JP2001286507A - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JP2001286507A
JP2001286507A JP2000106195A JP2000106195A JP2001286507A JP 2001286507 A JP2001286507 A JP 2001286507A JP 2000106195 A JP2000106195 A JP 2000106195A JP 2000106195 A JP2000106195 A JP 2000106195A JP 2001286507 A JP2001286507 A JP 2001286507A
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Hideo Goto
英夫 後藤
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Doei Gaiso YK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は半身不随者であっても自由に動かす
ことができる足や片手等の操作で走行することができる
車椅子を得るにある。 【解決手段】 足が不自由でない半身不随者が座ること
ができる車椅子本体と、この車椅子本体の下端部に取付
けられた少なくとも3個以上の車輪と、前記車椅子本体
に取付けられた該車椅子本体に座った半身不随者の足の
前方への移動操作によって回転駆動させることができる
無限軌道と、この無限軌道の回転駆動力を前記少なくと
も3個以上の車輪の少なくとも1個以上に伝える回転駆
動力伝達手段とで車椅子を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半身不随者が自分の
動く足や手を動かすことにより走行することができる車
椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車椅子は介護人の操作で移動でき
る構造であったり、両手で両側部位の車輪を操作して移
動できる構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車椅子は両手を
自由に動かすことができなければ、自分で移動させるこ
とができないという欠点があった。このため、半身不随
者は介護人がいなければ車椅子で自由に移動することが
できないという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
半身不随者であっても自由に動かすことができる足や片
手等の操作で走行することができる車椅子を提供するこ
とを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は足が不自由でない半身不随者が座ることが
できる車椅子本体と、この車椅子本体の下端部に取付け
られた少なくとも3個以上の車輪と、前記車椅子本体に
取付けられた該車椅子本体に座った半身不随者の足の前
方への移動操作によって回転駆動させることができる無
限軌道と、この無限軌道の回転駆動力を前記少なくとも
3個以上の車輪の少なくとも1個以上に伝える回転駆動
力伝達手段とで車椅子を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図8に示す本発明の第1の実施
の形態において、1は足が不自由でない半身不随者が使
用することができる本発明の車椅子で、この車椅子1は
前部脚2、2の下端部と一体形成あるいは溶接等によっ
て固定された前方へ突出する枠状の足踏み台3を有する
車椅子本体4と、この車椅子本体4の後部脚5、5の下
端部に回転可能に取付けられた車軸6の両端部に固定さ
れた後部大車輪7、7および前記足踏み台3の前方両側
部寄りの底面に取付けられたキャスター状の前部小車輪
8、8と、前記車椅子本体4の足踏み台3に取付けられ
た、該車椅子本体4に座った半身不随者9の足10の前
方への蹴り上げ状態での移動操作によって回転駆動させ
ることができる無限軌道11と、この無限軌道11の回
転駆動力を前記後部大車輪7、7の車軸6に方向変換装
置12を介して伝える回転駆動力伝達手段13とで構成
されている。
【0009】前記無限軌道11は前記足踏み台3の前・
後部の枠内部位に位置するように、両端部寄りの部位に
スプロケット14、14、14、14が備えられた一対
の回転軸15、15と、この一対の回転軸15、15の
スプロケット14、14、14、14と噛み合い、前記
足踏み台3の枠内を覆うように取付けられたベルト状の
無限軌道本体16とで構成されている。
【0010】前記回転駆動力伝達手段13は前記無限軌
道11の後部回転軸15に固定的に取付けられた主車輪
17と、前記車椅子本体4に回転可能に取付けられた枢
軸18に枢支されたレバー19、このレバー19によっ
て取付けられた該レバー19の操作によって前記主車輪
17と選択的に噛み合う噛み合い状態にある第1・第2
の中間歯車20、21および、この第2の中間歯車21
と噛み合う前記枢軸18に固定的に取付けられた第3の
中間歯車22とからなる方向変換装置12と、この方向
変換装置12の第3の中間歯車22と噛み合う前記無限
軌道11の後方に位置する、前記車椅子本体4に取付け
られた回転軸23に固定的に取付けられた従歯車24
と、この従歯車24が取付けられた回転軸23に固定さ
れたチェーン歯車25と、このチェーン歯車25と対応
する部位の前記車軸6に固定されたチェーン歯車26
と、このチェーン歯車26と前記チェーン歯車25とに
掛け渡されたチェーン27とで構成されている。
【0011】上記構成の車椅子1は足が不自由でない半
身不随者9が使用する場合、車椅子本体4に座り、方向
変換装置12のレバー19を前進方向に操作して、主歯
車17と第1の中間歯車20とを噛み合わせて無限軌道
11の無限軌道本体16を足10によって前方へ移動す
るように操作することにより、主歯車17、第1の中間
歯車20、第2の中間歯車21、第3の中間歯車22、
従歯車24が回転するとともに、この従歯車24と一体
的に回転する回転軸23が回転してチェーン27を回転
させることにより、車軸6が回転して、後部大車輪7、
7が前方に移動するように回転して前進する。
【0012】後進させる場合、方向変換装置12のレバ
ー19を後進方向に操作することにより、主歯車17と
第2の中間歯車21とを噛み合わせることにより、無限
軌道11の無限軌道本体16を足10によって前方へ移
動するように操作することにより、後部大車輪7、7が
後方に移動するように回転して後進する。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】次に、図9ないし図51に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
【0014】図9ないし図11に示す本発明の第2の実
施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主
に異なる点は、方向変換装置12の第3の中間歯車22
と噛み合うように車軸6に従歯車24を固定的に取付け
た点で、このように構成した回転駆動力伝達手段13A
を用いた車椅子1Aにしても、前記本発明の第1の実施
の形態と同様な作用効果が得られる。
【0015】図12ないし図14に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、車椅子本体4に座った、足が不自由で
ない半身不随者9が足で走行させることができる無限軌
道11Aを該車椅子本体4の支持脚28に回転可能に取
付けるとともに、車椅子本体4の後方に下部にローラー
29が取付けられた支持柱30を設けた点で、このよう
に構成した車椅子1Bは使用者9が足10で無限軌道1
1Aを前方へ移動するように操作して走行させる。
【0016】図15ないし図17に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、板状の足踏み台3Aを用いるととも
に、アーム31の回動操作によって後部大車輪7、7を
前・後進できる動力伝達手段32を用いた点で、このよ
うに構成した車椅子1Cは手が不自由でない半身不随者
9Aが使用することができる。
【0017】なお、前記動力伝達手段32は車椅子本体
4に固定されたケース体33に固定された軸34と、こ
の軸34の中央部に回転可能に取付けられたアーム支持
体35と、このアーム支持体35の一側部の前記軸34
に一方向にのみ空廻り可能に取付けられたバック用チェ
ーン歯車36と、このバック用チェーン歯車36の側面
に固定された該バック用チェーン歯車36の外周部より
外方に突出する外周部に所定間隔で係合凹部37が形成
されたチェーン歯車用回転板38と、前記アーム支持体
35の他側部の前記軸34に一方向にのみ空廻り可能に
取付けられた歯車39と、この歯車39の側面に固定さ
れ、該歯車39の外周部より外方に突出する外周部に所
定間隔で係合凹部37が形成された歯車用回転板40
と、前記アーム支持体35に常時該アーム支持体35方
向に付勢スプリング41で付勢するように摺動可能でか
つ回動可能に取付けられたアーム31と、このアーム3
1の下部寄りの部位に外方へ突出するように固定され
た、前記チェーン歯車用回転板38の係合凹部37と前
記歯車用回転板40の係合凹部37に選択的に係合され
る係合ピン42と、前記バック用チェーン歯車36と対
応する部位の車軸6に固定されたチェーン歯車43と、
このチェーン歯車43と前記バック用チェーン歯車36
とに掛け渡されたバック用チェーン44と、前記歯車3
9と噛み合う前記ケース体33および車椅子本体4に回
転可能に取付けられた回転軸45に固定された縦歯車4
6と、この縦歯車46が固定された回転軸45に固定さ
れた前進用チェーン歯車47と、この前進用チェーン歯
車47と対応する部位の車軸6に固定されたチェーン歯
車48と、このチェーン歯車48と前記チェーン歯車4
7とに掛け渡された前進用チェーン49とで構成されて
いる。
【0018】このため、アーム31の係合ピン42を歯
車用回転板40の係合凹部37に係合させて引き上げる
操作を行なうことにより、後部大車輪7、7が前方に移
動するように回転する。
【0019】また、アーム31の係合ピン42をチェー
ン歯車用回転板38の係合凹部37に係合させて引き上
げることにより、前部大車輪7、7が後方に移動するよ
うに回転する。
【0020】図18ないし図20に示す本発明の第5の
実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と
主に異なる点は、回転軸45の端部に傘歯車50を固定
するとともに、この傘歯車50と噛み合う傘歯車51が
下端部に取付けられ、上端部に回転ハンドル52が取付
けられた軸53を用いた動力伝達手段32Aを用いた点
で、このような動力伝達手段32Aを用いた車椅子1D
にしても、回転ハンドル52を正回転あるいは逆回転さ
せることにより、前進・後進の走行を行なうことができ
る。
【0021】図21ないし図23に示す本発明の第6の
実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と
主に異なる点は、足踏み台3Aの前方両側部にそれぞれ
軸54、54を介して前車輪55、55を取付けるとと
もに、車軸6にワンウェイスプロケット56を取付け、
このワンウェイスプロケット56と噛み合うチェーン5
7の一端部をスプリング58を介して前方下部の車椅子
本体4に固定するとともに、他端部をワイヤー59を介
して車椅子本体4の後部より上方へ突出するガイド筒6
0内を通過させて車椅子本体4に座った半身不随者9A
が手で操作できる部位に位置する吊り輪61に取付けた
動力伝達手段32Bを用いた点で、このような動力伝達
手段32Bを用いて構成した車椅子1Eにしても、吊り
輪61を引張ることにより、後部大車輪7、7を前進方
向に回転させることができる。
【0022】図24ないし図26に示す本発明の第7の
実施の形態において、前記本発明の第6の実施の形態と
主に異なる点は、ガイド筒60Aを下部側を車椅子本体
4の後部から前方上方へ突出するように曲げるととも
に、上部を車椅子本体のほぼ中央部に位置するようにし
た点で、このようなガイド筒60Aを用いた動力伝達手
段32Cを使用した車椅子1Fにしても、前記本発明の
第6の実施の形態と同様な作用効果が得られるととも
に、どちらの手でも吊り輪61を引張る操作を行なうこ
とができる。
【0023】図27ないし図29に示す本発明の第8の
実施の形態において、前記本発明の第6の実施の形態と
主に異なる点は、車椅子本体4Aの背もたれ62を座席
63部に枢支ピン64で前後方向に回動するように取付
けるとともに、前記背もたれ62の下部に弧状のラック
65と、この弧状のラック65を常時後方へ回動させる
ように付勢する付勢スプリング66と、前記弧状のラッ
ク65と噛み合うワンウェイラチッエト歯67を車軸6
に取付けた動力伝達手段32Dを用いた点で、このよう
な動力伝達手段32Dを用いた車椅子1Gにすることに
より、車椅子本体4Aに座る半身不随者9Bが上体で背
もたれ62を前後方向に回動させることにより、走行す
ることができる。
【0024】図30ないし図32に示す本発明の第9の
実施の形態において、前記本発明の第8の実施の形態と
主に異なる点は、車椅子本体4Aの両側部に下部にそれ
ぞれ弧状のラック68が形成されたレバー69、69を
枢支ピン70、70で枢支するとともに、該レバー6
9、69の回動操作で回動する弧状のラック68、68
と噛み合うピニオン71、71を車椅子本体4Aに固定
された軸72に回転可能に取付け、該ピニオン71、7
1にそれぞれ固定されたチェーン歯車73、73にチェ
ーン74、74を介して、車軸6に取付けられたワンウ
ェイチェーン歯車75、75に伝達するようにした動力
伝達手段30Eを用いた点で、このように構成された動
力伝達手段32Eを使用した車椅子1Hにしてもよい。
【0025】図33ないし図36に示す本発明の第10
の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態
と主に異なる点は、板状の足踏み台3Aの前方中央部に
左右方向に回動可能に取付けられた前部前輪8Aの取付
け軸77に足10で左右方向に回動操作することができ
るハンドル78を設けるとともに、車椅子本体4の後部
の下端部に取付けられた一対の後部車輪7、7を前進あ
るいは後退するように回転駆動させる動力伝達手段32
Fをパイプ材で形成したアーム31の後端部部寄りの部
位に形成された左右方向に開孔する四角形状の透孔7
9、79と、この透孔79、79に両端部が固定された
上部が開口したガイド部材80と、このガイド部材80
にスライド移動可能に支持され、左右方向のスライド移
動に寄って左右方向に一端部が突出してチェーン歯車用
回転板38Aの係止孔81に係止さ、あるいは歯車用回
転板40Aの係止孔82に係止される中央上部に上方に
突出するピン83を有する係止片84と、この係止片8
4のピン83と係合するU字状の係合部材85が下端部
に取付けられた前記アーム31内に回動可能に収納され
た作動杆86と、この作動杆86の上端部で前記アーム
31先端部にほぼ90度回動させることができるように
取付けられた方向変換ハンドル87とで構成した点で、
このように構成した車椅子1Iにしてもよい。
【0026】図37ないし図39に示す本発明の第11
の実施の形態において、前記本発明の第10の実施の形
態と主に異なる点は、板状の足踏み台3Aの前方中央部
に左右方向に回動可能に取付けられた前部前輪8Aの取
付け軸77Aに手10Aで左右方向に回動操作すること
ができるハンドル78Aを設けた点で、このように構成
した車椅子1Jにしてもよい。
【0027】図40ないし図42に示す本発明の第12
の実施の形態において、前記本発明の第10の実施の形
態と主に異なる点は、板状の足踏み台3Aの前方中央部
に左右方向に回動可能に取付けられた取付け軸77に一
対の前部前輪8Bを取付けるとともに、車椅子本体4の
後部の下端部に取付けられた一対の後部車輪7、7の一
方に前進あるいは後退する動力が空転するように車軸6
に取り付けた点で、このように構成した車椅子1Kにし
てもよい。
【0028】図43ないし図45に示す本発明の第13
の実施の形態において、前記本発明の第10の実施の形
態と主に異なる点は、一対の後部車輪7、7あるいは車
軸6の一方側に固定された外周部の外方に突出する部位
に所定間隔の係合凹部88が形成された回転部材89
と、この回転部材89が設けられた部位の車軸6に回転
可能でかつ前記係合凹部88と着脱可能に係合させるこ
とができるように所定量左右方向に回動可能に取付けら
れた該回転部材89の係合凹部88と係合させて回転さ
せることができるアーム31Aとからなる動力伝達手段
32Gを用いた点で、このような動力伝達手段32Gを
用いて構成した車椅子1Lにしてもよい。
【0029】図46ないし図48に示す本発明の第14
の実施の形態において、前記本発明の第13の実施の形
態と主に異なる点は、回転部材89の係合凹部88を車
椅子本体4側に向くように取付け、アーム31Aを車椅
子本体4と回転部材89との間の車軸6に取り付けた点
で、このように構成した車椅子1Mにしても、前記本発
明の第13の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0030】図49ないし図51に示す本発明の第15
の実施の形態において、前記本発明の第13の実施の形
態と主に異なる点は、後部車輪7、7の車軸6の一方側
に固定された大歯車90と、車椅子本体4のシートクッ
ション4aの前方寄りの部位の側面部位に回転可能に取
付けられたスプロケット91と、このスプロケット91
と前記大歯車90とに掛渡された接続軸92aが外方に
突出するチェーン92と、前記スプロケット91と前記
大歯車90との間の上部側のチェーン92をガイドでき
るように車椅子本体4の側面に固定されたコ字状のチェ
ーンガイド部材93と、車椅子本体4の足踏み台3Aと
車軸6とに取付けられたバー部材94のほぼ中央部に回
転可能かつ左右方向に回動可能に取付けられた前記チェ
ーン92の外方に突出する接続軸92a間にほぼ中央部
を挿入して前後方向に回動させることができるアーム3
1Bとからなる動力伝達手段32Hを用いた点で、この
ような動力伝達手段32Hを用いて構成した車椅子1N
にしてもよい。このように構成することにより、後部車
輪7、7に小さなものが使用でき、室内で使用すること
ができるように小形化を図ることができる。なお、ハン
ドル78を足踏み台3Aに設けたものに付いて説明した
が、ハンドル78がなくても、方向転換は回転する方向
の足を床面に着くことにより、容易に行うことができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0032】(1)足が不自由でない半身不随者が座る
ことができる車椅子本体と、この車椅子本体の下端部に
取付けられた少なくとも3個以上の車輪と、前記車椅子
本体に取付けられた該車椅子本体に座った半身不随者の
足の前方への移動操作によって回転駆動させることがで
きる無限軌道と、この無限軌道の回転駆動力を前記少な
くとも3個以上の車輪の少なくとも1個以上に伝える回
転駆動力伝達手段とで構成されているので、足が不自由
でない半身不随者でも、車椅子本体に座って自由のきく
足で無限軌道を前方へ移動するように操作することによ
り、走行させることができる。したがって、介護者がい
なくても自力で走行させることができ、自由に移動を楽
しむことができるとともに、リハビリ効果の向上を図る
ことができる。
【0033】(2)前記(1)によって、操作が簡単な
ため気軽に使用することができる。
【0034】(3)前記(1)によって、無限軌道を押
し圧することにより停止するようにできるので、安全に
使用することができる。
【0035】(4)請求項2、3、4、5も前記
(1)、(2)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の背面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の無限軌道の説明
図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の方向変換装置の説
明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の回転駆動力伝達手
段の説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の前進状態の説明
図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の後進状態の説明
図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の回転駆動力伝達
手段の説明図。
【図12】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の背面図。
【図15】本発明の第4の実施の形態の側面図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の背面図。
【図17】本発明の第4の実施の形態の回転駆動力伝達
手段の説明図。
【図18】本発明の第5の実施の形態の側面図。
【図19】本発明の第5の実施の形態の平面図。
【図20】本発明の第5の実施の形態の回転駆動力伝達
手段の説明図。
【図21】本発明の第6の実施の形態の側面図。
【図22】本発明の第6の実施の形態の平面図。
【図23】本発明の第6の実施の形態の回転駆動力伝達
手段の説明図。
【図24】本発明の第7の実施の形態の側面図。
【図25】本発明の第7の実施の形態の平面図。
【図26】本発明の第7の実施の形態の正面図。
【図27】本発明の第8の実施の形態の側面図。
【図28】本発明の第8の実施の形態の平面図。
【図29】本発明の第8の実施の形態の回転駆動力伝達
手段の説明図。
【図30】本発明の第9の実施の形態の側面図。
【図31】本発明の第9の実施の形態の平面図。
【図32】本発明の第9の実施の形態の背面図。
【図33】本発明の第10の実施の形態の側面図。
【図34】本発明の第10の実施の形態の背面図。
【図35】本発明の第10の実施の形態の動力伝達手段
の説明図。
【図36】本発明の第10の実施の形態のアームの説明
図。
【図37】本発明の第11の実施の形態の側面図。
【図38】本発明の第11の実施の形態の平面図。
【図39】本発明の第11の実施の形態の正面図。
【図40】本発明の第12の実施の形態の側面図。
【図41】本発明の第12の実施の形態の平面図。
【図42】本発明の第12の実施の形態の正面図。
【図43】本発明の第13の実施の形態の側面図。
【図44】本発明の第13の実施の形態の背面図。
【図45】本発明の第13の実施の形態の動力伝達手段
の説明図。
【図46】本発明の第14の実施の形態の側面図。
【図47】本発明の第14の実施の形態の背面図。
【図48】本発明の第14の実施の形態の動力伝達手段
の説明図。
【図49】本発明の第15の実施の形態の側面図。
【図50】本発明の第15の実施の形態の背面図。
【図51】本発明の第15の実施の形態の動力伝達手段
の説明図。
【符号の説明】
1、1A〜1N:車椅子、 2:前部脚、3、3A:脚
踏み台、 4、4A:車椅子本体、5:後部脚、
6:車軸、7:後部大車輪、
8:前部小車輪、9、9A、9B:半身不随者、10:
足、 11、11A:無限軌道、12:
方向変換装置、 13、13A:回転駆動力伝達手
段、14:スプロケット、 15:回転軸、16:
無限軌道本体、 17:主歯車、18:枢軸、
19:レバー、20:第1の中間歯車、
21:第2の中間歯車、22:第3の中間歯車、 2
3:回転軸、24:従歯車、 25:チェー
ン歯車、26:チェーン歯車、 27:チェーン、
28:支持脚、 29:ローラー、30:支
持柱、 31、31A、31B:アーム、3
2、32A〜32H:動力伝達手段、33:ケース体、
34:軸、35:アーム支持体、 3
6:バックチェーン用歯車、37:係合凹部、
38:チェーン歯車用回転板、39:歯車、
40:歯車用回転板、41:付勢スプリング、
42:係合ピン、43:チェーン歯車、 44:
バック用チェーン、45:回転軸、 46:
従歯車、47:前進用チェーン歯車、48:チェーン歯
車、49:前進用チェーン、 50:傘歯車、51:
傘歯車、 52:回転ハンドル、53:軸、
54:軸、55:前車輪、
56:ワンウェイスプロット、57:チェーン、
58:スプリング、59:ワイヤー、
60、60A:ガイド筒、61:吊り輪、
62:背もたれ、63:座席、 64:枢
支ピン、65:弧状のラック、 66:付勢スプリ
ング、67:ワンウェイラチェット歯、68:弧状のラ
ック、 69:レバー、70:枢支ピン、
71:ピニオン、72:軸、 73:
チェーン歯車、74:チェーン、75:ワンウェイチェ
ーン歯車、77、77A:取付け軸、 78、78A:
ハンドル、79:透孔、 80:ガイド部
材、81:係止孔、 82:係止孔、83:
ピン、 84:係止片、85:係合部材、
86:作動杆、87:方向変換ハンドル、
88:係合凹部、89:回転部材、 90:大
歯車、91:スプロケット、 92:チェーン、9
3:チェーンガイド部材、94:バー部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足が不自由でない半身不随者が座ること
    ができる車椅子本体と、この車椅子本体の下端部に取付
    けられた少なくとも3個以上の車輪と、前記車椅子本体
    に取付けられた該車椅子本体に座った半身不随者の足の
    前方への移動操作によって回転駆動させることができる
    無限軌道と、この無限軌道の回転駆動力を前記少なくと
    も3個以上の車輪の少なくとも1個以上に伝える回転駆
    動力伝達手段とからなることを特徴とする車椅子。
  2. 【請求項2】 足が不自由でない半身不随者が座ること
    ができる車椅子本体と、この車椅子本体の下端部に取付
    けられた少なくとも3個以上の車輪と、前記車椅子本体
    に取付けられた該車椅子本体に座った半身不随者の足の
    前方への移動操作によって前方へ走行するように取付け
    られた無限軌道とからなることを特徴とする車椅子。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の手が不自由でない半身
    不随者が座ることができる車椅子本体と、この車椅子本
    体の下端部に取付けられた少なくとも3個以上の車輪
    と、前記車椅子本体に取付けられた該車椅子本体に座っ
    た半身不随者の片手でのレバーあるいは牽引杆の操作に
    よって前記少なくとも3個以上の車輪の少なくとも1個
    以上を回転駆動させる動力伝達手段とからなることを特
    徴とする車椅子。
  4. 【請求項4】 少なくとも一方の手が不自由でない半身
    不随者が座ることができる車椅子本体と、この車椅子本
    体の後部の下端部に取付けられた一対の後部駆動車輪お
    よび前部の下端部に取付けられた左右方向に回動可能な
    前部車輪と、この前部前輪を足あるいは手で左右方向に
    回動操作することができるハンドルと、前記車椅子本体
    に取付けられた該車椅子本体に座った半身不随者の片手
    でのレバー操作によって前記一対の後部駆動車輪を正転
    あるいは逆転させる動力伝達手段とからなることを特徴
    とする車椅子。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の手が不自由でない半身
    不随者が座ることができる車椅子本体と、この車椅子本
    体の後部の下端部に取付けられた一対の後部車輪および
    前部の下端部に取付けられた左右方向に回動可能な前部
    車輪と、この前部前輪を足あるいは手で左右方向に回動
    操作することができるハンドルと、前記車椅子本体に取
    付けられた該車椅子本体に座った半身不随者の片手での
    レバー操作によって前記一対の後部車輪の一方の車輪を
    正転あるいは逆転させる動力伝達手段とからなることを
    特徴とする車椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175165A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Nitta Ind Corp 車椅子
JP2010069060A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Oita Univ 片手駆動片脚舵取りの車いす
DE102014006600A1 (de) * 2014-04-26 2015-10-29 Jörg Pankratz Fußbetriebene Vorrichtung zum mechanischen Antrieb von Fahrzeugen

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