JP2001280448A - 事務機器のギア駆動機構 - Google Patents

事務機器のギア駆動機構

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JP2001280448A
JP2001280448A JP2000101171A JP2000101171A JP2001280448A JP 2001280448 A JP2001280448 A JP 2001280448A JP 2000101171 A JP2000101171 A JP 2000101171A JP 2000101171 A JP2000101171 A JP 2000101171A JP 2001280448 A JP2001280448 A JP 2001280448A
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shafts
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Atsushi Sugimoto
淳 杉本
Toshihiro Takahashi
俊博 高橋
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    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/021Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機構全体の厚みを薄くすることにより、事務
機器の小型化に寄与できるとともに、分解も容易にでき
るギヤ駆動機構を提供する。 【解決手段】 ラベルライタX内に取り付けられる基台
18に複数の軸2〜8を片持ち状に突設し、この軸2〜
8にギア9〜15を嵌めて噛み合わせて、この軸2〜8
のうちの特定の軸に形成された駆動軸5,7,8を駆動
するものであって、特定の軸以外の軸2,3,4,6,
8,9の少なくとも一本2,4の先端外周に溝23を形
成し、ギア抜け止め17として、溝23にリング状であ
って径方向に一か所の切れ目26があるワッシャ25を
嵌め、ギア14の側面の一部にワッシャ25に至る凹部
27を設けてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務機器の駆動軸
を駆動するギア駆動機構に関し、特に片持ち状の軸にギ
アを嵌めて抜け止めするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の事務機器としては、ラベルテープ
に文字等を印字するラベルライタ等が知られている。こ
のラベルライタは、ラベルテープを巻回したカセットが
装着され、該カセットからラベルテープを印字ヘッドま
で送り出す。また、ラベルライタは、印字ヘッドとプラ
テンローラによりラベルテープに対して文字等を印字
し、ニップローラ等により印字済みのラベルテープを機
器本体の外側に送り出す。ラベルライタにおけるこの一
連の駆動は、機器本体内のカセットの下側に取り付けら
れるギア駆動機構により行われる。
【0003】このギア駆動機構は、駆動軸を含む複数の
軸を基台に片持ち状に突設し、これら軸にギアを嵌め、
各軸に嵌入されたギア同志を噛み合わせ、各軸に嵌入さ
れたギアの抜け止めを施すことで構成される。この抜け
止めとして一般的に使用されるものは、軸の先端外周に
溝を形成し、該溝内に抜け止めワッシャを装着するもの
である。
【0004】従来のギア駆動機構では、抜け止め用のワ
ッシャとして、弾性金属板製のE止めクリップが用いら
れる。このE止めクリップは、C字状の内周の中央に突
起があるため、全体としてE字状になったものである。
軸に対する開口を有するため、軸に対する着脱が容易に
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このE
止めクリップは、大きさ、厚み、材質、形状等がJIS
規格で定められており、サイズの種類がそれほど多くな
い。そのため、従来のギア駆動機構では、規格のE止め
クリップに合わせて、軸の太さや長さを決めてきた。と
ころが、ラベルライタ等のような小型の事務機器では、
内蔵されるギア駆動機構の薄型化と軽量化が求められて
いるが、規格のE止めクリップのために、ギア駆動機構
を薄くすること及び軽くすることの両方に限度が生じる
という問題点があった。規格のE止めクリップを使用し
ないようにすると、ギア駆動機構の薄型化と軽量化が可
能になるが、ギア駆動機構の分解時が困難になるという
問題が生じる。
【0006】そこで、本発明の主たる目的は、機構全体
の厚みを薄くすることにより、事務機器の小型化に寄与
できるとともに、分解も容易にできるギヤ駆動機構を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の事務機器のギア駆動機構は、事務機器内
に取り付けられる基台に複数の軸を片持ち状に突設し、
この軸にギアを嵌めて噛み合わせて、この軸のうちの特
定の軸に形成された駆動軸を駆動するものであって、特
定の軸以外の軸の少なくとも一本の先端外周に溝を形成
し、ギア抜け止めとして、溝にリング状であって径方向
に一か所の切れ目があるワッシャを嵌め、ギアの側面の
一部にワッシャに至る凹部を設けてなるものである。請
求項1のギア駆動機構によれば、リング状であって径方
向に一か所の切れ目がある簡単構造で薄いワッシャを使
ってギアの抜け止めを行える。簡単構造のワッシャであ
るため、軸に合ったワッシャを使って、軸の径と長さを
限界まで小さくできる。また、ギア側面の凹部にワッシ
ャの切れ目を合わせ、工具を凹部に差し込むことで簡単
にワッシャを外して分解することができる。
【0008】請求項2の事務機器のギア駆動機構は、ワ
ッシャがプラスチック製で0.25mm以下の厚みを有
するものである。請求項2のギア駆動機構によれば、プ
ラスチック製ワッシャを0.25mm以下の厚みに形成
できるため、軸の先端外周の溝の幅も狭くできる。
【0009】請求項3の事務機器のギア駆動機構は、駆
動軸が通る開口を有するカバーを基台に対面するように
取り付けたものである。請求項3のギア駆動機構によれ
ば、駆動軸を除いた軸の先端を覆うカバーを配設するこ
とにより、カセット等を装着する空間を形成できる。ま
た、カバーにより複数の軸先端が見えなくなって、事務
機器の内部が外観上すっきりしたものになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照しつつ説明する。図1は、事務機器
内に取り付けられるギア駆動機構1の構成を示す図であ
り、図2は、ギア駆動機構1のギア抜け止め手段17の
構成を示す拡大断面図であり、図3は、抜け止め手段1
7に用いられるワッシャ25の斜視図である。
【0011】図1に示すギア駆動機構1は、例えば、図
4に示す事務機器であるラベルライタXの駆動機構とし
て適用される。このラベルライタXは、ラベルカセット
からラベルテープを送り出し、該ラベルテープに文字等
を印字するものである。
【0012】図1において、ギア駆動機構1は、複数の
第1〜第7軸2〜8と、各軸に嵌入される複数の第1〜
第7ギア9〜15と、第1軸2の第1ギア9及び第3軸
4の第3ギア11に対する抜け止め手段17とを備え、
これら各部材2〜15、17を基台18上に設けて構成
される。この基台18には、ギア駆動機構1を駆動する
ステッピングモータ19と、ラベルテープに文字等を印
字するためのプラテンローラ20及び送りローラ21を
有する揺動レバー41と、印字ヘッド42と、ラベルテ
ープを切断するためのカッターを作動するレバー43等
が配置されている。
【0013】複数の第1〜第7軸2〜8は、基台18上
に並列して突設される。このうち、第4軸5はラベルカ
セットの巻き取り軸又は駆動軸となり、第6軸7はラベ
ルカセットに設けられているテープ送りローラカム36
を駆動するための駆動軸となる。
【0014】図示の多数の第1〜第7ギア9〜15は、
図示の第1〜第7軸2〜8の夫々に嵌入されている。第
1軸2には、基板18側から、小径ギア部9Aと大径ギ
ア部9Bの順に一体になった第1ギア9が嵌め込まれ、
その先端には後述する抜け止め手段17が施されてい
る。第1ギア9の大径ギア9Bは、DCモータ19の出
力ギア22に噛み合わされている。
【0015】第2軸3には、基板18側から、大径ギア
部10Bと小径ギア部10Aの順に一体になった第2ギ
ア10がはめ込まれている。この第2ギア10の大径ギ
ア部10Aは、第1ギア9の小径ギア部9Bと噛み合っ
ている。また、この第2ギア10の大径ギア部10A
は、第1ギア9の大径ギア部9Bと基板18の間に挟ま
れることにより抜け止めされている。
【0016】第3軸4には、基板18側から、小径ギア
部11Aと大径ギア部11Bの順に一体になった第3ギ
ア11が嵌め込まれ、その先端には後述する抜け止め手
段17が施されている。この第3ギア11の大径ギア部
11Bは、第2ギア10の小径ギア部10Bと噛み合っ
ている。
【0017】第4軸5には、基板18側から、第4ギア
12と巻き取り軸28が嵌め込まれている。この第4ギ
ア12は、第3ギア11の大径ギア部11Bと噛み合っ
ている。また、第4軸5及び巻き取り軸28は図面の紙
面厚み方向に突出して図示されないカセットと係合す
る。この第4軸5の先端に、前述したE止めクリップが
嵌められ、これにより第4ギア12と巻き取り軸28の
抜け止めがなされる。
【0018】第5軸6には、基板18に沿った第5ギア
13が嵌め込まれている。この第5ギア13は、第3ギ
ア11の小径ギア部11Aと噛み合っている。また、こ
の第5ギア13は、第3ギア11の大径ギア部11Bと
基板18の間に挟まれることにより抜け止めされてい
る。
【0019】第6軸7には、基板18に沿った第6ギア
14が嵌め込まれてる。第7軸8には、基板18に沿っ
た第7ギア15が嵌め込まれてる。これら第6ギア14
及び第7ギア15は、第5ギア13に噛み合っている。
また、第6ギア14及び第7ギア15は鍔16、16付
きとなっている。第6ギア14及び第7ギア15は、鍔
16、16が第5ギア13の下面と基板18の間に挟ま
れることにより、抜け止めされている。
【0020】このギア駆動機構1は、DCモータ19の
回転を、ギア9、10、11を介して減速しながらギア
12に伝達し、巻き取り軸28を回転駆動するととも
に、ギア11からギア13を介して、テープ送りローラ
カム36と第7ギア15を回転駆動させる。第7ギア1
5は、プラテンローラ20の下端にプラテンローラ20
と同軸上に一体回転可能に設けられている図示されない
ギアを介して、プラテンローラ20を回転駆動させる。
【0021】ギアの抜け止め手段17は、中間軸であっ
て、軸先端でしか抜け止めできない第1軸2と第3軸4
に対して適用される。図2に示すように、第3軸4に対
する抜け止め手段17は、抜け止め溝23と、装着溝2
4及びワッシャ25等から構成される。抜け止め溝23
は、第3軸4の先端外周に形成される環状溝である。装
着溝24は、第4ギア11の大径ギア部11Bの側面に
設けられている。この装着溝24は、第3軸4の周りで
径方向に幅をもって形成されている。
【0022】図3に示すように、ワッシャ25は、リン
グ状に形成されている。またワッシャ25には、径方向
に延びる切れ目(スリット)26を有している。このワ
ッシャ25は、プラスチック材料等の樹脂で成形するこ
とにより、厚さを0.25mm以下にできる。また、図
2の抜け止め溝23及び装着溝24の幅も、ワッシャ2
5の厚さと同一寸法にする。そして、ワッシャ25は、
切れ目26を境にして、二点鎖線のように弾性変形させ
た状態で、抜け止め溝23内に装着される。これと同時
に、ワッシャ25の弾性変形を開放することで、装着溝
24内に装着される。
【0023】また、第1軸2に対する抜け止め手段17
は、装着溝24が設けられていないこと以外は、第3軸
4に対する抜け止め手段17と同様の構造となってい
る。
【0024】これにより、第1ギア9は第1軸2から抜
け止めされ、第4ギア11は、第3軸4から抜け止めさ
れる。第4ギア11が抜け止めされることにより、該第
4ギア11の下側に位置する第2ギア10及び第5ギア
13も抜け止めされる。
【0025】また、ワッシャ25は、第4ギア11の凹
部27により取り外し可能にされている。この凹部27
は、第4ギア12の側面の装着溝24内に形成され、第
3軸4から第4ギア11の径外方に延在している。そし
て、ワッシャ25を第3軸4回りに回転させることによ
り、切れ目26を凹部27上又は近傍に配置する。この
状態で、細長い工具等を凹部27内に挿入して、該工具
等によりワッシャ25を第4ギア11から持ち上げる。
これにより、ワッシャ25は、切れ目26を境にして上
下に開かれる。この状態で工具を軸方向に移動させるこ
とにより、ワッシャ25を抜け止め溝23内から取り外
すことができる。また、第1軸2の第1ギア9に対する
ワッシャ25も同様の方向で取り外すことができる。
【0026】このように、本発明の一実施形態のギア駆
動機構1によれば、薄いワッシャ25により、多数のギ
ア9〜15の抜け止めを行うことができる。ワッシャ2
5をプラスチック材料により成形すると、厚みの薄い、
0.25mm以下のものとすることができる。これによ
り、第3軸4や第1軸2の抜け止め溝23も、ワッシャ
25の厚さに合わせて狭くでき、もって第4ギア11や
第1ギア9から突出する第3軸4や第1軸2の突出量を
最小限に抑えることができる。従って、ギア駆動機構1
の厚みを薄くすることが可能となる。
【0027】また、細長い工具等を凹部27に挿入する
ことにより、ワッシャ25を容易に第4ギア12や第1
ギア9から取り外して、各ギア9〜15を分解すること
も可能となる。
【0028】このギア駆動機構1は、図4及び図5に示
すように、事務機器となるラベルライタXの駆動機構と
して適用される。このラベルライタXは、蓋体31と機
器本体32等から構成される。蓋体31は、ヒンジ等に
より機器本体32に設けられ、該機器本体32を開閉自
在にする。この蓋体31には、文字等のデータを入力す
るキーボド等が設けられている。機器本体32には、デ
ータを処理する制御基板等の他に、ギヤ駆動機構1がD
Cモータ19、プラテンローラ20、印字ヘッド42等
とともに装着されている。
【0029】図6及び図7に示すように、ギア駆動機構
1は、機器本体32内のカバー33の下側であって機器
本体32の底に取り付けられる。カバー33には、駆動
軸となる第4軸5の巻き取り軸28を貫通させる開口3
4が形成されている。そして、カバー33の上側には、
ラベルカセット35が装着される。ラベルカセット35
は、カバー33から突出する巻き取り軸28に嵌め込ま
れて、機器本体32内に装着される。このラベルカセッ
ト35には、ラベルテープが巻回状態で収納されてい
る。
【0030】このラベルライタXは、DCモータ19に
よりギア駆動機構1を駆動することにより、ラベルカセ
ット35からラベルテープを印字ヘッド42まで送り出
し、該印字ヘッド42とプラテンローラ20により入力
される文字等を印字する。続いて、第6軸7の先端等に
装着されるテープ送りローラカム36と送りローラ21
により、印字されたラベルテープを機器本体32に外側
に送り出し、カッターを作動させるレバー43を押すこ
とによりラベルテープを切断する。
【0031】このように、本発明の一実施形態のギア駆
動機構1を、事務機器であるラベルライタXに適用する
と、ギア駆動機構1の厚さを薄くできることから、ラベ
ルライタXの厚さも薄くすることが可能となる。従っ
て、ラベルライタXの小型化を図ることができる。
【0032】また、巻き取り軸となる第4軸5等を除い
た軸の先端を、カバー33で覆うことにより、多数の軸
の先端が見えなくなってラベルライタXの機器本体32
の内部が外観上すっきりしたもになる。さらに、ギア駆
動機構1の厚さを薄くすることで、該ギア駆動機構1及
びカバー33の上側にラベルカセット35を装着するた
めの空間を確保できる。
【0033】なお、本発明の一実施形態のギア駆動機構
1は、ラベルライタXに適用した例について説明した
が、これに限定されず、プリンタやファクシミリ等の事
務機器にも適用できる。特に、小型の事務機器に適用す
ると、機器本体の内部空間を有効に利用して、ギア駆動
機構1等を配置できる。
【0034】また、前述した一実施形態のギア駆動機構
1では、第1軸2と第3軸4とにワッシャ25を用いる
抜け止め手段17を適用した。しかし、第3軸4に一番
大きなギアが嵌め込まれているため、第3軸4にのみワ
ッシャ25を用いる抜け止め手段17を適用し、第1軸
2に嵌め込まれるギアの厚みを薄くして、規格のE止め
ワッシャを用いた抜け止め手段とすることができる。ま
た、ギア駆動機構1を構成する軸やギアの数、及び配列
態様は、図1の構成に限定されない。
【0035】さらに、ワッシャ25は、プラスチック材
料により厚さを薄くすることが最良であるが、金属等に
より薄く形成することを排除するものでない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のギア駆
動機構によると、リング状であって径方向に一か所の切
れ目がある簡単構造で薄いワッシャを使ってギアの抜け
止めを行える。従って、ギア駆動機構の厚さを薄くする
ことができ、事務機器の厚さを薄くして小型化に寄与す
ることが可能となる。また、凹部にワッシャの切れ目を
合わせ、工具を凹部に差し込むことで簡単にワッシャを
外して分解することができる。
【0037】請求項2のギア駆動機構によると、プラス
チック製ワッシャを0.25mm以下の厚みに形成でき
るため、軸の先端外周の溝の幅も狭くできる。これによ
り、ギア駆動機構の厚みを薄くできる。
【0038】請求項3のギア駆動機構によると、駆動軸
を除いた軸の先端を覆うカバーを配設することにより、
カセット等を装着する空間を形成できる。また、カバー
により複数の軸先端が見えなくなって、事務機器の内部
が外観上すっきりしたものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のギア駆動機構の構成を示
す上面図である。
【図2】図1のギア駆動機構のギア抜け止め手段の構成
を示す拡大断面図である。
【図3】図2のワッシャの斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態のギア駆動機構を適用した
ラベルライタを示す斜視図である。
【図5】図4のラベルライタの蓋体を機器本体に対して
開いた状態を示す斜視図である。
【図6】図4のラベルライタの機器本体の内部を示す図
である。
【図7】図4のラベルライタの機器本体の内部にラベル
カセットを装着した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ギア駆動機構 2 抜け止め手段が適用される第1軸 4 抜け止め手段が適用される第3軸 5 第4軸(駆動軸) 9 第1ギア 11 第3ギア 17 抜け止め手段 18 基台 25 ワッシャ 26 切り目 27 凹部 33 カバー 34 開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事務機器内に取り付けられる基台に複数
    の軸を片持ち状に突設し、この軸にギアを嵌めて噛み合
    わせ、前記軸のうちの特定の軸に形成された駆動軸を駆
    動する事務機器のギア駆動機構であって、前記特定の軸
    以外の軸の少なくと一本の先端外周に溝を形成し、前記
    ギアの抜け止めとして、前記溝にリング状であって径方
    向に一か所の切れ目があるワッシャを嵌め、前記ギアの
    側面の一部に前記ワッシャに至る凹部を設けてなる事務
    機器のギア駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記ワッシャはプラスチック製で0.2
    5mm以下の厚みを有する請求項1に記載の事務機器の
    ギア駆動機構。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸が通る開口を有するカバーが
    前記基台に対面するように取り付けられる請求項1また
    は2に記載の事務機器のギア駆動機構。
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