JP2001270267A - ページめくり装置、通帳プリンタおよびページめくり装置の設定調整方法 - Google Patents

ページめくり装置、通帳プリンタおよびページめくり装置の設定調整方法

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JP2001270267A
JP2001270267A JP2000074222A JP2000074222A JP2001270267A JP 2001270267 A JP2001270267 A JP 2001270267A JP 2000074222 A JP2000074222 A JP 2000074222A JP 2000074222 A JP2000074222 A JP 2000074222A JP 2001270267 A JP2001270267 A JP 2001270267A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する通帳の幅に合わせた設定変更を容易
かつ確実に行うことができ、しかもページめくりを確実
に行えるようなページめくり装置を提供する。 【解決手段】 通帳プリンタPのページめくり機構20
において、支持シャフト24の両端部にアーム23L,
23Rを設け、これらアーム23L,23R先端部間に
設けたローラシャフト22に一対のローラ21L,21
Rを設け、アーム23L,23Rの基端側にはローラ2
1L,21Rを通帳に押圧させるためのスプリング30
L,30Rを設けるようにし、さらに、取り扱う通帳の
幅に応じ、調整ブラケット31の位置を上下に位置変更
し、スプリング30L,30Rの付勢力を調整すること
により、ローラ21L,21Rでの押圧力を調整するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通帳記帳機
や自動入出金機等において、複数種の幅を有した通帳等
の複葉媒体を取り扱う場合、確実にページめくりができ
るよう、取り扱う複葉媒体の幅ごとに容易に対応可能な
ページめくり装置、通帳プリンタならびにページめくり
装置の設定調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種金融機関等に設置されている通帳記
帳機や自動入出金機(いわゆるATM)等においては、
周知のとおり、複数ページを有した通帳(複葉媒体)を
取り扱う。利用者は、最終(最新)記録が印字されてい
るページを開いた状態で、通帳を通帳記帳機や自動入出
金機等に投入し、取引内容等に応じて所定の記録を印字
(また必要に応じて磁気情報等として記録)するわけで
ある。このとき、開いているページが最終行まで印字さ
れたとき、あるいは投入された時点で既に最終行まで印
字されているページが開かれているとき等には、ページ
めくり機構によって通帳のページを自動的にめくり、次
のページを開くようになっている。
【0003】このようなページめくり機構としては、例
えば図10に示すようなものがある。この図に示すペー
ジめくり機構は、例えば二組のローラ1L,1Rを備え
ている。これらのローラ1L,1Rは、ローラシャフト
2に一体に設けられており、このローラシャフト2が駆
動ベルト3を介して図示しないモータ等により回転駆動
されることにより、ローラ1L,1Rが回転駆動される
ようになっている。また、ローラシャフト2は、その両
端部がアーム4L,4Rを介して支持シャフト5に支持
されており、この支持シャフト5を軸とした回転により
アーム4L,4Rが揺動し、ローラ1L,1Rは通帳の
ページ表面に当接した位置と、ページ表面から離間した
位置との間で進退するようになっている。また、アーム
4L,4Rの基端部には、スプリング6L,6Rの一端
が係止されており、その他端は装置本体側に固定された
ブラケット7に係止されている。そして、支持シャフト
5には、ピン8,8が設けられており、このピン8,8
は通常時においてアーム4L,4Rに係合し、支持シャ
フト5を所定角度回転(図10において矢印(イ)方
向)した時点で、アーム4L,4Rとの係合が解除され
るようになっている。
【0004】このようなページめくり機構で通帳のペー
ジをめくるときには、通帳自体を固定した状態で、図示
しないモータ等で支持シャフト5を回転させると、所定
角度回転した時点で、ピン8,8によるアーム4L,4
Rの係合が解除される。すると、スプリング6L,6R
の付勢力により、アーム4L,4Rが揺動してローラ1
L,1Rが下方のページ表面に押し付けられる。この状
態で、これらローラ1L,1Rを図示しないモータで回
転駆動させることによって、ページを、当該ページが綴
じられている端部側にたぐる。さらにローラ1L,1R
に回転させると、当該ページはローラ1L,1R上にめ
くり上げられるので、この後は通帳を図中矢印(ロ)方
向に移動させることにより、ページめくりが行われるの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、日本国内に
限って言えば通帳の寸法が統一されているものの、他の
各国においてはその寸法(特に幅)が統一されていると
は限らず、金融機関毎に、例えば120mm〜180m
m程度の範囲内で様々な寸法の通帳が使用されている。
【0006】このような様々な寸法の通帳をページめく
りするに際しては、ローラ1L,1Rが、取り扱う通帳
の中心に対して左右対称に位置しているのが好ましい。
これは、ローラ1L,1Rが通帳の中心に対していずれ
か一方にオフセットして位置していると、ページをめく
るときに、当該ページの一方の端部と他方の端部とで撓
み量が異なって均等にめくり上げられず、うまくページ
めくりできなかったり、あるいはページが途中で折れて
しまう等の現象が発生する可能性があるからである。
【0007】しかし、通帳記帳機や自動入出金機等を製
作するメーカ側においては、メーカの工場での製作段階
で、個々のユーザ側で使用する通帳の寸法が予め把握で
きているとは限らず、使用する通帳の寸法に合わせてロ
ーラ1L,1Rの位置を予め設定しておくことは困難で
ある。このため、金融機関に納入する段階で、使用する
通帳の寸法に合わせて納入業者やユーザ側で装置の設定
を行う必要があるが、言うまでもなく面倒な作業は避け
る必要がある。
【0008】本発明は、このような技術的課題に基づい
て、使用する通帳の幅に合わせた設定変更を容易かつ確
実に行うことができ、しかもページめくりを確実に行え
るようなページめくり装置、通帳プリンタならびにペー
ジめくり装置の設定調整方法を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明のページめくり装置は、複数ページを綴じて形成した
複葉媒体のページをめくるためのページめくり装置であ
って、前記複葉媒体を搬送あるいは停止させる複葉媒体
送り機構と、開かれた状態の前記複葉媒体のページ表面
に対向して位置し、駆動源により回転駆動される複数の
ローラと、前記複数のローラを前記ページ表面に当接し
た状態で押圧するとともに、前記複数のローラの少なく
とも1つの押圧力を調整することのできる押圧手段と、
を備えて構成されることを特徴としている。このような
ページめくり装置では、各ローラの押圧力を調整してバ
ランスをとることで、ローラが必ずしも複葉媒体の中心
に対して対称に位置していなくても、ページを均等にめ
くり上げることが可能となる。
【0010】より具体的には、それぞれ揺動軸を挟んで
シャフト支持部と押圧手段係止部とを備えるとともに揺
動自在に設けられた一対のアーム部材と、前記ローラが
固定されるととも、前記一対のアーム部材のシャフト支
持部に回転可能に支持されるローラシャフトとを備え、
前記各アーム部材の押圧手段係止部に前記押圧手段によ
る押圧力が作用する構成とされていることを特徴として
いる。これにより、押圧手段の押圧力がそれぞれのアー
ム部材およびローラシャフトを介してローラに作用する
こととなり、各アーム部材に作用させる押圧手段の押圧
力を調整することにより、ローラの押圧力を容易に調整
できる。
【0011】また、前記押圧手段が付勢部材であり、か
つ前記付勢部材で発生する付勢力を変化させる構成であ
ることを特徴としている。各ローラに対応したバネ等の
付勢部材の付勢力を変化させることによって、各ローラ
の押圧力を調整することができる。付勢力を変化させる
具体的な手段としては、例えばバネ等のバネ長を変化さ
せることが考えられる。これは、バネ等、付勢部材の一
端側の固定位置を変更すること等により実現できる。ま
た、これ以外にも、各組のローラに対し、付勢部材によ
る付勢力が作用する作用点との距離を変更する等して、
付勢力によるモーメントを変更するようにしてもよい。
【0012】さらに、前記複葉媒体送り機構により進退
する複葉媒体をその一側端側で位置決めする位置決め部
材が備えられていることを特徴とすれば、様々な幅の複
葉媒体を取り扱うにしても、すべての複葉媒体が位置決
め部材によりその一側端側で位置決めされることとな
り、押圧手段における押圧力の調整を容易に行うことが
可能となる。
【0013】さらに、このページめくり装置では、前記
複葉媒体送り機構で前記複葉媒体を進退させるときには
前記複葉媒体のページに沿ってその上方に固定され、前
記ローラを回転駆動させて前記複葉媒体のページをめく
るときには、前記一端側を中心としてめくり上げられる
前記ページに倣って揺動するガイド部材が、前記ローラ
の近傍に備えられていることを特徴とすることができ
る。このように構成すれば、複葉媒体の進退時にはガイ
ド部材を複葉媒体のガイドとすることができ、不用意に
ページが捲れるのを防止でき、またページをめくるとき
には、ページに倣ってガイド部材が揺動することによ
り、ページが必要以上に跳ね上がるのを防止し、ページ
めくり動作を確実に行うことが可能となる。このような
ガイド部材は、ページを正逆両方にめくるのであれば、
ローラの前後にそれぞれ備えるのが好ましい。
【0014】また本発明では、複数ページを綴じて形成
した複葉媒体のページに当接しその回転駆動により前記
ページをめくる一対のページめくりローラと、前記一対
のページめくりローラが所定間隔あけて固着されるシャ
フトと、前記シャフトを左右一対の支持部で回転可能
に、かつ、前記一対のページめくりローラ同士の間隔の
中心と前記左右の支持部間の中心とが偏心するように支
持するシャフト支持手段と、前記一対のページめくりロ
ーラを前記複葉媒体に対して押圧させるための複数の付
勢部材と、前記複数の付勢部材の付勢力を独立して変更
する付勢力調整手段と、を備えたことを特徴とするペー
ジめくり装置が提供される。ローラが複葉媒体の中心に
対して非対称となっているものは、ローラ同士の間隔の
中心とローラを支持するシャフトの支持部間の中心とが
偏心している。このようなページめくり装置において
も、ページを均等にめくり上げることが可能となる。こ
のページめくり装置は、前記付勢力調整手段に、付勢力
の調整値が示されていることが望ましい。例えば、複葉
媒体の幅に対応した目盛りを付勢力調整手段に示してお
けば、調整作業の負担を軽減することができる。
【0015】また、本発明の通帳プリンタは、複数ペー
ジを有してその一端側で綴じられた通帳の前記ページに
記録情報を印字する通帳プリンタであって、前記記録情
報を前記通帳の定められたページに印字する印字手段
と、前記通帳を搬送あるいは停止させる通帳送り機構
と、前記通帳のページをめくるページめくり機構とを備
え、前記ページめくり機構が、印字される通帳の幅寸法
の中心に対して左右非対称に配置されるとともに、開か
れた状態の前記通帳のページ表面に対向して位置し、駆
動源により回転駆動される一対のローラと、前記一対の
ローラを前記ページ表面に当接した状態で所定の押圧力
で押圧させる押圧手段と、前記押圧手段における前記各
ローラの押圧力を調整する押圧力調整機構とを備えてい
ることを特徴としている。このような通帳プリンタで
は、印字手段で例えば入出金、残高等の各種記録情報を
印字し、ページ識別手段および判定手段で通帳のページ
をめくるか否かを判定し、ページをめくる必要があると
判定したときには、ページめくり機構でページを自動的
にめくるようになっている。このとき、ページめくり機
構では、各ローラの押圧力を調整してバランスをとるこ
とで、ローラが必ずしも複葉媒体の中心に対して対称に
位置していなくても、ページを均等にめくり上げること
が可能となる。本発明の通帳プリンタにおいて、前記押
圧力調整機構による押圧力の調整は、通帳の幅寸法に応
じて行われる。ローラが複葉媒体の中心に対して非対称
となる場合には、各ローラの押圧力を等しくするとペー
ジめくり不良を招くおそれが大きい。従って、一対のロ
ーラの押圧力は、ページを均等にめくり上げるために、
相互に異ならせることになる。
【0016】本発明では、記録情報を通帳の定められた
ページに印字する印字手段と、前記通帳を前記印字手段
に対して進退あるいは停止させる通帳送り機構と、開か
れた状態の前記通帳のページ表面に対向して位置し、回
転駆動することにより前記ページをめくり、かつ前記通
帳の幅方向に移動可能な複数のページめくりローラとを
備えたことを特徴とする通帳プリンタが提供される。各
ローラの押圧力を調整することはページめくり不良に有
効であるが、各ローラが通帳の中心に対して対象に配置
されることがより望ましい。従来の通帳プリンタは、ペ
ージめくりローラがシャフトに対して固定されていた。
そこで本発明では、このローラを通帳の幅方向に移動可
能とした。さらに各ローラの押圧力を調整可能とすれ
ば、ページめくり不良の低減にきわめて有効となる。
【0017】さらに、本発明をページめくり装置の設定
調整方法として把らえると、複数ページが綴じられた複
葉媒体のページを、一対のローラで押圧力を与えつつ前
記ローラを回転駆動させることによって前記複葉媒体の
綴じた部分を中心としてめくり上げた後、複葉媒体送り
機構により前記複葉媒体を前記ページ表面に沿った方向
に進退させることによって前記ページをめくる構成のペ
ージめくり装置の設定調整方法であって、前記一対のロ
ーラの押圧力設定値が取り扱う通帳の幅寸法に適合して
いるか否かを判断し、前記一対のローラの押圧力設定値
が取り扱う通帳の幅寸法に適合していない場合に、取り
扱う前記複葉媒体の幅寸法に応じて、前記一対のローラ
のうちの一方のローラの押圧力を維持しつつ、他方のロ
ーラの押圧力を変更することを特徴とすることを特徴と
している。より具体的には、前記押圧手段として付勢部
材を用い、前記押圧力調整機構では、前記付勢部材で発
生する付勢力を変化させることにより前記押圧力を調整
することを特徴とすることもできる。これにより、様々
な幅の複葉媒体に対応させるに際し、押圧力の調整のみ
で済むので、その対応を容易かつ確実に行うことが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態におけるページめくり装置の全体構成を説明する
ための斜視分解図であり、図2は図1の組み立て状態を
示す斜視図である。このページめくり装置は、例えば通
帳記帳機や自動入出金機等に装備された通帳プリンタの
一部として備えられるものであり、符号Pは通帳プリン
タ、10はベースフレーム、20はページめくり機構で
ある。
【0019】ベースフレーム10は、通帳プリンタPに
投入された通帳(複葉媒体)を底面10a上に乗せた状
態で図中矢印(ハ)・(ニ)方向に搬送するもので、底
面10aには、複葉媒体送り機構、通帳送り機構を構成
する複数組の送りローラ11が、前後に間隔を隔てて設
置されている。各組の送りローラ11は、それぞれその
上部を底面10aに形成された開口部から上方に臨ませ
て設けられており、図示しない駆動モータにより回転駆
動されるようになっている。そして駆動モータ(図示無
し)は図示しない制御部により、その回転方向、回転
量、回転・停止タイミング等が制御されるようになって
いる。これにより、通帳プリンタPに投入された通帳
は、その底面に当接する送りローラ11の回転駆動によ
り、図中矢印(ハ)・(ニ)方向に進退可能となってお
り、また送りローラ11を停止させることにより、通帳
を任意の位置に停止させることができるようになってい
る。また、ベースフレーム10の所定位置には、位置決
め部材としての位置決めガイド12が固定されている。
この位置決めガイド12は、ベースフレーム10の一方
の側壁10bに沿った位置に設けられており、投入され
た通帳の一側端側を位置決めし、送り方向をガイドする
ものである。
【0020】ページめくり機構20は、例えば一対のロ
ーラ21L,21Rを備えている。これらのローラ21
L,21Rは、ローラシャフト22に一体に設けられて
いる。ローラシャフト22は、その両端部がアーム部材
としてのアーム23L,23Rを介して支持シャフト2
4に支持されており、この支持シャフト24は、ベース
フレーム10の両側の側壁10b,10cに回転自在に
軸支されている。この支持シャフト24を軸とした回転
によりアーム23L,23Rが揺動し、ローラ21L,
21Rはベースフレーム10の底面10aに対して接近
・離間、つまり底面10a上の通帳のページ表面に当接
した位置と、ページ表面から離間した位置との間で進退
可能となっている。
【0021】支持シャフト24の一端側には、レバー部
材25が一体に固定されており、このレバー部材25の
先端部にはソレノイドバルブ等の支持シャフト駆動源2
6が接続されて、レバー部材25を支持シャフト24回
りの所定の一方向に回動させるようになっている。ま
た、レバー部材25とベースフレーム10の側壁10b
との間には、復帰用スプリング27が介装されており、
レバー部材25を、支持シャフト駆動源26による駆動
方向とは反対方向に付勢するようになっている。このよ
うな構成において、支持シャフト駆動源26を駆動させ
ると、復帰用スプリング27の付勢力に打ち勝ってレバ
ー部材25を所定の一方向に回動させ、これによって支
持シャフト24を所定方向に回転駆動させるようになっ
ている。
【0022】また、支持シャフト24には、その両端部
にピン28,28が設けられており、このピン28,2
8は通常時においてアーム23L,23Rに形成された
係合穴に係合し、支持シャフト24を所定角度回転(図
1において矢印(イ)方向)した時点で、アーム23
L,23Rとの係合が解除されるようになっている。
【0023】そして、アーム23L,23Rには、支持
シャフト24に対しローラシャフト22とは反対側に突
出する突出部29が形成されており、この突出部29に
は、押圧手段、付勢部材としてのスプリング30L,3
0Rの一端が係止されている。スプリング30L,30
Rのそれぞれの他端は、押圧力調整機構としての断面視
略L字状の調整ブラケット31の下端に係止されてい
る。これらのスプリング30L,30Rでは、突出部2
9を上方に付勢するようになっており、前記ピン28,
28による拘束が解除された状態で、アーム23L,2
3Rを揺動させてローラ21L,21Rを下方に付勢
し、押圧力を発揮させる。
【0024】各調整ブラケット31は、ネジ等の固定部
材32を介して、ベースフレーム10に固定された支持
バー33に取り付けられている。ここで、各調整ブラケ
ット31には、上下方向に延在する調整穴31aが形成
され、またその近傍には所定間隔毎に刻まれた目盛り
(図示無し)が形成されている。これにより、調整ブラ
ケット31は、支持バー33に取り付けたネジ等の固定
部材32を緩めた状態で、調整穴31aの範囲内で上下
に位置を変更することができるようになっている。この
とき、目盛り(図示無し)を、例えば支持バー33の上
面、あるいは支持バー33等に形成された目印等に合わ
せることにより、その位置を容易にセットできるように
なっている。このようにして調整ブラケット31の位置
を上下に位置変更することにより、スプリング30Lあ
るいは30Rのバネ長を変更することができ、これによ
ってスプリング30Lあるいは30Rによる付勢力を変
更し、ローラ21L,21Rでの押圧力を調整できるよ
うになっている。
【0025】また、アーム23Rの外側には、プーリ3
5A,35Bおよびベルト36A,36Bが配設されて
いる。プーリ35Aはローラシャフト22の一端側に固
定され、またプーリ35Bは、アーム23Rに回転自在
に支持されている。そして、ベルト36Aはこれらプー
リ35A,35B間に巻回され、またベルト36Bは、
ベースフレーム10の側壁10cの外側に設けられたロ
ーラ駆動モータ(駆動源)37の駆動軸とプーリ35B
との間に巻回されている。これにより、ローラ駆動モー
タ37を駆動させると、その回転駆動力がプーリ35
A,35Bおよびベルト36A,36Bを介してローラ
シャフト22に伝達され、ローラ21L,21Rが回転
駆動されるようになっている。
【0026】加えて、ローラ21L,21Rの近傍に
は、通帳の送り方向(図2中矢印(ハ)方向)において
前方にガイド部材としての前方ガイドプレート40F
が、後方に後方ガイドプレート40Rが備えられてい
る。前方ガイドプレート40F,後方ガイドプレート4
0Rは、それぞれローラ21L,21Rから離間した側
の端部がシャフト41F,41Rによって回動自在に支
持され、これらシャフト41F,41Rはその両端部が
ベースプレート10の側壁10b,10cに支持されて
いる。これにより、前方ガイドプレート40F,後方ガ
イドプレート40Rは、シャフト41F,41R回り
に、ローラ21L,21R側の端部が揺動自在となって
いる。そして、これら前方ガイドプレート40F,後方
ガイドプレート40Rには、その揺動時にローラ21
L,21Rと干渉しないための逃げ凹部42がそれぞれ
形成されている。また、前方ガイドプレート40F,後
方ガイドプレート40Rの先端部40Fa、40Raは
上方に反るよう折り曲げ形成されている。加えて、前方
ガイドプレート40F,後方ガイドプレート40Rに
は、その一側端側にセンサ検知ドッグが形成され、ベー
スプレート10の側壁10bにはこれを検知するセンサ
44F,44Rが設置されている。これらのセンサ44
F,44Rは、前方ガイドプレート40F,後方ガイド
プレート40Rが所定角度揺動したときに、前記センサ
検知ドッグを検知するようにセットされている。
【0027】これら前方ガイドプレート40F,後方ガ
イドプレート40Rは、図示しない突起を位置決めガイ
ド12側の下面に有しており、この突起が位置決めガイ
ド12上に乗ることで、通常時においてはベースフレー
ム10の底面10aの所定寸法上方に位置している。ま
た、上方に反った通帳によりこれら前方ガイドプレート
40F,後方ガイドプレート40Rが上方に揺動してし
まうのを防止するため、ストッパスプリング45が備え
られている。このストッパスプリング45は、支持バー
33に取り付けられたブラケット46に、支持スリーブ
47を介して支持されている。このストッパスプリング
45は、その中央部にコイル部45aを備え、このコイ
ル部45aに支持スリーブ47が挿入されているのであ
る。コイル部45aからは、係止部45b,45cが下
方に向けて延出しており、これらは図2に示す装着状態
においてローラシャフト22を挟んでその両側を通り、
その下方において互いに交差するよう折り曲げ形成され
ている。そして、係止部45bの先端部は前方ガイドプ
レート40Fの上面側においてこれが上方に揺動しない
よう拘束し、係止部45cの先端部が後方ガイドプレー
ト40Rの上面側において上方への揺動を拘束する。そ
して、ローラシャフト22が下降すると、これによって
折り曲げ形成された係止部45bと45cが互いに離間
して双方の先端部が前方ガイドプレート40Fと後方ガ
イドプレート40Rの間の隙間に移動し、前方ガイドプ
レート40F,後方ガイドプレート40Rの係合が解除
されるようになっている。すると、前方ガイドプレート
40F,後方ガイドプレート40Rは、シャフト41
F,41R回りに揺動自在な状態となるのである。
【0028】このようなページめくり機構20を備える
通帳プリンタPは、前述の如く、例えば通帳記帳機や自
動入出金機等に装備されるものであり、上記した構成の
他に、挿入されてベースフレーム10の底面10a上に
沿って送られる通帳に対し、入出金等の取引内容等に応
じて所定の記録情報を所定のページに印字する印字手段
と、挿入された通帳の開いているページを所定位置のマ
ーク等により識別するページ識別手段と、このページ識
別手段での識別結果に基づいて通帳のページをめくるか
否かを判定する判定手段とを備えている。そして、通帳
プリンタPに開いた状態で投入された通帳は、ベースフ
レーム10の底面10a上を、送りローラ11の回転駆
動により後方側(矢印(ハ)方向)に送られていき、印
字手段により所定の記録情報がページ上に印字される。
このとき、ページ識別手段においては通帳の開いている
ページを識別しており、その結果、開いているページが
最終行まで印字されたとき、あるいは投入された時点で
既に最終行まで印字されているページが開かれていると
き等には、判定手段でページをめくる必要があると判定
し、前記ページめくり機構20で通帳のページを自動的
にめくるのである。
【0029】ページめくり機構20で通帳のページをめ
くるときには、以下のように行う。例えば「順送り」す
る場合には、ベースフレーム10の底面10a上の通帳
を送りローラ11の回転駆動で送る。このときには、ロ
ーラ21L,21Rは上方に退避しており、通帳の送り
動作を妨げることはない。そして、位置決めガイド12
の所定位置に設けられたセンサ13により通帳の前端部
を検出した後、送りローラ11を駆動するモータのステ
ップ制御により、この通帳の送り方向後方側のページが
ローラ21L,21Rの直下に至る位置まで通帳を送
り、その時点で送りローラ11の回転を停止させる。す
ると、送りローラ11との摩擦により、通帳はその位置
に停止し、固定される(図3の状態)。
【0030】次いで、ソレノイドバルブ等の支持シャフ
ト駆動源26を駆動させ、レバー部材25を介して支持
シャフト24を所定方向に回転駆動させる。支持シャフ
ト24が所定角度回動すると、ピン28,28によるア
ーム23L,23Rの拘束が解除される。すると、アー
ム23L,23Rがフリーな状態となり、スプリング3
0L,30Rの付勢力によってアーム23L,23Rが
下方に揺動し、ローラ21L,21Rが通帳のページ表
面に押圧される。これと同時に、ローラシャフト22が
下方に移動するに伴い、ストッパスプリング45の係止
部45bと45cが互いに離間し、前方ガイドプレート
40F,後方ガイドプレート40Rの拘束が解除され、
揺動自在な状態となる
【0031】続いて、ローラ駆動モータ37を駆動さ
せ、プーリ35A,35Bおよびベルト36A,36B
を介して、図4に示すように、ローラシャフト22、つ
まりローラ21L,21Rを、矢印(ホ)方向に回転駆
動させる。このとき、通帳の下面は送りローラ11との
摩擦によって固定されているので、通帳のページが、当
該ページが綴じられている端部(開いている通帳の中央
部)側にたぐられて側面視略山型となり、これに倣って
前方ガイドプレート40Fが揺動して持ち上がる。そし
て、センサ44Fで前方ガイドプレート40Fが所定角
度揺動したことを検出した時点で、ソレノイドバルブ等
の支持シャフト駆動源26の駆動を停止させる(通電を
停止する)。すると、復帰用スプリング27の付勢力に
よって支持シャフト24が回動し、ローラ21L,21
Rが通帳から離間して元の退避位置に移動し、通帳に対
する押圧力を解放する。このとき通帳のページはローラ
21L,21Rとの摩擦により山型形状を保ったままロ
ーラ21L,21Rに接している。
【0032】この状態で、図5に示すように、ローラ2
1L,21Rを前記と同方向(図4の矢印(ホ)と同方
向)に高速で回転駆動させると、ローラ21L,21R
に接しているページは跳ね上げられ、その結果、当該ペ
ージは、ページ自体の有するコシ(弾性)により元の平
面状に延び、ローラ21L,21R上に傾斜して乗りあ
げた状態となる。このとき、前方ガイドプレート40F
は傾斜したページを上方から押さえるような形態とな
り、当該ページはローラ21L,21Rと前方ガイドプ
レート40Fとの間に挟まれた状態となる。
【0033】この後は、図6に示すように、この状態で
送りローラ11を回転駆動させ、通帳を図中矢印(ヘ)
方向に送ることにより、傾斜状態に跳ね上がったページ
はローラ21L,21Rの下方を通過し、これによって
ページがめくられることとなる。
【0034】ところでこの状態では、通帳がローラ21
L,21Rから離間した位置まで移動すると、前方ガイ
ドプレート40Fはその自重によって閉じるものの、ス
トッパスプリング45の係止部45bの上に乗ったまま
となっている。このため、ソレノイドバルブ等の支持シ
ャフト駆動源26を短時間のみ駆動させて、ローラシャ
フト22を若干寸法のみ上昇させる。すると、ストッパ
スプリング45の係止部45b,45cが互いに接近
し、その先端部が前方ガイドプレート40Fと後方ガイ
ドプレート40Rの隙間に移動する。これにより前方ガ
イドプレート40Fの先端部が自重により係止部45b
の先端部よりも下方に落ちるので、この後、支持シャフ
ト駆動源26の駆動を停止させ、ローラシャフト22を
元の位置に戻すことにより、ストッパスプリング45の
係止部45b,45cが前方ガイドプレート40Fの上
方において元の位置に戻り、前方ガイドプレート40F
を拘束する状態となる。しかる後には、通帳を送りロー
ラ11で所定方向に送り、次の処理を行う。
【0035】一方、例えば上記のページめくりを行った
後、ページ識別手段でページを識別したところ、ページ
を2ページ以上まとめてめくってしまったことが判明し
たとき、あるいは投入された通帳が、印字を開始すべき
ページよりも後方のページを開いていることが判明した
とき等には、制御部(図示無し)においてページめくり
機構20を「逆送り」動作させる。これには、通帳を送
りローラ11で送り、センサ13で通帳の前端部を検出
した後、送りローラ11を駆動するモータのステップ制
御により、この通帳の送り方向前方側のページがローラ
21L,21Rの直下に至る位置まで通帳を戻して停止
させる。
【0036】次いで、「順送り」の場合と同様、ソレノ
イドバルブ等の支持シャフト駆動源26で支持シャフト
24を回動させ、ピン28,28によるアーム23L,
23Rの拘束を解除し、スプリング30L,30Rの付
勢力によってローラ21L,21Rを通帳のページ表面
に押圧させる。これと同時に、ローラシャフト22が下
方に移動するに伴ってストッパスプリング45による前
方ガイドプレート40F,後方ガイドプレート40Rの
拘束が解除される。
【0037】続いて、ローラ21L,21Rを回転駆動
させると、通帳の前方側のページがたぐられて側面視略
山型となり、これに倣って後方ガイドプレート40Rが
持ち上がる。そして、センサ44Rで後方ガイドプレー
ト40Rが所定角度揺動したことを検出した時点で支持
シャフト駆動源26の駆動を停止させ、復帰用スプリン
グ27の付勢力によってローラ21L,21Rを通帳か
ら離間させて押圧力を解放する。このとき通帳のページ
は山型形状を保ったままローラ21L,21Rに接して
いる。
【0038】この状態で、ローラ駆動モータ37でロー
ラ21L,21Rを高速で回転駆動させると、ローラ2
1L,21Rに接しているページが跳ね上げられ、ロー
ラ21L,21R上に傾斜して乗りあげ、後方ガイドプ
レート40Rとの間に挟まれた状態となる。
【0039】この後は、この状態で送りローラ11を回
転駆動させ、通帳を送ることにより、傾斜状態に跳ね上
がったページはローラ21L,21Rにより押さえつけ
られ、これによってページが逆方向にめくられることと
なる。
【0040】この状態で、後方ガイドプレート40R
は、ストッパスプリング45の係止部45cの上に乗っ
たままとなっているので、前記と同様にして、支持シャ
フト駆動源26を短時間のみ駆動させて、ローラシャフ
ト22を若干寸法のみ上昇させてストッパスプリング4
5の係止部45b,45cを後方ガイドプレート40R
の上方において拘束する状態に戻す。しかる後には、通
帳を送りローラ11で所定方向に送り、次の処理を行
う。
【0041】ところで、上記のような構成からなる通帳
プリンタPのページめくり機構20においては、複数種
の幅寸法を有した通帳を取り扱うことができるようにな
っており、ここでは、例えば120〜180mm幅の範
囲内の通帳に対応可能となっている。このため、ページ
めくり機構20において、ローラ21L,21R、ロー
ラシャフト22、アーム23L,23R、支持シャフト
24、スプリング30L,30R、および通帳の位置決
め基準となる位置決めガイド12の位置関係は、最小幅
(ここでは120mm)と最大幅(ここでは180m
m)の通帳を考慮して設定されている。例えば、ローラ
21Rは、最小幅(120mm)の通帳の範囲内に位置
し、まためくられるページとの干渉を避けるため、アー
ム23Lは位置決めガイド12の外側(左側)、アーム
23Rは最大幅(180mm)の通帳の外側(右側)に
位置するよう配置されている。図7中に示した寸法は、
ローラ21L,21R、ローラシャフト22、アーム2
3L,23R、支持シャフト24、スプリング30L,
30R、および位置決めガイド12の位置関係の一例を
示すものである。また、図7の寸法は、140mm幅の
通帳の場合には、当該通帳の幅方向中心に対してローラ
21L,21Rが左右対称の位置に配置されている。つ
まり、140mm幅の通帳を想定して製造されたもので
ある。したがって、140mm幅以外の幅の通帳に対し
ては、ローラ21L,21Rは通帳の幅方向の中心に対
して左右非対称に配置されることになる。これは、ロー
ラシャフト22を支持するアーム23L,23Rの支持
点の中心と、ローラ21L,21Rとの間隔の中心とは
偏心していることを示している。
【0042】このようなページめくり機構20では、取
り扱う通帳の幅に応じ、調整ブラケット31の位置を上
下に位置変更し、スプリング30L,30Rのバネ長を
変えてその付勢力を調整することにより、ローラ21
L,21Rでの押圧力を調整する。これにより、左右の
ローラ21L,21Rのバランスを調整し、ページをめ
くるときに、一方の端部と他方の端部とで撓み量が均等
にめくり上げられるようにするのである。
【0043】この場合、スプリング30L,30Rでの
所要付勢力は、ローラシャフト22が水平に保持され
るための左右モーメントの釣り合い、支持シャフト2
4回りのアーム23L,23Rのモーメントの釣り合
い、の2つの条件から求められる。例えば、図7に示し
たような位置関係のページめくり機構20で、例えば日
本で使用されている140mm幅の通帳を取り扱う場
合、この例では、通帳の幅方向の中心に対してローラ2
1L,21Rが対称に位置している。このため、当然の
ことながらローラ21Lと21Rとでは押圧力を等しく
すればよいわけである。ここで、例えばローラ21L,
21Rのそれぞれにおいて、200(gf)の押圧力と
する場合、上記およびの条件から、スプリング30
Lでは960(gf)、スプリング30Rでは640
(gf)の付勢力とすればよい。また、ローラ21Lで
の押圧力を200(gf)で一定とした場合、ローラ2
1Rでの押圧力は、例えば通帳幅120mmで150
(gf)、160mmで250(gf)、180mmで
300(gf)とするのが好ましく、それぞれに対応し
たスプリング30L/30Rの設定付勢力は、通帳幅1
20mmで880/520(gf)、160mmで10
40/760(gf)、180mmで1120/880
(gf)となる。
【0044】したがって、ローラ21L,21Rでそれ
ぞれの設定付勢力に応じたバネ長を予め求めて、それに
応じた目盛りを調整ブラケット31に形成しておく。そ
して、通帳プリンタPの設置先に設置する時点で、設置
業者あるいはユーザーサイドで、取り扱う通帳の幅に応
じた目盛りに合わせて、調整ブラケット31の位置を変
更すればよいのである。
【0045】このようにして、上記ページめくり機構2
0および通帳プリンタP、ならびにページめくり機構2
0の設定調整方法では、ローラ21L,21Rの押圧力
を調整してバランスをとることによって、さまざまな幅
の通帳においても、ページを均等にめくり上げることが
可能となる。しかも、様々な幅の通帳に対応して設定を
調整するに際しても、調整ブラケット31の位置を調整
するのみで押圧力を調整することができるので、その対
応を容易かつ確実に行うことが可能となる。特に、予め
通帳幅に応じて調整ブラケット31の位置を求めて目盛
り、つまり調整値を刻んでおくことにより、上記効果は
一層顕著なものとなる。
【0046】なお、上記実施の形態において、スプリン
グ30L,30Rの設定バネ長を変更するに際し、調整
ブラケット31の位置を変更するようにしたが、ネジ等
の固定部材32に限らず、容易に位置変更が可能であれ
ば、適宜他の形態のものを採用してもよい。例えば、図
8に示すように、アーム23L',23R'に側方に突出
する延出部50を形成し、この延出部50に複数の係止
穴51を設けて、スプリング30L,30Rの係止位置
を変更することによって、そのバネ長を変更するように
してもよい。またこの形態は、スプリング30L,30
Rのアーム23L,23Rに対する回転モーメントの作
用点が変わったことを意味している。この作用点の変更
によりローラ21L,21Rの押圧力を調整することが
できる。
【0047】また、図9に示すように、ローラシャフト
22および支持シャフト24に対し、一方のアーム23
Rをスライド可能に設け、また、支持バー33には、ス
プリング30Rの上端部を係止する係止穴60を複数形
成するようにしてもよい。アーム23Rの位置をスライ
ドさせて変更させることにより、ローラ21Rに対する
スプリング30Rの付勢力の作用点との距離を変え、ア
ーム23Rを介した付勢力によるモーメントを変化させ
るのである。これによってもローラ21L,21Rの押
圧力を調整することができ、上記と同様にして様々な幅
の通帳において、ページを均等にめくり上げることが可
能となる。しかも、様々な幅の通帳に対応して設定を調
整するに際しても、アーム23Rを移動させ、スプリン
グ30Rを架け替えるのみでよいので、作業を容易に行
うことができる。
【0048】なお、上記実施の形態では、スプリング3
0R,30Lの設定付勢力の数値例や、それを求めるた
めのモーメントの釣り合いについての例を挙げたが、そ
れらはあくまでも一例にすぎず、様々な幅の通帳を確実
にページめくりすることができるのであれば、他の数値
を採用したり、モーメントの釣り合いの検討方法を変更
したりしても何ら差し支えはない。さらに、取り扱う通
帳の幅の範囲も上記以外であってもよく、またもちろ
ん、通帳に限らず、複数ページを有する帳票や書籍等、
他の複葉媒体を取り扱うのであってもよい。
【0049】加えて、本発明にかかるページめくり機
構、通帳プリンタならびにページめくり機構の設定調整
方法の主旨を逸脱しない限り、上記した以外の様々な変
形例が可能である。例えばローラ21L,21Rを3つ
以上としてもよい。また、ローラをページ表面に対して
進退させることができるのであれば、支持シャフト24
を軸とした回転動作に限らず、例えば伸縮シリンダ等を
ローラ進退手段として用い、ローラを進退させることも
可能である。同様に、各組のローラをページ表面に押圧
できるのであれば、スプリング30L,30Rではな
く、例えばエア圧等、他のものを押圧手段として利用す
ることも考えられる。このように、ローラ進退手段や押
圧手段として、上記実施の形態であげた以外のものを採
用する場合であっても、取り扱う複葉媒体の幅寸法に応
じて、押圧力調整機構で押圧手段における各組のローラ
の押圧力をそれぞれ調整するようにすれば、上記と同様
の効果が得られるのである。また、上記実施の形態で
は、ローラ21L,21Rの双方の押圧力を調整する構
成としたが、そのいずれか一方の押圧力を固定とし,他
方の押圧力を調整することでも上記と同様の効果を得る
ことが可能である。これ以外にも、例えばピン28によ
る支持シャフト24の拘束や、ストッパスプリング45
による前方ガイドプレート40F,後方ガイドプレート
40Rの拘束等についても、上記にあげた以外の構成を
適宜採用することが可能である。この他、上記ページめ
くり機構20、通帳プリンタPを備える通帳記帳機や自
動入出金機等については、上記にあげた以外の細部の構
成はいかなるものであってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各組のローラの押圧力を調整してバランスをとること
で、ローラが必ずしも複葉媒体の中心に対して対称に位
置していなくても、ページを均等にめくり上げることが
可能となる。また、様々な幅の複葉媒体に対応させるに
際し、押圧力の調整のみで済むので、その対応を容易か
つ確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるページめくり機構、通
帳プリンタならびにページめくり機構の設定調整方法を
適用するページめくり機構の全体構成を説明するための
斜視分解図である。
【図2】 図1の組み立て状態を示す斜視図である。
【図3】 前記ページめくり機構でページをめくる過程
を示す図であり、ローラを降ろした状態を示す図であ
る。
【図4】 図3に続く過程であり、ローラでページをめ
くり上げている状態を示す図である。
【図5】 図4に続く過程であり、ローラを高速回転さ
せてページをローラ上に跳ね上げた状態を示す図であ
る。
【図6】 図5に続く過程であり、通帳を移動させてペ
ージをめくっている状態を示す図である。
【図7】 前記ページめくり機構を構成する各部材の位
置関係を示す図である。
【図8】 前記ページめくり機構の他の一形態を示す図
である。
【図9】 同ページめくり機構のさらに他の一形態を示
す図である。
【図10】 従来のページめくり機構の一例を示す図で
あり、前記ページめくり機構の全体構成を説明するため
の斜視分解図である。
【符号の説明】 10…ベースフレーム、11…送りローラ、12…位置
決めガイド、20…ページめくり機構、21L,21R
…ローラ、22…ローラシャフト、23L,23R…ア
ーム、24…支持シャフト、26…支持シャフト駆動
源、30L,30R…スプリング、31…調整ブラケッ
ト、37…ローラ駆動モータ、40F…前方ガイドプレ
ート、40R…後方ガイドプレート、P…通帳プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北條 貴子 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 3E040 AA07 BA07 BA16 FD02 FG04 FK05 5B055 BB01 BB02 BB03 CB13 DD03 DD06 LL11 LL15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ページを綴じて形成した複葉媒体の
    ページをめくるためのページめくり装置であって、 前記複葉媒体を搬送あるいは停止させる複葉媒体送り機
    構と、 開かれた状態の前記複葉媒体のページ表面に対向して位
    置し、駆動源により回転駆動される複数のローラと、 前記複数のローラを前記ページ表面に当接した状態で押
    圧するとともに、前記複数のローラの少なくとも1つの
    押圧力を調整することのできる押圧手段と、を備えて構
    成されることを特徴とするページめくり装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ揺動軸を挟んでシャフト支持部
    と押圧手段係止部とを備えるとともに揺動自在に設けら
    れた一対のアーム部材と、 前記ローラが固定されるととも、前記一対のアーム部材
    のシャフト支持部に回転可能に支持されるローラシャフ
    トとを備え、 前記各アーム部材の押圧手段係止部に前記押圧手段によ
    る押圧力が作用する構成とされていることを特徴とする
    請求項1記載のページめくり装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段が付勢部材であり、かつ前
    記付勢部材で発生する付勢力を変化させる構成であるこ
    とを特徴とする請求項2記載のページめくり装置。
  4. 【請求項4】 前記複葉媒体送り機構により進退する複
    葉媒体をその一側端側で位置決めする位置決め部材が備
    えられていることを特徴とする請求項1記載のページめ
    くり装置。
  5. 【請求項5】 複数ページを綴じて形成した複葉媒体の
    ページに当接しその回転駆動により前記ページをめくる
    一対のページめくりローラと、 前記一対のページめくりローラが所定間隔あけて固着さ
    れるシャフトと、 前記シャフトを左右一対の支持部で回転可能に、かつ、
    前記一対のページめくりローラ同士の間隔の中心と前記
    左右の支持部間の中心とが偏心するように支持するシャ
    フト支持手段と、 前記一対のページめくりローラを前記複葉媒体に対して
    押圧させるための複数の付勢部材と、 前記複数の付勢部材の付勢力を独立して変更する付勢力
    調整手段と、を備えたことを特徴とするページめくり装
    置。
  6. 【請求項6】 前記付勢力調整手段には、付勢力の調整
    値が示されていることを特徴とする請求項5に記載のペ
    ージめくり装置。
  7. 【請求項7】 複数ページを有してその一端側で綴じら
    れた通帳の前記ページに記録情報を印字する通帳プリン
    タであって、 前記記録情報を前記通帳の定められたページに印字する
    印字手段と、 前記通帳を搬送あるいは停止させる通帳送り機構と、 前記通帳のページをめくるページめくり機構とを備え、 前記ページめくり機構が、 印字される通帳の幅寸法の中心に対して左右非対称に配
    置されるとともに、開かれた状態の前記通帳のページ表
    面に対向して位置し、駆動源により回転駆動される一対
    のローラと、 前記一対のローラを前記ページ表面に当接した状態で所
    定の押圧力で押圧させる押圧手段と、 前記押圧手段における前記ローラの押圧力を調整する押
    圧力調整機構とを備えていることを特徴とする通帳プリ
    ンタ。
  8. 【請求項8】 前記押圧力調整機構による押圧力の調整
    は、前記通帳の幅寸法に応じて行われることを特徴とす
    る請求項7に記載の通帳プリンタ。
  9. 【請求項9】 前記一対のローラの押圧力は、相互に異
    なることを特徴とする請求項7に記載の通帳プリンタ。
  10. 【請求項10】 記録情報を通帳の定められたページに
    印字する印字手段と、 前記通帳を前記印字手段に対して進退あるいは停止させ
    る通帳送り機構と、 開かれた状態の前記通帳のページ表面に対向して位置
    し、回転駆動することにより前記ページをめくり、かつ
    前記通帳の幅方向に移動可能な複数のページめくりロー
    ラとを備えたことを特徴とする通帳プリンタ。
  11. 【請求項11】 複数ページが綴じられた複葉媒体のペ
    ージを、一対のローラで押圧力を与えつつ前記ローラを
    回転駆動させることによって前記複葉媒体の綴じた部分
    を中心としてめくり上げた後、複葉媒体送り機構により
    前記複葉媒体を前記ページ表面に沿った方向に進退させ
    ることによって前記ページをめくる構成のページめくり
    装置の設定調整方法であって、 前記一対のローラの押圧力設定値が取り扱う通帳の幅寸
    法に適合しているか否かを判断し、 前記一対のローラの押圧力設定値が取り扱う通帳の幅寸
    法に適合していない場合に、取り扱う前記複葉媒体の幅
    寸法に応じて、前記複数のローラのうちの一つのローラ
    の押圧力を維持しつつ、他方のローラの押圧力を変更す
    ることを特徴とするページめくり装置の設定調整方法。
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