JPH0740681A - 自動改頁機構 - Google Patents

自動改頁機構

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Publication number
JPH0740681A
JPH0740681A JP5189720A JP18972093A JPH0740681A JP H0740681 A JPH0740681 A JP H0740681A JP 5189720 A JP5189720 A JP 5189720A JP 18972093 A JP18972093 A JP 18972093A JP H0740681 A JPH0740681 A JP H0740681A
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JP
Japan
Prior art keywords
passbook
arm
page
feed belt
turning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5189720A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Tanaka
秀一 田中
Kazuhiro Kondo
和洋 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0740681A publication Critical patent/JPH0740681A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通帳の状態にかかわらず、確実に頁めくりを
行う。 【構成】 アーム7を揺動するモータ32と、モータ3
2に供給する回転トルクを制御し、フィードベルト12
の通帳押圧力を可変とする制御部36とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通帳記帳機内で使用さ
れ、自動的に通帳の改頁を行う自動改頁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通帳記帳機内で使用される自動改
頁機構においては、回転自在に支持し、フィードベルト
を張設したアームを揺動してフィードベルトの一部を通
帳に当接させ、フィードベルトを駆動して頁をめくり、
そのめくり上げを検知して通帳の改頁を行うものがあ
る。以下に、そのような従来の自動改頁機構について図
面を参照しながら説明する。図10は従来の自動改頁機
構を示す概略側面図、図11は図10の矢印A方向から
見た上面図である。
【0003】図10、図11において、自動改頁機構1
は、上側通帳案内板2と側部通帳案内板3と下側通帳案
内板4とによって通帳5の良好な搬送路6を形成してい
る。アーム7は、搬送路6の幅方向に延在し、プランジ
ャマグネット8の駆動によって、支軸9を中心にして左
右端を矢印B−B´方向に揺動可能に設けられている。
なお、アーム7の揺動ホームポジシションは、図10に
示す位置である。アーム7の両端には、プーリ10が回
転可能に取り付けられており、プーリ10とローラ11
とには、フィードベルト12が張設されてある。これに
より、フィードベルト12は、アーム7に連動して揺動
する。また、駆動ベルト13は、ステッピングモータ1
4のプーリ15とローラ11とに張設され、ステッピン
グモータ14の回転をフィードベルト12に伝達する。
【0004】一方、上側通帳案内板2は、プランジャマ
グネット16の駆動によって、支点17を中心にして矢
印C−C´方向に回動可能に取り付けられている。通帳
プレス18は、下側通帳案内板4の下部に位置し、プラ
ンジャマグネット19の駆動によって矢印D−D´方向
に移動可能に取り付けられている。発光素子20と発光
素子20は、通帳5のめくり上げを検知する。
【0005】以上の構成による自動改頁機構1の改頁動
作について説明する。図示せぬ印字部で取り引きデータ
を通帳5に印字する過程において、取り引きデータが数
頁に及び、改頁を必要とする場合には、まず通帳5が自
動改頁機構1に搬送される。自動改頁機構1に搬送され
た通帳5は、上側通帳案内板2に取り付けられたフィー
ドローラ22と下側通帳案内板4とに挟持される。次に
プランジャマグネット16を駆動し、上側通帳案内板2
を矢印C方向に回動してフィードローラ22を通帳5か
ら離反させる。またプランジャマグネット19を駆動
し、通帳プレス18を矢印D方向に移動させて、下側通
帳案内板4を介して通帳5の端部5aをフィードベルト
12の一端12aに圧接する。
【0006】次にステッピングモータ14を駆動し、フ
ィードベルト12を矢印E方向に走行させる。通帳5の
最上頁の端部5aは、フィードベルト12との摩擦によ
って徐々にめくり上がる。発光素子20と受光素子21
は、通帳5の最上頁がめくり上げられたか否かを検知す
る。最上頁のめくり上げが検知されると、プランジャマ
グネット19を解除して通帳プレス18を矢印E´方向
へ移動する。これによって通帳5がフィードベルト12
から離反され、最上頁と二枚目以降の頁が分離されて最
上頁一枚だけがめくり上げられて反対側へ移動する。最
上頁が反対側へ移動したならば、ステッピングモータ1
4の駆動を停止してフィードベルト12の走行を停止す
る。
【0007】次にプランジャマグネット8を駆動し、ア
ーム7を矢印B´方向に揺動してフィードベルト12の
他端12bを通帳5のめくり上げられた頁に圧接する。
さらに、プランジャマグネット16を解除し、上側通帳
案内板2を矢印C´方向に回動してフィードローラ22
を通帳に当接させることにより、頁は完全にめくられ
る。最後にプランジャマグネット8を解除して、アーム
7を矢印B´方向に揺動し、ホームポジションに戻して
自動改頁機構1の改頁動作が終了する。改頁された通帳
5は、図示せぬ印字部へ搬送されて、取り引きデータを
印字される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動改頁機構に
あっては、フィードベルトの通帳押圧力が一定なので、
頁めくりを行う通帳に剛性の高い用紙が使用されてあっ
たり、頁数が少なかったり、中紙が反っているなどの、
通帳の状態によってフィードベルトと通帳間の摩擦力が
小さく、通帳の最上頁をめくり上げることができない場
合、自動改頁機構内では、この改頁不良に対応した処置
を行うことができないという問題点があった。
【0009】本発明は、通帳の状態にかかわらず、確実
に頁めくりを行う自動改頁機構を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の自動改頁機構にあっては、アームを揺動す
る回転駆動源と、回転駆動源に供給する回転トルクを制
御し、フィードベルトの通帳押圧力を可変とする制御部
とを設けた。
【0011】
【作用】上記のように構成された自動改頁機構の回転駆
動源の回転トルクを、通帳の状態によって最上頁がめく
り上がらない場合に多くすると、フィードベルトの通帳
押圧力が増大し、フィードベルトと通帳間の摩擦力が大
きくなって最上頁がめくり上がる。
【0012】従って本発明によれば、通帳の状態にかか
わらず、確実に頁めくりを行うことが可能となる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号
を付す。図1は本発明の一実施例を示す概略側面図、図
2は図1の矢印A方向から見た上面図である。
【0014】図1、図2において、自動改頁機構1は、
上側通帳案内板2と側部通帳案内板3と下側通帳案内板
4とによって通帳5の良好な搬送路6を形成している。
アーム7は、搬送路6の幅方向に延在し、支軸9を中心
にして左右端を矢印B−B´方向に揺動可能に設けられ
ている。また、アーム7の支軸9に取り付けたプーリ3
1と回転駆動源としてのモータ32のシャフト33に取
り付けたプーリ34とには、モータ32の回転をアーム
7に伝達するベルト35が張設されてある。モータ32
は、制御部36によって供給される電流量、すなわち回
転トルクを制御される。
【0015】アーム7の両端には、プーリ10が回転可
能に取り付けられており、プーリ10とローラ11とに
は、フィードベルト12が張設されてある。これによ
り、フィードベルト12は、アーム7に連動して揺動す
る。また、駆動ベルト13は、ステッピングモータ14
のプーリ15とローラ11とに張設され、ステッピング
モータ14の回転をフィードベルト12に伝達する。
【0016】一方、上側通帳案内板2は、プランジャマ
グネット16の駆動によって、支点17を中心にして矢
印C−C´方向に回動可能に取り付けられている。下側
通帳案内板4は、自動改頁機構1の図示せぬ筐体に固定
して取り付けられている。発光素子20と受光素子21
は、通帳5のめくり上げを検知する。
【0017】以上の構成による一実施例の自動改頁機構
1の特徴は、リトライ動作を行うことにある。すなわ
ち、制御部36は、頁めくりを行う通帳5に剛性の高い
用紙が使用されてあったり、頁数が少なかったり、中紙
が反っているなどの、通帳5の状態によってフィードベ
ルト12と通帳5間の摩擦力が小さく、最上頁がめくり
上がらない場合に、通帳5のめくり上げが検知されない
ので、モータ32に供給する電流量を一段階だけ多くす
る。これによってモータ32の回転トルクが増え、アー
ム7の通帳押圧力が増大し、フィードベルト12と通帳
5間の摩擦力が大きくなる。これでも通帳5の最上頁が
めくり上がらない場合は、通帳5のめくり上げが検知さ
れないので、モータ32に供給する電流量をもう一段階
多くし、アーム7の通帳押圧力を増大させる。これをあ
らかじめ決められた回数だけ行う。このように本実施例
においては、通帳5の状態に応じて、あらかじめ決めら
れた回数だけ段階的にモータ32の回転トルクを多くし
てリトライし、通帳5の頁めくりを行う。
【0018】次に一実施例の自動改頁機構1の改頁動作
について図面を参照しながら説明する。図3、図4、図
5、図6、図7、図8は一実施例の改頁動作を示す説明
図、図9は一実施例の改頁動作を示すフローチャートで
ある。なお、一実施例におけるアーム7の揺動ホームポ
ジシションは、図3に示す位置である。図示せぬ印字部
で取り引きデータを通帳5に印字する過程において、取
り引きデータが数頁に及び、改頁を必要とする場合に
は、まず通帳5が自動改頁機構1に搬送される。自動改
頁機構1に搬送された通帳5は、上側通帳案内板2に取
り付けられたフィードローラ22と下側通帳案内板4と
に挟持されている。
【0019】さて、ステップ1でモータ32を矢印F方
向に回転駆動し、アーム7を矢印B´方向に揺動してフ
ィードベルト12の一端12aを通帳5の端部5aに圧
接する。ステップ2でプランジャマグネットを駆動し、
上側通帳案内板2を矢印C方向に回動してフィードロー
ラ22を通帳5から離反させる。ステップ3でステッピ
ングモータ14を駆動し、フィードベルト12を矢印E
方向に走行させる。これによって通帳5の最上頁の端部
5aは、図4に示すようにフィードベルト12との摩擦
力によってめくり上がる。次にステップ4で、発光素子
20と受光素子21が、通帳5の最上頁がめくり上げら
れたことを検知したか否かを判定する。
【0020】最上頁のめくり上げを検知しない場合はス
テップ5に進み、リトライオーバ、つまりあらかじめ決
められた回数リトライしたか否かを判定する。リトライ
オーバしていない場合は、ステップ6に進み、アーム7
の通帳押圧力をアップする。この動作をステップ4で最
上頁のめくり上げを検知するまで行う。なお、ステップ
5でリトライオーバした場合は、ステップ7に進み、通
帳5を顧客に戻すなどのエラー処理を行う。
【0021】ステップ4で最上頁のめくり上げを検知し
た場合は、ステップ8に進み、ステッピングモータ14
の駆動を停止してフィードベルト12の走行を停止す
る。次にステップ9でモータ32を矢印F´方向に少量
だけ回転駆動し、アーム7を矢印B方向に少量だけ揺動
する。これによって、図5に示すように、通帳5がフィ
ードベルト12から離反され、最上頁と二枚目以降の頁
が分離される。ステップ10で再びステッピングモータ
14を駆動し、フィードベルト12を矢印E方向に走行
させる。これによって通帳5の最上頁は、図6に示すよ
うにめくられて反対側へ移動する。ステップ11でステ
ッピングモータ14の駆動を停止してフィードベルト1
2の走行を停止する。
【0022】次に、ステップ12でモータ32を矢印F
´方向にさらに回転駆動して、アーム7を矢印B方向に
揺動する。ステップ13でフィードベルト12の他端1
2bを通帳5のめくり上げられた頁に圧接する。ステッ
プ14でプランジャマグネット16を解除し、図7に示
すように上側通帳案内板2を矢印C´方向に回動してフ
ィードローラ22を通帳に当接させることにより、頁は
完全にめくられる。ステップ15でモータ32を矢印F
方向に回転駆動して、アーム7を矢印B方向に揺動し、
図8に示すようにホームポジションに戻して自動改頁機
構1の改頁動作が終了する。改頁された通帳5は、図示
せぬ印字部へ搬送されて、取り引きデータを印字され
る。
【0023】なお、本実施例の自動改頁機構は、通帳以
外の冊子状媒体にも使用することが可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。すな
わち、アームを揺動する回転駆動源と、回転駆動源に供
給する回転トルクを制御し、フィードベルトの通帳押圧
力を可変とする制御部とを設けたことにより、様々な通
帳の状態に応じて段階的に回転駆動源の回転トルクを多
くして、フィードベルトの通帳押圧力を大きくすること
ができるので、通帳の状態にかかわらず、確実に頁めく
りを行うことが可能となる。
【0025】さらに、アームの揺動を回転駆動源によっ
て段階的に行い、フィードベルトを直接通帳に押圧、離
反させることができるので、通帳をフィードベルトに押
圧、離反する通帳プレスが不要となり、部品点数が減っ
て装置の小形化、及びコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略側面図である。
【図2】図1の矢印A方向から見た上面図である。
【図3】一実施例の改頁動作を示す説明図である。
【図4】一実施例の改頁動作を示す説明図である。
【図5】一実施例の改頁動作を示す説明図である。
【図6】一実施例の改頁動作を示す説明図である。
【図7】一実施例の改頁動作を示す説明図である。
【図8】一実施例の改頁動作を示す説明図である。
【図9】一実施例の改頁動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】従来の自動改頁機構を示す概略側面図であ
る。
【図11】図10の矢印A方向から見た上面図である。
【符号の説明】
1 自動改頁機構 5 通帳 7 アーム 9 支軸 12 フィードベルト 31、34 プーリ 32 モータ 33 シャフト 35 ベルト 36 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持し、フィードベルトを張
    設したアームを揺動して上記フィードベルトの一部を上
    記通帳に当接させ、フィードベルトを駆動して頁をめく
    り、そのめくり上げを検知して通帳の改頁を行う自動改
    頁機構において、 上記アームを揺動する回転駆動源と、 上記駆動源の回転トルクを制御し、上記フィードベルト
    の通帳押圧力を可変とする制御部とを設けたことを特徴
    とする自動改頁機構。
  2. 【請求項2】 上記回転駆動源は、電気モータである請
    求項1記載の自動改頁機構。
  3. 【請求項3】 上記アームは、アームの揺動軸に取り付
    けたプーリと上記モータのシャフトに取り付けたプーリ
    とに掛け渡したベルトを駆動して揺動させることを特徴
    とする請求項2記載の自動改頁機構。
JP5189720A 1993-07-30 1993-07-30 自動改頁機構 Withdrawn JPH0740681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5189720A JPH0740681A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 自動改頁機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5189720A JPH0740681A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 自動改頁機構

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Publication Number Publication Date
JPH0740681A true JPH0740681A (ja) 1995-02-10

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ID=16246068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5189720A Withdrawn JPH0740681A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 自動改頁機構

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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001003