JP2001270829A - 平滑筋細胞増殖促進剤 - Google Patents
平滑筋細胞増殖促進剤Info
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Abstract
む血管新生促進剤の提供。 【解決手段】 硫酸基を有するグリコサミノグリカンの
混入量が0.01%以下であり、平均分子料が1,00
00〜8,000であるヒアルロン酸又はその薬理学的
に許容されうる塩を有効成分として含む平滑筋細胞の増
殖促進剤。 【効果】 本薬剤の平滑筋増殖促進活性成分は、糖尿病
性末梢血管傷害などの循環器疾病の処置剤(治療、予
防、進行抑制剤)、組織修復、創傷治癒促進等を目的と
した医薬として利用することが可能である。
Description
その薬理学的に許容されうる塩を有効成分として含有す
る平滑筋細胞増殖促進剤に関する。
れを取り囲み、強度を維持する平滑筋細胞及び線維芽細
胞である。
を及ぼすことが知られている。すなわち、ヒアルロン酸
は血管内皮細胞の増殖を抑制することが知られている
(特許第2667441号)。一方、低分子のヒアルロン酸(3
〜16糖)は、生体内で血管新生を促進し、また血管内皮
細胞の増殖を生体外で促進するが、平滑筋細胞に対して
は増殖促進効果を示さないことがExp. Cell Res. 1989
Jul;183(1):179-196に記載されているので、上述の血管
新生促進作用によって生じた血管は、血管内皮細胞を裏
打ちする平滑筋細胞の増殖が少なく外力に弱い血管であ
ると考えられていた。更に、3〜25のジサッカライドの
繰り返し単位で構成されるヒアルロン酸をリポソームの
表面に配した血管新生促進剤が知られている(特開平11
-292758)が、ヒアルロン酸が平滑筋細胞増殖を促進す
る活性を有することは何ら教示していない。
ン(ヘパリン、ヘパラン硫酸、コンドロイチン硫酸、ケ
ラタン硫酸など;以下、硫酸化グリコサミノグリカンと
いう)は、平滑筋細胞の増殖を抑制することが知られて
いる(Microvasc Res 1986 Jan; 31 (1): 41-53)。
知られているが、これらの多くは血管内皮細胞の増殖を
促進し、平滑筋細胞増殖作用が不十分であるため、血管
新生促進剤として実用的に使用しうる平滑筋細胞増殖促
進剤が求められていた。
細胞増殖促進剤及び平滑筋細胞の増殖を促進する活性に
基づき強靱な血管の新生を促進する血管新生促進剤が期
待されていた。
の解決を鑑みて鋭意検討を重ねた結果、従来、平滑筋細
胞の増殖を促進することが知られていなかったヒアルロ
ン酸が、医薬品に使用する程度の純度であれば、平滑筋
細胞増殖促進活性があることを見いだし、平滑筋細胞増
殖促進剤及び平滑筋細胞増殖促進活性に基づく血管新生
促進剤として利用可能であることを見いだした。
る。 (1) ヒアルロン酸又はその薬学的に許容されうる塩
を有効成分として含有する平滑筋細胞増殖促進剤。 (2) 前記ヒアルロン酸の重量平均分子量が1,000〜
8,000である(1)記載の平滑筋細胞増殖促進剤。 (3) 有効成分とするヒアルロン酸への硫酸化グリコ
サミノグリカンの混入量が、硫黄含量の電量滴定におい
て0.01%以下に相当する量であることを特徴とする
(1)又は(2)記載の平滑筋細胞増殖促進剤。
により詳説する。
に許容される塩を有効成分とする平滑筋細胞増殖促進剤
及びこれを含む血管新生促進剤である。
薬の有効成分として使用する際は、薬学的に許容されう
る塩の形態で使用することが好ましい。ヒアルロン酸の
薬学的に許容されうる塩としては、アルカリ金属塩(ナ
トリウム塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金属塩
(マグネシウム塩、カルシウム塩など)及び四級アンモ
ニウム塩等が挙げられるが、その中でもアルカリ金属塩
が好ましく、ナトリウム塩が最も好ましい。以下の説明
において、「ヒアルロン酸」とは、特に断らない限りこ
の様な塩も包含する広義の用語として使用する。
性を有するとは、実施例記載の平滑筋細胞培養法に従っ
て培養する際、培地に薬剤を添加した場合に、薬剤を添
加しない対照と比較して細胞数を増加させる活性、又は
細胞内でのDNAの複製を促進する活性等を指称する。
細胞数は例えば公知の細胞数の計数法を用いて計数する
方法により、DNAの複製は、ラジオアイソトープで置
換したチミジンなどの核酸の合成に必要とされる物質の
取り込み量等を測定する方法などによって測定すること
ができる。
帯、皮膚又は硝子体由来、或いは微生物由来のヒアルロ
ン酸(特公昭61-8083、特公昭61-60081、特公昭61-2134
1、特公平6-8323、米国特許4,141,973、米国特許5,449,
104、米国特許4,946,780、米国特許4,780,414参照)を
使用することが可能であるが、特に医薬品として使用さ
れるヒアルロン酸と同等の純度を有するヒアルロン酸が
好ましい。
量平均分子量は、平滑筋増殖促進作用を有する限り特に
限定はされないが、特に重量平均分子量が1,000〜8,000
のヒアルロン酸を有効成分として用いることが好まし
い。そのようなヒアルロン酸は重量平均分子量数万から
数百万の公知のヒアルロン酸を低分子化することによっ
て調製することができる。ヒアルロン酸の低分子化は、
ヒアルロン酸分解酵素処理や酸処理等の当業者が通常用
いる方法によって容易に行うことができる。前記ヒアル
ロン酸分解酵素はヒアルロン酸を分解することが知られ
ているグリコサミノグリカン分解酵素であれば、リアー
ゼ、加水分解酵素など分解様式のいかんを問わずいずれ
も用いることができ、例えばコンドロイチナーゼABC(P
roteus vulgaris)、微生物(Streptococcus dysgalact
iae、Streptomyces hyalurolyticus等)由来のヒアルロ
ニダーゼ、羊や牛の睾丸由来のヒアルロニダーゼが挙げ
られ特に限定はされないが、牛の睾丸由来のヒアルロニ
ダーゼが最も好ましい。酵素による低分子化に際し、酵
素量及び反応条件と反応前のヒアルロン酸の分子量を適
宜選択、調製することによって、目的とする分子量の低
分子化ヒアルロン酸を調製することが可能である。反応
前及び反応後のヒアルロン酸の分子量は、例えば日本薬
局方の粘度測定法(第十二改正、日本薬局方解説書、B-
310〜321、1991年 廣川書店発行)に基づいて極限粘度
を算出し、Laurent, T.C. et al, Biochem Biophys Act
a,42,476(1960)に記載された下記換算式を用いて極限粘
度から算出することができる。
g)、M:分子量 上記低分子化反応後、例えば反応液の容量の2〜4倍量
のエタノールを添加してヒアルロン酸を沈殿させた後、
沈殿を回収し、その沈殿を食塩水(0.1%〜5.0%、好まし
くは3%)に溶解して活性炭粉末による精製を1〜4回繰
り返し、最後に溶液の2〜4倍量のエタノールを添加し
て、生じた沈殿を回収して乾燥(風乾、凍結乾燥、減圧
乾燥等)することで、医薬品として使用されているもの
と同等の純度を有するヒアルロン酸を得ることが可能で
ある。
は実質的にヒアルロン酸のみを含み、硫酸化グリコサミ
ノグリカンを実質的に含まない。すなわち、試薬等とし
て市販されているヒアルロン酸には、ヘパリン、ヘパラ
ン硫酸、コンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸、デルマタ
ン硫酸等の硫酸基を有するグリコサミノグリカンが混入
していることが多いが、これらの硫酸化グリコサミノグ
リカンは平滑筋細胞増殖を阻害するため、本発明薬剤
は、硫酸化グリコサミノグリカンが混入していないもの
である。硫酸化グリコサミノグリカンのヒアルロン酸中
への混入量はヒアルロン酸中の硫黄含量を測定すること
で算出することが可能である。従って本発明薬剤の有効
成分となるヒアルロン酸は、硫黄含量が電量滴定(Ana
l. Chem.,20(1948),85)において0.03%以下であること
が好ましく、0.01%以下であることが最も好ましい。
ロン酸は、上述の通り、硫酸化グリコサミノグリカンを
実質的に含まないが、他の不純物も実質的に含まれてい
ないことが好ましい。具体的には生体や細胞に対して悪
影響を与えることが知られているエンドトキシン含量
が、好ましくは0.1EU(エンドトキシン単位)/10mg以
下、0.03EU/10mg以下であることがより好ましく(エン
ドトキシン試験:日本工業規格(JIS)生化学試薬通則K80
08 4.3による)、ヒアルロン酸の安定性を保つために、
鉄含量が好ましくは40ppm以下、より好ましくは20ppm以
下であり(原子吸光分析:JIS生化学試薬通則K0121によ
る)、生体に対して炎症反応の起因物質となるタンパク
質含量が好ましくは0.2%以下、0.1%以下であることがよ
り好ましい(ローリー法:Lowry, O.C. et al, J Biol.
Chem., 193, 265(1951)による)。
などの循環器疾病の処置剤(治療、予防、進行抑制
剤)、組織修復、創傷治癒促進等を目的とした医薬とし
て利用することが可能である。また、例えば細胞培養に
おける培地への添加剤、組織エンジニアリング分野にお
ける生体外での組織形成の補助剤としても用いることが
可能である。
剤、水、薬学的に許容されうる担体、賦形剤、希釈剤な
どを含有することができ、また他の薬効を有する薬剤、
成長因子などと混合して複合的な作用を示す医薬組成物
として、温血動物(ヒト、マウス、ラット、ハムスタ
ー、ウサギ、イヌ、ネコ、ウマ、ウシ、ブタ等)へ非経
口的又は経口的に適用しうる医薬とすることが可能であ
る。
剤、例えばpH調節剤、緩衝剤、張度調節剤、湿潤剤、安
定化剤、無機塩類、界面活性剤、消泡剤、糖類、糖アル
コールなどを混合してもよい。
を目的とする医薬として使用する場合の剤形としては、
ヒアルロン酸を医薬品に慣用される水性溶媒(例えば蒸
留水、緩衝液、生理食塩水、水性有機溶媒を含む水など
が挙げられ、蒸留水又は緩衝液が好ましい)に溶解した
注射剤などが挙げられ、また創傷治癒を目的とする医薬
とするのであれば、錠剤、カプセル剤、液剤、ゲル剤、
軟膏剤などが挙げられるが、目的の用途で使用可能であ
る限り特に限定はされない。
とする血管新生促進剤として使用する場合は、公知の血
管新生促進剤(例えば血管内皮細胞増殖因子(VEGF: va
scular endothelial growth factor)、線維芽細胞増殖
因子(FGF: fibroblast growth factor)、肝細胞増殖
因子(HGF: hepatocyte growth factor), 血小板由来
増殖因子(PDGF: platelet-derived growth factor)、
トランスフォーミング増殖因子−α(TGF-α: transfor
ming growth factor)、サイトカイン(例えばIL-1、IL
-8等)、アラキドン酸代謝物、アンジオジェニン、モノ
ブチリン、チミジンホスホリラーゼ等)などの増殖因子
と同時に生体内に存在するように投与することで平滑筋
細胞増殖促進効果に基づく優れた血管新生促進効果を示
す。両者は一緒に製剤化しても良く、または別個に製剤
化しても良い。別個に製剤化する場合には、投与経路・
用法は同一でも良く、また別々であっても良い。
用することも可能である。例えば、創傷部に本発明薬剤
を塗布した後に癒着防止材(カルボキシメチルセルロー
ス、コンドロイチン硫酸、架橋ヒアルロン酸など)を使
用することで癒着防止材による組織修復の遅れを改善す
ることも可能となる。本発明薬剤には上述したもの以外
にも医薬として許容される生理活性物質、例えば抗炎症
剤、鎮痛剤、ビタミン剤、抗菌剤、接着因子等を添加す
ることもできる。
投与量は、その製剤の投与方法、剤形、患者の具体的症
状、及び患者の体重に応じて適宜個別的に決定されるべ
き事項であり、特に限定はされないが、一般にヒアルロ
ン酸の投与量は1日あたり概ね100μg/kg〜100mg/kg程
度を例示することができる。また、上記製剤の投与回数
は1日1回程度でも可能であり、1日2〜4回、又はそ
れ以上の回数に分けて投与することも可能である。
るが、本発明はこれらの実施例により限定されるもので
はない。
(登録商標):生化学工業株式会社製)18.2mg及び牛睾
丸由来ヒアルロニダーゼ(和光純薬工業株式会社製)1.
8mg/mlを0.1M酢酸緩衝液(pH5.0)100mlに添加して50℃で
攪拌した。7.8、13.5、30時間経過後に反応液を取り出
し、100℃で5分加熱後、それぞれに4倍量のエタノール
を加えて沈殿を得た。この沈殿を、再度精製水に溶解し
濾過後エタノール沈澱を行った。更に、沈殿を水に溶解
し活性炭処理、濾過を行い4倍量のエタノールを加えて
沈澱させて、沈澱を減圧下乾燥して白色粉末を得た。検
体ロット番号を7.8、13.5、30時間の順に、HA1、HA2、H
A3とした。
皮由来)及び重量平均分子量120万のヒアルロン酸(ヒ
ト臍帯由来)を0.1Mの濃度で、エンドトキシンを含まな
い精製水50mlに溶解した。それぞれに活性炭200mgとエ
タノール5mlを加えて室温で6時間撹拌した。その後減圧
濾過を行い、濾液に4倍量のエタノールを加えて沈澱さ
せて、沈澱を減圧下乾燥して白色粉末を得た。各々の精
製後のヒアルロン酸をHA4及びHA5とした。
ク質量、エンドトキシン量、鉄含量、及び硫黄含量を測
定した。重量平均分子量はLaurent, T.C. et al, Bioch
em Biophys Acta,42,476(1960)に記載の方法に従って極
限粘度から算出し、タンパク質量はLowry, O.C. et al,
J Biol. Chem., 193, 265(1951)記載の方法により測定
した。エンドトキシン量はJIS生化学試薬通則K8008 4.
3、鉄含量はJIS生化学試薬通則K0121に従って測定し、
硫黄含量はAnal. Chem.,20(1948),85の記載に基づいて
測定した。
量は0.01%以下であった。 実施例1 平滑筋細胞由来培養法 マウス血管平滑筋細胞(VSMC: vascular smooth muscle
cells)はexplant法で単離した。すなわち、雄の8週
齢ICRマウスの大動脈を摘出し、血管外膜を除去した
後、残りの血管中膜組織を1mm角に細切した。この組織
片を培養フラスコの底面に付着させ、10%ウシ胎児血清
(FCS)、100単位/mlペニシリン、100μg/mlストレプト
マイシン、8mMグルタミン含有ダルベッコ変法イーグル
培地(DMEM:Dulbecco's Modified Eagle's Medium)中
で5%CO2条件下37℃で培養した。2週間後に、この組織片
から遊走してきたVSMCを継代し、以後の実験に用いた。
培養VSMC 2×104cellsを24穴プレートに播種し、一晩培
養した後、培地を0.5%FCS含有DMEMに代えて更に2日間培
養した。その後、調製例で得たHA1〜HA5を添加した0.5%
FCS含有DMEM中で24時間培養した。ヒアルロン酸を添加
しないものを対照とした。培養終量の4時間前に0.5Ciの
[3H]チミジン(アマシャム-ファルマシア社製)を加え
てDNAを標識した。培地を除去し、PBSで洗浄した後、0.
4N NaOHを加え30分、37℃で保温した。グラスファイバ
ーペーパー上に不溶性画分を集めた後、乾燥し、液体シ
ンチレーションカウンター(LS5801:ベックマン社製)
で[3H]の放射能を測定した(表2)。
合に平滑筋細胞の増殖が大幅に促進されていることが晟
かとなり、特に重量平均分子量が低いHA1〜HA3において
は、HA4及びHA5と比して100分の1及び1000分の1の濃度
でも同等或いはそれ以上の平滑筋細胞増殖促進活性が得
られることが判明した。
酸は本発明薬剤の有効成分として使用することが可能で
あり、その中でも特に低分子量のヒアルロン酸、具体的
には重量平均分子量が1,000〜8,000のヒアルロン酸が有
用であることが判明した。 実施例2 製剤例 (1)注射剤(液剤) 調製例で得られたHA1及びHA2を用いて注射剤(液剤)を
製造した。すなわち、HA1又はHA2の粉末30mgを終濃度5m
g/mlとなるようにリン酸緩衝生理的食塩水(PBS)に溶
解し、これを無菌濾過した後、2mlずつアンプルに分注
して本発明薬剤(注射剤)を製造した。 (2)軟膏剤 調製例で得られたHA2及びHA3を用いて軟膏剤を製造し
た。すなわち、HA2又はHA3の粉末100mg、鉱油4g、石油
ゼリー8g、混合メチル/プロピルパラバン60mg、非イオ
ン性界面活性剤1g及び精製水30gを均一に混合した。こ
の混合物を容器に充填して本発明薬剤(軟膏剤)を製造
した。
進剤が提供される。
Claims (3)
- 【請求項1】 ヒアルロン酸又はその薬学的に許容され
うる塩を有効成分として含有する平滑筋細胞増殖促進
剤。 - 【請求項2】 前記ヒアルロン酸の重量平均分子量が1,
000〜8,000である請求項1記載の平滑筋細胞増殖促進
剤。 - 【請求項3】 有効成分とするヒアルロン酸への硫酸化
グリコサミノグリカンの混入量が、硫黄含量の電量滴定
において0.01%以下に相当する量であることを特徴とす
る請求項1又は2記載の平滑筋細胞増殖促進剤。
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