JP3664194B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット Download PDF

Info

Publication number
JP3664194B2
JP3664194B2 JP05505396A JP5505396A JP3664194B2 JP 3664194 B2 JP3664194 B2 JP 3664194B2 JP 05505396 A JP05505396 A JP 05505396A JP 5505396 A JP5505396 A JP 5505396A JP 3664194 B2 JP3664194 B2 JP 3664194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
light
cartridge
shielding lid
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05505396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09244185A (ja
Inventor
和雄 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP05505396A priority Critical patent/JP3664194B2/ja
Publication of JPH09244185A publication Critical patent/JPH09244185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3664194B2 publication Critical patent/JP3664194B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フイルム出入り口を開閉する遮光蓋を備えたフイルムカートリッジが装填されるレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
当技術分野で提案され、既に発表されているAPS(Advanced Photo System)対応のフイルムカートリッジは、図4に示すように、カートリッジ本体にプラスチックが用いられ、さらにフイルム出入り口28の遮光に従来のテレンプに代えてフイルム出入り口28を開放する開き位置と、図5に示すようにフイルム出入り口28を閉鎖して遮光する閉じ位置との間で回動自在とされたプラスチック製の遮光蓋29が用いられている。この遮光蓋29の両端には、C字型の断面形状を有する係合部30が形成されており、カートリッジ本体から外部に露呈されている。なお、符号45は、係合部30に係合して遮光蓋29を回動させる係合軸の一例を示すものである。
【0003】
また、上記フイルムカートリッジ18には、弾性を有する棒状のロックピン33からなる遮光蓋29のロック機構が設けられている。このロックピン33は、遮光蓋29に向けて突出するようにカートリッジ本体に一体に形成されたもので、遮光蓋29が閉じ位置にあるときには遮光蓋29の一方の係合部30に形成された切欠30aに係合してロックする。また、遮光蓋29が開き位置にあるときには係合部30の外周面に沿い、ロックピン33を撓ませないと遮光蓋29が閉じ位置に回動できないようにしている。そのため係合軸45は、開き位置から閉じ位置に回動する際に、ロックピン33を押圧して押し退けるような形状とされている。
【0004】
上記フイルムカートリッジはカメラはもちろんのこと、小型,軽量であることからレンズ付きフイルムユニットにも用いられる。レンズ付きフイルムユニットは、同時プリントの依頼時にそのまま現像取扱店等に回収され、現像所においてレンズ付きフイルムユニットからのフイルムカートリッジの取り出しと、現像,プリント処理とが行われる。レンズ付きフイルムユニットから取り出されたフイルムカートリッジは、現像処理工程まで搬送するために遮光蓋を閉じておく必要がある。この遮光蓋の閉鎖は、レンズ付きフイルムユニットから取り出した後に行うこともできるが、暗室内で行う必要があるため作業効率は低下する。
【0005】
そこで、レンズ付きフイルムユニットからフイルムカートリッジを取り出す際の前作業に連動して、遮光蓋を閉鎖する機構を備えたレンズ付きフイルムユニットが各種提案されている。このフイルムカートリッジ取出し時の前作業とは、例えばカートリッジ室の底面を覆う底蓋の開放等であり、実際にフイルムカートリッジをカートリッジ室から移動させるものではない。また、その機構は、遮光蓋の係合部に係合する回動自在な係合軸と、この係合軸を遮光蓋の閉じ位置に向けて付勢するバネと、底蓋が閉じられている間は係合軸を遮光蓋の開き位置で保持し、底蓋の開放とともに保持を解除する連結部材とから構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現像所によっては底蓋を開放してからフイルムカートリッジをすぐに取り出すとは限らず、レンズ付きフイルムユニットはカートリッジ室内にフイルムカートリッジを収めた状態で放置される場合もある。遮光蓋が閉鎖された状態でカートリッジ室内に収納されているフイルムカートリッジは、図5に示すように、ロックピン33が係合軸45によって押圧されている状態となり、この状態が長く続くとロックピン33が塑性変形して遮光蓋29をロックすることができなくなることがある。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、遮光蓋が閉じられているときには確実にフイルムカートリッジがカートリッジ室から取り出されているレンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットは、カートリッジ室の他方の端面に回動自在に組み付けられて遮光蓋の端部に係合する係合軸と、開口に向けて突出するように係合軸と一体に形成され、フイルムカートリッジの外周の平面部分に当接して係合軸を遮光蓋の開き位置で保持する係止片と、該係合軸を遮光蓋の閉じ位置に向けて付勢するバネとから遮光蓋閉鎖機構を構成したものである。
【0009】
また、請求項2記載のレンズ付きフイルムユニットは、カートリッジ室の他方の端面に貫通して形成された雌ネジに螺合されフイルムカートリッジの端面に当接する雄ネジと、この雄ネジと一体に形成され遮光蓋の端部に係合される係合軸と、雄ネジを雌ネジにねじ込む方向に付勢するバネとから遮光蓋閉鎖機構を構成し、雄ネジは雌ネジにねじ込まれる際に遮光蓋の閉じ位置に向けて回動されるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に従って、本発明のレンズ付きフイルムユニットについて説明する。図2に示すように、レンズ付きフイルムユニット2は、予めフイルムカートリッジが装填され各種撮影機構が組み込まれたユニット本体3と、このユニット本体3を部分的に覆う外装紙4とから構成されている。ユニット本体3の上面にはシャッタボタン5,撮影枚数表示窓6が、前面にはファインダ7,撮影レンズ8,ストロボ充電スイッチ9,ストロボ発光部10等が設けられている。また、背面側からは、フイルム巻上げ操作に用いられる巻上げノブ11が露呈されている。
【0011】
外装紙4は、裏面に接着剤が塗布されてユニット本体3の中央部分に巻かれるように貼付され、撮影レンズ8やファインダ7,撮影枚数表示窓6等を外部に露呈させるための開口が形成されている。
【0012】
ユニット本体3は、ユニット本体3の前面側を形成する前カバー13と、背面側を形成する後カバー14と、これら前カバー13と後カバー14との間に収められる本体基部15(図1参照)と、本体基部15の前面側に組み付けられる露光ユニット及びストロボユニットとから構成されている。
【0013】
露光ユニットは、図示しないが従来のレンズ付きフイルムユニットと同様に、シャッタチャージ機構,フイルム巻止め機構,カウンタ送り機構,シャッタ駆動機構及びシャッタ羽根,撮影レンズ8等を含む他、ファインダ7を構成する対物レンズと接眼レンズとがユニット化されている。ストロボユニットは、図示しないがストロボ回路が設けられたプリント基板と、これに組み付けられたストロボ発光部10とからなり、前カバー13に設けられたストロボ充電スイッチ9の押圧によってストロボ充電が行われ、シャッタレリーズにシンクロしてストロボ発光が行われる。
【0014】
図1に示すように、本体基部15の中央部には、前面に露光ユニットが組み付けられる遮光筒17が形成されている。この遮光筒17は、前面に露光開口17aが形成されており、露光ユニットに組み込まれた撮影レンズ8から写真フイルムまでの間の撮影光路を光密に遮光する。本体基部15にはフイルムカートリッジ18が装填される。遮光筒17を挟む両側には、略円柱形状のカートリッジ本体19を収納する略円筒形状のカートリッジ室21と、カートリッジ本体18から引き出されてロール状に巻かれた写真フイルム20が収納されるフイルムロール室22とが一体に形成されている。
【0015】
図3に示すように、フイルムカートリッジ18は、プラスチック製の上ケース24と下ケース25とからなるカートリッジ本体19内に、写真フイルム20を巻き付けたスプール26が回転自在に収納されている。スプール26の両端はカートリッジ本体19の両端面から露呈し、各々係合穴27が形成されている。上下ケース24,25の合わせ目の一方には、フイルム出入り口28が設けられており、このフイルム出入り口28を通して写真フイルム20がカートリッジ本体19内に出入りする。
【0016】
上記フイルム出入り口28を開閉するために、フイルム出入り口28の奥には遮光蓋29が組み込まれている。遮光蓋29の両端は、スプール26と同様にカートリッジ本体19の端面から露呈されており、各々断面がC字型の係合部30が形成されている。遮光蓋29のフイルム出入り口28に対する部分には、板状の遮光部31が形成されており、図4に示すようにフイルム出入り口28を開放する開き位置と、図5に示すようにフイルム出入り口28を閉鎖する閉じ位置との間で回動自在とされている。
【0017】
また、上ケース24からは遮光蓋29のロックを行うロックピン33が突設されており、遮光蓋29が開き位置にあるときには係合部30の外周面の平面部に沿い、遮光蓋29が不用意に閉じ位置に回動するのを阻止する。また、遮光蓋29が閉じ位置にあるときには、係合部30に形成された切欠30aに係合して不用意に遮光蓋29が開き位置に回動するのを阻止する。なお、符号45は、カートリッジ室21からフイルムカートリッジ18を取り出す際に、遮光蓋29を閉じ位置に回動する遮光蓋閉鎖機構を構成する係合軸である。この係合軸45は、遮光蓋29を開き位置から閉じ位置に回動する際に、ロックピン33を押圧して押し退ける。そして、係合軸45が係合部30から抜けるとロックピン33が係合部30に係合する。
【0018】
カートリッジ本体19内には、特開平6−266053号公報で知られるようなフイルム送出し機構が内蔵されている。そして、係合部30を介して遮光蓋29を開くことによってスプール26の回転ロックが解除され、係合穴27を介してスプール26を図中時計方向に回転させることによって、写真フイルム20がフイルム出入り口28を通して頭出しされる。
【0019】
図3に示す符号35は、写真フイルム20の種別や撮影可能枚数がバーコードで記録されたディスクを示す。このディスク35はスプール26と一体に回転し、カメラあるいはプリンタに設けられたバーコードリーダーによってデータ内容が読み取られる。
【0020】
上記フイルムカートリッジ18が装填されるカートリッジ室21及びフイルムロール室22内は、本体基部15の背面側に後カバー14が組み付けられ、後カバー14に一体に形成されたカートリッジ室用の底蓋37と、フイルムロール室用の底蓋(図示せず)とが閉じられることにより、適正な遮光能が得られるようになっている。なお、カートリッジ室21の一方の端面に形成された開口を覆う底蓋37は、後カバー14に対して屈曲自在な薄肉部を介して連結されており、使用後のレンズ付きフイルムユニット2からフイルムカートリッジ18を取り出す際に開放される。
【0021】
カートリッジ室21の他方の端面である上壁39の上面には、巻上げノブ11が回動自在に取り付けられる。巻上げノブ11の外周には歯列11aが形成されており、この歯列11aに逆止爪40が噛合して逆方向への回転を阻止している。巻上げノブ11の下面には、巻上げ軸11bが一体に形成されており、カートリッジ室21の上壁39を介してカートリッジ本体19のスプール26に係合する。巻上げダイヤル11は、シャッタボタン5の押圧による1コマの撮影ごとに図中反時計方向に回転操作され、巻上げダイヤル11にロックが掛かるまでのスプール26の回転によって、1コマ分の写真フイルム20がカートリッジ本体19に巻き上げられる。
【0022】
また、この写真フイルム20の1コマ分の巻き上げによって、露光ユニットに組み込まれた二歯スプロケットが回動される。この二歯スプロケットは、写真フイルム20のパーフォレーションに噛合するもので、露光ユニットは二歯スプロケットの回動を利用してフイルム巻止め,シャッタチャージ,撮影枚数表示の更新等を行っている。そして、シャッタボタン5の押圧による撮影と、巻上げノブ11の回動操作とを繰り返すことによって、写真フイルム20の後端側(スプール26に係止された側)から先端側に向かって順次に撮影が行われる。
【0023】
図1及び図6,図7に示すように、カートリッジ室21の上壁39の下面及び上面には、巻上げノブ11の他に遮光蓋閉鎖機構を構成する回動部材42,バネ掛け部材43,バネ44が組み付けられる。回動部材42は、遮光蓋29の係合部30に係合される係合軸45と、下方に突出されてカートリッジ本体19の外周の平面部分に当接する係止片46と、上壁39の開口47に挿入される軸受け部48とが一体に形成されている。軸受け部48の上部には、凸部49が上方に向けて突出されており、この凸部49がバネ掛け部材43に形成された穴43aに圧入されることにより、上壁を挟んで回動部材42とバネ掛け部材43とが一体化される。
【0024】
バネ掛け部材43には、バネ44の一端が掛けられる腕部43bが一体に形成されている。バネ44の他端は、上壁39の上面に形成されたピン51に掛けられ、バネ掛け部材43を介して回動部材42を遮光蓋29の閉じ方向である図中反時計方向に向けて付勢する。なお、後カバー14には、係止片46に干渉しないように、凹部53が形成されている。
【0025】
レンズ付きフイルムユニット2は、フイルムカートリッジ18がカートリッジ室21内に収納されているあいだは、係合軸45が係合部30に係合されている。係合軸45が係合30に係合されている際には、係止片46がカートリッジ本体19の外周の平面部分に当接しており、バネ44の付勢に抗して係合軸45を遮光蓋29の開き位置に保持している。
【0026】
そして、レンズ付きフイルムユニット2の使用後に、暗室内で底蓋37を開放してフイルムカートリッジ18をカートリッジ室21の底面側から軸方向に取り出すと、図8及び図9に示すように、係止片46とカートリッジ本体19との当接が解除される。これにより、バネ44の付勢によってバネ掛け部材43を介して回動部材42が遮光蓋29の閉じ位置に向けて回動され、係合軸45に係合された遮光蓋29は閉じ位置に回動される。
【0027】
また、この遮光蓋29の閉じ位置への回動後にはイルムカートリッジ18はカートリッジ室21から抜き取られているので、遮光蓋29の係合部30からは係合軸45が抜けており、係合部30の切欠30aにはロックピン33が係合して遮光蓋29は閉じ位置でロックされる。これにより、フイルムカートリッジ18を明室内で現像処理工程に搬送することができる。
【0028】
このように、遮光蓋29はフイルムカートリッジ18がカートリッジ室21から取り出されないと閉じられないので、ロックピン33が長期のあいだ変形されることがなく、遮光蓋29のロック機構を損ねることがない。
【0029】
なお、上記実施形態では回動部材とバネ掛け部材とをカートリッジ室の上壁の下面と上面とに別々に配置するようにしたが、回動部材とバネ掛け部とを一体化して上壁の上面に組み付けてもよい。この場合には、上壁に係止片がカートリッジ本体の外周面に当接し、さらに回動できるように円弧状のスリットを形成する。
【0030】
また、カートリッジ室からのフイルムカートリッジの軸方向からの取り出しによって遮光蓋を閉鎖するには、図10,11に示すような遮光蓋閉鎖機構を用いることもできる。なお、本実施形態では、上述の実施形態と同じ部品には同符号を付している。本実施形態では、カートリッジ室21の上壁39に貫通された雌ネジ60を形成している。遮光蓋29の係合部30に係合する係合軸45の上部には、雌ネジ60に螺合する雄ネジ61が一体に形成されている。この雌ネジ60と雄ネジ61は、雄ネジ61が雌ネジ60にねじ込まれる際に遮光蓋29の閉じ方向に向けて回動されるようにネジが切られている。
【0031】
雄ネジ61の上部には、フランジ63とガイド軸64とが一体に形成されており、ガイド軸64にはフランジ63を押圧して雄ネジ61を雌ネジ60にねじ込む方向に付勢するコイルバネ65が挿通されている。後カバー14には、ガイド軸64を支持するとともにコイルバネ65を押さえるガイド板66が一体に形成されている。
【0032】
フイルムカートリッジ18がカートリッジ室21内に収納されて遮光蓋29が開き位置にあるときには、雄ネジ61の下端面が遮光蓋29に当接しており、コイルバネ65によってフランジ63が押圧されても雄ネジ61は雌ネジ60にねじ込まれることはない。そして、収納している写真フイルム20への撮影が終了し、カートリッジ室21の下面側からフイルムカートリッジ18を軸方向に取り出すと、雄ネジ61はコイルバネ65の押圧によって遮光蓋29の閉じ位置に回動しながら雌ネジ60にねじ込まれる。これにより、係合軸45によって遮光蓋29は閉じ位置に回動される。
【0033】
このように、本実施形態においても、遮光蓋29はフイルムカートリッジ18がカートリッジ室21から取り出されないと閉じられないので、ロックピン33が長期のあいだ変形されることがなく、遮光蓋29のロック機構を損ねることがない。
【0034】
なお、上記実施形態では、コイルバネによって雄ネジを下方に押圧することにより雌ネジにねじ込んでいたが、捩じりバネ等を用いて雄ネジを雌ネジにねじ込む回転方向に付勢するようにしてもよい。また、フランジを雄ネジと係合軸との間に配置し、このフランジとカートリッジ室上壁の下面とでコイルバネを挟み込むようにしてもよい。
【0035】
更に、上記各実施形態では、カートリッジ室の底面側からフイルムカートリッジを軸方向に取り出すようにしたが、カートリッジ室の上面側からフイルムカートリッジを軸方向に取り出すこともできる。また、この場合にはカートリッジ室の下壁に巻上げノブや遮光蓋閉鎖機構を設ける。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、遮光蓋が閉鎖されているときには必ずフイルムカートリッジがカートリッジ室から取り出されている状態となるので、遮光蓋が閉じられた状態でカートリッジ室内に長期間収納されるようなことは発生せず、遮光蓋をロックするロック機構が損なわれるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付きフイルムユニットのユニット本体の構成の一部を示す分解斜視図である。
【図2】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観形状を示す斜視図である。
【図3】フイルムカートリッジの外観形状を示す斜視図である。
【図4】遮光蓋開放時の係合部及びロックピンの状態を示すフイルムカートリッジの要部断面図である。
【図5】遮光蓋閉鎖時の係合部及びロックピンの状態を示すフイルムカートリッジの要部断面図である。
【図6】フイルムカートリッジ装填中の遮光蓋閉鎖機構の状態を示す平面図である。
【図7】フイルムカートリッジ装填中の遮光蓋閉鎖機構の状態を示す要部断面図である。
【図8】フイルムカートリッジ取出し時の遮光蓋閉鎖機構の状態を示す平面図である。
【図9】フイルムカートリッジ取出し時の遮光蓋閉鎖機構の状態を示す要部断面図である。
【図10】遮光蓋閉鎖機構の別の実施形態のフイルムカートリッジ装填中の状態を示す要部断面図である。
【図11】遮光蓋閉鎖機構の別の実施形態のフイルムカートリッジ取出し中の状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
3 ユニット本体
15 本体基部
18 フイルムカートリッジ
19 カートリッジ本体
20 写真フイルム
21 カートリッジ室
29 遮光蓋
39 上壁
42 回動部材
43 バネ掛け部材
44 バネ
45 係合軸
46 係止片
60 雌ネジ
61 雄ネジ
65 コイルバネ

Claims (2)

  1. フイルム出入り口を開放する開き位置と閉鎖する閉じ位置との間で回動自在な遮光蓋が組み込まれた略円柱形状のフイルムカートリッジを光密に収納する略円筒形状のカートリッジ室を備え、このカートリッジ室の一方の端面に形成された開口からフイルムカートリッジを軸方向に移動して取り出すようにしたレンズ付きフイルムユニットにおいて、
    前記カートリッジ室の他方の端面に回動自在に組み付けられて遮光蓋の端部に係合する係合軸と、開口に向けて突出するように係合軸と一体に形成され、フイルムカートリッジの外周の平面部分に当接して係合軸を遮光蓋の開き位置で保持する係止片と、該係合軸を遮光蓋の閉じ位置に向けて付勢するバネとからなる遮光蓋閉鎖機構を設けたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. フイルム出入り口を開放する開き位置と閉鎖する閉じ位置との間で回動自在な遮光蓋が組み込まれた略円柱形状のフイルムカートリッジを光密に収納する略円筒形状のカートリッジ室を備え、このカートリッジ室の一方の端面に形成された開口からフイルムカートリッジを軸方向に移動して取り出すようにしたレンズ付きフイルムユニットにおいて、
    前記カートリッジ室の他方の端面に貫通して形成された雌ネジに螺合され、フイルムカートリッジの端面に当接する雄ネジと、この雄ネジと一体に形成され遮光蓋の端部に係合される係合軸と、雄ネジを雌ネジにねじ込む方向に付勢するバネとからなり遮光蓋閉鎖機構を設け、該雄ネジが雌ネジにねじ込まれる際に遮光蓋の閉じ位置に向けて回動されるようにしたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
JP05505396A 1996-03-12 1996-03-12 レンズ付きフイルムユニット Expired - Fee Related JP3664194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05505396A JP3664194B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 レンズ付きフイルムユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05505396A JP3664194B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 レンズ付きフイルムユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09244185A JPH09244185A (ja) 1997-09-19
JP3664194B2 true JP3664194B2 (ja) 2005-06-22

Family

ID=12987947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05505396A Expired - Fee Related JP3664194B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 レンズ付きフイルムユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3664194B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09244185A (ja) 1997-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2839391B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3664194B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3665125B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット及びレンズ付きフイルムユニットへのフイルムカートリッジ装填方法
JP3516545B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット及びパトローネの取出し方法
JP3670408B2 (ja) スプロケット及びフイルム巻上げ装置
EP0712029A1 (en) Initialization of photographic frame counter
US6078754A (en) Combined frame counter and view
JP3614585B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3724660B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット及びカウンタ板のリセット方法
JP3770419B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3668337B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3664191B2 (ja) 遮光蓋回動装置
JP3727707B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3770418B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3588492B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3668338B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3375382B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
KR100500647B1 (ko) 렌즈부착사진필름유니트
JP3087062B2 (ja) フィルム一体型カメラの製造方法及びフィルム一体型カメラ
JP2592220Y2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH10239804A (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH10333285A (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH1164966A (ja) スプロケット
JPH1144934A (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH05142702A (ja) レンズ付きフイルムユニツトのシヤツタユニツト

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080408

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees