JPH10123671A - カメラの製造方法 - Google Patents
カメラの製造方法Info
- Publication number
- JPH10123671A JPH10123671A JP27248296A JP27248296A JPH10123671A JP H10123671 A JPH10123671 A JP H10123671A JP 27248296 A JP27248296 A JP 27248296A JP 27248296 A JP27248296 A JP 27248296A JP H10123671 A JPH10123671 A JP H10123671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprocket
- film
- standby position
- camera
- winding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フイルム巻止め機構の動作を確実にする。
【解決手段】 ユニット本体の製造ライン中に、巻止め
位置にあるスプロケットの大歯54aを押圧して、次の
パーフォレーションを待ち受ける待受け位置まで回転さ
せるソレノイド70と、待受け位置のスプロケットの小
歯を押圧して逆方向に回転させるソレノイド71と、こ
れらのソレノイド70,71によるスプロケットの回転
状態を検出するイメージセンサー72とからなるフイル
ム巻止め機構の機能検査工程を設ける。
位置にあるスプロケットの大歯54aを押圧して、次の
パーフォレーションを待ち受ける待受け位置まで回転さ
せるソレノイド70と、待受け位置のスプロケットの小
歯を押圧して逆方向に回転させるソレノイド71と、こ
れらのソレノイド70,71によるスプロケットの回転
状態を検出するイメージセンサー72とからなるフイル
ム巻止め機構の機能検査工程を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フイルムの1
コマ分の移送を検知して巻き止めするフイルム巻止め機
構を備えたカメラの製造方法に関するものである。
コマ分の移送を検知して巻き止めするフイルム巻止め機
構を備えたカメラの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラへの装填や、写真プリント処理の
効率等を向上させたIX240タイプのフイルムカート
リッジが本出願人より製造販売されている。このフイル
ムカートリッジは、新規な配列のパーフォレーションを
備えた写真フイルムと、この写真フイルムが巻き付けら
れるスプールや、スプールの回転を利用して写真フイル
ムを送り出すフイルム送出し機構,スプールロック機
構,使用状態表示機構等が組み込まれたプラスチック製
のカートリッジ本体とからなる。前記写真フイルムのパ
ーフォレーションは、長い間隔と短い間隔とで交互に配
列されており、長い間隔で並んだパーフォレーションの
間に1コマの撮影が行われ、短い間隔で並んだパーフォ
レーションが隣合うコマ間の間隔を決定している。
効率等を向上させたIX240タイプのフイルムカート
リッジが本出願人より製造販売されている。このフイル
ムカートリッジは、新規な配列のパーフォレーションを
備えた写真フイルムと、この写真フイルムが巻き付けら
れるスプールや、スプールの回転を利用して写真フイル
ムを送り出すフイルム送出し機構,スプールロック機
構,使用状態表示機構等が組み込まれたプラスチック製
のカートリッジ本体とからなる。前記写真フイルムのパ
ーフォレーションは、長い間隔と短い間隔とで交互に配
列されており、長い間隔で並んだパーフォレーションの
間に1コマの撮影が行われ、短い間隔で並んだパーフォ
レーションが隣合うコマ間の間隔を決定している。
【0003】また、簡単な撮影機構が組み込まれ、予め
未露光の写真フイルムとカートリッジ本体とが装填され
たレンズ付きフイルムユニットが本出願人より製造販売
されている。このレンズ付きフイルムユニットでは、カ
ートリッジ本体と写真フイルムとを別々に収納し、1コ
マの撮影ごとにスプールに連結された巻上げノブを回転
操作して、露光済みの写真フイルムをカートリッジ本体
内に巻き上げるようになっている。そして、写真フイル
ムの1コマ分の移動を利用して、シャッタチャージや撮
影枚数のカウント,フイルム巻止め等を行っている。
未露光の写真フイルムとカートリッジ本体とが装填され
たレンズ付きフイルムユニットが本出願人より製造販売
されている。このレンズ付きフイルムユニットでは、カ
ートリッジ本体と写真フイルムとを別々に収納し、1コ
マの撮影ごとにスプールに連結された巻上げノブを回転
操作して、露光済みの写真フイルムをカートリッジ本体
内に巻き上げるようになっている。そして、写真フイル
ムの1コマ分の移動を利用して、シャッタチャージや撮
影枚数のカウント,フイルム巻止め等を行っている。
【0004】上記レンズ付きフイルムユニットに組み込
まれているフイルム巻止め機構は、パーフォレーション
に噛合して従動回転するスプロケットと、このスプロケ
ットと同軸で一体に回転するカム部材と、写真フイルム
の1コマ分の移送の完了ごとにカム部材に係合してロッ
クする係止レバーとから構成されている。
まれているフイルム巻止め機構は、パーフォレーション
に噛合して従動回転するスプロケットと、このスプロケ
ットと同軸で一体に回転するカム部材と、写真フイルム
の1コマ分の移送の完了ごとにカム部材に係合してロッ
クする係止レバーとから構成されている。
【0005】スプロケットは、短い間隔の2個のパーフ
ォレーションに噛合する一対の歯が回転対称で2対設け
られたもので、写真フイルムの1コマ分の移送によって
半回転する。しかしながら、このスプロケットが半回転
する間には、スプロケットの歯とパーフォレーションと
が噛合しなくなる期間があり、この期間中にはスプロケ
ットが回転しなくなる。そのため、レンズ付きフイルム
ユニットのフイルム巻止め機構では、スプロケットと写
真フイルムとの噛合が外れた際にカム部材を従動方向に
向けて付勢する付勢バネを設け、スプロケットの歯が次
のコマのパーフォレーションに噛合できる位置まで回転
できるようにしている。
ォレーションに噛合する一対の歯が回転対称で2対設け
られたもので、写真フイルムの1コマ分の移送によって
半回転する。しかしながら、このスプロケットが半回転
する間には、スプロケットの歯とパーフォレーションと
が噛合しなくなる期間があり、この期間中にはスプロケ
ットが回転しなくなる。そのため、レンズ付きフイルム
ユニットのフイルム巻止め機構では、スプロケットと写
真フイルムとの噛合が外れた際にカム部材を従動方向に
向けて付勢する付勢バネを設け、スプロケットの歯が次
のコマのパーフォレーションに噛合できる位置まで回転
できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記フイルム巻止め機
構が組み込まれたカメラやレンズ付きフイルムユニット
では、スプロケットと写真フイルムとの噛合が外れた後
に再び噛合しないとシャッタチャージやフイルム巻止め
が作動しなくなり、その後の撮影ができなくなってしま
う。特にレンズ付きフイルムユニットの場合には、未露
光の写真フイルムが全てカートリッジ本体内に巻き上げ
られてしまう。また、スプロケットの回転のタイミング
がずれてしまうと、スプロケットの歯が写真フイルムの
パーフォレーションの無い部分に噛み込んでしまい、写
真フイルムの巻き上げが出来なくなり、やはりその後の
撮影が不可能になってしまう。
構が組み込まれたカメラやレンズ付きフイルムユニット
では、スプロケットと写真フイルムとの噛合が外れた後
に再び噛合しないとシャッタチャージやフイルム巻止め
が作動しなくなり、その後の撮影ができなくなってしま
う。特にレンズ付きフイルムユニットの場合には、未露
光の写真フイルムが全てカートリッジ本体内に巻き上げ
られてしまう。また、スプロケットの回転のタイミング
がずれてしまうと、スプロケットの歯が写真フイルムの
パーフォレーションの無い部分に噛み込んでしまい、写
真フイルムの巻き上げが出来なくなり、やはりその後の
撮影が不可能になってしまう。
【0007】フイルム巻止め機構の動作を確実なものと
するために、フイルム巻止め機構の機能検査を行わなく
てはならないが、これは実際に写真フイルムを装填して
フイルム巻上げを行う必要があり、煩わしいものであっ
た。また、レンズ付きフイルムユニットで機能検査を行
う場合には、検査に使用するコマの分だけ写真フイルム
の撮影枚数が減ってしまうという問題がある。
するために、フイルム巻止め機構の機能検査を行わなく
てはならないが、これは実際に写真フイルムを装填して
フイルム巻上げを行う必要があり、煩わしいものであっ
た。また、レンズ付きフイルムユニットで機能検査を行
う場合には、検査に使用するコマの分だけ写真フイルム
の撮影枚数が減ってしまうという問題がある。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、フイルム巻止め機構の動作の確実性を向上させるカ
メラの製造方法を提供することを目的とする。
で、フイルム巻止め機構の動作の確実性を向上させるカ
メラの製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載のカメラの製造方法は、スプロケッ
トを強制的に回転させ、付勢バネによるスプロケットの
回転状態を確認するフイルム巻止め機構の機能検査を行
うようにしたものである。
めに、請求項1記載のカメラの製造方法は、スプロケッ
トを強制的に回転させ、付勢バネによるスプロケットの
回転状態を確認するフイルム巻止め機構の機能検査を行
うようにしたものである。
【0010】また、請求項2記載のカメラの製造方法
は、製造されるカメラが製造時にフイルムカートリッジ
が装填されるレンズ付きフイルムユニットである場合
に、フイルムカートリッジの装填前にフイルム巻止め機
構の機能検査を行うようにしたものである。
は、製造されるカメラが製造時にフイルムカートリッジ
が装填されるレンズ付きフイルムユニットである場合
に、フイルムカートリッジの装填前にフイルム巻止め機
構の機能検査を行うようにしたものである。
【0011】更に、請求項3記載のカメラの製造方法
は、フイルム巻止め機構の機能検査として、スプロケッ
トを巻止め位置から従動方向に向けて強制的に回転さ
せ、該スプロケットが付勢バネによって待受け位置まで
回転しているか否かと、その回転に要した時間が規定時
間以内か否かとを検出するようにしたものである。
は、フイルム巻止め機構の機能検査として、スプロケッ
トを巻止め位置から従動方向に向けて強制的に回転さ
せ、該スプロケットが付勢バネによって待受け位置まで
回転しているか否かと、その回転に要した時間が規定時
間以内か否かとを検出するようにしたものである。
【0012】また、請求項4記載のカメラの製造方法
は、フイルム巻止め機構の機能検査として、待受け位置
から逆方向に回転するようにスプロケットの歯を押圧
し、この歯が付勢バネの付勢によって再び待受け位置ま
で戻るか否かと、戻るまでに要した時間が規定時間以内
か否かとを検出するようにしたものである。
は、フイルム巻止め機構の機能検査として、待受け位置
から逆方向に回転するようにスプロケットの歯を押圧
し、この歯が付勢バネの付勢によって再び待受け位置ま
で戻るか否かと、戻るまでに要した時間が規定時間以内
か否かとを検出するようにしたものである。
【0013】更に、請求項5記載のカメラの製造方法
は、フイルム巻止め機構の機能検査として、スプロケッ
トを巻止め位置から従動方向に向けて強制的に回転さ
せ、該スプロケットが付勢バネの付勢によって待受け位
置まで回転しているか否かと、その回転に要した時間が
規定時間以内か否かとを検出し、更に、待受け位置から
逆方向に回転するようにスプロケットの歯を押圧し、こ
の歯が付勢バネの付勢によって再び待受け位置まで戻る
か否かと、戻るまでに要した時間が規定時間以内か否か
とを検出するようにしたものである。
は、フイルム巻止め機構の機能検査として、スプロケッ
トを巻止め位置から従動方向に向けて強制的に回転さ
せ、該スプロケットが付勢バネの付勢によって待受け位
置まで回転しているか否かと、その回転に要した時間が
規定時間以内か否かとを検出し、更に、待受け位置から
逆方向に回転するようにスプロケットの歯を押圧し、こ
の歯が付勢バネの付勢によって再び待受け位置まで戻る
か否かと、戻るまでに要した時間が規定時間以内か否か
とを検出するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、レンズ付きフイルムユニッ
トを例にして、本発明のカメラの製造方法についての説
明を行う。図2は、本発明の製造方法によって製造され
るレンズ付きフイルムユニット2の外観を示すものであ
る。レンズ付きフイルムユニット2は、予めフイルムカ
ートリッジが装填され各種撮影機構が組み込まれたユニ
ット本体3と、このユニット本体3を部分的に覆うラベ
ル4とから構成されている。ユニット本体3の上面に
は、シャッタボタン5,残り撮影可能枚数を表示するカ
ウンタ窓6が、前面にはファインダ7,撮影レンズ8等
が設けられている。また、背面側からは1コマの撮影毎
に回転操作される巻上げノブ9が露呈されている。ラベ
ル4は、ユニット本体3の中央部分に貼付され、撮影レ
ンズ8やファインダ7,カウンタ窓6等を外部に露呈さ
せる開口が形成されている。
トを例にして、本発明のカメラの製造方法についての説
明を行う。図2は、本発明の製造方法によって製造され
るレンズ付きフイルムユニット2の外観を示すものであ
る。レンズ付きフイルムユニット2は、予めフイルムカ
ートリッジが装填され各種撮影機構が組み込まれたユニ
ット本体3と、このユニット本体3を部分的に覆うラベ
ル4とから構成されている。ユニット本体3の上面に
は、シャッタボタン5,残り撮影可能枚数を表示するカ
ウンタ窓6が、前面にはファインダ7,撮影レンズ8等
が設けられている。また、背面側からは1コマの撮影毎
に回転操作される巻上げノブ9が露呈されている。ラベ
ル4は、ユニット本体3の中央部分に貼付され、撮影レ
ンズ8やファインダ7,カウンタ窓6等を外部に露呈さ
せる開口が形成されている。
【0015】図3に示すように、ユニット本体3は、本
体部11,後カバー12,露光ユニット13,前カバー
14から構成されている。前カバー14は、本体部11
の前面に着脱自在に取り付けられる。この前カバー14
の上面には、一部を切り欠いて弾性自在に形成したシャ
ッタボタン5が設けられている。このシャッタボタン5
の下部には、露光ユニット13に組み込まれているフイ
ルム巻止め機構を巻止め状態から解除する押圧ロッド1
6が一体に形成されている。
体部11,後カバー12,露光ユニット13,前カバー
14から構成されている。前カバー14は、本体部11
の前面に着脱自在に取り付けられる。この前カバー14
の上面には、一部を切り欠いて弾性自在に形成したシャ
ッタボタン5が設けられている。このシャッタボタン5
の下部には、露光ユニット13に組み込まれているフイ
ルム巻止め機構を巻止め状態から解除する押圧ロッド1
6が一体に形成されている。
【0016】本体部11には、略円柱形状のカートリッ
ジ本体18を収納するカートリッジ室19と、ロール状
に巻かれた未露光の写真フイルム20を収納するフイル
ムロール室21とが一体に形成されている。カートリッ
ジ室19とフイルムロール室21との背面及び底面は開
放されており、カートリッジ本体18と写真フイルム2
0とを装填した後に後カバー12が装着され、この後カ
バー12に一体に形成された底蓋22,23が閉じられ
ることによって光密に維持される。
ジ本体18を収納するカートリッジ室19と、ロール状
に巻かれた未露光の写真フイルム20を収納するフイル
ムロール室21とが一体に形成されている。カートリッ
ジ室19とフイルムロール室21との背面及び底面は開
放されており、カートリッジ本体18と写真フイルム2
0とを装填した後に後カバー12が装着され、この後カ
バー12に一体に形成された底蓋22,23が閉じられ
ることによって光密に維持される。
【0017】フイルムカートリッジ25は、カートリッ
ジ本体18と写真フイルム20とからなる。カートリッ
ジ本体18はプラスチックで形成されており、内部にス
プール26が回転自在に収納されている。このフイルム
カートリッジ25は、未使用時には写真フイルム20を
全てカートリッジ本体18内に収納してカメラ等への装
填が簡単に行えるようになっている。また、使用時に
は、スプール26をフイルム送り出し方向に回転させる
ことによりフイルム出入り口(図示せず)から写真フイ
ルム20を送り出す機構を備えている。なお、フイルム
出入り口には、フイルム出入り口を開放する位置と閉鎖
する位置との間で回動自在とされた遮光蓋27が組み込
まれている。
ジ本体18と写真フイルム20とからなる。カートリッ
ジ本体18はプラスチックで形成されており、内部にス
プール26が回転自在に収納されている。このフイルム
カートリッジ25は、未使用時には写真フイルム20を
全てカートリッジ本体18内に収納してカメラ等への装
填が簡単に行えるようになっている。また、使用時に
は、スプール26をフイルム送り出し方向に回転させる
ことによりフイルム出入り口(図示せず)から写真フイ
ルム20を送り出す機構を備えている。なお、フイルム
出入り口には、フイルム出入り口を開放する位置と閉鎖
する位置との間で回動自在とされた遮光蓋27が組み込
まれている。
【0018】図4に示すように、写真フイルム20はフ
イルム自由端部20a,撮影領域20b,フイルム係止
部20cから構成されている。撮影領域20bには、一
方の側縁に沿ってサイズの異なった大小2種類のパーフ
ォレーション29,30が2種類の間隔で交互に配列さ
れている。長い間隔のパーフォレーション29,30の
間には、1コマの撮影画面31が配置され、短い間隔の
パーフォレーション29,30は、隣合う撮影画面間の
間隔を決定している。各パーフォレーション29,30
は、撮影画面31に対応する数だけ設けられている。
イルム自由端部20a,撮影領域20b,フイルム係止
部20cから構成されている。撮影領域20bには、一
方の側縁に沿ってサイズの異なった大小2種類のパーフ
ォレーション29,30が2種類の間隔で交互に配列さ
れている。長い間隔のパーフォレーション29,30の
間には、1コマの撮影画面31が配置され、短い間隔の
パーフォレーション29,30は、隣合う撮影画面間の
間隔を決定している。各パーフォレーション29,30
は、撮影画面31に対応する数だけ設けられている。
【0019】フイルム係止部20cは、端部がスプール
26に係止されており、スプール26の回転によって、
カートリッジ本体18から送り出され、巻き上げられ
る。フイルム自由端部20aとフイルム係止部20cは
撮影に用いられない領域とされており、現像処理時等に
使用するための露光禁止領域となっている。そのため、
フイルム自由端部20aとフイルム係止部20cとは、
未露光の状態でカートリッジ本体18内に巻き上げられ
る。
26に係止されており、スプール26の回転によって、
カートリッジ本体18から送り出され、巻き上げられ
る。フイルム自由端部20aとフイルム係止部20cは
撮影に用いられない領域とされており、現像処理時等に
使用するための露光禁止領域となっている。そのため、
フイルム自由端部20aとフイルム係止部20cとは、
未露光の状態でカートリッジ本体18内に巻き上げられ
る。
【0020】図示した写真フイルム20は、一般のカメ
ラに使用される写真フイルムに追加工を施してレンズ付
きフイルムユニット用としたものである。カメラ用の写
真フイルムとレンズ付きフイルムユニット用の写真フイ
ルム20との差異は、大パーフォレーション29の大き
さと、フイルム係止部20cの範囲内に追加された初期
チャージ用の小パーフォレーション30aである。カメ
ラ用の写真フイルムでは全てのパーフォレーションの大
きさが小パーフォレーション30と同じ大きさとなって
おり、フイルム係止部20c内にパーフォレーション3
0aは存在しない。
ラに使用される写真フイルムに追加工を施してレンズ付
きフイルムユニット用としたものである。カメラ用の写
真フイルムとレンズ付きフイルムユニット用の写真フイ
ルム20との差異は、大パーフォレーション29の大き
さと、フイルム係止部20cの範囲内に追加された初期
チャージ用の小パーフォレーション30aである。カメ
ラ用の写真フイルムでは全てのパーフォレーションの大
きさが小パーフォレーション30と同じ大きさとなって
おり、フイルム係止部20c内にパーフォレーション3
0aは存在しない。
【0021】カートリッジ室19とフイルムロール室2
1との間には、暗箱33が設けられている。暗箱33の
背面側には、アパーチャーと、写真フイルム20の端縁
を支持するフイルムレールとが形成されており、暗箱3
3の前面側には、撮影レンズ8を透過した被写体光をア
パーチャーに導くための開口34が形成されている。ま
た、暗箱33の上方には、詳しくは後述するスプロケッ
トを写真フイルム20に向けて露呈させるための開口3
3aが形成されている。この開口33aは、撮影レンズ
8側から見たアパーチャーに対して上方左側に形成され
ている。
1との間には、暗箱33が設けられている。暗箱33の
背面側には、アパーチャーと、写真フイルム20の端縁
を支持するフイルムレールとが形成されており、暗箱3
3の前面側には、撮影レンズ8を透過した被写体光をア
パーチャーに導くための開口34が形成されている。ま
た、暗箱33の上方には、詳しくは後述するスプロケッ
トを写真フイルム20に向けて露呈させるための開口3
3aが形成されている。この開口33aは、撮影レンズ
8側から見たアパーチャーに対して上方左側に形成され
ている。
【0022】巻上げノブ9は、カートリッジ室19の上
面に回転自在に組み付けられ、カートリッジ室19に装
填されたカートリッジ本体18のスプール26に係合す
る。この巻上げノブ9は、一部が後カバー12から背面
側に露呈されており、この露呈された部分をフイルム巻
上げ方向(図中反時計方向)に回転操作することによ
り、スプール26が同方向に回転され、撮影済みの写真
フイルム20がカートリッジ本体18内に収納される。
巻上げノブ9の外周には歯列9aが形成されており、こ
の歯列9aには本体部11に設けられた逆止爪36が係
合する。この逆止爪36は、巻上げノブ9がフイルム巻
上げ方向とは逆の方向(図中時計方向)に回転操作され
ることを禁止している。
面に回転自在に組み付けられ、カートリッジ室19に装
填されたカートリッジ本体18のスプール26に係合す
る。この巻上げノブ9は、一部が後カバー12から背面
側に露呈されており、この露呈された部分をフイルム巻
上げ方向(図中反時計方向)に回転操作することによ
り、スプール26が同方向に回転され、撮影済みの写真
フイルム20がカートリッジ本体18内に収納される。
巻上げノブ9の外周には歯列9aが形成されており、こ
の歯列9aには本体部11に設けられた逆止爪36が係
合する。この逆止爪36は、巻上げノブ9がフイルム巻
上げ方向とは逆の方向(図中時計方向)に回転操作され
ることを禁止している。
【0023】また、現在発売されているレンズ付きフイ
ルムユニット(商品名「写ルンですSuper Slim」)に採
用されて公知であるため詳細な説明は省略するが、カー
トリッジ室19の上面と、カートリッジ室19と暗箱3
3との間には、底蓋22の開放操作に連動してカートリ
ッジ本体18の遮光蓋27を閉鎖する遮光蓋閉鎖機構が
組み込まれている。
ルムユニット(商品名「写ルンですSuper Slim」)に採
用されて公知であるため詳細な説明は省略するが、カー
トリッジ室19の上面と、カートリッジ室19と暗箱3
3との間には、底蓋22の開放操作に連動してカートリ
ッジ本体18の遮光蓋27を閉鎖する遮光蓋閉鎖機構が
組み込まれている。
【0024】図5に示すように、露光ユニット13は、
暗箱33の前面に着脱自在に組み付けられるベース部材
38に各種部品が組み付けられてユニット化されたもの
となっている。ベース部材38の上面には、シャッタ機
構を構成する複数の部品が組み付けられるとともに、フ
ァインダ7を構成する対物レンズ39a,接眼レンズ3
9bが保持されている。ベース部材38の前面には撮影
レンズ8を保持するレンズカバー40が組み付けられて
おり、このレンズカバー40とベース部材38との間に
は、写真フイルム20への露光を行う露光開口が形成さ
れ、この露光開口を開閉するシャッタ羽根が揺動自在に
組み付けられている。
暗箱33の前面に着脱自在に組み付けられるベース部材
38に各種部品が組み付けられてユニット化されたもの
となっている。ベース部材38の上面には、シャッタ機
構を構成する複数の部品が組み付けられるとともに、フ
ァインダ7を構成する対物レンズ39a,接眼レンズ3
9bが保持されている。ベース部材38の前面には撮影
レンズ8を保持するレンズカバー40が組み付けられて
おり、このレンズカバー40とベース部材38との間に
は、写真フイルム20への露光を行う露光開口が形成さ
れ、この露光開口を開閉するシャッタ羽根が揺動自在に
組み付けられている。
【0025】ベース部38の上面には、軸43,44,
軸受け部45が形成されている。軸43には、シャッタ
駆動レバー46,レリーズバネ47,カウンタ板48が
順に挿入される。軸44には、係止バネ49,係止レバ
ー50が順に挿入される。軸受け部45には、カム部材
51が挿入される。これらの係止バネ49,係止レバー
50,カム部材51,後述するスプロケットから、フイ
ルム巻止め機構が構成される。
軸受け部45が形成されている。軸43には、シャッタ
駆動レバー46,レリーズバネ47,カウンタ板48が
順に挿入される。軸44には、係止バネ49,係止レバ
ー50が順に挿入される。軸受け部45には、カム部材
51が挿入される。これらの係止バネ49,係止レバー
50,カム部材51,後述するスプロケットから、フイ
ルム巻止め機構が構成される。
【0026】軸受け部45は下方まで穴が貫通されてお
り、挿入されたカム部材51の軸部53は下方から突出
される。突出された軸部53にはスプロケット54が係
合され、スプロケット54は暗箱33の上部の開口33
aから写真フイルム20に向けて露呈される。スプロケ
ット54の外周には、隣合うコマ間の後部側と先頭側と
の近接した一対の大小パーフォレーション29,30に
順次に噛合する一対の大小の歯54a,54bが、回転
対称で2対設けられている。そして、スプロケット54
は、1コマ分の写真フイルム20がカートリッジ本体1
8内に巻き上げられる際のフイルム移送に従動して、図
中反時計方向に半回転される。
り、挿入されたカム部材51の軸部53は下方から突出
される。突出された軸部53にはスプロケット54が係
合され、スプロケット54は暗箱33の上部の開口33
aから写真フイルム20に向けて露呈される。スプロケ
ット54の外周には、隣合うコマ間の後部側と先頭側と
の近接した一対の大小パーフォレーション29,30に
順次に噛合する一対の大小の歯54a,54bが、回転
対称で2対設けられている。そして、スプロケット54
は、1コマ分の写真フイルム20がカートリッジ本体1
8内に巻き上げられる際のフイルム移送に従動して、図
中反時計方向に半回転される。
【0027】カム部材51は、上方から順に、二歯ギヤ
56,巻止めカム57,チャージカム58,付勢カム5
9,そして軸部53が一体に形成されたものとなってい
る。二歯ギヤ56は、カウンタ板48の外周に形成され
た歯48aに噛合する。カウンタ板48の上面には撮影
可能枚数を表す目盛りが記されており、二歯ギヤ56は
半回転でカウンタ板48を一目盛り分だけ歩進させる。
巻止めカム57は、外周に回転対称に配置された一対の
溝57aが設けられており、半回転するごとに係止レバ
ー50が係合する。チャージカム58は、回転対称で形
成された一対の羽根形状の突起からなり、回転中にシャ
ッタ駆動レバー46を押圧して、シャッタ駆動レバー4
6がシャッタチャージされる方向に回動させる。
56,巻止めカム57,チャージカム58,付勢カム5
9,そして軸部53が一体に形成されたものとなってい
る。二歯ギヤ56は、カウンタ板48の外周に形成され
た歯48aに噛合する。カウンタ板48の上面には撮影
可能枚数を表す目盛りが記されており、二歯ギヤ56は
半回転でカウンタ板48を一目盛り分だけ歩進させる。
巻止めカム57は、外周に回転対称に配置された一対の
溝57aが設けられており、半回転するごとに係止レバ
ー50が係合する。チャージカム58は、回転対称で形
成された一対の羽根形状の突起からなり、回転中にシャ
ッタ駆動レバー46を押圧して、シャッタ駆動レバー4
6がシャッタチャージされる方向に回動させる。
【0028】付勢カム59は、180°の回転対称で形
成された一対の突起からなり、ベース部材38の上面に
組み付けられた付勢バネ61によって押圧される。写真
フイルム20にはパーフォレーションが連続的に設けら
れていないことから、スプロケット54の歯54a,5
4bがパーフォレーション29,30のいずれとも噛合
されない状態が発生してしまう。この状態のときに付勢
カム59が付勢バネ61によって押圧されることによ
り、カム部材51を従動方向に回動させるようになって
いる。これにより、スプロケット54の小歯54bは、
次のパーフォレーション30に噛合可能な位置まで移動
される。付勢バネ61は、金属薄板を屈曲させた板バネ
となっている。
成された一対の突起からなり、ベース部材38の上面に
組み付けられた付勢バネ61によって押圧される。写真
フイルム20にはパーフォレーションが連続的に設けら
れていないことから、スプロケット54の歯54a,5
4bがパーフォレーション29,30のいずれとも噛合
されない状態が発生してしまう。この状態のときに付勢
カム59が付勢バネ61によって押圧されることによ
り、カム部材51を従動方向に回動させるようになって
いる。これにより、スプロケット54の小歯54bは、
次のパーフォレーション30に噛合可能な位置まで移動
される。付勢バネ61は、金属薄板を屈曲させた板バネ
となっている。
【0029】シャッタ駆動レバー46は、図中時計方向
のチャージ位置と反時計方向のレリーズ完了位置との間
で回動自在とされており、レリーズバネ47によってレ
リーズ完了位置に向けて付勢されている。シャッタ駆動
レバー46には、チャージ位置に向けて回動するように
チャージカム58に押圧される被押圧部46aと、チャ
ージ位置にある際に係止レバー50に係止される被係止
突起46bと、チャージ位置からレリーズ完了位置に回
動する際にシャッタ羽根を蹴飛ばして露光開口を開放さ
せる蹴飛ばし部46cとが一体に形成されている。
のチャージ位置と反時計方向のレリーズ完了位置との間
で回動自在とされており、レリーズバネ47によってレ
リーズ完了位置に向けて付勢されている。シャッタ駆動
レバー46には、チャージ位置に向けて回動するように
チャージカム58に押圧される被押圧部46aと、チャ
ージ位置にある際に係止レバー50に係止される被係止
突起46bと、チャージ位置からレリーズ完了位置に回
動する際にシャッタ羽根を蹴飛ばして露光開口を開放さ
せる蹴飛ばし部46cとが一体に形成されている。
【0030】係止レバー50は、フイルム巻止めを行う
図中時計方向の巻止め位置と、このフイルム巻止めを解
除する反時計方向の巻止め解除位置との間で回動自在と
なっており、係止バネ49によって巻止め位置に向けて
付勢されている。係止レバー50には、チャージ位置に
あるシャッタ駆動レバー46の被係止突起46bを係止
する係止突起50aと、前カバー14に形成された押圧
ロッド16によって保持解除位置に向けて押圧される被
押圧部50bと、巻上げノブ9の歯列9aに噛合する係
合爪50cと、巻止めカム57の溝57aに係合してロ
ックするロック爪50dとが一体に形成されている。
図中時計方向の巻止め位置と、このフイルム巻止めを解
除する反時計方向の巻止め解除位置との間で回動自在と
なっており、係止バネ49によって巻止め位置に向けて
付勢されている。係止レバー50には、チャージ位置に
あるシャッタ駆動レバー46の被係止突起46bを係止
する係止突起50aと、前カバー14に形成された押圧
ロッド16によって保持解除位置に向けて押圧される被
押圧部50bと、巻上げノブ9の歯列9aに噛合する係
合爪50cと、巻止めカム57の溝57aに係合してロ
ックするロック爪50dとが一体に形成されている。
【0031】ベース部材38の上部には天板63が組み
付けられる。この天板63は、穴63aで軸43の上端
を支持し、切欠63bでカム部材51の上端を支持す
る。また天板63は全体が透明なプラスチックで形成さ
れており、符号64はカウンタ板48の上面に記された
目盛りを拡大表示するレンズとなっている。
付けられる。この天板63は、穴63aで軸43の上端
を支持し、切欠63bでカム部材51の上端を支持す
る。また天板63は全体が透明なプラスチックで形成さ
れており、符号64はカウンタ板48の上面に記された
目盛りを拡大表示するレンズとなっている。
【0032】図6は、巻止め状態にある露光ユニット1
3のフイルム巻止め機構を示すものである。スプロケッ
ト54は、大歯54aが写真フイルム20の大パーフォ
レーション29に噛合する巻止め位置にある。写真フイ
ルム20は、本体部11の背面側に形成されたフイルム
レール66に沿って緩やかに湾曲している。係止レバー
50のロック爪50dは、巻止めカム57の溝57aに
係合してその回転をロックし、係止突起50aは被係止
突起46bに係合してシャッタ駆動レバー46をチャー
ジ位置で保持している。また、図示しないが、係止レバ
ー50の係合爪50cは巻上げノブ9の歯列9aに噛合
して、巻上げノブ9の回転をロックしている。
3のフイルム巻止め機構を示すものである。スプロケッ
ト54は、大歯54aが写真フイルム20の大パーフォ
レーション29に噛合する巻止め位置にある。写真フイ
ルム20は、本体部11の背面側に形成されたフイルム
レール66に沿って緩やかに湾曲している。係止レバー
50のロック爪50dは、巻止めカム57の溝57aに
係合してその回転をロックし、係止突起50aは被係止
突起46bに係合してシャッタ駆動レバー46をチャー
ジ位置で保持している。また、図示しないが、係止レバ
ー50の係合爪50cは巻上げノブ9の歯列9aに噛合
して、巻上げノブ9の回転をロックしている。
【0033】上記巻止め状態でシャッタボタン5が押圧
されると、押圧ロッド16が係止レバー50の被押圧部
50bを押圧し、係止バネ49の付勢に抗して係止レバ
ー50は図中反時計方向の巻止め解除位置に向けて回動
される。これにより、図7に示すように、シャッタ駆動
レバー46は係止レバー50による保持が解除され、レ
リーズバネ47の付勢によってレリーズ完了位置に向け
て回動し、シャッタ羽根を蹴飛ばす。また、係止レバー
50はレリーズ完了位置に回動したシャッタ駆動レバー
46によって巻止解除位置で保持される。
されると、押圧ロッド16が係止レバー50の被押圧部
50bを押圧し、係止バネ49の付勢に抗して係止レバ
ー50は図中反時計方向の巻止め解除位置に向けて回動
される。これにより、図7に示すように、シャッタ駆動
レバー46は係止レバー50による保持が解除され、レ
リーズバネ47の付勢によってレリーズ完了位置に向け
て回動し、シャッタ羽根を蹴飛ばす。また、係止レバー
50はレリーズ完了位置に回動したシャッタ駆動レバー
46によって巻止解除位置で保持される。
【0034】フイルム巻止め機構が巻止め解除状態にあ
る際に巻上げノブ9がフイルム巻上げ方向に回転操作さ
れると、1コマ分の写真フイルム20がカートリッジ室
19内のカートリッジ本体18内に巻き上げられ、図8
に示すように、写真フイルム20は図中左方に向けて移
動する。スプロケット54は、写真フイルム20の大パ
ーフォレーション29によって大歯54aが押圧され、
図中反時計方向に従動回転する。この回転途中では、付
勢バネ61が付勢カム59に押圧されて撓む。スプロケ
ット54の大歯54aが大パーフォレーション29から
外れると、付勢バネ61は付勢カム59を押圧してカム
部材51とスプロケット54とを従動方向に回転させ
る。
る際に巻上げノブ9がフイルム巻上げ方向に回転操作さ
れると、1コマ分の写真フイルム20がカートリッジ室
19内のカートリッジ本体18内に巻き上げられ、図8
に示すように、写真フイルム20は図中左方に向けて移
動する。スプロケット54は、写真フイルム20の大パ
ーフォレーション29によって大歯54aが押圧され、
図中反時計方向に従動回転する。この回転途中では、付
勢バネ61が付勢カム59に押圧されて撓む。スプロケ
ット54の大歯54aが大パーフォレーション29から
外れると、付勢バネ61は付勢カム59を押圧してカム
部材51とスプロケット54とを従動方向に回転させ
る。
【0035】これにより、図9に示すように、付勢バネ
61の付勢によって小歯54bが写真フイルム20に押
しつけられる。そして、図10に示すように、小パーフ
ォレーション30が小歯54bに対面すると、スプロケ
ット54は付勢バネ61の付勢によって小歯54bをフ
イルムレール66から突出させる待受け位置に回転し、
小歯54bを小パーフォレーション30に噛合させる。
その後、更に写真フイルム20が巻き上げられると、小
歯54bが小パーフォレーション30に押圧されてスプ
ロケット54が回転し、大歯54aが大パーフォレーシ
ョン29に噛合する。係止レバー50は、図6に示すよ
うに、再びカム部材51の巻止めカム57の溝57aに
ロック爪50dを係合させ、巻上げノブ9に係合爪50
cを係合させ、チャージカム58でチャージ位置に回動
されたシャッタ駆動レバー46をチャージ位置で保持す
る。
61の付勢によって小歯54bが写真フイルム20に押
しつけられる。そして、図10に示すように、小パーフ
ォレーション30が小歯54bに対面すると、スプロケ
ット54は付勢バネ61の付勢によって小歯54bをフ
イルムレール66から突出させる待受け位置に回転し、
小歯54bを小パーフォレーション30に噛合させる。
その後、更に写真フイルム20が巻き上げられると、小
歯54bが小パーフォレーション30に押圧されてスプ
ロケット54が回転し、大歯54aが大パーフォレーシ
ョン29に噛合する。係止レバー50は、図6に示すよ
うに、再びカム部材51の巻止めカム57の溝57aに
ロック爪50dを係合させ、巻上げノブ9に係合爪50
cを係合させ、チャージカム58でチャージ位置に回動
されたシャッタ駆動レバー46をチャージ位置で保持す
る。
【0036】上記ユニット本体3は、図11に示すフロ
ーチャートに従って製造される。ユニット本体3の組立
ラインは、例えば間欠に回転される回転テーブルの外周
に各種組み立て装置が配置されたもので、回転テーブル
が停止する第1ステージでは、回転テーブル上に配置さ
れたパレット68(図1参照)に本体部11が供給され
る。第2ステージでは、本体部11のカートリッジ室1
9の上部とカートリッジ室19と暗箱33との間に遮光
蓋閉鎖機構が組付けられる。第3ステージでは、本体部
11の暗箱33の前面に、別のラインで組み立てられた
露光ユニット13と巻上げノブ9とが組み付けられる。
第4ステージでは、本体部11の前面側に前カバー14
が組み付けられる。
ーチャートに従って製造される。ユニット本体3の組立
ラインは、例えば間欠に回転される回転テーブルの外周
に各種組み立て装置が配置されたもので、回転テーブル
が停止する第1ステージでは、回転テーブル上に配置さ
れたパレット68(図1参照)に本体部11が供給され
る。第2ステージでは、本体部11のカートリッジ室1
9の上部とカートリッジ室19と暗箱33との間に遮光
蓋閉鎖機構が組付けられる。第3ステージでは、本体部
11の暗箱33の前面に、別のラインで組み立てられた
露光ユニット13と巻上げノブ9とが組み付けられる。
第4ステージでは、本体部11の前面側に前カバー14
が組み付けられる。
【0037】第5ステージでは、露光ユニット13に組
み込まれているフイルム巻止め機構の機能検査が行われ
る。この機能検査は、スプロケット54の巻止め位置か
ら待受け位置までの回転を検査する第1機能検査と、待
受け位置でのパーフォレーションへの噛合を検査する第
2機能検査とからなる。図1に示すように、第5ステー
ジでは、本体部11の背面側、すなわち上方に第1機能
検査用のソレノイド70と、第2機能検査用のソレノイ
ド71と、スプロケット51の歯を検出するためのイメ
ージセンサー72とが配置されており、これらはコンピ
ュータ73によって制御されている。
み込まれているフイルム巻止め機構の機能検査が行われ
る。この機能検査は、スプロケット54の巻止め位置か
ら待受け位置までの回転を検査する第1機能検査と、待
受け位置でのパーフォレーションへの噛合を検査する第
2機能検査とからなる。図1に示すように、第5ステー
ジでは、本体部11の背面側、すなわち上方に第1機能
検査用のソレノイド70と、第2機能検査用のソレノイ
ド71と、スプロケット51の歯を検出するためのイメ
ージセンサー72とが配置されており、これらはコンピ
ュータ73によって制御されている。
【0038】本体部11に組み付けられた露光ユニット
13のフイルム巻止め機構は、図7に示すように、巻止
め解除状態にされており、スプロケット54の大歯54
aが本体部11の開校33aからフイルムレール66上
に突出されている。第5ステージに本体部11が搬送さ
れると、始めにフイルム巻止め機構の第1機能検査が行
われる。
13のフイルム巻止め機構は、図7に示すように、巻止
め解除状態にされており、スプロケット54の大歯54
aが本体部11の開校33aからフイルムレール66上
に突出されている。第5ステージに本体部11が搬送さ
れると、始めにフイルム巻止め機構の第1機能検査が行
われる。
【0039】コンピュータ73は、ソレノイド70を作
動させてプランジャー75を突き出させる。これによ
り、図12(A),(B)に示すように、先端に固定さ
れた治具が76がスプロケット54の大歯54aを押圧
する。治具76によって押圧されたスプロケット54
は、写真フイルム20に従動する際と同様に従動方向に
回転する。スプロケット54は、回転途中でソレノイド
70の治具76で押圧されなくなるが、付勢カム59が
付勢バネ61で押圧されることにより、スプロケット5
4は待受け位置まで回転される。
動させてプランジャー75を突き出させる。これによ
り、図12(A),(B)に示すように、先端に固定さ
れた治具が76がスプロケット54の大歯54aを押圧
する。治具76によって押圧されたスプロケット54
は、写真フイルム20に従動する際と同様に従動方向に
回転する。スプロケット54は、回転途中でソレノイド
70の治具76で押圧されなくなるが、付勢カム59が
付勢バネ61で押圧されることにより、スプロケット5
4は待受け位置まで回転される。
【0040】イメージセンサー72は、本体部11のフ
イルムレール66からスプロケット54の小歯54bが
突出するのを検出し、これをコンピュータ73に入力す
る。更にコンピュータ73は、大歯54aが押圧されて
から小歯54bがフイルムレール66から突出するまで
の時間を測定する。小歯54bがフイルムレール66か
ら突出して待受け位置に移動し、更にこれに要した回転
時間が規定時間内である場合に、第1機能検査は合格と
なる。コンピュータ73は、検査した本体部11が第2
機能検査に合格したか否かを記憶しておく。
イルムレール66からスプロケット54の小歯54bが
突出するのを検出し、これをコンピュータ73に入力す
る。更にコンピュータ73は、大歯54aが押圧されて
から小歯54bがフイルムレール66から突出するまで
の時間を測定する。小歯54bがフイルムレール66か
ら突出して待受け位置に移動し、更にこれに要した回転
時間が規定時間内である場合に、第1機能検査は合格と
なる。コンピュータ73は、検査した本体部11が第2
機能検査に合格したか否かを記憶しておく。
【0041】続いて、同じ第5ステージで第2機能検査
が行われる。コンピュータ73は、ソレノイド71を作
動させてプランジャー78を突き出させる。これによ
り、図13(A),(B)に示すように、先端に固定さ
れた治具が79がスプロケット54の小歯54bを押圧
する。治具79によって押圧されたスプロケット54は
従動方向と逆の方向に回転され、付勢カム59が付勢バ
ネ61を押圧する。この逆方向に回転された状態は、図
9に示すように、待受け位置に回転されたスプロケット
54が写真フイルム20に当接して、小パーフォレーシ
ョン29が移動してくるまでフイルムレール66内に入
り込んで待機しているのと同じ状態となる。コンピュー
タ73は、検査した本体部11が第2機能検査に合格し
たか否かを記憶しておく。
が行われる。コンピュータ73は、ソレノイド71を作
動させてプランジャー78を突き出させる。これによ
り、図13(A),(B)に示すように、先端に固定さ
れた治具が79がスプロケット54の小歯54bを押圧
する。治具79によって押圧されたスプロケット54は
従動方向と逆の方向に回転され、付勢カム59が付勢バ
ネ61を押圧する。この逆方向に回転された状態は、図
9に示すように、待受け位置に回転されたスプロケット
54が写真フイルム20に当接して、小パーフォレーシ
ョン29が移動してくるまでフイルムレール66内に入
り込んで待機しているのと同じ状態となる。コンピュー
タ73は、検査した本体部11が第2機能検査に合格し
たか否かを記憶しておく。
【0042】第5ステージでのフイルム巻止め機構の機
能検査が終了した本体部11は、回転テーブルの回転に
よって次の第6ステージに搬送されるが、この搬送途中
でフイルム巻止め機構の機能検査に不合格となった本体
部11は、回転テーブル上から取り出される。不合格品
の本体部11は、各部品を取り外されて再び組立ライン
に供給される。
能検査が終了した本体部11は、回転テーブルの回転に
よって次の第6ステージに搬送されるが、この搬送途中
でフイルム巻止め機構の機能検査に不合格となった本体
部11は、回転テーブル上から取り出される。不合格品
の本体部11は、各部品を取り外されて再び組立ライン
に供給される。
【0043】第6ステージでは、本体部11のカートリ
ッジ室19とフイルムロール室21とに、カートリッジ
本体18と写真フイルム20とが装填される。次の第7
ステージでは、本体部11の背後に後カバー12が組み
付けられ、更に後カバー12に一体に形成された底蓋2
2,23が閉じられ、ユニット本体3が完成する。第8
ステージでは、回転テーブルのパレット68上からユニ
ット本体3を取り出し、最終的な機能検査を行う検査ラ
インに送り出す。検査ラインで合格したユニット本体3
は外側にラベル4が貼着され、包装袋に包装されて出荷
される。このように、製造工程中で機能検査が行われる
ので、露光ユニット13のフイルム巻止め機構の信頼性
は格段に向上し、不良品の出荷を未然に防止することが
できる。
ッジ室19とフイルムロール室21とに、カートリッジ
本体18と写真フイルム20とが装填される。次の第7
ステージでは、本体部11の背後に後カバー12が組み
付けられ、更に後カバー12に一体に形成された底蓋2
2,23が閉じられ、ユニット本体3が完成する。第8
ステージでは、回転テーブルのパレット68上からユニ
ット本体3を取り出し、最終的な機能検査を行う検査ラ
インに送り出す。検査ラインで合格したユニット本体3
は外側にラベル4が貼着され、包装袋に包装されて出荷
される。このように、製造工程中で機能検査が行われる
ので、露光ユニット13のフイルム巻止め機構の信頼性
は格段に向上し、不良品の出荷を未然に防止することが
できる。
【0044】なお、上記実施の形態では、レンズ付きフ
イルムユニットを例に本発明の説明を行ったが、当然、
同様のフイルム巻止め機構を用いるカメラの機能検査に
も用いることができる。カメラの場合は製造中にフイル
ムカートリッジが装填されることはないので、カメラの
完成後の最終的な各部の機能検査時に実施することがで
きる。更に、スプロケットの巻止め位置から待受け位置
への回転を検査する第1機能検査と、待受け位置でのパ
ーフォレーションへの噛合を検査する第2機能検査とを
行ったが、不良品の発生状態によっては、いずれか一方
のみを実施するようにすることもできる。
イルムユニットを例に本発明の説明を行ったが、当然、
同様のフイルム巻止め機構を用いるカメラの機能検査に
も用いることができる。カメラの場合は製造中にフイル
ムカートリッジが装填されることはないので、カメラの
完成後の最終的な各部の機能検査時に実施することがで
きる。更に、スプロケットの巻止め位置から待受け位置
への回転を検査する第1機能検査と、待受け位置でのパ
ーフォレーションへの噛合を検査する第2機能検査とを
行ったが、不良品の発生状態によっては、いずれか一方
のみを実施するようにすることもできる。
【0045】また、スプロケットの回転状態は、スプロ
ケットの歯をイメージセンサーで直接検出して確認する
ようにしたが、スプロケットと同軸で回転するカム部材
を露光ユニットの天板の切欠等から検出しても同様にス
プロケットの回転状態を確認することができる。更に、
スプロケットの強制的な回転に2個のソレノイドを用い
たが1個でもよく、またエアシリンダやカム等でも代用
することができる。また、スプロケットの回転状態の検
出には、イメージセンサー以外に光電センサーやレーザ
ー変位計を用いることもできる。
ケットの歯をイメージセンサーで直接検出して確認する
ようにしたが、スプロケットと同軸で回転するカム部材
を露光ユニットの天板の切欠等から検出しても同様にス
プロケットの回転状態を確認することができる。更に、
スプロケットの強制的な回転に2個のソレノイドを用い
たが1個でもよく、またエアシリンダやカム等でも代用
することができる。また、スプロケットの回転状態の検
出には、イメージセンサー以外に光電センサーやレーザ
ー変位計を用いることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラの
製造方法は、スプロケットを強制的に回転させて、付勢
バネによるスプロケットの回転状態を確認するフイルム
巻止め機構の機能検査を行うようにしたので、フイルム
巻止め機構の信頼性を向上させることができ、市場での
不良品の発生を未然に防止することができる。
製造方法は、スプロケットを強制的に回転させて、付勢
バネによるスプロケットの回転状態を確認するフイルム
巻止め機構の機能検査を行うようにしたので、フイルム
巻止め機構の信頼性を向上させることができ、市場での
不良品の発生を未然に防止することができる。
【0047】また、レンズ付きフイルムユニットの場合
には、フイルムカートリッジの装填前にフイルム巻止め
機構の機能検査を行うようにしたので、写真フイルムを
無駄にすることがなく、同様にフイルム巻止め機構の信
頼性向上と、不良品発生の防止とが可能となる。
には、フイルムカートリッジの装填前にフイルム巻止め
機構の機能検査を行うようにしたので、写真フイルムを
無駄にすることがなく、同様にフイルム巻止め機構の信
頼性向上と、不良品発生の防止とが可能となる。
【0048】更に、フイルム巻止め機能の機能検査は、
実際に写真フイルムによって従動回転される場合と同様
に歯を押圧してスプロケットを回転させて、その回転状
態を確認するようにしたので正確な検査結果を得ること
ができる。また、スプロケッットの巻止め位置から待受
け位置への回転と、待受け位置でのパーフォレーション
への噛合とを別々に検査できるので、よりきめ細かな検
査が可能となり、更に不良品の発生原因によってはいず
れか一方の検査のみを選択することもできる。また、大
がかりな設備を必要としないので、低コストに採用する
ことができる。
実際に写真フイルムによって従動回転される場合と同様
に歯を押圧してスプロケットを回転させて、その回転状
態を確認するようにしたので正確な検査結果を得ること
ができる。また、スプロケッットの巻止め位置から待受
け位置への回転と、待受け位置でのパーフォレーション
への噛合とを別々に検査できるので、よりきめ細かな検
査が可能となり、更に不良品の発生原因によってはいず
れか一方の検査のみを選択することもできる。また、大
がかりな設備を必要としないので、低コストに採用する
ことができる。
【図1】フイルム巻止め機構の機能検査の状態を示す外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視
図である。
図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】フイルムカートリッジの構成を示す正面図であ
る。
る。
【図5】露光ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図6】巻止め状態にあるフイルム巻止め機構を示す平
面図である。
面図である。
【図7】巻止め解除状態にあるフイルム巻止め機構を示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】スプロケットが従動方向に回転している際のフ
イルム巻止め機構を示す平面図である。
イルム巻止め機構を示す平面図である。
【図9】スプロケットが写真フイルムに当接している際
のフイルム巻止め機構を示す平面図である。
のフイルム巻止め機構を示す平面図である。
【図10】スプロケットが次のパーフォレーションに噛
合した状態を示す平面図である。
合した状態を示す平面図である。
【図11】ユニット本体の製造工程を示すフローチャー
トである。
トである。
【図12】第1機能検査実施中のスプロケットの状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図13】第2機能検査実施中のスプロケットの状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
2 レンズ付きフイルムユニット 3 ユニット本体 11 本体部 13 露光ユニット 18 カートリッジ本体 20 写真フイルム 29 大パーフォレーション 30 小パーフォレーション 51 カム部材 54 スプロケット 54a 大歯 54b 小歯 59 付勢カム 61 付勢バネ 70,71 ソレノイド 72 イメージセンサー 73 コンピュータ
Claims (5)
- 【請求項1】 写真フイルムのパーフォレーションに間
欠に噛合して、写真フイルムを係止する巻止め位置と次
のコマのパーフォレーションに噛合するために待ち受け
る待受け位置との間で従動回転するスプロケットと、こ
のスプロケットと同軸で一体に回転するカム部材と、ス
プロケットとパーフォレーションとの噛合が外れている
期間に該カム部材を付勢してスプロケットを待ち受け位
置まで回転させる付勢バネと、該スプロケットが巻止め
位置にある際にカム部材に係合して回転をロックする係
止レバーとからなるフイルム巻止め機構を備えたカメラ
において、 前記スプロケットを強制的に回転させて、付勢バネによ
るスプロケットの回転状態を確認するフイルム巻止め機
構の機能検査を行うことを特徴とするカメラの製造方
法。 - 【請求項2】 前記カメラは、製造時にフイルムカート
リッジが装填されるレンズ付きフイルムユニットであっ
て、前記フイルム巻止め機構の機能検査は、フイルムカ
ートリッジの装填前に行われることを特徴とする請求項
1記載のカメラの製造方法。 - 【請求項3】 前記フイルム巻止め機構の機能検査は、
スプロケットを巻止め位置から従動方向に向けて強制的
に回転させ、該スプロケットが付勢バネによって待受け
位置まで回転しているか否かと、その回転に要した時間
が規定時間以内か否かとを検出することを特徴とする請
求項1または2記載のカメラの製造方法。 - 【請求項4】 前記フイルム巻止め機構の機能検査は、
待受け位置から逆方向に回転するようにスプロケットの
歯を押圧し、この歯が付勢バネの付勢によって待受け位
置まで戻るか否かと、戻るまでに要した時間が規定時間
以内か否かとを検出することを特徴とする請求項1また
は2記載のカメラの製造方法。 - 【請求項5】 前記フイルム巻止め機構の機能検査は、
スプロケットを巻止め位置から従動方向に向けて強制的
に回転させ、該スプロケットが付勢バネによって待受け
位置まで回転しているか否かと、その回転に要した時間
が規定時間以内か否かとを検出するとともに、待受け位
置から逆方向に回転するようにスプロケットの歯を押圧
し、この歯が付勢バネの付勢によって待受け位置まで戻
るか否かと、戻るまでに要した時間が規定時間以内か否
かとを検出することを特徴とする請求項1または2記載
のカメラの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27248296A JPH10123671A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | カメラの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27248296A JPH10123671A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | カメラの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10123671A true JPH10123671A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17514549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27248296A Pending JPH10123671A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | カメラの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10123671A (ja) |
-
1996
- 1996-10-15 JP JP27248296A patent/JPH10123671A/ja active Pending
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