JP3639394B2 - レンズ付きフイルムユニットの検査方法及び検査装置 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニットの検査方法及び検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ付きフイルムユニットの検査方法及び検査装置に関し、更に詳しくは、ストロボ装置を内蔵したレンズ付きフイルムユニットの検査方法及び検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
予め未露光の写真フイルムが装填され、簡単な撮影機構が組み込まれたレンズ付きフイルムユニットが本出願人より製造販売されている。このようなレンズ付きフイルムユニットでは、撮影を行うごとに写真フイルムの巻き上げ操作を行い、この際の写真フイルムの移送を利用してシャッタチャージやフイルム巻止め,カウンタの歩進等を行っている。このようなレンズ付きフイルムユニットの中には、シャッタ機構のシャッタレリーズに連動してストロボ発光するストロボ装置が組み込まれているものもあり、屋内等でも手軽に撮影が行えるようになっている。
【0003】
また、従来の135タイプのフイルムパトローネの代わりに、新規な配列のパーフォレーションを備えた写真フイルムと、この写真フイルムが収納されるプラスチック製のカートリッジ本体とからなるIX240タイプのフイルムカートリッジが装填されたレンズ付きフイルムユニットも本出願人により製造販売されている。
【0004】
上記写真フイルムには、カメラやレンズ付きフイルムユニットによって撮影が行われる撮影領域と、撮影が禁止されている露光禁止領域とが設けられている。パーフォレーションは撮影領域にのみ設けられており、写真フイルムの一方の端縁に沿って長い間隔と短い間隔とで交互に配列されている。そして、長い間隔で並んだパーフォレーションの間に1コマの撮影が行われ、短い間隔で並んだパーフォレーションが隣合うコマ間の間隔を決定する。そのため、フイルムカートリッジ用の写真フイルムは予備的なコマ等がなく、撮影可能な枚数が決められている。また、露光禁止領域は現像処理時に使用されるため、未露光の状態でカートリッジ本体内に巻き戻される。
【0005】
上記レンズ付きフイルムユニットの製造工程では、写真フイルムの装填後にフイルム巻上げ検査等と一緒に、シャッタ速度等を測定するシャッタ機構の検査が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ストロボ装置が内蔵されているレンズ付きフイルムユニットでは、シャッタ機構の検査とストロボ装置の検査とを別々に行っていた。これは、シャッタ羽根の開閉を検出する反射型フォトセンサーが、ストロボ装置の光に影響されるのを防止するためと、ストロボ光によって露光禁止領域が露光されてしまうのを防止するためである。しかしながら、シャッタ機構の検査とストロボ装置の検査とを別々に行うのは、レンズ付きフイルムユニットの製造効率を悪化させていた。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、ストロボ光の影響を防止して、一度のシャッタレリーズでシャッタ機構とストロボ装置との検査を行えるようにしたレンズ付きフイルムユニットの検査方法及び検査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットの検査方法は、ストロボ発光部の前面をストロボ検出器が組み込まれた遮光手段で覆って遮光する工程と、撮影レンズの前方に配置されたレリーズ検出器によってシャッタ羽根の開閉を検出する工程と、ストロボ検出器によってストロボ装置の発光を検出する工程と、レリーズ検出器の検出信号からシャッタ羽根の開放時間T1を測定する工程と、レリーズ検出器とストロボ検出器との検出信号により、シャッタ羽根の開放開始からストロボ発光部の発光開始までの時間T2とを測定する工程と、時間T1が規定値内にあるか否かを判定する工程と、時間T2が規定値内にあるか否かを判定する工程とから構成した。また、請求項2記載の検査方法は、請求項1記載の各工程を暗室内で行なうようにした。
【0009】
請求項3記載のレンズ付きフイルムユニットの検査装置は、ストロボ発光部の前面を覆って遮光する遮光手段に組み込まれ、該ストロボ発光部の発光を検出するストロボ検出器と、撮影レンズの前方に配置されてシャッタ羽根の開閉を検出するレリーズ検出器と、レリーズ検出器の検出信号からシャッタ羽根の開放時間T1を測定し、レリーズ検出器とストロボ検出器との検出信号により、シャッタ羽根の開放開始からストロボ発光部の発光開始までの時間T2とを測定し、時間T1が規定値内にあるか否かを判定し、時間T2が規定値内にあるか否かを判定するマイクロコンピュータとから構成した。また、請求項4記載の検査装置は、暗室内に設置した。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に従って本発明のレンズ付きフイルムユニットの検査方法及び検査装置についての説明を行う。図2は、本発明の検査方法によって検査されるレンズ付きフイルムユニット2の外観を示すものである。レンズ付きフイルムユニット2は、予めフイルムカートリッジが装填され各種撮影機構が組み込まれたユニット本体3と、このユニット本体3を部分的に覆うラベル4とから構成されている。
【0011】
ユニット本体3の上面には、シャッタボタン6,カウンタ窓7が、前面にはファインダ8,撮影レンズ9,ストロボ充電ボタン10,ストロボ発光部11等が設けられている。また、背面側からは、1コマの撮影毎に回動操作される巻上げノブ12が露呈されている。ラベル4は、裏面に接着剤が塗布されてユニット本体3の中央部分に巻かれるように貼付され、撮影レンズ9やファインダ8,カウンタ窓7等を外部に露呈させる開口が形成されている。
【0012】
図3に示すように、ユニット本体3は、フイルムカートリッジ14が装填される本体部15と、この本体基部15の前面に組み付けられる露光ユニット16及びストロボ装置であるストロボユニット17と、本体部15の前面側及び背面側を覆うように組み付けられる前カバー18及び後カバー19とから構成されており、これらは爪係合によって着脱自在に組み立てられる。
【0013】
フイルムカートリッジ14は、プラスチック製のカートリッジ本体21と、このカートリッジ本体21内に収納される写真フイルム22とから構成されている。カートリッジ本体21内には、写真フイルム22の一端が係止されるスプール23が回転自在に組み込まれ、更にスプール23の回転によって写真フイルム22をカートリッジ本体21から送り出すフイルム送出し機構が内蔵されている。また、写真フイルム22がカートリッジ本体21内に出入りするフイルム出入り口(図示せず)には、外部から回動されることによりフイルム出入り口を開閉する棒状の遮光蓋25が組み込まれている。
【0014】
図4に示すように、写真フイルム22は、フイルム自由端部22a,撮影領域22b,フイルム係止部22cから構成されている。撮影領域22bには、一方の側縁に沿ってサイズの異なった大小2個のパーフォレーション27,28が2種類の間隔で交互に配列されている。長い間隔のパーフォレーション27,28の間には、1コマの撮影画面29が配置され、短い間隔のパーフォレーション27,28は、隣合う撮影画面間の間隔を決定している。各パーフォレーション27,28は、撮影画面29に対応する数だけ設けられている。
【0015】
フイルム係止部22cは端部がスプール23に係止されており、スプール23は巻上げノブ12に端部が係合される。写真フイルム22は、1コマの撮影ごとに行われる巻上げノブ12の回転操作によってスプール23に巻き付けられ、カートリッジ本体21内に巻き上げられる。フイルム自由端部22aとフイルム係止部22cは現像処理時に使用されるため、撮影が行われない露光禁止領域となっている。そのため、フイルム自由端部22aとフイルム係止部22cは、未露光の状態でカートリッジ本体21内に巻き上げられる。
【0016】
図示した写真フイルム22は、一般のカメラに使用される写真フイルムに追加工を施してレンズ付きフイルムユニット用としたものである。カメラ用の写真フイルムとレンズ付きフイルムユニット用の写真フイルム22との差異は、大パーフォレーション27の大きさと、フイルム係止部22cの範囲内に追加された初期チャージ用の小パーフォレーション28aである。カメラ用の写真フイルムでは、全てのパーフォレーションが小パーフォレーション28と同じ大きさとなっており、フイルム係止部22c内にパーフォレーション28aは存在しない。
【0017】
本体部15の中央部には、前面側に組み付けられた露光ユニット16から写真フイルム22までの間の撮影光路を遮光する遮光筒31が設けられている。この遮光筒31の背面側には、写真フイルム22への露光範囲を規定するアパーチャーと、写真フイルム22の端縁に接触してガイドするフイルムレール34(図6参照)とが形成されている。遮光筒31の前面側には、撮影レンズ9を通過した被写体光を写真フイルム22に導くための開口32が形成されている。また、遮光筒31の上方には、露光ユニット16に組み込まれたスプロケットを写真フイルム22に向けて露呈させるための開口33が形成されている。
【0018】
遮光筒31を挟む両側には、製造段階でカートリッジ本体21と、ロール状に巻かれた写真フイルム22とがそれぞれ収納されるカートリッジ室35とフイルムロール室36とが一体に形成されている。カートリッジ室35の上部には巻上げノブ12が回転自在に組み付けられ、下面に形成された駆動軸がカートリッジ本体21のスプール23に係合される。そして、1コマの撮影ごとに図中反時計方向に回転操作されることにより、スプール23に写真フイルム22を巻き付け、カートリッジ本体21内に収納していく。
【0019】
図5に示すように、露光ユニット16は、遮光筒31の前面に着脱自在に組み付けられるベース部材38に、シャッタ機構,フイルム巻止め機構,フイルムカウント機構等を構成する各種部品が組み付けられてユニット化されたものとなっている。また、これらの機構以外に、ベース部材38の上面にはファインダ8を構成する対物レンズ39a,接眼レンズ39bが保持されている。
【0020】
図6に示すように、ベース部材38の前面側には、撮影レンズ9を保持するレンズカバー40が組み付けられている。ベース部材38の前面には、写真フイルム22への露光を行う露光開口95が形成されている。また、ベース部材38とレンズカバー40との間には、露光開口95を開閉するシャッタ羽根96が揺動自在に組み付けられている。このシャッタ羽根96は、引戻しバネ97によって露光開口95を閉鎖する方向に付勢されている。
【0021】
ベース部材38の上面には、軸43,44,軸受け部45が形成されている。軸43には、シャッタ駆動レバー46,レリーズバネ47,カウンタ板48が順に挿入される。軸44には、係止バネ49,係止レバー50が順に挿入される。軸受け部45には、カム部材51が挿入される。これらの係止バネ49,係止レバー50,カム部材51,後述するスプロケット,シャッタ羽根96等からシャッタ機構が構成される。
【0022】
軸受け部45は下方まで穴が貫通されており、挿入されたカム部材51の軸部53は下方から突出される。突出された軸部53にはスプロケット54が係合され、スプロケット54は遮光筒31の上部の開口33から写真フイルム22に向けて露呈される。スプロケット54の外周には、隣合うコマ間の間隔を決定する一対の大小パーフォレーション27,28に順次に噛合する一対の大小の歯54a,54bが回転対称で2対設けられている。そして、スプロケット54は、1コマ分の写真フイルム22がカートリッジ本体21内に巻き上げられる際のフイルム移送に従動して図中反時計方向に半回転する。
【0023】
カム部材51は、上方から順に、二歯ギヤ56,巻止めカム57,チャージカム58,付勢カム59,そして軸部53が一体に形成されたものとなっている。二歯ギヤ56は、カウンタ板48の外周に形成された歯48aに噛合する。カウンタ板48の上面には撮影可能枚数を表す目盛りが記されており、二歯ギヤ56は半回転でカウンタ板48を一目盛り分だけ歩進させる。巻止めカム57の外周には回転対称に配置された一対の溝57aが設けられており、半回転するごとに係止レバー50が係合する。チャージカム58は、回転対称で形成された一対の羽根形状の突起からなり、回転中にシャッタ駆動レバー46を押圧してシャッタチャージさせる。
【0024】
付勢カム59は、180°の回転対称で形成された一対の突起からなり、ベース部材38の上面に組み付けられた付勢バネ61によって押圧される。写真フイルム22にはパーフォレーションが連続的に設けられていないことから、スプロケット54の歯54a,54bがパーフォレーション27,28のいずれとも噛合されない状態が発生してしまう。この状態のときに付勢カム59が付勢バネ61によって押圧されることにより、次のパーフォレーションに噛合できる位置までスプロケット54が回転される。付勢バネ61は、金属薄板を屈曲させた板バネとなっている。
【0025】
シャッタ駆動レバー46は、図中時計方向のチャージ位置と反時計方向のレリーズ完了位置との間で回動自在とされており、レリーズバネ47によってレリーズ完了位置に向けて付勢されている。シャッタ駆動レバー46には、チャージ位置に向けて回動するようにチャージカム58に押圧される被押圧部46aと、チャージ位置にある際に係止レバー50に係止される被係止突起46bと、チャージ位置からレリーズ完了位置に回動する際にシャッタ羽根96の突出部96aを蹴飛ばして揺動させ、露光開口95を開放させる蹴飛ばし部46cと、レリーズバネ47の一端が係止されるバネ係止部46dとが一体に形成されている。
【0026】
係止レバー50は、フイルム巻止めを行う図中時計方向の巻止め位置と、このフイルム巻止めを解除する反時計方向の巻止め解除位置との間で回動自在となっており、係止バネ49によって巻止め位置に向けて付勢されている。係止レバー50には、チャージ位置にあるシャッタ駆動レバー46の被係止突起46bを係止する係止突起50aと、シャッタボタン6の押圧に連動して巻止め解除位置に向けて押圧される被押圧部50bと、巻上げノブ9の外周に噛合する係合爪50cと、巻止めカム57の溝57aに係合してロックするロック爪50dとが一体に形成されている。
【0027】
図7に示すように、露光ユニット16のシャッタ機構がシャッタチャージ状態にある際には、係止レバー50のロック爪50dが巻止めカム57の溝57aに係合してその回転をロックし、係止突起50aは被係止突起46bに係合してシャッタ駆動レバー46をチャージ位置で保持している。また、図示しないが、係止レバー50の係合爪50cは巻上げノブ9の外周に噛合してその回転をロックしている。
【0028】
巻止め状態でシャッタボタン6が押圧されると、これに連動して係止レバー50の被押圧部50bが押圧され、係止バネ49の付勢に抗して係止レバー50は図中反時計方向の巻止め解除位置に向けて回動される。これにより、図に示すように、シャッタ駆動レバー46は係止レバー50による保持が解除され、レリーズバネ47の付勢によってレリーズ完了位置に向けて回動し、シャッタ羽根96の突出部96aを蹴飛ばす。突出部96aが蹴飛ばされたシャッタ羽根96は、引戻しバネ97の付勢に抗して揺動して露光開口95を開放し、再び引戻しバネ97の付勢によって逆方向に揺動して露光開口95を遮蔽する。また、係止レバー50は、レリーズ完了位置に回動したシャッタ駆動レバー46によって巻止め解除位置で保持される。
【0029】
上記状態から巻上げノブ12が回転操作されると、写真フイルム22は矢印の方向に移送され、パーフォレーション27に噛合したスプロケット54とカム部材51とが図中反時計方向に回転する。この回転中にスプロケット54と写真フイルム22とが噛合しなくなる期間があるが、この期間中には付勢バネ61が付勢カム59を押圧してスプロケット54を従動方向に回転させるので、スプロケット54は次のパーフォレーション27,28に噛合することができる。
【0030】
ベース部材38の上部には天板63が組み付けられる。この天板63は、穴63aで軸43の上端を支持し、切欠63bでカム部材51の上端を支持する。また天板63は全体が透明なプラスチックで形成されており、符号64はカウンタ板48の上面に記された目盛りを拡大表示するレンズとなっている。
【0031】
ストロボ装置であるストロボユニット17は、メインコンデンサ等の電気部品が取り付けられてストロボ回路が形成されたプリント基板66と、このプリント基板66に取り付けられて前カバー18から露呈され、放電管や拡散板等から構成されてストロボ光を照射するストロボ発光部11と、ストロボ回路の電源となる乾電池67と、ストロボ充電ボタン10の背後に配置されて押圧される充電スイッチ接片68と、シャッタレリーズに連動してオンされるシンクロスイッチ69とから構成されている。
【0032】
ストロボ充電ボタン10が押圧されると、このストロボ充電ボタン10に押圧された充電スイッチ接片68がプリント基板66に接触し、ストロボユニット17で充電が開始される。そして、シャッタボタン6が押圧されると、露光ユニット16に組み込まれたシャッタ機構がシャッタレリーズし、揺動したシャッタ羽根96がシンクロスイッチ69をオンさせる。これにより、ストロボ発光部11から被写体に向けてストロボ光が照射される。
【0033】
前カバー18は、本体部15の前面に着脱自在に取り付けられる。この前カバー18の上面には、一部を切り欠いて弾性自在に形成したシャッタボタン6が設けられている。このシャッタボタン6の下部には、シャッタボタン6が押圧された際に、露光ユニット16の係止レバー50の被押圧部50bを巻止め解除位置に向けて押圧する押圧ロッド71が一体に形成されている。
【0034】
後カバー19は、本体部15の背面側に着脱自在に取り付けられて本体部15の内部を光密に維持する。後カバー19には、カートリッジ室35とフイルムロール室36との底面をそれぞれ遮蔽する底蓋73,74が一体に形成されている。これらの底蓋73,74は、後カバー19に対して屈曲自在な薄肉部を介して連結されており、底蓋73は使用後のレンズ付きフイルムユニット2からフイルムカートリッジ14を取り出す際に開放される。更に、後カバー19の内面側には、本体部15のアパーチャー及びフイルムレールに対面するようにフイルム支持面19aが形成されている。
【0035】
また、後カバー19には、露光ユニット16のシャッタ機構を外部から強制的にチャージ状態にする際に利用されるスリット76が形成されている。図9に示すように、このスリット76からは露光ユニット16のシャッタ駆動レバー46の一部分が露呈される。
【0036】
シャッタ機構が非チャージ状態である際に、ユニット本体3の外側からスリット76に棒状の治具77を挿入してシャッタ駆動レバー46のバネ係止部46dに引っかけ、図10に示すように、レリーズバネ47の付勢に抗してシャッタ駆動レバー46をチャージ位置である図中時計方向に向けて回動させる。すると、シャッタ駆動レバー46の当接により巻止め解除位置にあった係止レバー50が、係止バネ49の付勢によって図中時計方向の巻止め位置に向けて回動する。これにより、シャッタ駆動レバー46の被係止突起46bの回動軌跡内に係止レバー50の係止突起50aが入り込み、係止レバー50によってシャッタ駆動レバー46がチャージ位置で保持される。これにより、写真フイルム22の巻き上げを行わずにシャッタチャージを行うことができる。
【0037】
更に、現在発売されているレンズ付きフイルムユニット「写ルンですSuper Slim(商品名)」に採用されて公知であるため詳細な説明は省略するが、カートリッジ室35の上面と、カートリッジ室35と遮光筒31との間には、底蓋73の開放操作に連動してカートリッジ本体21の遮光蓋25を閉鎖する遮光蓋閉鎖機構が組み込まれている。
【0038】
上記レンズ付きフイルムユニット2は、図11に示すフローチャートに従って製造される。レンズ付きフイルムユニット2の製造ラインは、例えば、本体部15を載置した状態で間欠に回転される回転テーブルの外周に複数の組立ステージを配置し、これらの組立ステージで回転テーブルが停止した際に、本体部15に各部品が取り付けられてレンズ付きフイルムユニット2が完成する構成となっている。
【0039】
回転テーブルの外周に配置された最初の第1ステージでは、回転テーブル上に配置されたパレットに、前面側が上向きになるように本体部15が供給される。第2ステージでは、本体部15のカートリッジ室35の上部とカートリッジ室35と遮光筒31との間に遮光蓋閉鎖機構が組み付けられる。
【0040】
第3ステージでは、本体部15の遮光筒31の前面に、別のラインで組み立てられた露光ユニット16が組み付けられ、カートリッジ室35の上面に巻き上げノブ12が取り付けられる。更に、フイルムロール室36の前面にストロボユニット17が組み付けられ、乾電池67がセットされる。
【0041】
第4ステージでは、本体部15の前面側に前カバー18が組み付けられる。第5ステージは暗室内に配置されており、前面側が下向きになるように本体部15の姿勢が変化され、背面側からカートリッジ本体21とロール状に巻かれた写真フイルム22とからなるフイルムカートリッジ14が装填される。第6ステージでは、本体部15の背面側に後カバー19が取り付けられ、更に底蓋73,74が閉じられてユニット本体3が完成する。
【0042】
組立直後のユニット本体3のシャッタ機構は、図9に示すように、シャッタ駆動レバー46と係止レバー50との係合が解除された非チャージ状態となっている。また、スプロケット54は、小歯54bがフイルムレール34から突出される状態でセットされる。写真フイルム22は、自由端部22aがアパーチャーに対向するように本体部15に装填される。これにより、スプロケット54は写真フイルム22によって小歯54bが押圧され、付勢バネ61の付勢に抗して従動方向とは逆方向に回転され、小歯54bがフイルムレール34内に引っ込んで写真フイルム22に当接している状態となっている。
【0043】
レンズ付きフイルムユニット2は、シャッタ機構が上記状態のまま出荷される。ユーザーは、レンズ付きフイルムユニット2を購入して使用する際に、シャッタチャージを行うための初期巻上げ操作を行う。初期巻上げ操作によって写真フイルム22が図中矢印方向に移送されると、初期チャージ用の小パーフォレーション28aがスプロケット54の小歯54bに対面する位置まで移動する。これにより、小歯54bが付勢バネ61の付勢によって小パーフォレーション28aに噛合し、その後は写真フイルム22とスプロケット54との噛合と、付勢バネ61と付勢カム59との作用によって、シャッタチャージ,フイルム巻止め,フイルムカウントが行われる。
【0044】
完成したユニット本体3は、回転テーブルの回転によって第7ステージに搬送される。この第7ステージも暗室内に配置されており、露光ユニット16に組み込まれているシャッタ機構と、ストロボユニット17との検査が行われる。この検査は、図12に示すフローチャートに従って行われる。
【0045】
まずユニット本体3は、図1に示すようにパレット79上に起立するように姿勢が変化され、位置決めされる。次に、撮影レンズ9の前面にシャッタ機構のシャッタレリーズを検出するレリーズ検出器80が、またストロボ発光部11の前面には遮光手段を備えたストロボ検出器82が、シャッタボタン6の上部にはレリーズ用ソレノイドのプランジャー83が、ストロボ充電ボタン10の前面には充電用ソレノイドのプランジャー84が、ユニット本体3の背面側にはシャッタチャージ用の治具77がそれぞれ配置される。
【0046】
これらのレリーズ検出器80,ストロボ検出器82,充電用ソレノイド,レリーズ用ソレノイド,治具77は、マイクロコンピュータ86によって制御され、また、適宜検出信号をマイクロコンピュータ86に入力する。
【0047】
ストロボ検出器82は、金属またはプラスチック等で形成されたベース部88に、例えば、遮光性能の高いモルトプレーン89が取り付けられ、このモルトプレーン89内にストロボ光を検出する光電センサー90が組み込まれている。このストロボ検出器82は、例えばエアシリンダやカム機構等によって移動自在とされており、検査時にはモルトプレーン89をストロボ発光部11に押し付けて変形させ、ストロボ発光部11を包み込むような状態にしてストロボ光を外部に漏らさないようにする。光電センサー90は、ストロボ光を検出した際に検出信号をマイクロコンピュータ86に入力する。
【0048】
レリーズ検出器80は、撮影レンズ9の光軸に沿って、例えば写真フイルム22を露光させないスポット状の赤外光を撮影レンズ9に向けて照射する照射部と、この照射部から照射された赤外光がシャッタ羽根96によって反射するのを検出する受光部とを備えている。レリーズ検出器80は、シャッタ羽根96からの反射光を検出した際に、この検出信号をマイクロコンピュータ86に入力する。
【0049】
治具77は、マイクロコンピュータ86に制御された駆動機構92によって、図9に示すように、後カバー19のスリット76に挿入され、シャッタ駆動レバー46のバネ係止部46dに当接する。更に駆動機構92は、治具77をスライドさせてシャッタ駆動レバー76をチャージ位置に向けて回動させる。
【0050】
これにより、図10に示すように、シャッタ駆動レバー46が図中時計方向のチャージ位置に向けて回動され、シャッタ駆動レバー46の当接により巻止め解除位置にあった係止レバー50が、係止バネ49の付勢によって図中時計方向の巻止め位置に向けて回動する。係止レバー50の回動によって、シャッタ駆動レバー46の被係止突起46bの回動軌跡内に係止レバー50の係止突起50aが入り込み、係止レバー50によってシャッタ駆動レバー46がチャージ位置で保持される。シャッタ機構が強制的にシャッタチャージされると、駆動機構92は治具77をスリット76から退避させる。
【0051】
治具77によるシャッタチャージが終了すると、マイクロコンピュータ86は充電用ソレノイドを駆動してプランジャー84を矢印方向に突出させ、ストロボ充電ボタン10を押圧する。これにより、ストロボ充電ボタン10の背後に配置された充電スイッチ接片68がプリント基板66に接触し、ストロボユニット17はストロボ充電を開始する。本実施形態のユニット本体3に組み込まれているストロボユニット17は、ストロボ充電ボタン10が一度押圧されることにより充電が開始されるようになっているため、充電が完了するまでストロボ充電ボタン10を押圧しておく必要がなく、すぐに充電用ソレノイドの駆動が停止される。
【0052】
ストロボ充電が完了する規定時間後、マイクロコンピュータ86はレリーズ用ソレノイドを駆動してプランジャー83を突出させ、シャッタボタン6を押圧する。これにより、シャッタボタン6に一体に形成された押圧ロッド71が係止レバー50の被押圧部50bを押圧し、係止レバー50を巻止め解除位置に向けて回動させる。係止レバー50による係合が解除されたシャッタ駆動レバー46は、レリーズバネ47の付勢によってレリーズ位置に向けて回動する。その際に、蹴飛ばし部46cによってシャッタ羽根96の突出部96aを蹴飛ばす。蹴飛ばされたシャッタ羽根96は、揺動して撮影レンズ9から写真フイルム22までの光路を開放する。また、シャッタ羽根96は、ストロボユニット17のシンクロスイッチ69をオンさせ、ストロボ発光部11からストロボ光を照射させる。
【0053】
レリーズ検出器80は、例えば充電用ソレノイドの駆動と同時にスポット状の赤外光を撮影レンズ9に向けて照射しており、シャッタレリーズ前のシャッタ羽根96を検出して、この検出信号をマイクロコンピュータ86に入力する。また、レリーズ検出器80は、シャッタレリーズ後のシャッタ羽根96を検出し、この検出信号をマイクロコンピュータ86に入力する。
【0054】
ストロボ検出器82は、ストロボ発光部11から照射されたストロボ光を光電センサー90で検出し、この検出信号をマイクロコンピュータ86に入力する。なお、ストロボ発光部11はストロボ検出器82のモルトプレーン89によって覆われているので、ストロボ光が外部に漏れてレリーズ検出器80に影響を及ぼしたり、写真フイルム22を曝光させてしまうようなことはない。
【0055】
図13に示すように、マイクロコンピュータ86は、シャッタレリーズが行われる前にレリーズ検出器80から入力された検出信号と、シャッタレリーズ後にレリーズ検出器80から入力された検出信号との二つの検出信号の間の時間T1、すなわちシャッタ速度を測定する。また、ストロボ発光部11からのストロボ発光の確認行う。更に、シャッタレリーズの開始からストロボ発光までの時間T2を測定する。そして、これらのT1,T2が規定時間内にあるか否かを比較して各ユニット本体3の合否を判定し、不合格となったユニット本体3を記憶する。
【0056】
シャッタ機構及びストロボユニット17の検査が終了すると、マイクロコンピュータ86はレリーズ検出器80,ストロボ検出器82,充電用ソレノイド,レリーズ用ソレノイド,治具77をユニット本体3から退避させる。
【0057】
第7ステージでの検査が終了したユニット本体3は、回転テーブルの回転によって次の第8ステージに搬送されるが、検査が不合格となったユニット本体3は、この搬送途中で回転テーブル上から取り出される。不合格となったユニット本体3は、各部品に分解されてリユース、あるいは原材料としてリサイクルされる。第8ステージでは、ユニット本体3の外側にラベル4が貼着され、包装袋に包装されて出荷される。
【0058】
なお、上記の実施の形態では、フイルムカートリッジが装填されるレンズ付きフイルムユニットを例に説明したが、本発明は、135タイプのフイルムパトローネを装填するレンズ付きフイルムユニットにも用いることができる。また、ストロボ発光部の遮光にモルトプレーンを用いたが、その他の遮光性能の高い材質を用いることもできる。更に、ユニット本体の前面に隙間無く密着してストロボ光が漏れるのを防止できれば、ゴムやプラスチック等を用いることもできる。また、ストロボ発光部を遮光するようにしたが、撮影レンズとレリーズ検出器とを遮光するともできる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ付きフイルムユニットの検査方法及び検査装置は、内部にストロボ装置検査用の光電センサーが組み込まれた遮光手段でストロボ装置のストロボ発光部の前面を覆って、ストロボ光が外部に漏れるのを防止してからシャッタ機構及びストロボ装置の検査を同時に行うようにしたので、ストロボ光によるシャッタ機構の検査の影響と、ストロボ光による写真フイルムの露光とを防止することができる。
【0060】
また、シャッタ機構とストロボ装置との検査を同時に行うことにより、シャッタ速度とストロボ発光のだけでなく、シャッタレリーズ中のストロボ発光タイミングの検査も行うことができ、よりレンズ付きフイルムユニットの性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタ機構及びストロボユニットの検査の状態を示す外観斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】フイルムカートリッジの構成を示す正面図である。
【図5】露光ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図6】露光ユニット内のシャッタ羽根を示す分解斜視図である。
【図7】チャージ状態にあるシャッタ機構を示す平面図である。
【図8】非チャージ状態にあるシャッタ機構を示す平面図である。
【図9】組立時のシャッタ機構の状態を示す平面図である。
【図10】強制的にシャッタチャージがなされているシャッタ機構の状態を示す平面図である。
【図11】レンズ付きフイルムユニットの製造工程を示すフローチャートである。
【図12】シャッタ機構及びストロボユニットの検査の工程を示すフローチャートである。
【図13】シャッタレリーズ及びストロボ発光のタイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
3 ユニット本体
9 撮影レンズ
11 ストロボ発光部
14 フイルムカートリッジ
15 本体部
16 露光ユニット
17 ストロボユニット
21 カートリッジ本体
22 写真フイルム
80 レリーズ検出器
82 ストロボ検出器
96 シャッタ羽根

Claims (4)

  1. 製造時に装填された未露光の写真フイルムと、フイルム巻上げ操作によりシャッタチャージされ、シャッタボタンの操作によりシャッタレリーズを開始してシャッタ羽根を開閉させるシャッタ機構と、シャッタレリーズに連動してストロボ発光部を発光させるストロボ装置とを備えたレンズ付きフイルムユニットの検査方法であって、
    前記ストロボ発光部の前面をストロボ検出器が組み込まれた遮光手段で覆って遮光する工程と、
    撮影レンズの前方に配置されたレリーズ検出器によってシャッタ羽根の開閉を検出する工程と、
    ストロボ検出器によってストロボ装置の発光を検出する工程と、
    レリーズ検出器の検出信号からシャッタ羽根の開放時間T1を測定する工程と、
    レリーズ検出器とストロボ検出器との検出信号により、シャッタ羽根の開放開始からストロボ発光部の発光開始までの時間T2とを測定する工程と、
    時間T1が規定値内にあるか否かを判定する工程と、
    時間T2が規定値内にあるか否かを判定する工程とを含むことを特徴とするレンズ付きフイルムユニットの検査方法。
  2. 前記各工程を暗室内で行なうことを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットの検査方法。
  3. 製造時に装填された未露光の写真フイルムと、フイルム巻上げ操作によりシャッタチャージされ、シャッタボタンの操作によりシャッタレリーズを開始してシャッタ羽根を開閉させるシャッタ機構と、シャッタレリーズに連動してストロボ発光部を発光させるストロボ装置とを備えたレンズ付きフイルムユニットの検査装置であって、
    前記ストロボ発光部の前面を覆って遮光する遮光手段に組み込まれ、該ストロボ発光部の発光を検出するストロボ検出器と、
    撮影レンズの前方に配置されてシャッタ羽根の開閉を検出するレリーズ検出器と、
    レリーズ検出器の検出信号からシャッタ羽根の開放時間T1を測定し、レリーズ検出器とストロボ検出器との検出信号により、シャッタ羽根の開放開始からストロボ発光部の発光開始までの時間T2とを測定し、時間T1が規定値内にあるか否かを判定し、時間T2が規定値内にあるか否かを判定するマイクロコンピュータとを備えたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニットの検査装置。
  4. 暗室内に設置したことを特徴とする請求項3記載のレンズ付きフイルムユニットの検査装置。
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