JP2001281810A - レンズ付きフィルムユニットの製造方法 - Google Patents

レンズ付きフィルムユニットの製造方法

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JP2001281810A
JP2001281810A JP2000101536A JP2000101536A JP2001281810A JP 2001281810 A JP2001281810 A JP 2001281810A JP 2000101536 A JP2000101536 A JP 2000101536A JP 2000101536 A JP2000101536 A JP 2000101536A JP 2001281810 A JP2001281810 A JP 2001281810A
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lens
manufacturing
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Takao Hosaka
隆男 保坂
Masami Fujita
雅己 藤田
Hiroyuki Kobayashi
宏至 木林
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、デートデータの正確性を期したデ
ートユニットを組み込んだレンズ付きフィルムユニット
を製造できる製造方法を提供する。 【解決手段】 デートユニット61を作動状態とする電
源投入工程と、デートユニット61の表示部に表示させ
るデータとして、判定用データをデートユニット61に
入力する判定用データ入力工程と、表示部の表示を確認
し、表示部の表示が正確に行われているかどうかを判定
する表示判定工程と、表示判定工程で良品と判定された
デートユニット61に、設定データを入力する設定デー
タ入力工程と、前記表示部の表示を確認し、設定データ
入力工程で入力されたデータに基づき、表示部の表示が
正常に行われているかどうかを画像センサ76、デート
検知表示部77を用いて判定する設定表示判定工程と、
前記設定表示判定工程で、良品と判定されたデートユニ
ットをシャッタ装置が取り付けられているユニット本体
に対して位置決めして取り付ける取付工程とを備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムが予め装
填されるレンズ付きフィルムユニットの製造方法に係
り、特に年月日等のデートデータをフィルムに写し込む
デートユニットの組み込み工程を含むレンズ付きフィル
ムユニットの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より簡易に写真を撮りたい場合に便
利なレンズ付きフィルムユニットが普及している。この
レンズ付きフィルムユニットは、撮影レンズやシャッタ
装置を有し、予めフィルムがレンズ付きフィルムユニッ
ト本体内に装填されてなるものである。また、ストロボ
装置を搭載したレンズ付きフィルムユニットも実用に供
されている。
【0003】このようなレンズ付きフィルムユニットの
製造方法においては、最近、フィルム巻き上げ機構、シ
ャッタ装置、ストロボ装置等に加えて、年月日等のデー
トデータを被写体像とともにフィルム面に写し込むため
のデートユニットが組み込まれることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】デートユニットは、年
月日等のデートデータを表示する液晶を用いたデート表
示部、このデート表示部にデートデータを表示させるカ
レンダ機能付きのデート回路、デート回路用電池を有し
ており、デート表示部に表示させるデートデータの正確
性が要請される。
【0005】レンズ付きフィルムユニットの製造工程中
にデートユニットの周辺で静電気が帯電してしまうと、
帯電した静電気が放電した際に発生する際に生じるノイ
ズによりデート回路が誤作動し、デート表示部にレンズ
付きフィルムユニットの出荷時に合わせて設定表示させ
る年月日等のデートデータが誤表示状態となってしまう
という不都合が生じる。
【0006】そこで、本発明は、デート表示部に表示さ
せるデートデータの正確性を期したデートユニットを組
み込んだレンズ付きフィルムユニットを効率よくを製造
することができる製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、デートユニットを内蔵した
レンズ付フィルムユニットの製造方法において、シャッ
タ装置が取り付けられているユニット本体に対してスト
ロボユニットを位置決めして取り付ける工程と、ユニッ
ト本体に対し、デートユニットを位置決めして取り付け
る工程と、ユニット本体前方から光が当たる状態で前記
シャッタ装置のシャッタ羽根を解放させて、前記デート
ユニットの表示部の表示状態を確認する表示確認工程と
を備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のレ
ンズ付きフィルムユニットの製造方法において、前記表
示確認工程は、前記ストロボユニットとデートユニット
を取り付けたユニット本体前面に前カバーを取り付けた
後に行われることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載のレ
ンズ付きフィルムユニットの製造方法において、前記表
示確認工程は、前記ストロボユニットとデートユニット
を取り付けたユニット本体前面に前カバーを取り付ける
前に行われることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載のレンズ付きフィルムユニットの製造方
法において、前記表示確認工程は、前記ユニット本体の
露光枠近傍に位置させた撮像手段により、前記デートユ
ニットの表示部を確認し、その撮像情報を基準情報と比
較することにより行われることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載のレンズ付きフィルムユニットの製造方
法において、前記表示確認工程は、シャッタ装置のシャ
ッタ検査と同時に行われることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項6記載の発明は、デートユニットを
内蔵したレンズ付きフィルムユニットの製造方法におい
て、デートユニットを作動状態とする電源投入工程と、
デートユニットの表示部に表示させるデータとして、表
示部を構成するセグメント全てを表示状態とする判定用
データをデートユニットに入力する判定用データ入力工
程と、前記表示部の表示を確認し、表示部の表示が正確
に行われているかどうかを判定する表示判定工程と、表
示判定工程で良品と判定されたデートユニットに、設定
データを入力する設定データ入力工程と、前記表示部の
表示を確認し、前記設定データ入力工程で入力されたデ
ータに基づき、表示部の表示が正常に行われているかど
うかを判定する設定表示判定工程と、前記設定表示判定
工程で、良品と判定されたデートユニットをシャッタ装
置が取り付けられているユニット本体に対して位置決め
して取り付ける取付工程とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6記載のレ
ンズ付きフィルムユニットの製造方法において、前記取
付工程の後に、ユニット本体前から光が当たる状態で前
記シャッタ装置のシャッタ羽根を解放させて、前記デー
トユニットの表示部の表示状態を確認する第2表示確認
工程を有することを特徴とするものである。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項6記載のレ
ンズ付きフィルムユニットの製造方法において、前記設
定データは、年月日時分データであり、設定時の年月日
時分とは異なる年月日時分であることを特徴とするもの
である。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項6記載のレ
ンズ付きフィルムユニットの製造方法において、前記取
付工程において、前記デートユニットを保持する保持手
段は、接地されていることを特徴とするものである。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項6記載の
レンズ付きフィルムユニットの製造方法において、前記
表示判定工程で、良品と判定されたデートユニットは、
導電性保持部材に保持されていることを特徴とするもの
である。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項6記載の
レンズ付きフィルムユニットの製造方法において、前記
取付工程でデートユニットを取り付けられたユニット本
体は、導電性ベルトにより搬送されることを特徴とする
ものである。
【0018】請求項12記載の発明は、デートユニット
を内蔵したレンズ付きフィルムユニットの製造方法にお
いて、デートユニットを作動状態とする電源投入工程
と、デートユニットに設けた検査用端子に、検査装置の
検査部材を電気的に接続し、デートユニットのデート回
路が正常に動作しているかを検査する検査工程と、前記
検査工程で、良品と判定されたデートユニットをシャッ
タ装置が取り付けけられているユニット本体に対して位
置決めして取り付ける取付工程とを備えたことを特徴と
するものである。
【0019】請求項13記載の発明は、デートユニット
を内蔵したレンズ付きフィルムユニットの製造方法にお
いて、デートユニットを作動状態とする電源投入工程
と、デートユニットに設けた検査用端子に、検査装置の
検査部材を電気的に接続し、デートユニットのデート回
路が正常に動作しているかを検査する検査工程と、前記
検査工程で良品と判定されたデートユニットに設定デー
タを入力する設定データ入力工程と、前記デートユニッ
トの表示部の表示を確認し、前記設定データ入力工程で
入力されたデータに基づき、表示部の表示が正常に行わ
れているかどうかを判定する設定表示判定工程と、前記
設定表示判定工程で良品と判定されたデートユニットを
シャッタ装置が取り付けけられているユニット本体に対
して位置決めして取り付ける取付工程とを備えたことを
特徴とするものである。
【0020】請求項14記載の発明は、デートユニット
を内蔵したレンズ付きフィルムユニットの製造方法にお
いて、デートユニットを作動状態とする電源投入工程
と、前カバーに設けた穴を介してデートユニットに設け
た端子に、データ入力装置のピンを電気的に接続し、デ
ートユニットに設定データを入力する設定データ入力工
程と、前記デートユニットの表示部の表示を確認し、前
記設定データ入力工程で入力されたデータに基づき、表
示部の表示が正常に行われているかどうかを確認する設
定表示判定工程とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項15記載の発明は、デートユニット
を内蔵したレンズ付きフィルムユニットの製造方法にお
いて、デートユニットを作動状態とする電源投入工程
と、前カバーに設けた穴を介してデートユニットに設け
た端子に、データ検査装置のピンを電気的に接続し、デ
ートユニットに表示させるデータとして、表示部を構成
するセグメント全てを表示状態とする判定用データを入
力する判定用データ入力工程と、前記デートユニットの
表示部の表示を確認し、表示部の表示が正常に行われて
いるかとうかを判定する表示判定工程と、前カバーに設
けた穴を介してデートユニットに設けた端子に、データ
入力装置のピンを電気的に接続し、デートユニットに設
定データを入力する設定データ入力工程と、前記デート
ユニットの表示部の表示を確認し、前記設定データ入力
工程で入力されたデータに基づき、表示部の表示が正常
に行われているかどうかを確認する設定表示判定工程と
を備えたことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1に係るレ
ンズ付きフィルムユニットの構成を示す分解斜視図、図
2は同レンズ付きフィルムユニットを下面側から見た横
断面図、図3は同レンズ付きフィルムユニットの縦断面
図、図4は同レンズ付きフィルムユニットを構成するユ
ニット本体を撮影レンズ等を外した状態で示す正面図、
図5は同レンズ付きフィルムユニットのデートユニット
を利用したデート写し込み光学系を示す図、図6は同レ
ンズ付きフィルムユニットを構成するシャッタユニッ
ト、デートユニット等の斜視図、図7は同レンズ付きフ
ィルムユニットを構成するレリーズ機構、シャッタチャ
ージ機構及びフィルムカウンタ機構の要部の構成を示す
平面図、図8は同レリーズ機構及びシャッタチャージ機
構の要部の構成を示す平面図、図9は同レンズ付きフィ
ルムユニットのデートユニットの表示確認工程を実施す
る構成を示す概略説明図、図10はデートユニットのデ
ート表示部を示す部分拡大図、図11は同レンズ付きフ
ィルムユニットの製造方法を説明するためのフローチャ
ートである。
【0023】図1乃至図3に示すように、この実施の形
態1に係るレンズ付きフィルムユニット1は、内部に未
露光のフィルム2を予め組み込み各種撮影機構を搭載し
たユニット本体3と、ユニット本体3を前方から被覆す
る前カバー4と、ユニット本体3を後方から被覆する後
カバー5とを有している。
【0024】ユニット本体3は、本体基部3Aと、シャ
ッタユニット(シャッタ機構)6と、ストロボユニット
(ストロボ装置)7と、レリーズ機構8と、シャッタチ
ャージ機構9と、フィルム巻上機構11と、フィルムカ
ウンタ機構12とを有している。
【0025】ユニット本体3に組み込まれるフィルム2
は、製造時にパトローネ13から引き出されて未露光の
まま一旦スプール14に巻き取られ、所定の開口を有し
枠状に形成された撮影枠15を挟んでパトローネ13が
配置されるパトローネ室16と反対側に設けられたフィ
ルムロール室17に巻装されている。
【0026】写真撮影時には、フィルム2は1駒の撮影
が終了する度にパトローネ13に巻き込まれる。そして
所定の駒数の撮影が終了した段階でフィルム2の全てが
パトローネ室16内のパトローネ13に収納されること
となる。
【0027】シャッタユニット6は、比較的明るいF値
を有する2枚構成の撮影レンズ18a,18bと、厚さ
略0.4mmの程度金属板から形成され、開閉動作を行
うシャッタ羽根21と、フィルム面に結像する被写体像
を透過させる開口22aが中央に穿設されたシャッタ地
板22とを有している。
【0028】撮影レンズ18a,18bは、撮影レンズ
保持枠28に挿入され、レンズ押え29が撮影レンズ保
持枠28に係合することによって保持されている。
【0029】シャッタ羽根21は、シャッタ地板22に
立設された回動軸22bに嵌合し、回動する。
【0030】シャッタ羽根21の先端には二股部21b
が設けられ、シャッタレバー23の先端のシャッタ駆動
ピン23aが係合し、シャッタレリーズの際には、後述
するように、チャージレバー33に設けられた三角形状
の蹴飛し部33aが、シャッタレバー23の立上り部2
3bをたたき、ここでシャッタレバー23は急速にシャ
ッタばね(不図示)の引張力に抗して時計方向に回転し
た後、シャッタばねの引張力により反時計方向に回転す
ることによって、開口22aに対して撮影レンズ18
a,18bからの光束を開閉するようになっている(図
7及び図8参照)。
【0031】前記ストロボユニット7は、操作部材25
を手動操作することにより、オン状態又はオフ状態とさ
れる。操作部材25は、ストロボユニット7の上に重ね
られ、さらに前カバー4を装着することによって、スト
ロボユニット7と共に保持され、左右方向に自在に摺動
することができる。
【0032】ストロボユニット7のプリント基板26に
はストロボ回路の電源をオンとし、ストロボ回路を作動
状態とするメインスイッチ27が配置されている。メイ
ンスイッチ27は、導電性を有する金属板から形成さ
れ、先端に二股部を有している。そして、図2に示すよ
うに操作部材25の裏面に設けたリブ25bによって、
メインスイッチ27を押圧することによって、メインス
イッチ27の先端の二股部がプリント基板26に設けた
2つの導電性パターンに接触し、電池(電源)30から
電力が供給されてストロボ回路がオン状態となる。
【0033】すなわち、操作部材25を図4に示すよう
に左方に摺動させたときはメインスイッチ27がオフと
なり、操作部材25を逆に右方に摺動させたときはメイ
ンスイッチ27がオンとなる。
【0034】図1、図4、図5、図7及び図8に示すよ
うに、レリーズ機構8及びシャッタチャージ機構9は、
シャッタレリーズ板31と、カムが2段状に形成された
規制部材32と、チャージレバー軸に回動可能に嵌合し
ているチャージレバー33及びカムストッパ34と巻上
げストッパ35とを有している。
【0035】シャッタレリーズ板31は、後述するカウ
ンタ部材41の上方に重ねられて配置され、レリーズ時
に押される被押圧部311と、フィルムカウンタ窓31
2と、被押圧部311の裏面側に突設され被押圧部31
1の押下によって巻上げストッパ35に当って作動させ
るレリーズピン(不図示)とを有している。
【0036】規制部材32は、カムストッパ34の突出
部34aと嵌合する溝部321aを有するカム321
と、溝部321aの反対側下部に配置されカム321と
同径の扇型カム322と、上部に配置され指数板歯車4
12の歯部と噛み合うV溝が設けられた一歯ギア323
とを有し、巻上げノブ36の回転とともにフィルム2を
介して回転するスプロケット歯車(図示略)と同軸とさ
れている。
【0037】チャージレバー33は、チャージレバーば
ね37によって反時計周り方向に付勢されている。
【0038】カムストッパ34は、チャージレバーばね
37によってチャージレバー33に対して時計周り方向
に回転するように付勢されている。
【0039】また、チャージ完了時にはカムストッパ3
4の突出部34aは規制部材32の溝部321aと嵌合
する。
【0040】巻上げストッパ35は、巻上完了状態では
先端のV字突起部35aが巻上げストッパばね38の時
計周り方向に付勢するばね力によって、巻上げノブ36
のラチェット歯車36aの歯溝に飛び込んで、巻上げノ
ブ36の反時計周り方向の巻上回転を阻止する。
【0041】レリーズ時には被押圧部311の押下によ
ってレリーズピンの先端が巻上げストッパ35に当って
巻上げストッパばね38のばね力に抗して巻上げストッ
パ35が反時計周り方向に回転してチャージレバー33
の腕部のエッジが外れ、チャージレバー33及びカムス
トッパ34がチャージレバーばね37のばね力によって
反時計周り方向に回転し、チャージレバー33に設けら
れた三角形状の蹴飛し部33aが、シャッタレバー23
の立上り部23bをたたき、シャッタ羽根21を駆動す
る。この回転により、規制部材32の溝部321aから
カムストッパ34の突出部34aが外れる。
【0042】フィルムカウンタ機構12は、フィルム2
の巻上げに連動して回転しフィルム2の撮影可能駒数を
指示するカウンタ部材41を有している。
【0043】カウンタ部材41は、図4に示すように、
表面に撮影枚数に対応する文字が表示される円板状の指
数板411と、外周に歯部が形成された指数板歯車41
2と、軸部413と突起部414とが一体的に成形され
て構成されている。
【0044】カウンタ部材41は、巻上げ時に回転する
規制部材32の一歯ギア323のV字溝と指数板歯車4
12の歯部とが噛み合うことによって1駒分回転するよ
うになっている。
【0045】さらに実施の形態1のレンズ付きフィルム
ユニットは、前記フィルム2に対して年月日からなるデ
ートデータを写し込むデート写し込機構を備えている。
即ち、図2、図3、図5、図6に示すように、デート写
し込機構は、前カバー4を貫通する状態で取り付けた光
透過性を有する集光部材51と、撮影レンズ保持枠28
に図6に示すように着脱可能に取り付けた液晶を用い、
年月日のデートデータを表示するデート表示部62を有
するデートユニット61と、撮影枠15の隅部にシャッ
タ地板に設けたレンズ保持部材53を介して取り付けた
デート用結像レンズ52とにより、前記デート表示部6
2の表示データをフィルム2の所定の位置に写し込むデ
ート写し込み用の光学系を形成している。
【0046】デートユニット61は、図6に示すよう
に、端縁部に動作確認用及びデートデータ入力用の検査
用端子61a、61b、61cを備えている。
【0047】また、デートユニット61は、内部にデー
ト用電池63を図中前面側から挿入し得るようになって
いるとともに、デート表示部62にデートデータを表示
させるためのカレンダー機能付きのデート回路65を備
えている。尚、61fは製造年月表示欄である。
【0048】前記集光部材51の内側端面はデート表示
部62に接触又は近接するようにしている。
【0049】また、前記シャッタ地板22、撮影レンズ
保持枠28には、前記デート表示部62に対応する位置
に開口22c、28cが設けられ、前記デート表示部6
2とデート用結像レンズ52との間の光路を確保してい
る。
【0050】そして、前記シャッタ羽根21と一体にデ
ート用羽根部21cを突出させ、シャッタ羽根21の開
閉動作に連動してデート用羽根部21cにより前記デー
ト表示部62とデート用結像レンズ52の間の光路を解
放又は遮蔽するようになっている。
【0051】前記撮影レンズ保持枠28には、図6に示
すように、前記開口28cを挟んで上下配置に一対の位
置決め突部28d、28eが設けられ、また、デートユ
ニット61には、前記位置決め突部28d、28eに対
応する配置で位置決め溝61d、位置決め穴61eが設
けられている。
【0052】そして、デートユニット61の位置決め溝
61dを前記位置決め突部28dに係合させ、位置決め
穴61eを前記位置決め突部28eに嵌め込むことで、
デートユニット61を撮影レンズ保持枠28に位置決め
しつつ取り付け、この状態でデート表示部62を前記開
口28cに臨ませるようになっている。
【0053】次に、このレンズ付きフィルムユニット1
の製造方法についてデートユニット61の組み込み工程
を主にして説明する。
【0054】図11に示すように、まず、デートユニッ
ト61内に電源であるデート用電池63を投入し(電源
投入)て、デートユニット61を作動状態とし、図示し
ていないが、静電気の帯電を防止するため導電性保持部
材により保持しつつ、図6に示す端子61a、61b、
61cに検査装置80の検査部材であるピン81、8
2、83を当てて前記デート回路65の動作良否の作動
確認をデータ入力検査装置80にて実行する。
【0055】次に、データ入力検査装置80のピン8
1、82、83を端子61a、61b、61cに当てた
状態で、チェックデータとして前記デート表示部62を
構成するセグメント全てを表示状態(透過状態)とする
判定用データ(例えば7セグメント構成の88 88
88のデータ)を入力し、デート表示部62の文字化け
検査を行って、デート表示部62の表示が正確に行われ
ているかどうかを判定(良否判断)する。
【0056】次に、良品と判断されたデートユニット6
1に対して、再びデータ入力検査装置80のピン81、
82、83を前記端子61a、61b、61cに当てた
状態で、設定データである例えば西暦2000年4月1
日を意味する「00.4.1」の数字データを入力す
る。この数字データは、端子61cから前記デート回路
65に送られ、これにより、デート表示部62には図1
0(B)に示すような00.4.1が表示される。
【0057】この場合、設定データとしては、レンズ付
きフィルムユニットの仕向国(輸出国)のデートを考慮
し、製造地におけるデータ入力時の年月日を表す上述し
た数字データとは異なる年月日のデートを入力すること
で、各仕向国向けのレンズ付きフィルムユニットとする
ことができる。
【0058】次に、デート表示部62の表示データの確
認を作業者の視認作業にて行い、良品と判断されたデー
トユニット61を静電気発生を抑えるため図示しない導
電トレーに保管する。
【0059】次に、前記ユニット本体3に、フィルム巻
き上げ機構11、シャッタユニット6、フイルムカウン
タ機構12、レリーズ機構8、シャッタチャージ機構9
等を取り付け、さらに、ストロボユニット7を取り付け
る。
【0060】次に、図示しない導電トレーに保管してい
たデートユニット61を図示していないが、静電気の帯
電を防止するため接地されている保持部材により保持し
つつユニット本体3に取り付ける。
【0061】即ち、図6に示すように、デートユニット
61の位置決め溝61dを前記位置決め突部28dに係
合させ、位置決め穴61eを前記位置決め突部28eに
嵌め込むことで、デートユニット61を撮影レンズ保持
枠28に位置決めしつつ取り付ける。
【0062】次に、デートユニット61が取り付けられ
たユニット本体3を静電気の帯電を防止するため導電性
ベルトにより搬送して次工程に移動し、前記ユニット本
体3に対して、前カバー4を取り付ける工程を行う。
【0063】次に、図9に示す機能検査装置71を使用
して、シャッタユニット6のシャッタ羽根21の検査と
同時に前記デートユニット61のデート表示部62の表
示データ確認(良否判断を)を行う。
【0064】機能検査装置71は、ユニット本体3の前
方に撮影レンズ18a,18bに臨ませて配置される光
源(発光手段)72及びレンズ73と、ユニット本体3
の後方の前記撮影レンズ18a,18bの光軸Xの延長
に配置されるフォトダイオード等からなる光センサ(受
光手段)74及びシャッタ速度測定部75と、前記デー
ト用結像レンズ52に対峙させるCCD等を用いた撮像
手段である画像センサ76と、画像センサ76に接続し
たデート検知表示部77とを有している。
【0065】そして、前記シャッタユニット6のシャッ
タ羽根21を開閉動作させ、この時の前記光源52から
レンズ73、撮影レンズ18a,18bを経て光センサ
74にて受光し、その受光信号をシャッタ速度測定部7
5に送ってシャッタ羽根21のシャッタ速度を測定す
る。
【0066】同時に前記シャッタ羽根21の開閉ととも
に前記デート用羽根部21cが前記デート表示部62と
デート用結像レンズ52との間の光路を開閉するので、
デート用羽根部21cが開いた時の前記集光部材51の
光のデート表示部62への入射を利用し、デート表示部
62からの光束をデート用結像レンズ52を介して画像
センサ76に導き、前記デート検知表示部77にて画像
センサ76が検出する画像データを表示させて、前記デ
ート表示部62の表示データ確認(良否判断を)を行う
ものである。
【0067】この場合、例えば、デート表示部62の表
示データと基準情報(例えば7セグメントによる数字表
示データ)とを比較して表示データ確認する。
【0068】尚、画像センサ6からの画像データを画像
処理して基準データとの比較を自動的に行うようにして
もよい。
【0069】次に、ユニット本体3へのフィルム2の装
填、ストロボユニット7への電池30の装着、ユニット
本体3への後カバー5の取り付けを行う。
【0070】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、デートユニット61の作動確認、デート表示部6
2の表示機能の確認、デート表示部62に表示させる設
定データの前カバー4の取り付け前、取り付け後の2回
に亘る確認を行って、正確な年月日のデートデータが記
録できるデートユニット61を組み込んだレンズ付きフ
ィルムユニットを効率よく製造することができる製造方
法を提供することができる。
【0071】また、本実施の形態1によれば、製造工程
中において、デートユニット61に対する静電気の帯電
を確実に防止して、静電気に起因するデートユニット6
1におけるデート表示部62に誤作動を防止できる製造
方法を提供することができる。
【0072】(実施の形態2)図12は本発明の実施の
形態2によるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を
説明するためのフローチャートである。
【0073】本実施の形態2では、前記デートユニット
61まで組み込まれた前記ユニット本体3に対して、前
記デートユニット61のデート表示部62の表示データ
確認(良否判断)を行なった後、前カバー4を取り付け
るようにしたものである。
【0074】この場合、デート表示部62の表示データ
確認は、実施の形態1の場合と同様にしてシャッタユニ
ット6のシャッタ羽根21の検査と同時に行う他、前カ
バー4の取り付け前におけるデート表示部62の前カバ
ー側の部分を視認することによっても行うことができ
る。
【0075】デート表示部62の前カバー側の部分を視
認する場合、前記シャッタ羽根21及びデート用羽根部
21cを閉じたままの状態として行うので、デート用羽
根部21cとして光反射率の高い色を付したものがデー
ト表示部62の視認性を向上する上で好ましい。この他
の製造工程は、実施の形態1の場合と同様である。
【0076】本実施の形態2によっても、デートユニッ
ト61の作動確認、デート表示部62の表示機能の確
認、デート表示部62に表示させる設定データの前カバ
ー4を取り付ける前における2回に亘る確認を行って、
正確な年月日のデートデータが記録できるデートユニッ
ト61を組み込んだレンズ付きフィルムユニットを効率
よく製造することができる製造方法を提供することがで
きる。
【0077】(実施の形態3)図13は本発明の実施の
形態3によるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を
説明するためのフローチャートである。
【0078】本実施の形態3では、実施の形態1の製造
方法の工程中、設定データ入力工程後のデート表示部6
2の表示データ確認工程を省略したものであり、この他
の製造工程は、実施の形態1の場合と同様である。
【0079】本実施の形態3によっても、デートユニッ
ト61の作動確認、デート表示部62の表示機能の確
認、デート表示部62に表示させる設定データの前カバ
ー4取り付け後における確認を行って、実施の形態1の
場合よりも工程数を削減しつつ正確な年月日のデートデ
ータが記録できるデートユニット61を組み込んだレン
ズ付きフィルムユニットを効率よく製造することができ
る製造方法を提供することができる。
【0080】(実施の形態4)図14は本発明の実施の
形態4によるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を
説明するためのフローチャートである。
【0081】本実施の形態4では、上述した実施の形態
2の製造方法の工程と略同様であるが、実施の形態2の
製造方法の工程中、設定データ入力工程後のデート表示
部62の表示データ確認工程を省略したものであり、こ
の他の製造工程は、実施の形態2の場合と同様である。
【0082】本実施の形態4によっても、デートユニッ
ト61の作動確認、デート表示部62の表示機能の確
認、デート表示部62に表示させる設定データの前カバ
ー4の取り付け前における確認を行って、実施の形態2
の場合よりも工程数を削減しつつ正確な年月日のデート
データを記録できるデートユニット61を組み込んだレ
ンズ付きフィルムユニットを効率よく製造することがで
きる製造方法を提供することができる。
【0083】(実施の形態5)図15は本発明の実施の
形態5によるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を
説明するためのフローチャートである。
【0084】本実施の形態5では、上述した実施の形態
3の製造方法の工程と略同様であるが、実施の形態3の
製造方法の工程中、デート表示部62の文字化け検査後
の設定データ入力工程中及びデート表示部62の表示デ
ータ確認工程を省略し、設定データ入力工程を前カバー
4の取付後に前カバー4のデートユニット61の端子6
1a、61b、61cの前面に対応する部分に設けたピ
ン挿入用穴を介してピン81、82、83を挿入して行
うようにしたものである。この他の製造工程は、実施の
形態2の場合と同様である。
【0085】本実施の形態5によっても、デートユニッ
ト61の作動確認、デート表示部62の表示機能の確
認、デート表示部62に表示させる設定データの前カバ
ー4の取り付け後における確認を行って、実施の形態3
の場合よりも工程数を削減しつつ正確な年月日のデート
データを記録できるデートユニット61を組み込んだレ
ンズ付きフィルムユニットを効率よく製造することがで
きる製造方法を提供することができる。
【0086】(実施の形態6)図16は本発明の実施の
形態6によるレンズ付きフィルムユニットのリユース方
法を説明するためのフローチャートである。
【0087】本実施の形態6では、実施の形態1におい
てデートユニット61のユニット本体3への取り付け前
に行っていたチェックデータ入力、文字化け検査、設定
データ入力を、デートユニット61をユニット本体3に
取り付け、かつ、前カバー4をユニット本体3へ取り付
け後に行うようにしたものである。
【0088】具体的には、デート用電池63の投入後、
前記デートユニット61を導電トレーに保管し、シャッ
タユニット6、ストロボユニット7が取り付けられたユ
ニット本体3に、導電トレーに一時保管したデートユニ
ット61を取り付けて、前カバー4を取り付ける。
【0089】次に、前カバー4のデートユニット61の
端子61a、61b、61cの前面に対応する部分に設
けたピン挿入用穴を介してデータ入力検査装置80のピ
ン81、82、83を接続して、デート回路65の作動
確認を行い、次に、前述した実施の形態1の同様のチェ
ックデータを入力した後、前記シャッタ羽根21の開閉
とともにデート用羽根部21cを開き、前記機能検査装
置71でデート表示部62の文字化け検査を行い、次い
で良品と判断されたものについて再びデータ入力検査装
置80から前述した実施の形態1と同様設定データであ
る数値データの入力を行い、その後前記シャッタ羽根2
1の開閉とともにデート用羽根部21cを開き、前記機
能検査装置71でデート表示部62の表示データ確認
(良否判定)を行う。
【0090】次に、ユニット本体3へのフィルム2の装
填、ストロボユニット7へ電池30の装着、ユニット本
件3への後カバー5の取り付けを行い、前カバー4のピ
ン挿入用穴を化粧ラベルで覆う。
【0091】以上説明したように、本実施の形態6によ
れは、前記前カバー4をユニット本体3に取り付けて、
ユニット本体3に取り付けられたデートユニット61が
前カバー4で確実に保持された状態でチェックデータ入
力、文字化け検査、設定データ入力を行うようにしたの
で、検査時におけるユニット本体3の姿勢がレンズ光軸
が水平となる方向でも各検査を行うことが可能となり、
製造工程の自由度を増すことができる。
【0092】また、実施の形態6によっても、正確な年
月日のデートデータが記録できるデートユニット61を
組み込んだレンズ付きフィルムユニットを効率よく再生
することができる。
【0093】以上、本発明の実施の形態を詳述してきた
が、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものでは
ない。
【0094】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、デートデ
ータの正確性を期したデートユニットを組み込んだレン
ズ付きフィルムユニットを効率よくを製造することがで
きるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供する
ことができる。
【0095】請求項2記載の発明によれば、前カバー取
り付け後にデート表示部に表示させる設定データの表示
確認を行ってデートデータの正確性を期すことができる
レンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供すること
ができる。
【0096】請求項3記載の発明によれば、前カバー取
り付け前にデート表示部に表示させる設定データの表示
確認を行ってデートデータの正確性を期すことができる
レンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供すること
ができる。
【0097】請求項4記載の発明によれば、デート表示
部に表示させる設定データの表示確認の厳密性を確保す
ることができるレンズ付きフィルムユニットの製造方法
を提供することができる。
【0098】請求項5記載の発明によれば、デート表示
部に表示させる設定データの表示確認をシャッタ装置の
シャッタ検査と同時に行うので、製造工程の短縮を図る
ことができるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を
提供することができる。
【0099】請求項6記載の発明によれば、デートユニ
ットの作動確認、デート表示部の表示機能の確認、デー
ト表示部に表示させる設定データの表示確認を行い、デ
ートデータの正確性を期すことができるレンズ付きフィ
ルムユニットの製造方法を提供することができる。
【0100】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の効果に加え、デート表示部に表示させるデー
トデータの一層の正確性を期すことができるレンズ付き
フィルムユニットの製造方法を提供することができる。
【0101】請求項8記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の効果に加え、異なる仕向国のデートに対応す
るデート表示が可能なレンズ付きフィルムユニットの製
造方法を提供することができる。
【0102】請求項9乃至11記載の発明によれば、各
々製造工程中のデートユニットの帯電を防止し、誤作動
を回避できるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を
提供することができる。
【0103】請求項12記載の発明によれば、デートユ
ニットの機能の動作確認を正確に行い、誤作動を回避で
きるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供する
ことができる。
【0104】請求項13記載の発明によれば、デートユ
ニットの作動確認、デート表示部に表示させる設定デー
タの表示確認を行い、デートデータの正確性を期すこと
ができるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供
することができる。
【0105】請求項14記載の発明によれば、デートユ
ニットの作動確認、デート表示部に表示させる設定デー
タの入力、設定データの表示確認を行い、デートデータ
の正確性を期すことができるレンズ付きフィルムユニッ
トの製造方法を提供することができる。
【0106】請求項15記載の発明によれば、デートユ
ニットの作動確認、デート表示部に表示させる設定デー
タの入力、設定データの表示確認を行い、デート表示部
のセグメントの判定し、さらに、デートデータを入力し
てこのデートデータの確認をも行うので、デートユニッ
トの作動の正確性、デートデータの正確性を期すことが
できるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るレンズ付きフィル
ムユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図2】同レンズ付きフィルムユニットを下面側から見
た横断面図である。
【図3】同レンズ付きフィルムユニットの縦断面図であ
る。
【図4】同レンズ付きフィルムユニットを構成するユニ
ット本体を撮影レンズ等を外した状態で示す正面図であ
る。
【図5】同レンズ付きフィルムユニットのデートユニッ
トを利用したデート写し込み光学系を示す図である。
【図6】同レンズ付きフィルムユニット構成するシャッ
タユニット、デートユニット等の斜視図である。
【図7】同ユニット本体を構成するレリーズ機構、シャ
ッタチャージ機構及びフィルムカウンタ機構の要部の構
成を示す平面図である。
【図8】同レリーズ機構及びシャッタチャージ機構の要
部の構成を示す平面図である。
【図9】同レンズ付きフィルムユニットの製造方法にお
けるデートユニットの表示確認工程を実施する構成を示
す概略説明図である。
【図10】同レンズ付きフィルムユニットのデートユニ
ットのセグメント構成(A)、及び年月日表示(B)の
状態を示す部分拡大図である。
【図11】同レンズ付きフィルムユニットの実施の形態
1の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図12】レンズ付きフィルムユニットの実施の形態2
の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図13】レンズ付きフィルムユニットの実施の形態3
の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図14】レンズ付きフィルムユニットの実施の形態4
の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図15】レンズ付きフィルムユニットの実施の形態5
の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図16】レンズ付きフィルムユニットの実施の形態6
の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 レンズ付きフィルムユニット 2 フィルム 3 ユニット本体 4 前カバー 5 後カバー 6 シャッタユニット 7 ストロボユニット 8 レリーズ機構 9 シャッタチャージ機構 11 フィルム巻上機構 13 パトローネ 14 スプール 15 撮影枠 16 パトローネ室 17 フィルムロール室 21 シャッタ羽根 21c デート用羽根部 25 操作部材 30 電池 51 集光部材 52 デート用結像レンズ 53 レンズ保持部材 61 デートユニット 61a、61b 端子 61c 端子 62 デート表示部 63 デート用電池 65 デート回路 71 機能検査装置 72 光源 73 レンズ 74 光センサ 75 シャッタ速度検出部 76 画像センサ 77 デート検知表示部 80 データ入力検査装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デートユニットを内蔵したレンズ付フィ
    ルムユニットの製造方法において、 シャッタ装置が取り付けられているユニット本体に対し
    てストロボユニットを位置決めして取り付ける工程と、 ユニット本体に対し、デートユニットを位置決めして取
    り付ける工程と、 ユニット本体前方から光が当たる状態で前記シャッタ装
    置のシャッタ羽根を解放させて、前記デートユニットの
    表示部の表示状態を確認する表示確認工程と、 を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記表示確認工程は、前記ストロボユニ
    ットとデートユニットを取り付けたユニット本体前面に
    前カバーを取り付けた後に行われることを特徴とする請
    求項1記載のレンズ付きフィルムユニットの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記表示確認工程は、前記ストロボユニ
    ットとデートユニットを取り付けたユニット本体前面に
    前カバーを取り付ける前に行われることを特徴とする請
    求項1記載のレンズ付きフィルムユニットの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記表示確認工程は、前記ユニット本体
    の露光枠近傍に位置させた撮像手段により、前記デート
    ユニットの表示部を確認し、その撮像情報を基準情報と
    比較することにより行われることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載のレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記表示確認工程は、シャッタ装置のシ
    ャッタ検査と同時に行われることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載のレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 デートユニットを内蔵したレンズ付きフ
    ィルムユニットの製造方法において、 デートユニットを作動状態とする電源投入工程と、 デートユニットの表示部に表示させるデータとして、表
    示部を構成するセグメント全てを表示状態とする判定用
    データをデートユニットに入力する判定用データ入力工
    程と、 前記表示部の表示を確認し、表示部の表示が正確に行わ
    れているかどうかを判定する表示判定工程と、 表示判定工程で良品と判定されたデートユニットに、設
    定データを入力する設定データ入力工程と、 前記表示部の表示を確認し、前記設定データ入力工程で
    入力されたデータに基づき、表示部の表示が正常に行わ
    れているかどうかを判定する設定表示判定工程と、 前記設定表示判定工程で、良品と判定されたデートユニ
    ットをシャッタ装置が取り付けられているユニット本体
    に対して位置決めして取り付ける取付工程と、 を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記取付工程の後に、ユニット本体前か
    ら光が当たる状態で前記シャッタ装置のシャッタ羽根を
    解放させて、前記デートユニットの表示部の表示状態を
    確認する第2表示確認工程を有することを特徴とする請
    求項6記載のレンズ付きフィルムユニットの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記設定データは、年月日時分データで
    あり、設定時の年月日時分とは異なる年月日時分である
    ことを特徴とする請求項6記載のレンズ付きフィルムユ
    ニットの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記取付工程において、前記デートユニ
    ットを保持する保持手段は、接地されていることを特徴
    とする請求項6記載のレンズ付きフィルムユニットの製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記表示判定工程で、良品と判定され
    たデートユニットは、導電性保持部材に保持されている
    ことを特徴とする請求項6記載のレンズ付きフィルムユ
    ニットの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記取付工程でデートユニットを取り
    付けられたユニット本体は、導電性ベルトにより搬送さ
    れることを特徴とする請求項6記載のレンズ付きフィル
    ムユニットの製造方法。
  12. 【請求項12】 デートユニットを内蔵したレンズ付き
    フィルムユニットの製造方法において、 デートユニットを作動状態とする電源投入工程と、 デートユニットに設けた検査用端子に、検査装置の検査
    部材を電気的に接続し、デートユニットのデート回路が
    正常に動作しているかを検査する検査工程と、 前記検査工程で、良品と判定されたデートユニットをシ
    ャッタ装置が取り付けけられているユニット本体に対し
    て位置決めして取り付ける取付工程と、 を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 デートユニットを内蔵したレンズ付き
    フィルムユニットの製造方法において、 デートユニットを作動状態とする電源投入工程と、 デートユニットに設けた検査用端子に、検査装置の検査
    部材を電気的に接続し、デートユニットのデート回路が
    正常に動作しているかを検査する検査工程と、 前記検査工程で良品と判定されたデートユニットに設定
    データを入力する設定データ入力工程と、 前記デートユニットの表示部の表示を確認し、前記設定
    データ入力工程で入力されたデータに基づき、表示部の
    表示が正常に行われているかどうかを判定する設定表示
    判定工程と、 前記設定表示判定工程で良品と判定されたデートユニッ
    トをシャッタ装置が取り付けけられているユニット本体
    に対して位置決めして取り付ける取付工程と、 を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 デートユニットを内蔵したレンズ付き
    フィルムユニットの製造方法において、 デートユニットを作動状態とする電源投入工程と、 前カバーに設けた穴を介してデートユニットに設けた端
    子に、データ入力装置のピンを電気的に接続し、デート
    ユニットに設定データを入力する設定データ入力工程
    と、 前記デートユニットの表示部の表示を確認し、前記設定
    データ入力工程で入力されたデータに基づき、表示部の
    表示が正常に行われているかどうかを確認する設定表示
    判定工程と、 を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 デートユニットを内蔵したレンズ付き
    フィルムユニットの製造方法において、 デートユニットを作動状態とする電源投入工程と、 前カバーに設けた穴を介してデートユニットに設けた端
    子に、データ検査装置のピンを電気的に接続し、デート
    ユニットに表示させるデータとして、表示部を構成する
    セグメント全てを表示状態とする判定用データを入力す
    る判定用データ入力工程と、 前記デートユニットの表示部の表示を確認し、表示部の
    表示が正常に行われているかとうかを判定する表示判定
    工程と、 前カバーに設けた穴を介してデートユニットに設けた端
    子に、データ入力装置のピンを電気的に接続し、デート
    ユニットに設定データを入力する設定データ入力工程
    と、 前記デートユニットの表示部の表示を確認し、前記設定
    データ入力工程で入力されたデータに基づき、表示部の
    表示が正常に行われているかどうかを確認する設定表示
    判定工程と、 を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法。
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