JP2001268557A - ビデオ信号の処理装置および処理方法 - Google Patents

ビデオ信号の処理装置および処理方法

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JP2001268557A
JP2001268557A JP2000078495A JP2000078495A JP2001268557A JP 2001268557 A JP2001268557 A JP 2001268557A JP 2000078495 A JP2000078495 A JP 2000078495A JP 2000078495 A JP2000078495 A JP 2000078495A JP 2001268557 A JP2001268557 A JP 2001268557A
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video
data
video signals
video signal
video data
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JP2000078495A
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English (en)
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Seiichi Takado
清一 高堂
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のビデオ信号の切り換え時に、同期の乱れ
や信号の欠落が生じることを防止する。 【解決手段】非同期のビデオ信号Va〜Vcに対応した
ビデオデータVDa〜VDcを、夫々バッファ111a
〜111cを介して圧縮プロセッサ112に供給してデ
ータ圧縮する。データVDa′〜VDc′の夫々は複数
のビデオ信号を切り換えて得たものでなく、圧縮プロセ
ッサ112では処理が連続的に行われ、圧縮ビデオデー
タDCa〜DCcに欠落は生じない。プロセッサ112
からのデータDCa〜DCcを夫々フレームメモリ10
4a〜104cに非同期で書き込むと共に、夫々よりデ
ータDCa′〜DCc′を同期して読み出す。データD
Ca′〜DCc′を一定フレーム毎にスイッチ105で
順次取り出し、伝送用データVD11を得る。データDC
a′〜DCc′は同期しているので、スイッチ105の
切り換え時に、データVD11に同期の乱れは生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば監視カメ
ラシステム等に適用して好適なビデオ信号の処理装置お
よび処理方法に関する。詳しくは、入力された非同期の
複数のビデオ信号をそれぞれ複数のフレームメモリに書
き込み、この複数のフレームメモリよりそれぞれビデオ
信号を同期して読み出し、この読み出された複数のビデ
オ信号より一のビデオ信号を取り出すことによって、複
数のビデオ信号を切り換える際に同期の乱れのないビデ
オ信号を得ることができるようにしたビデオ信号の処理
装置および処理方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、監視カメラシステムとして、複
数のビデオカメラをそれぞれ異なる監視位置に配置し、
それぞれのビデオカメラより出力されるビデオ信号を順
次切り換えて遠隔に伝送するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような監視カメラ
システムで、複数のビデオカメラより出力されるビデオ
信号が非同期であるとすると、伝送されるビデオ信号は
切り換えタイミング毎に同期が乱れたものとなり、その
ビデオ信号による画像は見苦しいものとなる。
【0004】なお、ビデオ信号を伝送する際に、データ
圧縮をして伝送することで、効率的な伝送が可能とな
る。図5は、ビデオ信号をデータ圧縮処理をして伝送す
る、従来の監視カメラシステム200の構成を示してい
る。
【0005】この監視カメラシステム200は、CPU
(Central Processing Unit)を備え、システム全体の
動作を制御するシステムコントローラ201と、それぞ
れ非同期で動作する3台のビデオカメラ202a〜20
2cと、これらビデオカメラ202a〜202cより出
力されるビデオ信号Va〜Vcより一のビデオ信号SV
を選択的に取り出す切換スイッチ203とを有してい
る。
【0006】ここで、ビデオ信号Va,Vb,Vcはそ
れぞれ切換スイッチ203のa側、b側、c側の固定端
子に供給され、この切換スイッチ203の可動端子より
ビデオ信号SVが得られる。切換スイッチ203は、シ
ステムコントローラ201により制御され、一定時間毎
にa側→b側→c側→a側→b側・・・のように、順次
切り換えられる。
【0007】また、監視カメラシステム200は、切換
スイッチ203より出力されるビデオ信号SVを、アナ
ログ信号よりディジタル信号に変換してビデオデータV
D1を得るA/D(Analog-to-Digital)コンバータ2
04と、このA/DコンバータからのビデオデータVD
1に対してJPEG(Joint Photographic Experts Gro
up)方式等のデータ圧縮処理をして圧縮ビデオデータV
D2を得る圧縮プロセッサ205と、この圧縮プロセッ
サ205からの圧縮ビデオデータVD2に対して伝送路
符号化などの処理を行って伝送路207に送出するため
伝送インタフェース206とを有している。
【0008】図5に示す監視カメラシステム200の動
作を説明する。ビデオカメラ202a〜202cより出
力される非同期のビデオ信号Va〜Vcのそれぞれは、
切換スイッチ203で一定時間毎に順次取り出される。
この切換スイッチ203より出力されるビデオ信号SV
は、A/Dコンバータ204でディジタルのビデオデー
タVD1とされた後に、圧縮プロセッサ205に供給さ
れる。この圧縮プロセッサ205では、ビデオデータV
D1に対してデータ圧縮の処理が施され、圧縮ビデオデ
ータVD2が生成される。そして、この圧縮ビデオデー
タVD2が伝送インタフェース206で伝送路符号化等
された後に伝送路207に送出される。
【0009】この図5に示す監視カメラシステム200
において、ビデオカメラ202a〜202cより出力さ
れるビデオ信号Va〜Vcは、図6A〜Cに示すよう
に、非同期となっている。そのため、切換スイッチ20
3より出力されるビデオ信号SVは、ビデオ信号の切り
換えタイミングに関連して同期の乱れたものとなる。圧
縮プロセッサ205は、同期の乱れた部分で、圧縮ビデ
オデータVD2の生成が不可能となる。そのため、圧縮
プロセッサ205より出力される圧縮ビデオデータVD
2は、図6Dに斜線で示すように、ビデオ信号の切り換
えタイミングt1,t2に関連して欠落部分を生じたも
のとなる。したがって、伝送された圧縮ビデオデータV
D2による画像は、非常に見にくいものとなる。なお、
図6Dにおいて、a,b,cを付したフレーム部分は、
それぞれビデオ信号Va,Vb,Vcに対応した圧縮ビ
デオデータ部分を示している。
【0010】この発明の目的は、複数のビデオ信号を切
り換える際に、同期の乱れや信号の欠落が生じないよう
にするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号処理
装置は、それぞれ非同期のビデオ信号を入力する複数の
入力部と、複数のフレームメモリと、複数の入力部に入
力された複数のビデオ信号をそれぞれ複数のフレームメ
モリに書き込む信号書き込み手段と、複数のフレームメ
モリよりそれぞれビデオ信号を同期して読み出す信号読
み出し手段と、この信号読み出し手段で上記複数のフレ
ームメモリより読み出された複数のビデオ信号より選択
的に一のビデオ信号を取り出すスイッチ手段とを備える
ものである。
【0012】また、この発明に係る信号処理方法は、入
力された非同期の複数のビデオ信号をそれぞれ複数のフ
レームメモリに書き込むステップと、複数のフレームメ
モリよりそれぞれビデオ信号を同期して読み出すステッ
プと、読み出された複数のビデオ信号より一のビデオ信
号を取り出すステップとを備えるものである。
【0013】この発明において、複数の入力部には、例
えば複数のビデオカメラからのそれぞれ非同期のビデオ
信号が入力される。この入力された複数のビデオ信号
は、それぞれ複数のフレームメモリに非同期に書き込ま
れる。また、この複数のフレームメモリのそれぞれより
ビデオ信号が同期して読み出される。この場合、複数の
フレームメモリより読み出される複数のビデオ信号は同
期したものとなる。そして、これら複数のビデオ信号よ
り選択的に一のビデオ信号が取り出される。
【0014】このように複数のフレームメモリより読み
出される複数のビデオ信号は同期しているため、スイッ
チ手段でビデオ信号を切り換える際に、出力ビデオ信号
の同期が乱れることはない。これにより、例えばこの出
力ビデオ信号による画像は、ビデオ信号の切り換え時に
乱れるということがなく、見やすいものとなる。
【0015】なお、複数の入力部に入力された複数のビ
デオ信号のそれぞれに対してデータ圧縮処理をして複数
のフレームメモリに書き込みデータとして供給するデー
タ圧縮手段を、さらに備えるようにしてもよい。この場
合、複数のビデオ信号を切り換えて得られたビデオ信号
に対してデータ圧縮の処理をするものでなく、データ圧
縮された出力ビデオ信号に欠落を生じるということはな
い。
【0016】また、スイッチ手段で取り出された一のビ
デオ信号に対してデータ圧縮処理をするデータ圧縮手段
をさらに備えるようにしてもよい。この場合、複数のビ
デオ信号を切り換えて得られたビデオ信号に対してデー
タ圧縮の処理をするものであるが、このビデオ信号は上
述したようにビデオ信号を切り換える際にも同期が乱れ
ないものとなるため、データ圧縮された出力ビデオ信号
に欠落を生じるということはない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、第1の実
施の形態としての監視カメラ装置100を示している。
【0018】この監視カメラシステム100は、CPU
を備え、システム全体の動作を制御するシステムコント
ローラ101と、それぞれ非同期で動作する3台のビデ
オカメラ102a〜102cと、これらビデオカメラ1
02a〜102cより出力されるビデオ信号Va〜Vc
をそれぞれアナログ信号よりディジタル信号に変換して
ビデオデータVDa〜VDcを得るA/D(Analog-to-
Digital)コンバータ103a〜103cとを有してい
る。
【0019】また、監視カメラシステム100は、A/
Dコンバータ103a〜103cからのビデオデータV
Da〜VDcを、それぞれ順次書き込むフレームメモリ
104a〜104cと、これらフレームメモリ104a
〜104cより読み出されるビデオデータVDa′〜V
Dc′より一のビデオデータを選択的に取り出す切換ス
イッチ105と、この切換スイッチ105より出力され
るビデオデータVD11に対して伝送路符号化などの処理
を行って伝送路107に送出する伝送インタフェース1
06とを有している。
【0020】ここで、フレームメモリ104a〜104
cの書き込みおよび読み出しは、システムコントローラ
101によって制御される。この場合、ビデオカメラ1
02a〜102cよりビデオ信号Va〜Vcが非同期で
得られることから、フレームメモリ104a〜104c
へのビデオデータVDa〜VDcの書き込みは非同期の
状態で行われるが、フレームメモリ104a〜104c
からのビデオデータVDa′〜VDc′の読み出しはフ
レーム等の同期がとれた状態で行われる。
【0021】また、ビデオ信号VDa′,VDb′,V
Dc′はそれぞれ切換スイッチ105のa側、b側、c
側の固定端子に供給され、この切換スイッチ105の可
動端子よりビデオデータVD11が得られる。切換スイッ
チ105は、システムコントローラ101により制御さ
れ、一定時間毎にa側→b側→c側→a側→b側・・・
のように、順次切り換えられる。
【0022】図1に示す監視カメラシステム100の動
作を説明する。ビデオカメラ102a〜102cより出
力される非同期のビデオ信号Va〜Vcは、それぞれA
/Dコンバータ103a〜103cでディジタルのビデ
オデータVDa〜VDcとされた後、フレームメモリ1
04a〜104cに非同期で書き込まれる。この場合、
あるフレームのビデオデータがフレームメモリに書き込
まれた状態で、当該フレームメモリに次のフレームのビ
デオデータを書き込む際には、上書きが行われる。
【0023】また、フレームメモリ104a〜104c
より、それぞれビデオデータVDa′〜VDc′が同期
して読み出される。つまり、ビデオデータVDa′〜V
Dc′は、フレーム、垂直、水平等のタイミングが一致
したものとなる。そして、これらビデオデータVDa′
〜VDc′のそれぞれは、切換スイッチ105で一定フ
レーム毎に順次取り出される。この切換スイッチ105
より出力されるビデオデータVD11は、伝送インタフェ
ース106で伝送路符号化等された後に伝送路107に
送出される。
【0024】この図1に示す監視カメラシステム100
において、ビデオカメラ102a〜102cより出力さ
れるビデオ信号Va〜Vcは、図2A〜Cに示すよう
に、非同期となっているため、フレームメモリ104a
〜104cには、それぞれビデオデータVDa〜VDc
が非同期で書き込まれる。しかし、これらフレームメモ
リ104a〜104cからは、それぞれビデオデータV
Da′〜VDc′が同期して読み出される。
【0025】上述せずも、フレームメモリ104a〜1
04cでは書き込みと読み出しが並行して行われる。例
えば、クロックの半周期では書き込みが行われ、クロッ
クの残りの半周期では読み出しが行われる。以下の実施
の形態においても同様である。
【0026】そのため、切換スイッチ105より出力さ
れるビデオデータVD11は、図2Dに示すように、切換
スイッチ105でビデオデータVDa′〜VDc′の切
り換えがあっても、同期の乱れは生じない。したがっ
て、伝送されたビデオデータVD11による画像は、非常
に見やすいものとなる。なお、図2Dにおいて、t11,
t12は、切換スイッチ105における切り換えタイミン
グを示している。
【0027】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。図3は、第2の実施の形態としての監視カ
メラシステム100Aの構成を示している。この図3に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。
【0028】この監視カメラシステム100Aは、A/
Dコンバータ103a〜103cからのビデオデータV
Da〜VDcをそれぞれ一時的に格納しておくバッファ
メモリ111a〜111cと、これらバッファメモリ1
11a〜111cよりそれぞれ出力されるビデオデータ
VDa′〜VDc′に対してJPEG方式等のデータ圧
縮処理をして圧縮ビデオデータDCa〜DCcを得、これ
ら圧縮ビデオデータDCa〜DCcをそれぞれフレームメ
モリ104a〜104cに書き込みデータとして供給す
る圧縮プロセッサ112とを有している。
【0029】ここで、バッファメモリ111aは第1の
メモリ部M1および第2のメモリ部M2を持っている。
これらメモリ部M1,M2は、それぞれ圧縮プロセッサ
112におけるデータ圧縮処理のために必要となる最小
限のラインメモリで構成される。例えば、圧縮プロセッ
サ112においてJPEG方式でデータ圧縮をする場合
には、メモリ部M1,M2はそれぞれ8ライン分のライ
ンメモリから構成される。A/Dコンバータ103aか
らのビデオデータVDaは、8ライン分ずつメモリ部M
1,M2に交互に書き込まれる。そして、一方に8ライ
ン分のビデオデータVDaの書き込みがされている間
に、他方よりその前の8ライン分のビデオデータVD
a′が高速で読み出される。
【0030】詳細説明は省略するが、バッファメモリ1
11b,111cも同様に第1のメモリ部M1および第
2のメモリ部M2を持っている。圧縮プロセッサ112
は、バッファメモリ111a〜111cよりそれぞれ読
み出される8ライン分のビデオデータVDa′〜VD
c′のそれぞれに対してマルチタスクで高速にデータ圧
縮処理をすることで、圧縮ビデオデータDCa〜DCc
を生成する。
【0031】なお、図3に示す監視カメラシステム10
0Aのその他は、図1に示す監視カメラシステム100
と同様に構成される。
【0032】図3に示す監視カメラシステム100Aの
動作を説明する。ビデオカメラ102a〜102cより
出力される非同期のビデオ信号Va〜Vcは、それぞれ
A/Dコンバータ103a〜103cでディジタルのビ
デオデータVDa〜VDcとされた後、バッファメモリ
111a〜111cのメモリ部M1,M2に8ライン分
ずつ交互に書き込まれる。また、このバッファメモリ1
11a〜111cのメモリ部M1,M2より8ライン分
ずつ交互に読み出されたビデオデータVDa′〜VD
c′は、それぞれ圧縮プロセッサ112でデータ圧縮処
理され、圧縮ビデオデータDCa〜DCcとされる。
【0033】また、圧縮プロセッサ112より出力され
る圧縮ビデオデータDCa〜DCcは、それぞれフレー
ムメモリ104a〜104cに書き込みデータとして供
給される。上述したように、ビデオカメラ102a〜1
02cより出力されるビデオ信号Va〜Vcは非同期で
あることから、圧縮プロセッサ112より出力される圧
縮ビデオデータDCa〜DCcも非同期となる。したが
って、これら圧縮ビデオデータDCa〜DCcは、それ
ぞれフレームメモリ104a〜104cに非同期で書き
込まれる。この場合、フレームメモリにあるフレームの
圧縮ビデオデータが書き込まれている状態で、当該フレ
ームメモリに次のフレームの圧縮ビデオデータを書き込
む際には、上書きが行われる。
【0034】また、フレームメモリ104a〜104c
より、それぞれビデオデータDCa′〜DCc′が同期
して読み出される。つまり、ビデオデータDCa′〜D
Cc′は、フレーム、垂直、水平等のタイミングが一致
したものとなる。そして、これらビデオデータDCa′
〜DCc′のそれぞれは、切換スイッチ105で一定フ
レーム毎に順次取り出される。この切換スイッチ105
より出力されるビデオデータVD11は、伝送インタフェ
ース106で伝送路符号化等された後に伝送路107に
送出される。
【0035】この図3に示す監視カメラシステム100
Aにおいては、圧縮プロセッサ112は、バッファメモ
リ111a〜111cより出力されるビデオデータVD
a′〜VDc′のそれぞれに対してデータ圧縮処理をす
るものである。この場合、ビデオデータVDa′〜VD
c′のそれぞれは複数のビデオ信号を切り換えて得られ
たものでなく、圧縮プロセッサ112ではデータ圧縮処
理が連続的に行われ、従って圧縮ビデオデータDCa〜
DCcに欠落を生じるということがない。
【0036】また、ビデオカメラ102a〜102cよ
り出力されるビデオ信号Va〜Vcは非同期となってい
るため、フレームメモリ104a〜104cには、それ
ぞれビデオデータDCa〜DCcが非同期で書き込まれ
る。しかし、これらフレームメモリ104a〜104c
からは、それぞれビデオデータDCa′〜DCc′が同
期して読み出される。そのため、切換スイッチ105よ
り出力されるビデオデータVD11は、切換スイッチ10
5で圧縮ビデオデータDCa′〜DCc′の切り換えが
あっても、同期の乱れは生じない。
【0037】したがって、伝送された圧縮ビデオデータ
VD11による画像は、非常に見やすいものとなる。
【0038】次に、この発明の第3の実施の形態につい
て説明する。図4は、第3の実施の形態としての監視カ
メラシステム100Bの構成を示している。この図3に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。
【0039】この監視カメラシステム100Bは、切換
スイッチ105より出力されるビデオデータVD11に対
してJPEG方式等のデータ圧縮処理をして圧縮ビデオ
データDC11を得、この圧縮ビデオデータDC11を伝送
インタフェース106に供給する圧縮プロセッサ112
を有している。
【0040】なお、図4に示す監視カメラシステム10
0Bのその他は、図1に示す監視カメラシステム100
と同様に構成される。
【0041】図4に示す監視カメラシステム100Bの
動作を説明する。ビデオカメラ102a〜102cより
出力される非同期のビデオ信号Va〜Vcは、それぞれ
A/Dコンバータ103a〜103cでディジタルのビ
デオデータVDa〜VDcとされた後、フレームメモリ
104a〜104cに非同期で書き込まれる。この場
合、あるフレームのビデオデータがフレームメモリに書
き込まれた状態で、当該フレームメモリに次のフレーム
のビデオデータを書き込む際には、上書きが行われる。
【0042】また、フレームメモリ104a〜104c
より、それぞれビデオデータVDa′〜VDc′が同期
して読み出される。つまり、ビデオデータVDa′〜V
Dc′は、フレーム、垂直、水平等のタイミングが一致
したものとなる。そして、これらビデオデータVDa′
〜VDc′のそれぞれは、切換スイッチ105で一定フ
レーム毎に順次取り出される。この切換スイッチ105
より出力されるビデオデータVD11は、圧縮プロセッサ
121でデータ圧縮処理され、圧縮ビデオデータDC11
とされる。そして、この圧縮ビデオデータDC11は、伝
送インタフェース106で伝送路符号化等された後に伝
送路107に送出される。
【0043】この図4に示す監視カメラシステム100
Bにおいては、ビデオカメラ102a〜102cより出
力されるビデオ信号Va〜Vcが非同期となっているた
め、フレームメモリ104a〜104cには、それぞれ
ビデオデータVDa〜VDcが非同期で書き込まれる。
しかし、これらフレームメモリ104a〜104cから
は、それぞれビデオデータVDa′〜VDc′が同期し
て読み出される。そのため、切換スイッチ105より出
力されるビデオデータVD11は、切換スイッチ105で
圧縮ビデオデータVDa′〜VDc′の切り換えがあっ
ても、同期の乱れが生じないものとなる。
【0044】また、圧縮プロセッサ121は、切換スイ
ッチ105より出力されるビデオデータVD11に対して
データ圧縮処理をするものである。この場合、圧縮ビデ
オデータVD11は上述したように同期の乱れが生じない
ものであり、圧縮プロセッサ121ではデータ圧縮処理
が連続的に行われ、従って圧縮ビデオデータDC11に欠
落を生じるということがない。
【0045】したがって、伝送された圧縮ビデオデータ
DC11による画像は、非常に見やすいものとなる。
【0046】なお、上述実施の形態においては、最終的
に伝送インタフェース106を介して伝送路107にビ
デオデータを送出するものであるが、このビデオデータ
をディスク、テープ等の記録メディアに記録することも
考えられる。
【0047】また、上述実施の形態においては、この発
明を監視カメラ装置に適用したものであって、ビデオカ
メラ102a〜102cより出力されるビデオ信号Va
〜Vcより一のビデオ信号を選択的に取り出すものを示
したが、この発明はVTRやチューナ等のビデオ信号発
生源より出力されるビデオ信号より一のビデオ信号を選
択的に取り出すようにしたシステムにも同様に適用でき
ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、入力された非同期の
複数のビデオ信号をそれぞれ複数のフレームメモリに書
き込み、この複数のフレームメモリよりそれぞれビデオ
信号を同期して読み出し、この読み出された複数のビデ
オ信号より一のビデオ信号を取り出すものであり、複数
のビデオ信号を切り換える際に同期の乱れのないビデオ
信号を得ることができる。
【0049】また、この発明によれば、さらに、入力さ
れた複数のビデオ信号のそれぞれに対してデータ圧縮処
理をして複数のフレームメモリに書き込みデータとして
供給するものであり、複数のビデオ信号を切り換えて得
られたビデオ信号に対してデータ圧縮の処理をするもの
でなく、データ圧縮された出力ビデオ信号に欠落を生じ
るということはない。
【0050】また、この発明によれば、さらに、取り出
された一のビデオ信号に対してデータ圧縮処理をするも
のであり、複数のビデオ信号を切り換えて得られたビデ
オ信号に対してデータ圧縮の処理をするものであるが、
このビデオ信号は上述したようにビデオ信号を切り換え
る際にも同期が乱れないものとなるため、データ圧縮さ
れた出力ビデオ信号に欠落を生じるということはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態としての監視カメラシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】各部の信号の概要を示す図である。
【図3】第2の実施の形態としての監視カメラシステム
の構成を示すブロック図である。
【図4】第3の実施の形態としての監視カメラシステム
の構成を示すブロック図である。
【図5】従来の監視カメラシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】各部の信号の概要を示す図である。
【符号の説明】
100,100A,100B 監視カメラシステム 101 システムコントローラ 102a〜102c ビデオカメラ 103a〜103c A/Dコンバータ 104a〜104c フレームメモリ 105 切換スイッチ 106 伝送インタフェース 107 伝送路 111a〜111c バッファメモリ 112,121 圧縮プロセッサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ非同期のビデオ信号を入力する
    複数の入力部と、 複数のフレームメモリと、 上記複数の入力部に入力された複数のビデオ信号をそれ
    ぞれ上記複数のフレームメモリに書き込む信号書き込み
    手段と、 上記複数のフレームメモリよりそれぞれビデオ信号を同
    期して読み出す信号読み出し手段と、 上記信号読み出し手段で上記複数のフレームメモリより
    読み出された複数のビデオ信号より選択的に一のビデオ
    信号を取り出すスイッチ手段とを備えることを特徴とす
    るビデオ信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の入力部に入力された上記複数
    のビデオ信号のそれぞれに対してデータ圧縮処理をして
    上記複数のフレームメモリに書き込みデータとして供給
    するデータ圧縮手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項1に記載のビデオ信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記スイッチ手段で取り出された上記一
    のビデオ信号に対してデータ圧縮処理をするデータ圧縮
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の
    ビデオ信号処理装置。
  4. 【請求項4】 入力された非同期の複数のビデオ信号を
    それぞれ複数のフレームメモリに書き込むステップと、 上記複数のフレームメモリよりそれぞれビデオ信号を同
    期して読み出すステップと、 上記読み出された複数のビデオ信号より一のビデオ信号
    を取り出すステップとを備えることを特徴とするビデオ
    信号処理方法。
  5. 【請求項5】 上記複数のビデオ信号を上記複数のフレ
    ームメモリに書き込むステップでは、上記複数のビデオ
    信号のそれぞれに対してデータ圧縮処理をした後に書き
    込むことを特徴とする請求項4に記載のビデオ信号処理
    方法。
  6. 【請求項6】 上記取り出された一のビデオ信号に対し
    てデータ圧縮処理をするステップをさらに備えることを
    特徴とする請求項4に記載のビデオ信号処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020019A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Clarion Co Ltd メモリ制御装置および信号列の同期化装置
JP2009141456A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Sanyo Electric Co Ltd 画像処理装置、運転支援システム及び車両

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