JP2001269096A - 魚釣用リールのハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、魚釣用リールのハンドルに関し、
握持性に優れ、迅速な巻取り操作が可能な魚釣用リール
のハンドルを提供することを目的とする。 【解決手段】 リール本体に挿着された駆動軸に連結さ
れるハンドルアームと、当該ハンドルアームの端部に固
定された支軸に回転可能に取り付くハンドルつまみとか
らなる魚釣用リールのハンドルに於て、上記ハンドルつ
まみを、支軸が挿通する筒状部と当該筒状部より外方に
向けて膨出する握り部とで構成して、支軸と直交する握
り部の断面形状を円形に成形すると共に、当該断面形状
の最大径部を境に握り部の反ハンドルアーム側を、ハン
ドルアーム側に比し支軸の軸方向へ大きく成形したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、釣糸の巻取り操作
を行う魚釣用リールのハンドルに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来周知のように、魚釣用リールに於け
る釣糸の巻取り操作は、釣糸の巻取り駆動機構に連結さ
れたハンドルによって行われている。そして、従来、こ
の種のハンドルは、ハンドルアームとその端部の支軸に
回転可能に取り付くハンドルつまみとで構成されてお
り、ハンドルアームは、リール本体に挿着された駆動軸
（ハンドル軸）に固着されている。

【０００３】ところで、実開昭５６−６８４７３号公
報，実開平３−７４２６６号公報及び特開平１０−６６
４８８号公報等に開示されるように、一般にハンドルつ
まみは、図１１乃至図１３の如くＴ字形状や略鼓状或い
は略直方形状のものが知られており、巻取り操作時にこ
れらハンドルつまみ１，３，５，７を指で摘んでハンド
ルアーム９，１１，１３を回転操作している。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、Ｔ字形状
や略直方形状のハンドルつまみ１，３，７は、指で摘ん
で操作する際にそれらの形状から摘む方向が決まってし
まい、摘み方によってはこれらを再度摘み直さなければ
ならない場合も生じ、咄嗟の素早い対応が行えない欠点
が指摘されていた。

【０００５】また、略鼓状のハンドルつまみ５は、指で
摘んだ際にＴ字形状のハンドルつまみ１，３に比し力が
入り難く、また、手のひらをハンドルつまみ５に密着さ
せてこれを保持すると、手首が固定されて素早い操作が
できなくなってしまう等の課題が残されていた。本発明
は斯かる実情に鑑み案出されたもので、握持性に優れ、
迅速な巻取り操作が可能な魚釣用リールのハンドルを提
供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項１に係る発明は、リール本体に挿着された駆
動軸に連結されるハンドルアームと、当該ハンドルアー
ムの端部に固定された支軸に回転可能に取り付くハンド
ルつまみとからなる魚釣用リールのハンドルに於て、上
記ハンドルつまみを、支軸が挿通する筒状部と当該筒状
部より外方に向けて膨出する握り部とで構成して、支軸
と直交する握り部の断面形状を円形に成形すると共に、
当該断面形状の最大径部を境に握り部の反ハンドルアー
ム側を、ハンドルアーム側に比し支軸の軸方向へ大きく
成形したことを特徴とする。

【０００７】（作用）請求項１に係る発明によれば、ハ
ンドルの巻取り操作で釣糸がスプールに巻回されるが、
握り部は支軸と直交するその断面形状が円形とされてい
るため、ハンドルつまみを摘むに当たってどの方向から
でも良好に摘めることとなる。而も、握り部は、断面形
状の最大径部を境に握り部の反ハンドルアーム側がハン
ドルアーム側に比し支軸の軸方向へ大きく成形されてい
るため、ハンドルつまみを摘んだ際に反ハンドルアーム
側の握り部が手のひらに密着することとなる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図１は請求項１の第一実施形態
に係るハンドルを装着したスピニングリールを示し、図
中、１５はリール本体１７に回転可能に装着されたロー
タで、ロータ１５の基部には一対のロータ腕部１９が一
体成形されている。

【０００９】そして、一方のロータ腕部１９の先端に、
ラインローラ２１を支持するベールアーム２３とライン
スライダ２５からなるベール支持部材が釣糸巻取位置側
と釣糸放出位置側へ反転自在に取り付き、また、図示し
ない他方のロータ腕部には、ベールホルダが同じく釣糸
巻取位置側と釣糸放出位置側へ反転自在に取り付けられ
ており、ベールホルダとラインスライダ２５との間に半
環状のベール２７が装着されている。

【００１０】また、図中、２９は上記ロータ１５と同軸
上に装着されたスプールで、当該スプール２９はリール
本体１７の前後方向へ往復動可能に取り付くスプール軸
（図示せず）に支持されている。そして、従来と同様、
ベール２７を釣糸巻取位置側へ倒してハンドル３１の操
作でロータ１５を釣糸巻取り方向へ回転させると、これ
に連動して前後方向へ往復動するスプール２９に釣糸が
巻回され、また、ベール２７を釣糸放出位置側へ反転さ
せて仕掛けを投擲すると、スプール２９に巻回された釣
糸がスパイラル状に繰り出されるようになっている。

【００１１】而して、上記ハンドル３１は、図１及び図
２に示すようにハンドルアーム３３と、当該ハンドルア
ーム３３の端部に固着された支軸３５に回転可能に取り
付く樹脂または木製のハンドルつまみ３７とで構成され
ており、ハンドルアーム３３は、リール本体１７に挿着
された図示しない駆動軸の端部に固着されている。図２
乃至図４に示すようにハンドルつまみ３７は、筒状部３
９と当該筒状部３９より外方に向けて膨出する握り部４
１とで構成されており、その中心に支軸３５が挿通する
貫通孔４３が形成されている。

【００１２】そして、貫通孔４３の内周には、支軸３５
の外周に装着した軸受部材４５，４７を係止させる二つ
の係止部４９，５１が、筒状部３９の端部側と握り部４
１の中央部分に形成されており、貫通孔４３内に挿入し
た支軸３５の挿入側先端部にねじ５３を螺着すると、軸
受部材４５がねじ５３と係止部４９とで挟持され、そし
て、軸受部材４７が係止部５１と支軸３５の後端側に設
けたストッパ５５とで挟持されて、ハンドルつまみ３７
が支軸３５に回転可能に取り付くようになっている。

【００１３】尚、図２中、５７は貫通孔４３の開口部を
閉塞するキャップである。そして、握り部４１は、外形
形状が支軸３５の軸方向にやや押し潰された略球状に成
形されて、支軸３５と直交するその断面形状が円形に成
形されている。そして、当該断面形状の最大径部（図４
中、Ｌ部）を境に反ハンドルアーム側握り部４１ａが、
ハンドルアーム側握り部４１ｂに比し支軸３５の軸方向
へ大きく（Ａ＞Ｂ）成形されており、ハンドルつまみ３
７を指で摘んだ際に、反ハンドルアーム側握り部４１ａ
が手のひらに密着して容易に握持保持できるようになっ
ている。

【００１４】また、図示するように握り部４１には、貫
通孔４３を中心に８個の抜き孔５９が貫通孔４３に沿っ
て成形されており、斯かる抜き孔５９によってハンドル
つまみ３７の軽量化が図られている。本実施形態はこの
ように構成されているから、ベール２７を釣糸巻取位置
側へ倒してハンドル３１の操作でロータ１５を釣糸巻取
り方向へ回転させれば、これに連動して前後方向へ往復
動するスプール２９に釣糸が巻回されるが、握り部４１
は外形形状が略球状に成形されて、支軸３５と直交する
その断面形状が円形とされているため、ハンドルつまみ
３７を摘むに当たってどの方向からでも良好に摘めるこ
ととなる。

【００１５】而も、握り部４１は、支軸３５と直交する
その断面形状の最大径部Ｌを境に反ハンドルアーム側握
り部４１ａが、ハンドルアーム側握り部４１ｂに比し支
軸３５の軸方向へ大きく成形されているため、ハンドル
つまみ３７を摘んだ際に反ハンドルアーム側握り部４１
ａが手のひらに密着することとなる。このように本実施
形態によれば、ハンドルつまみ３７をどの方向からでも
良好に摘めるため、従来に比し咄嗟に素早い対応が行え
ると共に、ハンドルつまみ３７を摘んだ際に反ハンドル
アーム側握り部４１ａが手のひらに密着するため、巻取
り操作時にハンドルつまみ３７に力が入り易くなって、
迅速な巻取り操作や強負荷巻取り操作が容易に行えるこ
ととなった。

【００１６】また、本実施形態によれば、握り部４１に
複数の抜き孔５９を設けてハンドルつまみ３７の軽量化
を図っているため、スピニングリール６１全体の重量増
を抑えることが可能である。図５は請求項１の第二実施
形態に係るハンドルのハンドルつまみを示し、図示する
ように本実施形態のハンドルつまみ６３は、上記ハンド
ルつまみ３７に設けた複数の抜き孔５９を省略したもの
で、上記筒状部３９と同一形状の筒状部６５と、握り部
４１と同一の外形形状に成形された握り部６７とで構成
されており、握り部６７は最大径部（図５中、Ｌ部）を
境に反ハンドルアーム側握り部６７ａが、ハンドルアー
ム側握り部６７ｂより支軸３５の軸方向へ大きく（Ａ＞
Ｂ）成形されている。

【００１７】そして、その他の構成は上記第一実施形態
と同一であるため、それらの説明は省略する。本実施形
態のハンドルつまみ６３はこのように構成されているか
ら、本実施形態によっても、ハンドルつまみ６３を摘む
に当たってどの方向からでも良好に摘めるため、従来に
比し素早い対応が行えると共に、ハンドルつまみ６３を
摘んだ際に反ハンドルアーム側握り部６７ａが手のひら
に密着するため、巻取り操作時にハンドルつまみ６３に
力が入り易くなって、迅速な巻取り操作や強負荷巻取り
操作が容易に行えることとなる。

【００１８】図６は請求項１の第三実施形態に係るハン
ドルのハンドルつまみを示し、本実施形態に於けるハン
ドルつまみ６９も、上記筒状部３９と同一形状に成形さ
れた筒状部７１と、当該筒状部７１より外方に向けて膨
出する握り部７３とで構成されており、上記ハンドルつ
まみ３７と同一構造によってハンドルアーム３３に回転
可能に取り付くようになっている。

【００１９】而して、上記握り部７３は、外形形状が支
軸３５の軸方向に押し潰されて、その先端側に平滑面７
５が成形された略球状からなり、支軸３５と直交するそ
の断面形状が同じく円形に成形されている。そして、本
実施形態に於ても、上記断面形状の最大径部（図６中、
Ｌ部）を境に握り部７３の反ハンドルアーム側握り部７
３ａが、ハンドルアーム側握り部７３ｂに比し支軸３５
の軸方向へ大きく（Ａ＞Ｂ）成形されており、ハンドル
つまみ６９を指で摘んだ際に、反ハンドルアーム側握り
部７３ａが手のひらに密着して容易に握持保持できるよ
うになっている。

【００２０】本実施形態はこのように構成されており、
本実施形態も支軸３５と直交する握り部７３の断面形状
が円形とされているため、ハンドルつまみ６９を摘むに
当たってどの方向からでも良好に摘めることとなる。而
も、握り部７３は、支軸３５と直交するその断面形状の
最大径部Ｌを境に反ハンドルアーム側握り部７３ａが、
ハンドルアーム側握り部７３ｂに比し支軸３５の軸方向
へ大きく成形されているため、ハンドルつまみ６９を摘
んだ際に反ハンドルアーム側握り部７３ａが手のひらに
密着することとなる。

【００２１】従って、本実施形態によっても、従来に比
し素早い対応が行えると共に、迅速な巻取り操作や強負
荷巻取り操作が容易に行えることとなる。図７は請求項
１の第四実施形態に係るハンドルのハンドルつまみを示
し、本実施形態に於けるハンドルつまみ７７も、上記筒
状部３９と同一形状の筒状部７９と、当該筒状部７９よ
り外方に向けて膨出する握り部８１とで構成されてお
り、図２のハンドルつまみ３７と同一構造によってハン
ドルアーム３３に回転可能に取り付くようになってい
る。

【００２２】而して、上記握り部８１は、外形形状が支
軸３５の軸方向に押し潰された扁平な略楕円球状とされ
て、支軸３５と直交するその断面形状が同じく円形に成
形されている。そして、その反ハンドルアーム側には、
先端の平滑面８３から周囲に向かってなだらかな裾野部
８５を有する台形状の突出部８７が支軸３５と軸芯を同
じくして成形されており、本実施形態に於ても、上記断
面形状の最大径部（図７中、Ｌ部）を境に握り部８１の
反ハンドルアーム側握り部８１ａが、ハンドルアーム側
握り部８１ｂに比し支軸３５の軸方向へ大きく（Ａ＞
Ｂ）成形されており、ハンドルつまみ７７を指で摘んだ
際に、反ハンドルアーム側握り部８１ａが手のひらに密
着して容易に握持保持できるようになっている。

【００２３】また、図８は請求項１の第五実施形態に係
るハンドルのハンドルつまみを示し、本実施形態に於け
るハンドルつまみ８９も、筒状部３９と同一形状の筒状
部９１と、当該筒状部９１より外方に向けて膨出する握
り部９３とで構成されて、図２のハンドルつまみ３７と
同一構造によってハンドルアーム３３に回転可能に取り
付くようになっている。

【００２４】而して、上記握り部９３は、外形形状がプ
ラム形状に成形されて、支軸３５と直交するその断面形
状が円形となるように成形されている。そして、本実施
形態に於ても、斯かる断面形状の最大径部（図８中、Ｌ
部）を境に握り部９３の反ハンドルアーム側握り部９３
ａが、ハンドルアーム側握り部９３ｂに比し支軸３５の
軸方向へ大きく（Ａ＞Ｂ）成形されており、ハンドルつ
まみ８９を指で摘んだ際に、反ハンドルアーム側握り部
９３ａが手のひらに密着して容易に握持保持できるよう
になっている。

【００２５】図７及び図８の両実施形態はこのように構
成されており、各ハンドルつまみ７７，８９は、支軸３
５と直交する握り部８１，９３の断面形状が円形とされ
ているため、ハンドルつまみ７７，８９を摘むに当たっ
てどの方向からでも良好に摘めることとなる。而も、握
り部８１，９３は、支軸３５と直交するその断面形状の
最大径部Ｌを境に反ハンドルアーム側握り部８１ａ，９
３ａが、ハンドルアーム側握り部８１ｂ，９３ｂに比し
支軸３５の軸方向へ大きく成形されているため、ハンド
ルつまみ７７，８９を摘んだ際に反ハンドルアーム側握
り部８１ａ，９３ａが手のひらに密着することとなる。

【００２６】従って、これらの実施形態によっても、従
来に比し素早い対応が行えると共に、迅速な巻取り操作
や強負荷巻取り操作が容易に行えることとなる。図９は
請求項１の第六実施形態に係るハンドルのハンドルつま
みを示し、本実施形態のハンドルつまみ９５も、筒状部
９７と当該筒状部９７から外方に向けて膨出する握り部
９９とで構成されており、図２のハンドルつまみ３７と
同一構造によってハンドルアーム３３に回転可能に取り
付くようになっている。

【００２７】而して、上記握り部９９の反ハンドルアー
ム側握り部９９ａは、ハンドルアーム側握り部９９ｂに
比し支軸３５の軸方向へ大きく断面円弧状に突出して、
反ハンドルアーム側握り部９９ａとハンドルアーム側握
り部９９ｂとの間の外周に筒状部１０１が成形されてお
り、支軸３５と直交するその断面形状が同じく円形に成
形されている。

【００２８】そして、本実施形態では、筒状部１０１が
断面形状の最大径部となっているが、その中心（図９
中、Ｌ部）を境に、反ハンドルアーム側握り部９９ａが
ハンドルアーム側握り部９９ｂに比し支軸３５の軸方向
へ大きく（Ａ＞Ｂ）なっているため、ハンドルつまみ９
５を指で摘んだ際に、反ハンドルアーム側握り部９９ａ
が手のひらに密着して容易に握持保持できるようになっ
ている。

【００２９】また、図１０は請求項１の第七実施形態に
係るハンドルのハンドルつまみを示し、本実施形態に於
けるハンドルつまみ１０３も筒状部１０５と、当該筒状
部１０５から外方に向けて膨出する握り部１０７とで構
成されている。而して、握り部１０７の反ハンドルアー
ム側握り部１０７ａは、ハンドルアーム側握り部１０７
ｂに比し支軸３５の軸方向へ大きく台形状に突出し、そ
して、反ハンドルアーム側握り部１０７ａとハンドルア
ーム側握り部１０７ｂとの間の外周に筒状部１０９が成
形されており、支軸３５と直交するその断面形状が同じ
く円形に成形されている。

【００３０】そして、本実施形態に於ても、筒状部１０
９が断面形状の最大径部となっているが、その中心（図
１０中、Ｌ部）を境に、反ハンドルアーム側握り部１０
７ａがハンドルアーム側握り部１０７ｂに比し支軸３５
の軸方向へ大きく（Ａ＞Ｂ）なっているため、ハンドル
つまみ１０３を指で摘んだ際に、反ハンドルアーム側握
り部１０７ａが手のひらに密着して容易に握持保持でき
るようになっている。

【００３１】これらの実施形態はこのように構成されて
おり、各ハンドルつまみ９５，１０３は、支軸３５と直
交する握り部９９，１０７の断面形状が円形とされてい
るため、ハンドルつまみ９５，１０３を摘むに当たって
どの方向からでも良好に摘めることとなる。而も、握り
部９９，１０７は、断面形状の最大径部たる筒状部１０
１，１０９の中心を境に、反ハンドルアーム側握り部９
９ａ，１０７ａがハンドルアーム側握り部９９ｂ，１０
７ｂに比し支軸３５の軸方向へ大きく（Ａ＞Ｂ）成形さ
れているため、ハンドルつまみ９５，１０３を摘んだ際
に、反ハンドルアーム側握り部９９ａ，１０７ａが手の
ひらに密着する。

【００３２】従って、これらの実施形態によっても、上
述した各実施形態と同様、従来に比し素早い対応が行え
ると共に、迅速な巻取り操作や強負荷巻取り操作が容易
に行えることとなる。尚、上述した各実施形態は、スピ
ニングリールのハンドルに本発明を適用したものである
が、本発明は両軸受型リールを始めとするその他の魚釣
用リールのハンドルに適用できることは勿論である。

【００３３】

【発明の効果】以上述べたように、請求項１に係る魚釣
用リールのハンドルによれば、ハンドルつまみをどの方
向からでも良好に摘めるため、従来に比し咄嗟に素早い
対応が行えると共に、ハンドルつまみを摘んだ際に反ハ
ンドルアーム側の握り部が手のひらに密着するため、巻
取り操作時にハンドルつまみに力が入り易くなって、迅
速な巻取り操作や強負荷巻取り操作が容易に行えること
となった。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１の第一実施形態に係るハンドルを装着
したスピニングリールの正面図である。

【図２】図１に示すハンドルのハンドルアームとハンド
ルつまみの断面図である。

【図３】図２のIII−III線断面図である。

【図４】図１に示すハンドルのハンドルつまみの側面図
である。

【図５】請求項１の第二実施形態に係るハンドルのハン
ドルつまみの側面図である。

【図６】請求項１の第三実施形態に係るハンドルのハン
ドルつまみの側面図である。

【図７】請求項１の第四実施形態に係るハンドルのハン
ドルつまみの側面図である。

【図８】請求項１の第五実施形態に係るハンドルのハン
ドルつまみの側面図である。

【図９】請求項１の第六実施形態に係るハンドルのハン
ドルつまみの側面図である。

【図１０】請求項１の第七実施形態に係るハンドルのハ
ンドルつまみの側面図である。

【図１１】従来の魚釣用リールの斜視図である。

【図１２】従来の魚釣用リールの斜視図である。

【図１３】従来の魚釣用リールに装着されるハンドルの
斜視図である。

【符号の説明】

１７ リール本体 ２９ スプール ３１ ハンドル ３３ ハンドルアーム ３５ 支軸 ３７，６３，６９，７７，８９，９５，１０３ ハンド
ルつまみ ３９，６５，７１，７９，９１，９７，１０５ 筒状部 ４１，６７，７３，８１，９３，９９，１０７ 握り部 ４３ 貫通孔 ６１ スピニングリール

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リール本体に挿着された駆動軸に連結さ
   れるハンドルアームと、当該ハンドルアームの端部に固
   定された支軸に回転可能に取り付くハンドルつまみとか
   らなる魚釣用リールのハンドルに於て、 上記ハンドルつまみを、支軸が挿通する筒状部と当該筒
   状部より外方に向けて膨出する握り部とで構成して、支
   軸と直交する握り部の断面形状を円形に成形すると共
   に、 当該断面形状の最大径部を境に握り部の反ハンドルアー
   ム側を、ハンドルアーム側に比し支軸の軸方向へ大きく
   成形したことを特徴とする魚釣用リールのハンドル。