蓄熱性軟
質低反発性ポリウレタンフォームの反発弾性を損なわな
い程度とすればよい。
【0029】本発明の蓄熱性軟質低反発性ポリウレタン
フォームは、一般に密度40kg/m以上、好ましく
は50kg/m以上とされる。
【0030】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
【0031】実施例1 Frisby Technologies 社の商品名THERMASORB83を用い
て、表1に示すウレタンフォーム原料配合にて蓄熱性軟
質低反発性ポリウレタンフォームを製造した。このマイ
クロカプセルは、ポリオキシメチレンウレアからなるシ
ェルに融点28℃の潜熱蓄熱剤がマイクロカプセル全体
重量に対して75重量%内包されたものであって、その
平均粒径は28μmである。
【0032】得られた蓄熱性軟質低反発性ポリウレタン
フォームについて、下記方法により、温度変化特性を調
べると共に、密度と、JIS K6400により反発弾
性率を測定し、結果を表1に示した。
【0033】[温度変化特性試験方法]蓄熱性軟質低反
発性ポリウレタンフォームを二ッ折りとし、その間に熱
電対を挟み、20℃雰囲気に2時間放置した後、30℃
雰囲気に上昇させ、この温度で保持し、熱電対の検出温
度が20℃から30℃の平衡温度に達するまでの時間を
計測した。
【0034】比較例1 蓄熱性粒子を加えず、表1に示すウレタンフォーム原料
配合としたこと以外は実施例1と同様にして軟質低反発
性ポリウレタンフォームを製造し、得られた軟質低反発
性ポリウレタンフォームの温度変化特性、密度及び反発
弾性率を調べ、結果を表1に示した。
【0035】
【表1】
【0036】表1から明らかな通り、実施例1のものは
反発弾性に優れる上に、20℃から30℃への昇温に長
時間がかかり、蒸れを防止することができることから、
寝具類用途等として好適であることが認められた。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、低反発性
ポリウレタンフォームに蓄熱性を付与することにより寝
具類用途とした場合の蒸れを防止することができ、ま
た、精密OA機器等の吸音材、制振材、衝撃吸収用梱包
材用途における調温機能を付与した蓄熱性軟質低反発性
ポリウレタンフォームが提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 5/06 (C08G 18/00 F // C09K 3/00 101:00) (C08G 18/00 B65D 81/14 B 101:00) C09K 5/00 E Fターム(参考) 3E066 AA21 CA01 CB01 DA01 LA30 4J002 AE033 BG002 CC182 CF103 CK021 CK022 DE046 EA016 FD206 4J034 BA02 CA03 CA05 CD04 CD06 HA07 HB11 HC12 HC15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低反発性ポリウレタンフォームにおい
    て、蓄熱性粒子を配合したことを特徴とする蓄熱性軟質
    低反発性ポリウレタンフォーム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該蓄熱性粒子はシェ
    ル内に潜熱蓄熱剤が内包されたマイクロカプセルである
    ことを特徴とする蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォ
    ーム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、潜熱蓄熱剤は液体−
    固体の相変化を発生するものであることを特徴とする蓄
    熱性軟質低反発性ポリウレタンフォーム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、相変化が0〜110
    ℃にて発生することを特徴とする蓄熱性軟質低反発性ポ
    リウレタンフォーム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、該蓄熱性粒子の配合量が25〜80重量%であるこ
    とを特徴とする蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォー
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、蓄熱性粒子の粒径が1〜500μmであることを特
    徴とする蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォーム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、反発弾性が20%以下であることを特徴とする蓄熱
    性軟質低反発性ポリウレタンフォーム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、ウレタンフォーム原料中のポリオール成分100重
    量部中に3官能以上の低分子量ポリオールを30〜10
    0重量部含有することを特徴とする蓄熱性軟質低反発性
    ポリウレタンフォーム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、ウレタンフォーム原
    料中のポリオール成分100重量部中に3官能以上の低
    分子量ポリオールを30〜60重量部含有することを特
    徴とする蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォーム。
  10. 【請求項10】 ポリオール成分、イソシアネート成
    分、発泡剤、触媒等のウレタンフォーム原料と蓄熱性粒
    子とを混合することにより、請求項1ないし9のいずれ
    か1項に記載の蓄熱性軟質低反発性ポリウレタンフォー
    ムを製造することを特徴とする蓄熱性軟質低反発性ポリ
    ウレタンフォームの製造方法。
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