JP2000092348A - フレームシンクロナイザ - Google Patents

フレームシンクロナイザ

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JP2000092348A
JP2000092348A JP10257146A JP25714698A JP2000092348A JP 2000092348 A JP2000092348 A JP 2000092348A JP 10257146 A JP10257146 A JP 10257146A JP 25714698 A JP25714698 A JP 25714698A JP 2000092348 A JP2000092348 A JP 2000092348A
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Tadashi Kasezawa
正 加瀬沢
Kenichi Asano
研一 浅野
Masahiro Kazeyama
雅裕 風山
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声の連続性や画像の動きの連続性に途切れ
がなく、映像信号と音声信号の遅延差を一定値以内に抑
えたフレームシンクロナイザを得る。 【解決手段】 フレームシンクロナイザ手段1に蓄積さ
れた映像信号を読み出す際、入出力フレーム位相差11
2が1フレームに近づくと、読み出しを予定していたフ
レーム以外のフレームより映像信号を読み出すようにフ
レームシンクロナイザ手段1を制御するためのリード制
御信号111を映像信号リード制御手段6より出力し、
その映像信号読み出しのための映像出力クロック110
より生成した音声出力クロック113に基づいて、音声
入力信号103をその音声出力クロックのサンプリング
レートに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル映像
機器における映像信号と音声信号との間の遅延差を一定
値以下に抑えるためのフレームシンクロナイザに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば、特開昭59−13816
8号公報(音声位相自動補正装置)に示された、従来の
フレームシンクロナイザの概略構成を示すブロック図で
ある。図において、1は当該フレームシンクロナイザの
フレームシンクロナイザ手段であり、2は音声信号可変
遅延手段である。3aはフレームシンクロナイザ手段1
の入力端子、4aはその出力端子であり、3bは音声信
号可変遅延手段2の入力端子、4bはその出力端子であ
る。101は入力端子3aに入力される映像入力信号、
102は出力端子4aより出力される映像出力信号であ
り、103は入力端子3bより入力される音声入力信
号、104は出力端子4bより出力される音声出力信号
である。また、105はフレームシンクロナイザ手段1
より音声信号可変遅延手段2に与えられる遅延制御信号
である。
【0003】次に動作について説明する。近年、テレビ
ジョン放送局内では、映像信号と音声信号との同期処理
を目的としたフレームシンクロナイザが数多く導入され
ている。このフレームシンクロナイザは図7に示すよう
に、概略的には、フレームシンクロナイザ手段1と音声
信号可変遅延手段2とによって構成されている。
【0004】上記フレームシンクロナイザ手段1は、一
般に複数のフレームメモリを持っており、このフレーム
メモリへの書き込みは映像入力信号101の同期によっ
て行い、読み出しは自局内の基準同期により行う。この
とき、フレームメモリ内に蓄積されたフレーム信号を順
番に読み出してゆき、フレームメモリ内の信号がまだど
れも読まれていない状態になった場合には、そのうちの
1つのフレームを削除することにより、また、フレーム
メモリ内の信号がすべて読まれている状態になった場合
には、そのうちの1つのフレームを再度読み出すことに
より、フレームシンクロナイザ機能を実現する。
【0005】また、フレームシンクロナイザ手段1は、
フレームメモリから読み出して出力端子4aに出力する
映像出力信号102と、出力端子4bより出力する音声
出力信号104との遅延量を合わせるため、音声信号可
変遅延手段2に遅延制御信号105を送って入力端子3
bに入力された音声入力信号103を適宜遅延させ、そ
れを音声出力信号104として出力端子4bに出力す
る。このとき、音声入力信号103は音声信号可変遅延
手段2おいて、フレームシンクロナイザ手段1における
フレームメモリへの書き込みタイミングと読み出しタイ
ミングの差に相当するだけの時間遅延されることにな
る。
【0006】なお、このような従来のフレームシンクロ
ナイザに関連する記載がある文献としては、映像、音声
の一方が所定以上遅れた場合にそのデータを廃棄すると
いう特開平5−276158号公報、映像が音声に対し
て遅れた場合にそのフレームの処理を中断して次の映像
を処理するという特開平6−121276号公報、映像
と音声にタイムスタンプを持たせて同期誤差が生じた場
合に同期制御を行うという特開平7−177479号公
報、さらには、映像の遅延量に応じて音声を遅延させて
同期をとるという特開平8−261574号公報なども
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレームシンク
ロナイザは以上のように構成されているので、映像信号
と音声信号との遅延差は音声信号可変遅延手段2にて調
整され、この音声信号を自局内の基準同期に同期させる
には、音声入力信号103の値を適宜削除したり繰り返
したりする必要があり、この音声信号の値を適宜削除し
たり繰り返したりする際に、音声の連続性が途切れるこ
とがあるという課題があった。
【0008】また、フレームシンクロナイザ手段1にお
ける、あるフレームの削除やあるフレームの2度読みを
行うタイミングは、メモリの充足状態に基づいて行われ
ているため、フレームの削除やフレームの2度読みを行
う際に、画像の動きの連続性が途切れることがあるとい
う課題もあった。
【0009】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、音声の連続性が途切れることのな
いフレームシンクロナイザを得ることを目的とする。
【0010】また、この発明は、画像の動きの連続性が
途切れることのないフレームシンクロナイザを得ること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフレーム
シンクロナイザは、フレームシンクロナイザ手段に蓄積
された映像信号を読み出す際、映像信号リード制御手段
が、映像入力フレームパルスと映像出力フレームパルス
の間の入出力フレーム位相差に基づいて、その入出力フ
レーム位相差が1フレームに近くなると、読み出しを予
定していたフレーム以外のフレームにおける映像信号を
読み出すようにフレームシンクロナイザ手段の制御を行
い、そのときフレームシンクロナイザ手段からの映像信
号読み出しのために用いられる映像出力クロックより生
成した音声出力クロックに基づいて、音声入力信号をそ
の音声出力クロックのサンプリングレートに変換するよ
うにしたものである。
【0012】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、映像信号並べ換え手段に入力された映像信号をフレ
ームの順序を並べ換えて出力する際、映像信号リード制
御手段が、映像入力フレームパルスと映像出力フレーム
パルスの間の入出力フレーム位相差に基づいて、その入
出力フレーム位相差が1フレームに近くなると、読み出
しを予定していたフレーム以外のフレームにおける映像
信号を読み出すように映像信号並べ換え手段の制御を行
い、そのとき映像信号並べ換え手段からの映像信号読み
出しのために用いられる映像出力クロックより生成した
音声出力クロックに基づいて、音声入力信号をその音声
出力クロックのサンプリングレートに変換するようにし
たものである。
【0013】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、入出力フレーム位相差が1フレームに近くなった場
合には、読み出す予定であったフレームの直前あるいは
直後のフレームより映像信号の読み出しを行うようにし
たものである。
【0014】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、映像入力信号が静止画状態である場合に、入出力フ
レーム位相差が1フレームに近くなると、読み出しを予
定していたフレーム以外のフレームにおける映像信号を
読み出すためのリード制御信号を、映像リード制御手段
より出力するようにしたものである。
【0015】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、映像入力信号がシーンチェンジの直前あるいは直後
である場合に、入出力フレーム位相差が1フレームに近
くなると、読み出しを予定していたフレーム以外のフレ
ームにおける映像信号を読み出すためのリード制御信号
を、映像リード制御手段より出力するようにしたもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるフ
レームシンクロナイザの概略構成を示すブロック図であ
る。図において、1は複数のフレームメモリを備え、映
像信号として複数フレームの映像入力信号を蓄積するこ
とのできるフレームシンクロナイザ手段である。3aは
このフレームシンクロナイザ手段1の入力端子であり、
4aはこのフレームシンクロナイザ手段1の出力端子で
ある。101は入力端子3aより入力されてフレームシ
ンクロナイザ手段1のフレームメモリに蓄積される上記
映像入力信号であり、102はフレームシンクロナイザ
手段1のフレームメモリより読み出されて出力端子4a
に出力される映像出力信号である。なお、これらは図7
に同一符号を付して示した各部に相当するものである。
【0017】5はこのフレームシンクロナイザ手段1の
各フレームメモリへの映像入力信号101の書き込みを
制御する映像信号ライト制御手段であり、3c,3dは
この映像信号ライト制御手段5の入力端子である。10
6は入力端子3cより映像信号ライト制御手段5に入力
される映像入力フレームパルス、107は入力端子3d
より映像信号ライト制御手段5に入力される映像入力ク
ロックであり、108はこれら映像入力フレームパルス
106および映像入力クロック107に基づいて、映像
信号ライト制御手段5からフレームシンクロナイザ手段
1に送出される、映像入力信号101の書き込みを制御
するためのライト制御信号である。
【0018】6は上記フレームシンクロナイザ手段1の
各フレームメモリからの映像出力信号101の読み出し
を制御する映像信号リード制御手段であり、3e,3f
はこの映像信号リード制御手段6の入力端子である。1
09は入力端子3eより映像信号リード制御手段6に入
力される映像出力フレームパルス、110は入力端子3
fより映像信号リード制御手段6に入力される映像出力
クロックであり、111はこれら映像出力フレームパル
ス109および映像出力クロック110に基づいて、映
像信号リード制御手段6からフレームシンクロナイザ手
段1に送出される、映像出力信号102の読み出しを制
御するためのリード制御信号である。
【0019】7は映像信号ライト制御手段5に入力され
る映像入力フレームパルス106と映像入力クロック1
07、および映像信号リード制御手段6に入力される映
像出力フレームパルス109と映像出力クロック110
が分岐入力されて、その映像入力フレームパルス106
と映像出力フレームパルス109との位相差を測定する
入出力フレーム位相差検出手段である。112はこの入
出力フレーム位相差検出手段7より映像信号リード制御
手段6に送出される入出力フレーム位相差である。
【0020】8は映像信号リード制御手段6に入力され
る映像出力クロック110が分岐入力され、この映像出
力クロック110に基づいて音声出力クロックを生成す
る音声出力クロック生成手段であり、113はこの音声
出力クロック生成手段8で生成された音声出力クロック
である。
【0021】9はこの音声出力クロック生成手段8から
の音声出力クロック113に基づいて、音声入力信号を
当該音声出力クロック113のサンプリングレートに変
換するサンプリングレート変換手段である。3g,3h
はこのサンプリングレート変換手段9の入力端子であ
り、4cはこのサンプリングレート変換手段9の出力端
子である。103は入力端子3hよりサンプリングレー
ト変換手段9に入力される上記音声入力信号、104は
サンプリングレート変換手段9より出力端子4cに出力
される音声出力信号であり、114は入力端子3gより
サンプリングレート変換手段9に入力される音声入力ク
ロックである。
【0022】次に動作について説明する。入力端子3a
より入力された映像入力信号101はフレームシンクロ
ナイザ手段1に与えられる。一方、入力端子3cより入
力された映像入力フレームパルス106、および入力端
子3dより入力された映像入力クロック107は、映像
信号ライト制御手段5に与えられるとともに、入出力フ
レーム位相差検出手段7にも分岐入力される。また、入
力端子3eより入力された映像出力フレームパルス10
9および入力端子3fより入力された映像出力クロック
110は、映像信号リード制御手段6に与えられるとと
もに、入出力フレーム位相差検出手段7にも分岐入力さ
れる。
【0023】入出力フレーム位相差検出手段7は入力さ
れたこれら映像入力フレームパルス106および映像出
力フレームパルス109と、映像入力クロック107お
よび映像出力クロック110に基づいて、映像入力フレ
ームパルス106と映像出力フレームパルス109との
位相差を測定し、得られた入出力フレーム位相差112
を映像信号リード制御手段6に対して出力する。
【0024】映像信号リード制御手段6は入力端子3e
より映像出力フレームパルス109が入力されると、入
力端子3fからの映像出力クロック110にしたがって
フレームシンクロナイザ手段1のフレームメモリからの
映像出力信号102の読み出しを制御するためのリード
制御信号111を生成する。そのとき、このリード制御
信号111は、入出力フレーム位相差検出手段7から受
け取った入出力フレーム位相差112に基づいて、当該
入出力フレーム位相差112が1フレームに近づくと、
読み出す予定であったフレームにおける映像信号を読み
出す代わりに、他のフレームにおける映像信号を読み出
させるようにフレームシンクロナイザ手段1を制御する
ものである。
【0025】なお、そのとき、上記入出力フレーム位相
差112が1フレームに近くなった場合に、映像信号を
読み出す予定であったフレームの代わりに読み出される
他のフレームを、当該映像信号を読み出す予定であった
フレームの直前あるいは直後のフレームとすれば、画像
の動きの連続性に途切れがなく、かつ映像信号と音声信
号の遅延差を常に一定値以下に抑えることのできるフレ
ームシンクロナイザを実現することができる。
【0026】一方、映像信号ライト制御手段5も同様
に、入力端子3cより映像入力フレームパルス106が
入力されると、入力端子3dからの映像入力クロック1
07にしたがってフレームシンクロナイザ手段1のフレ
ームメモリへの映像入力信号101の書き込みを制御す
るためのライト制御信号108を生成する。
【0027】フレームシンクロナイザ手段1は入力端子
3aより入力された映像入力信号101を、この映像信
号ライト制御手段5から受け取ったライト制御信号10
8にしたがってフレームメモリに蓄積し、このフレーム
メモリに蓄積されている映像信号を、映像信号リード制
御手段6から受け取ったリード制御信号111にしたが
って読み出し、映像出力信号102として出力端子4a
より出力する。
【0028】ここで、図2はこのフレームシンクロナイ
ザ手段1の内部構成の一例を示すブロック図であり、相
当部分には図1と同一符号を付してその説明を省略す
る。図において、21は入力端子3aより入力された映
像入力信号101を1フレームずつ、映像信号として蓄
積する複数のフレームメモリである。22は1フレーム
分の映像信号をどのフレームメモリ21に書き込むかを
選択する選択手段であり、23はどのフレームメモリ2
1に書き込まれている映像信号を読み出すかを選択する
選択手段である。3iはライト制御信号108が選択手
段22の選択制御信号として入力される入力端子であ
り、3jは映像信号リード制御手段6からのリード制御
信号111が選択手段23の選択制御信号として入力さ
れる入力端子である。
【0029】このように構成されたフレームシンクロナ
イザ手段1に入力端子3aより与えられた映像入力信号
101は選択手段22に入力される。この選択手段22
には入力端子3iより、映像信号ライト制御手段5から
のライト制御信号108が選択制御信号として入力され
ている。選択手段22はこのライト制御信号108にし
たがってフレームメモリ21を順番に選択し、そこに入
力端子3aより入力された映像入力信号101を1フレ
ーム分ずつ蓄積してゆく。
【0030】また、選択手段23には入力端子3jよ
り、映像信号リード制御手段6からのリード制御信号1
11が選択制御信号として入力されている。選択手段2
3はこのリード制御信号111にしたがってフレームメ
モリ21を順番に選択し、そこに蓄積されている1フレ
ーム分の映像信号を読み出してゆく。読み出された映像
信号は映像出力信号102として出力端子4aより出力
される。
【0031】一方、映像信号リード制御手段6に入力端
子3fより入力された、フレームシンクロナイザ手段1
のフレームメモリ21に蓄積されている映像信号の読み
出しのために用いられる映像出力クロック110は、音
声出力クロック生成手段8にも分岐入力されている。音
声出力クロック生成手段8はこの映像出力クロック11
0に基づいて、音声出力信号104の出力を制御するた
めの音声出力クロック113を生成し、それをサンプリ
ングレート変換手段9に送出する。
【0032】サンプリングレート変換手段9にはこの音
声出力クロック生成手段8からの音声出力クロック11
3とともに、音声入力信号103の入力を制御する音声
入力クロック114が入力端子3gより入力されてい
る。サンプリングレート変換手段9は入力端子3hより
入力された音声入力信号103をその音声入力クロック
114にしたがって取り込み、それを音声出力クロック
113のサンプリングレートに変換して、音声出力信号
104として出力端子4cより出力する。
【0033】以上のように、この実施の形態1によるフ
レームシンクロナイザでも、従来のフレームシンクロナ
イザと同様に、フレームシンクロナイザ手段1は、複数
のフレームメモリ21を持っており、このフレームメモ
リ21への書き込みは入力信号の同期により行い、読み
出しは自局内の基準同期により行っている。そのときフ
レームシンクロナイザ手段1では、フレームメモリ21
内に蓄積された映像信号を順番に読み出してゆき、各フ
レームメモリ21の蓄積映像信号がまだどれも読まれて
いない状態になった場合には、あるフレームメモリ21
の内容を削除し、また各フレームメモリ21の蓄積映像
信号がすべて読まれている状態になった場合には、ある
フレームメモリ21の内容を再度読み出す。
【0034】この実施の形態1では、入出力フレーム位
相差検出手段7が映像入力フレームパルス106と映像
出力フレームパルス109の位相差を検出し、検出され
た位相差を入出力フレーム位相差112として映像信号
リード制御手段6に与え、映像信号リード制御手段6が
リード制御信号111をフレームシンクロナイザ手段1
に入力して上記制御を行わせることにより、フレームシ
ンクロナイザ機能が実現される。
【0035】なお、フレームシンクロナイザ手段1内の
各フレームメモリ21の蓄積信号がすべて読まれている
状態になった場合に、必ずしもあるフレームを再度読み
出す必要はなく、あるフィールドを再度読み出すように
してもよい。これにより、出力画像における画像の動き
の連続性を向上させることができる。
【0036】一方、この実施の形態1では、音声出力ク
ロック生成手段8が、映像出力クロック110に同期し
た音声出力クロック113を生成し、これをサンプリン
グレート変換手段9に出力クロックとして与えているの
で、サンプリングレート変換手段9において、音声入力
信号103を映像出力信号102に同期した音声出力信
号104に変換することにより、音声入力信号103の
音声信号値を削除したり繰り返したりする必要がなくな
る。
【0037】このように、この実施の形態1によれば、
音声に途切れがなく、かつ映像信号と音声信号の遅延差
を常に一定値以下に抑えることが可能なフレームシンク
ロナイザを実現することができるという効果が得られ、
また、読み出す予定であったフレームの直前、直後のフ
レームより映像信号を読み出せば、出力画像における画
像の動きの連続性を向上させることができるという効果
も得られる。
【0038】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるフレームシンクロナイザの概略構成を示すブ
ロック図であり、相当部分には図1と同一の符号を付し
てその説明を省略する。図において、10は映像入力信
号101のフレーム順序を並べ換え、映像出力信号10
2として出力する映像信号並べ換え手段である。3kは
映像入力信号101が入力される、この映像信号並べ換
え手段10の入力端子であり、4dは映像出力信号10
2が出力される、この映像信号並べ換え手段10の出力
端子である。なお、この実施の形態2によるフレームシ
ンクロナイザは、図1に示したフレームシンクロナイザ
手段1の代わりにこの映像信号並べ換え手段10が設け
られている点で実施の形態1とは異なっている。
【0039】また、図4はこの映像信号並べ換え手段1
0における映像信号の並べ換えの一例を示す説明図であ
り、同図(a)には映像信号並べ換え手段10に入力さ
れる映像信号のフレームの順序が示され、同図(b)に
は映像信号並べ換え手段10より出力される映像信号の
フレームの順序が示されている。
【0040】次に動作について説明する。現在、ディジ
タル放送や通信において、最も汎用的な符号化方式とし
ては、MPEG(Moving Picture Ex
perts Group)方式が挙げられる。このMP
EG方式における主要な符号化ツールは、動き補償予測
とDCT(Discrete Cosine Tran
sform;離散コサイン変換)であるが、この動き補
償予測のために、通常、映像入力信号101は、フレー
ム順序を並べ換えて符号化を行う。
【0041】この映像信号の並べ換えの一例を図4に示
す。図4に示す例では、フレーム番号が・・・・,0,
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,・
・・・の順番で映像信号並べ換え手段10に入力された
映像信号が、・・・・,2,0,1,5,3,4,8,
6,7,11,9,10,・・・・の順番に並べ換えら
れて映像信号並べ換え手段10より出力されている。こ
の映像信号の並べ換えは、複数のフレームメモリ、ある
いはそれに相当するメモリによって実現される。なお、
この並べ換えを行うための映像信号並べ換え手段10の
構成は、図2に示した実施の形態1におけるフレームシ
ンクロナイザ手段1と同等であるため、ここではその説
明は省略する。
【0042】映像信号リード制御手段6は入力端子3
e,3fより入力される映像出力フレームパルス109
および映像出力クロック110にしたがって、映像信号
並べ換え手段10のフレームメモリより映像信号を出力
させるためのリード制御信号111を生成する。そのと
き、このリード制御信号111は、入出力フレーム位相
差検出手段7から受け取った入出力フレーム位相差11
2に基づいて、当該入出力フレーム位相差112が1フ
レームに近づくと、読み出す予定であったフレームより
映像信号を出力させる代わりに、他のフレームより映像
信号を出力させるように映像信号並べ換え手段10を制
御するものである。
【0043】なお、そのとき、入出力フレーム位相差1
12が1フレームに近くなった場合に、映像信号を出力
する予定であったフレームの代わりに読み出される他の
フレームを、当該映像信号を出力する予定であったフレ
ームの直前あるいは直後のフレームとすれば、画像の動
きの連続性に途切れがなく、かつ映像信号と音声信号の
遅延差を常に一定値以下に抑えることのできるフレーム
シンクロナイザを実現することができる。
【0044】この発明の実施の形態2では、映像信号並
べ換え手段10が、複数のフレームメモリを持ってお
り、このフレームメモリへの書き込みは入力信号の同期
により行い、読み出しは自局内の基準同期により行う。
このとき、フレームメモリ内に蓄積された映像信号を並
べ換えた順番に読み出してゆき、フレームメモリ内の信
号がまだどれも読まれていない状態になった場合には、
あるフレームの内容を削除することによって、また、フ
レームメモリ内の信号がすべて読まれている状態になっ
た場合には、あるフレームの内容を再度読み出すことに
よって、フレームシンクロナイザ機能を実現している。
【0045】この実施の形態2でも実施の形態1の場合
と同様に、入出力フレーム位相差検出手段7が映像入力
フレームパルス106と映像出力フレームパルス109
の位相差を検出し、この検出された入出力フレーム位相
差112を映像信号リード制御手段6に与え、映像信号
リード制御手段6がリード制御信号111を映像信号並
べ換え手段10に入力して上記制御を行わせることによ
り、フレームシンクロナイザ機能が実現される。
【0046】なお、映像信号並べ換え手段10内の各フ
レームメモリの信号がすべて読まれている状態になった
場合に、必ずしもあるフレームを再度読み出す必要はな
く、あるフィールドを再度読み出すようにしてもよい。
これにより、出力画像における画像の動きの連続性を向
上させることができる。
【0047】一方、この実施の形態2でも実施の形態1
と同様に、音声出力クロック生成手段8が、映像信号並
べ換え手段10からの映像信号の読み出しに用いる映像
出力クロック110に同期した音声出力クロック113
を生成し、これをサンプリングレート変換手段9に出力
クロックとして与える。こうして、サンプリングレート
変換手段9において、音声入力信号103を映像出力信
号102に同期した音声出力信号104に変換すること
により、音声入力信号103の音声信号値を削除したり
繰り返したりする必要がなくなる。
【0048】このように、この実施の形態2によれば、
音声に途切れがなく、かつ映像信号と音声信号の遅延差
を常に一定値以下に抑えることが可能なフレームシンク
ロナイザを実現することができるという効果が得られ、
また、読み出す予定であったフレームの直前、直後のフ
レームより映像信号を読み出せば、出力画像における画
像の動きの連続性を向上させることができるという効果
も得られる。
【0049】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるフレームシンクロナイザの概略構成を示すブ
ロック図であり、相当部分には図1と同一の符号を付し
てその説明を省略する。図において、11は入力端子3
aより入力された映像入力信号101が分岐入力され
て、当該映像入力信号101が静止画状態にあるか否か
を検出する静止画検出手段であり、115はこの静止画
検出手段11より映像信号リード制御手段6に出力され
る静止画検出結果である。
【0050】なお、映像信号リード制御手段6は、この
静止画検出手段11より出力される静止画検出結果11
5が静止画状態であった場合に、入出力フレーム位相差
検出手段7から受け取った入出力フレーム位相差112
に基づいて、当該入出力フレーム位相差112が1フレ
ームに近づくと、読み出す予定であったフレームにおけ
る映像信号を読み出す代わりに、他のフレームにおける
映像信号を読み出させるように、フレームシンクロナイ
ザ手段1を制御するためのリード制御信号111を生成
する点で、図1に同一符号を付して示した実施の形態1
におけるそれとは異なっている。
【0051】次に動作について説明する。この実施の形
態3によるフレームシンクロナイザは静止画検出手段1
1を備えており、この静止画検出手段11には入力端子
3aよりフレームシンクロナイザ手段1に与えられた映
像入力信号101が分岐入力されている。静止画検出手
段11は当該映像入力信号101が現在静止画状態であ
るか否かを検出し、静止画検出結果115を映像信号リ
ード制御手段6に出力する。映像信号リード制御手段6
はこの静止画検出結果115に基づき、映像入力信号1
01が静止画状態である場合には、実施の形態1の場合
と同様に、フレームシンクロナイザ手段1のフレームメ
モリの内容の削除あるいは2度読みを実行する。
【0052】すなわち、入出力フレーム位相差検出手段
7より出力される入出力フレーム位相差112がある値
を超えた後、上記静止画検出結果115が静止画状態に
なった場合には、ただちに上記フレームメモリの内容の
削除や2度読みを行う。このとき、静止画検出結果11
5が静止画状態にならない場合には、通常通り、フレー
ムシンクロナイザ手段1のフレームメモリへのリードラ
イトが破綻しないタイミングで、上記フレームメモリの
内容の削除や2度読みを行う。このような制御により、
映像出力信号102による画像の動きの連続性を向上さ
せることができる。
【0053】ここで、静止画検出手段11では、たとえ
ば以下のようにして映像入力信号101が静止画状態で
あるか否かを検出する。まず、映像入力信号101の1
フレーム間の差分信号を算出し、これを絶対値化して1
フレーム間の和をとる。この1フレーム間の差分信号の
絶対値和がある閾値以下である場合に、映像入力信号1
01が静止画状態であると判断する。なお、この1フレ
ーム間の差分信号を算出するためには1フレーム分のメ
モリを必要とするが、それにはフレームシンクロナイザ
手段1が備えているフレームメモリを利用することが可
能である。
【0054】なお、上記静止画検出手段11による静止
画状態の検出方法はその一例を示したものであり、他の
方法で静止画状態を検出してもかまわない。すなわち、
この発明は、静止画検出手段11における静止画状態の
検出方法そのものを規定するものではない。
【0055】また、上記説明においては、実施の形態1
に示したフレームシンクロナイザ手段1を備えたフレー
ムシンクロナイザに適用したものを示したが、実施の形
態2に示した映像信号並べ換え手段10を備えたフレー
ムシンクロナイザに適用することも可能であり、実施の
形態1に示したフレームシンクロナイザに適用したもの
と同様の効果を奏する。
【0056】このように、この実施の形態3によれば、
画像の動きの連続性に途切れがなく、かつ映像信号と音
声信号の遅延差を常に一定値以下に抑えることのできる
フレームシンクロナイザが実現できるという効果が得ら
れる。
【0057】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるフレームシンクロナイザの概略構成を示すブ
ロック図であり、相当部分には図1と同一の符号を付し
てその説明を省略する。図において、12は入力端子3
aより入力された映像入力信号101が分岐入力され
て、当該映像入力信号101がシーンチェンジの直前あ
るいは直後にあるか否かを検出するシーンチェンジ検出
手段であり、116はこのシーンチェンジ検出手段12
より映像信号リード制御手段6に出力されるシーンチェ
ンジ検出結果である。
【0058】なお、映像信号リード制御手段6は、この
シーンチェンジ検出手段12より出力されるシーンチェ
ンジ検出結果116がシーンチェンジの直前あるいは直
後であった場合に、入出力フレーム位相差検出手段7か
ら受け取った入出力フレーム位相差112に基づいて、
当該入出力フレーム位相差112が1フレームに近づく
と、読み出す予定であったフレームにおける映像信号を
読み出す代わりに、他のフレームにおける映像信号を読
み出させるように、フレームシンクロナイザ手段1を制
御するためのリード制御信号111を生成する点で、図
1に同一符号を付して示した実施の形態1におけるそれ
とは異なっている。
【0059】次に動作について説明する。この実施の形
態4によるフレームシンクロナイザはシーンチェンジ検
出手段12を備えており、このシーンチェンジ検出手段
12には入力端子3aよりフレームシンクロナイザ手段
1に与えられた映像入力信号101が分岐入力されてい
る。シーンチェンジ検出手段12は当該映像入力信号1
01が現在シーンチェンジ直前あるいは直後であるか否
かを検出し、シーンチェンジ検出結果116を映像信号
リード制御手段6に出力する。映像信号リード制御手段
6はこのシーンチェンジ検出結果116に基づき、映像
入力信号101がシーンチェンジの直前あるいは直後で
ある場合には、実施の形態1の場合と同様に、フレーム
シンクロナイザ手段1のフレームメモリの内容の削除あ
るいは2度読みを実行する。
【0060】すなわち、入出力フレーム位相差検出手段
7より出力される入出力フレーム位相差112がある値
を超えた後、シーンチェンジが生じた場合には、ただち
に上記フレームメモリの内容の削除や2度読みを行う。
このとき、シーンチェンジが生じない場合には、通常通
り、フレームシンクロナイザ手段1のフレームメモリへ
のリードライトが破綻しないタイミングで、上記フレー
ムメモリの内容の削除や2度読みを行う。このような制
御により、映像出力信号102による画像の動きの連続
性を向上させることができる。
【0061】ここで、シーンチェンジ検出手段12で
は、たとえば以下のようにしてシーンチェンジを検出す
る。まず、映像入力信号101の1フレーム間の差分信
号を算出し、これを絶対値化して1フレーム間の和をと
る。この1フレーム間の差分信号の絶対値和がある閾値
以上である場合に、映像入力信号101がシーンチェン
ジされていると判断する。なお、この1フレーム間の差
分信号を算出するためには1フレーム分のメモリを必要
とするが、それにはフレームシンクロナイザ手段1が備
えているフレームメモリを利用することが可能である。
【0062】なお、上記シーンチェンジ検出手段12に
よるシーンチェンジの検出方法はその一例を示したもの
であり、他の方法でシーンチェンジを検出してもかまわ
ない。すなわち、この発明は、シーンチェンジ検出手段
12におけるシーンチェンジ検出方法そのものを規定す
るものではない。
【0063】また、上記説明においては、実施の形態1
に示したフレームシンクロナイザ手段1を備えたフレー
ムシンクロナイザに適用したものを示したが、実施の形
態2に示した映像信号並べ換え手段10を備えたフレー
ムシンクロナイザに適用することも可能であり、実施の
形態1に示したフレームシンクロナイザに適用したもの
と同様の効果を奏する。
【0064】このように、この実施の形態4によれば、
画像の動きの連続性に途切れがなく、かつ映像信号と音
声信号の遅延差を常に一定値以下に抑えることのできる
フレームシンクロナイザが実現できるという効果が得ら
れる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、映像
信号リード制御手段のリード制御信号に基づいて、フレ
ームシンクロナイザ手段に蓄積された映像信号の読み出
しを制御し、その時用いられる映像出力クロックより生
成した音声出力クロックにて音声入力信号のサンプリン
グレートを変換するように構成したので、音声信号を削
除したりあるいは繰り返したりすることがなくなって、
音声が途切れることがなく、かつ映像信号と音声信号の
遅延差を常に一定値以下に抑えることが可能なフレーム
シンクロナイザが得られる効果がある。
【0066】また、この発明によれば、映像信号リード
制御手段のリード制御信号に基づいて、映像信号並べ換
え手段からの映像信号の出力を制御し、その時用いられ
る映像出力クロックより生成した音声出力クロックにて
音声入力信号のサンプリングレートを変換するように構
成したので、音声信号を削除したりあるいは繰り返した
りすることがなくなって、音声が途切れることがなく、
かつ映像信号と音声信号の遅延差を常に一定値以下に抑
えることが可能なフレームシンクロナイザが得られる効
果がある。
【0067】また、この発明によれば、入出力フレーム
位相差が1フレームに近くなった場合に読み出される他
のフレームを、読み出す予定であったフレームの直前あ
るいは直後のフレームとしたので、画像の動きの連続性
に途切れがなく、かつ映像信号と音声信号の遅延差を常
に一定値以下に抑えることが可能なフレームシンクロナ
イザが得られる効果がある。
【0068】また、この発明に係るフレームシンクロナ
イザは、映像入力信号が静止画状態の時に入出力フレー
ム位相差が1フレームに近くなると、読み出しを予定し
ていたフレーム以外のフレームより映像信号を読み出す
ように構成したので、画像の動きの連続性に途切れがな
く、かつ映像信号と音声信号の遅延差を常に一定値以下
に抑えることが可能なフレームシンクロナイザが得られ
る効果がある。
【0069】また、この発明に係るフレームシンクロナ
イザは、映像入力信号がシーンチェンジの直前あるいは
直後である時に入出力フレーム位相差が1フレームに近
くなると、読み出しを予定していたフレーム以外のフレ
ームより映像信号を読み出すように構成したので、画像
の動きの連続性に途切れがなく、かつ映像信号と音声信
号の遅延差を常に一定値以下に抑えることが可能なフレ
ームシンクロナイザが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフレームシン
クロナイザの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 上記実施の形態1におけるフレームシンクロ
ナイザ手段の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるフレームシン
クロナイザの概略構成を示すブロック図である。
【図4】 上記実施の形態2における映像信号の並べ換
えの一例を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるフレームシン
クロナイザの概略構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるフレームシン
クロナイザの概略構成を示すブロック図である。
【図7】 従来のフレームシンクロナイザの概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 フレームシンクロナイザ手段、6 映像信号リード
制御手段、7 入出力フレーム位相差検出手段、8 音
声出力クロック生成手段、9 サンプリングレート変換
手段、10 映像信号並べ換え手段、11 静止画検出
手段、12 シーンチェンジ検出手段、101 映像入
力信号、102 映像出力信号、103音声入力信号、
104 音声出力信号、106 映像入力フレームパル
ス、109 映像出力フレームパルス、110 映像出
力クロック、111 リード制御信号、112 入出力
フレーム位相差、113 音声出力クロック、115静
止画検出結果、116 シーンチェンジ検出結果。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風山 雅裕 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C020 AA14 CA15 5C023 AA40 BA01 BA09 BA16 CA02 CA04 DA04 EA15 EA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数フレームの映像入力信号を映像信号
    として蓄積し、それを順次映像出力信号として出力する
    フレームシンクロナイザ手段と、 前記フレームシンクロナイザ手段への映像信号の蓄積の
    ための映像入力フレームパルスと、前記フレームシンク
    ロナイザ手段からの映像信号の読み出しのための映像出
    力フレームパルスとの位相差を測定する入出力フレーム
    位相差検出手段と、 前記入出力フレーム位相差検出手段の出力である入出力
    フレーム位相差に基づいて、その入出力フレーム位相差
    が1フレームに近くなると、読み出しを予定していたフ
    レーム以外のフレームにおける映像信号を読み出すよう
    に、前記フレームシンクロナイザ手段を制御するための
    リード制御信号を生成する映像信号リード制御手段と、 前記フレームシンクロナイザ手段から映像信号を読み出
    すための映像出力クロックに基づいて音声出力クロック
    を生成する音声出力クロック生成手段と、 前記音声出力クロックに基づいて音声入力信号をその音
    声出力クロックのサンプリングレートに変換し、音声出
    力信号として出力するサンプリングレート変換手段とを
    備えたフレームシンクロナイザ。
  2. 【請求項2】 複数フレームの映像入力信号を映像信号
    として蓄積し、そのフレームの順序を並べ換えて、それ
    を映像出力信号として出力する映像信号並べ換え手段
    と、 前記映像信号並べ換え手段へ映像信号を入力するための
    映像入力フレームパルスと、前記映像信号並べ換え手段
    から映像信号を出力するための映像出力フレームパルス
    との位相差を測定する入出力フレーム位相差検出手段
    と、 前記入出力フレーム位相差検出手段の出力である入出力
    フレーム位相差に基づいて、その入出力フレーム位相差
    が1フレームに近くなると、出力する予定であったフレ
    ーム以外のフレームにおける映像信号を出力させるよう
    に、前記映像信号並べ換え手段を制御するためのリード
    制御信号を生成する映像信号リード制御手段と、 前記映像信号並べ換え手段から映像信号を出力するため
    の映像出力クロックに基づいて音声出力クロックを生成
    する音声出力クロック生成手段と、 前記音声出力クロックに基づいて音声入力信号をその音
    声出力クロックのサンプリングレートに変換し、音声出
    力信号として出力するサンプリングレート変換手段とを
    備えたフレームシンクロナイザ。
  3. 【請求項3】 入出力フレーム位相差が1フレームに近
    くなった場合に、映像信号を読み出す予定であったフレ
    ームに代えて読み出される他のフレームとして、当該映
    像信号を読み出す予定であったフレームの直前あるいは
    直後のフレームを用いることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のフレームシンクロナイザ。
  4. 【請求項4】 映像入力信号が入力され、当該映像入力
    信号が静止画状態であるか否かを検出する静止画検出手
    段を有するとともに、 映像信号リード制御手段が、前記静止画検出手段の出力
    する静止画検出結果が静止画状態であった場合に、入出
    力フレーム位相差検出手段の出力である入出力フレーム
    位相差に基づいて、その入出力フレーム位相差が1フレ
    ームに近くなると、読み出しを予定していたフレーム以
    外のフレームにおける映像信号を読み出すためのリード
    制御信号を生成するものであることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載のフレームシンクロナイザ。
  5. 【請求項5】 映像入力信号が入力され、当該映像入力
    信号がシーンチェンジの直前あるいは直後であるか否か
    を検出するシーンチェンジ検出手段を有するとともに、 映像信号リード制御手段が、前記シーンチェンジ検出手
    段の出力するシーンチェンジ検出結果がシーンチェンジ
    の直前あるいは直後であった場合に、入出力フレーム位
    相差検出手段の出力である入出力フレーム位相差に基づ
    いて、その入出力フレーム位相差が1フレームに近くな
    ると、読み出しを予定していたフレーム以外のフレーム
    における映像信号を読み出すためのリード制御信号を生
    成するものであることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のフレームシンクロナイザ。
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