JP2001235844A - レンズ付きフイルムユニット及び製造方法 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット及び製造方法

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JP2001235844A
JP2001235844A JP2000048617A JP2000048617A JP2001235844A JP 2001235844 A JP2001235844 A JP 2001235844A JP 2000048617 A JP2000048617 A JP 2000048617A JP 2000048617 A JP2000048617 A JP 2000048617A JP 2001235844 A JP2001235844 A JP 2001235844A
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Mitsuhiro Moriya
光宏 森谷
Kazuto Iwase
一人 岩瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前カバーを付けた状態でデータ写し込み装置
へのデータ入力を可能にし、その表示部が有効であるか
どうか検査する。 【解決手段】 前カバー20にデータモジュールへデー
タを入力するための開口20gと、その表示部であるL
CDの表示を検査するための開口20hとを形成する。
本体基部に前カバー20を取り付けた後、データ入力端
子65を開口20gを介して入力部に接続し、プリセッ
トコード及び初期データを入力する。アクチュエータ6
7によりシャッタボタン11を押圧・保持し、アクチュ
エータ66の先端部66aを開口20hに挿通させ、シ
ャッタ羽根を開位置に回動・保持させる。これにより、
デート光用の通路が開放され、光源66で発光した光が
LCDを透過し、撮像装置67にて撮像される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フイルムにデ
ータを写し込むためのデータ写し込み装置を内蔵したレ
ンズ付きフイルムユニット及び製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に広く用いられている簡易カメラと
して、レンズ付きフイルムユニットが知られている。こ
のレンズ付きフイルムユニットには予め写真フイルムが
装填されており、簡単な操作で撮影を行うことができ
る。このレンズ付きフイルムユニットにはその使用用途
に合わせ、種々のタイプが発売されている。
【0003】また、レンズ付きフイルムユニットにデー
タ写し込み装置を内蔵させて、撮影日等のデータを写真
フイルムに写し込むようにした試みがなされており、こ
のようなレンズ付きフイルムユニットが本出願人から提
案されている(例えば、特願平9−141249号)。
【0004】このデータ写し込み装置では、写真フイル
ムに写し込むデータを表示させる表示部が設けられてい
る。この表示部には透過型のLCDが使用されており、
外部から取り込んだ光を表示部に照射させ、透過した光
をデータ光として写真フイルムに投影している。このデ
ータ写し込み装置は高価であるため、不正に利用される
場合がある。この不正な利用を防止するために、メーカ
ー以外の第3者が未露光の写真フイルムの装填を行った
り、データ写し込み装置を取り出すために前カバーを外
すと、データ写し込み装置とその駆動用電池との接続が
切断され、データ写し込み装置の表示部が無効となるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなデータ写し込み装置では、データ写し込み装置と
駆動用電池とを電気的に接続させるだけではデータ写し
込み装置の表示部は有効にはならないため、所定のコー
ド及び初期データを入力させ表示部を有効にする必要が
ある。また、所定のコードを入力した後にデータ写し込
み装置の表示部が有効になっているか、また有効でも正
確に表示されているかどうかを検査する必要がある。
【0006】本発明は、前カバーを取り付けた状態でデ
ータ写し込み装置に所定のコード及び初期データを入力
できるようにし、その表示部が有効になっているか確認
できるようにしたレンズ付きフイルムユニット及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットの製造方法
は、前記データ写し込み装置にデータの入力及び調整を
行う第1工程と、この第1工程後に、前記データ写し込
み装置の表示部の表示を検査する第2工程とを設けたも
のである。また、前記第1工程は、前記前カバーの前面
に設けられた第1の開口にデータ入力用の端子を挿通さ
せ、前記第1の開口に対峙するように配置された前記デ
ータ写し込み装置の入力部に入力用の端子を当接させて
データ入力を行うことが好ましい。また、前記第2工程
は、前記第1の開口とは異なる位置に形成された第2の
開口にアクチュエータを挿通させてシャッタ部材を一定
量回動・保持させ、前記表示部を含むデータ写し込み光
路を開放して、フイルムユニットの前面に配置された光
源と背面に配置された撮像装置とにより、前記表示部の
表示を検査することが好ましい。また、前記第2工程
は、前記データ写し込み装置の表示部の前面に配置さ
れ、シャッタボタンの押圧により表示部の前面から退避
する遮蔽部材を回動させるために、アクチュエータによ
りシャッタボタンを押圧・保持させて、データ写し込み
光路を開放させる工程を含むことが好ましい。
【0008】また、本発明のレンズ付きフイルムユニッ
トは、写真フイルムにデータを写し込むデータ写し込み
装置を備え、前カバー及び後カバーにより覆われたユニ
ット本体を外装用の包装体で覆ったものであり、前記前
カバーに、前記データ写し込み装置のデータ入力及び調
整を行うための開口と、このデータ写し込み装置に設け
られた表示部の表示を検査するための開口とを設け、製
品時にはこれら開口を前記包装体で被覆させるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したデータ
写し込み装置を内蔵したレンズ付きフイルムユニットの
外観を示している。レンズ付きフイルムユニット2は、
ユニット本体3と、その中央部を帯状に一周にかけて覆
うラベル4とから構成されている。このラベル4をユニ
ット本体3に貼り付けることによりレンズ付きフイルム
ユニット2の外観を綺麗に見せることができる。なお、
本実施形態では、レンズ付きフイルムユニット2を覆う
包装体としてラベル4を例に取り上げたが、これに限定
する必要はなく、ユニット本体3を全周にかけて覆うシ
ート材としてもよい。
【0010】ユニット本体3の前面には、撮影レンズ
5,対物用ファインダ6,ストロボ発光部7,ストロボ
充電レバー8,導光部材9,導光切替スイッチ10が設
けられている。また、ユニット本体3の上面には、シャ
ッタボタン11,残り撮影可能コマ数を表示するカウン
タ窓12,ストロボ充電表示用のライトガイド13が形
成される。さらに、ユニット本体2の背面側には、1コ
マの撮影ごとに回転操作される巻上げノブ14,接眼用
ファインダが露呈される。
【0011】図2に示すように、ユニット本体3は、露
光装置16,ストロボ装置17等が組み込まれた本体基
部19と、前カバー20及び後カバー21とから構成さ
れている。
【0012】前カバー20には、ファインダ用の対物窓
20a,撮影レンズ5,ストロボ発光部7,ストロボ充
電レバー8を露呈するための開口20b〜20dが形成
されている。また、開口20bの右上には導光部材9を
露呈させる開口20eが、右横には導光切替スイッチ1
0を露呈させる開口20fが形成されている。この前カ
バー20は、各ユニット部品が取り付けられた本体基部
19の前面から覆うようにしてに組み付けられる。ま
た、この前カバー20には種々の検査に利用される開口
が形成されており、その中にはデータ入力用の開口20
g及びシャッタ開閉検査用の開口20hが形成されてい
る。
【0013】後カバー21は、本体基部19の背面を覆
い、本体基部19との間にフイルムロール室26からア
パーチャの背後を通ってカートリッジ収納室25に至る
までのフイルム通路を形成する。このフイルム通路を通
って写真フイルムがフイルムロール室26からカートリ
ッジ収納室25の内部に装填されたカートリッジに収納
される。また、後カバー21には、その底部に底蓋21
a,21bが形成されており、これらの底蓋21a,2
1bによってカートリッジ収納室25とフイルムロール
室26の底部が光密に閉じられる。カートリッジ収納室
25の底蓋21aは開閉自在にされており、撮影済の写
真フイルムを全て収納したカートリッジを取り出す際の
取り出し蓋を兼ねている。
【0014】図3に示すように、本体基部19には、左
右にカートリッジ室25とフイルムロール室26とが一
体に形成されており、それらの間に露光装置16及びス
トロボ装置17が爪結合により取り付けられる。カート
リッジ室25の上部には、巻上げノブ14が回動自在に
配置される。巻上げノブ14は、その下部に一体に設け
られた軸がカートリッジ収納室25に収納されたフイル
ムカートリッジのスプールに係合される。この巻上げノ
ブ14を図中反時計方向に回動させることにより、撮影
済の写真フイルムがカートリッジ内に巻き上げられる。
【0015】ストロボ装置17は、回路基板にストロボ
発光部7,メインコンデンサ31,電池32,充電スイ
ッチ33等を組み付けてユニット化したものである。ス
トロボ充電レバー8が上方に向けてスライドされると、
回路基板上に設けられた充電スイッチ33がONとなっ
てメインコンデンサ31への充電が行われる。このスト
ロボ装置17は、シャッタ機構を作動させたときに可動
するシャッタ羽根41の押圧片によりシンクロスイッチ
35をオンにさせて(図6参照)、ストロボ光を発光さ
せるようになっている。
【0016】露光装置16は、本体基部19のほぼ中央
に取り付けられる。この露光装置16は、シャッタ機
構、フイルム巻き止め機構、残り撮影可能コマ数を表示
するためのカウンタ機構、ファインダ等を暗箱40に組
み付けてユニット化したものである。暗箱40の前面中
央には露光開口40aが、その右上にはデート用の開口
40bが設けられている。この暗箱40の前面には、シ
ャッタ羽根41、レンズホルダ42、支持板44、デー
トモジュール45、遮光板43、導光部材9、ストロボ
充電レバー8、導光切替スイッチ10の順で取り付けら
れる。
【0017】図4に示すように、導光部材9は透明なプ
ラスチック樹脂を成形したものである。導光部材9に入
射した外光は、導光部材9の内部を透過して背面方向に
射出される。この導光部材9で入射・集光された外光に
より、デートモジュール45のLCD55が明るく照明
される。
【0018】導光切替スイッチ10は、遮蔽位置と開口
位置との間で切り換えられる。通常、導光切替スイッチ
10は遮蔽位置に保持される。このとき、導光切替スイ
ッチ10に設けられた舌片10aが光軸通路を遮断して
おり、外部からの振動や衝撃を受けた場合に生じる遮光
板43のずれやシャッタ羽根41の回動による写真フイ
ルムへのデート光の写し込みを防止する。また、この舌
片10aの下部には開口10bが形成されており、導光
切替スイッチ10を開口位置に切り換えると、開口10
bが光軸通路に保持される。
【0019】遮光板43は、薄板の金属部材から形成さ
れ略J字形状に形成されている。この一端は、取付軸孔
を介してレンズホルダ42の前面に設けられたピンに取
り付けられる。他端はLCD55の前面を覆う遮光部4
3aとなる。取付軸孔の近傍には、舌片43bが垂直に
折り曲げられている。図5,6に示すように、シャッタ
ボタン11の押圧操作が行われると、その下部に形成さ
れた係止レバー11aにより舌片43bは押圧される。
そして、遮光板43は図中時計回り方向に回動し、弾性
変形する。このとき、遮光部43aは下方にスライドし
LCD55の前面を露呈させる。そして、シャッタボタ
ン11の押圧操作が終わると、弾性力により遮光部43
aは上方にスライドし再びLCD55の前面を被覆す
る。
【0020】シャッタ羽根41は、取付軸孔を介して本
体基部前面のピンに回動自在に取り付けられる。このシ
ャッタ羽根41の操作突起41aには、コイルバネ50
が取り付けられており、このコイルバネ50の付勢によ
り、シャッタ羽根41は露光開口40aを塞いでいる。
シャッタ羽根41には、デート用シャッタ開口40bを
開閉するデート用シャッタ部材51が一体に形成されて
いる。このデート用シャッタ部材51は、シャッタ羽根
41の揺動に連動してデート用の開口40bを開閉す
る。デート用の開口40bが開かれている間に、デート
光を暗箱40内に入射させる。暗箱40の内部には、投
影レンズ52が固定部材53によって固定されている。
デート光は、この投影レンズ52を介して写真フイルム
に投影される。これにより、デートモジュール45に表
示される「年、月、日」が写真フイルム上に投影され
る。
【0021】このシャッタ羽根41の前面には、撮影レ
ンズ5を組み込んだレンズホルダ42が取り付けられ
る。このレンズホルダ42には、デート光を通過させる
投光窓42aが形成されている。このレンズホルダ42
の右側には支持板44が取り付けられる。この支持板4
4は、ストロボ装置17の回路基板の前面に取り付けら
れる。この支持板44の右側に開口が設けられており、
ストロボ装置の充電スイッチ33を露呈させる。この支
持板44の前面には、デートモジュール45及び充電レ
バー8が取り付けられる。
【0022】図7は、デートモジュール45の斜視図を
示す。デートモジュール45は、写真フイルムに写し込
むデータ、この例では撮影日を表示するLCD55(液
晶ディスプレイ)を含む表示回路及び表示制御回路を組
み込んだモジュール回路とモジュール回路の各部品が実
装されたモジュール基板56、このモジュール基板56
を収納したモジュールケース57、モジュール回路の電
源となるモジュール電池58、及び導電性を有した金属
製のプラス側接片59及びマイナス側接片60等から構
成されている。モジュール電池58としては、小型かつ
薄型のボタン型のものが用いられる。
【0023】モジュールケース57には、電池ホルダ部
57aが一体に形成されており、この電池ホルダ部57
aの側壁には、モジュール基板56に一端が接続された
プラス側接片59が露呈されている。モジュール電池5
8は、そのプラス電極面をプラス側接片59の接触面に
接触するようにして電池ホルダ部57aに取り付けられ
る。
【0024】マイナス側接片60は、前カバー20の内
側に形成されたピンに固着される。このマイナス側接片
60は、前カバー20をデータモジュール45等が組み
付けられた本体基部19の前面に組み付けることによ
り、その一端をモジュール基板56上の接点と接触さ
せ、他端を電池ホルダ部57aに取り付けられたモジュ
ール電池58のマイナス電極面と接触させる。これによ
り、各接片59,60を介してモジュール電池58とモ
ジュール回路とが電気的に接続され、モジュール回路に
通電が行われる。
【0025】モジュール回路は、モジュール電池58か
らの通電を受けて作動する。LCD55には、撮影日が
表示される。LCD55としては、不透明な背景に透明
な「年,月,日」、例えば「 '00 02 01」等の
文字を表示する透過型のものが用いられている。このL
CD55は、モジュールケース57及びモジュール基板
56にそれぞれ形成された開口により、その前面及び後
面が露呈される。これにより、導光切替スイッチ10が
開口位置にあるときに撮影が行われると、導光部材9か
ら取り込まれた外光がLCD55を透過し、デート光と
して写真フイルムに投影される。
【0026】デートモジュール45は、そのモジュール
回路に通電を行っただけではLCD55の表示が有効と
はならないため、LCD55には「年、月、日」の表示
がされることはない。LCD55に「年、月、日」を表
示させるためには、所定のプリセット信号として予め決
められたプリセットコード及び初期日付データを入力部
56aから入力する必要がある。この入力部56aは前
カバー20の開口20gに対峙する位置に配置されてお
り、前カバー20を本体基部19に組み付けた後に、外
部コンピュータからの入力端子を入力部56aに接続し
てプリセットコードと初期日付データをモジュール回路
に入力する。
【0027】図8は、デートモジュールのLCD表示検
査装置を示す説明図である。LCD表示検査装置は、シ
ャッタ羽根41の操作突起41a及びシャッタボタン1
1を機械的に操作するアクチュエータ66,67、導光
部材9の前面を照明する光源68、及びLCD55を透
過した光を結像面で撮像する撮像装置69とから構成さ
れる。
【0028】アクチュエータ66,67は内部に電磁式
シリンダーが設けられている。アクチュエータ66は、
先端がシャッタ羽根の操作突起41aに係合するように
凹状になっている操作棒66aを上下させる。これによ
り、デート用シャッタ部材51は閉位置から予め設定さ
れた検査位置まで開かれ保持される。なお、このシャッ
タ羽根操作突起41aは、前カバー20の開口20hに
対峙する位置に配置されるため、操作棒66aを開口2
0hに挿通してシャッタ羽根41を可動させることがで
きる。一方、アクチュエータ67は操作棒67aをその
軸方向に上下させシャッタボタン11を押圧する。これ
により、遮光板43を弾性変形させ遮蔽部43aが開位
置に保持されるため、LCD55の前面が開かれる。ア
クチュエータ66,67と同時に駆動することで、デー
ト光用の光軸通路を開放することができる。
【0029】撮像装置69には、例えばCCDカメラが
用いられる。この撮像装置69と光源68は光軸が一致
するように設置される。このCCDカメラはアクチュエ
ータ66,67により開放されたデート光用の光軸通路
を通過したデート光を撮像する。撮像された像はCCD
カメラに取り付けられたパターンメモリに取り込まれ、
画像メモリに記録されている画像と比較される。
【0030】次に、本実施形態のレンズ付きフイルムユ
ニットの製造方法について、説明する。露光装置16、
ストロボ装置17等の撮影機構が取り付けられた本体基
部19に、シャッタ羽根41、レンズホルダ42、デー
トモジュール45、遮光板43等の部品を組み込み、前
カバー20が取り付けられる。この前カバー20を本体
基部19に取り付けることで、デートモジュール45と
モジュール電池58とが電気的に接続される。このと
き、デートモジュール45のLCD55の表示は無効の
ままである。次に、図8に示すように、前カバー20の
データ入力用の開口20gにデータ入力端子65を挿通
させ、データモジュール45の入力部56aに当接させ
る。このデータ入力端子65は外部のコンピュータに接
続されており、外部のコンピュータから所定のプリセッ
トコード及びデータが入力され、次の工程に搬送され
る。
【0031】図8に示すように、データモジュール45
にプリセットコード及びデータが入力されたユニット本
体3は、光源68の正面に導光部材9がくるようにセッ
トされる。アクチュエータ66の操作棒66aを前カバ
ーの開口20hに挿通させ、シャッタ羽根41を検査位
置まで回動させ保持する。アクチュエータ67の操作部
67aによりシャッタボタン11を押圧し保持させる。
このとき、図5に示すように、データ光の光軸通路が確
保された状態になる。次に光源68を発光させ、その光
を導光部材9に入射させる。導光部材9に入射した光は
LCD55を透過し、デート光として撮像装置69へと
入射される。撮像装置69に撮像された像はパターンメ
モリに取り込まれ、画像メモリに記録されている画像と
比較される。これらの画像が一致すると次の工程に搬送
され、写真フイルム及び後カバー21が組み付けられ
る。後カバー21が組み付けられたユニット本体3に
は、開口20g,20hを覆うようにラベル4が貼付さ
れ、出荷・販売される。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットの製造方法によれば、データ写し込み装置
にデータの入力及び調整を行う第1工程と、第1工程後
に、データ写し込み装置の表示部の表示を検査する第2
工程とを設けたから、データ写し込み装置の表示を確実
に有効にすることができる。また、前カバーに設けられ
たデータ写し込み装置のデータ入力及び調整を行うため
の開口と、このデータ写し込み装置に設けられた表示部
の表示を検査するための開口とをラベルで被覆させるこ
とができるので、出荷時には外観形状を綺麗に見せるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の外観を示す斜視図である。
【図2】ユニット本体の構成を示す斜視図である。
【図3】本体基部の構成を示す斜視図である。
【図4】デートモジュールの近傍の構成を示す斜視図で
ある。
【図5】シャッタ羽根と遮蔽板とが閉位置にある状態を
示す正面図である。
【図6】シャッタ羽根と遮蔽板とが開位置にある状態を
示す正面図である。
【図7】デートモジュールを示す斜視図である。
【図8】デートモジュールの表示の検査方法を示す概略
図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット 3 ユニット本体 4 ラベル 20 前カバー 20g、20h 開口 41シャッタ羽根 45 デートモジュール 51 デート用シャッタ部材 65 入力用端子 66,67 アクチュエータ 68 光源 69 撮像装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ装置、露光装置等の撮影装置
    と、データ写し込み装置とが本体基部に組み付けられ、
    前カバー及び後カバーによりその外周を覆われるレンズ
    付きフイルムユニットの製造方法において、 前記データ写し込み装置にデータの入力及び調整を行う
    第1工程と、この第1工程後に、前記データ写し込み装
    置の表示部の表示を検査する第2工程とを設けたことを
    特徴とするレンズ付きフイルムユニットの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1工程は、前記前カバーの前面に
    設けられた第1の開口にデータ入力用の端子を挿通さ
    せ、前記第1の開口に対峙するように配置された前記デ
    ータ写し込み装置の入力部に入力用の端子を当接させて
    データ入力を行うことを特徴とする請求項1記載のレン
    ズ付きフイルムユニットの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2工程は、前記第1の開口とは異
    なる位置に形成された第2の開口にアクチュエータを挿
    通させてシャッタ部材を一定量回動・保持させ、前記表
    示部を含むデータ写し込み光路を開放して、フイルムユ
    ニットの前面に配置された光源と背面に配置された撮像
    装置とにより、前記表示部の表示を検査することを特徴
    とする請求項1又は2記載のレンズ付きフイルムユニッ
    トの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2工程は、前記データ写し込み装
    置の表示部の前面に配置され、シャッタボタンの押圧に
    より表示部の前面から退避する遮蔽部材を回動させるた
    めに、アクチュエータによりシャッタボタンを押圧・保
    持させて、データ写し込み光路を開放させる工程を含む
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ付きフイルムユ
    ニットの製造方法。
  5. 【請求項5】 写真フイルムにデータを写し込むデータ
    写し込み装置を備え、前カバー及び後カバーにより覆わ
    れたユニット本体に外装用の包装体で覆ったレンズ付き
    フイルムユニットにおいて、 前記前カバーに、前記データ写し込み装置のデータ入力
    及び調整を行うための開口と、このデータ写し込み装置
    に設けられた表示部の表示を検査するための開口とを設
    け、製品時にはこれら開口を包装体で被覆させることを
    特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
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