JPH10239804A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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Publication number
JPH10239804A
JPH10239804A JP4356197A JP4356197A JPH10239804A JP H10239804 A JPH10239804 A JP H10239804A JP 4356197 A JP4356197 A JP 4356197A JP 4356197 A JP4356197 A JP 4356197A JP H10239804 A JPH10239804 A JP H10239804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
film
cartridge
shielding lid
shielding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4356197A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Noguchi
修由 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4356197A priority Critical patent/JPH10239804A/ja
Publication of JPH10239804A publication Critical patent/JPH10239804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真フイルムカートリッジを取り出す際に、
遮光蓋が完全に閉鎖され、且つ、遮光蓋の断面C形状の
係合部が大きく変形することがないレンズ付きフイルム
ユニットを提供する。 【解決手段】 遮光蓋11の閉じ位置に向けて回動され
た駆動軸は、逆止爪の根元に形成された突起状のストッ
パーに係止レバーが当接して停止する。このストッパー
は、レンズ付きフイルムユニットに収納されている写真
フイルムカートリッジ2が、カートリッジ室内でのガタ
により最大限、遮光蓋11の開き位置方向にずれた場合
でも、APS(Advanced Photo System)の規格による、
開き位置から209°±4°回転した位置まで遮光蓋1
1が回動する位置に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フイルムカー
トリッジに関するものであり、更に詳しくは、遮光蓋の
閉鎖に関するものである。
【0002】
【従来の技術】当技術分野で提案され、例えば、特開平
8−179471号や、米国特許第5,296,887
号や、或いは、雑誌「写真工業」((株)写真工業出版
社 1994年12月号 p.11)にも紹介されたAPS(Ad
vanced Photo System)対応の写真フイルムカートリッジ
は、カートリッジ本体にプラスチックが用いられ、さら
にフイルム出入り口の遮光に従来のテレンプに代えて、
フイルム出入り口を開放する開き位置とフイルム出入り
口を閉鎖して遮光する閉じ位置との間で回動自在とされ
たプラスチック製の遮光蓋が用いられている。この遮光
蓋の側端部には、断面C形状の係合部が一体に設けられ
ており、フイルムカートリッジがカメラに装填されると
カメラ内部の機構によって、この係合部を介して開き位
置に回動され、カメラから取り出す際には閉じ位置に回
動される。
【0003】このような写真フイルムカートリッジは、
従来の135サイズの写真フイルムパトローネよりも小
型,軽量であるため、メーカーでの製造段階で写真フイ
ルムが装填して販売されるレンズ付きフイルムユニット
に装填するという提案が各種なされている。
【0004】このようなレンズ付きフイルムユニット
は、従来の135サイズの写真フイルムパトローネが装
填されるレンズ付きフイルムユニットと同様に、写真フ
イルムカートリッジが収納されるカートリッジ室と、ロ
ール状に巻かれた写真フイルムが収納されるフイルムロ
ール室とが一体に形成された本体基部と、カートリッジ
本体に軸着されたスプールに係合される巻上げダイヤル
と、各種撮影機構が組み込まれ本体基部の前面に組み付
けられる露光ユニットと、簡易なストロボ装置と、本体
基部の前面及び背面側を覆う前カバー及び後カバーなど
から構成されている。
【0005】また、上記のようなフイルムカートリッジ
を用いたレンズ付きフイルムユニットにおいて、使用後
のフイルムカートリッジの取出し作業の効率を向上さ
せ、かつ、誤ってカートリッジ内に外光が入ることを防
ぐために、カートリッジ室の底面を光密に覆う底蓋の開
放に連動して、遮光蓋を自動的に閉じるようにした遮光
蓋閉鎖機構が設けられている。
【0006】上述した遮光蓋閉鎖機構は、例えば、遮光
蓋の側端部に一体に設けられた断面C形状の係合部と係
合する、カートリッジ室の上面に軸支された駆動軸と、
この駆動軸と一体に形成されカートリッジ室上面に配置
される係止レバーと、駆動軸を遮光蓋の閉じ方向に付勢
するバネと、係止レバーを遮光蓋の開き位置に保持する
連結棒等から構成される。連結棒は、カートリッジ室と
露光ユニットとの間に上下方向でスライド自在に組み付
けられ、カートリッジ室上面から突出された上端部で係
止レバーをバネの付勢に抗して遮光蓋の開き位置に保持
する。
【0007】また、連結棒の下端部は、底蓋に一体に形
成された係合爪に係止されており、底蓋が開放されると
連結棒が下方にスライドされ、上端部での係止レバーの
保持が解除されて、駆動軸がバネ付勢により遮光蓋の閉
じ位置に向けて回動される。
【0008】ところで、このような遮光蓋の閉じ位置に
ついて、APS(Advanced Photo System)の規格によれ
ば、遮光蓋が開き位置から209°±4°回転させるこ
と(回転させた位置)が規定されている。従って、写真
フイルムカートリッジを収納した従来のレンズ付きフイ
ルムユニットにおいても、遮光蓋閉鎖機構は、APSの
規格に規定された、開き位置から209°±4°の範囲
まで遮光蓋を回転させるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
付きフイルムユニットは写真フイルムの巻き上げが手動
であり、自動巻き上げのカメラ等と比較してフイルム巻
き上げ機構や遮光蓋閉鎖機構の嵌合部分のガタ(遊び)
が大きい。そのため、遮光蓋閉鎖機構により上述したよ
うな209°±4°の範囲まで遮光蓋を回転させても、
遮光蓋が完全に閉鎖されないことがあり、写真フイルム
カートリッジの取り出し時に写真フイルムが露光してし
まう危険性があった。
【0010】このため、遮光蓋閉鎖機構による遮光蓋の
回転量をかなり大きくさせることも考えられるが、遮光
蓋の回転量を不必要に大きくしてしまうと、閉じ位置に
達した遮光蓋に更に余分な負荷が掛かり、遮光蓋の側端
部が破損する原因となり問題である。
【0011】本発明は、上述したような問題を解決する
ためになされたのものであり、写真フイルムカートリッ
ジを取り出す際に、遮光蓋が完全に閉鎖され、且つ、遮
光蓋の断面C形状の係合部が大きく変形することがない
レンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、フイルム出入り口を閉
鎖する閉じ位置と開放する開き位置との間で回動自在で
あり側端に断面C形状の係合部を有する遮光蓋と写真フ
イルムが巻き付けられたスプールとからなる写真フイル
ムカートリッジと、この写真フイルムカートリッジが収
納されるカートリッジ室と、前記係合穴に係合する駆動
軸を有し前記遮光蓋を閉じ位置に回動させる遮光蓋閉鎖
機構とを有するレンズ付きフイルムユニットにおいて、
前記遮光蓋閉鎖機構を、前記遮光蓋を前記閉じ位置方向
回転させ前記遮光蓋が完全に閉じ位置に達した後も、前
記係合部の断面C形状が変形しない範囲まで前記遮光蓋
を前記閉じ位置方向に付勢するようにしたものである。
【0013】請求項2記載の発明においては、前記遮光
蓋閉鎖機構を、前記遮光蓋の係合部に係合して回転する
駆動軸と、この駆動軸と一体に形成され前記カートリッ
ジ室上面に配置される係止レバーと、前記駆動軸を前記
遮光蓋の閉じ位置に向けて付勢するバネと、前記カート
リッジ室の側方に上下方向でスライド自在に組み付けら
れ、上端部でバネの付勢に抗して前記遮光蓋の開き位置
にある係止レバーを保持し、下端部が前記カートリッジ
室の底面を覆う底蓋に一体に形成された係合爪に係止さ
れる連結棒とから構成したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に従って、本
発明の一実施形態について説明する。まず最初に、本発
明のレンズ付きフイルムユニットに収納される写真フイ
ルムカートリッジについて、その構成を説明する。図2
に示すように、写真フイルムカートリッジ2は、プラス
チック製の上ケース3と下ケース4とからなるカートリ
ッジ本体5内に、写真フイルム6を巻き付けたスプール
7が回動自在に収納されている。
【0015】スプール7の両端はカートリッジ本体5の
両端面から露呈し、各々係合穴8が形成されている。係
合穴8には、キー溝8aが形成されており、係合穴8に
挿入される軸のキーが嵌合される。上下ケース3,4の
合わせ目の一方にはフイルム出入り口10が設けられて
おり、このフイルム出入り口10を通して写真フイルム
6がカートリッジ本体5内に出入りする。このフイルム
出入り口10を開閉するために、フイルム出入り口10
の奥には遮光蓋11が組み込まれ、その両端はスプール
7と同様にカートリッジ本体5の端面から露呈し、各々
C字形状の切欠状の係合部12を有している。
【0016】図3に示すように、遮光蓋11のフイルム
出入り口10に対する部分には板状の遮光部14が形成
されており、フイルム出入り口10を開放する開き位置
と、図4に示すようにフイルム出入り口10を閉鎖する
閉じ位置との間で回動自在になっている。この遮光蓋1
1は、APS(Advanced Photo System)の規格によれ
ば、図1に示すように、フイルム出入り口10を開放す
る開き位置と閉鎖する閉じ位置との間の角度θで示され
る209°±4°の範囲で回動する。
【0017】従って、例えば、遮光蓋11が開き位置に
ある場合、209°±4°回動させることにより、遮光
蓋11が閉じ位置に移動したとされる。つまり、遮光蓋
11を完全に閉鎖し、カートリッジ本体5内を光密に保
つには、開き位置から209°±4°の範囲まで係合部
12を介して遮光蓋11を回動させることが必要であ
る。
【0018】図5に示すように、カートリッジ本体5の
上ケース3からは、遮光蓋11の回動を阻止するロック
ピン16が突設されており、遮光蓋11が開き位置にあ
るときには係合部12の外周面の平面部に沿い、遮光蓋
11が不用意に閉じ位置に回動するのを阻止する。ま
た、遮光蓋11が閉じ位置にあるときには、図6に示す
ようにロックピン16は係合部12に当接して、不用意
に遮光蓋11が開き位置に回動するのを阻止する。遮光
蓋11が開き位置から閉じ位置に回動される際には、ロ
ックピン16は係合部12に押圧されて変形し、再び弾
性によってもとの位置に戻って係合部12に当接する。
また、遮光蓋11が閉じ位置から開き位置に回動される
際には、係合部12に挿入される軸等によってロックピ
ン16を押圧して変形させて係合部12との当接を外
し、その状態で開き位置に回動させる。
【0019】カートリッジ本体5内には、例えば、特開
平6−266053号公報で知られるようなフイルム送
出し機構が内蔵されている。そして、係合部12を介し
て遮光蓋11を開き位置に回動させてフイルム出入り口
10を開くことによって、スプール7の回転ロックが解
除され、係合穴8を介してスプール7を図中時計方向に
回転させることによって、写真フイルム6がフイルム出
入り口10を通して頭出しされる。
【0020】図2に示す符号18は、写真フイルム6の
種別や撮影可能枚数がバーコードで記録されたディスク
を示す。このディスク18はスプール7と一体に回転
し、カメラあるいはプリンタに設けられたバーコードリ
ーダーによってデータ内容が読み取られる。
【0021】図7に示すように、スプール7に巻き付け
られ収納される写真フイルム6は、フイルム自由端部6
a,撮影領域6b,フイルム係止部6cから構成されて
いる。撮影領域6bには、一方の側縁に沿ってサイズの
異なった大小2個のパーフォレーション20,21が2
種類の間隔で交互に配列されている。パーフォレーショ
ン20,21は、各撮影画面22のフイルム給送方向の
先頭側と後部側とを設定するもので、レンズ付きフイル
ムユニットでは撮影毎に写真フイルム6をカートリッジ
本体5内に巻き込んでいくことから、大パーフォレーシ
ョン20がフイルム給送方向の先頭側を、小パーフォレ
ーション21が後部側を示している。各パーフォレーシ
ョン20,21は、撮影画面22の数に対応する数だけ
設けられていない。
【0022】フイルム係止部6cは端部がスプール7に
係止されており、後に詳述する巻上げダイヤルの回動操
作によるスプール7の回転によって、スプール7に巻き
付けられる。フイルム自由端部6aとフイルム係止部6
cとは、撮影に用いられない領域とされており、現像処
理時等に使用するための露光禁止領域となっている。そ
のため、フイルム自由端部6aとフイルム係止部6cと
は、未露光の状態でカートリッジ本体5内に巻き上げら
れる。
【0023】図示した写真フイルム6は、一般のカメラ
に使用される写真フイルムに追加工を施してレンズ付き
フイルムユニット用としたものである。カメラ用の写真
フイルムとレンズ付きフイルムユニット用の写真フイル
ム6との差異は、大パーフォレーション20の大きさ
と、フイルム係止部6cの範囲内に追加された初期チャ
ージ用の小パーフォレーション23である。カメラ用の
写真フイルムでは全てのパーフォレーションの大きさが
同じ大きさとなっており、フイルム係止部6c内にパー
フォレーションは存在しない。なお、パーフォレーショ
ン20aは、カメラ用の写真フイルムにも存在する。
【0024】以上のような構成の写真フイルムカートリ
ッジが収納される、本発明のレンズ付きフイルムユニッ
トの構成について説明する。図8は、本発明のレンズ付
きフイルムユニットを示すものである。レンズ付きフイ
ルムユニット25は、予め写真フイルムカートリッジ2
が装填され各種撮影機構が組み込まれたユニット本体2
6と、このユニット本体26を部分的に覆う外装紙27
とから構成されている。
【0025】ユニット本体26の上面にはシャッタボタ
ン28,撮影枚数表示窓29が、前面にはファインダ3
0,撮影レンズ31,ストロボ充電スイッチ32,スト
ロボ発光部33等が設けられている。また、背面側から
は1コマの撮影毎に回動操作される巻上げダイヤル51
が露呈されている。外装紙27は、裏面に接着剤が塗布
されてユニット本体26の中央部分に巻かれるように貼
付され、撮影レンズ31やファインダ30,撮影枚数表
示窓29等を外部に露呈させる開口が形成されている。
【0026】図9に示すように、ユニット本体26は、
写真フイルムカートリッジ2が装填される本体基部37
と、この本体基部37の前面に組み付けられる露光ユニ
ット38及びストロボユニット39と、本体基部37の
前面側及び背面側を覆うように組み付けられる前カバー
35及び後カバー36とから構成されており、これらは
爪係合によって組み立てられる。
【0027】ストロボユニット39は、ストロボ回路が
設けられたプリント基板39aと、これに組み付けられ
たストロボ発光部33とからなり、前カバー35に設け
られたストロボ充電スイッチ32の押圧によって、スイ
ッチ接片100がプリント基板39aの接点部分に接触
されることによりストロボ充電が行われ、シャッタレリ
ーズにシンクロしてストロボ発光が行われる。また、プ
リント基板39aにはストロボユニット39の電源とな
る乾電池101を接続する金属接片も設けられている。
【0028】本体基部37の中央部には、前面側に組み
付けられた露光ユニット38から写真フイルム6までの
間の撮影光路を遮光する遮光筒41が設けられている。
この遮光筒41の背面側には、写真フイルム6への露光
範囲を規定するアパーチャーが形成されており、このア
パーチャーに対面するように後カバー36にフイルム支
持面36aが形成されている。遮光筒41を挟む両側に
は、製造段階でカートリッジ本体5と、写真フイルム6
がロール状に巻かれたフイルムロール42とがそれぞれ
収納される、カートリッジ室43とフイルムロール室4
4とが一体に形成されている。
【0029】カートリッジ室43及びフイルムロール室
44は、本体基部37の背面側に後カバー36が組み付
けられ、後カバー36に一体に形成されたカートリッジ
室用の底蓋46と、フイルムロール室用の底蓋47とが
閉じられることにより、適正な遮光能が得られる。な
お、底蓋46,47は、後カバー36に対して屈曲自在
な薄肉部46a(図10参照)を介して連結されてお
り、底蓋46は使用後のレンズ付きフイルムユニット2
5から写真フイルムカートリッジ2を取り出す際に開放
される。また、底蓋46の外周縁には、カートリッジ室
43の底面を包み込んで覆うための遮光壁48が立設さ
れている。
【0030】図10に示すように、カートリッジ室43
の上面49に形成された軸受け部50には、巻上げダイ
ヤル51が回動自在に取り付けられる。巻上げダイヤル
51の外周面にはギヤ50aが形成されており、回動操
作(図中反時計方向)する際の指掛りがしやすくなって
いる。また、このギヤ50aには巻上げダイヤル51の
逆方向(図中時計方向)への回動を阻止する逆止爪52
が噛合される他、露光ユニット38に組み込まれ写真フ
イルム6の1コマ送り毎に巻上げダイヤル51の回動を
ロックするロック爪が噛合される。
【0031】巻上げダイヤル51の下面には、カートリ
ッジ室43に装填されたカートリッジ本体5のスプール
7の係合穴8に係合する係合軸53が一体に形成されて
いる。この係合軸53は、円柱状の軸にキー53aが一
体に形成されたもので、キー53aはスプール7の係合
穴8のキー溝8aに嵌合される。また、巻上げダイヤル
51の上面には、円錐状の凹部54が形成されている。
この凹部54は、巻上げダイヤル51の上方に配置され
るシャッタボタン28の押圧ストロークを増すためのも
のである。
【0032】更に、凹部54内には係合部である一対の
突起55が設けられている。この突起対55は、カート
リッジ室43にカートリッジ本体5が装填された後に、
軸受け部50に巻上げノブ51を組み付ける際に、係合
軸53が係合穴8に嵌合する位置を探るために巻上げダ
イヤル51を回転させる外部機器の駆動軸が係合され
る。
【0033】巻上げダイヤル51は、シャッタボタン2
8の押圧による1コマの撮影ごとに図中反時計方向に回
動操作され、巻上げダイヤル51にロックが掛かるまで
のスプール7の回転によって、撮影画面1コマ分の写真
フイルム6がカートリッジ本体5に巻き込まれる。
【0034】カートリッジ室43の上面49には、巻上
げダイヤル51の他に、遮光蓋閉鎖機構を構成する駆動
軸57が組み付けられる。駆動軸57は、上面49に形
成された軸受け部58に回動自在に挿入され、カートリ
ッジ室43内に装填されたカートリッジ本体5の遮光蓋
11の係合部12に係合される。駆動軸57の上部に
は、同様に遮光蓋閉鎖機構を構成する係止レバー59
と、バネ60を保持するためのバネ保持部61が一体に
形成されている。
【0035】上記バネ60は、両端部が放射状に突出さ
れた捩じりバネであり、コイル部60aはバネ保持部6
1に組み付けられ、一端60bは係止レバー59上に形
成された係止突起62に係止され、他端60cは上面4
9に突設された係止突起63に係止され、駆動軸57を
遮光蓋11の閉じ位置方向である図中反時計方向に向け
て付勢する。このバネ60は、遮光蓋11をすばやく閉
じ位置に回動させるために、付勢力の強いものとされて
いる。
【0036】なお、カートリッジ室43の上面49に形
成された突条64,65は、巻上げダイヤル51の下方
に駆動軸57やバネ60の組み付けスペースを形成する
とともに、巻上げダイヤル51の下面を支持して回動操
作を安定化させるためのものである。
【0037】カートリッジ室43と遮光筒41との間に
は、遮光蓋閉鎖機構を構成する連結棒68を上下方向で
スライド自在に保持するレール部69が形成されてい
る。連結棒68の上端部には、駆動軸57が遮光蓋11
の開き位置にある際の係止レバー59をバネ60の付勢
に抗して保持するレバー保持部70が形成され、下端部
には底蓋46の内面に突設された係合爪71に係合され
る被係合爪72が形成されている。なお、被係合爪72
が前面側に屈曲されているのは、被係合爪72とレール
部69との間に係合爪71が入り込むためである。
【0038】また、連結棒68の中間部分には、両側面
に一対の突起73が突設されており、これらの突起73
の間には上下方向に延ばされたスリット74が形成され
ている。更に、突起73の下方には、レール部69内で
の連結棒68の上下方向のスライド量を規制するととも
に、本体基部37への組付け時に連結棒68を保持する
ための保持部75が設けられている。この保持部75
は、一方の側面75aが連結棒68の側面から突出され
ている。
【0039】レール部69は、カートリッジ室43の側
壁43aと、この側壁から連結棒68の幅よりも若干離
して立設されたレール壁77とからなり、これらの間に
連結棒68が収められる。側壁43aとレール壁73と
には、連結棒68を上下方向でスライド自在に保持する
2対の爪部材78,79が一体に形成されている。これ
らの爪部材78,79の間にはレール壁77が設けられ
ておらず、連結棒68の保持部75が収められるように
なっている。また、爪部材78の根元部78aは、レー
ル部69内に僅かに突出している。
【0040】底蓋46は、レンズ付きフイルムユニット
25の使用終了後に写真フイルムカートリッジ2をカー
トリッジ室43から取り出すために開放される。図11
に示すように、底蓋46が薄肉部46aで屈曲されなが
ら開放されると、係合爪72と被係合爪71との係合に
よって連結棒68が下方に引っ張られる。この時に、連
結棒68では突起73が爪部材78に引っ掛かって下方
へのスライドが規制されるが、スリット74が撓むこと
により突起73は爪部材78を通過することができるよ
うになり、連結棒68は保持部75が爪部材79に当接
する位置まで下方にスライドする。
【0041】連結棒68が下方にスライドされると、連
結棒68のレバー保持部70がカートリッジ室上面49
の下方に移動する。これにより、図12に示すように、
係止レバー59の遮光蓋11の開き位置での保持が解除
され、駆動軸57はバネ60の付勢によって遮光蓋11
の閉じ位置である図12中の反時計方向に回動する。そ
して、この駆動軸57に係合している遮光蓋11が閉じ
位置に回動し、フイルム出入り口10が閉鎖される。
【0042】この時、遮光蓋11の閉じ位置に向けて回
動された駆動軸57は、逆止爪52の根元に形成された
突起状のストッパー87に係止レバー59が当接して停
止する。このストッパー87は、レンズ付きフイルムユ
ニット25に収納されている写真フイルムカートリッジ
2が、カートリッジ室内でのガタにより最大限、遮光蓋
11の開き位置方向にずれた場合でも、APS(Advanc
ed Photo System)の規格による、開き位置から209°
±4°回転した位置まで遮光蓋11が回動する位置に設
けられている。
【0043】このように、ストッパー87は従来の遮光
蓋閉鎖機構よりも駆動軸57が余分に回転するので、写
真フイルムカートリッジ2が、カートリッジ室内でのガ
タにより遮光蓋11の開き位置方向にずれていても、遮
光蓋11は完全に閉じ位置まで回動するようになってい
る。
【0044】一方で、ストッパー87の設けられている
位置は、写真フイルムカートリッジ2が、カートリッジ
室内でのガタにより最大限、遮光蓋11の閉じ位置方向
にずれていても、駆動軸57と係合している遮光蓋11
のC字形状の係合部12に必要以上に負荷が掛かって、
変形したり破損したりすることがない位置にもなってい
る。
【0045】図13に示すように、写真フイルムカート
リッジ2の遮光蓋11が閉じられた後に、更に底蓋46
を開放すると、保持部75が爪部材79に当接している
ことから連結棒68は下方にスライドすることができな
いので、被係合爪72は係合爪71に押圧されて前面側
に撓み始める。しかしながら、被係合爪72が前面側に
僅かに撓むと前カバー35の突出片82に当接するの
で、係合爪71は被係合爪72を介して突出片82に押
圧されることになる。これにより、被係合爪72よりも
細い係合爪71が破壊され、使用済みのレンズ付きフイ
ルムユニット25に新たに写真フイルムカートリッジを
装填して再使用することができなくなる。
【0046】図9に示すように、露光ユニット38は従
来のレンズ付きフイルムユニットと同様に、シャッタチ
ャージ機構,フイルム巻止め機構,カウンタ送り機構,
シャッタ駆動機構及びシャッタ羽根,撮影レンズ31等
を含む他、ファインダ30を構成する対物レンズと接眼
レンズとがユニット化されている。また、露光ユニット
38に組み付けられた各部材を上方から軸支する保持板
88には、駆動軸57のバネ保持部61を上方から押さ
えて抜け止めを行う、押さえ部88aが形成されてい
る。
【0047】この露光ユニット38には、図14に示す
ようなスプロケット89と、このスプロケット89に嵌
合されて同軸で回動される複数のカムが一体に形成され
たカム部材90とが組み込まれている。スプロケット8
9は、遮光筒41の上部に形成された開口92を通して
背面側のフイルムレール面93(図15参照)から突出
され、写真フイルム6のパーフォレーション20,21
に噛合される。そして、写真フイルム6の1コマ分の巻
上げ移送により半回転される。カム部材90はスプロケ
ット89と一緒に半回転し、チャージカム90aにより
シャッタチャージを行い、巻止めカム90bによりフイ
ルム巻止めを行い、二歯ギヤ90cによりカウンタ送り
を行う。
【0048】スプロケット89は、外周面89aに写真
フイルム6の大パーフォレーション20に噛合する大歯
95と、小パーフォレーション21に噛合する小歯96
とが回転対称で2対設けられている。大歯95の内部が
切り欠かれているのは、レンズ付きフイルムユニット2
5に、全てのパーフォレーションの大きさが小パーフォ
レーション21と同一である一般のカメラ用の写真フイ
ルムを詰め替えようとする際に、大歯95が小パーフォ
レーション21に噛合できる大きさに削られるのを防止
するためである。
【0049】上記スプロケット89は二対の歯の間の間
隔が大きいため、回動途中で写真フイルム6のパーフォ
レーション20,21に噛合できなくなる瞬間がある。
そのためカム部材90には、小歯96を小パーフォレー
ション21に噛合可能な位置まで移動させるための付勢
カム90dが設けられている。この付勢カム90dは、
スプロケット89の歯の間隔の広い部分がフイルムレー
ル面93に対面した際に、露光ユニット38に組み付け
られている金属製の板バネ98によってスプロケット8
9の従動方向に押圧され、嵌合されたスプロケット89
を回動させる。
【0050】次に、上述したような構成のレンズ付きフ
イルムユニットの作用について説明する。全コマ分の撮
影が完了し、現像所に送られてきたレンズ付きフイルム
ユニット25から写真フイルムカートリッジ2が取り出
される際には、底蓋46を開く。作業者が底蓋46の開
放動作をすると、係合爪72と被係合爪71との係合に
よって連結棒68が下方に引っ張られ、連結棒68は保
持部75が爪部材79に当接する位置まで下方にスライ
ドする。
【0051】連結棒68が下方にスライドすると、連結
棒68のレバー保持部70がカートリッジ室上面49の
下方に移動し、係止レバー59の遮光蓋11の開き位置
での保持が解除され、駆動軸57はバネ60の付勢によ
って遮光蓋11の閉じ位置に回動する。遮光蓋11の閉
じ位置に向けて回動された駆動軸57は、逆止爪52の
根元に形成された突起状のストッパー87に係止レバー
59が当接して停止する。
【0052】ストッパー87は、レンズ付きフイルムユ
ニット25に収納されている写真フイルムカートリッジ
2が、カートリッジ室内でのガタにより最大限、遮光蓋
11の開き位置方向にずれた場合でも、APS(Advanc
ed Photo System)の規格による、開き位置から209°
±4°回転した位置まで遮光蓋11が回動する位置に設
けられてので、写真フイルムカートリッジ2が、カート
リッジ室内でのガタにより遮光蓋11の開き位置方向に
ずれていても、遮光蓋11は完全に閉じ位置まで回動す
る。
【0053】また、写真フイルムカートリッジ2が、カ
ートリッジ室内でのガタにより最大限、遮光蓋11の閉
じ位置方向にずれている場合でも、ストッパー87の設
けられている位置は駆動軸57と係合している遮光蓋1
1のC字形状の係合部12に必要以上に負荷が掛からな
い位置にあるので、係合部12が変形したり破損したり
することがない。
【0054】
【実施例】本発明のレンズ付きフイルムユニットの遮光
蓋閉鎖機構における、遮光蓋を完全に閉鎖させ、かつ、
係合部が変形することのない駆動軸の最適な回転量を設
定するためのテストの結果を以下にしめす。
【0055】遮光蓋を回動させる、遮光蓋閉鎖装置の駆
動軸の回転角度を、規定の209°よりも段階的に増加
させた時の、写真フイルムカートリッジのカートリッジ
室からの取り出し性を表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】以上の結果より、遮光蓋閉鎖装置の駆動軸
の回転角度は、規定の209°よりも+10°(219
°)まで増加させても、カートリッジ室から写真フイル
ムカートリッジを取り出す際の取り出し性に影響がない
ことが判明した。
【0058】遮光蓋を回動させる、遮光蓋閉鎖装置の駆
動軸の回転角度を、規定の209°よりも12°増加さ
せた(221°)時の、駆動軸のC字形状の係合部の変
形量を表2に示す。
【0059】
【表2】 試験方法: 駆動軸回転角度の増加量: 12° タイプ: 各n=3 環境: 50℃、24時間 駆動軸を回転させて、遮光蓋の係合部に駆動軸が差し込
まれた状態で放置後係合部の変形量を測定。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フイルム出入り口を閉鎖する閉じ位置と開放する開き位
置との間で回動自在であり側端に断面C形状の係合部を
有する遮光蓋と写真フイルムが巻き付けられたスプール
とからなる写真フイルムカートリッジと、この写真フイ
ルムカートリッジが収納されるカートリッジ室と、前記
係合穴に係合する駆動軸を有し前記遮光蓋を閉じ位置に
回動させる遮光蓋閉鎖機構とを有するレンズ付きフイル
ムユニットにおいて、前記遮光蓋閉鎖機構を、前記遮光
蓋を前記閉じ位置方向回転させ前記遮光蓋が完全に閉じ
位置に達した後も、前記係合部の断面C形状が変形しな
い範囲まで前記遮光蓋を前記閉じ位置方向に付勢するよ
うにしたので、写真フイルムカートリッジを取り出す際
に、遮光蓋が完全に閉鎖され、且つ、遮光蓋の断面C形
状の係合部が大きく変形することがないレンズ付きフイ
ルムユニットを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートリッジ室に収納された状態の写真フイル
ムカートリッジを示す断面図である。
【図2】写真フイルムカートリッジの一例を示す外観斜
視図である。
【図3】遮光蓋開放状態にある写真フイルムカートリッ
ジの要部断面図である。
【図4】遮光蓋閉鎖状態にある写真フイルムカートリッ
ジの要部断面図である。
【図5】遮光蓋開放時の係合部の状態を示す側面図であ
る。
【図6】遮光蓋閉鎖時の係合部の状態を示す側面図であ
る。
【図7】写真フイルムの正面図である。
【図8】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観斜
視図である。
【図9】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図10】遮光蓋閉鎖機構をしめす分解斜視図である。
【図11】底蓋開放途中の遮光蓋閉鎖機構の状態を示す
側面図である。
【図12】底蓋開放途中の遮光蓋閉鎖機構の状態を示す
平面図である。
【図13】底蓋開放途中の遮光蓋閉鎖機構の状態を示す
側面図である。
【図14】露光ユニットの構成部品の一部を示す分解斜
視図である。
【図15】チャージ時又はレリーズ直後のスプロケット
の状態を示す平面図である。
【符号の説明】
2 写真フイルムカートリッジ 5 カートリッジ本体 6 写真フイルム 7 スプール 10 フイルム出入り口 11 遮光蓋 20,21,23 パーフォレーション 25 レンズ付きフイルムユニット 26 ユニット本体 35 前カバー 36 後カバー 37 本体基部 38 露光ユニット 42 フイルムロール 43 カートリッジ室 44 フイルムロール室 46 底蓋 51 巻上げダイヤル 57 駆動軸 59 係止レバー 60 バネ 68 連結棒 89 スプロケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム出入り口を閉鎖する閉じ位置と
    開放する開き位置との間で回動自在であり側端に断面C
    形状の係合部を有する遮光蓋と写真フイルムが巻き付け
    られたスプールとからなる写真フイルムカートリッジ
    と、この写真フイルムカートリッジが収納されるカート
    リッジ室と、前記係合穴に係合する駆動軸を有し前記遮
    光蓋を閉じ位置に回動させる遮光蓋閉鎖機構とを有する
    レンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記遮光蓋閉鎖機構は、前記遮光蓋を前記閉じ位置方向
    回転させ前記遮光蓋が完全に閉じ位置に達した後も、前
    記係合部の断面C形状が変形しない範囲まで前記遮光蓋
    を前記閉じ位置方向に付勢するようにしたことを特徴と
    するレンズ付きフイルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記遮光蓋閉鎖機構は、前記遮光蓋の係
    合部に係合して回転する駆動軸と、この駆動軸と一体に
    形成され前記カートリッジ室上面に配置される係止レバ
    ーと、前記駆動軸を前記遮光蓋の閉じ位置に向けて付勢
    するバネと、前記カートリッジ室の側方に上下方向でス
    ライド自在に組み付けられ、上端部でバネの付勢に抗し
    て前記遮光蓋の開き位置にある係止レバーを保持し、下
    端部が前記カートリッジ室の底面を覆う底蓋に一体に形
    成された係合爪に係止される連結棒とからなることを特
    徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
JP4356197A 1997-02-27 1997-02-27 レンズ付きフイルムユニット Pending JPH10239804A (ja)

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