JP2001274036A - フィルム状コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

フィルム状コンデンサ及びその製造方法

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JP2001274036A
JP2001274036A JP2000087872A JP2000087872A JP2001274036A JP 2001274036 A JP2001274036 A JP 2001274036A JP 2000087872 A JP2000087872 A JP 2000087872A JP 2000087872 A JP2000087872 A JP 2000087872A JP 2001274036 A JP2001274036 A JP 2001274036A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム状コンデンサ及びその製造方法に関
し、微小径且つ微小ピッチのスルービアを有する低イン
ダクタンスのフィルム状コンデンサを提供する。 【解決手段】 電源配線及び信号配線の導通に必要なビ
ア5,6を通過させる孔を設けたベタ電極層2、接地配
線及び信号配線の導通に必要なビア6,7を通過させる
孔を設けたベタ電極層4、及び、この対向する一対のベ
タ電極層2,4に挟持される誘電体材料層3からなる3
層構造を少なくとも1周期含むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルム状コンデン
サ及びその製造方法に関するものであり、特に、ハイエ
ンドサーバ等の高周波信号を伝送する電子装置に対する
デカップリングコンデンサの低インダクタンス化のため
の構成に特徴のあるフィルム状コンデンサ及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マクロプロセッサをはじめとする
デジタルLSIの高速化と低消費電力化が進み、LSI
の負荷インピーダンスの急激な変動や、電源電圧の変動
を抑えるためのデカップリングコンデンサの性能向上が
要請されており、また、高速動作デジタルLSIのGH
z帯の高周波領域における安定したLSIの動作が要求
されている。
【0003】この様な電源電圧変動や高周波ノイズによ
るLSIの誤動作を防止するためには、LSIチップの
なるべく近傍にデカップリングコンデンサ、即ち、バイ
パスコンデンサを実装する必要がある。
【0004】図11参照 図11は、従来のデカプリングコンデンサ及びLSIを
実装した電子回路装置の概略的構成図であり、多層配線
層を設けた回路配線基板74にLSIチップ71を実装
するとともに、LSIチップ71の近傍にデカップリン
グコンデンサとなるチップコンデンサ73を実装したも
のであり、チップコンデンサ73の一方の端子を接地ラ
イン76に接続するとともに、他方の端子をLSIチッ
プ71の電源端子72と接続している電源ライン75に
接続する。
【0005】しかし、図11のように回路配線基板74
の表面にデカップリングコンデンサを実装する方法の場
合には、チップコンデンサ73とLSIチップ71との
間での配線の引回しが避けられないため、引回し配線層
に付随する寄生インダクタンスにより、高速動作LSI
に対しての電源電圧変動の抑止効果や高周波リップル吸
収効果には限界がある。
【0006】したがって、電源電圧の変動抑止のために
は、等価直列抵抗(ESR)及び等価直列インダクタン
ス(ESL)の低減がコンデンサに求められることにな
る。特に、配線の引回しによるインダクタンスの増加
は、デカップリングコンデンサの高周波特性の劣化の主
因となるため等価直列インダクタンス(ESL)の低減
がより重要になる。
【0007】そこで、コンデンサ内蔵回路基板や、表面
に誘電体膜を形成したセラミック回路基板(必要なら
ば、特開平4−211191号公報参照)などが提案さ
れており、それによって、LSIチップの直下にデカッ
プリングコンデンサを配置して、LSI電源、接地端子
からコンデンサまでの配線引回しを最短にしようとする
ものである。
【0008】また、回路基板とは別に、インターポーザ
タイプのコンデンサ基板を用いてLSIチップとデカッ
プリングコンデンサの接続距離を最短にすることがで提
案されているので、その一例を図12を参照して説明す
る。
【0009】図12参照 図12は、インターポーザタイプのコンデンサ基板を介
してLSIを実装した電子回路装置の概略的構成図であ
り、LSIチップ81の信号端子はコンデンサ基板82
に設けたスルービアを介して回路配線基板83に設けた
信号ライン86に接続される。一方、LSIチップ81
の電源端子と接地端子は、コンデンサ基板82に設けた
デカップリングコンデンサを構成する一対のベタ電極層
の一方に互いに接続したビアを介して電源ライン84及
び接地ライン85に夫々接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のコンデ
ンサ内蔵基板の場合には、高誘電体材料の焼成に700
℃程度の高温が必要であるため、回路基板を構成するベ
ース材料やその製造工程が限定されるという問題があ
る。また、コンデンサ層の層数の増加に伴って、製造歩
留りが低下するという問題や製造コストが増大するとい
う問題がある。
【0011】一方、インターポーザタイプのコンデンサ
基板の場合には、ハイエンドサーバのように、LSIチ
ップの端子数が数千を越えるものがあり、その様なLS
Iチップに対応するためには、微小径且つ微小ピッチの
インターポーザ基板が必要になるが、ビアの径の微小化
と微小ピッチ化に伴って製造が困難になるという問題が
ある。例えば、コンデンサ基板をグリーンシート法を用
いて製造した場合、スルービアのピッチは100〜20
0μmが限界となる。
【0012】また、コンデンサ基板の低インピーダンス
化、即ち、低ESL化のためには、薄膜コンデンサが望
ましいが、薄層化にともなってピンホール等に起因する
リーク電流が問題となるため、低欠陥スルービア基板が
必要になるが、薄層化の進展に伴って低欠陥スルービア
基板の製造が困難になるという問題がある。
【0013】したがって、本発明は、微小径且つ微小ピ
ッチのスルービアを有する低インダクタンスのフィルム
状コンデンサを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】ここで、図1を参照して
本発明における課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)及び(b)参照 (1)本発明は、フィルム状コンデンサにおいて、電源
配線及び信号配線の導通に必要なビア5,6を通過させ
る孔を設けたベタ電極層2、接地配線及び信号配線の導
通に必要なビア6,7を通過させる孔を設けたベタ電極
層4、及び、この対向する一対のベタ電極層2,4に挟
持される誘電体材料層3からなる3層構造を少なくとも
1周期含むことを特徴とする。
【0015】この様に、インターポーザタイプのコンデ
ンサとしてグリーンシート法を用いずにフィルム状コン
デンサとすることによって、半導体製造技術を転用する
ことができ、それによって、膜厚の薄い誘電体材料層3
を有し、且つ、微小径且つ微小ピッチのスルービア6を
有する低インダクタンスのフィルム状コンデンサの実現
が可能になる。
【0016】特に、誘電体材料層3として、半導体強誘
電体メモリ等に使用されているペロブスカイト構造の高
誘電体膜を適用することによって、高誘電率の薄膜をピ
ンホールフリーで形成することができ、それによって、
一層の誘電体材料膜のみであっても大きな容量を実現す
ることができる。
【0017】(2)また、本発明は、フィルム状コンデ
ンサの製造方法において、基板1上に、電源配線或いは
接地配線の一方及び信号配線の導通に必要なビア5,6
を通過させる孔を設けるベタ電極層2、誘電体材料層
3、電源配線或いは接地配線の他方及び信号配線の導通
に必要なビア6,7を通過させる孔を設けるベタ電極層
4からなる3層構造のフィルム状コンデンサを少なくと
も1周期形成したのち、基板1を除去することを特徴と
する。
【0018】この様に、フィルム状コンデンサを製造す
る際に、表面が平滑な無垢の基板1を用いることによっ
て薄膜のフィルム状コンデンサを半導体製造技術を用い
て精度良く且つ再現性良く形成することができ、また、
形成後に基板1を除去することによって、コンデンサ基
板として層厚化することがない。
【0019】(3)また、本発明は、上記(2)におい
て、基板1上に樹脂絶縁層8を介して電源配線或いは接
地配線の一方及び信号配線の導通に必要なビア5,6を
通過させる孔を設けるベタ電極層2を設け、基板1の除
去時に、基板1の裏面からレーザ光9を照射することに
よって樹脂絶縁層8を基板1から剥離することを特徴と
する。
【0020】この様に、レーザアブレーションによって
フィルム状コンデンサごと樹脂絶縁層8を基板1から剥
離するドライプロセスを用いることにより、基板1の除
去工程が簡素化され、且つ、ウェットプロセスのよう
に、誘電体材料層3や電極パッド等が薬液により侵され
る虞がなくなる。
【0021】また、本発明は、上記(2)において、基
板1上に水溶性、酸への溶解性、或いは、アルカリへの
溶解性のいずれかの溶解性を有する被覆層を設け、この
被覆層を介して電源配線或いは接地配線の一方及び信号
配線の導通に必要なビア5,6を通過させる孔を設ける
ベタ電極層2を設け、基板1の除去時に、水、酸水溶
液、或いは、アルカリ水溶液のいずれかを用いて被覆層
を基板1から剥離しても良い。例えば、被覆層としてK
Br等の無機塩類を用いた場合には水またはアルコール
を用いれば良く、また、MgO等の酸化物を用いた場合
には酸性水溶液或いはアンモニア水溶液を用いれば良
く、さらに、Cu等を金属を用いた場合には、酸性水溶
液或いはアルカリ性水溶液を用いれば良い。
【0022】また、本発明は、上記(2)において、基
板1として、水溶性、酸への溶解性、或いは、アルカリ
への溶解性のいずれかの溶解性を有する基板1を用いて
も良いものである。例えば、基板1としてKBr単結
晶、MgO単結晶、或いは、Cu板等を用いても良いも
のであり、その場合には、基板1全体を溶解除去すれば
良い。
【0023】この様に、化学的に基板1或いは被覆層を
除去することによって、エキシマレーザ等のレーザ装置
及びそれに付随する光学系等が不要になる。
【0024】
【発明の実施の形態】ここで、図2乃至図6を参照して
本発明の第1の実施の形態を説明するが、まず、図2乃
至図5を参照して本発明の第1の実施の形態の製造工程
を説明する。なお、各図は、フィルム状コンデンサの要
部断面図である。 図2(a)参照 まず、サファイア基板11上に、ポリイミド樹脂を塗布
し、加熱硬化させ、さらに700℃に加熱することによ
って、厚さが、例えば、10μmの炭化の進んだポリイ
ミド層12を形成したのち、スパッタリング法を用いて
厚さが、例えば、0.1μmのTi膜と0.2μmのP
t膜を順次堆積させることによって下部ベタ電極層13
を形成する。
【0025】図2(b)参照 次いで、全面にレジストを塗布し、露光・現像すること
によって、電源用のビアを絶縁分離する埋込絶縁層を形
成するための凹部を有するレジストパターン14を形成
したのち、スパッタリング法によって、全面に厚さが、
例えば、0.5μmのSiO2 膜15を堆積させて、凹
部に堆積したSiO2 膜を埋込絶縁層16とする。
【0026】図2(c)参照 次いで、レジストパターン14を除去して、その上に堆
積したSiO2 膜15を同時にリフトオフしたのち、再
び、全面にレジストを塗布し、露光・現像することによ
って、信号用のスルービア及び接地用のビアを絶縁する
埋込絶縁層を形成するための凹部18を有するレジスト
パターン17を形成したのち、レジストパターン17を
マスクとして下部ベタ電極層12の露出部をエッチング
除去することによって、凹部18に囲まれた信号用のス
ルービア及び接地用のビアの一部を形成する。
【0027】図2(d)参照 次いで、再び、スパッタリング法によって、全面に厚さ
が、例えば、0.8μmのSiO2 膜19を堆積させ
て、凹部18に堆積したSiO2 膜をスルービア及びビ
アを絶縁分離する埋込絶縁層20とする。
【0028】図3(e)参照 次いで、レジストパターン17を除去して、その上に堆
積したSiO2 膜19を同時にリフトオフして埋込絶縁
層20を残存させる。
【0029】図3(f)参照 次いで、全面に、ゾル・ゲル法を用いて(Ba,Sr)
TiO3 、即ち、BSTからなる高誘電率膜21を形成
する。この高誘電率膜21の製造工程としては、Sr,
Ba,Tiの各アルコキシドを混合した混合溶液をスピ
ンコート法によって、例えば、2000rpmで30秒
間塗布したのち、例えば、120℃で10分間乾燥さ
せ、次いで、300℃で10分間の仮焼成を行い、この
工程を、例えば、4回繰り返したのち、例えば、700
℃の高温の酸素雰囲気中で60分間本焼成を行うことに
よってSr,Ba,Tiをペロブスカイト酸化物として
結晶化させることによって、例えば、全体の厚さが40
0nmのBST膜とする。因に、この様に形成したBS
T膜の比誘電率は500であり、また、損失は2%以下
であった。
【0030】図3(g)参照 次いで、NH4 F:HF=6:1のバッファードフッ酸
を用いてエッチングバックすることによって、埋込絶縁
層16及び埋込絶縁層20の頂部が露出するまで高誘電
体膜21をエッチング除去する。
【0031】図3(h)参照 次いで、全面にレジストを塗布し、露光・現像すること
によって、埋込絶縁層16及び埋込絶縁層20の内端部
に一致する開口、即ち、スルービア及びビアに対応する
開口を有するレジストパターン22を設け、このレジス
トパターン22をマスクとして露出している高誘電体膜
21をNH4 F:HF=6:1のバッファードフッ酸を
用いてエッチングすることによってビアホールとなる凹
部23を形成する。
【0032】図4(i)参照 次いで、レジストパターン22を除去したのち、再び、
スパッタリング法を用いて厚さが、例えば、0.1μm
のTi膜と0.2μmのPt膜を順次堆積させることに
よって凹部23を埋め込む上部ベタ電極層24を形成す
る。
【0033】図4(j)参照 次いで、再び、全面にレジストを塗布し、露光・現像す
ることによって、埋込絶縁層16及び信号用スルービア
を形成するための埋込絶縁層20の頂部に一致する開口
を有するレジストパターン25を設け、このレジストパ
ターン25をマスクとして露出している上部ベタ電極層
24を選択的にエッチング除去して凹部26を形成す
る。
【0034】図4(k)参照 次いで、レジストパターン25を除去したのち、全面に
ポリイミド樹脂を塗布し、加熱硬化することによって厚
さが、例えば、10μmのポリイミド層27を形成し、
次いで、再び、全面にレジストを塗布し、露光・現像す
ることによって、各スルービア及び各ビアに対応する開
口を有するレジストパターン28を設け、このレジスト
パターン28をマスクとして露出しているポリイミド層
27を選択的にエッチング除去する。
【0035】図4(l)参照 次いで、レジストパターン28を除去したのち、再び、
スパッタリング法を用いて厚さが、例えば、0.05μ
mのCr膜、2μmのNi膜、と0.2μmのAu膜を
順次堆積させ、次いで、通常のフォトエッチング工程に
よってスルービアに接続する電極パッド30,32を形
成するとともに、ビアに接続する電極パッド29,31
を形成する。
【0036】図5(m)参照 次いで、エキシマレーザを用いてサファイア基板11の
裏面からレーザ光33を照射することによって、サファ
イア基板11の界面側のポリイミド層12を蒸発させる
レーザアブレーションによってサファイア基板11との
接着力を低下させる。
【0037】図5(n)参照 次いで、フィルム状コンデンサ積層体をサファイア基板
11から剥離する。
【0038】図5(o)参照 次いで、プラズマエッチング法を用いて、サファイア基
板11に接していたポリイミド層12を選択的に除去す
る。即ち、ポリイミド層12は、700℃の高温状態に
約1時間晒され、部分的に炭化させているため、保護絶
縁層として不適当になっているためである。
【0039】図5(p)参照 次いで、図4(k)〜図4(l)と同様の工程を繰り返
すことによって、ポリイミド層34を介してスルービア
に接続する電極パッド36,38を形成するとともに、
ビアに接続する電極パッド35,37を形成することに
よって、フィルム状コンデンサの基本構成が完成する。
【0040】図6参照 図6は、上記の工程によって形成したフィルム状コンデ
ンサを用いた実装構造の概略的断面図であり、LSIチ
ップ40の接地端子41は、フィルム状コンデンサ39
に設けた電極パッド35及び電極パッド29を介して実
装回路基板45に設けた接地ライン47に接続され、一
方、LSIチップ40の電源端子42は電極パッド37
及び電極パッド31を介して実装回路基板45に設けた
電源ライン46に接続され、デカップリングコンデンサ
として作用することになる。
【0041】また、LSIチップ40に設けた信号端子
43,44は、それぞれ絶縁されたスルービアに接続す
る電極パッド36及び電極パッド30、或いは、電極パ
ッド38及び電極パッド32を介して信号ライン48,
49に接続される。
【0042】この様に、本発明の第1の実施の形態にお
いては、表面が平滑な無垢の基板を用い、半導体製造プ
ロセスを利用してフィルム状コンデンサを形成している
ので、高密度のスルービアを有する低欠陥のフィルム状
コンデンサを精度良く且つ再現性良く製造することが可
能になる。
【0043】次に、図7を参照して、本発明の第2の実
施の形態を説明するが、フィルム状コンデンサ積層構造
自体は上記の第1の実施の形態と全く同様であるので、
同様の部分の説明は省略する。 図7(a)参照 まず、ガラス基板51の周辺部にのみCr密着層52を
選択的に設けたのち、全面にポリイミド樹脂を塗布し、
加熱硬化させることによって厚さが10μmのポリイミ
ド層53を形成し、以降は、上記の第1の実施の形態と
全く同様の工程で電極パッド29〜32までを形成す
る。なお、この場合、Cr密着層52は、レジストマス
クを用いて選択的に堆積させても良く、或いは、全面に
Cr膜を堆積させたのち、中央部を選択的にエッチング
除去しても良いものである。
【0044】図7(b)参照 次いで、ガラス基板51の裏面或いはフィルム状コンデ
ンサ側からYAGレーザ或いはCO2 レーザを用いてC
r密着層52の内端部近傍にのみレーザ光54を照射し
て、照射部のフィルム状コンデンサ積層構造を蒸発させ
て太い破線の外側の周辺部が樹脂層のみとなる構成にす
る。
【0045】図7(c)参照 次いで、フィルム状コンデンサ積層構造をガラス基板5
1から剥離する。この場合、ガラス基板51とポリイミ
ド層53との接着力は弱いため、Cr密着層52と密着
しているポリイミド層53が切り取られるようにレーザ
スクライブを行うことによって、容易に剥離させること
が可能になる。
【0046】以降は、ポリイミド層53を除去したの
ち、図5(o)〜(p)の工程を行うことによって、上
記の第1の実施の形態と同様の構造のフィルム状コンデ
ンサを製造することができる。
【0047】この様にCr等の密着性改善層を用いるこ
とにより、基板とポリイミド層等の絶縁層として、密着
性が良好でない組合せを用いた場合に適用できるもので
あり、基板及び剥離用絶縁層の材料の選択の幅を拡げる
ことができる。
【0048】次に、図8を参照して、本発明の第3の実
施の形態を説明するが、フィルム状コンデンサ積層構造
の製造方法自体は上記の第1の実施の形態と全く同様で
あるので、説明を省略する。 図8参照 この第3の実施の形態においては、基板としてKBr基
板61を用いたものであり、このKBr基板61上に上
記の第1の実施の形態と同様の積層構造を形成する。
【0049】次いで、フィルム状コンデンサ積層構造を
設けたKBr基板61を、処理槽62内に収容した水6
3に浸漬し、KBr基板51を水63に溶解することに
よってKBr基板61を選択的に除去するものである。
【0050】以降は、ポリイミド層12を除去したの
ち、図5(o)〜(p)の工程を行うことによって、上
記の第1の実施の形態と同様の構造のフィルム状コンデ
ンサを製造することができる。
【0051】この様に、第3の実施の形態においては、
水溶性の基板を用いることによって、エキシマレーザ等
を用いることなく基板の剥離が可能になる。
【0052】次に、図9を参照して、本発明の第4の実
施の形態を説明するが、フィルム状コンデンサ積層構造
の製造方法自体は上記の第1の実施の形態と全く同様で
あるので、説明を省略する。 図9参照 この第4の実施の形態においては、サファイア基板1上
にKBr層64を介してフィルム状コンデンサ積層構造
を形成する。
【0053】次いで、KBr層64を介してフィルム状
コンデンサ積層構造を設けたサファイア基板11を、処
理槽62内に収容した水63に浸漬し、KBr層64を
水63に溶解することによってKBr層64を選択的に
除去して、フィルム状コンデンサ積層構造をサファイア
基板11から剥離する。
【0054】以降は、ポリイミド層12を除去したの
ち、図5(o)〜(p)の工程を行うことによって、上
記の第1の実施の形態と同様の構造のフィルム状コンデ
ンサを製造することができる。
【0055】この様に、第4の実施の形態においては、
水溶性の剥離層を用いることによって、エキシマレーザ
等を用いることなく基板の剥離が可能になり、且つ、上
記の第3の実施の形態のように基板自体が溶解消失する
ことがないので、製造コストが上昇することがない。
【0056】次に、図10を参照して、本発明の第5の
実施の形態を説明する。 図10(a)参照 まず、サファイア基板11上に厚さ10μmのポリイミ
ド層12を形成したのち、全面にスパッタリング法を用
いて厚さが、例えば、0.05μmのCr膜、2μmの
Ni膜、と0.2μmのAu膜を順次堆積させ、次い
で、通常のフォトエッチング工程によって信号用スルー
ビアに接続するための電極パッド36,38、電源用ビ
アに接続するための電極パッド37、及び、接地用ビア
に接続するための電極パッド35を形成する。
【0057】次いで、再び、全面にポリイミド樹脂を塗
布し、加熱硬化することによって厚さが、例えば、10
μmのポリイミド層65を形成したのち、再び、通常の
フォトエッチング工程によって電極パッド35〜38に
達するビアホールを形成し、次いで、全面に、スパッタ
リング法を用いて厚さが、例えば、0.1μmのTi膜
と0.2μmのPt膜を順次堆積させることによってビ
アホールを埋め込む下部ベタ電極層13を形成する。
【0058】図10(b)参照 以降は、図2(a)〜図4(l)と同様の工程を行うこ
とによって、フィルム状コンデンサ積層構造を形成する
が、この場合には、誘電体膜としてゾル・ゲル法によっ
て形成したBST膜からなる高誘電体膜の代わりにスパ
ッタリング法を用いてSiN膜66を形成したものであ
る。この様にして、フィルム状コンデンサ積層構造を形
成したのち、サファイア基板11の裏面からエキシマレ
ーザを用いてレーザ光33を照射し、サファイア基板1
1とポリイミド層12との密着性を低下させる。
【0059】図10(c)参照 次いで、フィルム状コンデンサ積層構造をポリイミド層
12ごと、サファイア基板11から剥離する。
【0060】図10(d)参照 次いで、ポリイミド層12を化学的にエッチング除去す
ることによって、フィルム状コンデンサが得られる。
【0061】この本発明の第5の実施の形態において
は、全ての成膜工程及びパターニング工程を硬質のサフ
ァイア基板11上において行っているので、パターン精
度が向上する。
【0062】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は各実施の形態に記載した構成及び条件に
限られるものではなく、各種の変更が可能である。例え
ば、本発明の第1乃至第4の実施の形態においては、高
誘電体膜としてBST膜を用いているが、BST膜に限
られるものではなく、SBT(SrBi2Ta2 9
膜等のBi系層状ペロブスカイト酸化物やPZT膜等の
他の高誘電率膜を用いても良いものである。
【0063】また、この様な高誘電体膜の製造方法とし
ては、ゾル・ゲル法に限られるものではなく、スパッタ
リング法やMOVPE法、或いは、MOD(Metal
Organic Decomposition)法を
用いても良いものである。
【0064】例えば、高誘電体膜をスパッタリング法に
よって形成する場合には、(Pb,Zr)TiO3 ター
ゲットを用い、例えば、Ar:O2 =36sccm:4
sccmを流し、成膜室の真空度を0.5Paとした状
態で、120Wの電力を印加し、10時間かけて厚さ2
00nmのPZT膜を形成すれば良い。
【0065】また、上記の各実施の形態においては、フ
ィルム状コンデンサのベース層としてポリイミド樹脂を
用いているが、ポリイミド樹脂に限られるものではな
く、エポキシ樹脂やフッ化ポリイミド樹脂等の他の有機
物絶縁層を用いても良いものである。
【0066】また、上記の第5の実施の形態において
は、誘電体膜を形成する前にフィルム状コンデンサのベ
ース層の一部を構成するポリイミド層65を形成してい
るため、誘電体膜として低温で形成が可能なSiN膜を
用いているが、必ずしも、SiN膜に限られるものでは
なく、本焼成工程において高温雰囲気に晒され多少劣化
するもの、高誘電体膜を用いても良いものであり、その
場合にはポリイミド樹脂の代わりにより耐熱性の高い絶
縁膜を用いることが望ましい。
【0067】また、上記の各実施の形態においては、フ
ィルム状コンデンサを構成する対向電極を上部ベタ電極
層と下部ベタ電極層の2層構造で構成し、単層構造のコ
ンデンサとしているが、ベタ電極層を3層以上設けて複
数層構造のコンデンサとしても良いものである。
【0068】また、上記の第3及び第4の基板或いは剥
離層を化学的に除去するために、KBr基板或いはKB
r層を用いているが、KBrに限られるものではなく、
MgO等の酸化物、或いは、Cu等の金属を用いても良
いものであり、MgO等の酸化物を用いた場合には溶解
液として酸性水溶液或いはアンモニア水溶液を用いれば
良く、また、Cu等の金属を用いた場合には、酸性水溶
液或いはアルカリ水溶液を用いれば良い。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、表面が平滑な無垢基板
を用いるとともに、半導体製造技術を用いてデカップリ
ング用のフィルム状コンデンサを作製しているので、高
密度のスルービアを有する低欠陥のフィルム状コンデン
サとすることができ、それによって等価直列インダクタ
ンス(ESL)を小さくすることができるので、デジタ
ルLSIの高速化に伴う高周波領域における電源電圧変
動及び高周波ノイズを効果的に低減することができ、ひ
いては、高速デジタルLSIの動作の信頼性の向上、或
いは、高密度実装化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図2以降の途中ま
での製造工程の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の図3以降の途中ま
での製造工程の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の図4以降の製造工
程の説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のフィルム状コンデ
ンサを用いた実装構造の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の製造工程の説明
図である。
【図11】従来のデカップリングコンデンサの実装構造
の説明図である。
【図12】従来のインターポーザタイプのコンデンサ基
板を用いた実装構造の説明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 ベタ電極層 3 誘電体材料層 4 ベタ電極層 5 ビア 6 ビア 7 ビア 8 樹脂絶縁層 9 レーザ光 11 サファイア基板 12 ポリイミド層 13 下部ベタ電極層 14 レジストパターン 15 SiO2 膜 16 埋込絶縁層 17 レジストパターン 18 凹部 19 SiO2 膜 20 埋込絶縁層 21 高誘電体膜 22 レジストパターン 23 凹部 24 上部ベタ電極層 25 レジストパターン 26 凹部 27 ポリイミド層 28 レジストパターン 29 電極パッド 30 電極パッド 31 電極パッド 32 電極パッド 33 レーザ光 34 ポリイミド層 35 電極パッド 36 電極パッド 37 電極パッド 38 電極パッド 39 フィルム状コンデンサ 40 LSIチップ 41 接地端子 42 電源端子 43 信号端子 44 信号端子 45 実装回路基板 46 電源ライン 47 接地ライン 48 信号ライン 49 信号ライン 51 ガラス基板 52 Cr密着層 53 ポリイミド層 54 レーザ光 61 KBr基板 62 処理槽 63 水 64 KBr層 65 ポリイミド層 66 SiN膜 71 LSIチップ 72 電源端子 73 チップコンデンサ 74 回路配線基板 75 電源ライン 76 接地ライン 81 LSIチップ 82 コンデンサ基板 83 回路配線基板 84 電源ライン 85 接地ライン 86 信号ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E001 AB01 AB03 AB06 AC01 AC04 AC05 AD05 AE01 AE02 AE03 AF02 AF06 AH01 AH03 AJ01 AJ02 AJ03 AZ01 5E346 AA12 AA13 AA27 AA43 AA51 AA52 BB01 BB02 BB03 BB04 DD07 DD17 EE31 FF05 FF17 GG15 GG17 GG18 HH01 HH06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源配線及び信号配線の導通に必要なビ
    アを通過させる孔を設けたベタ電極層、接地配線及び信
    号配線の導通に必要なビアを通過させる孔を設けたベタ
    電極層、及び、前記対向する一対のベタ電極層に挟持さ
    れる誘電体材料層からなる3層構造を少なくとも1周期
    含むことを特徴とするフィルム状コンデンサ。
  2. 【請求項2】 基板上に、電源配線或いは接地配線の一
    方及び信号配線の導通に必要なビアを通過させる孔を設
    けるベタ電極層、誘電体材料層、及び、電源配線或いは
    接地配線の他方及び信号配線の導通に必要なビアを通過
    させる孔を設けるベタ電極層からなる3層構造のフィル
    ム状コンデンサを少なくとも1周期形成したのち、前記
    基板を除去することを特徴とするフィルム状コンデンサ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記基板上に樹脂絶縁層を介して上記電
    源配線或いは接地配線の一方及び信号配線の導通に必要
    なビアを通過させる孔を設けるベタ電極層を設け、上記
    基板の除去時に、前記基板の裏面からレーザ光を照射す
    ることによって前記樹脂絶縁層を前記基板から剥離する
    ことを特徴とする請求項2記載のフィルム状コンデンサ
    の製造方法。
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