JP2001287865A - シート束整合装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
シート束整合装置とこの装置を備えた画像形成装置Info
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Abstract
合を確実に行えるようにする。 【解決手段】 シート束整合装置100は、シートが束
状に積載されるシート積載部材8と、シート積載部材に
積載されたシート束の両側から互いに接近離間可能な基
準整合部材9a及び寄せ整合部材9bと、基準整合部材
と寄せ整合部材とを移動させる駆動手段14a,14b
と、駆動手段を制御して、複数の基準位置の内、選択し
た基準位置に基準整合部材を移動させてから、寄せ整合
部材をシート束のサイズに応じた位置に移動させてシー
ト束の整合を行った後、寄せ整合部材をシート束から離
してから基準整合部材をシート束から離す駆動制御手段
と、を備えている。
Description
るシート束整合装置と、このシート束整合装置を本体に
備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複
合機器等の画像形成装置とに関する。
両側から例えば複数の幅寄せ整合位置で幅寄せする1対
の整合板の作動順序を、整合する位置によって変えてい
た。通常、一方の整合板には、幅寄せの基準に適した部
材が使用され、他方の整合板には、シート束の幅寄せに
適した弾性部材が使用されている。
おける「幅」とは、シート搬送方向に対して交差する方
向を言う。
板に使用されている部材とは無関係に、シート束を整合
する位置によって整合板を移動させる順序が決められて
いた。
基準に使用するのに適した部材で作られた基準整合板
を、シート整合後、幅寄せに適した弾性部材で作られた
幅寄せ整合板がシート束に接触しているうちに、シート
束から離してしまうことがある。このような場合、シー
ト束は、幅寄せ整合板に多少なりとも押されて、整合が
乱れることがあった。
関係なく、常に整合基準として使用する基準整合部材
を、先に整合したい位置に移動し、その後、寄せ整合部
材をシート束に押し当てシート束を整合した後、その寄
せ整合部材をシート束から離し、最後に基準整合板をシ
ート束から離すことで、どのような整合位置において
も、シート束の整合を確実に行えるシート束整合装置
と、このシート束整合装置を備えた画像形成装置とを提
供することを目的としている。
め、本発明のシート束整合装置は、シートが束状に積載
されるシート積載部材と、前記シート積載部材に積載さ
れたシート束の両側から互いに接近離間可能な基準整合
部材及び寄せ整合部材と、前記基準整合部材と前記寄せ
整合部材とを移動させる駆動手段と、前記駆動手段を制
御して、複数の基準位置の内、選択した基準位置に前記
基準整合部材を移動させてから、前記寄せ整合部材を前
記シート束のサイズに応じた位置に移動させてシート束
の整合を行った後、前記寄せ整合部材を前記シート束か
ら離してから前記基準整合部材を前記シート束から離す
駆動制御手段と、を備えている。
束整合装置は、シートが束状に積載されるシート積載部
材と、前記シート積載部材に積載されたシート束の両側
から互いに接近離間可能な基準整合部材及び寄せ整合部
材と、前記寄せ整合部材の前記基準整合部材に対向する
側に弾性体を介して設けられて前記シート束を押圧可能
な押圧部材と、前記基準整合部材と前記寄せ整合部材と
を移動させる駆動手段と、前記駆動手段を制御して、複
数の基準位置の内、選択した基準位置に前記基準整合部
材を移動させてから、前記寄せ整合部材を前記シート束
のサイズに応じた位置に移動させてシート束の整合を行
った後、前記寄せ整合部材を退避させて前記押圧部材を
前記シート束から離してから前記基準整合部材を前記シ
ート束を離す駆動制御手段と、を備えている。
成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前
記画像が形成されたシート束を整合する上記いずれか1
つのシート束整合装置と、を備えている。
成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前
記画像が形成されたシート束を整合する上記いずれか1
つのシート束整合装置と、前記シート束整合装置によっ
て整合されたシート束に後処理を施す後処理手段と、を
備えている。
制御手段は、駆動手段を制御して、複数の基準位置の
内、選択した基準位置に基準整合部材を移動させてか
ら、寄せ整合部材をシート束のサイズに応じた位置に移
動させてシート束の整合を行う。その後、駆動制御手段
は、さらに駆動手段を制御して、寄せ整合部材をシート
束から離してから基準整合部材をシート束から離す。こ
のように、基準整合部材は、整合位置がどのような位置
であっても、寄せ整合部材より先に、複数の基準位置の
内、選択した基準位置に移動し、シート束整合後も、寄
せ整合部材よりも後まで、選択した基準位置に留まっ
て、シート束が整合の基準位置からずれないようにして
いる。
は、駆動手段を制御して、複数の基準位置の内、選択し
た基準位置に基準整合部材を移動させてから、寄せ整合
部材をシート束のサイズに応じた位置に移動させて押圧
部材の押圧力を利用してシート束の整合を行う。その
後、駆動制御手段は、さらに駆動手段を制御して、寄せ
整合部材を退避させて押圧部材をシート束から離してか
ら基準整合部材を退避させる。このように、基準整合部
材は、整合位置がどのような位置であっても、寄せ整合
部材より先に、複数の基準位置の内、選択した基準位置
に移動し、シート束整合後も、寄せ整合部材よりも後ま
で、選択した基準位置に留まって、シート束が押圧部材
に押されて整合の基準位置からずれないようにしてい
る。
づいて説明する。
合装置100を内在したシート後処理装置を備えた画像
形成装置の一例である複写機20の本体1を、図4に基
づいて説明する。
てのプラテンガラス906、光源907、レンズ系90
8、給紙部909、画像形成部902等が備えられてい
る。本体1の上部には、原稿Dをプラテンガラス906
に自動的に給送する原稿自動給送装置940が設けられ
ている。
して本体1に着脱自在なカセット910,911、及び
ペデイスタイル912に配置されたデッキ913を有し
ている。画像形成部(画像形成手段)902には、円筒
状の感光ドラム914、その周囲に配設された現像器9
15、転写用帯電器916、分離帯電器917、クリー
ナ918、一次帯電器919等を備えている。画像形成
部902の下流側には、搬送装置920、定着装置90
4、排紙ローラ対1a,1b等が配設されている。
を説明する。
ら給紙信号が出力されると、カセット910,911ま
たはデッキ913からシートSが給送される。一方、プ
ラテンガラス906に載置されている原稿Dに、光源9
07から当てられて反射した光は、レンズ系908を介
して感光ドラム914に照射される。感光ドラム914
は、あらかじめ一次帯電器919により帯電されてお
り、光が照射されることによって静電潜像が形成され、
次いで現像器915により静電潜像を現像してトナー像
が形成される。
レジストローラ901で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部902へ送られる。画像形
成部902では、感光ドラム914のトナー像が、送ら
れてきたシートSに転写用帯電器916によって転写さ
れる。トナー像が転写されたシートSは、分離帯電器9
17によって転写用電器916と逆極性に帯電されて、
感光ドラム914から分離される。
より定着装置904に搬送されて、定着装置904によ
りシートSに転写画像が永久定着される。画像が定着さ
れたシートSは、排紙ローラ対1a,1bにより本体1
から外部に排出される。
れたシートSには、画像が形成されて、シート後処理装
置2に排出される。
1において、シート後処理装置(別名「フィニッシ
ャ」)2は、複写機の本体1の側部に設けられている。
ーラ1aと、排紙ローラ1aに押圧されている排紙ロー
ラ1bは、排紙ローラ対を構成している。搬送ガイド対
3は、複写機20の排紙ローラ対1a,1bから排出さ
れたシートを受取、シート後処理装置2内に案内する。
シート検知センサ4は、搬送ガイド3内を搬送されるシ
ートを検知するようになっている。このシート検知セン
サ4のシート検知によって、整合タイミングなどを決定
するとともに、搬送ガイド3内でシートが詰まっていな
いか(ジャムしていないか)否かを検知する働きもする
ようになっている。排出ローラ対6は、回転して搬送ガ
イド3内のシートを挟持して搬送するようになってい
る。処理トレイ8は、排出ローラ対6によって次々と排
出されるシートを受け取って、積載するようになってい
る。
じ装置)シート綴じ装置200は、処理トレイ8、ステ
ープラユニット(後処理手段)30、シート束挟圧機構
201等で構成されている。なお、処理トレイ8は、後
述する本発明の特徴部分のシート束整合装置100の一
部分も構成している。
ラ対6から排出されるシートを処理トレイ8内に案内す
るガイドである。搬入ガイド7の下方には、パドル17
が設けられている。このパドル17は、シートの搬入を
確実にするため、一定の弾力を備えたゴム材などから半
円状に形成されて、シートの上面に接し、軸17aを中
心にして回転するようになっている。また、パドル17
は、軸17aを中心にして、放射状に延びるフイン17
bと、パドル表面17cとが一体に成形されている。パ
ドル17は、シートが処理トレイ8に収積されるに従っ
て容易に変形し、シートに適切な搬送力を与えるように
なっている。
いて、左右に第1プーリ軸10aに設けられた第1プー
リ10と、第2プーリ軸11aに設けられた第2プーリ
11とが配設されている。この第1プーリ10と第2プ
ーリ11には移送ベルト12が張設され、この移送ベル
ト12の外周の一部には押し出し爪13が突設されてい
る。
ーラ18が同軸状に設けられている。搬送下ローラ18
の上方には、搬送上ロ一ラ19が、搬送下ローラ18に
圧接する位置(図1において点線の位置)と、搬送下ロ
ーラ18から離れた離間位置(図1実線)との間で移動
するように設けられている。
ラ対6によって排出され自重で落下し、さらにパドル1
7に回転によって移動するシートの端部を受け止めて規
制するようになっている。このストッパ12は、第1プ
ーリ軸10aにその一端が軸承され、常時、シート端部
を規制する位置に図示しないばねなどで突き出すように
なっている。
は、図1において2点鎖線で示すようにユニット化され
ており、シート後処理装置2から引き出すことができる
ようになっている。このステープラユニット30は、搬
送通路を挟んで下方側に不図示の針カートリッジを有す
る針打ち込みヘッドユニット31と、上方にこの針打ち
込みヘッドユニット31から打ち出される針を折り曲げ
るアンビルユニット33とを有している。針打ち込みヘ
ッドユニット31及びアンビルユニット33はシート搬
送方向(図1の右側から左側)と交差する方向(紙面の
表裏方向)に移動可能となっている。案内ロッド33、
34は、夫々アンビルユニット32、打ち込みヘッドユ
ニット31のシート搬送方向と交差する方向への移動
(シフト移動)を案内するように上下に設けられてい
る。スクリュー軸35、36は、アンビルユニット3
2、打ち込みヘッドユニット31のシフト移動を行うね
じ軸である。また、アンビル駆動軸37及びヘッド駆動
軸38は、アンビルユニット32及び打ち込みヘッドユ
ニット31に夫々に針打ち込み動作、針折曲げ動作を行
わせるための駆動軸である。搬送ガイド39は、ステー
プラユニット30内を搬送されるシート束を案内するよ
うになっている。
駆動軸37を中心に、ヘッドユニット31側へ回転する
不図示の針受けで針を受け止めて折り曲げるようになっ
ており、アンビルユニット32全体は回動するようにな
っていない。
理手段))シート束の折りユニット50は、図1におい
て、2点鎖線で示すように、ユニット化され、ステープ
ラユニット30と同様に、シート後処理装置2から引き
出し可能になっている。シートの束搬送ガイド53は、
ステープラユニット30の入ロ側に位置する搬送上ロー
ラ19と搬送下ローラ18に挟まれて搬送されてくるシ
ート束を案内するようになっている。束搬送上ローラ5
1は、折りユニット50の入ロ側に設けられている。搬
送下ローラ52は、この束搬送ローラ対51に対向して
配置されている。束搬送上ローラ51は、束搬送下ロー
ラ52に対して押圧した位置(図1の実線の位置)と離
間した位置(図1の1点鎖線の位置)との問を移動する
ようになっている。束搬送上ローラ51は、ステープラ
ユニット30の入ロ側に位置する搬送上ローラ19と搬
送下ロ一ラ18によってシート束の先端部分が束搬送上
ローラ51と束搬送下ローラ52を通過するまで、搬送
下ローラ52から離間した状態(図1の1点鎖線の位
置)になっており、その後、束搬送下ローラ52に接す
る位置(図1の実線の位置)に移動するようになってい
る。
4は、シート束の先端を検知すると、束搬送上ローラ5
1を束搬送上ローラ52に押圧させるとともに、シート
束の搬送方向の折り位置を設定制御するのに使用される
ようになっている。突き板55は、先端の板厚が0.2
5mm程度のステンレス製の板である。折りローラ対5
7a,57bは、シート束搬送方向と交差する方向に伸
びる円柱状のローラであり、互いに押圧する方向に付勢
されて夫々回転するようになっている。
bのほぼ真上に位置し、折りローラ対57a,57bの
ニップの近傍までその先端エッジが移動する。
には、搬送ガイド53とともにシート束の搬送を案内す
るほぼ円弧状のバックアップガイド59a,59bが設
けられている。このバックアップガイド59a,59b
は、突き板55の上下移動と連動して、突き板55の先
端エッジが折りローラ対57a,57bのニップ近傍ま
で移動したとき、折りローラ対57a,57bのシート
束に対する周面を開放するように移動するようになって
いる。シート束の案内ガイド56は、束搬送上ローラ5
1と束搬送下ローラ52に挟まれて搬送されるシート束
を下方側に案内し、シート束の先端部(下流端部)がシ
ート束通路58に垂れ下がるようにしている。束排出ロ
ーラ対60a,60bの内、符号60aで示すローラは
駆動ローラであり、符号60bで示すローラは従動ころ
である。
りローラ対57a,57bの折り動作によって折られ
て、排出されたシート束をスタックするようになってい
る。折りシート押さえ81は、束排出スタッカ80内に
排出されるシート束をばね又は自重によって押さえるよ
うになっている。シート束通路58は、シート後処理装
置2のフレームと束排出スタッカ80との間に、シート
束の移動可能な空間として形成されている。
フレームに沿って上下方向に昇降して、図1中の実線の
位置と2点鎖線の位置との間を移動するようになってい
る。昇降トレイ90は、昇降トレイ支持部92を不図示
の昇降トレイモータなどの駆動手段によって回転移動す
るベルトの一部に係合して昇降することができるように
なっている。紙面センサ93は、昇降トレイ90上のシ
ート最上面を検知するようになっている。後端ガイド9
4は、垂直方向に昇降移動する昇降トレイ91上のシー
トの後端をガイドするようになっている。補助トレイ9
1は、昇降トレイ90に引き出し可能に設けられ、大サ
イズシートなどを収積するときに、引き出した状態で使
用されるようになっている。
100を構成している処理トレイ(シート積載部)8
を、平面図である図2を参照して説明する。
ルト12を張設して、シート幅方向の略中央の両側に位
置している。第1プーリ軸10a上には、搬送下ローラ
18がシート幅方向の略中央の両側に2箇所ずつ設けら
れている。この搬送下ローラ18はタイヤ形式の中空ロ
ーラである。
送ベルト12を回転する第1プーリ10が2つ配置され
ている。第1プーリ10は、第1プーリ10と第1プー
リ軸10aとの間に介在するワンウェイクラッチ75に
よって、図1において、第1プーリ軸10aの反時計方
向の回転で駆動回転し、時計回りの方向への回転では駆
動が切断され停止するようになっている。第1プーリ軸
10aは、第1プーリ軸10aに固着されたプーリ7
3、タイミングベルト74、ギアプーリ72,71を介
して、搬送駆動源としてのステッピングモータ70のモ
ータ軸70aに連結されている。
レイ8上のシートを図1のステープル方向(図1、図2
矢印B方向)に移動する方向に回転するとき、第1プー
リ軸10aに固着されている搬送下ローラ18は回転駆
動されているが、移送ベルト12には、ワンウェイクラ
ッチ75よって駆動力が伝達されず移送ベルト12は、
停止状態にある。ステッピングモータ70は、シートを
昇降トレイ90の方に移動するように回転すると、搬送
下ローラ18、及び移送ベルト12はともに昇降トレイ
90の方向(図1、図2矢印A方向)に回転する。
よって排出されるシートの幅の両端をガイドして幅寄せ
整合する基準整合板(基準整合部材)9aと寄せ整合板
(寄せ整合部材)9bとが互いに接近離間可能に設けら
れている。
に、シート搬送方向と交差する幅方向両端側に夫々配置
してある。各整合板9a,9bは、処理トレイ8の下方
に配置されたステッピングモータからなる整合モータ
(駆動手段)14a,14bの軸に設けられたピンオン
15a,15bに噛合する、整合板9a,9bと一体の
ラック16a,16bを有し、整合モータ14a,14
bの回転によって、シート幅方向に適宜に移動するよう
に処理トレイ8に設けられている。なお、整合モータ1
4a,14bは、パルスモータであり、基準整合板9a
と寄せ整合板9bとを移動させることができるので、シ
ート束ごと、シート束搬送方向と交差する方向へのずら
し(ジョブ)なども自由に行えるようになっている。
する側には、基準整合板9aに接近離間可能に押圧板
(押圧部材)9cが設けられている。押圧板9cは、押
圧板9cと寄せ整合板9bとの間に介在する圧縮ばね
(弾性体)101によって、常時、基準整合板9a側に
付勢されている。また、押圧板9cは、樹脂製であり、
弾性を備えた二股状のスナップフィット片102が1対
設けられており、このスナップフィット片102を閉じ
ることによって、寄せ整合板9bに対して着脱すること
ができるようになっている。
は、処理トレイ8の両側に配設され、ラック16a,1
6bの端部を検知して、基準整合板9aと寄せ整合板9
bとが待機位置(ホームポジション)に待機しているか
否かを駆動制御部(駆動制御手段)103(図3参照)
に報せるようになっている。駆動制御部103は、シー
ト束の整合位置応じて、基準整合板9aと寄せ整合板9
bとの移動量を判断して、整合モータ14a,14bを
回転制御するようになっている。
次の順序によって幅整合される。
体1の制御装置921からの信号により、どのサイズの
シートが処理トレイ8に送られてくるかが知らされる。
駆動制御部103は、整合モータ14aを始動させ、基
準整合板9aをシートのサイズに応じた基準位置(複数
の基準位置の内、選択した基準位置)に移動させ、その
後、整合モータ14bを始動させ、寄せ整合板9bをシ
ートのサイズに応じた幅の位置に移動させる。寄せ整合
板9bがシートのサイズに応じた幅の位置に移動したと
き、押圧板9cは、圧縮ばね101の弾力によって、シ
ート束を基準整合板9aに押し付ける。これによって、
シート束Pの整合が、基準整合板9aを基準にして行わ
れたことになる。
14bを逆転始動させて、寄せ整合板9bを待機位置に
戻し、その後、整合モータ14aを逆転始動させて、基
準整合板9aを待機位置に戻す。基準整合板9aと寄せ
整合板9bとが待機位置に戻ったか否かは、ホームポジ
ションセンサ151,152が、ラック16a,16b
の端部を検知し、駆動制御部103によって判断され
る。
は、寄せ整合板9bがシートの幅に応じた位置にいると
きは、基準整合板9aが基準位置に必ずいるようにして
いるので、シート束を基準位置に対して確実に整合する
ことができる。
がどのような位置であっても、基準整合部材が、寄せ整
合部材より先に、複数の基準位置の内、選択した基準位
置に移動し、シート束整合後も、寄せ整合部材よりも後
まで、選択した基準位置に留まって、シート束が整合の
基準位置からずれにくくしているため、シート束の整合
位置に関係なく、常に、シート束を確実に整合すること
ができる。
整合時に、シート束を押圧する押圧部材を有しているた
め、シート束の整合精度を高めることができる。また、
整合位置がどのような位置であっても、基準整合部材
が、寄せ整合部材より先に、複数の基準位置の内、選択
した基準位置に移動し、シート束整合後も、寄せ整合部
材よりも後まで、選択した基準位置に留まって、シート
束が押圧部材におされて整合の基準位置からずれにくく
しているため、シート束の整合位置に関係なく、常に、
シート束を確実に整合することができる。
上記シート束整合装置を備えているため、シートに形成
した画像に損傷を与えることなく、シート束をユーザー
に提供することができる。
上記シート束整合装置を備えているため、例えば、シー
ト束を綴じたり、折ったりする後処理手段による後処理
が容易になり、シートに形成した画像に損傷を与えるこ
となく、シート束に後処理を確実に施したシート束をユ
ーザーに提供することができる。
理装置の概略正面断面図である。
る。
成装置である複写機の概略正面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 シートが束状に積載されるシート積載部
材と、 前記シート積載部材に積載されたシート束の両側から互
いに接近離間可能な基準整合部材及び寄せ整合部材と、 前記基準整合部材と前記寄せ整合部材とを移動させる駆
動手段と、 前記駆動手段を制御して、複数の基準位置の内、選択し
た基準位置に前記基準整合部材を移動させてから、前記
寄せ整合部材を前記シート束のサイズに応じた位置に移
動させてシート束の整合を行った後、前記寄せ整合部材
を前記シート束から離してから前記基準整合部材を前記
シート束から離す駆動制御手段と、 を備えたことを特徴とするシート束整合装置。 - 【請求項2】 シートが束状に積載されるシート積載部
材と、 前記シート積載部材に積載されたシート束の両側から互
いに接近離間可能な基準整合部材及び寄せ整合部材と、 前記寄せ整合部材の前記基準整合部材に対向する側に弾
性体を介して設けられて前記シート束を押圧可能な押圧
部材と、 前記基準整合部材と前記寄せ整合部材とを移動させる駆
動手段と、 前記駆動手段を制御して、複数の基準位置の内、選択し
た基準位置に前記基準整合部材を移動させてから、前記
寄せ整合部材を前記シート束のサイズに応じた位置に移
動させてシート束の整合を行った後、前記寄せ整合部材
を退避させて前記押圧部材を前記シート束から離してか
ら前記基準整合部材を前記シート束から離す駆動制御手
段と、 を備えたことを特徴とするシート束整合装置。 - 【請求項3】 シートに画像を形成する画像形成手段
と、 前記画像が形成されたシート束を整合する請求項1又は
2に記載のシート束整合装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 シートに画像を形成する画像形成手段
と、 前記画像が形成されたシート束を整合する請求項1又は
2に記載のシート束整合装置と、 前記シート束整合装置によって整合されたシート束に後
処理を施す後処理手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000104477A JP4302286B2 (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | シート束整合装置とこの装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000104477A JP4302286B2 (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | シート束整合装置とこの装置を備えた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001287865A true JP2001287865A (ja) | 2001-10-16 |
JP4302286B2 JP4302286B2 (ja) | 2009-07-22 |
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ID=18618011
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JP2000104477A Expired - Lifetime JP4302286B2 (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | シート束整合装置とこの装置を備えた画像形成装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008013341A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Ricoh Co Ltd | シート整合装置、シート処理装置、及び画像形成装置 |
JP2011255996A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Konica Minolta Business Technologies Inc | シート整合機構および後処理装置 |
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2000
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