JP2001287398A - 自己走査型発光素子アレイおよびその駆動方法 - Google Patents

自己走査型発光素子アレイおよびその駆動方法

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JP2001287398A JP2000104435A JP2000104435A JP2001287398A JP 2001287398 A JP2001287398 A JP 2001287398A JP 2000104435 A JP2000104435 A JP 2000104435A JP 2000104435 A JP2000104435 A JP 2000104435A JP 2001287398 A JP2001287398 A JP 2001287398A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光出力の温度依存性が小さい、すなわち光出
力の温度係数が小さい自己走査型発光素子アレイを提供
する。 【解決手段】 シフト部と発光部のパルスのHレベルの
電圧を独立に決められるようなドライバ回路とする。す
なわち、発光部のφI 端子25に電流制限用の外付け抵
抗35を介して接続されるCMOSインバータのHレベ
ルは、+5Vの電源とは独立の電源V0 に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3端子発光サイリ
スタを用いた自己走査型発光素子アレイおよびその駆動
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多数個の発光素子を同一基板上に集積し
た発光素子アレイは、その駆動用ICと組み合わせて光
プリンタ等の書込み用光源として利用されている。本発
明者らは発光素子アレイの構成要素としてpnpn構造
を持つ3端子発光サイリスタに注目し、発光点の自己走
査が実現できることを既に特許出願(特開平1−238
962号公報、特開平2−14584号公報、特開平2
−92650号公報、特開平2−92651号公報)
し、光プリンタ用光源として実装上簡便となること、発
光素子ピッチを細かくできること、コンパクトな発光素
子アレイを作製できること等を示した。
【0003】さらに本発明者らは、スイッチ素子(3端
子発光サイリスタ)アレイをシフト部として、発光素子
(3端子発光サイリスタ)アレイよりなる発光部と分離
した構造の自己走査型発光素子アレイを提案している
(特開平2−263668号)。
【0004】図1は、シフト部と発光部とが分離された
タイプの2相駆動ダイオード結合の自己走査型発光素子
アレイと、そのドライバ回路とを示している。図中、1
0は自己走査型発光素子アレイチップであり、シフト部
は、スイッチ素子T1 ,T2,T3 …とダイオードDと
負荷抵抗R1 ,R2 ,R3 …とで構成され、発光部は発
光素子L1 ,L2 ,L3 …で構成されている。11は、
シフト部φ1ラインを、12はシフト部φ2ラインを、
15は発光部φI ラインをそれぞれ示している。また、
21はφ1(クロックパルス)端子、22はφ2(クロ
ックパルス)端子、23はφS (スタートパルス)端
子、24はVGK(電源)端子、25はφI(書込み信
号)端子である。
【0005】シフト部φ1ライン11は、チップ内に内
蔵された電流制限用抵抗31を介して、φ1端子21に
接続され、シフト部φ2ライン12は、チップ内に内蔵
された電流制限用抵抗32を介して、φ2端子22に接
続され、スイッチ素子T1 のゲートは、電流制限用抵抗
33を介してφS 端子23に接続されている。
【0006】ドライバ回路は、PMOSトランジスタ
(ノーマリー・オン)51とNMOSトランジスタ(ノ
ーマリー・オフ)52とでそれぞれ構成された4個のC
MOSインバータ50を備えている。これらCMOSイ
ンバータのHレベルは、すべて共通の+5V電源に接続
されている。
【0007】図中、41はφ1ドライバの入力、42は
φ2ドライバの入力、43はφS ドライバの入力、45
はφI ドライバの入力をそれぞれ示している。また、3
5は電流制限用の外付けの抵抗である。
【0008】図1に示した、2相駆動ダイオード結合の
自己走査型発光素子アレイの動作電圧は、最低2VD
(VD は自己走査型発光素子アレイ内pn接合の順方向
電圧)以上必要である。pnpn構造の材料がGaAs
の場合、VD はおよそ1.5Vであるので、最小動作電
圧は3Vということになる。実際には、寄生抵抗の影響
や、ノイズに対して不安定にならないように、5V程度
の単一電源で動作させている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】発光素子の光出力の温
度係数は電流値などによっても異なるが、たとえば、
0.5%/℃程度である。発光中の発光点の温度は、実
装方法などの環境にもよるが数℃〜十数℃上昇する。
【0010】自己走査型発光素子アレイチップを並べて
作った光書込みヘッドについて考える。チップ発熱によ
る画像への影響は、以下のケースが考えられる。 (1)罫線を含む表などのように、特定の場所が常に発
光しているような画像を印刷した直後、ハーフトーンの
ような薄い模様を印刷すると、罫線の部分が白くぬけて
しまうなど、画質を損なう危険性がある。これは、罫線
印刷により特定の温度分布が生じ、この部分の発光効率
がおちてしまうからである。 (2)また、印刷を始めたときはヘッドの温度が低い
が、徐々にヘッドや機内の温度が上昇するため、ヘッド
の光出力は変動してしまう。特に、印刷開始初期にこの
変動が大きく問題である。 (3)さらに、図1に示した隣り合った発光点が点灯で
きるような構造の自己走査型発光素子アレイの場合、隣
接素子が点灯しているかしていないかによって、温度上
昇が変わるため、パターンによって画像濃度が変わって
しまうという問題点があった。 (4)また、チップの両端の発光点では、熱の逃げる体
積は中央の半分になるため、熱抵抗が高くなり、結局同
じ電力損失でも温度上昇が2倍となる。このため、両端
の光出力が低下するという問題点があった。
【0011】これらの問題点を解決するために、発光点
が点灯していない場合は、シフト部で電力損失させ、常
に同じ温度分布とする方法(特開平8−264838号
公報,特開平11−170596号公報など)が提案さ
れているが、この方法では、前記(1)のケースの画像
劣化には対応できるが、常に全点灯と同じ電力損失とな
るため、ヘッド温度上昇が大きくなる。通常のカラー印
刷の場合、点灯している発光点の割合は高々20%以下
なので、常に全点灯を前提に機器設計するのは無駄が多
い。また、初期の温度変化には対応できない。
【0012】また、初期の温度変化の激しい時期には、
印刷を行わないという考案(特開平10−119349
号公報,特開平10−235936号公報)もあるが、
これだけでは、前記(2)のケースにしか対応できな
い。しかも、画像のパターンによっては、ヘッドの温度
変化も一様ではなく、補正しきれない。さらに、オン時
のアノード電圧をモニタし、点灯時間で補償するという
考案(特開平9−311664号公報)もあるが、回路
が複雑になる。
【0013】そこで本発明の目的は、光出力の温度依存
性が小さい、すなわち光出力の温度係数が小さい自己走
査型発光素子アレイを提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、光出力の温度係数が
小さくなる自己走査型発光素子アレイの駆動方法を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】pnpn構造の3端子発
光サイリスタのオン時のアノード電圧の温度係数は負で
ある。したがって、定電圧源+外付け抵抗でドライブす
る場合、温度が高くなると、アノード電圧が下がり、抵
抗の電圧降下が増え、電流が増加する。この特性を利用
して、光出力効率の低下を補償する。電流の温度係数、
具体的には「抵抗での電圧降下」の温度係数が、定電流
光出力の温度係数をうち消すような電源電圧でドライブ
する。このように本発明によれば、発光点の温度によっ
て、アノード電圧と光出力が同時に変化し補償するの
で、温度分布の影響を最小限にできる。すなわち、本発
明は、電圧源+外付け抵抗という組み合わせでは、電源
電圧を適当に設定することで、定電流光出力の温度係数
と、電流の温度係数とが、光出力に与える影響をうち消
すことができるというのが重要な点である。
【0016】本発明は、しきい電圧もしくはしきい電流
が外部から制御可能な制御電極を有する3端子スイッチ
素子多数個を配列した3端子スイッチ素子アレイの各ス
イッチ素子のゲート電極を互いに第1の電気的手段にて
接続すると共に、各スイッチ素子のゲート電極に電源ラ
インを第2の電気的手段を用いて接続し、かつ各スイッ
チ素子のアノードにクロックラインを接続して形成した
スイッチ素子アレイと、しきい電圧もしくはしきい電流
が外部から制御可能なゲート電極を有する3端子発光素
子多数個を配列した発光素子アレイとからなり、前記発
光素子アレイのゲート電極と前記スイッチ素子のゲート
電極とを接続し、各発光素子のアノードに発光のための
電流を印加する書込み信号ラインを設けた自己走査型発
光素子アレイの駆動方法において、前記書込み信号ライ
ンを、定電圧源から外付けの抵抗を介してドライブする
際に、前記定電圧源の電圧を、電流の温度係数が、定電
流光出力の温度係数をうち消すように、選ぶことを特徴
とする。
【0017】また本発明の駆動方法は、前記発光素子の
アノード層,カソード層,または基板のキャリア濃度を
低くして、発光素子の寄生抵抗を増大させた自己走査型
発光素子アレイにも適用することができる。
【0018】さらに本発明の駆動方法は、前記各発光素
子に抵抗を作り込んだ自己走査型発光素子アレイにも適
用することができる。
【0019】また本発明の駆動方法は、前記書込み信号
ラインに1個の抵抗を直列に挿入した自己走査型発光素
子アレイにも適用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0021】
【実施例1】ある自己走査型発光素子アレイの温度特性
を評価したところ、i0 =10mA定電流駆動時、光出
力温度係数は、A=−0.5%/℃であった。また、1
0mAの電流が流れているときのアノード電圧VA は室
温時にVA0=1.5V、アノード電圧の温度係数はB=
−1.5mV/℃であった。また、光出力Lは温度が一
定の場合、電流i(mA)によって決まり、光出力L
(μW)=Ci−Dで表される。ただし、C,Dは、C
=10,D=30の定数である。
【0022】図2に示すような、シフト部と発光部のパ
ルスのHレベルの電圧を独立に決められるようなドライ
バ回路を考える。すなわち、発光部のφI 端子25に電
流制限用の外付け抵抗35を介して接続されるCMOS
インバータのHレベルは、+5Vの電源とは独立の電源
0 に接続される。その他の構造は、図1と同じである
ので、同一の構成要素には同一の参照番号を付して示
す。
【0023】発光部のHレベル電圧V0 での定電圧駆動
のとき、発光部に流れる電流iのi 0 (定電流)付近の
温度係数Eは、 E=B/(V0 −VA ) であり、光出力のi0 付近の電流に対する変化率はCi
0 /(Ci0 −D)であるので、アノード電圧VA 変化
による光出力の温度係数θは、 θ=B/(V0 −VA0)×Ci0 /(Ci0 −D) となる。これが定電流時の光出力の温度係数Aと相殺す
ればよいので、 θ=−A これをV0 −VA について解くと、 V0 −VA =B×Ci0 /(Ci0 −D)/A (1) =0.0015V×10μW/mA×10mA/(10μW/mA× 10mA−30μW)/(−0.005) =0.4286V したがって、V0 =1.9286Vの電源電圧とすれ
ば、温度変化による光量の変化は0となる。
【0024】このとき、外付けの抵抗35は、10mA
の電流で0.4286Vの電圧降下を起こせばよいの
で、その抵抗値R=0.4286/0.01=42.8
Ωとなる。
【0025】電源電圧V0 と光出力温度係数の関係を図
3に示す。約0.5Vのところで、温度係数が0となっ
ている。図3より、温度係数が0.1%/℃になる範囲
は、0.36<V0 −VA <0.53である。電源電圧
0 の約2Vに対して、5%程度の余裕がある。
【0026】
【実施例2】実施例1では、V0 −VA の値が高々0.
5Vと低く、ドライバ回路を使いにくかった。そこで、
発光サイリスタのアノード層のキャリア濃度を変化させ
たところ、キャリア濃度が低いほどアノード電圧VA
大きくなり、それに伴ってV A の温度係数が大きくなる
ことがわかった。実験結果の例を図4に示す。これは、
次のような原因によると考えられる。 (1)アノード電圧VA は、pn接合の順方向電圧VD
と、その他半導体などの寄生抵抗RP による電圧降下R
p ×Iの和であることから、アノード層の寄生抵抗値が
増加し、その分アノード電圧の抵抗による電圧降下分の
割合が増えた。 (2)半導体層の抵抗値の温度係数は負であり、数%/
℃とかなり大きい。 (3)このため、半導体層の抵抗値が低いときにはpn
接合の順方向電圧VD の温度係数が主に効くが、寄生抵
抗が大きくなると、寄生抵抗の温度係数を無視できなく
なる。
【0027】カソード層および、GaAs基板の濃度を
変化させても、寄生抵抗が大きくなり同様の効果があ
る。
【0028】図4のグラフにおいて、アノード層不純物
濃度5×1016の場合、VA 温度係数は−7mV/℃で
あった。この自己走査型発光素子アレイチップを、図2
と同じ回路に用いる場合、式(1)より、V0 −VA
2Vとなり、電源電圧V0 は3.5Vとなった。したが
って、実施例1と比べて、ドライバ回路が使いやすくな
った。
【0029】
【実施例3】実施例2では、寄生抵抗の値を調整するこ
とにより、温度係数を調整した。しかし、寄生抵抗や順
方向電圧VD は、エピの構造で決まるため、プロセスで
コントロールすることはできない。そこで、寄生抵抗を
調整する代わりに、発光素子に積極的に抵抗を作り込む
ようにすることもできる。図5は、各発光点に抵抗60
を直列に作り込んだ場合の等価回路を示している。その
他の構造は、図2と同じである。
【0030】抵抗60は、3端子サイリスタのnゲート
層を使った。シート抵抗は225Ω/□であった。そこ
で、W/L=4のギャップの抵抗を作った。この抵抗の
温度係数を調べると、−2%/℃であった。したがっ
て、56.25Ωの抵抗ができるので、10mAの電流
が流れたときの温度係数は、56.25Ω×(−2%)
×10mA=−11.25mV/℃となる。これに、順
方向電圧VD の温度係数を加えて、12.25mV/℃
となった。式(1)より、V0 −VA =3.5Vとな
り、V0 =5.0Vで、温度の影響を受けないチップで
実現できた。
【0031】
【実施例4】実施例3では、各発光点に一つずつ抵抗を
設けた。このことにより、各発光点の温度の影響を別々
に反映することができた。しかし、構成が複雑になるの
で、抵抗をφI ラインに1個のみとし、発光部に近いチ
ップの空いたところに設けた。図6に、φI ライン15
に抵抗61を接続した場合の等価回路を示す。その他の
構造は、図2と同じである。
【0032】ただし、この場合、チップ全体の温度に起
因する前記(2)のケースしか解決できない。抵抗は実
施例3と同じものを使えば、やはりV0 =5Vで、温度
の影響を受けなくできる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、シフト部と発光部とが
分離されたタイプの自己走査型発光素子アレイにおい
て、発光点の温度によって、アノード電圧と光出力が同
時に変化し補償するので、光出力の温度係数を小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シフト部と発光部とが分離されたタイプの2相
駆動ダイオード結合の自己走査型発光素子アレイと、そ
のドライバ回路とを示す図である。
【図2】シフト部と発光部のパルスのHレベルの電圧を
独立に決める駆動回路を示す図である。
【図3】電源電圧V0 と光出力温度係数の関係を示す図
である。
【図4】アノード層のキャリア濃度とアノード電圧の温
度係数との関係の実験結果を示す図である。
【図5】各発光点に抵抗を直列に作り込んだ場合の等価
回路を示す図である。
【図6】φI ラインに抵抗を接続した場合の等価回路を
示す図である。
【符号の説明】
11 シフト部φ1ライン 12 シフト部φ2ライン 15 発光部φI ライン 21 φ1端子 22 φ2端子 23 φS 端子 24 VGK端子 25 φI 端子 35 外付けの抵抗 41 φ1ドライバの入力 42 φ2ドライバの入力 43 φS ドライバの入力 45 φI ドライバの入力 50 CMOSインバータ 51 PMOSトランジスタ(ノーマリー・オン) 52 NMOSトランジスタ(ノーマリー・オフ) 60,61 電流制限用抵抗

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】しきい電圧もしくはしきい電流が外部から
    制御可能な制御電極を有する3端子スイッチ素子多数個
    を配列した3端子スイッチ素子アレイの各スイッチ素子
    のゲート電極を互いに第1の電気的手段にて接続すると
    共に、各スイッチ素子のゲート電極に電源ラインを第2
    の電気的手段を用いて接続し、かつ各スイッチ素子のア
    ノードにクロックラインを接続して形成したスイッチ素
    子アレイと、 しきい電圧もしくはしきい電流が外部から制御可能なゲ
    ート電極を有する3端子発光素子多数個を配列した発光
    素子アレイとからなり、 前記発光素子アレイのゲート電極と前記スイッチ素子の
    ゲート電極とを接続し、各発光素子のアノードに発光の
    ための電流を印加する書込み信号ラインを設けた自己走
    査型発光素子アレイの駆動方法において、 前記書込み信号ラインを、定電圧源から外付けの抵抗を
    介してドライブする際に、前記定電圧源の電圧を、電流
    の温度係数が、定電流光出力の温度係数をうち消すよう
    に、選ぶことを特徴とする自己走査型発光素子アレイの
    駆動方法。
  2. 【請求項2】しきい電圧もしくはしきい電流が外部から
    制御可能な制御電極を有する3端子スイッチ素子多数個
    を配列した3端子スイッチ素子アレイの各スイッチ素子
    のゲート電極を互いに第1の電気的手段にて接続すると
    共に、各スイッチ素子のゲート電極に電源ラインを第2
    の電気的手段を用いて接続し、かつ各スイッチ素子のア
    ノードにクロックラインを接続して形成したスイッチ素
    子アレイと、 しきい電圧もしくはしきい電流が外部から制御可能なゲ
    ート電極を有する3端子発光素子多数個を配列した発光
    素子アレイとからなり、 前記発光素子アレイのゲート電極と前記スイッチ素子の
    ゲート電極とを接続し、各発光素子のアノードに発光の
    ための電流を印加する書込み信号ラインを設けた自己走
    査型発光素子アレイにおいて、 前記発光素子のアノード層,カソード層,または基板の
    キャリア濃度を低くして、発光素子の寄生抵抗を増大さ
    せたことを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の自己走査型発光素子アレイ
    の駆動方法において、 前記書込み信号ラインを、定電圧源から外付けの抵抗を
    介してドライブする際に、前記定電圧源の電圧を、温度
    係数が、定電流光出力の温度係数をうち消すように、選
    ぶことを特徴とする自己走査型発光素子アレイの駆動方
    法。
  4. 【請求項4】しきい電圧もしくはしきい電流が外部から
    制御可能な制御電極を有する3端子スイッチ素子多数個
    を配列した3端子スイッチ素子アレイの各スイッチ素子
    のゲート電極を互いに第1の電気的手段にて接続すると
    共に、各スイッチ素子のゲート電極に電源ラインを第2
    の電気的手段を用いて接続し、かつ各スイッチ素子のア
    ノードにクロックラインを接続して形成したスイッチ素
    子アレイと、 しきい電圧もしくはしきい電流が外部から制御可能なゲ
    ート電極を有する3端子発光素子多数個を配列した発光
    素子アレイとからなり、 前記発光素子アレイのゲート電極と前記スイッチ素子の
    ゲート電極とを接続し、各発光素子のアノードに発光の
    ための電流を印加する書込み信号ラインを設けた自己走
    査型発光素子アレイにおいて、 前記各発光素子に電流制限用抵抗を直列に挿入したこと
    を特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  5. 【請求項5】請求項4記載の自己走査型発光素子アレイ
    の駆動方法において、 前記書込み信号ラインを、定電圧源から外付けの抵抗を
    介してドライブする際に、前記定電圧源の電圧を、温度
    係数が、定電流光出力の温度係数をうち消すように、選
    ぶことを特徴とする自己走査型発光素子アレイの駆動方
    法。
  6. 【請求項6】しきい電圧もしくはしきい電流が外部から
    制御可能な制御電極を有する3端子スイッチ素子多数個
    を配列した3端子スイッチ素子アレイの各スイッチ素子
    のゲート電極を互いに第1の電気的手段にて接続すると
    共に、各スイッチ素子のゲート電極に電源ラインを第2
    の電気的手段を用いて接続し、かつ各スイッチ素子のア
    ノードにクロックラインを接続して形成したスイッチ素
    子アレイと、 しきい電圧もしくはしきい電流が外部から制御可能なゲ
    ート電極を有する3端子発光素子多数個を配列した発光
    素子アレイとからなり、 前記発光素子アレイのゲート電極と前記スイッチ素子の
    ゲート電極とを接続し、各発光素子のアノードに発光の
    ための電流を印加する書込み信号ラインを設けた自己走
    査型発光素子アレイにおいて、 前記書込み信号ラインに1個の抵抗を直列に挿入したこ
    とを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  7. 【請求項7】請求項6記載の自己走査型発光素子アレイ
    の駆動方法において、 前記書込み信号ラインを、定電圧源から外付けの抵抗を
    介してドライブする際に、前記定電圧源の電圧を、温度
    係数が、定電流光出力の温度係数をうち消すように、選
    ぶことを特徴とする自己走査型発光素子アレイの駆動方
    法。
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