JP2005058672A - 歩行補助器具及び自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 病弱者が健常者と同様の歩行動作、歩行姿勢、歩幅にて安定した自力歩行を安全に行い得る歩行補助器具を提供する。
【解決手段】 下部が二股状に形成されたフォーク3と、フォーク3上端に上下移動可能に取り付けられたシート12と、フォーク3に回転自在に支持された車輪2とを備える歩行補助器具1にて、車輪2の車軸6にフリーホイール28を設ける。フリーホイール28にはレバー29が取り付けられている。レバーを前方に押すとフリーホイール28を介して車輪2が回転し、手前に引くとフリーホイール28が空転する。レバー29の操作により、使用者は正常歩行者と同様の歩幅を確保でき、歩行困難者であっても、正常歩行と同程度の移動速度でふらつきのない安定した歩行が可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、病弱者や健常者のための歩行補助器具に関し、特に、下肢障害を有する病弱者が正常に近い状態で歩行可能な歩行補助器具に関する。
病弱者の歩行補助器具としては、従来より、車椅子や一輪歩行車、歩行器、杖、松葉杖、義肢などが広く用いられている。これらの器具は、病弱者がそこに座ったり、乗ったり、寄りかかったりすることにより、病弱者の衰えた下肢の機能を補助し、自力又は補助者の介助によって病弱者の歩行動作を可能ならしめている。例えば車椅子や一輪歩行車、歩行器などでは、障害下肢を足置き台に載せ、病弱者自身又は補助者の力によって車輪を回転させ、所望の方向へ移動する。また、杖、松葉杖、義肢などでは、病弱者自身の正常な部位とそれらの機器との協働により、ときに補助者の介添えを受けつつ、病弱者の一歩一歩の歩行動作を手助けしている。
特開昭51-30190号公報 実開昭58-10733号公報 実開昭62-56028号公報 実開平4-50033号公報 特開2001-95865号公報
しかしながら、一般に片麻痺者や義肢使用者などの歩行障害者では、杖等を使用した場合であっても、障害下肢の歩幅が正常下肢の歩幅よりも小さくなるため、正常な歩行動作よりも歩みが遅くなるという問題がある。ここで、健常者の歩行動作では、その歩幅は、片方の踵が接地した地点から、次に他方の踵がその地点を越えて接地した位置までの距離となる。これに対し、歩行障害者は、正常下肢が前方に着地した後、障害下肢はそれに引っ張られて正常下肢の近傍に着地する。すなわち、正常下肢側に重心が来るように上肢を正常下肢によって支持しつつ、障害下肢を正常下肢の着地点まで引き付けることにより、転倒することなく安全に歩行することが可能となる。このため、障害下肢は多くとも正常下肢の着地点をやや越えた地点までしか移動できず、その分、歩幅が小さくなり、正常歩行に比して移動速度が遅くなると共に動作の円滑性が損なわれるという問題があった。
本発明の目的は、病弱者が健常者と同様の歩行動作、歩行姿勢、歩幅にて安定した自力歩行を安全に行い得る歩行補助器具を提供することにある。
本発明の歩行補助器具は、管状の支柱部と、前記支柱部から二股状に突出形成されたアーム部とからなるフォークと、前記支柱部の上端に上下移動可能に取り付けられたシートと、前記アーム部に回転自在に取り付けられた車輪と、前記車輪の車軸に接続され、一方向の回転が付与された場合にその回転を前記車軸に伝達し、他方向の回転が付与された場合には前記車軸に対し空転するクラッチ手段と、前記クラッチ手段に接続され、一の方向の操作により前記クラッチ手段を介して前記車輪を回転させ、他の方向の操作の際には前記クラッチ手段が空転する操作桿とを有してなることを特徴とする。
本発明にあっては、クラッチ手段に接続された操作桿を操作することにより、車輪の回転を制御し、使用者の歩行動作に合わせて車輪を駆動させることができる。これにより、歩行障害者であっても正常歩行者と同様の歩幅を確保でき、正常歩行と同程度の移動速度でふらつきのない安定した歩行が可能となる。
前記歩行補助器具において前記フォークに足置き台を設けても良い。また、当該歩行補助器具の使用者の例えば躯幹部や腰臀部等を保持し、使用者を前記シートに固定する安全バンドを前記シートに着脱可能に設けても良い。さらに、前記車輪の回転を制御するブレーキを前記フォークに取り付けると共に、前記ブレーキを操作するブレーキレバーを前記操作桿に設けても良い。前記歩行補助器具において、前記支柱部の上端に上下移動可能なスコヤを取り付け、前記スコヤ上端に前記シートを取り付けることも可能である。
加えて、前記歩行補助器具において、前記クラッチ手段を前記車輪の両側にそれぞれ設けても良く、その際、前記クラッチ手段のそれぞれに前記操作桿を個別に設けたり、前記操作桿の下部を二股状に形成し、前記二股状の下部の各部を前記各クラッチ手段とそれぞれ接続させたりしても良い。
また、前記歩行補助器具において、前記操作桿と前記車軸との間に増速機構を設けても良い。この場合、前記増速機構を、前記車軸に取り付けられた小歯車と、前記小歯車と噛合し前記クラッチ手段に取り付けられた大歯車とを有する構成としても良い。
さらに、前記歩行補助器具において、前記車輪の後方側に、前記フォークに取り付けられたサークルパイプにて支持された補助輪を設けても良い。前記歩行補助器具において、前記アーム部の下端が固定され、前後と側方にそれぞれ補助輪を備えるフットパイプをさらに設けても良い。また、前記フットパイプに上方に延びる背もたれパイプを取り付け、前記背もたれパイプに布状の背もたれを取り付けても良い。この際、前記背もたれに当該歩行補助器具の使用者の重心位置を矯正する矯正バンドを設けても良い。
本発明の他の歩行補助器具は、管状の支柱部と、前記支柱部から二股状に突出形成されたアーム部とからなるフォークと、前記支柱部の上端に上下移動可能に取り付けられたシートと、前記アーム部に回転自在に取り付けられた主輪と、前記主輪の両側にそれぞれ配置された補助輪と、前記補助輪の車軸に接続され、一方向の回転が付与された場合にその回転を前記車軸に伝達し、他方向の回転が付与された場合には前記車軸に対し空転するクラッチ手段と、前記クラッチ手段に接続され、一の方向の操作により前記クラッチ手段を介して前記車輪を回転させ、他の方向の操作の際には前記クラッチ手段が空転する操作桿とを有してなることを特徴とする。
前記歩行補助器具において、前記主輪と前記補助輪を前後にずれた位置に配置するようにしても良い。また、前記歩行補助器具において、前記アーム部の下端が固定され、前後に補助輪が取り付けられたフットパイプを設けても良く、前記主輪及び前記補助輪の車軸を前記フットパイプに固定するようにしても良い。さらに、前記フットパイプに上方に延びる背もたれパイプを取り付け、前記背もたれパイプに布状の背もたれを取り付けても良く、当該歩行補助器具の使用者の例えば躯幹部や腰臀部等を保持し、使用者を前記シートに固定する安全バンドを前記背もたれパイプに設けても良い。
一方、本発明の自転車は、管状の支柱部と、前記支柱部から二股状に突出形成されたアーム部とからなるフォークと、前記支柱部の上端に上下移動可能に取り付けられたシートと、前記アーム部に回転自在に取り付けられた車輪と、前記車輪の車軸に接続され、前記車軸に対し一方向の回転が付与された場合にその回転を前記車軸に伝達し、他方向の回転が付与された場合には前記車軸に対し空転するクラッチ手段と、前記クラッチ手段に接続され、一の方向の操作により前記クラッチ手段を介して前記車輪を回転させ、他の方向の操作の際には前記クラッチ手段が空転する操作桿とを有してなることを特徴とする。
本発明の歩行補助器具によれば、歩行補助器具の車輪の車軸にクラッチ手段を設けると共に、クラッチ手段に操作桿を取り付け、その操作によりクラッチ手段を介して車輪を回転させたり、クラッチ手段が空転したりするようにしたので、操作桿の操作により、車輪の回転を制御し、使用者の歩行動作に合わせて車輪を駆動させることができる。これにより、歩行障害者であっても正常歩行者と同様の歩幅を確保でき、正常歩行と同程度の移動速度でふらつきのない安定した歩行が実現でき、病弱者が健常者と同様の歩行動作、歩行姿勢、歩幅にて安定した自力歩行を安全に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1である歩行補助器具の正面図、図2は図1の歩行補助器具の右側面図である。本発明による歩行補助器具1は、図1,2に示すようにいわゆる一輪車構造となっており、左下肢の大腿部以下が欠損し義肢を装着した者や左半身麻痺者等、左足に関する歩行障害者の使用を想定して構成されている。
歩行補助器具1は、車輪2をフォーク3にて回転自在に支持した構成となっている。車輪2には自転車用の車輪が使用され、円環状の金属製リム4の外側にゴム製のタイヤ5が装着されている。車輪2の中央には車軸6が設けられており、車軸6からリム4に向かって放射状にスポーク7が取り付けられている。車軸6とリム4はスポーク7を介して一体化されており、車輪2は車軸6と共に回転する。ここでは、車輪2としてリム4の直径が14インチ、タイヤ5の径方向の幅が4cmのものが使用されている。
フォーク3は直径3cmの金属パイプにて形成され、管状の支柱部8と支柱部8から二股状に突出形成されたアーム部9とから構成されている。支柱部8の上端には管状のスコヤ11が上下移動可能に嵌め込まれている。スコヤ11の上端にはシート12が固定されており、その上に歩行障害者(使用者)が着座する。スコヤ11には所定間隔にて高さ調整孔13が設けられている。これに対し、フォーク3の支柱部8にはピン孔14が1個設けられている。高さ調整孔13とピン孔14を合わせ、そこにシートピン15を挿通することにより、シート12の高さは適宜調節可能となっている。
シート12には、使用者の腰臀部をシート上に固定する安全バンド16が設けられている。安全バンド16は、シート12の後部に配されたバンド17と、シート12の前部に配されたバンド18とからなり、シート12に着脱可能に設けられている。バンド17は背面側から使用者に装着され、その両端部17a,17bはそれぞれ使用者の両側部に回される。一方、バンド18は前面側から使用者に装着され、股間を通りその両端部18a,18bはバンド17の両端部17a,17bに接続される。各バンド17,18の両端部17a,17b,18a,18bには面ファスナーが取り付けられており、使用者の体格に合わせて安全バンド16を最適な位置に装着できるようになっている。
フォーク3のアーム部9には2本のアーム9a,9bが設けられている。アーム9a,9bには図示しないベアリングによって車軸6が回転自在に支持されており、アーム9a,9bの間には車輪2が配される。アーム9aの外側にはまた足置き台19が取り付けられている。足置き台19はアーム9aに支持棒21によって固定され、シート12に着座した使用者の義肢や不自由な左足を載せられるようになっている。支持棒21の先端にはフットレスト22が取り付けられており、フットレスト22には保持バンド23が設けられている。障害肢はこの足置き台19によって支持され、歩行補助器具使用中における使用者の疲労軽減が図られる。なお、健常下肢側にも足置き台19を設け、これに足を乗せて適宜休息をとれるようにしても良い。
支柱部8の下部にはブレーキ24が取り付けられている。ブレーキ24は自転車の前輪用のものが使用され、2個のブレーキアーム24a,24bが支点ピン25にて揺動自在に支持されている。支点ピン25は支柱部8に固定されている。ブレーキアーム24a,24bの先端にはブレーキゴム26が取り付けられている。ブレーキアーム24a,24bはブレーキワイヤ27に接続されており、ブレーキワイヤ27が引かれるとブレーキアーム24a,24bの先端が車輪2側に移動する。これにより、リム4の側面にブレーキゴム26が押接され車輪2の回転が制御される。
車軸6にはまたフリーホイール(クラッチ手段)28が取り付けられている。フリーホイール28は自転車の後輪等に使用されているワンウエイクラッチであり、一方向の回転が付与された場合にその回転を車軸6に伝達し、他方向の回転が付与された場合には車軸6に対し空転する。フリーホイール28にはレバー(操作桿)29が取り付けられている。レバー29は棒状に形成されており、先端部には上下移動可能なグリップ31が設けられている。グリップ31は、ゴムカバー部31aと合成樹脂製のグリップボール31bとから構成される。グリップ31にはまたブレーキレバー32が取り付けられている。ブレーキレバー32はブレーキワイヤ27と接続され、これを握ることにより車輪2に制動をかけることができる。
レバー29は、図1,2のようなストレート形状のみならず、適宜屈曲形状とすることも可能である。図3,4は、レバー29の変形例を示す説明図である。なお、図3では、簡単のためブレーキ24の記載は省略されている。図3のレバー29aは、フリーホイール28から前方下方へ一旦傾斜した後、垂直方向に立ち上がりグリップ31が設けられている。このようにレバー29を傾斜させるとグリップ31を垂直方向に設置でき、使用者の利便性が向上する。図4のレバー29bは、フリーホイール28から上方へ伸びた後、外側方向に屈曲し、アーム9bよりも外側の位置で垂直方向に立ち上がりグリップ31が設けられている。レバー29bは、レバー29aのグリップ31が使用者の前方に配置されるのに対し、そのグリップ31は使用者の右脇に配置され、使用者がレバー29bを操作し易くなる。
このような歩行補助器具1は次のようにして使用される。使用者はまずシート12に着座する。この際、シート12は使用者の体格に合わせてその高さを予め適宜調節しておく。シート着座の際にはまた、使用者はその左足部分を足置き台19に載置する。そして、使用者がシート12に着いた後、安全バンド16を装着する。安全バンド16は、前述のように、後部からバンド17を使用者の側部に回し、前部から股間を通したバンド18と接着させる。このようにして使用者は歩行補助器具1に腰臀部を固定する。なお、フリーホイール28にロック機構を装備し、着座の際にレバー29を握り棒としても良い。
その後、使用者はレバー29を握り、左足(障害下肢)を踏み出すタイミングにてそれを前方に傾動させる。レバー29を起立位置Aから前方(一の方向)に傾けるとフリーホイール28はその回転を車軸6に伝達する。すなわち、レバー29の移動に伴って車輪2が回転する。起立位置Aは垂直位置から約15°前方に傾いた位置に設定されており、レバー29は起立位置Aからさらに前方に約30°傾いた傾動位置Bまで移動可能に取り付けられている。使用者がレバー29を前方に倒すと、フリーホイール28のクラッチ作用により車輪2がレバー傾動分だけ回転し、歩行補助器具1は前進する。
前述のように、歩行補助器具1を使用しない場合には、障害下肢は正常下肢の着地点をやや越えた地点までしか移動できない。これに対し、歩行補助器具1を用いた場合には、レバー29の操作により、使用者は正常歩行における左足の歩幅と同等の距離だけ移動することができる。すなわち、この歩行補助器具1により、使用者は正常歩行と同様の歩幅を確保できる。また、この際、使用者の重心は、車輪2と地面の接点と、歩行動作を行っている下肢との間に来る。つまり、障害下肢側には重心は位置せず、ふらつきのない安定した歩行が行われる。
レバー29を前方に倒した後、右足を踏み出す間にレバー29を手前側(他方向)に引き戻す。この際、フリーホイール28は車軸6に対し空転し、車輪2は逆回転することなくレバー29は起立位置Aまで引き戻される。レバー29を起立位置Aまで戻した後、再び左足(障害下肢)を踏み出すタイミングにてそれを前方に倒すとまたその分だけ歩行補助器具1は前進する。このようにして歩行動作に合わせてレバー29を前後に操作することにより、歩行補助器具1は使用者の左足に代わって前進する。また、その際に使用者の重心は車輪2と着地した右足との間に位置し、使用者は歩行補助器具1と共には安全に前進できる。従って、この歩行補助器具1によれば、歩行困難者であっても、円滑な歩行動作にて正常歩行と同程度の移動速度を確保することができる。
ところで、図1,2の歩行補助器具1では、レバー29の操作角度と車輪2の回転角度が同じくなる。このため、大柄な使用者や大きな歩幅で歩行したい場合などでは、レバー29の傾動角度が30°ではやや歩幅が不足する場合が生じる。そこで、フリーホイール28とレバー29との間に増速機構を付加し、レバー29の操作角度よりも車輪2の回転角度を大きくすることも可能である。図5,6は、歩行補助器具1にこのような増速機構33を設けた場合の構成を示す説明図であり、図5はその正面図、図6は右側面図である。なお、図5,6においてもブレーキ24の記載は省略されている。
図5,6に示すように、ここでは車軸6には小歯車34が取り付けられている。小歯車34には大歯車35が噛み合っている。大歯車35はフリーホイール28が組み込まれている。小歯車34と大歯車35は共にアーム9bに回転自在に支持されており、両者の歯車比は1:3に設定されている。従って、小歯車34はレバー29の傾動角度の3倍の角度だけ回転し、図1,2の場合よりもレバー29の操作角度に対して3倍の歩幅を取ることが可能となる。なお、前述の歯車比は1:2など適宜変更可能である。この場合、歯車比の変更が容易なように、アーム9bに大歯車35の支持軸36を取り付ける孔を図6に破線にて示すように複数個形成しても良い。
次に、本発明の実施例2である歩行補助器具について説明する。図7は本発明の実施例2である歩行補助器具の正面図、図8は図7の歩行補助器具の右側面図である。なお、以下の実施例においては、実施例1と同様の部分、部材等については同一の符号を付しその説明は省略する。
実施例2の歩行補助器具41もまた実施例1と同様にいわゆる一輪車構造となっている。歩行補助器具41においては、実施例1の歩行補助器具1ではフリーホイール28が車輪2の片側のみに設けられていたのに対し、それが車輪2の両側に1個ずつ設けられている。すなわち、歩行補助器具41では、車軸6の車輪2の両側にフリーホイール28a,28bが取り付けられている。各フリーホイール28a,28bには、実施例1と同様にレバー29が取り付けられている。また、レバー29の上端部にはグリップ31とブレーキレバー32が取り付けられている。ブレーキレバー32は、左右の何れを操作してもブレーキ24を作動することができるようになっている。
歩行補助器具41の後方には補助輪42が設けられている。補助輪42は、フォーク3の支柱部8に固定されたサークルパイプ43の先端に回転自在に支持されている。サークルパイプ43の接地面は車輪2と同一高さに設けられており、フォーク3の後方側が支持される。従って、シート12の後方への倒れが防止され、シート12に着座した使用者が背面側に転倒するのを防止できる。
このような歩行補助器具41では、例えば、左足のみが不自由で左右の手は健常な使用者が両手を用いて車輪2を動作させることができる。両手によってレバーを押し引きすると、左手の操作が加わる分、先の歩行補助器具1よりも車輪2の回転角度が大きくなる。このため、歩行補助器具41ではより速い移動が可能となり、健常者の通常歩行と同等かそれよりも速い小走り程度の速さで安全に移動することが可能となる。すなわち、歩行補助器具41は下肢障害者の簡易自転車のような役割をも果たすことができ、歩行障害者の外出時における歩行速度の面の制約が軽減される。
一方、歩行補助器具41において、フリーホイール28a,28bに取り付けられるレバー29を1本化することも可能である。図9は、歩行補助器具41においてレバー29を1本化した変形例の構成を示す説明図である。ここでは、レバー29は下方が二股形状となっており、その先端部はそれぞれフリーホイール28a,28bに固定されている。レバー29の上方は1本の棒状に形成されており、車輪2の直上、すなわち、歩行補助器具41の中央に配置される。
なお、歩行補助器具41をベースに健常者用の自転車を構成することも可能である。図10はこのような自転車45の構成を示す説明図である。自転車45は両手両足が健常な状態の使用者を想定しており、歩行補助器具41とは異なり足置き台19や安全バンド16は設けられていない。その他の構成は歩行補助器具41と同様である。使用方法もまた歩行補助器具41と同様であり、使用者はシート12に着材してレバー29を前後に操作することにより、車輪2が回転する。これにより、通常歩行よりも小走り程度の速度での移動が可能となる一方、軽量かつ小回りのきく構成が実現でき、一輪車や通常の2輪自転車とは違った楽しみが得られる。なお、図5,6のような増速機構33を設けると移動速度が大きくなり、よりスピード感のある楽しみ方が可能となる。
図11は本発明の実施例3である歩行補助器具の正面図、図12は図11の歩行補助器具の右側面図、図13はその下部の平面図である。図11〜13に示すように、当該歩行補助器具51では、車輪2に加えて複数個のキャスター(補助輪)52が設けられている。ここでは、フォーク3の下端には金属パイプにて屈曲形成されたフットパイプ53が取り付けられている。フットパイプ53は、図13に示すように、平面視が略S字型に形成されており、その下面側にキャスター52a〜52cが取り付けられている。また、フットパイプ53の側面にはサイドパイプ54が固定されれており、その先端にはキャスター52d,52eが取り付けられている。
このように、歩行補助器具51では、車輪2の周囲にキャスター52が配置されていることから、側方への転倒が防止され、器具を容易かつ安全に使用することができる。特に、左半身麻痺など使用者の障害程度が大きい場合でも、使用者はシート12に着座した状態で自立可能であり、安全性に優れ、使用者の安心感が確保される。なお、さらに後方への転倒安全性を考慮して、図8のように、サークルパイプ43と補助輪42を取り付けても良い。その際、補助輪42の接地面を他のキャスター52よりも高くし、段差を乗り越えやすいように設定することもできる。
フットパイプ53の後方側にはブリッジパイプ55が取り付けられている。ブリッジパイプ55の上面にはさらに背もたれパイプ56が固定されている。背もたれパイプ56は1本の金属パイプからなる支柱部56aと、支柱部56aの上端に取り付けられたU字状の背面部56bとから構成されている。支柱部56aとフォーク3の支柱部8との間にはサポートパイプ57が取り付けられている。背面部56bの2本のパイプの間には布状の背もたれ58が取り付けられている。図14は、背もたれ58の構成を示す説明図である。図14に示すように、背もたれ58の正面から見て中央やや左側には、矯正バンド59が設けられている。
ここで、例えば、左半身麻痺の歩行障害者は、起立状態では右側に体を傾け重心も右側に移動させた状態となる。この状態で安全バンド16を装着すると、体が右側に傾きつつ歩行補助器具を使用することになり、レバー29の操作が窮屈になりやや使用しづらい。これに対し、当該歩行補助器具51では、背もたれ58に矯正バンド59が設けられており、これによって使用者が中央に保持されその重心位置も矯正される。すなわち、背もたれ58と安全バンド16及び矯正バンド59によって、体幹を固定すると共に体が右側に傾くのが防止される。このため、体が傾くことなく歩行補助器具51を使用することができ、使用者の安全性や操作性の向上が図られる。なお、背もたれ58に寄りかかることにより使用者が休息を取ることも可能である。
なお、歩行補助器具51のフットパイプ53は、略S字型のみならず略M字型などに形成しても良い。その場合、フットパイプ53は左右対称形状に形成され、サイドパイプ54が省かれると共に、キャスター52d,52eが図13におけるキャスター52b,52cと同様の位置に取り付けられる。また、足置き台19をフットパイプ53の外周部53aに設けて良い。この際、足置き台19を板状に形成し、外周部53aと蝶番にて取り付け、通常は立てた状態とし必要に応じて倒して使用するようにしても良い。
図15は本発明の実施例4である歩行補助器具の斜視図である。図15に示すように、当該歩行補助器具61では、車輪2(主輪)の両側に車輪2と同径の補助輪62a,62bが配置されている。ここでは、フットパイプ53が略M字型に形成され、その前方と後方のそれぞれにキャスター52a〜52dが取り付けられている。キャスター52aはフットパイプ53の最前部の前方側屈曲部63に、キャスター52b,52cは後方側の後方側屈曲部64にそれぞれ固定されている。フットパイプ53の後方側にはブリッジパイプ55が取り付けられており、キャスター52dはブリッジパイプ55の中央に固定されている。
フットパイプ53には、車輪2の車軸6の他に、補助輪62a,62bの車軸65a,65bが取り付けられいる。車軸65a,65bは車軸6よりも後方側に取り付けられており、平面視では、車軸6を頂点とした三角形を為すように車軸65a,65bが配置されている。このように、車輪2と補助輪62a,62bを三角形配置とすることにより、歩行補助器具61はそれ自体で自立し、安定した走行が可能となる。
車軸65a,65bにはそれぞれ、フリーホイール28a,28bが取り付けられている。各フリーホイール28a,28bには、実施例1と同様にレバー29が取り付けられている。また、レバー29の上端部にはグリップ31とブレーキレバー32が取り付けられている。ブレーキレバー32は、左右の何れを操作してもブレーキ24を作動することができるようになっている。
ブリッジパイプ55の上面にはさらに背もたれパイプ56が固定されている。背もたれパイプ56の支柱部56aとフォーク3の支柱部8との間にはサポートパイプ57が取り付けられている。また、支柱部56aの上端とフットパイプ53の外周部53aとの間にもサポートパイプ66が取り付けられている。背面部56bの2本のパイプの間には布状の背もたれ58が取り付けられると共に、各パイプには安全バンド16が取り付けられている。なお、背もたれ58に矯正バンド59を設けても良い。
このような歩行補助器具61は安定性が高いため、歩行障害者が車椅子の代わりに使用することができる。歩行障害者はシート12に着座してレバー29を操作することにより、車椅子に比して速い速度で楽に移動できる。この際、使用者は車椅子よりも高い位置で歩行補助器具61に着座しており、立った状態の一般人と近い目線位置で行動することが可能となる。すなわち、車椅子から見上げる姿勢ではなく、ほぼ同じ高さで健常者と向き合うことができるようになる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例は左足に関する歩行障害者の使用を想定したものであるが、右足の不自由な使用者にも左右勝手違いの構成を採用することにより対応可能である。また、歩行障害が左右の何れでも対応できるようにしたり、足置き台等を両方に着脱可能に設けるようにしても良い。さらに、使用者の周囲を囲むように、サポートパイプ66を背もたれパイプ56からフットパイプ53の上方に、フットパイプ53に沿って又は円弧状に引き回しても良い。この場合、サポートパイプ66は、フットパイプ53の前端部上方にて下方に曲がり、フットパイプ53の前端部と接続される。このようにサポートパイプ66を使用者の周囲に配することにより、側方衝突から使用者を保護することができる。
加えて、下肢障害の程度と上肢障害の有無により、背もたれや矯正バンド,サークルパイプなどの装備の有無は適宜選択可能であり、例えば、実施例1の歩行補助器具1にサークルパイプ43と補助輪42を設けても良い。なお、車種の選択も下肢障害の程度と上肢障害の有無により適宜行われる。
本発明の実施例1である歩行補助器具の正面図である。 図1の歩行補助器具の右側面図である。 レバーの変形例を示す説明図である。 レバーの他の変形例を示す説明図である。 歩行補助器具に増速機構を設けた場合の構成を示す説明図である。 図5の増速機構の右側面図である。 本発明の実施例2である歩行補助器具の正面図である。 図7の歩行補助器具の右側面図である。 図7の歩行補助器具においてレバーを1本化した変形例の構成を示す説明図である。 図7の歩行補助器具をベースとした自転車の構成を示す説明図である。 本発明の実施例3である歩行補助器具の正面図である。 図11の歩行補助器具の右側面図である。 図11の歩行補助器具の下部の平面図である。 背もたれの構成を示す説明図である。 本発明の実施例4である歩行補助器具の斜視図である。
符号の説明
1 歩行補助器具
2 車輪
3 フォーク
4 リム
5 タイヤ
6 車軸
7 スポーク
8 支柱部
9 アーム部
9a アーム
9b アーム
11 スコヤ
12 シート
13 調整孔
14 ピン孔
15 シートピン
16 安全バンド
17 バンド
17a,17b 両端部
18 バンド
18a,18b 両端部
19 足置き台
21 支持棒
22 フットレスト
23 保持バンド
24 ブレーキ
24a,24b ブレーキアーム
25 支点ピン
26 ブレーキゴム
27 ブレーキワイヤ
28 フリーホイール(クラッチ手段)
28a,28b フリーホイール
29 レバー(操作桿)
29a,29b レバー
31 グリップ
31a ゴムカバー部
31b グリップボール
32 ブレーキレバー
33 増速機構
34 小歯車
35 大歯車
36 支持軸
41 歩行補助器具
42 補助輪
43 サークルパイプ
45 自転車
51 歩行補助器具
52 キャスター
52a〜52e キャスター
53 フットパイプ
53a 外周部
54 サイドパイプ
55 ブリッジパイプ
56 背もたれパイプ
56a 支柱部
56b 背面部
57 サポートパイプ
58 背もたれ
59 矯正バンド
61 歩行補助器具
62a,62b 補助輪
63 前方側屈曲部
64 後方側屈曲部
65a,65b 車軸
66 サポートパイプ
A 起立位置
B 傾動位置

Claims (21)

  1. 管状の支柱部と、前記支柱部から二股状に突出形成されたアーム部とからなるフォークと、
    前記支柱部の上端に上下移動可能に取り付けられたシートと、
    前記アーム部に回転自在に取り付けられた車輪と、
    前記車輪の車軸に接続され、一方向の回転が付与された場合にその回転を前記車軸に伝達し、他方向の回転が付与された場合には前記車軸に対し空転するクラッチ手段と、
    前記クラッチ手段に接続され、一の方向の操作により前記クラッチ手段を介して前記車輪を回転させ、他の方向の操作の際には前記クラッチ手段が空転する操作桿とを有してなることを特徴とする歩行補助器具。
  2. 請求項1記載の歩行補助器具において、前記フォークに足置き台を設けたことを特徴とする歩行補助器具。
  3. 請求項1または2記載の歩行補助器具において、当該歩行補助器具の使用者を前記シートに固定する安全バンドを前記シートに着脱可能に設けたことを特徴とする歩行補助器具。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の歩行補助器具において、前記車輪の回転を制御するブレーキを前記フォークに取り付けると共に、前記ブレーキを操作するブレーキレバーを前記操作桿に設けたことを特徴とする歩行補助器具。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の歩行補助器具において、前記支柱部の上端に上下移動可能なスコヤを取り付け、前記スコヤ上端に前記シートを取り付けることを特徴とする歩行補助器具。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の歩行補助器具において、前記クラッチ手段を前記車輪の両側にそれぞれ設けたことを特徴とする歩行補助器具。
  7. 請求項6記載の歩行補助器具において、前記クラッチ手段のそれぞれに前記操作桿を個別に設けたことを特徴とする歩行補助器具。
  8. 請求項6記載の歩行補助器具において、前記操作桿の下部を二股状に形成し、前記二股状の下部の各部を前記各クラッチ手段とそれぞれ接続させることを特徴とする歩行補助器具。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の歩行補助器具において、前記操作桿と前記車軸との間に増速機構を設けたことを特徴とする歩行補助器具。
  10. 請求項9記載の歩行補助器具において、前記増速機構は、前記車軸に取り付けられた小歯車と、前記小歯車と噛合し前記クラッチ手段に取り付けられた大歯車とを有することを特徴とする歩行補助器具。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載の歩行補助器具において、前記車輪の後方側に、前記フォークに取り付けられたサークルパイプにて支持された補助輪を設けたことを特徴とする歩行補助器具。
  12. 請求項1〜11の何れか1項に記載の歩行補助器具において、前記歩行補助器具は、前記アーム部の下端が固定され、前後と側方にそれぞれ補助輪を備えるフットパイプをさらに有することを特徴とする歩行補助器具。
  13. 請求項12記載の歩行補助器具において、前記フットパイプに取り付けられ上方に延びる背もたれパイプと、前記背もたれパイプに取り付けられた布状の背もたれを有することを特徴とする歩行補助器具。
  14. 請求項13記載の歩行補助器具において、前記背もたれは、当該歩行補助器具の使用者の重心位置を矯正する矯正バンドを有することを特徴とする歩行補助器具。
  15. 管状の支柱部と、前記支柱部から二股状に突出形成されたアーム部とからなるフォークと、
    前記支柱部の上端に上下移動可能に取り付けられたシートと、
    前記アーム部に回転自在に取り付けられた主輪と、
    前記主輪の両側にそれぞれ配置された補助輪と、
    前記補助輪の車軸に接続され、一方向の回転が付与された場合にその回転を前記車軸に伝達し、他方向の回転が付与された場合には前記車軸に対し空転するクラッチ手段と、
    前記クラッチ手段に接続され、一の方向の操作により前記クラッチ手段を介して前記車輪を回転させ、他の方向の操作の際には前記クラッチ手段が空転する操作桿とを有してなることを特徴とする歩行補助器具。
  16. 請求項15記載の歩行補助器具において、前記主輪と前記補助輪が前後にずれた位置に配置されることを特徴とする歩行補助器具。
  17. 請求項15又は16記載の歩行補助器具において、前記歩行補助器具は、前記アーム部の下端が固定され、前後に補助輪が取り付けられたフットパイプをさらに有することを特徴とする歩行補助器具。
  18. 請求項17記載の歩行補助器具において、前記主輪及び前記補助輪の車軸は前記フットパイプに固定されることを特徴とする歩行補助器具。
  19. 請求項15〜18の何れか1項に記載の歩行補助器具において、前記フットパイプに取り付けられ上方に延びる背もたれパイプと、前記背もたれパイプに取り付けられた布状の背もたれを有することを特徴とする歩行補助器具。
  20. 請求項19記載の歩行補助器具において、前記背もたれパイプに当該歩行補助器具の使用者を前記シートに固定する安全バンドを設けたことを特徴とする歩行補助器具。
  21. 管状の支柱部と、前記支柱部から二股状に突出形成されたアーム部とからなるフォークと、
    前記支柱部の上端に上下移動可能に取り付けられたシートと、
    前記アーム部に回転自在に取り付けられた車輪と、
    前記車輪の車軸に接続され、前記車軸に対し一方向の回転が付与された場合にその回転を前記車軸に伝達し、他方向の回転が付与された場合には前記車軸に対し空転するクラッチ手段と、
    前記クラッチ手段に接続され、一の方向の操作により前記クラッチ手段を介して前記車輪を回転させ、他の方向の操作の際には前記クラッチ手段が空転する操作桿とを有してなることを特徴とする自転車。
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